JPH0773236A - 半導体装置断面構造の表示方法 - Google Patents
半導体装置断面構造の表示方法Info
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- JPH0773236A JPH0773236A JP5243588A JP24358893A JPH0773236A JP H0773236 A JPH0773236 A JP H0773236A JP 5243588 A JP5243588 A JP 5243588A JP 24358893 A JP24358893 A JP 24358893A JP H0773236 A JPH0773236 A JP H0773236A
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Abstract
けることなく、半導体装置の断面構造を正確に描画でき
るようにすることを目的とする。 【構成】 シリコン領域31の最表面のシリコンピクセ
ル31aを取り出し、この中で拡散口35に対応すると
ころに、シリコンが2酸化シリコンになる際の膨張率を
考慮して所定の膜厚の酸化膜36を仮想的に生成する
(図3(b))。次に、このシリコンピクセル31aの
軸上で、ガウス分布関数を用いた畳み込み積分により、
シリコンピクセル31aの軸上部および下部の形状を計
算して形状示唆線分群37を得る(図3(c))。次
に、この形状示唆線分群37をシリコンピクセル31a
が一致するように描画する(図3(d))。
Description
面上のパターンデータから即座に類推することが困難で
あった半導体装置の断面構造を高速かつリアルに明示す
ることができ、例えば、半導体装置の設計,故障解析な
どの分野で幅広く利用される半導体装置断面構造の表示
方法に関するものである。
断面構造は、この半導体装置の製造に用いられるフォト
マスクのパターンデータと、各層に用いる材料,形成方
法,膜厚などの形成条件とにより描くことが可能であ
る。この半導体装置の断面構造を描画には、形状シュミ
ュレーションによる方法と簡易モデルによる方法とがあ
る(カリフォルニア大学バークレー校で開発されたSI
MPL参照)。通常、形状シュミュレーションは、狭い
領域の断面形状を正確に知りたい場合に使用し、簡易モ
デルはある程度広い範囲の断面構造を高速に表示したい
場合に使用する。
でも、ベクトルデータを用いて折れ線により各層の境界
を表現するものである。例えば、図6に示すように 形
状シミュレーションの装置のCRT上に、描画する半導
体装置の断面を構成する第1の物質領域61,第2の物
質領域62,第3の物質領域63および空気領域64
を、それぞれ物質境界線65,66および表面境界線6
7によって形成される多角形(折れ線)によって区切っ
て表現する。
成する場合、例えば、酸化シリコンの絶縁膜が形成され
ている状態を描画する場合、形成される酸化シリコンの
異方性などの形成状態を考慮して、最表面を示している
物質境界線67の折れ線の各頂点の移動ベクトルを形成
して移動し、新たな境界線を形成する。ここで、各頂点
の移動先は微小刻みで算出するようにしている。そし
て、移動ベクトルの交錯や、1つの領域の分割などが起
こった際は、形状データに対する図形演算(プログラム
による計算処理)を実施し、矛盾のない新データ(新た
な境界線)を生成し、これにより境界線を描画してい
る。
化のような化合物反応の状態を描画する場合、酸素やシ
リコンなどの反応物が酸化シリコンや金属シリサイドな
どの反応生成物中を拡散し、未反応領域との反応界面に
到達して新たな反応生成物質を生成するものとする。そ
して、この反応生成物質を粘弾性流体とみなして、反応
物生成前の境界線と反応生成物の生成により新たに生成
された境界線との全体の形状変化を、数値計算により微
小時間刻みで少しずつシミュレートしていく第1の方法
がある。また、単純な方法としては、例えば、平坦なシ
リコン面の所定の部分よりシリコン酸化物の境界線の形
状を補誤差関数を用いて近似的に生成する第2の方法が
ある。
成されていたので、第1の方法では任意の形状に適用す
ることが可能であり、高精度の描画が可能であるが、こ
のために計算時間が多くかかるという問題があった。ま
た、描画の精度を上げようとすると境界線の生成のため
の計算に、より時間がかかるようになってしまう。一
方、第2の方法は高速表示が可能であるが、酸化膜を生
成するのが平坦なシリコン面上にしか適用できないと問
題があった。
るためになされたものであり、複雑な演算処理を用いた
