JPH077462Y2 - 階段下の収納庫 - Google Patents

階段下の収納庫

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Publication number
JPH077462Y2
JPH077462Y2 JP1988049272U JP4927288U JPH077462Y2 JP H077462 Y2 JPH077462 Y2 JP H077462Y2 JP 1988049272 U JP1988049272 U JP 1988049272U JP 4927288 U JP4927288 U JP 4927288U JP H077462 Y2 JPH077462 Y2 JP H077462Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
storage box
stairs
rail
storage
cavity
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988049272U
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English (en)
Other versions
JPH01153041U (ja
Inventor
哲治 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH01153041U publication Critical patent/JPH01153041U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH077462Y2 publication Critical patent/JPH077462Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、階段の下側に設置される収納庫に関するも
のである。
[従来の技術] 階段の下を収納空間として利用する考えは従来から種々
あった。
例えば、階段の下は単なる空洞部にしておき、階段の側
部に設けた扉を開いて、この空洞部内に物を納めるよう
にしたものや、実開昭60-105745号公報に開示されてい
るように、階段の下を箪笥のようにして複数の抽斗を設
置したものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、階段の側部に設けた扉から物を出し入れ
するのでは、空洞部内の隅や奥が使いづらいという欠点
があった。
一方、抽斗式の場合には、空洞部内上方の三角部を有効
に利用できないという欠点があるとともに、複数の抽斗
を設置するとなると構造が複雑になってコストアップに
つながるという不利点があった。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、階段の下を最大限
有効に利用することができ、しかも使い勝手のよい収納
庫を提供しようとするところにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するためになされたもので、
その要旨は、階段下の空洞部に設置されたレールと、上
記空洞部に突没自在にされた収納箱と、収納箱の後部に
支持され上記レール上を移動する後輪と、収納箱の前部
に支持され床面上を移動する前輪とを有することを特徴
とする階段下の収納庫にある。
[作用] 収納箱の後輪が空洞部内に設置されたレール上を移動す
るようになっているので、一定の移動軌跡で収納箱を出
し入れすることができるとともに、空洞部内における収
納位置が一定する。又、階段下の空洞部における上方の
三角部をも収納空間とすることができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図から第4図までの図
面に基づいて説明する。
第1図は収納庫の斜視図であり、階段1の下の両側部は
壁パネル2で覆われていて、これら階段1と壁パネル2
で囲まれた内部は空洞部3になっている。一方の壁パネ
ル2には略台形の開口2aが形成されている。開口2aの上
辺は階段1の上り勾配線にほぼ平行しており、開口2aの
下側は床面Aに達している。
上記階段1の下の空洞部3には、第2図から第4図に示
すようなレールフレーム4が設置されている。レールフ
レーム4は、一対の断面略C字形のレール部材41,41
と、レール部材41,41の後端部を連結する後方連結部材4
2と、レール部材41,41の前端部下側を連結する前方連結
部材43から構成されている。各レール部材41の内底面は
後述する収納箱5の後輪64が転動する軌道面41aとされ
ている。又、各レール部材41の前端部上側には、後述す
る収納箱5の台車部6の側面に接触して案内するガイド
輪44が回転軸を垂直にして転動自在に支持されている。
更に、前方連結部材43の所定部位には、後述する収納箱
5の前輪65を載置するための一対の駐輪部43aが設けら
れており、駐輪部43aの上面が床面Aと同一高さになる
ようにしてレールフレーム4は設置されている。尚、後
方連結部材42の上部には台車部6を磁着するマグネット
45が取り付けられている。
上記空洞部3には収納箱5が配置されており、収納箱5
は開口2aを突没自在にされている。収納箱5はその正面
部5aを開口2aと略同形状、略同寸法にされており、収納
箱5を空洞部3内に完全に納めた時に開口2aが収納箱5
の正面部5aによってほぼ塞がれるようになっている。
上記収納箱5は台車部6と台車部6の上に固定された箱
部7とから構成されている。台車部6は、矩形閉断面を
なす一対の側部材61,61と、側部材61,61の後端部を連結
