JPH0775074A - Catvシステムにおける幹線増幅器の調整方法 - Google Patents

Catvシステムにおける幹線増幅器の調整方法

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JPH0775074A
JPH0775074A JP24070893A JP24070893A JPH0775074A JP H0775074 A JPH0775074 A JP H0775074A JP 24070893 A JP24070893 A JP 24070893A JP 24070893 A JP24070893 A JP 24070893A JP H0775074 A JPH0775074 A JP H0775074A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主増幅ユニット、分岐増幅ユニットを停波させ
ることなく交換する。 【構成】バイパス増幅器31の入力端子を入力モニタ端
子22に、その出力端子に2分配器33を接続し、2分
配器33の一方の出力を分岐モニタ端子24に他方を出
力モニタ端子23に接続する。分岐増幅ユニット41を
取り外した瞬間に分岐増幅ユニット41側を見たインピ
ーダンスが無限大となるため、第5分岐器44の分岐側
から出力側への伝送損失は分岐損失の20dBとなり、下
り高周波信号はバイパス増幅ユニット30を介して第5
分岐器44の出力側に供給され、分岐路の下流側へ伝搬
可能であり、停波は起こらない。同様に主増幅ユニット
8を取り外した瞬間に第3分岐器10の分岐側から出力
側への伝送損失は分岐損失の20dBとなり、下り高周波
信号はバイパス増幅ユニット31を介して第3分岐器1
0の出力側に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムの伝
送路に挿入されている幹線増幅器の調整方法に関する。
特に、停波させることなく、その幹線増幅器の等価ユニ
ット、擬似線路ユニット等の伝送特性ユニット、主増幅
ユニット、分岐増幅ユニット、電源ユニットを交換する
ことができる調整方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、停波を防止した装置として、CAT
V用中継増幅器において、伝送路の下流側への高周波信
号の伝送を停止させることなく、増幅器を内蔵したユニ
ットを着脱可能とした装置が知られている。この装置
は、ユニットの着脱に連動してリレーの接点を切り換え
ることにより、ユニットが伝送路から離脱された時に
は、リレーの作動により入力端子と出力端子とをバイパ
ス回路で接続するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の装
置は、ユニットが装着されている時にはリレーコイルへ
流れる駆動電流をアースにバイパスし、ユニットが離脱
される時にはアースへのバイパス回路が遮断される結
果、リレーコイルに駆動電流が流れてリレー接点が切り
替わることにより、高周波信号を入力端子から出力端子
へバイパスさせるものである。このように機械的な接点
を用いている結果、装置の耐久性が良くないという問題
がある。又、機械的な接点の切り換えであるため、切り
換え速度が遅いため、映像が瞬間だけ停止するという問
題もある。さらに、このような装置は製造コストが高く
なるという問題もある。
【0004】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、CATVシステムの伝送路
に挿入されている幹線増幅器を構成するユニット、即
ち、等価ユニット、擬似線路ユニット等の伝送特性ユニ
ット、主増幅ユニット、分岐増幅ユニット、電源ユニッ
トを、停波することなく交換できるようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】1.分岐増幅ユニットの交
請求項1に記載の発明の構成は、CATVシステムの伝
送路に挿入される幹線増幅器であって、主路に挿入され
た第1分岐器とその第1分岐器の分岐端子に接続され情
報信号を伝送路に送出するための情報信号送出端子と、
第1分岐器より下流側の主路に挿入された第2分岐器と
その第2分岐器の分岐端子に接続され伝送路から入力さ
れた高周波入力信号を監視する入力モニタ端子のうち少
なくとも1つの分岐器及び端子と、主路において第2分
岐器の下流側に挿入され主路の高周波信号を増幅する主
増幅ユニットと、主路において主増幅ユニットの下流側
に挿入された第4分岐器と、第4分岐器の分岐端子に接
続された分岐増幅ユニットと、分岐増幅ユニットの出力
端子に接続された第5分岐器と、第5分岐器の分岐端子
に接続された分岐モニタ端子とを有するCATVシステ
ム用幹線増幅器の調整方法において、高周波信号を増幅
するバイパス増幅装置の入力端子を情報信号送出端子又
は入力モニタ端子に接続し、バイパス増幅装置の出力端
子を分岐モニタ端子に接続し、その後に、分岐増幅ユニ
ットを交換し、その後に、バイパス増幅装置を取り外す
ことを特徴とする。
【0006】2.主増幅ユニットの交換 請求項2に記載の発明は、請求項1に対して、さらに、
主増幅ユニットの下流側の主路に挿入された第3分岐器
と、その第3分岐器の分岐端子に接続され前記伝送路に
出力する高周波出力信号を監視する出力モニタ端子とを
有する幹線増幅器の調整方法において、高周波信号を増
幅してそれぞれの所定信号レベルを有した2つの信号を
出力するバイパス増幅装置の入力端子を情報信号送出端
子又は入力モニタ端子に接続し、バイパス増幅装置の一
方の出力信号を分岐モニタ端子に入力させ、バイパス増
幅装置の他方の出力信号を出力モニタ端子に入力させ、
その後、第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側を見
たインピーダンスを略無限大とする操作を行い、その
後、主増幅ユニットを交換し、その後、第5分岐器の入
