JPH0771587B2 - 電子ミシンの止め縫制御装置 - Google Patents

電子ミシンの止め縫制御装置

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JPH0771587B2
JPH0771587B2 JP60226912A JP22691285A JPH0771587B2 JP H0771587 B2 JPH0771587 B2 JP H0771587B2 JP 60226912 A JP60226912 A JP 60226912A JP 22691285 A JP22691285 A JP 22691285A JP H0771587 B2 JPH0771587 B2 JP H0771587B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、縫目制御信号を電子的記憶装置に記憶してい
る電子ミシンにおける止め縫制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術及びその問題点) 縫の開始に先だって複数の模様を順次選択して当該選択
順序に従って縫目模様を形成可能にしているミシンにお
いては、一般に模様に引続く止め縫が模様の終端を設定
していることからして、複数の模様を組合わせた最終端
の止め縫はその組合わせた模様の終端を設定している。
よって従来は、複数の模様を順次選択して、そのつぎに
止め縫を指定すると、一連の模様選択が終了したものと
して設定され、あるいはこの場合の止め縫の指定なしに
ミシンを始動指定することによって同様に止め縫が指定
されて選択が終了したものとして設定されるようにして
いる。
しかしながら、このような方式によると、特にアルファ
ベットなどの文字の組合わせによって、単語と単語との
間にスペースを設けて多くの単語からなる模様を形成さ
せたいような場合に、一つの単語を記憶させて縫を形成
し、そしてつぎの単語を記憶させて縫を形成するという
交互の操作が必要であって操作がわずらわしく、またこ
れら一連の模様を繰り返し形成させることは出来なかっ
た。
(問題点を解決するための手段及びその作用) 本発明は、縫の開始に先だって模様の選択において、通
常の単位模様の選択の後に止め縫が指定され、引続く単
位模様の選択がなかったときは一連の模様の終了として
の止め縫とそれに付随するミシンの停止とが設定され、
引続く単位模様の選択があったときは一連の模様の中間
の止め縫とそれに付随するミシンの停止とが設定され、
一連の模様の全部が縫の開始に先だって記憶可能で、且
つ一連の模様の繰り返し形成をも可能にしたものであ
る。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図において各主たる要素はミシン頭部に装着されてい
る。模様選択スイッチ(Ss)は、数字あるいはアルファ
ベットなど主としてワンポイント模様A,B,C,X,Y,Zをそ
れぞれ選択するスイッチ(A)(B)(C)(X)
(Y)(Z)よりなり、その各出力側のラインはプルア
ップ抵抗(R1)を介して正電位Vccを受けていて常時H
レベルであり、押し操作されると閉となって当該操作に
対応したラインをLレベルにし、解放すると開に復帰し
てHレベルにする。止め縫指定スイッチ(S F)、選択
された模様を記憶させるための記憶指定スイッチ(S
M)、そしてこれら各スイッチ操作による指定を取消す
ための取消スイッチ(Sc)は、その各出力側のラインに
それぞれのプルアップ抵抗(R2)(R3)(R4)が接続さ
れていて、前記模様選択スイッチ(Ss)の各々と同様に
各レベル信号を発生する。ラッチ(LA1)は、取消スイ
ッチ(Sc)が操作されたとき、リセット信号RがLレベ
ルとなってリセットされ、模様選択スイッチ(Ss)が操
作されると、アンドゲート(G1)、単安定(MM1)を介