する後方連結部材62と、側部材61,61の前端部上側を連
結する前方連結部材63からなるフレーム60を有してい
る。各側部材61の後端部の下部には側部材61よりも外側
に配置された後輪64が回転軸を水平にして回動自在に支
持されている。後輪64は、上記レールフレーム4の各レ
ール部材41の前端及び後端に設置されたゴム製のストッ
パー46によって移動範囲を規制されている。又、前端連
結部材63の両端部にはその底部に前輪65が回転軸を水平
にして回動自在に支持されている。
一方、収納箱5の箱部7は上方を開口させており、台車
部6の後方連結部材62及び前方連結部材63に溶接固定さ
れたナット66に螺合するねじ部材を介して、箱部7の底
部は台車6に固定されている。
上述構成の段階下の収納庫においては、通常は収納箱5
が空洞部3内に納まっており、収納箱5の正面5aは壁パ
ネル2の一部となって開口2aを塞いでいる。そして、こ
の時レールフレーム4のマグネット45が収納箱5の台車
部6の後方連結部材62を磁着しており、収納箱5を移動
不能にしている。
上記磁着力に抗して収納箱5を手前に引っ張ると、マグ
ネット45と後方連結部材62は離反し、収納箱5の後輪64
がレール部材41の軌道面41a上を転動するとともに、前
輪65が前進して駐輪部43aから床面Aに移動し、床面A
の上を転動する。又、この時にガイド輪44は台車部6の
側部材61の側面に接触しながら転動し、収納箱5が真っ
直ぐに引き出されるように案内する。又、レール部材41
の前端にストッパー46が設けられているので、収納箱5
を勢いよく引っ張り出した場合にも後輪64はこのストッ
パー46によって制動され、収納箱5が開口2aから外れて
出てくることはない。
そして、収納箱5を充分に引き出し、箱部7から物を出
したり物を収納したりした後、収納箱5を押し込み空洞
部3内に納める。この時も後輪64はレール部材41の軌道
面41aの上を転動する。
このように、収納箱5の後輪64の移動する場所が常にレ
ール41の軌道面41aの上に決められているので、収納箱
5の移動軌跡が一定しているとともに、空洞部3内にお
ける収納位置が一定していて、使い勝手が非常によい。
又、空洞部3の上方にある三角部も収納空間として利用
することができ、極めて効率的である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、以下に記載される優
れた効果を奏する。
収納箱の後輪が空洞部内に設置されたレールの上を移動
するようにされているので、一定の移動軌跡で収納箱を
出し入れすることができるとともに、空洞部内における
収納箱の位置が一定しており、使い勝手が非常によい。
又、階段下の空洞部における上方の三角部をも収納空間
とすることができるので、空洞部を最大限有効に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面はこの考案の一実施例を示
すものであり、第1図は収納庫の斜視図、第2図はレー
ルフレームと収納箱の台車部の平面図、第3図は第2図
III-III矢視図、第4図は第2図IV-IV矢視図である。 1……階段、3……空洞部、5……収納箱、41……レー
ル部材、64……後輪、65……前輪、A……床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】階段下の空洞部に設置されたレールと、上
    記空洞部に突没自在にされた収納箱と、収納箱の後部に
    支持され上記レール上を移動する後輪と、収納箱の前部
    に支持され床面上を移動する前輪とを有することを特徴
    とする階段下の収納庫。
JP1988049272U 1988-04-12 1988-04-12 階段下の収納庫 Expired - Lifetime JPH077462Y2 (ja)

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JP1988049272U JPH077462Y2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12 階段下の収納庫

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JP1988049272U JPH077462Y2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12 階段下の収納庫

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Publication Number Publication Date
JPH01153041U JPH01153041U (ja) 1989-10-23
JPH077462Y2 true JPH077462Y2 (ja) 1995-02-22

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JP2567569Y2 (ja) * 1992-06-25 1998-04-02 松下電工株式会社 階段下収納庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6256639U (ja) * 1985-09-28 1987-04-08

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JPH01153041U (ja) 1989-10-23

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