JPH0773133A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH0773133A
JPH0773133A JP5159550A JP15955093A JPH0773133A JP H0773133 A JPH0773133 A JP H0773133A JP 5159550 A JP5159550 A JP 5159550A JP 15955093 A JP15955093 A JP 15955093A JP H0773133 A JPH0773133 A JP H0773133A
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cpu
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storage device
maximum
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JP5159550A
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Izumi Yuzawa
泉 湯沢
Hiroyoshi Suzuki
啓悦 鈴木
Mamoru Touraku
守 東落
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のCPUにより共用される半導体記憶装
置等の外部記憶装置で、この外部記憶装置の有するデー
タ転送能力を常に自動的に最大限に引き出す。 【構成】 半導体記憶装置3は、制御プロセツサ41〜
4mを介してCPU11〜1mと排他的に接続されるI
Cメモリ6と、共通メモリ7と排他制御ラツチ8を有す
る。共通メモリ7には、各CPUルート51〜5m毎の
最大転送速度(初期設定値)Ti1〜Tim、現在使用
中転送速度Tc1〜Tcm、使用可能フラグA1〜Amが
登録される。あるCPU(m)の転送開始の際、全CP
UのTc1〜Tcmの総和Tcと、記憶装置3が有する
最大データ転送能力Txから、装置3の現在の転送余力
(例えばTx−Tc)を求め、転送余力が高いと最大転
送速度Timで転送を開始し、転送余力が低いとTim
より低い速度で転送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のCPUと共用の
外部記憶装置の間でデータを転送するデータ転送方式に
係り、特に、外部記憶装置の有するデータ転送能力を最
大限に発揮できるデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CPUと磁気デイスク装置、半
導体記憶装置等の外部記憶装置との間で相互にデータを
転送するデータ転送制御方式については、各種の技術が
公開されている。例えば、特開昭61−246861号
公報(文献1)には、データオーバランが発生したとき
のリトライで、入出力制御装置内の制御プロセツサがデ
ータ転送速度を下方に切替えることにより、負荷に応じ
た適切なデータ転送速度を自動的に選択する方式が示さ
れている。また、特開昭61−221860号公報(文
献2)には、半導体記憶装置内にデータ転送速度制御手
段を設け、データ転送中にオーバランが発生すると、オ
ーバランが発生した以降の所定時間データ転送速度を低
減することによりシステムの処理効率の向上を図つてい
る。しかし、これらの方式では、複数のCPUに外部記
憶装置が接続される場合に、この外部記憶装置の有する
データ転送能力を常に自動的に最大限引き出すことにつ
いてはなにも考えられていなかつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記文献1及び2のデ
ータ転送方式では、いずれも1台のCPUと外部記憶装
置との間のデータ転送を考慮しただけであつて、複数の
CPUに対し外部記憶装置のデータ転送能力を最大限に
発揮させることについては考慮されていない。
【0004】一方、従来、複数のCPUと独立したデー
タ転送経路を有する外部記憶装置は知られているが、こ
の外部記憶装置においては、各経路の使用する転送速度
は、予め当該外部記憶装置の初期設定の際に指定される
固定的なものであつて、該外部記憶装置の動作状況をフ
イードバツクし、転送速度を各CPU毎に動的に変化さ
せるものではなかつた。
【0005】そこで、複数のCPUと接続される外部記
憶装置を有するデータ転送システムにおいて、各々のC
PUの時々刻々変化する要求に対して、各CPUと外部
記憶装置との間の転送速度を、CPU全体としての総ス