り、これに時間をかけることなく、半導体装置の断面構
造を正確に描画できるようにすることを目的とする。
面構造の表示方法は、画面上に表示された描画対象の表
示断面の各ピクセルに付けられたピクセル値によって物
質の種別を定義し、隣接するピクセルのピクセル値が自
己のピクセル値と異なるピクセルをその物質の境界ピク
セルと判断する処理と、境界ピクセルの中で反応生成物
が生成される領域を中心にして、反応生成物のピクセル
値で、各場所に生成される反応生成物の膜厚に対応した
基本図形を描画する処理と、初期画面における境界ピク
セルより上に位置していた全てのピクセルを、その境界
位置を新たに生成された表面境界の位置にずらせて描画
する処理とを有することを特徴とする。
示方法は、画面上に表示された描画対象の表示断面の各
ピクセルに付けられたピクセル値によって物質の種別を
定義し、隣接するピクセルのピクセル値が自己のピクセ
ル値と異なるピクセルをその物質の境界ピクセルと判断
する処理と、境界ピクセルの中で反応生成物が生成され
る領域を中心にして、反応生成物のピクセル値で、各場
所に生成される反応生成物の膜厚に対応した基本図形を
描画する処理と、境界ピクセルを中心に、反応によって
膨張または収縮した分に相当する形状示唆図形を膨張の
場合は表面物質のピクセル値で、収縮した場合は空気を
示すピクセル値で描画する処理とを有することを特徴と
する。
成する各層の変化した状態などを描画していく。
する。図1は、この発明の半導体装置断面構造の表示方
法における物質領域と物質境界の定義を概略的に示す説
明図である。同図において、1は第1の物質領域、2は
第2の物質領域、3は第3の物質領域、4は空気領域で
あり、p1は第1の物質領域1を示すピクセル、p2は
第2の物質領域2を示すピクセル、p3は第3の物質領
域3を示すピクセル、p4は空気領域4を示すピクセル
である。ピクセルは描画図を表示するときの最小単位の
画素であり、例えばピクセルp1は、表示をする上での
この位置の画素(ピクセル)がピクセルp1を示す値を
表示していることになる。
ピクセルp3を示す値のピクセルの集合によって表現さ
れる。ここで、ピクセルp1を示す値とは、例えばその
ピクセルが「赤色」を発色する値である。同様に、ピク
セルp2が「青色」、ピクセルp3が「黄色」、ピクセ
ルp4が「白色」を発色する値とすれば、図1におい
て、第1の物質領域1は「赤色」で表示され、第2の物
質領域2は「青色」で表示され、第3の物質領域3は
「黄色」で表示され、空気領域4は「白色」で表示され
ることになる。
物質境界というデータは持たず、画面上で同じピクセル
値のピクセルが続いている場所は同じ物質の領域と判断
し、隣接するピクセルのピクセル値が自分のピクセル値
と異なる場所がその物質の境界(境界ピクセル)である
と判断する。画面上で、半導体装置を構成する各物質に
対応するピクセルを物質ピクセルと呼び、半導体装置の
表面より上の空間に存在する全てのピクセル、例えば図
1ではピクセルp4を空気ピクセルと定義する。更に、
空気ピクセルに接する物質ピクセルを表面境界ピクセル
と定義する。
置の第3の物質領域3上に新たに第4の物質をCVDに
より堆積形成した状態を表示する場合について説明す
る。図2(a)に示すように、堆積膜厚に相当する半径
の「円」を、全ての表面境界ピクセルに中心をおいて描
画する。この円が描画された空気領域4のピクセルp4
と第3の物質領域3のピクセルp3は、第4の物質を示
すピクセル値に変更され、例えば「緑色」を表示するも
のとなる。
示すピクセル値に変更されているピクセルを元に戻すた
め、元の画面で物質ピクセルであった所で再描画する。
このことにより、図2(b)に示すように、第3の物質
領域3上に第4の物質領域5が表示されるようになる。
第4の物質領域5は第4の物質を示すピクセル値を持ち
「緑色」を表示するピクセルp5で示される領域であ
る。なお、異なるピクセル値を有していても同一の色で
表示したり、異なる表示色であっても同一のピクセル値
を有することもできる。
る、酸化膜の生成状態における半導体装置断面構造の表
示方法について説明する。図3は、シリコン窒化膜によ
るマスクを用いたシリコンの選択酸化の状態の描画状態
を説明するための説明図である。同図において、31は
シリコン基板を示すシリコン領域、32はすでに形成さ
れている酸化シリコン膜を示す酸化シリコン領域、33
はシリコン領域31の選択酸化を行うためのマスクとな
るシリコン窒化膜からなるマスク領域、34はシリコン
領域31,マスク領域33上の空間を示す空気領域、3