してクロック信号Cpを受けて、そのときの選択スイッチ
(Ss)の各ラインレベルをラッチする。エンコーダ(E
C)は、通常の模様選択時においては、ディスエイブル
入力(DA)が後記する如くLレベルであって、このとき
のラッチ(LA1)のレベル信号を3ビットのコードに変
換して各模様番号スタック(ST1)(ST2)に与える。そ
のコードは模様選択スイッチ(Ss)の各々の操作に対し
て表1に示す如く対応している。
各フリップフロップ(F1)〜(F9)は、制御用電源(Vc
c)の投入時においてすべてがリセットされるようにし
ており、単一模様番号スタック(ST1)は、このリセッ
トに引続く模様選択スイッチ(Ss)の各単独操作時にお
いて、アンドゲート(G2)を介して単安定(MM1)のク
ロック信号Cpを受けて、当該選択された模様コードをラ
ッチするようにしている。複数模様番号スタック(S
T2)は、模様選択スイッチ(Ss)あるいは止め縫指定ス
イッチ(S F)と、記憶指定スイッチ(S M)とを操作し
ながら複数の模様を順次選択して記憶させ、あるいは単
独の模様を記憶させるためのものであり、その記憶場所
は、スタックカウンタ(CT)が順次指定する。マルチプ
レクサ(MP1)は、そのモードMに後記するフリップフ
ロップ(F3)の出力を受けていて、模様選択中において
は後記する如くHレベルであって、このとき単一模様番
号スタック(ST1)のコードを縫目データ読出し用のア
ドレス制御装置(AD)に与える。そして縫中においては
Lレベルであって、複数模様番号スタック(ST2)のコ
ードを縫のためにアドレス制御装置(AD)に順次与え
る。縫目データ記憶装置(ROM)は、選択された模様の
最初の縫目制御信号を読出すためのアドレスとして、ア
ドレス制御装置(AD)から模様番号の3ビットのコード
A1を上位3ビットに直接に、そして当該模様の最初のア
ドレスを指定する8ビットのコードA2をマルチプレクサ
(MP2)を介して下位8ビットに受け、これら11ビット
のアドレスによって針振幅用の演算装置(AR B)と布送
り用の演算装置(AR F)に各5ビットの縫目制御信号を
与えるとともに、次位の縫目の縫目制御信号を読出すた
めの8ビットの次位アドレス信号D1をラッチ(LA2)に
与える。振幅位相検出器(DE B)は、針が所定の上位置
にある位相区間においてHレベル信号を発生し、布送り
位相検出器(DE F)は、針が所定の下位置にある位相区
間においてHレベル信号を発生する。
ラッチ(LA2)は、検出器(DE B)の信号がHレベルか
らLレベルに移行する際に記憶装置(ROM)の次位アド
レス信号D1をラッチしてマルチプレクサ(MP2)と比較
器(CMP)に与える。比較器(CMP)は該信号とアドレス
制御装置(AD)のコードA2とを比較する。マルチプレク
サ(MP2)はアンドゲート(G3)を介してモードMに後
記するフリップフロップ(F3)の出力Qを反転して受け
ていて、後記する如く、該出力と、比較器(CMP)の出
力に関連して、最初の縫目に対しては、これがLレベル
となってアドレス制御装置(AD)のコードA2を出力し、
縫中におけるその他の縫目に対してはHレベルとなって
ラッチ(LA2)のコードを出力する。
記憶装置(ROM)は、検出器(DE B)の信号がHレベル
のとき後記する止め縫以外の縫に対して各信号を出力
し、演算装置(AR B)は、このときアンドゲート(G4
を介してイネーブル信号EAを受けて振幅制御装置(DV
B)を当該針振幅位置に制御する。そして検出器(DE
F)の信号がHレベルのとき、演算装置(AR F)が同様
に送り制御装置(DV F)を当該布送りに制御する。
フリップフロップ(F1)は、模様選択スイッチ(Ss)と
止め縫指定スイッチ(S F)との操作を区別して記憶す
るためのものであり、模様選択スイッチ(Ss)が操作さ
れるとリセット信号RがLレベルとなってリセットさ