力端子から伝送路の上流側を見たインピーダンスを元の
線路インピーダンスに戻す操作を行い、その後に、バイ
パス増幅装置を取り外すことを特徴とする。
【0007】3.電源ユニットの交換 さらに、請求項3の発明は、請求項2に対して、さら
に、主増幅ユニット及び分岐増幅ユニットに給電するた
めの電源ユニットを有した幹線増幅器の調整方法におい
て、請求項2と同様にバイパス増幅装置を接続した後、
第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側を見たインピ
ーダンスを略無限大とする操作及び第3分岐器の入力端
子から主路の上流側を見たインピーダンスを略無限大と
する操作を行い、その後、電源ユニットを交換し、その
後、第3分岐器の入力端子から主路の上流側を見たイン
ピーダンスを元の線路インピーダンスに戻す操作及び第
5分岐器の入力端子から伝送路の上流側を見たインピー
ダンスを元の線路インピーダンスに戻す操作を行い、そ
の後に、バイパス増幅装置を取り外すことを特徴とす
る。
【0008】4.伝送特性ユニットの交換 請求項4に記載の発明は、請求項2において第2分岐器
及び入力モニタ端子を除き、第1分岐器と主増幅ユニッ
トとの間に、等価ユニット、擬似線路ユニット等の伝送
特性を調整する伝送特性ユニットが挿入された幹線増幅
器の調整方法において、バイパス増幅装置の入力端子を
情報信号送出端子に接続し、バイパス増幅装置の出力は
請求項2と同様に接続した後、第5分岐器の入力端子か
ら伝送路の上流側を見たインピーダンスを略無限大とす
る操作及び第3分岐器の入力端子から主路の上流側を見
たインピーダンスを略無限大とする操作を行い、その
後、伝送特性ユニットを交換し、その後、第3分岐器の
入力端子から主路の上流側を見たインピーダンスを線路
インピーダンスに戻す操作及び第5分岐器の入力端子か
ら伝送路の上流側を見たインピーダンスを線路インピー
ダンスに戻す操作を行い、その後に、バイパス増幅装置
を取り外すことを特徴とする。
【0009】5.その他 バイパス増幅装置の出力する信号レベルは、信号を迂回
させた時と、迂回させない時とで、幹線増幅器の出力端
子又は分岐端子での信号レベルが変化しないように調整
されている。このために、バイパス増幅装置は、等価ユ
ニットや擬似線路ユニットの伝送特性に等しい伝送特性
を有したバイパス伝送特性ユニットや分配器、分岐器、
個別に利得を可変できる2つの増幅器等を有している。
これにより、幹線増幅器の調整時における映像品質の低
下を防止できる。
【0010】
【作用及び発明の効果】1.分岐増幅器の交換 請求項1に記載の発明においては、バイパス増幅装置
が、情報信号送出端子又は入力モニタ端子と、分岐モニ
タ端子との間に、下流側に高周波信号を伝送するように
接続される。
【0011】情報信号送出端子又は入力モニタ端子と、
分岐モニタ端子との間にバイパス増幅装置を接続した状
態で、幹線増幅器へ入力する高周波信号は第1分岐器又
は第2分岐器で一部分岐され、その分岐信号は情報信号
送出端子又は入力モニタ端子、バイパス増幅装置、分岐
モニタ端子、第5分岐器を介して分岐路へ伝送される。
しかし、この状態では、バイパス増幅装置で増幅された
信号は第5分岐器を介して分岐路に戻されるが、その第
5分岐器は逆結合となっているので、逆結合損失が大き
く、実質的には、バイパス増幅装置で増幅された信号は
分岐路には送出されない。結局、この状態では、下りの
高周波信号は主増幅ユニット、第4分岐器、分岐増幅ユ
ニット、第5分岐器、分岐路へと通過することになり、
バイパス増幅装置を接続する前に比べて信号の流れる状
態は実質的に変化しない。
【0012】この状態で、分岐増幅ユニットを取り外す
と分岐増幅ユニットからは信号が出力されなくなる。し
かし、第5分岐器の入力端子から上流側の伝送路を見た
インピーダンスが無限大となるので、取り外しの瞬間
に、第5分岐器の分岐端子から出力端子への伝送損失は
分岐損失の程度となる。よって、バイパス増幅装置で増
幅された信号は分岐モニタ端子、第5分岐器の分岐端
子、第5分岐器、第5分岐器の出力端子を介して、分岐
路側へ伝送する。この時、パイパス増幅器の利得は、正
常状態における各分岐端子BR1〜BR4での信号レベ
ルと等しいレベルが得られるように調整されている。次
に、新しい分岐増幅ユニットが取付けられる。この瞬間
に、第5分岐器の分岐端子から出力端子への逆結合損失
が大きくなり、信号の伝送ルートは通常のルートとな
る。次に、バイパス増幅装置が取り外される。このよう
に、分岐路側への高周波信号の流れを停止させることな
く、分岐増幅ユニットを交換することができる。尚、主
路の信号は主増幅ユニットにより増幅された信号が伝送
され、信号の伝送ルートに変更は生じない。
【0013】2.主増幅ユニットの交換 請求項2に記載の発明においては、バイパス増幅装置の
入力端子は情報信号送出端子又は入力モニタ端子に接続
され、バイパス増幅装置の一方の出力信号は分岐モニタ
端子へ、他方の出力信号は出力モニタ端子に入力してい
る。この状態で、分岐増幅ユニットを取り外すか、その
分岐増幅ユニットの出力にスイッチを設けてそのスイッ
チを開状態とするか、そのスイッチが給電により閉状態
に保持されているスイッチなら分岐増幅ユニットへの給
電を停止させるかして、第5分岐器の入力端子から上流
側を見たインピーダンスを無限大とする操作を行う。こ
の操作により、分岐増幅ユニットからは信号が出力され
なくなるが、バイパス増幅装置で増幅された高周波信号
は分岐モニタ端子、第5分岐器の分岐端子、第5分岐
器、第5分岐器の出力端子を介して、分岐路側へと伝送
する。この結果、上記の操作による分岐路に対する停波
は防止される。
【0014】一方、主路では、主増幅ユニットで増幅さ
れた高周波信号は第4分岐器、第3分岐器を通過して、
幹線中継増幅器の出力端子から下流側へ出力される。こ
の時、第3分岐器では分岐端子から出力端子への逆結合
損失が大きいので、バイパス増幅装置で増幅された信号
は幹線中継増幅器の出力端子には伝送されない。次に、