5はシリコン領域31が露出している拡散口である。
めなどの酸化シリコン領域を形成する場合、まずシリコ
ン基板全面に薄く酸化膜を形成し、この後マスクとして
のシリコン窒化膜を所定の領域が開口するように形成す
る。そして、この状態のものを弗酸などのウエットエッ
チングを行うことにより、シリコン窒化膜のない領域の
酸化シリコンがエッチングされ、図3(a)に示すよう
な状態が得られ、この実施例ではこの状態を初期画面と
する。また、ここでは、酸化が活性酸素の酸化物中の拡
散に律速されることに着目し、シリコン窒化膜によるマ
スクの開口部直下のシリコン表面から、活性酸素がシリ
コンと酸化シリコンの界面に沿って横方向へ拡散するも
のとして考える。
法について説明する。まず、図3(a)に示す初期画面
の全ピクセル情報をセーブすると同時に、活性酸素の入
り込める拡散口35を検索する。これは、画面上でピク
セルの際上行より1行毎にピクセル値を確認することで
行われる。次いで、図3(b)に示すように、シリコン
領域31の最表面のシリコンピクセル31aを取り出
し、この中で拡散口35に対応するところに、シリコン
が2酸化シリコンになる際の膨張率を考慮して所定の膜
厚の酸化膜36を仮想的に生成する。ここで、指定され
た膜厚の酸化膜を生成するために十分なシリコンがその
場所(ピクセルマップの該当する行)にない場合は、そ
こに存在するシリコン量に応じて、その場所の酸化膜の
仮想膜厚を決める。
で活性酸素の拡散が起こるものと仮定して、図3(c)
に示すように、例えば、ガウス分布関数を用いた畳み込
み積分により、シリコンピクセル31aの軸上部および
下部の形状を計算して形状示唆線分群37を得る。次
に、図3(d)に示すように、シリコン領域31のみを
表示した状態とした後、この上に形状示唆線分群37を
シリコンピクセル31aが一致するように描画する。形
状示唆線分群37を構成する1つ1つの示唆線分は、そ
の中心が境界ピクセル上に来るようになる。これによっ
て、図3(e)に示すように酸化シリコン領域32aを
表示する。
コン領域32の膜厚に対応する線分38を空気領域34
との境界ピクセル上に元の酸化シリコン領域32の領域
まで描画し、この上よりマスク領域33の膜厚に対応す
る線分39を元のマスク領域まで描画していく。そし
て、これらの線分群を用い、図3(g)に示すように、
新たに酸化シリコン領域32bが形成された断面状態を
表示する。ここで、シリコン領域の下に酸化されない別
の物質が存在する場合には、この部分にはみ出した酸化
膜を除去するために、初期画面におけるシリコン領域よ
り下部の物質ピクセルを全て元のピクセル値で再描画す
る。
において、空気領域34のピクセルを含め全てのピクセ
ルの位置をずらして再描画するのであれば、シリコン領
域31だけでなく、他の領域の表示を残したまま、形状
示唆線分群37を重ね描画してもよい(図3(d))。
の活性酸素の拡散を水平なx軸上で計算するため、この
表面の傾きが水平からずれると誤差が大きくなる可能性
がある。そこで、表面に大きな傾斜の面が存在する場
合、例えば段差がある場合の酸化に対しては、以下の実
施例2に示すようにした方がよい。
例である半導体装置断面構造の表示方法を説明するため
の説明図である。同図において、41は段差のあるシリ
コン基板を示すシリコン領域、42はすでに形成されて
いる酸化シリコン膜を示す酸化シリコン領域、43はシ
リコン領域41の選択酸化を行うためのマスクとなるシ
リコン窒化膜からなるマスク領域、44はシリコン領域
41,マスク領域43上の空間を示す空気領域、45は
シリコン領域41が露出している表面、45aはシリコ
ン領域41の露出していない界面である。
ン)になる際の膨張率は1と2の中間であるため、シリ
コンであった場所に形成される酸化膜の膜厚は、空気で
あった場所に形成される酸化膜の膜厚より厚くなる。こ
のことを踏まえ、シリコン領域41の最上行のピクセル
を境界として、その上の空気領域44に成長していく酸
化シリコン領域と、その下のシリコン領域41に成長し
ていく酸化シリコン領域とを別々に生成して描画するよ
うにしたのがこの実施例2の特徴である。
ルを空気に面している表面45と、他の物質である酸化
シリコン領域42に面している界面45aに分類する。
次に図3(b)に示すように、シリコン領域41だけを
表示するようにした後、シリコン領域41最上面の各ピ
クセルを中心に、シリコン領域41の部分への酸化膜生
成膜厚に対応した半径の円を酸化膜のピクセル値で描画
していく。これにより、図3(c)に示すように、シリ
コン領域41上に酸化シリコン領域42aが生成された
