JPH0772756A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0772756A
JPH0772756A JP6096139A JP9613994A JPH0772756A JP H0772756 A JPH0772756 A JP H0772756A JP 6096139 A JP6096139 A JP 6096139A JP 9613994 A JP9613994 A JP 9613994A JP H0772756 A JPH0772756 A JP H0772756A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化(特に高さ寸法の短小化)。 【構成】クリーニングパッド11を、その一端部端面
(13)が定着ローラ7の中心軸線を通る垂直線に対し
て所定角度傾いた位置で当該定着ローラ7の周面と接触
しかつ他端部(12)がこの接触部よりも定着ローラ7
回転方向下流側で係止されるように設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やレー
ザプリンタ等の画像形成装置に適用される定着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、画像形成転写部(感
光体,現像器,転写器等)で用紙上に転写されたトナー
像を定着させるために定着装置が設けられている。
【0003】図14に定着装置の従来構成を示す。図に
おいて、1は装置本体,7は定着ローラ,9は加圧ロー
ラである。定着ローラ7は、円筒形状とされ図中反時計
回り方向に回転駆動される。この定着ローラ7は、発熱
源(例えば、ヒーターランプ)を内蔵している。一方、
加圧ローラ9は、スプリングの弾性力等により定着ロー
ラ7と圧接した状態で回転され,送られてきた用紙Pを
当該定着ローラ7に押圧するように構成されている。な
お、図中、34は、上記定着装置等の構成部品を覆う上
部カバーで、開閉可能に設けられている(図14では、
閉鎖状態にある上部カバー34を示す。)。
【0004】ここにおいて、画像形成転写部(図示省
略)で用紙P上に転写された未定着トナー像は、定着ロ
ーラ7と加圧ローラ9との間を通過する際に、両ローラ
7,9からの熱と圧力とにより加熱溶融されて定着され
る。
【0005】この際、トナーは、用紙P上に定着される
とともに,その一部は定着ローラ7の周面に残留する。
そこで、定着装置には、付勢手段(例えば、板バネ1
9)の付勢力を利用して定着ローラ7の周面と接触さ
れ,当該ローラ7に付着した残りトナーを清掃するクリ
ーニングパッド11が設けられるのが一般的である。
【0006】クリーニングパッド11は、装置本体1の
上部に形成された開口部4に摺動自在に装着されてお
り、上部カバー34に取り付けられた板バネ19によっ
て定着ローラ7の周面の上部部分に所定圧力で押し付け
られている。板バネ19は、押圧力の調整がしやすいよ
うに、ある程度長く形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現今の画像
形成装置は、利用分野の拡大等を図るために小型化(薄
型化)される傾向にあり、これに応じて定着装置も小型
化(特に高さ寸法の短小化)が求められている。
【0008】そこで、かかる要請に応じるために定着装
置の構成部品のうちでも高さ方向に大きなスペースを占
める板バネ19を短くすることが考えられる。しかし、
板バネ19を短くすると、押圧力の調整が困難となり、
クリーニングパッド11を押圧し過ぎて耐久性の低下を
招いてしまったり、逆に押圧力不足によりトナーの清掃
が不十分になったりする事態が生じやすくなる。
【0009】本発明の目的は、上記事情に鑑み、定着ロ
ーラに付着したトナーの円滑かつ確実な清掃を図りつつ
小型化(特に高さ寸法の短小化)を達成することができ
る定着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る定着装置
は、定着ローラの周面と接触して当該周面に付着したト
ナーを清掃するクリーニングパッドを備えた定着装置に
おいて、前記クリーニングパッドを、その一端部端面が