ループツトが常に大きくなるように(好ましくは最大と
なるように)かつオーバランが発生しないように調整す
ることが望ましい。
【0006】従つて、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解消し、外部記憶装置に接続される全CPUと
の転送速度状況をモニタすることにより、転送負荷(外
部記憶装置に対するそれぞれのCPUルートの要求の大
きさをいい、後述のTcに対応する)が当該外部記憶装
置の有する最大スループツトに比べ小さいときには各経
路に最大の転送速度を指示し、逆に転送負荷が大きいと
きには、後から転送を開始する経路に対しては、低い速
度を指示することによつて、当該外部記憶装置の転送能
力を常に自動的に最大限引き出すと共に、外部記憶装置
側オーバランが発生しないデータ転送方式を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の他の目的は、データ転送中にCP
U側オーバランが発生したとき直ちにデータ転送速度を
低速側に切り換えてオーバランしたデータの転送処理を
再試行することができるデータ転送方式を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のCPUと前記複数のCPUにより
共用される外部記憶装置との間でデータを転送するデー
タ転送方式において、各CPU経路に対する最大転送速
度を設定する手段と、各CPU経路の実転送速度を測定
する手段と、前記外部記憶装置が有する最大データ転送
能力及び前記実転送速度に基づいて前記外部記憶装置が
現在有する転送能力の余力を求める手段と、あるCPU
経路のデータ転送速度を決定する際に、当該CPU経路
の最大転送速度からみて前記余力が高いと判断されたと
きには前記最大転送速度を選定し、低いと判断されたと
きには前記余力の範囲で前記最大転送速度より低い転送
速度を選定する転送速度選定手段とを備えたものであ
る。
【0009】また、前記転送速度選定手段により選定さ
れた転送速度でデータ転送中にCPU側オーバランが発
生したとき、当該CPU経路の転送速度を1段階または
複数段階低い速度に切り換えて、オーバランとなつたデ
ータ転送処理の再試行をするように構成したものであ
る。
【0010】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0011】本発明によれば、各CPUに対する最大転
送速度(実施例の初期設定転送速度Jij)を設定する
手段と、各CPU経路の実転送速度(実施例の現在使用
中転送速度Tcj)を測定する手段と、外部記憶装置が
有する最大データ転送能力(実施例のTx)に基づいて
前記外部記憶装置が現在有する転送能力の余力を求める
手段と、あるCPU経路のデータ転送速度を決定する際
に、当該CPU経路の最大転送速度からみてこの余力が
高いと判断されたときには前記最大転送速度を選定し、
低いと判断されたときにはこの余力の範囲で前記最大転
送速度よりも低い転送速度を選定する転送速度選定手段
とを備える。これにより、あるCPUがこれから新たに
データ転送を開始しようとする場合、そのとき既に転送
を行なつている全CPUの転送速度状況(実転送速度)
がモニタされ、これらの実転送速度(Tcj)と前記最
大転送能力(Tx)に基づいて、外部記憶装置の余力が
求められる。
【0012】なお、余力の求め方としては、最大転送能
力(Tx)と各CPUの実転送速度(Tcj)の総和
(Tc)を余力として算出してもよいが、更に、このと
きから転送を行なう予定になつているCPUルートの最
低転送速度の総和(Ts)を求めて、(Tx−Tc−T
s)を余力として算出するようにしてもよい。
【0013】得られた余力と外部記憶装置の最大データ
転送能力とが比較され、余力が高いとき(余裕が十分あ
るとき)には前記最大転送速度(Tij)が選定され、
余力が低いとき(余裕が少ないとき)にはこの余力の範
囲内で前記最大転送速度よりも低い転送速度が選定され
る。この結果、全CPU経路の転送速度の総和は常に外
部記憶装置の有する最大スループツト(最大データ転送
能力)に等しいか近い状態で転送を行なうことができ、
データ転送効率を高めることができると共に、外部記憶
装置オーバランの発生を極力抑えることができる。
【0014】また、あるCPUが上記の選定された転送
速度でデータ転送中にCPU側オーバランが発生したと
き、その転送速度を1段階または2段階のように(例え
ば、1/2,1/3のように)低い速度に即時に切り換
えて再試行をすることにより、エラーの発生を防止する
