JPH0772850B2 - 電圧可変シャントレギュレータicの負荷拡大回路 - Google Patents

電圧可変シャントレギュレータicの負荷拡大回路

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JPH0772850B2
JPH0772850B2 JP1084598A JP8459889A JPH0772850B2 JP H0772850 B2 JPH0772850 B2 JP H0772850B2 JP 1084598 A JP1084598 A JP 1084598A JP 8459889 A JP8459889 A JP 8459889A JP H0772850 B2 JPH0772850 B2 JP H0772850B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は負荷拡大回路に係り、特に、電圧可変シャント
レギュレータICの特性を損なうことなく電圧可変シャン
トレギュレータの負荷を拡大するに好適な電圧可変シャ
トレギュレータICの負荷拡大回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の回路としては、第4図および第5図に示さ
れているものが知られている。
そして、第4図に示す回路の場合には電圧可変シャント
レギュレータIC10の出力電圧を昇圧する抵抗R1、R2の両
端に負荷RLが接続されているため、プルダウンれた大
きな負荷RLあるいは変動する負荷RLに対して電圧可変シ
ャントレギュレータIC10から一定電圧を負荷RLに供給す
ることができる。
一方、第5図に示す回路の場合には、負荷RLがトランジ
スタT1のエミッタに接続され、IC10がダイオードD1を介
して電流源I1に接続されているため、プルアプされた大
きな負荷RLにIC10から一定電圧を供給することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第4図のものはトランジスタT1のベース
・エミッタ間電圧VBEのばらつきによって負荷電圧VL
ばらつきが生じることがある。
一方、第5図のものはトランジスタT1のベース・エミッ
タ間電圧VBEとダイオードD1の順方向電圧VFのばらつき
によって負荷電圧VLのばらつきが大きくなるという不具
合がある。
また、電圧VBEとVFの温度特性の差とトランジスタT1
ダイオードD1の温度差が負荷電圧VLの温度変動に悪影響
を与えるという不具合がある。
本発明の目的は、負荷が変動しても電圧可変シャントレ
ギュレータICの特性を損なうことなく負荷に安定な定電
圧を供給することができる電圧可変シャントレギュレー
タICの負荷拡大回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、電圧可変シャン
トレギュレータICと、このICの動作電流を検出するとと
もに、動作電流を安定化させるための動作電流検出用抵
抗とを直列にして負荷と並列に接続し、一対の昇圧用抵
抗を直列にして負荷と並列に接続するとともに、これら
昇圧用抵抗の接続点を前記ICの基準電圧出力端子に接続
し、動作電流検出用抵抗両端の電圧と設定電圧とを比較
して両者の偏差を零に抑制する制御を行う制御増幅器を
電源回路中に挿入した構成を有している。
〔作用〕
本発明は前記の手段を採用したことにより、負荷が変動
した場合、制御増幅器が負荷電流の変動を吸収し、シャ
ントレギュレータICの動作電流がほとんど変化しないた
め、シャントレギュレータICから負荷に安定した定電圧
を供給することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、負荷RLに電力を供給する電源回路中
に、誤差検出用制御アンプ(増幅器)11が挿入されてお
り、制御アンプ11の出力側に負荷RL、昇圧用抵抗R1
R2、電圧可変シャントレギュレータIC10、抵抗R3が接続
されている。
昇圧用抵抗R1、R2は直列に接続された状態で負荷RLの両
端に接続されており、これら抵抗の接続点が電圧可変シ
ャントレギュレータIC10の基準電圧出力端子Rに接続さ
れている。
この電圧可変シャントレギュレータIC10のアノードAは
接地され、カソードK側は抵抗R3を介して制御アンプ11
の出力端子に接続されている。
さらに、前記抵抗R3の両端は、制御アンプ11に内蔵され
た誤差比較用電圧源V0に接続されている。
この制御アンプ11の非反転入力端子は、前記電圧可変シ
ャントレギュレータIC10のカソードK側に接続され、反
転入力端子は制御アンプ11の出力端子に接続されてい
る。
そして、前記制御アンプ11は、電圧可変シャントレギュ
レータIC10の動作電流を検出するとともに、動作電流を