れ、止め縫指定スイッチ(S F)が操作されるとセット
信号Sを受けてセットされる。その肯定側出力Qはフリ
ップフロップ(F2)の入力Dをなし、否定側出力はア
ンドゲート(G5)の入力をなしている。フリップフロッ
プ(F2)は、止め縫指定スイッチ(S F)に引続く記憶
指定スイッチ(S M)の操作により、止め縫指定スイッ
チ(S F)の操作を登録するためのものであり、模様選
択中においては、取消スイッチ(Sc)が操作されたと
き、オアゲート(G6)を介してリセットされ、記憶指定
スイッチ(S M)が操作されるとクロック信号Cpを受け
る。そして出力QがHレベルとなると、引続く模様選択
スイッチ(Ss)の操作によってアンドゲート(G7)を介
して中間止め縫のための止め縫コード出力装置(FC1
にイネーブル信号EAを与えるとともに、更にオアゲート
(G8)を介してエンコーダ(EC)にディスエイブル信号
DAを与える。このようにして止め縫コード出力装置(FC
1)は、止め縫の登録に引続き、模様選択スイッチ(S
s)が操作されたことによって一連の模様選択の中間に
介在する止め縫指定コード(この場合、表1のコードと
関連してコード110)を出力する。そしてエンコーダ(E
C)の出力は禁止されて止め縫指定コードが各模様番号
スタック(ST1)(ST2)に与えられる。フリップフロッ
プ(F3)は模様の選択中と縫中とを判別して記憶するた
めのものであって、模様選択中において、ナンドゲート
(G9)を介して、セットされる。模様番号スタック(ST
2)は、記憶指定スイッチ(S M)の操作毎に、アンドゲ
ート(G5)、オアゲート(G10),(G11),(G12)を
介してクロック信号Cpを受けて、エンコーダ(EC)のコ
ードを記憶する。スタックカウンタ(CT)は、その記憶
位置を指定するものであり模様選択スイッチ(Ss)の第
1番目の操作あるいは取消スイッチ(Sc)の操作などで
ノアゲート(G13)あるいはオアゲート(G14)と、更に
オアゲート(G15)を介してリセットされると、模様選
択スイッチ(Ss)の操作に引続く記憶指定スイッチ(S
M)の操作の解放時において、アンドゲート(G5
(G10)、インバータ(G16)単安定(MM2)、オアゲー
ト(G17)を介してカウントアップされる。止め縫指定
スイッチ(S F)の操作後の記憶指定スイッチ(S M)の
操作時においては、フリップフロップ(F1)の出力が
Lレベルとなっていて、スタックカウンタ(CT)のカウ
ントアップを禁止し、引続く模様選択スイッチ(Ss)の
操作時において、アンドゲート(G7)等を介してスタッ
クカウンタ(CT)をカウントアップさせる。そして模様
番号スタック(ST2)においてそのカウントアップの手
前の記憶位置に止め縫コード出力装置(FC1)のコード
が記憶される。フリップフロップ(F4)は、記憶指定ス
イッチ(S M)が操作されたことを記憶し、記憶縫等の
コントローラ(CONT)の操作後において模様選択スイッ
チ(Ss)が操作されたときはリセットされて記憶模様を
取消した上でその操作を受け付け可能にするものであ
り、模様選択スイッチ(Ss)の第1番目の操作あるいは
取消スイッチ(Sc)の操作によってノアゲート(G13
あるいはオアゲート(G14)を介してリセットされ、模
様番号スタック(ST2)の前記記憶タイミングと同時に
セットされて、そのセット中において模様番号スタック
(ST1)のラッチを禁止する。
コントローラ(CONT)は、操作により可変抵抗(R5)の
値を調節し、速度制御装置(SPC)、モータ駆動装置(D
V M)がこれを受けてミシンモータ(M)を速度制御す
る。コントローラ作動検出装置(DEc)は、コントロー
ラ(CONT)の解放時において停止信号OFFを出力してミ
シンモータ(M)を停止せしめ、そして作動時において
作動信号ONを出力して、フリップフロップ(F3)をリセ
ットせしめ、後記するフリップフロップ(F6)にクロッ