ことができる。
【0015】外部記憶装置としては磁気デイスク装置や
光デイスク装置でもよいが、各経路の転送速度の設定及
び切り換えが容易に高速に行なえるICメモリを用いた
半導体デイスク装置は特に有効である。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面の図1〜図3
により説明する。
【0017】本発明では、外部記憶装置は2つ以上例え
ばm個のCPUと接続するパスを有し、各パスが独立に
データ転送を行なうことが可能であり、かつ各CPUと
2つ以上のデータ転送速度がプロトコル上定義されてお
り、更に、どの転送速度を使用するかの選択権がI/O
側に備わつている。
【0018】図1は、本発明の一実施例として、外部記
憶装置の一例である半導体記憶装置を使用したデータ転
送速度自動調整方式の構成図を示す。図1において、半
導体記憶装置3は、m個の異なるCPU11〜1mとチ
ヤネル21〜2mを経由して接続され、各々のパスはこ
の半導体記憶装置3内の独立した制御プロセツサ(1〜
m)41〜4mとそれぞれ接続されている。各プロセツ
サ41〜42は、各々のルート51〜5mを通じてIC
メモリ6、共通メモリ7、及び排他制御ラツチ(ハード
ウエアラツチ,ハードウエアロツク)8にアクセスする
ことができるようになつている。
【0019】CPU11のパスを一例にとり、データ転
送制御の概要を説明する。制御プロセツサ41は、CP
U11からチヤネル21経由により発行されたSIO
(START I/O)を受信すると、ルート51を経
由し、排他制御ラツチ8のアクセス許可の下に共通メモ
リ7にアクセスする。このハードウエアラツチは、IC
メモリ6の内容を参照更新する際、単一プロセツサのみ
に使用許可を与え、内容の保障を与えるように、当該メ
モリを排他制御する機能を有する。
【0020】ICメモリ6はCPU11〜1mにより時
分割でアクセスされるようになつており、ICメモリか
ら引き出せる最大転送スループツトをTx、システムで
のCPUの台数をmとするとき、単純に考えるならCP
U1台当りの平均的なスループツトはTx/mまでとな
るが、CPUの中には休んでいるものやTx/m以下の
データ転送速度で転送をしているものなどもあることか
ら、あるCPUにおける最高データ転送速度をTx/m
に制限したのでは、システム全体として効率的な転送を
することはできない。時間帯によつては、システムの総
スループツトをTx以内とするなら、あるCPUのデー
タ転送速度をTx/mの2倍、3倍に割り当てることが
できるようにすることがシステム全体の転送効率を高め
る上で望ましい。本実施例は、以下に述べるように、こ
のような要求を満足させるものである。
【0021】図2は、共通メモリ7上の情報構造の一例
を示す図である。図2で、共通メモリ7には、各ルート
51〜5mに対応した初期設定転送速度及び現在使用中
の転送速度が記録されている。各CPU11〜1mとI
Cメモリ6の間は各種の転送速度を選択することが可能
であり、この速度は、各制御プロセツサ41〜4mの状
況判断のもとに選択され、各ルート51〜5mの転送速
度制御部に指示されることで決定する。制御プロセツサ
41は、共通メモリ7内の全ルート51〜5mの現在使
用中転送速度(実転送速度)Tc1〜Tcmの総和Tc
を取り、現在のICメモリ6の総スループツトTcを算
出する。ここで、Tcは、数1で求められる。
【0022】
【数1】
【0023】ICメモリ6の最大転送スループツトTx
(固定値)は、予め各制御プロセツサ41〜4mに与え
られている(覚え込ませている)ので、制御プロセツサ
41は最大スループツトTxと総スループツトTcの差
Td=(Tx−Tc)(但し、Tx>Tcが条件)を求
め、このTd以下の範囲で自ルートに使用可能な速度を
選択する。選択方法の一例としては、図2に示す如く、
共通メモリ7を使用する方法が考えられる。
【0024】共通メモリ7は、次の3つの要素から構成
される。まず第1は、ルート51〜5mの初期設定転送
速度Ti1〜Timである。これは、当該半導体記憶装
置3の立ち上げ時、各制御プロセツサ41〜4mが書き
込む値であり、接続される各CPU1〜CPUmで使用
可能な最高の転送スピードを意味する。このTi1〜T
imの各値は、一般には前記Tx/m(例えば9MB/
s)よりも大きく、例えば18MB/s等に設定され
る。第2は、ルート51〜5mの現在使用中転送速度T
1〜Tcmであり、状況に応じて各種の速度が書き込
まれる。但し、現在使用中転送速度Tcjは、初期設定
転送速度Tij以下に必ず設定される(Tcj≦Ti