主増幅ユニットが取り外された時、主増幅ユニットから
は信号が出力されなくなるが、第3分岐器の逆結合損失
が小さくなり、バイパス増幅装置で増幅された高周波信
号は第3分岐器を分岐端子から出力端子側に通過して、
幹線中継増幅器の出力端子に伝送される。よって、本幹
線中継増幅器の下流側へも高周波信号は伝送されるの
で、停波は起こらない。この状態で、主中継増ユニット
が交換され、次に、分岐増幅ユニットが元に取り付けら
れたり、分岐増幅ユニットの出力にスイッチがある場合
にはそのスイッチを閉状態としたり、そのスイッチの開
閉が給電に連動している場合には分岐増幅ユニットへ給
電したりして、第5分岐器の入力側から伝送路の上流側
を見たインピーダンスが元の線路インピーダンスとされ
ることで、正常時における伝送状態となる。即ち、主増
幅ユニットにより増幅された信号が分岐され、さらに、
分岐増幅ユニットにより増幅されて分岐路側に出力され
る。次に、バイパス増幅装置が取り外され、調整が終了
する。このような手順で実行されるので、主路及び分岐
路の下流側への停波は防止される。
【0015】3.電源ユニットの交換 請求項3に記載の発明においては、請求項2の発明と同
様に、バイパス増幅装置の入力端子は情報信号送出端子
又は入力モニタ端子に接続され、バイパス増幅装置の一
方の出力信号は分岐モニタ端子へ、他方の出力信号は出
力モニタ端子に入力している。
【0016】この状態で、分岐増幅ユニットを取り外す
か、その分岐増幅ユニットの出力にスイッチを設けてそ
のスイッチを開状態とするか、そのスイッチが給電によ
り閉状態に保持されているスイッチなら分岐増幅ユニッ
トへの給電を停止させるかして、第5分岐器の入力端子
から上流側を見たインピーダンスを無限大とする操作を
行う。この操作により、分岐増幅ユニットからは信号が
出力されなくなるが、バイパス増幅装置で増幅された高
周波信号は分岐モニタ端子、第5分岐器の分岐端子、第
5分岐器、第5分岐器の出力端子を介して、分岐路側へ
と伝送する。この結果、上記の操作による分岐路に対す
る停波は防止される。
【0017】又、主路では、主増幅ユニットで増幅され
た高周波信号は第4分岐器、第3分岐器を通過して、幹
線中継増幅器の出力端子から下流側へ出力される。この
時、第3分岐器では分岐端子から出力端子への逆結合損
失が大きいので、バイパス増幅装置で増幅された信号は
幹線中継増幅器の出力端子には伝送されない。次に、主
増幅ユニットを取り外すか、その主増幅ユニットの出力
にスイッチを設けてそのスイッチを開状態とするか、そ
のスイッチが給電により閉状態に保持されているスイッ
チなら主増幅ユニットへの給電を停止させるかして、第
3分岐器の入力端子から上流側を見たインピーダンスを
無限大とする操作を行う。この操作により、主増幅ユニ
ットからは信号が出力されなくなるが、第3分岐器の分
岐端子から出力端子への逆結合損失が分岐損失程度に小
さくなるので、分岐増幅ユニットで増幅された高周波信
号は出力モニタ端子、第3分岐器の分岐端子、第3分岐
器、第3分岐器の出力端子を介して、主路の下流側へと
伝送する。
【0018】よって、主増幅ユニット、分岐増幅ユニッ
トを取り外す等しても、本幹線中継増幅器の主路伝送路
及び分岐伝送路の下流側へ高周波信号は伝送されるの
で、停波は起こらない。この状態で、電源ユニットが交
換される。この時、電源ユニットが取り外された場合に
は、バイパス増幅装置への給電は、別電源を用いたり、
伝送路に重畳している電力を用いることで行われる。
【0019】尚、第5分岐器の入力端子から上流側を見
たインピーダンスを無限大とする操作を第3分岐器の入
力端子から上流側を見たインピーダンスを無限大とする
操作を先行させると、分岐路側への出力モニタ端子から
の信号の回り込みが防止されるので、調整時の画像品質
が良くなる。しかし、画像品質の若干の低下を問題にし
なければ、上記のインピーダンスを無限大とする操作は
逆順序でも良い。
【0020】次に、主増幅ユニットが元に取り付けられ
たり、主増幅ユニットの出力にスイッチがある場合には
そのスイッチを閉状態としたり、そのスイッチの開閉が
給電に連動している場合には主増幅ユニットへ給電した
りして、第3分岐器の入力側から伝送路の上流側を見た
インピーダンスが元の線路インピーダンスとされること
で、主路の下流側には主増幅ユニットで増幅された信号
が送出される。
【0021】又、分岐増幅ユニットが元に取り付けられ
たり、分岐増幅ユニットの出力にスイッチがある場合に
はそのスイッチを閉状態としたり、そのスイッチの開閉
が給電に連動している場合には分岐増幅ユニットへ給電
したりして、第5分岐器の入力側から伝送路の上流側を
見たインピーダンスが元の線路インピーダンスとされる
ことで、正常時における伝送状態となる。即ち、主増幅
ユニットにより増幅された信号が分岐され、さらに、分
岐増幅ユニットにより増幅されて分岐路側に出力され
る。次に、バイパス増幅装置が取り外され、調整が終了
する。このような手順で実行されるので、主路及び分岐
路の下流側への停波は防止される。
【0022】尚、第3分岐器の入力端子から上流側を見
たインピーダンスを線路インピーダンスに戻す操作を第
5分岐器の入力端子から上流側を見たインピーダンスを
線路インピーダンスに戻す操作に先行させると、分岐増
幅ユニットは主増幅ユニットで増幅され分岐された信号
を入力し得る状態となるので、分岐路側の停波が防止さ
れるので、望ましい。しかし、分岐路側の一次的な停波
を問題にしないなら、上記の復帰の順序は逆でも良い。
勿論、主路側はどちらの手順でも、停波は発生しない。
【0023】4.伝送特性ユニットの交換 請求項4に記載の発明は、請求項3の発明に対して、バ
イパス増幅装置の入力端子は情報信号送出端子に接続さ
れ、第1分岐器と主増幅器との間に等価ユニット、擬似
線路ユニット等の伝送特性ユニットが挿入されている幹
線増幅器を対象としている。伝送特性ユニットの交換手
順及び信号の迂回ルート、停波が発生しない理由は、3.
