JPH0775032A - Tv装置の管面表示装置 - Google Patents

Tv装置の管面表示装置

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JPH0775032A
JPH0775032A JP21610093A JP21610093A JPH0775032A JP H0775032 A JPH0775032 A JP H0775032A JP 21610093 A JP21610093 A JP 21610093A JP 21610093 A JP21610093 A JP 21610093A JP H0775032 A JPH0775032 A JP H0775032A
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JP
Japan
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horizontal line
video signal
tube surface
line
twice
Prior art date
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Pending
Application number
JP21610093A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Saito
光正 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0775032A publication Critical patent/JPH0775032A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステップスキャン方式のTV装置にあって、
適正な管面表示を行う。 【構成】 同じ映像信号を同一水平ラインに2度表示し
ながら垂直方向にスキャンするステップスキャン方式の
TV装置にあって、キャラクタROM12には管面表示
データが格納され、表示制御回路10が1水平ライン分
の管面表示データを倍速で、且つ、同一水平ラインに2
度表示するよう読み出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HD信号とNTSC信
号等とを共有できるTV装置にあって、映像信号以外の
必要情報を画面に表示する管面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の方式には従来のNT
SC方式(図5(a)参照。)やPAL方式(図5
(b)参照。)等の他に、近年ではHD方式(図5
(c)参照。)が開発され、NTSC方式とHD方式、
又は、PAL方式とHD方式のように両者を共に受信で
きるTV装置が提案されている。そして、NTSC方式
の水平走査周波数が15.75KHzで、HD方式の水
平走査周波数が33.75KHzであるため、TV装置
側で双方の周波数に適合するよう切替えることによって
両者を受信していた。しかし、このように偏向系の水平
走査周波数を大きく可変してコントロールするシステム
はコストがかかり過ぎるという問題があった。
【0003】そのため、図6(a)に示す如くNTSC
方式の場合には水平走査周波数を倍速の31.5KHz
(PAL方式の場合には31.25KHz)とし、各フ
ィールドを2度表示する倍速方式が提案された。この方
式によればNTSC方式の場合とHD方式の場合とで水
平走査周波数があまり変わらないため偏向系のシステム
を安価に構成できる。
【0004】この倍速方式では入力映像信号をフィール
ド毎に2個のフィールドメモリに交互に書き込むと共に
書き込まれていない方のフィールドメモリのデータを倍
速で読み出すよう制御される。従って、倍速方式では2
個のフィールドメモリ(又はこれに相当する容量のメモ
リ)が必要であり、メモリコストが高く付くという欠点
があったそのため、本出願人は、図6(b)に示す如
く、NTSC方式の場合には同一水平ラインを2度書き
することによって水平走査周波数を倍速の31.5KH
z(PAL方式の場合には31.25KHz)とするス
テップスキャン方式を開発した。この方式では入力映像
信号を水平ライン毎に2個のラインメモリに交互に書き
込めば良いので、2個のラインメモリを搭載すれば良く
メモリコストが安いという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このステップ
スキャン方式のTV装置にあっては従来の管面表示装置
をそのまま適用することができない。
【0006】本発明は、上記ステップスキャン方式のT
V装置にあって、適正な管面表示ができる管面表示装置
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決しようとするための手段】上記課題を解決