ク信号Cpを与える。フリップフロップ(F5)は、フリッ
プフロップ(F4)あるいは(F6)と共働して、記憶され
た縫の繰り返しあるいはコントローラ(CONT)の操作後
の新たな模様選択操作を受付け可能にするものであり、
記憶指定スイッチ(S M)の操作毎にセットされて、フ
リップフロップ(F6)にデータ信号Dを与え、フリップ
フロップ(F6)の出力QがHレベルのときリセットされ
る。そしてそのリセット時において、ノアゲート
(G13)をして、模様選択スイッチ(Ss)の操作信号を
フリップフロップ(F4)のリセット入力及びスタックカ
ウンタ(CT)のリセット入力ならしめる。フリップフロ
ップ(F6)は、記憶指定スイッチ(S M)の操作後にお
いてコントローラ(CONT)が操作されたことを記憶する
ためのものであり、その最初の操作時にセットされると
単安定(MM3)を作動させるとともに、フリップフロッ
プ(F5)をリセットして、以後の操作時においてリセッ
トされる。単安定(MM3)は、オアゲート(G6)を介し
てフリップフロップ(F2)をリセットし、且つオアゲー
ト(G8)を介してエンコーダ(EC)の出力を禁止すると
ともに、止め縫コード出力装置(FC2)にイネーブル信
号EAを与える。止め縫コード出力装置(FC2)は、コン
トローラ(CONT)の前記最初の操作時において、その手
前に記憶された模様の終端に所定の止め縫を実行させる
べく止め縫指定コード(この場合、表1のコードと関連
してコード111)を各模様番号スタック(ST1)(ST2
に与える。単安定(MM3)は同時にオアゲート(G11)を
介してフリップフロップ(F4)をセットするとともに、
更にオアゲート(G12)を介して模様番号スタック(S
T2)に前記止め縫指定コードを記憶させ、引続きインバ
ータ(G18)、単安定(MM4)、オアゲート(G15)を介
してカウンタ(CT)を記憶縫の開始のためにリセットす
る。
単安定(MM5)は、模様選択スイッチ(Ss)が操作され
て、記憶指定スイッチ(S M)が操作されないとき即ち
フリップフロップ(F4)の出力がHレベルのときに、
コントローラ(CONT)が操作されると、アンドゲート
(G19)を介して作動して、オアゲート(G12)を介して
模様番号スタック(ST2)のこの場合最初の記憶位置に
エンコーダ(EC)のコードをラッチさせて、以後の当該
模様の縫を可能にする。
フリップフロップ(F7)は、これがリセットされている
ときは当該模様の最初の縫目制御信号を読出すためにア
ンドゲート(G3)の出力をLレベルとなしてマルチプレ
クサ(MP2)をしてアドレス制御装置(AD)からのコー
ドA2を出力せしめ、セットされているときは、当該模様
の最初の縫目に引続く各縫目制御信号を読出すために、
同様にラッチ(LA2)からの各コードを出力せしめる。
比較器(CMP)は、選択された模様に係わる前記コードA
2と、引続き記憶装置(ROM)から読出される。当該模様
の各縫目のためのコードD1とを比較して一致していると
き、即ち模様が終了したとき、つぎに実行する縫目が当
該模様の最初の縫目であるとして一致信号を各アンドゲ
ート(G20)(G21)に出力し、一致しないときは、同様
に最初以外の縫目であるとして不一致信号をフリップフ
ロップ(F7)のセット信号Sとして出力する。
各アンドゲート(G20)(G21)は、フリップフロップ
(F4)の出力をうけていて、アンドゲート(G20
は、通常の模様の単一模様縫に関して、その終了毎にオ
アゲート(G15)を介してスタックカウンタ(CT)をリ
セットさせ且つオアゲート(G22)を介してフリップフ
ロップ(F7)をリセットさせる。アンドゲート(G21
は、通常の模様の記憶縫に関して、その各模様の終了毎
にオアゲート(G17)を介してスタックカウンタ(CT)
をカウントアップさせ且つオアゲート(G22)を介して
フリップフロップ(F7)をリセットさせる。