の電源ユニットの交換と全く同一である。
【0024】5.その他 請求項5、6、7に記載の構成とすることで、幹線中継
器の調整時における画像品質の低下がさらに防止され
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は双方向幹線増幅器の構成を示したブロッ
ク図である。幹線増幅器の入力端子2、出力端子3は、
それぞれ、伝送路1a、1bに接続されている。高周波
信号が流れる主路には、下り高周波信号の流れる方向に
沿って、入力端子2、第1分岐器3、分波器4、等価ユ
ニット5、擬似線路ユニット6、第2分岐器7、増幅ユ
ニット8、分岐器9、第3分岐器10、分波器11、出
力端子3が設けられている。尚、本実施例では、等価ユ
ニット5、擬似線路ユニット6が伝送特性ユニットに対
応する。一般的には、伝送特性ユニットは、周波数特性
等の伝送特性を調整する任意の回路ユニットであり、そ
の他、フィルタ、分波器等が対応する。又、伝送特性ユ
ニットは増幅ユニット8の入力側、出力側の全てに挿入
されている伝送特性を調整する全ての回路を含む。
【0026】次に、高周波信号の分岐経路として、第1
分岐器3に情報信号送出端子であるステータス信号送出
端子21、第2分岐器7に入力モニタ端子22、分岐器
9に分岐中継ユニット40、第3分岐器10に出力モニ
タ端子23が、それぞれ、接続されている。
【0027】一方、上り高周波信号の流れる方向には、
分波器11、分岐器51、分岐器52、増幅ユニット5
3、擬似線路ユニット54、等価ユニット55、分岐器
56、分波器4が配設されている。そして、分岐器52
には入力モニタ端子61、分岐器56には出力モニタ端
子63、分岐器51には分岐中継ユニット40が接続さ
れている。
【0028】又、分岐中継ユニット40は、下り高周波
信号を増幅する分岐増幅ユニット41、上り高周波信号
を増幅する分岐増幅ユニット42、分波器43を有して
いる。分波器43の出力信号は、順に、分岐器44、分
配器45へと伝搬し、分配器45で2分配された信号
は、それぞれ、分配器46、47でさらに2分配され
る。その結果、分岐端子BR1〜BR4から分岐された
信号が送出される。尚、分岐器44には分岐モニタ端子
24が接続されている。
【0029】又、増幅ユニット8、53、分岐増幅ユニ
ット41、42へ給電するための電源ユニット12が設
けられている。幹線増幅器は以上のように構成されてい
る。幹線増幅器の修理において、主として、下り高周波
信号が停波することが問題となる。よって、本実施例で
は、下り側の主路に挿入された等価ユニット5、擬似線
路ユニット6、増幅ユニット8を交換する時に下り高周
波信号を停波させないようにしている。
【0030】1.分岐増幅ユニットの交換 入力モニタ端子22と分岐モニタ端子24との間に高周
波信号を下り方向に増幅するバイパス増幅器30を接続
する。入力モニタ端子22は、主増幅ユニット8に入力
される下り高周波信号を取り出すための端子である。分
岐モニタ端子24は分岐路に出力される高周波信号の一
部を取り出すための端子である。バイパス増幅器30の
利得は、信号を迂回させない時(通常の状態)と信号を
迂回させた時(調整時)とにおいて、分岐端子BR1〜
BR4の信号レベルが変化しないような利得に調整され
ている。
【0031】上記のように、バイパス増幅器30を入力
モニタ端子22と分岐モニタ端子24との間に接続した
状態では、伝送路1aから入力された下り高周波信号
は、第2分岐器7で一部分岐される。そして、その分岐
高周波信号は、バイパス増幅器30、分岐モニタ端子2
4を介して第5分岐器44へ伝送される。しかしなが
ら、第5分岐器44の分岐端子から出力端子への伝送損
失は逆結合損失40dBと大きく、実質的に、バイパス増
幅器30で増幅された分岐高周波信号は分岐路側へ出力
されない。この状態では、高周波信号は、主増幅ユニッ
ト8で増幅されて、伝送路1bへ伝送されると共に、第
4分岐器9で高周波信号の一部が分岐され、その分岐信
号は分岐増幅ユニット41で増幅されて、分配器45、
分配器46、47により4分配されて、分岐路へと伝送
される。よって、下り高周波信号の停波は主路、分岐路
に対して起こらない。
【0032】次に、上記の状態において、分岐増幅ユニ
ット41を取り外す。取り外した瞬間に、第5分岐器4
4の入力端子から分岐増幅ユニット41側を見たインピ
ーダンスが無限大となるため、第5分岐器44の分岐端
子から出力端子への伝送損失は略分岐損失程度の20dB
となる。よって、この状態で、下り高周波信号はバイパ
ス増幅器30、第5分岐器44の分岐端子、第5分岐
器、第5分岐器の出力端子の経路で分岐路側に迂回され
る。よって、下り高周波信号は分岐路の下流側へ伝搬可
能であり、停波は起こらない。
【0033】次に、新しい分岐増幅ユニット41が取り
付けられる。この状態は、そられのユニットを取り外す
前の状態と同じであるから、下り信号の停波は起こらな
い。
【0034】次に、バイパス増幅器30を入力モニタ端
子22と分岐モニタ端子24とから取り外す。このよう
にして、下り高周波信号を停波させることなく初期状態
に復帰させることができる。
【0035】尚、上記実施例では、下り信号用の分岐増
幅ユニット41のみを取り外して交換するようにしてい
るが、分岐中継ユニット40ごと交換するようにしても
良い。この場合には、分岐路の上り信号が停波すること
になる。