前記定着ローラの中心軸線を通る垂直線に対して所定角
度傾いた位置で当該定着ローラの周面と接触しかつ他端
部がこの接触部よりも定着ローラ回転方向下流側で係止
されるように設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成による本発明の場合、定着ローラが回
転駆動されると、クリーニングパッドの一端部は定着ロ
ーラ周面との間に生じる摩擦力によりローラ回転方向に
付勢される。
【0012】すると、クリーニングパッドは、その接触
部(一端部端面)よりも定着ローラ回転方向下流側で係
止された他端部を中心として回動して撓み変形し、定着
ローラ周面を上記付勢力に応じた力で押圧する。また、
クリーニングパッドは、その一端部が上記撓み変形に伴
い押し縮められるので、当該縮み量に相応する弾性復元
力で定着ローラ周面を押圧する。
【0013】これにより、板バネ等の外的付勢手段を設
けなくても、クリーニングパッドを定着ローラの周面に
必要十分な力で押圧することができ、当該ローラに付着
したトナーを円滑かつ確実に清掃することができる。
【0014】また、クリーニングパッドは、その構成
上、定着ローラ周面の最上位部分よりも低い周面部分と
接触するので、高さ位置を低くすることができる。
【0015】したがって、定着ローラに付着したトナー
の円滑かつ確実な清掃を図りつつ板バネ等の付勢手段を
不要とするなどして小型化(特に高さ寸法の短小化)を
達成することができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。 (第1実施例)本定着装置は、図1〜図8に示す如く、
基本的構成〔装置本体1(フレーム2,カバー3),定
着ローラ7,加圧ローラ9,クリーニングパッド11
等〕が従来例(図14)と同様とされており、定着ロー
ラ7の回転力を積極的に利用してクリーニングパッド1
1を定着ローラ7の周面に所定の押圧力で押し付けるよ
うにして、板バネ(19)等の外的付勢手段を不要とす
るとともに、パッド11を定着ローラ7に対して傾斜配
設することにより、小型化(特に高さ寸法の短小化)を
図れるように構成したものである。なお、従来例(図1
4)と共通する構成要素については同一の符号を付し、
その説明は簡略化または省略する。
【0017】具体的には、クリーニングパッド11は、
その一端部(13)の端面が定着ローラ7の中心軸線7
aを通る垂直線VLに対して所定角度(θ)傾いた位置
で当該定着ローラ7の周面と接触し、かつ他端部(1
2)が定着ローラ7の周面との接触部よりも定着ローラ
回転方向(矢印R方向)下流側で係止されるように保持
機構21を介して装置本体1に装着されている。
【0018】クリーニングパッド11は、定着ローラ7
の周面と接触して当該周面に付着したトナーを清掃する
フェルト部13と,このフェルト部13を所定角度傾い
た状態で保持するフェルト保持部12と,このフェルト
保持部12に抓み可能に設けられた把持部14とから形
成されている。
【0019】このクリーニングパッド11では、フェル
ト部13がフェルト保持部12に傾いた状態で保持され
るため、装着に当たっての取付姿勢が正しくないと、装
着不能や,定着ローラ7との接触不良および過大応力発
生による破損等が生じる。
【0020】そこで、本実施例では、クリーニングパッ
ド11の把持部14を、フェルト保持部12のいずれか
の端部(本実施例では図6中右端部)寄りに偏らせて設
け、装着時の把持部14の位置を所定方向側(この実施
例では右側)としたときに正しい姿勢となるように構成
している。
【0021】また、保持機構21は、図6に模式的に示
す如く、装置本体1側に設けられた開口部4および係止
部(5)と,クリーニングパッド11側に設けられた引
っ掛け部(15)と,位置決め部(25)とから構成さ
れている。
【0022】開口部4は、クリーニングパッド11を全
方向に若干の遊びをもって被嵌可能かつ定着ローラ7の
中心軸線7aを通る垂直線VLに対して前面寄りに所定
距離だけ位置ずれするように設けられている。
【0023】また、装置本体1の係止部(5)は、クリ
ーニングパッド11側の引っ掛け部(15)と協働して
当該クリーニングパッド11を係止可能に設けられてい