j)。第3は、ルート51〜5mのアベイラブル・フラ
グ(使用可能フラグ)A1〜Amである。これは値とし
ては0か1の2値であり、“1”の時、当該ルートはC
PU、チヤネル、制御プロセツサと接続され、動作可能
状態に有ることを示し、逆に“0”の時は未接続状態ま
たは、動作不能状態に有ることを示す。当該フラグも、
初期設定転送速度Tijと同様に、半導体記憶装置3の
立ち上げ時に、各制御プロセツサ41〜4mから書き込
まれ、動作可能ルートのフラグが0から1へ変化する。
【0025】以上で3つの要素の説明は終了したが、補
足として次の2つの条件(数2で示す条件1と数3で示
す条件2)を与える。
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】条件1(数2)は、全ルートの初期設定転
送速度の総和Tiは、ICメモリ6の最大転送スループ
ツトTxを越えてしまうことを意味し、逆に、条件2
(数3)は、各ルートの最低転送速度Tejの総和Te
が、Txに十分おさまることを示している。
【0029】次に、以上の要素の説明に基づき各ルート
の現在使用中転送速度Tcjの設定手順をルート51を
一例として取り上げ、以下に示す。
【0030】制御プロセツサ41は、アベイラブル・フ
ラグA1〜Amと現在使用中転送速度Tc1〜Tcmをリ
ードし、Aj=“1”かつTcj=“0”のルートを総
て調べ、その最低転送速度Tejの和Tsを求める。な
お、Tejは固定値として、予め各プロセツサ41〜4
mに与えられているものとする。
【0031】次に、(Tx−Tc)すなわち、転送速度
の余力を求め、更に、(Tx−Tc)−Tsを算出す
る。この値は、他ルートのこれから使用するであろう。
最低速度を除いた、当該ルートに使用できる転送余力を
示す。従つて、((Tx−Tc)−Ts≧Ti1)であ
れば、ルート51には当該ルートの最高速度である、初
期設定転送速度を選択する。制御プロセツサ41は、共
通メモリ7内のTc1エリアにTi1を書き込み、当該ル
ートの速度選択が終了する。また、(Tx−Tc)−T
s<Ti1)であれば、Ti1の代わりにそれよりも1つ
低い転送速度(例えばTi1の2分の1の速度)Ti1
を選択し、((Tx−Tc)−Ts)とTi1’の大小
を比較する。後者より前者が大きければ、このTi1
を当該ルートの現在使用中転送速度に決定し、逆に小さ
ければ、最低の速度Te1を転送速度とする。なお、予
め速度Tc1とTe1の間をTi1,Ti1/2,Ti1
3,……,Te1のように何段階かに設定しておき、上
記の比較を順に行なつて、余力以下になる設定速度を選
ぶようにすることもできる。制御プロセツサにより選択
され決定された転送速度は、共通メモリ7の現在使用中
転送速度欄に登録される。
【0032】制御プロセツサ41は、上記のアルゴリズ
ムに従い決定した速度下で、ICメモリ6とCPU11
の間のデータのリード/ライトの制御を実行し、SIO
処理の終了時点において、共通メモリ7内の現在使用中
転送速度Tc2を0にクリアする。
【0033】以上、主として、外部記憶装置の最大転送
スループツトに限界があるとき、外部記憶装置の能力不
足により外部記憶装置側のオーバランが発生することを
避けながら、外部記憶装置の最大可能転送スループツト
ぎりぎり迄、CPU全体の総スループツトを高めること
について説明した。
【0034】次に、一度決定した転送速度に従つてデー
タ転送中、逆にチヤネル21側の能力不足によりチヤネ
ル側オーバランが発生した場合の対処方法について示
す。
【0035】このようなチヤネル側オーバランは、例え
ば、あるCPUがデータ転送中に別のICメモリ(図示
せず)の割り込みが入るなど、CPU内チヤネル側によ
るI/O多重制御が行なわれる場合に発生することがあ
る。制御プロセツサ41は、このオーバランを検出する
と、共通メモリ7内のTc1より1つ低い速度を再選択
し、Tc1を当該速度に修正し、ルート41の設定も変
更し、オーバランとなつた処理の再試行を行なう。この
制御方式を用いて、まず自身のスループツト限界におさ
まる転送速度を選び、この一度選択した速度が、今度は
チヤネル側の状況によりオーバランとなるケースに対し
ては順次低い速度を用いることによつて、当該装置の最
大転送能力を生かすデータ転送速度自動調整方式を実現
することができる。なお、このCPU側(チヤネル側)
オーバランの来歴は、オーバランの発生した転送速度と
回数と時間を含むオーバラン来歴情報として、各データ
経路毎に共通メモリ7内のオーバラン来歴部に登録さ
れ、各プロセツサは、各々の転送速度を決定する際、前