【0036】2.主増幅ユニットの交換 主増幅ユニットの交換の場合には、図2に示すように、
バイパス増幅器31の入力端子を入力モニタ端子22に
接続して、バイパス増幅器31の出力端子に1分岐器3
3を接続する。そして、その1分岐器33の出力端子を
分岐モニタ端子24に接続し、1分岐器33の分岐端子
を出力モニタ端子23に接続する。バイパス増幅器30
の利得は、信号を迂回させない状態と信号を迂回させた
状態とにおいて、分岐端子BR1〜BR4及び出力端子
3で信号レベルの変動が生じない値に設定されている。
【0037】上記のように、バイパス増幅器31を接続
した状態では、伝送路1aから入力された下り高周波信
号は、第2分岐器7で一部分岐される。そして、その分
岐高周波信号は、バイパス増幅器31、1分岐器33を
介して、分岐モニタ端子24、第5分岐器44、又は出
力モニタ端子23、第3分岐器10へ伝送される。しか
しながら、第5分岐器44の分岐端子から出力端子への
伝送損失は逆結合損失40dBと大きく、又、第3分岐器
10の分岐端子から出力端子への伝送損失も逆結合損失
40dBと大きい。よって、実質的に、バイパス増幅器3
1で増幅された分岐高周波信号は分岐路側及び伝送路1
b側へ出力されない。この状態では、高周波信号は、主
増幅ユニット8で増幅されて、伝送路1bへ伝送される
と共に、第4分岐器9で高周波信号の一部が分岐され、
その分岐信号は分岐増幅ユニット41で増幅されて、分
配器45、分配器46、47により4分配されて、分岐
路へと伝送される。よって、下り高周波信号の停波は主
路、分岐路に対して起こらない。
【0038】次に、上記の状態において、分岐増幅ユニ
ット41を取り外す。取り外した瞬間に、第5分岐器4
4の入力端子から分岐増幅ユニット41側を見たインピ
ーダンスが無限大となるため、第5分岐器44の分岐端
子から出力端子への伝送損失は略分岐損失程度の20dB
となる。よって、この状態で、下り高周波信号はバイパ
ス増幅器31を介して第5分岐器44の出力端子に送出
される。よって、下り高周波信号は分岐路の下流側へ伝
搬可能であり、停波は起こらない。尚、上記のインピー
ダンスを無限大とする操作は、分岐増幅ユニット41の
出力回路にスイッチを設けた場合にはこのスイッチを開
く状態とすること、そのスイッチの閉状態が給電により
保持されている場合には分岐増幅ユニット41への給電
を停止することでも達成できる。
【0039】次に、主増幅ユニット8を取り外す。取り
外した瞬間に、第3分岐器10の入力端子から主増幅ユ
ニット8側を見たインピーダンスが無限大となるため、
第3分岐器10の分岐端子から出力端子への伝送損失は
略分岐損失程度の20dBとなる。よって、この状態で、
下り高周波信号はバイパス増幅器31を介して第3分岐
器10の出力端子に送出される。よって、下り高周波信
号は主路の下流側へ伝搬可能であり、停波は起こらな
い。
【0040】次に、新しい主増幅ユニット8が取り付け
られる。この瞬間に、第3分岐器10の逆結合損失が大
きくなり、信号の主路側への迂回がなくなり、主路の下
流側へ伝送する信号は主増幅ユニット8により増幅され
た信号となる。又、主増幅ユニット8の出力信号は一部
分岐されて、分岐信号は分岐増幅ユニット41に入力し
得る状態となる。この状態は、主路に関しては、主増幅
ユニット8を取り外す前の状態と同じであるから、主路
に関する下り信号の停波は起こらない。同様に、分岐路
にはバイパス増幅器31の出力が与えられるので、分岐
路に関する停波も起こらない。
【0041】次に、分岐増幅ユニット41を元のように
取り付け、このユニットに給電される。その瞬間に第5
分岐器44の逆結合損失が大きくなり、信号の分岐路側
への迂回がなくなり、分岐路側には分岐増幅ユニット4
1により増幅された信号が出力される。このようにし
て、信号の伝送ルートは主路側、分岐路側共に通常の状
態となる。次に、バイパス増幅器31を入力モニタ端子
22と分岐モニタ端子24及び出力モニタ端子23から
とから取り外す。このようにして、下り高周波信号を主
路及び分岐路に関して停波させることなく初期状態に復
帰させることができる。
【0042】尚、上記のインピーダンスを元の線路イン
ピーダンスとする操作は、分岐増幅ユニット41の出力
回路にスイッチを設けた場合にはこのスイッチを閉状態
とすること、そのスイッチの閉状態が給電により保持さ
れている場合には分岐増幅ユニット41への給電を開始
することでも達成できる。
【0043】又、図2の接続において、分岐増幅ユニッ
ト41だけを取り外し、そのユニットの交換だけを行う
こともできる。分岐増幅ユニット41を取り外した状態
で、高周波信号は分岐路へバイパス増幅器31を介して
供給される。又、主路には主増幅ユニット8を介して供
給される。
【0044】さらに、図3のように、バイパス増幅器3
1の入力端子をステータス信号送出端子21に接続し
て、他は図2と同一として、上記と同一手順により、主
増幅ユニット8を交換することができる。
【0045】3.電源ユニットの交換 図2に示すように接続して、電源ユニット12を交換す
ることができる。2.で述べた様に、第5分岐器44の入
力端子から分岐増幅ユニット41側を見たインピーダン
スを無限大とする操作が実行される。次に、第3分岐器
10の入力端子から主増幅ユニット8を見たインピーダ
ンスを無限大とする操作が実行される。この操作は、分
岐増幅ユニット41の場合と同様に、主増幅ユニット8