フリップフロップ(F8)は、止め縫の実行を指定するた
めのものであり、コントローラ作動検出装置(DEc)か
ら作動信号ONをデータ入力信号Dとして受け、マルチプ
レクサ(MP1)の上位2ビットがHレベル即ち止め縫コ
ード110または111が出力されるとアンドゲート(G23
を介してセットされて速度制御装置(SPC)に、これら
各止め縫に共通な所定の縫目数の縫を実行すべく、止め
縫運転信号を与える。アンドゲート(G23)の信号はま
た、アンドゲート(G4)を介して針振幅用の演算装置
(AR B)の出力を禁止且つ布送り用の演算装置(AR F)
に前記同様に共通な、止め布のための各縫目制御信号を
出力せしめる。
速度信号検出器(DEv)は、ミシンモータ(M)の回転
速度を検出して、速度制御装置(SPC)に、フィードバ
ック制御のための実測データを提供する。ミシンモータ
停止検出器(DEs)はミシンモータ(M)が停止したと
きにHレベル信号を出力する。フリップフロップ(F9
は、止め縫の実行解除を指定するためのものであって、
止め縫以外の模様の実行中において、アンドゲート(G
23)を介してリセットされる。そして止め縫中はリセッ
トが解かれているので、止め縫が終了したことによって
ミシンモータ(M)が停止中であって、コントローラ作
動検出装置(DEc)が停止信号OFFを出力すると、セット
されてフリップフロップ(F8)をリセットし、ミシンモ
ータ(M)を停止せしめる。アンドゲート(G24
(G25)は、共にフリップフロップ(F9)の出力Qと、
マルチプレクサ(MP1)の下位1ビットの信号を受けて
いて、アンドゲート(G24)は、複数模様の記憶縫中に
おいてその中間に介在する止め縫の指定即ちマルチプレ
クサ(MP1)の出力コードが110のときに、当該止め縫が
完了したことの指定をもって、オアゲート(G17)を介
してスタックカウンタ(CT)をカウントアップさせる。
そしてアンドゲート(G25)は、同様にその最終に介在
する止め縫の指定即ち前記コードが111のときに、当該
止め縫が完了したことの指定をもって、オアゲート(G
15)を介してスタックカウンタ(CT)をリセットする。
そしてこれらカウントアップとリセットの際にはオアゲ
ート(G22)を介してフリップフロップ(F7)をリセッ
トする。なお、フリップフロップ(F7)は、模様選択な
どで各スイッチ(Ss)(S F)(S M)(Sc)が操作され
てスタックカウンタ(CT)にリセット信号Rまたはカウ
ントアップ信号UPが出力されたときは、オアゲート(G
22)を介してリセットされて、マルチプレクサ(MP2
はアドレス制御装置(AD)のコードA2を出力して当該選
択された模様の初期設定などに対処せしめる。
以上の構成において、以下にその動作例を説明する。
以下、表2における各フリップフロップ(F1)〜(F9
の出力レベルを参照して、制御用電源(Vcc)を投入す
ると各フリップフロップ(F1)〜(F9)はリセットされ
る。なお、表中の符号()〜()はリセットさ
れる。なお、表中の符号()と()は当該フリ
ップフロップが否定側出力に関していることを示す。
複数の模様を順次選択してこれらを記憶させるために、
先ず模様選択スイッチ(A)を操作すると、各フリップ
フロップ(F1)(F4)はリセット確認作動し、フリップ
フロップ(F3)はセットされる。そして単安定(MM1
が作動して、ラッチ(LA1)は、スイッチ(A)の操作
に基づくライン信号をラッチする。エンコーダ(FC)
は、そのディスエイブル信号DAがLレベルであって、前
記ライン信号を表1に示す模様Aのコード000にエンコ
ードして出力する。同時に単一模様番号スタック(S
T1)はクロック信号Cpを受けて、当該コードをラッチす
る。マルチプレクサ(MP1)は、そのモードMがHレベ
ルであって当該コードを出力する。アドレス制御装置
(AD)は、模様Aの最初の縫目制御データを読出すため