る。本実施例では、係止部は、係止凹部5より形成され
ている。また、引っ掛け部は、係止凹部5に嵌挿可能に
クリーニングパッド11のフェルト保持部12の両端部
に設けられた係合凸部15より形成されている。
【0024】また、位置決め部(25)は、図6の
(A),(B)に示す如く、クリーニングパッド11の
引っ掛け部(15)を装置本体1の係止部(5)と係合
させつつ当該クリーニングパッド11を開口部4に嵌挿
した際に、同図(C)に示す如く、弾性復元力を利用し
てクリーニングパッド11を長手方向に付勢して、引っ
掛け部(15)と係止部(5)との係合状態が確立・保
持されるように位置決めするものである。
【0025】本実施例では、位置決め部は、クリーニン
グパッド11の一端部(図5中左端部)に一体的に設け
た位置決め片25より形成されている。この位置決め片
25は、弾性変形可能とされており、弾性復元力を利用
してクリーニングパッド11を長手方向に付勢して両係
合凸部16が対応する係止凹部5に嵌挿されるようにク
リーニングパッド11の位置を自動調整可能に形成され
ている。
【0026】また、クリーニングパッド11は、装置本
体1に装着された際に定着ローラ7の周面と接触される
フェルト部13下面が当該周面部分の法線Nと直交する
ように形成されている。これにより、フェルト部13と
定着ローラ7の周面との接触面積が増大し当該周面に付
着したトナーを一段と円滑かつ確実に清掃できる。
【0027】なお、図2中、28は、定着ローラ7の温
度を検出する温度検出手段(サーミスタ28a,サーモ
スタッド28bおよび温度ヒューズ28c)で、クリー
ニングパッド11よりも定着ローラ回転方向(R方向)
下流側に配設されている。また、8は定着ローラ7の発
熱源(ヒーターランプ)である。また、図13は、本定
着装置が適用された画像形成装置で、機器本体31,給
紙部32,画像形成転写部33,本定着装置等から構成
されている。
【0028】次に、この第1本実施例の作用について説
明する。定着ローラ7がR方向に回転駆動されると、ク
リーニングパッド11のフェルト部13は定着ローラ7
周面との間に生じる摩擦力Fによりローラ回転方向(R
方向)に付勢される(図4参照)。
【0029】すると、クリーニングパッド11は、その
フェルト部13よりも定着ローラ回転方向(R方向)下
流側で係止された他端部(フェルト保持部12の引っ掛
け部15)を中心として回動して撓み変形し、定着ロー
ラ11周面を上記付勢力に応じた力で押圧する。また、
クリーニングパッド11は、そのフェルト部13の定着
ローラ7との接触部が上記撓み変形に伴い押し縮められ
るので、当該縮み量(△L)に相応する弾性復元力で定
着ローラ11周面を押圧する。
【0030】これにより、板バネ(19)等の外的付勢
手段を設けなくても、クリーニングパッド11を定着ロ
ーラ7の周面に必要十分な力で押圧することができ、当
該ローラ7に付着したトナーを円滑かつ確実に清掃する
ことができる。また、クリーニングパッド11は、その
構成上、定着ローラ7周面の最上位部分よりも低い周面
部分と接触するので、高さ位置を低くすることができ
る。
【0031】しかして、この第1実施例によれば、クリ
ーニングパッド11をそのフェルト部13が定着ローラ
7の中心軸線7aを通る垂直線VLに対して所定角度θ
傾いた位置で当該ローラ7周面と接触しかつ他端部(フ
ェルト保持部12の引っ掛け部15)がフェルト部13
の定着ローラ7との接触部よりも定着ローラ回転方向
(矢印R方向)下流側で係止されるように設けた構成と
したので、定着ローラ7に付着したトナーの円滑かつ確
実な清掃を図りつつ小型化(特に高さ寸法の短小化)を
達成することができる。
【0032】また、クリーニングパッド11を、開口部
4に嵌挿させつつ引っ掛け部(15)を係止部(5)に
係合させることにより、装置本体1にいわゆるワンタッ
チで装着できるので、着脱を一段と迅速・確実に行うこ
とができ、組立・交換がより一層行いやすくなる。
【0033】また、クリーニングパッド11の引っ掛け
部を係合凸部15より形成するとともに、装置本体1の
係止部を係止凹部5より形成したので、肉眼で係合凸部
15の係止凹部5に対する位置合せを一段と行いやすく
