JPH0772322A - カラーフィルター及びその製造方法 - Google Patents
カラーフィルター及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0772322A JPH0772322A JP23876493A JP23876493A JPH0772322A JP H0772322 A JPH0772322 A JP H0772322A JP 23876493 A JP23876493 A JP 23876493A JP 23876493 A JP23876493 A JP 23876493A JP H0772322 A JPH0772322 A JP H0772322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- light
- transparent substrate
- color filter
- pixel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮光部からの光反射が小さくしかも平滑性の
良好なカラーフィルターを提供する。 【構成】 透明基板１上の画素部位にパターン状に設け
られこの画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着色
層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂと、透明基板１上の各画素間の隙間
部（画素間部位）にパターン状に設けられこの部位から
の光透過を遮断する遮光部とを備えるカラーフィルター
において、上記透明着色層を含む全面に塗設された露光
処理により選択可染性を生ずる透明樹脂層３を透明基板
１側より露光し、この露光部位を黒色に染色して遮光部
３ａを形成している。
良好なカラーフィルターを提供する。 【構成】 透明基板１上の画素部位にパターン状に設け
られこの画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着色
層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂと、透明基板１上の各画素間の隙間
部（画素間部位）にパターン状に設けられこの部位から
の光透過を遮断する遮光部とを備えるカラーフィルター
において、上記透明着色層を含む全面に塗設された露光
処理により選択可染性を生ずる透明樹脂層３を透明基板
１側より露光し、この露光部位を黒色に染色して遮光部
３ａを形成している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、透明基板上の画素部位
にパターン状に設けられこの画素部位の透過光を各色毎
に着色する透明着色層と、上記透明基板上の各画素間の
隙間部（画素部位）にパターン状に設けられこの部位か
らの透過光を遮断する遮光部とを備えるカラーフィルタ
ー及びその製造方法に係り、特に遮光部からの光反射が
小さくしかも平滑性の良好なカラーフィルター及びその
製造方法に関するものである。
にパターン状に設けられこの画素部位の透過光を各色毎
に着色する透明着色層と、上記透明基板上の各画素間の
隙間部（画素部位）にパターン状に設けられこの部位か
らの透過光を遮断する遮光部とを備えるカラーフィルタ
ー及びその製造方法に係り、特に遮光部からの光反射が
小さくしかも平滑性の良好なカラーフィルター及びその
製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は前面基板と背面基板との
間に液晶物質を封入し、この前面基板と背面基板の各々
に設けられた透明電極に電圧を印加して上記液晶物質を
駆動させ光線の透過・不透過を制御することにより画面
表示を行うディスプレイ装置である。そして、この液晶
表示装置によってカラー表示を行う場合には、上記透過
光をそれぞれの色に着色するカラーフィルターを上記前
面基板又は背面基板として適用している。
間に液晶物質を封入し、この前面基板と背面基板の各々
に設けられた透明電極に電圧を印加して上記液晶物質を
駆動させ光線の透過・不透過を制御することにより画面
表示を行うディスプレイ装置である。そして、この液晶
表示装置によってカラー表示を行う場合には、上記透過
光をそれぞれの色に着色するカラーフィルターを上記前
面基板又は背面基板として適用している。
【０００３】この種のカラーフィルターは一般に図２に
示すような構造になっている。すなわち、図２において
１０はガラス基板等の透明基板を示しており、この透明
基板１０上の画素部位にパターン状に透明着色層１２が
設けられている。この透明着色層１２は上記画素部位を
透過する透過光を各色毎に着色するためのもので、一般
に光の三原色である赤色、緑色及び青色（目的によって
は赤、緑及び青の補色系でもよい）の三色の透明着色層
１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂが各画素毎に設けられている。
示すような構造になっている。すなわち、図２において
１０はガラス基板等の透明基板を示しており、この透明
基板１０上の画素部位にパターン状に透明着色層１２が
設けられている。この透明着色層１２は上記画素部位を
透過する透過光を各色毎に着色するためのもので、一般
に光の三原色である赤色、緑色及び青色（目的によって