のアドレスコードA1,A2を出力する。マルチプレクサ(M
P2)のモードMがLレベルであって、記憶装置(ROM)
は、アドレス制御装置(AD)のコードA1,A2によってア
ドレスされて、該模様Aの最初の縫目制御信号を読出
し、振幅制御装置(DV B)と送り制御装置(DV F)は、
当該模様の開始のために初期設定される。
引続き、記憶指定スイッチ(S M)を操作すると、フリ
ップフロップ(F2)がリセット確認作動し、フリップフ
ロップ(F4)(F5)がセットされる。
模様番号スタック(ST1)は、以後、クロック信号Cpを
受けない。そして模様番号スタック(ST2)は、クロッ
ク信号Cpを受けてその最初の記憶位置に模様Aのコード
000を記憶する。そして記憶指定スイッチ(S M)を解放
するとスタックカウンタ(CT)はカウントアップされ
る。
引続き模様選択スイッチ(B)を操作すると、フリップ
フロップ(F1)はリセット確認作動し、フリップフロッ
プ(F3)はセット確認作動する。エンコーダ(EC)は、
模様Bのコード001を出力する。
引続き、記憶指定スイッチ(S M)を操作すると、フリ
ップフロップ(F2)はリセット確認作動し、フリップフ
ロップ(F4)(F5)はセット確認作動する。模様番号ス
タック(ST2)はつぎの記憶位置に模様Bのコード001を
記憶する。そして解放するとスタックカウンタ(CT)は
カウントアップされる。
つぎに、止め縫指定スイッチ(S F)を操作すると、フ
リップフロップ(F1)はセットされ、フリップフロップ
(F3)はセット確認作動する。
引続き、記憶指定スイッチ(S M)を操作すると、フリ
ップフロップ(F2)がセットされ、フリップフロップ
(F5)がセット確認作動する。
引続き、模様選択スイッチ(C)を操作すると、フリッ
プフロップ(F1)はリセットされ、フリップフロップ
(F3)はセット確認作動する。ラッチ(LA1)はスイッ
チ(C)の操作に基づくライン位置をラッチするが、エ
ンコーダ(EC)の出力は禁止され、止め縫番号出力装置
(FC1)の止め縫用のコード110が模様番号スタック(ST
2)に記憶される。そしてエンコーダ(EC)は模様Cの
コード011を出力する。スタックカウンタ(CT)はカウ
ントアップされる。
なお、前記模様選択スイッチ(C)の操作なしで、引続
きコントローラ(CONT)を操作すると、後記する如く、
前記の止め縫用のコード110の記憶とスタックカウンタ
(CT)のカウントアップもない。
引続き記憶指定スイッチ(S M)を操作すると、フリッ
プフロップ(F2)はリセットされ、フリップフロップ
(F4)(F5)はセット確認作動する。模様番号スタック
(ST2)に模様Cのコード011が記憶される。そして解放
するとスタックカウンタ(CT)はカウントアップされ
る。
以上の記憶操作の後、コントローラ(CONT)を操作する
と、ミシンモータ(M)が回転し、コントローラ作動検
出装置(DEc)は、作動信号ONを出力する。フリップフ
ロップ(F3)はリセットされ、フリップフロップ(F6
は、セットされる。よって、フリップフロップ(F5)が
リセットされるとともに、単安定(MM3)が作動して、
フリップフロップ(F2)はリセット確認され、そして止
め縫コード出力装置(FC2)の止め縫用のコード111が模
様番号スタック(ST2)に記憶される。そしてフリップ
フロップ(F4)はセット確認作動する。なおコントロー
ラ(CONT)がもう一度操作されるとフリップフロップ
(F6)はリセットされる。引続きスタックカウンタ(C
T)はリセットされる。
なお、表2に示す記憶操作において、模様選択スイッチ
(C)と引続く記憶指定スイッチ(S M)の操作なしで
コントローラ(CONT)を操作した場合は、フリップフロ
ップ(F1)はセットされている。フリップフロップ
(F2)は前記のリセット確認と同様にしてリセットされ
る。そして同様にして止めコード出力装置(FC2)の止