なり、より一層迅速かつ確実に装着することができる。
【0034】さらに、クリーニングパッド11の装着に
当っての取付姿勢を把持部14の位置で判断できるの
で、簡単に装着ミスを未然防止できる。
【0035】さらにまた、位置決め部を形成する位置決
め片25をクリーニングパッド11のフェルト保持部1
2と一体に形成したので、構造強度が増大するとともに
組付けの手間を省くことができる。
【0036】なお、上記第1実施例では、クリーニング
パッド11を、当該パッド11側の引っ掛け部(15)
と装置本体1側の係止部(5)との協働により係止した
が、図9に示す如く、当該他端部(12)の背面に係合
突起16を設け、開口部4側に係合突起16を被嵌する
係合凹部6を設けて、クリーニングパッド11を係止す
るように構成してもよい。
【0037】また、装置本体1の係止部を係止凹部5よ
り形成するとともに、クリーニングパッド11の引っ掛
け部を係合凸部15より形成したが、図7に示す如く、
逆に係止部(5)を係合凸部15と同一構造に形成する
とともに、引っ掛け部(15)を係合凹部5と同一構造
に形成しても、クリーニングパッド11をワンタッチ装
着することができる。
【0038】また、位置決め部を、クリーニングパッド
11に設けられた位置決め片25より形成したが、図8
に示す如く、装置本体1側に位置決め片25と同様構成
の位置決め片(25)を設けて位置決め部を形成しても
よい。かかる構成とした場合には、クリーニングパッド
11を係止部(5)と引っ掛け部(15)とで確実係止
できる位置に位置決め保持することができるとともに、
消耗品としてのクリーニングパッド11の構成を位置決
め片25を設けなくて済み、その分クリーニングパッド
11のより一層のコスト低減を図ることができる。
【0039】(第2実施例)第2実施例は、図10〜図
12に示される。第2実施例に係る定着装置は、加圧ロ
ーラ9を定着ローラ7に押圧当接・離反させる当接離反
機構50を有しており、この当接離反機構50が加圧ロ
ーラ9を定着ローラ7に押圧する力を利用して、クリー
ニングパッド11はその一端部(フェルト部13)の端
面が定着ローラ7の中心軸線7aを通る垂直線VLに対
して所定角度(θ)傾いた位置で当該定着ローラ7の周
面と接触し、かつ他端部(フェルト保持部12)が定着
ローラ7の周面との接触部よりも定着ローラ回転方向
(矢印R方向)下流側で係止されるように装置本体1に
係止されている。なお、第1実施例と共通する構成要素
については同一の符号を付し、その説明を簡略または省
略する。
【0040】すなわち、本定着装置では、当接離反機構
50によって加圧ローラ9が定着ローラ7に押圧される
と、当該押圧力によって定着ローラ7は円滑回転を確保
するために軸受7bとの間に形成されたスキマバメ分だ
け微小移動する。この定着ローラ7の微小移動を利用し
て、クリーニングパッド11を装置本体1の上部係合面
1aに押し付けて係止する構成とされている。
【0041】ここにおいて、当接離反機構50は、定着
ローラ7および加圧ローラ9より用紙搬送方向下流側に
設けた入力部52に上方から作用する押圧当接用外力F
を利用して,加圧ローラ9を定着ローラ7に押圧可能に
設けられている。なお、本実施例では、加圧ローラ9を
定着ローラ7に当接・離反できるように、加圧ローラ9
の軸受9bは図示しないガイド機構によって定着ローラ
7に対して移動可能に設けられている。
【0042】具体的には、当接離反機構50は、第1の
レバー51,第2のレバー55,支軸59および加圧ス
プリング58から構成されている。
【0043】第1のレバー51および第2のレバー55
は、定着ローラ7および加圧ローラ9よりも用紙搬送方
向下流側に配設された支軸59に回転自在に取り付けら
れている。また、第1のレバー51の図10中左端部に
は、上方からの押圧当接用外力Fを受ける入力部52が
設けられている。
【0044】本実施例では、本定着装置等の各構成部品
を覆う装置本体上部カバー(図示省略)の係合部69を
介して、第1のレバー51の入力部52に押圧当接用外
力Fが加えられる。なお、上記装置本体上部カバーを修
理・点検等するために開放すると、係合部69が入力部
52から離れ,当該カバー閉鎖時に入力部52に加えら