は赤、緑及び青の補色系でもよい）の三色の透明着色層
１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂが各画素毎に設けられている。
【０００４】また、各画素間の隙間部（画素間部位）か
らの透過光は外乱光となって画面のコントラストを低下
させることから上記画素間部位には外乱光を遮断する遮
光部１１が設けられている。そして、上記透明着色層１
２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂと遮光部１１との位置精度を確保
するため、上記透明着色層１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂは画
素より幅広に形成され、これら透明着色層１２Ｒ、１２
Ｇ、１２Ｂと遮光部１１との境界部位において両者が互
いに重なるように構成されている。
らの透過光は外乱光となって画面のコントラストを低下
させることから上記画素間部位には外乱光を遮断する遮
光部１１が設けられている。そして、上記透明着色層１
２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂと遮光部１１との位置精度を確保
するため、上記透明着色層１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂは画
素より幅広に形成され、これら透明着色層１２Ｒ、１２
Ｇ、１２Ｂと遮光部１１との境界部位において両者が互
いに重なるように構成されている。
【０００５】そして、このカラーフィルターを上記液晶
表示装置の前面基板又は背面基板に適用する際には、上
記前面基板と背面基板との間隙を前面に亘り均一にして
液晶物質の駆動を安定化させるため、全面に透明樹脂層
１３を設けてその表面平滑化を図っている。
表示装置の前面基板又は背面基板に適用する際には、上
記前面基板と背面基板との間隙を前面に亘り均一にして
液晶物質の駆動を安定化させるため、全面に透明樹脂層
１３を設けてその表面平滑化を図っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のカ
ラーフィルターにおいて上記遮光部１１としては真空蒸
着された金属クロムから成る薄膜、あるいは黒色顔料を
分散させた樹脂等が利用されている。これらの内、上記
金属クロム薄膜はその遮光性が優れる点で上記遮光部と
して優れているが、真空蒸着法により形成されるため製
造コストが高くなり、また光反射率が５０〜６０％と高
いため表示画面が反射光を生じ反ってコントラストを低
下させる等の問題点を有していた。尚、反射率を低下さ
せるため酸化クロム／金属クロムの二層構成とした薄膜
も開発されているが、製造工程を増加させかつ酸化クロ
ム薄膜を追加してもその反射率を１０％まで低下させる
に過ぎなかった。
ラーフィルターにおいて上記遮光部１１としては真空蒸
着された金属クロムから成る薄膜、あるいは黒色顔料を
分散させた樹脂等が利用されている。これらの内、上記
金属クロム薄膜はその遮光性が優れる点で上記遮光部と
して優れているが、真空蒸着法により形成されるため製
造コストが高くなり、また光反射率が５０〜６０％と高
いため表示画面が反射光を生じ反ってコントラストを低
下させる等の問題点を有していた。尚、反射率を低下さ
せるため酸化クロム／金属クロムの二層構成とした薄膜
も開発されているが、製造工程を増加させかつ酸化クロ
ム薄膜を追加してもその反射率を１０％まで低下させる
に過ぎなかった。
【０００７】これに対し黒色顔料を分散させた樹脂は製
造コストが安く、光反射も小さい点で優れているが、そ
の遮光性を向上させるためにはその膜厚を１．２μｍ以
上に設定する必要があった。このため、遮光部１１と上
記透明着色層１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂが重なる境界部位
においては合計膜厚が大きくなって突起を形成し、この
上に設けられる透明樹脂層１３の表面にも上記突起に基
づく凸部１４が形成されることになる。そして、この凸
部１４の高さは０．８μｍ程度に達する場合があり、こ
れに起因して前面基板と背面基板との間隙が不均一にな
り安定して液晶物質を駆動できない問題点を有してい
た。
造コストが安く、光反射も小さい点で優れているが、そ
の遮光性を向上させるためにはその膜厚を１．２μｍ以
上に設定する必要があった。このため、遮光部１１と上
記透明着色層１２Ｒ、１２Ｇ、１２Ｂが重なる境界部位
においては合計膜厚が大きくなって突起を形成し、この
上に設けられる透明樹脂層１３の表面にも上記突起に基
づく凸部１４が形成されることになる。そして、この凸
部１４の高さは０．８μｍ程度に達する場合があり、こ
れに起因して前面基板と背面基板との間隙が不均一にな
り安定して液晶物質を駆動できない問題点を有してい
た。
【０００８】本発明はこのような従来の問題点に鑑みな
されたもので、その課題とするところは、遮光部からの
光反射が小さくしかも平滑性の良好なカラーフィルター
及びその製造方法を提供することにある。
されたもので、その課題とするところは、遮光部からの
光反射が小さくしかも平滑性の良好なカラーフィルター
及びその製造方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のカラーフィルターは、透明基板上の画素部