するための本発明に係るTV装置の管面表示装置は、1
水平ライン分の映像信号を倍速で2度連続出力し、これ
を水平ライン毎に繰り返した映像信号を作成すると共
に、水平走査周波数を2倍に上げ、且つ、同一水平ライ
ンを2度連続スキャンするよう垂直偏向電流を制御して
同じ映像信号を同一水平ラインに2度表示しながら垂直
方向にスキャンするTV装置にあって、1水平ライン分
の管面表示データを倍速で、且つ、同一水平ラインに2
度表示するようデータ伝送を制御したものである。
【0008】
【作用】従って、管面表示データが映像信号の表示タイ
ミングに同期して管面表示データも同一水平ラインに2
度書きで表示される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1にはTV装置の一部回路ブロック図が示されて
いる。図1において、このTV装置はNTSC方式とH
D方式の映像信号を共用できるものであり、入力映像信
号は映像信号処理回路1と同期分離回路2にそれぞれ入
力される。映像信号処理回路1は映像信号がNTSC方
式の場合には倍速処理を行い、この詳しい構成が図2に
示されている。
【0010】図2において、倍速処理手段20は2個の
ラインメモリM1,M2を有し、この2個のラインメモリ
1,M2の入力側と出力側には第1及び第2切換スイッ
チSW1,SW2が設けられている。この第1切換スイッ
チSW1と第2切換スイッチSW2とは互いに別個のライ
ンメモリM1,M2と接続するようコントローラ21によ
って切替え制御される。即ち、第1切換スイッチSW1
が一方のラインメモリM1の入力側と接続する場合には
第2切換スイッチSW2が他方のラインメモリM2の出力
側と接続され、又、第1切換スイッチSW1が他方のラ
インメモリM2の入力側と接続する場合には第2切換ス
イッチSW2が一方のラインメモリM1の出力側と接続さ
れる。
【0011】2個のラインメモリM1,M2の読み出しと
書き込みはコントローラ21によって制御され、コント
ローラ21は書き込みを通常のスピード(1水平ライン
当たり15.75KHz)で行うが、読み出しを書き込
みの2倍のスピード(1水平ライン当たり31.5KH
z)で、且つ、2度繰り返して行う。
【0012】再び、図1に戻り、映像信号処理回路1で
処理された映像信号(R,G,B)は加算器3を介して
RGBドライバ回路4に供給され、このRGBドライバ
回路4は映像信号に基づくドライブ信号をCRT5に出
力する。
【0013】同期分離回路2は、入力映像信号より同期
信号(H,V)(図の(a),(d)参照。)を分離
し、分離した同期信号(H,V)を偏向信号処理回路6
に出力する。偏向信号処理回路6は入力映像信号がNT
SC方式の場合にはH同期信号(図3の(a)参照。)
に同期した倍速H同期信号(図3の(b)参照。)を作
成し、この倍速H同期信号とV同期信号(図3の(d)
参照。)とを偏向回路7と管面表示装置8の同期信号制
御回路9に出力する。偏向回路7は入力映像信号がNT
SC方式の場合には倍速H同期信号に基づきノコギリ波
のH偏向電流(図3の(c)参照。)を、又、V同期信
号に基づき基本的にはノコギリ波で、且つ、1個置きの
倍速H同期信号のタイミングで電流レベルを手前の倍速
H同期信号時のレベルに落とす波形電流(図3の(e)
参照。)をそれぞれ各偏向ヨークに出力する。
【0014】同期信号制御回路9は、入力映像信号がN
TSC方式の場合にはV同期信号を入力する毎にVパル
スを表示制御回路10に出力するが、倍速H同期信号を
2回カウントする毎にHパルスを表示制御回路10に出
力する。又、入力映像信号がHD信号の場合にはV,H
同期信号を入力する毎にV,Hパルスを出力する。又、
このHパルスは発振回路11にも出力され、発振回路1
1はこのHパルスに同期したクロックを表示制御回路1
0に出力する。
【0015】表示制御回路10には信号方式判別信号や
管面指令信号が入力され、入力映像信号の種類を同期信
号制御回路9に出力する。この表示制御回路10は、V
パルス及びHパルスによって現在スキャンしているライ
ンを検出すると共に発振回路11のクロックによって現
在スキャンしているライン上のポイントを検出する。そ
して、キャラクタROM12に対して管面指令信号に基
づき表示すべき管面表示データの読み出しを制御する。
キャラクタROM12には複数の管面表示データが画素
データとして格納され、読み出された管面表示データは
前記加算器3に出力され、ここで映像信号と重畳され
る。
【0016】以下、上記構成の作用を説明する。入力映
像信号がNTSC方式の場合には映像信号は映像信号処
理回路1の倍速処理手段20を通り、1ライン分の映像
信号が倍速で2回連続で出力され、これを各水平ライン
毎に繰り返した映像信号がRGBドライバ回路4に供給
される。
【0017】また、同期分離回路2で分離された同期信