を取り外す他、主増幅ユニット8の出力回路にスイッチ
を設けた場合にはこのスイッチを開状態とすること、そ
のスイッチの閉状態が給電により保持されている場合に
は主増幅ユニット8への給電を停止することでも達成で
きる。
【0046】このように、第3分岐器10の入力端子か
ら主増幅ユニット8を見たインピーダンスを無限大とす
る操作が行われた瞬間に、第3分岐器10の逆結合損失
が略分岐損失の20dB程度となるので、バイパス増幅器
31で増幅された信号が出力モニタ端子23、第3分岐
器10を介して主路の下流側に出力される。よって、こ
の状態で分岐路及び主路の下流側への停波は生じない。
【0047】次に、電源ユニット12が交換される。そ
して、上記と逆の順序、即ち、第3分岐器10、第5分
岐器44の順序で、それぞれの入力端子から伝送路側を
見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻す操
作を実行する。この操作は、主増幅ユニット8を取り付
ける他、主増幅ユニット8の出力回路にスイッチを設け
た場合にはこのスイッチを閉状態とすること、そのスイ
ッチの閉状態が給電により保持されている場合には主増
幅ユニット8への給電を開始することでも達成できる。
2.で述べたように、第3分岐器10の入力端子から伝送
路側を見たインピーダンスが線路インピーダンスに復元
された瞬間に、主路に対する信号の迂回が停止され、主
増幅ユニット8により増幅された信号が主路の下流側に
伝送される。第5分岐器44の入力端子から伝送路側を
見たインピーダンスが線路インピーダンスに復元された
後は、2.で述べたように信号の伝送ルートは元の状態と
なる。
【0048】このようにして、主路、分岐路側共に停波
させることなく、電源ユニット12を交換することがで
きる。
【0049】尚、第5分岐器44及び第3分岐器10の
出力端子から伝送路の上流側を見たインピーダンスを無
限大とする操作と元の線路インピーダンスに復帰させる
操作は、前述したように、必ずしも上記順序でなくとも
良い。
【0050】又、図3に示すように、バイパス増幅器3
2の入力端子をステータス信号送出端子21に接続する
ことでも、上記の手順に従って、電源ユニット12を交
換することもできる。
【0051】4.伝送特性ユニットの交換 図3に示すように、バイパス増幅器32を接続して、等
価ユニット5、擬似線路ユニット6等の伝送特性ユニッ
トを交換することができる。即ち、バイパス増幅器32
の入力端子をステータス信号送出端子21に接続して、
バイパス増幅器32の出力端子は図2の接続と同様とす
る。
【0052】操作手順は、3.で述べた電源ユニット12
の交換と全く同一である。即ち、電源ユニット12に代
えて、等価ユニット5又は擬似線路ユニット6を交換す
れば良い。信号の迂回ルート、停波しない理由は3.で述
べた通りである。
【0053】5.その他 バイパス増幅装置は、1.の実施例ではバイパス増幅器3
0、2.及び3.の実施例ではバイパス増幅器31及び1分
岐器33、4.の実施例ではバイパス増幅器32及び1分
岐器33に対応する。
【0054】バイパス増幅装置は、この構成の他、図4
〜図6の構成とすることもできる。即ち、バイパス増幅
装置では、それぞれ所定の信号レベルを有する2つの信
号を出力して、一方の出力信号を分岐モニタ端子24に
他方の出力信号を出力モニタ端子23に入力するように
して、信号の迂回状態と迂回させない状態とで、出力端
子3及び分岐端子BR1〜BR4の信号レベルを変化さ
せないようにレベル調整されることが望ましい。よっ
て、図4に示すように、分岐器33で2つの信号を生成
した後、それぞれ、必要により、バイパス増幅ユニット
31を可変利得増幅器とするか、減衰器101、102
を挿入し、それらの値を調整して、上記のレベル調整を
することができる。又、図5に示すように、図4の分岐
器33に代えて分配器34を用いても同様に構成するこ
とができる。さらに、図6に示すように、入力信号を2
つに分離した後、独立の利得を有した増幅器で増幅して
2つの信号を出力することで、上記のレベル調整をする
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係る調整方法に使用
される幹線増幅器の構成を示したブロック図。
【図2】本発明の具体的な他の実施例に係る調整方法に
使用される幹線増幅器の構成を示したブロック図。
【図3】本発明の他の具体的な他の実施例に係る調整方
法に使用される幹線増幅器の構成を示したブロック図。
【図4】本発明の他の具体的な他の実施例に係る調整方
法に使用されるバイパス増幅装置の構成を示したブロッ
ク図。
【図5】本発明の他の具体的な他の実施例に係る調整方
法に使用されるバイパス増幅装置の構成を示したブロッ
ク図。
【図6】本発明の他の具体的な他の実施例に係る調整方
法に使用されるバイパス増幅装置の構成を示したブロッ
ク図。
【符号の説明】
1a,1b…伝送路 3…第1分岐器 5…等価ユニット 6…擬似線路ユニット 7…第2分岐器 8…主増幅ユニット 9…第4分岐器 10…第3分岐器 21…ステータス信号送出端子 22…入力モニタ端子 23…出力モニタ端子 24…分岐モニタ端子 30,31,32…バイパス増幅器(バイパス増幅装
置) 33…1分岐器(バイパス増幅装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVシステムの伝送路に挿入される