位にパターン状に設けられこの画素部位の透過光を各色
毎に着色する透明着色層と、前記透明基板上の各画素間
の隙間部（画素間部位）にパターン状に設けられこの部
位からの光透過を遮断する遮光部とを備えるカラーフィ
ルターにおいて、前記遮光部は前記透明基板上の前記透
明着色層を含む全面に塗設され露光処理により選択可染
性を生ずる透明樹脂層を前記透明基板側より露光し、こ
の露光部位を黒色に染色して形成されていることを特徴
とする。
め、本発明のカラーフィルターは、透明基板上の画素部
位にパターン状に設けられこの画素部位の透過光を各色
毎に着色する透明着色層と、前記透明基板上の各画素間
の隙間部（画素間部位）にパターン状に設けられこの部
位からの光透過を遮断する遮光部とを備えるカラーフィ
ルターにおいて、前記遮光部は前記透明基板上の前記透
明着色層を含む全面に塗設され露光処理により選択可染
性を生ずる透明樹脂層を前記透明基板側より露光し、こ
の露光部位を黒色に染色して形成されていることを特徴
とする。
【００１０】また、本発明のカラーフィルターの製造方
法は、透明基板上の画素部位にパターン状に設けられこ
の画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着色層と、
前記透明基板上の各画素間の隙間部（画素間部位）にパ
ターン状に設けられこの部位からの光透過を遮断する遮
光部とを備えるカラーフィルターの製造方法において、
前記透明基板上の画素部位に透明着色層をパターン状に
形成し、次いでこの透明着色層を含む全面に、露光処理
により選択可染性を生ずる透明樹脂層を塗設した後、こ
の透明樹脂層を前記透明基板側より露光し、この露光部
位を黒色に染色して前記遮光部を形成することを特徴と
する。
法は、透明基板上の画素部位にパターン状に設けられこ
の画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着色層と、
前記透明基板上の各画素間の隙間部（画素間部位）にパ
ターン状に設けられこの部位からの光透過を遮断する遮
光部とを備えるカラーフィルターの製造方法において、
前記透明基板上の画素部位に透明着色層をパターン状に
形成し、次いでこの透明着色層を含む全面に、露光処理
により選択可染性を生ずる透明樹脂層を塗設した後、こ
の透明樹脂層を前記透明基板側より露光し、この露光部
位を黒色に染色して前記遮光部を形成することを特徴と
する。
【００１１】
【作用】本発明によれば、上記透明着色層を含む全面に
一様に形成された透明樹脂層を透明基板側より露光し、
この露光部位を黒色に染色して遮光部が構成されている
ため、上記遮光部がクロム薄膜で構成されている従来の
カラーフィルターに比べて遮光部からの光反射を著しく
低減させることができ、しかも遮光部と画素部位との段
差がないので表面の平滑性が高く、結果的に安価で高品
質のカラーフィルターが得られる。
一様に形成された透明樹脂層を透明基板側より露光し、
この露光部位を黒色に染色して遮光部が構成されている
ため、上記遮光部がクロム薄膜で構成されている従来の
カラーフィルターに比べて遮光部からの光反射を著しく
低減させることができ、しかも遮光部と画素部位との段
差がないので表面の平滑性が高く、結果的に安価で高品
質のカラーフィルターが得られる。
【００１２】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳述する。
詳述する。
【００１３】図１は本発明の一実施例に係るカラーフィ
ルターの製造工程を示す断面図である。
ルターの製造工程を示す断面図である。
【００１４】１はガラス基板等の透明基板で、まず、該
透明基板１の上に図１（ａ）に示すように、上記画素部
位に相当する部位に透明着色層２、具体的には三色の透
明着色層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂを形成する。この三色の透明
着色層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂは、例えば、感光性樹脂を全面
に塗布し、画素パターン状に露光し現像した後、残留す
る画素パターン状の感光性樹脂を酸性染料で染色して形
成することができる（染色法）。なお、上記感光性樹脂
の材質はカチオン染料で染色されないものであれば良
く、例えば、ゼラチン、低分子量ゼラチン、グリュー、
カゼイン、ポリビニルアルコール、合成ポリアクリルア
ミド系樹脂などを使用することが出来る。
透明基板１の上に図１（ａ）に示すように、上記画素部
位に相当する部位に透明着色層２、具体的には三色の透
明着色層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂを形成する。この三色の透明
着色層２Ｒ、２Ｇ、２Ｂは、例えば、感光性樹脂を全面
に塗布し、画素パターン状に露光し現像した後、残留す
る画素パターン状の感光性樹脂を酸性染料で染色して形
成することができる（染色法）。なお、上記感光性樹脂
の材質はカチオン染料で染色されないものであれば良
く、例えば、ゼラチン、低分子量ゼラチン、グリュー、
カゼイン、ポリビニルアルコール、合成ポリアクリルア
ミド系樹脂などを使用することが出来る。
【００１５】また、着色顔料が分散された印刷インキを
上記画素部位にパターン状に印刷したり（印刷法）、着
色した電着樹脂を画素パターン状に電着させて形成して