れていた押圧当接用外力Fが消失する構成とされてい
る。この第1レバー51とこれに対応する第2のレバー
55の一端部56とは、加圧スプリング58を介して接
続されている。
【0045】また、第2のレバー55の他端部には、押
圧部57が加圧ローラ9の軸受部9bと係合し当該加圧
ローラ9を定着ローラ7側へ押圧可能に形成されてい
る。これにより、押圧当接用外力Fにより、加圧ローラ
9を、各レバー51,55および加圧スプリング58を
介して定着ローラ7へ所定圧力で押圧当接することがで
きる。
【0046】また、クリーニングパッド11の両端部に
は、図11および図12に示す如く、装置本体1の上部
内面に形成された上部係合面1aと当接係合可能な係合
突部17が設けられている。
【0047】したがって、当接離反機構50の入力部5
2に上方から作用する押圧当接用外力Fによって、加圧
ローラ9が定着ローラ7に押圧される。すると、定着ロ
ーラ7は、軸受7bとの間のスキマバメ分だけ上方へ微
小距離だけ持ち上げられ、その結果、当該定着ローラ7
の周面と接触するクリーニングパッド11の係合突部1
7は装置本体1の上部係合面1aに押し付けられ係止さ
れる。
【0048】このように、当接離反機構50が加圧ロー
ラ9を定着ローラ7に押圧する力を利用することによ
り、クリーニングパッド11をより一層迅速かつ容易に
装置本体1に装着することができる。
【0049】
【発明の効果】以上、本発明によれば、クリーニングパ
ッドを、その一端部が定着ローラの中心軸線を通る垂直
線に対して所定角度傾いた位置で当該定着ローラの周面
と接触し,かつ他端部がこの接触部よりも定着ローラ回
転方向下流側で係止されるように設けた構成としたの
で、定着ローラに付着したトナーの円滑かつ確実な清掃
を図りつつ小型化(特に高さ寸法の短小化)を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】同じく、分解斜視図である。
【図3】同じく、外観斜視図である。
【図4】同じく、クリーニングパッドを定着ローラの周
面に所定の押圧力で押し付ける原理を説明するための図
である。
【図5】同じく、クリーニングパッドの外観を示す斜視
図である。
【図6】同じく、クリーニングパッドの装着を説明する
ための図である。
【図7】同じく、クリーニングパッドの変形例を説明す
るための図である。
【図8】同じく、クリーニングパッドの更に別の変形例
を説明するための図である。
【図9】同じく、クリーニングパッドを係合突起および
係合凹部を用いて係止した様子を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【図11】同じく、クリーニングパッドが装置本体の上
部係合面と係止して装置本体に装着された様子を示す図
である。
【図12】同じく、両端部に係合突部が形成されたクリ
ーニングパッドを示す斜視図である。
【図13】同じく、本定着装置が適用された画像形成装
置の概略構成を説明するための図である。
【図14】従来の定着装置を説明するための図である。
【符号の説明】
5 係止部 7 定着ローラ 11 クリーニングパッド 12 フェルト保持部(他端部) 13 フェルト部(一端部) 14 把持部 15 係合凸部(引っ掛け部) 17 係合突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラの周面と接触して当該周面に
    付着したトナーを清掃するクリーニングパッドを備えた
    定着装置において、 前記クリーニングパッドを、その一端部端面が前記定着
    ローラの中心軸線を通る垂直線に対して所定角度傾いた
    位置で当該定着ローラの周面と接触しかつ他端部がこの
    接触部よりも定着ローラ回転方向下流側で係止されるよ
    うに設けたことを特徴とする定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007041156A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
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