安定化させるための抵抗R3両端の電圧と設定電圧(電圧
源V0の電圧)とを比較して両者の偏差を零に抑制するた
めの制御を行うように構成されている。
以上の構成において、制御アンプ11を介して抵抗R1
R2、R3、電圧可変シャントレギュレータIC10および負荷
RLに電力が供給されると、制御アンプ11の負帰還作用に
より抵抗R3の両端電圧がV0に維持され、電圧可変シャン
トレギュレータIC10には定電流V0/R3が流れる。
このため、負荷RLが変動しても、制御アンプ11によって
負荷電流の変動が吸収される。
これにより、負荷RLには一定電圧VLが印加され、必要な
負荷電流VL/RLが流れる。
また、電源電圧VCCの変動に対しては、制御アンプ11が
ダンパーとして機能するため、電圧可変シャントレギュ
レータIC10の動作電流が変動することはなく、負荷電圧
VLを一定電圧に保持することができる。
前記実施例においては、制御アンプ11の出力側にIC10と
負荷RLをプルダウンの形で接続したものについて述べた
が、第2図に示されるように、制御アンプ11の出力側に
電圧可変シャントレギュレータIC10と負荷RLをプルアッ
プの形で形成することもできる。
この場合には、制御アンプ11の非反転入力端子を電源VC
Cに接続し、反転入力端子を電圧可変シャントレギュレ
ータIC10のカソードK側に接続する。
本実施例においても、前記実施例と同様、制御アンプ11
の負帰還作用により抵抗R3の両端電圧が常にV0に保持さ
れるため、負荷RLが変動しても、負荷電圧VLを常に一定
電圧に維持することが可能となる。
また、前記実施例においてはオフセット電圧を有するオ
ぺアンプで構成した制御アンプ11を用いたものについて
述べたが、第3図に示されるように、制御アンプ11の代
わりに、トランジスタT1、T2、電流源I2を用いることも
可能である。
本実施例においては、トランジスタT2のベース・エミッ
タ間電圧VBEを電圧可変シャントレギュレータIC10の動
作電流に対する誤差検出用内部電源として使用し、トラ
ンジスタT2の負荷を定電流源I2としている。このため、
トランジスタT2には常に一定電流が流れ、トランジスタ
T1が制御アンプとして機能するので、抵抗R3の両端電圧
が常に一定電圧に維持され、負荷RLの変動を抑制するこ
とが可能となる。
なお、定電流源I2として固定抵抗R3を用いることも可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、負荷が変動して
も負荷電流の変動を制御アンプが吸収するため、電圧可
変シャントレギュレータICの動作電流が変化するのを防
止して安定化させることができ、大きな負荷あるいは負
荷の変動に対しても電圧可変シャントレギュレータICの
特性を損なうことなく高精度で安定な定電圧を供給する
ことができるなどのすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は制御
アンプとしてオペアンプを用いた他の実施例を示す構成
図、第3図は制御アンプとしてトランジスタを用いた実
施例を示す構成図、第4図は従来例の構成図、第5図は
従来例の他の構成図である。 10……電圧可変シャントレギュレータIC 11……制御アンプ T1、T2……トランジスタ R1、R2、R3……抵抗 RL……負荷 I2……定電流源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧可変シャントレギュレータICと、この
    ICの動作電流を検出するとともに、動作電流を安定化さ
    せるための動作電流検出用抵抗とを直列にして負荷と並
    列に接続し、一対の昇圧用抵抗を直列にして負荷と並列
    に接続するとともに、これら昇圧用抵抗の接続点を前記
    ICの基準電圧出力端子に接続し、動作電流検出用抵抗両
    端の電圧と設定電圧とを比較して両者の偏差を零に抑制
    する制御を行う制御増幅器を電源回路中に挿入したこと
    を特長とする電圧可変シャントレギュレータICの負荷拡
    大回路。
JP1084598A 1989-04-03 1989-04-03 電圧可変シャントレギュレータicの負荷拡大回路 Expired - Fee Related JPH0772850B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0620170Y2 (ja) * 1985-09-12 1994-05-25 ティーディーケイ株式会社 安定化電源等の電圧検出器保護装置
JPS62185490U (ja) * 1986-05-12 1987-11-25

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