もよい（電着法）。
上記画素部位にパターン状に印刷したり（印刷法）、着
色した電着樹脂を画素パターン状に電着させて形成して
もよい（電着法）。
【００１６】あるいは着色顔料が分散された感光性樹脂
を全面に塗布し、露光し、画素パターン状に現像して形
成することもできる（顔料分散法）。なお、このような
感光性樹脂としてはアクリル系感光性樹脂が適用でき
る。
を全面に塗布し、露光し、画素パターン状に現像して形
成することもできる（顔料分散法）。なお、このような
感光性樹脂としてはアクリル系感光性樹脂が適用でき
る。
【００１７】次に、こうして形成された透明着色層２
Ｒ、２Ｇ、２Ｂを含む全面に、露光処理により選択可染
性を生ずる透明樹脂材料をスピンコート法やロールコー
ト法により一様に塗布しかつ乾燥させて厚さ約２μｍの
表面平坦な透明樹脂層３を形成する（図１（ｂ）参
照）。このような透明樹脂材料としては、紫外線露光処
理により−ＣＯＯＨ基を生ずるキノンジアジド系感光性
樹脂や、上記露光により−ＳｉＯＨ基を生ずる有機ポリ
シラン系樹脂を適用することができ、いずれの場合も露
光部位をカチオン染料で選択的に染色することが可能で
ある。
Ｒ、２Ｇ、２Ｂを含む全面に、露光処理により選択可染
性を生ずる透明樹脂材料をスピンコート法やロールコー
ト法により一様に塗布しかつ乾燥させて厚さ約２μｍの
表面平坦な透明樹脂層３を形成する（図１（ｂ）参
照）。このような透明樹脂材料としては、紫外線露光処
理により−ＣＯＯＨ基を生ずるキノンジアジド系感光性
樹脂や、上記露光により−ＳｉＯＨ基を生ずる有機ポリ
シラン系樹脂を適用することができ、いずれの場合も露
光部位をカチオン染料で選択的に染色することが可能で
ある。
【００１８】次いで、図１（ｃ）に示すように、裏面
（透明基板１側）からＵＶ光を照射する（例えば５０〜
２００ｍＪ／ｃｍ2の露光量）。前記透明着色層２Ｒ、
２Ｇ、２Ｂがマスクとなって画素間部位のみが露光さ
れ、可染性を生ずる。
（透明基板１側）からＵＶ光を照射する（例えば５０〜
２００ｍＪ／ｃｍ2の露光量）。前記透明着色層２Ｒ、
２Ｇ、２Ｂがマスクとなって画素間部位のみが露光さ
れ、可染性を生ずる。
【００１９】そして、上記露光後、６０〜８０℃に加熱
された黒色カチオン染料液中に１０分間程度浸漬し、上
記露光部位が黒色に染色された遮光部３ａを形成する
（図１（ｄ）参照）。このような黒色カチオン染料とし
ては、例えば、ＤｉａｃｒｙｌＢｌａｃｋ ＢＳＬ−Ｆ
やＤｉａｃｒｙｌ Ｂｌａｃｋ ＲＴＬ−ＰＦ［いずれ
も三菱化成（株）製］等が適用できる。
された黒色カチオン染料液中に１０分間程度浸漬し、上
記露光部位が黒色に染色された遮光部３ａを形成する
（図１（ｄ）参照）。このような黒色カチオン染料とし
ては、例えば、ＤｉａｃｒｙｌＢｌａｃｋ ＢＳＬ−Ｆ
やＤｉａｃｒｙｌ Ｂｌａｃｋ ＲＴＬ−ＰＦ［いずれ
も三菱化成（株）製］等が適用できる。
【００２０】こうして形成した遮光部３ａを含む全面に
一様に透明導電膜層４を形成する（図１（ｅ）参照）。
一様に透明導電膜層４を形成する（図１（ｅ）参照）。
【００２１】この透明導電膜層４は、例えば、酸化イン
ジューム（９３重量％）と酸化スズ（７重量％）からな
るＩＴＯの透明導電膜を真空蒸着等によって成膜する。
ジューム（９３重量％）と酸化スズ（７重量％）からな
るＩＴＯの透明導電膜を真空蒸着等によって成膜する。
【００２２】このようにして、カラーフィルターを完成
する。
する。
【００２３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、透明着色層を含む全面に一様に形成された透明樹
脂層を透明基板側より露光し、この露光部位を黒色に染
色して遮光部が構成されているため、上記遮光部がクロ
ム薄膜で構成されている従来のカラーフィルターに比べ
て遮光部からの光反射を著しく低減させることができ、
しかも遮光部と画素部位との段差がないので表面の平滑
性が高く、結果的に安価で高品質のカラーフィルターが
得られるという優れた効果を奏する。
れば、透明着色層を含む全面に一様に形成された透明樹
脂層を透明基板側より露光し、この露光部位を黒色に染
色して遮光部が構成されているため、上記遮光部がクロ
ム薄膜で構成されている従来のカラーフィルターに比べ
て遮光部からの光反射を著しく低減させることができ、
しかも遮光部と画素部位との段差がないので表面の平滑
性が高く、結果的に安価で高品質のカラーフィルターが
得られるという優れた効果を奏する。
【図１】 本発明の一実施例に係るカラーフィルターの
製造工程を示す断面図である。
製造工程を示す断面図である。
【図２】 従来のカラーフィルターの構造を示す断面図
である。
である。
１ 透明基板 ２ 透明着色層 ３ 透明樹脂層 ３ａ遮光部 ４ 透明導電膜層 １０ 透明基板 １１ 遮光部 １２ 透明着色層 １３ 透明樹脂層 １４ 凸部
Claims (2)
- 【請求項１】 透明基板上の画素部位にパターン状に設
けられこの画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着
色層と、前記透明基板上の各画素間の隙間部（画素間部
位）にパターン状に設けられこの部位からの光透過を遮
断する遮光部とを備えるカラーフィルターにおいて、前
記遮光部は、前記透明基板上の前記透明着色層を含む全
面に塗設され露光処理により選択可染性を生ずる透明樹