号(H,V)は偏向信号処理回路6に入力され、偏向信
号処理回路6は倍速H同期信号とV同期信号を出力す
る。偏向回路7はこの倍速H同期信号とV同期信号によ
って図3の(c)に示すH偏向電流(水平偏向周波数3
1.5KHz)と図3の(e)に示すV偏向電流(垂直
偏向周波数60Hz)を各偏向ヨークに出力する。従っ
て、図6(b)に示す如く同じ映像信号を同一水平ライ
ンに2度表示しながら垂直方向にスキャンする。
【0018】さらに、表示制御回路10は同期信号制御
回路9のVパルス、Hパルスと発振回路11のクロック
とによって現在スキャンしているライン及びそのライン
上のポイントを検出し、所望のラインで、且つ、所望の
ポイントに来るとキャラクタROMの管面表示データ
(ラインデータ)を通常の倍速のスピードで読み出す。
同一ラインの2度目のスキャンの際にも発振回路11の
クロックによって所望のポイントを検出して同じライン
データを倍速で読み出す。
【0019】具体的には、図4(a)に示す管面表示デ
ータをNラインで、且つ、左からMドットのポイントを
左上端とする位置に表示する場合には、フィールドAの
スキャンポイントがNラインのMドットのポイントに来
るとラインデータ1を読み出し、Nラインの2度目のス
キャンの際にも同様のタイミングでラインデータ1を読
み出す。(N+2)ラインのMドットのポイントに来る
とラインデータ3を読み出し、(N+2)ラインの2度
目のスキャンの際にも同様のタイミングでラインデータ
3を読み出す。これを(N+6)ラインまで行うことに
よってフィールドAには図4(b)のデータが表示され
る。
【0020】次に、フィールドBに移り、スキャンポイ
ントが(N+1)ラインのMドットのポイントに来ると
ラインデータ2を読み出し、(N+1)ラインの2度目
のスキャンの際にも同様のタイミングでラインデータ2
を読み出す。以下、同様にしてこれを(N+7)ライン
まで行うことによってフィールドBには図4(c)のデ
ータが表示される。以上より管面表示データがステップ
スキャン方式にあっても正確に表示される。
【0021】尚、この実施例ではNTSC方式について
説明したが、PAL方式でも同様に本発明を適用でき
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ステ
ップスキャン方式のTV装置にあって、1水平ライン分
の管面表示データを倍速で、且つ、同一水平ラインに2
度表示するようデータ伝送を制御したので、ステップス
キャン方式のTV装置にあっても適正な管面表示ができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】TV装置の一部回路ブロック図(実施例)。
【図2】倍速処理手段の回路ブロック図。(実施例)。
【図3】タイムチャート(実施例)。
【図4】(a)は管面表示データの構成図、(b)はフ
ィールドAにおける出力データを示す図、(c)はフィ
ールドBにおける出力データを示す図(実施例)。
【図5】(a)はNTSC方式の構成図、(b)はPA
L方式の構成図、(c)はHD方式の構成図。
【図6】(a),(b)はそれぞれ出力方式の構成を示
し、(a)は倍速方式、(b)はステップスキャン方式
の各構成図。
【符号の説明】
8…管面表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1水平ライン分の映像信号を倍速で2度
    連続出力し、これを水平ライン毎に繰り返した映像信号
    を作成すると共に、水平走査周波数を2倍に上げ、且
    つ、同一水平ラインを2度連続スキャンするよう垂直偏
    向電流を制御して同じ映像信号を同一水平ラインに2度
    表示しながら垂直方向にスキャンするTV装置にあっ
    て、1水平ライン分の管面表示データを倍速で、且つ、
    同一水平ラインに2度表示するようデータ伝送を制御し
    たことを特徴とするTV装置の管面表示装置。
  2. 【請求項2】 映像信号の方式はNTSC方式であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のTV装置の管面表示装
    置。
  3. 【請求項3】 映像信号の方式はPAL方式であること
    を特徴とする請求項1に記載のTV装置の管面表示装
    置。
JP21610093A 1993-08-31 1993-08-31 Tv装置の管面表示装置 Pending JPH0775032A (ja)

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JP21610093A JPH0775032A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 Tv装置の管面表示装置

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