め縫用のコード111が模様番号スタック(ST2)に記憶さ
れる。
模様番号スタック(ST2)は模様Aのためのコード000を
出力する。マルチプレクサ(MP1)は当該コードを出力
し、フリップフロップ(F9)はリセット確認作動する。
アドレス制御装置(AD)は、当該コードに基づくアドレ
スコードA1とA2とを直接あるいはマルチプレクサ(M
P2)を介して記憶装置(ROM)に与える。記憶装置(RO
M)は、振幅位相検出器(DE B)の出力を待って、模様
Aの最初の縫目のための縫目制御信号を出力するととも
に、つぎの縫目のアドレスのための次位アドレス信号D1
をラッチ(LA2)に出力する。ミシンが回転して、振幅
位相検出器(DE B)の出力がLレベルとなると、比較器
(CMP)は不一致信号を出力してフリップフロップ
(F7)はセットされる。マルチプレクサ(MP2)はラッ
チ(LA2)からのコードを記憶装置(ROM)に与え、よっ
て更につぎの縫目のための縫目制御信号が読出される。
このようにして順次、次位の縫目制御信号が読出され、
その都度、振幅位相検出器(DE B)または送り位相検出
器(DE F)の出力がHレベルとなる毎に振幅制御装置
(DV B)と送り制御装置(DV F)がそれぞれ作動する。
そして模様Aの最終の縫目制御信号が読出されると、そ
のときの記憶装置(ROM)の次位アドレス信号D1は、模
様Aの最初の縫目制御信号の読出しに係わる信号であっ
て、振幅位相検出器(DE B)の信号の立下りにおいて、
比較器(CMP)は各アンドゲート(G21)(G22)に一致
信号を与える。スタックカウンタ(CT)はカウントアッ
プされ、同時にフリップフロップ(F7)はリセットさ
れ、そしてフリップフロップ(F9)はリセット確認作動
する。記憶装置(ROM)は模様Bのコード001に基づいて
その最初の縫目制御信号を同様にして読出す。なおこの
カウントアップする間に記憶装置(ROM)は模様Aの繰
返しのためのアドレス信号を受けるが直ちに模様Bのア
ドレス信号に切替り、各制御装置(DV B)(DV F)が作
動することはない。
模様Bの最初の縫目が形成され、つぎの縫目以後に関し
ては前記同様に、フリップフロップ(F7)はセットさ
れ、模様Bが終了するとスタックカウンタ(CT)はカウ
ントアップされ、フリップフロップ(F7)はリセットさ
れる。
マルチプレクサ(MP1)は止め縫のためのコード110を出
力する。アンドゲート(G23)はHレベルとなり、フリ
ップフロップ(F8)はセットされて、速度制御装置(SP
C)は止め縫のために所定の縫目数に制御される。フリ
ップフロップ(F9)はリセットが解かれる。針振幅用の
演算装置(AR B)の出力は禁止され、布送り用の演算装
置(AR F)は止め縫のための各縫目制御信号を送り位相
検出器(DE F)の出力毎に出力する。アンドゲート(G
24)はフリップフロップ(F9)の出力Qを受入れ可能に
する。止め縫が終了すると、速度制御装置(SPC)はミ
シンモータ(M)を停止せしめる。引続きコントローラ
(CONT)を解放すると、フリップフロップ(F9)はセッ
トされ、フリップフロップ(F8)はリセットされる。ス
タックカウンタ(CT)はカウントアップし、フリップフ
ロップ(F7)はリセット確認作動し、マルチプレクサ
(MP1)からは模様のためにコード010が出力される。フ
リップフロップ(F9)がリセットされる。
所定の一連の模様が確実に終了したところでミシンが停
止しているので、ミシン作業者は、布の操作などして、
つぎの所望の位置に模様Cを形成すべく準備することが
出来る。
コントローラ(CONT)を再び操作すると、フリップフロ
ップ(F3)はリセット確認作動し、フリップフロップ
(F6)はリセットされ、あるいはリセット確認作動す
る。記憶装置(ROM)から前記同様に模様Cの縫目制御
信号が順次読出され、フリップフロップ(F7)は当初リ