状態の表示となる。
円の半径は、活性酸素の拡散を考えてマスク領域43の
端からの距離に対して補誤差関数で変化させていく。マ
スク領域43の端からの距離は、例えば、表面45のピ
クセルに対してはもっとも近くにある界面45aのピク
セルとの距離、界面45aのピクセルに対してはもっと
も近くにある表面45のピクセルとの距離を測ることに
よって求めることができる。
の情報に基づいて、もとのシリコン領域41表面より上
部(シリコンは含まない)のピクセルを全て空気領域4
4を示すピクセルに置き換え、変形酸化領域42bを得
る。。次に、図3(e),(f)に示すように、今度は
空気領域44への酸化シリコン形成膜厚に対応した半径
の円を、前述と同様に表面45,界面45a上に中心が
来るように酸化シリコン領域42を示すピクセル値で描
画し、酸化シリコン領域42cを得る。そして、前述の
実施例1の図3(f),(g)で説明したように、図4
(g),(f)に示すように、酸化シリコン領域42c
上に酸化シリコン領域42,マスク領域43を描画す
る。最後に、初期画面のシリコン領域41より下の領域
(シリコン領域41は含まない)の物質ピクセルを全て
元のピクセル値で再描画する。
元の表面を境に上下に分けて考える必要はなく、図4
(d)〜(f)で示した処理は不要である。また、膨張
率が1より小さい場合は、図4(e),(f)で説明し
た処理で、酸化シリコン領域42を示すピクセル値では
なく空気領域44を示すピクセル値で円を描画する。そ
して、膨張率が2より大きい場合は、図4(e)で用い
る円が図4(b)で用いる円より大きいものとなるの
で、図4(f)に示す状態の後、元のシリコン領域41
の最表面より下の部分を、図4(d)に示す状態で再描
画する必要がある。
リコンの酸化について説明してきたが、これに限るもの
ではなく、この発明はTiシリサイドなどの生成につい
ても対応するものである。図5は、この発明の第3の実
施例である半導体装置断面構造の表示方法を示す説明図
である。同図において、51はシリコン基板を示すシリ
コン領域、52はシリコン領域51で表示されているシ
リコン基板上の所定の領域に形成されているシリコン酸
化膜を示す酸化膜領域、53はシリコン酸化膜上に形成
されているポリシリコン電極を示すポリシリコン領域、
54はシリコン基板,ポリシリコン電極上に堆積された
Ti層を示すTi領域、55は空気領域である。
物であるTiシリサイドを選択的に作成するシリサイド
化を実施した場合について説明する。そして、ここで
は、実施例1で説明したシリコン酸化の場合と同様に、
2つの物質の界面から反応生成物が横方向へ拡散するも
のと考える。
面構造の表示方法を説明する。まず、図5(a)に示す
初期状態の画面より、シリコンを示す領域とTiを示す
領域との境界ピクセルを探し出す(図5(b))。こ
の、図5(b)に示す反応境界56,57でTiとポリ
シリコンが化合反応を起こしTiシリサイドを生成して
いく。
反応境界におけるTiシリサイドの膜厚を仮想的に生成
する。すなわち、シリコン領域51側の反応境界56a
の下側にTiシリサイドの膜厚61、ポリシリコン領域
53側の反応境界57aの下側にTiシリサイドの膜厚
62、Ti領域54側の反応境界56b上側にTiシリ
サイドの膜厚63、Ti領域54の反応境界57b上側
にTiシリサイドの膜厚64を仮想的に生成する。そし
て、Ti領域54表面58の反応境界56,57上に対
応する領域の下に、化合反応に伴う体積減少分の減少膜
厚65,66を仮想的に生成する。
iシリサイドの成長が起こるものと仮定して、仮想的に
制した膜厚を元にガウス分布関数を用いた畳み込み積分
により、図5(d)に示すように、反応界面上部,反応
界面した部および表面の形状を計算する。すなわち、反
応境界56aの下側にTiシリサイドの形状示唆線分群
61a、反応境界57aの下側にTiシリサイドの形状
示唆線分群62a、反応境界56b上側にTiシリサイ
ドの形状示唆線分群63a、反応境界57b上側にTi
シリサイドの形状示唆線分群64aを生成する。そし
て、反応境界58の下側に、形状示唆線分群65a,6
6aを生成する。
唆線分群を対応する境界上に配置し、これを元に、図5
(f)に示すように、それぞれのピクセル値で描画し直
すことにより、Tiシリサイド領域59とTi領域54
の体積減少状態とを描画する。最後に、図5(g)に示
すように、初期画面ではシリサイド反応対象でなかった
全ての物質ピクセルの場所を、図5(a)に示す初期画
面のピクセル値で再描画する。
扱う場合にも、実施例2で説明した酸化の場合と同様