    幹線増幅器であって、主路に挿入された第1分岐器とそ
    の第1分岐器の分岐端子に接続され情報信号を前記伝送
    路に送出するための情報信号送出端子と、前記第1分岐
    器より下流側の主路に挿入された第2分岐器とその第2
    分岐器の分岐端子に接続され前記伝送路から入力された
    高周波入力信号を監視する入力モニタ端子のうち少なく
    とも1つの分岐器及び端子と、主路において前記第2分
    岐器の下流側に挿入され前記主路の高周波信号を増幅す
    る主増幅ユニットと、前記主路において前記主増幅ユニ
    ットの下流側に挿入された第4分岐器と、前記第4分岐
    器の分岐端子に接続された分岐増幅ユニットと、前記分
    岐増幅ユニットの出力端子に接続された第5分岐器と、
    前記第5分岐器の分岐端子に接続された分岐モニタ端子
    とを有するCATVシステム用幹線増幅器の調整方法に
    おいて、 高周波信号を増幅するバイパス増幅装置の入力端子を前
    記情報信号送出端子又は前記入力モニタ端子に接続し、 前記バイパス増幅装置の出力端子を前記分岐モニタ端子
    に接続し、 その後に、前記分岐増幅ユニットを交換し、 その後に、前記バイパス増幅装置を取り外すことを特徴
    とする幹線増幅器の調整方法。
  2. 【請求項2】 CATVシステムの伝送路に挿入される
    幹線増幅器であって、主路に挿入された第1分岐器とそ
    の第1分岐器の分岐端子に接続され情報信号を前記伝送
    路に送出するための情報信号送出端子と、前記第1分岐
    器より下流側の主路に挿入された第2分岐器とその第2
    分岐器の分岐端子に接続され前記伝送路から入力された
    高周波入力信号を監視する入力モニタ端子のうち少なく
    とも1つの分岐器及び端子と、主路において前記第2分
    岐器の下流側に挿入され前記主路の高周波信号を増幅す
    る主増幅ユニットと、前記主増幅ユニットの下流側の主
    路に挿入された第3分岐器と、その第3分岐器の分岐端
    子に接続され前記伝送路に出力する高周波出力信号を監
    視する出力モニタ端子と、前記主路において前記主増幅
    ユニットの下流側に挿入された第4分岐器と、前記第4
    分岐器の分岐端子に接続された分岐増幅ユニットと、前
    記分岐増幅ユニットの出力端子に接続された第5分岐器
    と、前記第5分岐器の分岐端子に接続された分岐モニタ
    端子とを有するCATVシステム用幹線増幅器の調整方
    法において、 高周波信号を増幅してそれぞれの所定信号レベルを有し
    た2つの信号を出力するバイパス増幅装置の入力端子を
    前記情報信号送出端子又は前記入力モニタ端子に接続
    し、 前記バイパス増幅装置の一方の出力信号を前記分岐モニ
    タ端子に入力させ、前記バイパス増幅装置の他方の出力
    信号を前記出力モニタ端子に入力させ、 その後、前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側
    を見たインピーダンスを略無限大とする操作を行い、 その後、前記主増幅ユニットを交換し、 その後、前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側
    を見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻す
    操作を行い、 その後に、前記バイパス増幅装置を取り外すことを特徴
    とする幹線増幅器の調整方法。
  3. 【請求項3】 CATVシステムの伝送路に挿入される
    幹線増幅器であって、主路に挿入された第1分岐器とそ
    の第1分岐器の分岐端子に接続され情報信号を前記伝送
    路に送出するための情報信号送出端子と、前記第1分岐
    器より下流側の主路に挿入された第2分岐器とその第2
    分岐器の分岐端子に接続され前記伝送路から入力された
    高周波入力信号を監視する入力モニタ端子のうち少なく
    とも1つの分岐器及び端子と、主路において前記第2分
    岐器の下流側に挿入され前記主路の高周波信号を増幅す
    る主増幅ユニットと、前記主増幅ユニットの下流側の主
    路に挿入された第3分岐器と、その第3分岐器の分岐端
    子に接続され前記伝送路に出力する高周波出力信号を監
    視する出力モニタ端子と、前記主路において前記主増幅
    ユニットの下流側に挿入された第4分岐器と、前記第4
    分岐器の分岐端子に接続された分岐増幅ユニットと、前
    記分岐増幅ユニットの出力端子に接続された第5分岐器
    と、前記第5分岐器の分岐端子に接続された分岐モニタ
    端子と、前記主増幅ユニット及び前記分岐増幅ユニット
    に給電するための電源ユニットとを有するCATVシス
    テム用幹線増幅器の調整方法において、 高周波信号を増幅してそれぞれの所定信号レベルを有し
    た2つの信号を出力するバイパス増幅装置の入力端子を
    前記情報信号送出端子又は前記入力モニタ端子に接続
    し、 前記バイパス増幅装置の一方の出力信号を前記分岐モニ
    タ端子に入力させ、前記バイパス増幅装置の他方の出力
    信号を前記出力モニタ端子に入力させ、 その後、前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側