記のように余力と外部記憶装置の最大スループツトとの
比較結果を用いると共に、このオーバラン来歴情報を参
照してオーバランを発生しない最大転送速度を選択する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、複数のCPUと共用外部記憶装置との間でデータ
を転送するデータ転送方式において、各CPU経路に対
する最大転送速度を設定する手段と、各CPU経路の実
転送速度を測定する手段と、前記外部記憶装置が有する
最大データ転送能力及び実転送速度に基づいて前記外部
記憶装置が現在有する転送能力の余力を求める手段と、
あるCPU経路のデータ転送速度を決定する際に、当該
CPU経路の最大転送速度からみて前記余力が高いと判
断されたときには前記最大転送速度を選定し、低いと判
断されたときには前記余力の範囲で前記最大転送速度よ
りも低い転送速度を選定する転送速度選定手段とを備え
たので、あるCPU経路のデータ転送を決定する際に、
そのとき外部記憶装置が有する転送能力の余力に応じ
て、常に外部記憶装置の有する最大転送能力を発揮する
ことができるように当該CPU経路の転送速度が選定さ
れ、共用外部記憶装置に対する全CPU系の転送スルー
プツトを著しく向上させることができると共に、外部記
憶装置側オーバランの発生を回避できるという効果が得
られる。
【0037】また、あるCPUが上記の選定された転送
速度でデータ転送中にCPU側オーバランが発生したと
き、その転送速度を低い転送速度に即時に切り換えて最
小限の転送処理の再試行をすることにより、エラー発生
を防止できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体記憶装置を用い
たデータ転送速度調整方式のハードウエア構成を示すブ
ロツク図である。
【図2】データ転送速度を選択する共通メモリ上の情報
構造の一例を示すブロツク図である。
【符号の説明】
11〜1m CPU 21〜2m チヤネル 3 半導体記憶装置(外部記憶装置) 41〜4m 制御プロセツサ 51〜5m ルート(経路) 7 共通メモリ Tx 外部記憶装置の最大転送スループツト(最大デー
タ転送能力) Ti1〜Tim 初期設定転送速度(最大転送速度) Tc1〜Tcm 現在使用中転送速度(実転送速度) A1〜Am アベイラブルフラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPUと前記複数のCPUにより
    共用される外部記憶装置との間でデータを転送するデー
    タ転送方式において、各CPU経路に対する最大転送速
    度を設定する手段と、各CPU経路の実転送速度を測定
    する手段と、前記外部記憶装置が有する最大データ転送
    能力及び前記実転送速度に基づいて前記外部記憶装置が
    現在有する転送能力の余力を求める手段と、あるCPU
    経路のデータ転送速度を決定する際に、当該CPU経路
    の最大転送速度からみて前記余力が高いと判断されたと
    きには前記最大転送速度を選定し、低いと判断されたと
    きには前記余力の範囲で前記最大転送速度よりも低い転
    送速度を選定する転送速度選定手段とを備えたことを特
    徴とするデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 前記転送速度選定手段により選定された
    転送速度でデータ転送中にCPU側オーバランが発生し
    たとき、当該CPU経路の転送速度を1段階または複数
    段階低い速度に切り換えて、オーバランとなつたデータ
    転送処理の再試行をするように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のデータ転送方式。
JP5159550A 1993-06-29 1993-06-29 データ転送方式 Pending JPH0773133A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09204394A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Fujitsu Ltd データ転送制御装置
JP2010026592A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Panasonic Corp メモリデバイスおよびメモリデバイス制御装置

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