脂層を前記透明基板側より露光し、この露光部位を黒色
に染色して形成されていることを特徴とするカラーフィ
ルター。 - 【請求項２】 透明基板上の画素部位にパターン状に設
けられこの画素部位の透過光を各色毎に着色する透明着
色層と、前記透明基板上の各画素間の隙間部（画素間部
位）にパターン状に設けられこの部位からの光透過を遮
断する遮光部とを備えるカラーフィルターの製造方法に
おいて、前記透明基板上の画素部位に透明着色層をパタ
ーン状に形成し、次いでこの透明着色層を含む全面に、
露光処理により選択可染性を生ずる透明樹脂層を塗設し
た後、この透明樹脂層を前記透明基板側より露光し、こ
の露光部位を黒色に染色して前記遮光部を形成すること
を特徴とするカラーフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23876493A JPH0772322A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | カラーフィルター及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23876493A JPH0772322A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | カラーフィルター及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0772322A true JPH0772322A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17034920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23876493A Pending JPH0772322A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | カラーフィルター及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772322A (ja) |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP23876493A patent/JPH0772322A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4776675A (en) | Multicolor liquid crystal display device having printed color filters | |
| KR100383716B1 (ko) | 컬러액정표시장치의제조방법 | |
| JP2998826B2 (ja) | カラーフィルターの製造方法 | |
| US5783338A (en) | Method for manufacturing black matrix of active matrix liquid crystal display | |
| US20030063238A1 (en) | Method of fabricating color filter panel for liquid crystal display device using thermal imaging | |
| KR20050032836A (ko) | 컬러필터 기판의 제조방법 | |
| KR20050068507A (ko) | 액정표시장치 및 그 제조방법 | |
| JPH01145626A (ja) | 多色表示装置及びその製造方法 | |
| JPH0687084B2 (ja) | カラーフイルタの製造方法 | |
| JP3261011B2 (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
| JP2593670B2 (ja) | カラー表示装置の製造方法 | |
| JPH0772322A (ja) | カラーフィルター及びその製造方法 | |
| JPH0772321A (ja) | カラーフィルター及びその製造方法 | |
| KR20010056070A (ko) | 횡전계방식 액정표시장치용 칼라필터 제조방법 | |
| JPH07128512A (ja) | カラーフィルター及びその製造方法 | |
| JPH02297502A (ja) | 液晶カラーフイルタの製造方法 | |
| JPH09189899A (ja) | ブラックマトリクス基板、カラーフィルターおよび液晶パネルならびにそれらの製造方法 | |
| JPH06265713A (ja) | カラーフィルターの製造方法 | |
| JP3374496B2 (ja) | 液晶表示装置用カラーフィルター基板 | |
| JPH0954209A (ja) | カラーフィルタの形成方法 | |
| JPH06174916A (ja) | カラ−フィルタおよびその製造方法 | |
| JP2575497B2 (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
| JPH06230213A (ja) | カラーフィルター | |
| JPH07128518A (ja) | カラーフィルター | |
| JP3151046B2 (ja) | カラーフィルタおよびその製造方法 |