セットされていて引続きセットされ、模様Cの縫が終了
すると、スタックカウンタ(CT)がカウントアップさ
れ、フリップフロップ(F7)がリセットされる。
マルチプレクサ(MP1)は止め縫のためのコード111を出
力する。フリップフロップ(F8)はセットされ、速度制
御装置(SPC)は止め縫のための所定の縫目数に制御さ
れる。フリップフロップ(F9)はリセットが解かれる。
前記同様に止め縫のために縫目制御される。アンドゲー
ト(G25)は、フリップフロップ(F9)の出力Qを受入
れ可能にする。止め縫が終了すると、ミシンモータ
(M)は停止する。
引続きコントローラ(CONT)を解放すると、フリップフ
ロップ(F9)はセットされ、フリップフロップ(F8)は
リセットされる。スタックカウンタ(CT)はリセットさ
れ、フリップフロップ(F7)はリセット確認作動し、マ
ルチプレクサ(MP1)からは模様Aのためにコード000が
出力される。フリップフロップ(F9)がセットされる。
すべての模様が終了し、ミシンが停止しているので、ミ
シン作業者は、必要ならば、布の操作などしてこれらの
模様と繰り返し形成させるべく準備することが出来る。
コントローラ(CONT)を再び操作すると、各フリップフ
ロップ(F1)〜(F9)は記憶操作後の状態と同一(フリ
ップフロップ(F6)はLレベル)となり、以下同様に各
模様と止め縫とが形成される。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、一連の模様の全部を縫の
開始に先だって記憶可能にし、縫に先立って複数の模様
を所望の形成順序に従って順次選択しながら、必要に応
じて止め縫を介在させ、引続き同様に複数の模様を選択
出来るようにして、縫の実行に当たっては止め縫が終了
するとミシンが停止するので、例えばアルファベットに
よる多くの単語を縫に先だって一連の操作で記憶させる
ことが出来、このような場合、単語の終了毎に止め縫を
介在させることにより、単語の終了毎にミシンが停止す
るので、その間に針と布との相対的位置を変化させてか
らミシンを再始動させることにより、単語間の間隔を自
由に選択したり、行を変えることが可能になり、縫いの
応用範囲を大幅に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す制御回路図である。図におい
て、フリップフロップ(F1)(F2)、アンドゲート(G
23)(G24)(G25)は判別手段の主たる要素、速度制御
装置(SPC)は停止手段の主たる要素、コントロール(C
ONT)は再始動指定手段の主たる要素、フリップフロッ
プ(F9)、スタックカウンタ(CT)は移行模様指定手段
の主たる要素である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】止め縫を含んでなる複数の模様の中から所
    望の模様を縫に先だって順次選択して記憶させ当該選択
    順序に従って縫目模様を形成可能にしているミシンにお
    いて、前記縫目模様の形成に当たって記憶させた各止め
    縫の終了をもってミシンを停止させる停止手段と、前記
    停止の後においてミシンの再始動を指定する再始動指定
    手段と、前記記憶させた止め縫が前記選択の順序の中間
    順位に介在しているか最終の順位に介在しているかを判
    別する判別手段と、前記再始動の指定を受けたとき前記
    判別手段による前記中間順位に介在していることの判別
    を条件に当該実行した止め縫のつぎの順位の模様に移行
    させ、前記最終の順位に介在していることの判別を条件
    に最初の順位の模様に移行させるべく制御する移行模様
    指定手段とを設けてなる電子ミシンの止め縫制御装置。
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