に、円を用いてシリサイド層などの断面形状を生成する
ことが可能である。また、化合反応に伴い堆積が膨張す
る場合は、その物質領域表面上に堆積膨張分の膨張膜厚
を仮想的に生成し、これによる形状示唆線分群を生成
し、この形状示唆線分群を対象の物質領域の表面を示す
境界ピクセル上に配置することで堆積膨張状態を描画す
ることができる。
ば、複雑な演算処理を用いたり、これに時間をかけるこ
となく、半導体装置の酸化やシリサイド化などの断面構
造の変化した状態を正確に描画できるようになるという
効果がある。
ける物質領域と物質境界の定義を概略的に示す説明図で
ある。
る。
の表示方法を説明するための説明図である。
構造の表示方法を説明するための説明図である。
構造の表示方法を説明するための説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体装置を製造する際の工程データと
マスクパタンデータとに基づいて指定された場所の断面
構造を計算機の画面上に表示する半導体装置断面構造の
表示方法において、 前記画面上に表示された描画対象の表示断面の各ピクセ
ルに付けられたピクセル値によって物質の種別を定義
し、隣接するピクセルのピクセル値が自己のピクセル値
と異なるピクセルをその物質の境界ピクセルと判断する
処理と、 前記境界ピクセルの中で反応生成物が生成される領域を
中心にして、反応生成物のピクセル値で、各場所に生成
される反応生成物の膜厚に対応した基本図形を描画する
処理と、 初期画面における境界ピクセルより上に位置していた全
てのピクセルを、その境界位置を新たに生成された表面
境界の位置にずらせて描画する処理とを有することを特
徴とする半導体装置断面構造の表示方法。 - 【請求項2】 半導体装置を製造する際の工程データと
マスクパタンデータとに基づいて指定された場所の断面
構造を計算機の画面上に表示する半導体装置断面構造の
表示方法において、 前記画面上に表示された描画対象の表示断面の各ピクセ
ルに付けられたピクセル値によって物質の種別を定義
し、隣接するピクセルのピクセル値が自己のピクセル値
と異なるピクセルをその物質の境界ピクセルと判断する
処理と、 前記境界ピクセルの中で反応生成物が生成される領域を
中心にして、反応生成物のピクセル値で、各場所に生成
される反応生成物の膜厚に対応した基本図形を描画する
処理と、 前記境界ピクセルを中心に、反応によって膨張または収
縮した分に相当する形状示唆図形を膨張の場合は表面物
質のピクセル値で、収縮した場合は空気を示すのピクセ
ル値で描画する処理とを有することを特徴とする半導体
装置断面構造の表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24358893A JP3188927B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 半導体装置断面構造の表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24358893A JP3188927B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 半導体装置断面構造の表示方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0773236A true JPH0773236A (ja) | 1995-03-17 |
JP3188927B2 JP3188927B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17106056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24358893A Expired - Lifetime JP3188927B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 半導体装置断面構造の表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3188927B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP24358893A patent/JP3188927B2/ja not_active Expired - Lifetime
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