    を見たインピーダンスを略無限大とする操作及び前記第
    3分岐器の入力端子から前記主路の上流側を見たインピ
    ーダンスを略無限大とする操作を行い、 その後、前記電源ユニットを交換し、 その後、前記第3分岐器の入力端子から前記主路の上流
    側を見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻
    す操作及び前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流
    側を見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻
    す操作を行い、 その後に、前記バイパス増幅装置を取り外すことを特徴
    とする幹線増幅器の調整方法。
  4. 【請求項4】 CATVシステムの伝送路に挿入される
    幹線増幅器であって、主路に挿入された第1分岐器とそ
    の第1分岐器の分岐端子に接続され情報信号を前記伝送
    路に送出するための情報信号送出端子と、前記主路にお
    いて前記第1分岐器の下流側に挿入された等価ユニッ
    ト、擬似線路ユニット等の伝送特性を調整するための伝
    送特性ユニットと、前記主路において前記伝送特性ユニ
    ットの下流側に挿入され前記主路の高周波信号を増幅す
    る主増幅ユニットと、前記主増幅ユニットの下流側の主
    路に挿入された第3分岐器と、その第3分岐器の分岐端
    子に接続され前記伝送路に出力する高周波出力信号を監
    視する出力モニタ端子と、前記主路において前記主増幅
    ユニットの下流側に挿入された第4分岐器と、前記第4
    分岐器の分岐端子に接続された分岐増幅ユニットと、前
    記分岐増幅ユニットの出力端子に接続された第5分岐器
    と、前記第5分岐器の分岐端子に接続された分岐モニタ
    端子とを有するCATVシステム用幹線増幅器の調整方
    法において、 高周波信号を増幅してそれぞれの所定信号レベルを有し
    た2つの信号を出力するバイパス増幅装置の入力端子を
    前記情報信号送出端子に接続し、 前記バイパス増幅装置の一方の出力信号を前記分岐モニ
    タ端子に入力させ、前記バイパス増幅装置の他方の出力
    信号を前記出力モニタ端子に入力させ、 その後、前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流側
    を見たインピーダンスを略無限大とする操作及び前記第
    3分岐器の入力端子から前記主路の上流側を見たインピ
    ーダンスを略無限大とする操作を行い、 その後、前記伝送特性ユニットを交換し、 その後、前記第3分岐器の入力端子から前記主路の上流
    側を見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻
    す操作及び前記第5分岐器の入力端子から伝送路の上流
    側を見たインピーダンスを元の線路インピーダンスに戻
    す操作を行い、 その後に、前記バイパス増幅装置を取り外すことを特徴
    とする幹線増幅器の調整方法。
  5. 【請求項5】 前記バイパス増幅装置の利得は、前記幹
    線増幅器の分岐端子での信号レベルが前記分岐増幅ユニ
    ットの取り外しの前後で変化しない値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の幹線増幅器の調整方
    法。
  6. 【請求項6】 前記バイパス増幅装置は2つの信号の信
    号レベルを独立に調整した分配器、分岐器、減衰器、独
    立の増幅器等のレベル調整手段を有し、前記2つの信号
    レベルは、信号の迂回前後の状態において、前記幹線増
    幅器の分岐端子及び幹線増幅器の主路の出力端子の信号
    レベルを、それぞれ、不変にするように調整されている
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の幹線増
    幅器の調整方法。
  7. 【請求項7】 前記バイパス増幅装置は前記情報信号送
    出端子に接続されており、前記バイパス増幅装置は、全
    ての前記伝送特性ユニットの伝送特性の総和に略等しい
    伝送特性を有したバイパス伝送特性ユニットを有し、さ
    らに、2つの信号の信号レベルを独立に調整した分配
    器、分岐器、減衰器、独立の増幅器等のレベル調整手段
    を有し、前記2つの信号レベルは、信号の迂回前後の状
    態において、前記幹線増幅器の分岐端子及び幹線増幅器
    の主路の出力端子の信号レベルを、それぞれ、不変にす
    るように調整されていることを特徴とする請求項2、請
    求項3、又は、請求項4に記載の幹線増幅器の調整方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013005058A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Miharu Communications Co Ltd Catvシステム用線路機器のレベル設定方法とcatvシステム用線路機器

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