JPH0771339A - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法

Info

Publication number
JPH0771339A
JPH0771339A JP21561493A JP21561493A JPH0771339A JP H0771339 A JPH0771339 A JP H0771339A JP 21561493 A JP21561493 A JP 21561493A JP 21561493 A JP21561493 A JP 21561493A JP H0771339 A JPH0771339 A JP H0771339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
fuel
fuel injection
injection valve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21561493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Matsuyoshi
悦正 松良
Yasushi Kamitaki
裕史 上瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP21561493A priority Critical patent/JPH0771339A/ja
Publication of JPH0771339A publication Critical patent/JPH0771339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メイン噴射及びサブ噴射をそれぞれ最適な燃
料噴射時期及び燃料噴射率で行うことによって燃料の微
粒化を促進し、着火性の改善を図る、更に、燃料消費率
及びNOXの低減を図ることにある。 【構成】 ピストン15に形成されたキャビティー11
の燃焼室12の略中心上に配設されメイン噴射を行う多
噴孔を有する第1燃料噴射弁5、同第1燃料噴射弁に高
圧燃料を供給する第1噴射ポンプ19、燃焼室12の周
辺上に配設されメイン噴射前にサブ噴射を行う第2燃料
噴射弁6、同第2燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第2
燃料噴射ポンプ10を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直噴式のディーゼルエン
ジンの燃料噴射装置及びその方法、特に、1噴射行程に
おいて、メイン噴射とサブ噴射とを行うようにした燃料
噴射装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直噴式のディーゼルエンジンでは
各燃焼室に燃料噴射弁のノズルをそれぞれ対向配備し、
各燃料噴射弁にはエンジン回転力を受けて駆動する高圧
燃料噴射ポンプによって加圧された高圧燃料を供給す
る。この高圧燃料噴射ポンプはそのハウジング内にエン
ジン回転力を受けて駆動するカム軸を備えると共に各気
筒数分のプランジャポンプ部を備える。各プランジャポ
ンプ部はカム軸上の対向するカムによってポンプ作動さ
れる。このようなディーゼルポンプではプランジャポン
プ部のプランジャバレルに内嵌するプランジャバレルを
コントロールラックを介してガバナによって操作し、カ
ム軸の回転角をタイマによって進角遅角操作し、これに
よって各プランジャポンプ部に連通する燃料噴射弁の燃
料噴射量や噴射時期を調整するようにしている。
【0003】ところで、このような直噴式のディーゼル
エンジンではノズルによって燃焼室に噴霧された燃料粒
がエアと混合して自己着火する際に着火遅れがある。こ
の着火遅れによる騒音発生が問題と成っており、その対
策として燃料の微粒化の促進や、メイン噴射に先立つパ
イロット噴射を行って着火性を改善し、燃焼圧の過度の
上昇を防止して騒音を低減することを可能としている。
更に、直噴式のディーゼルエンジンでは着火遅れによる
燃焼圧の過度の上昇により、特に、中高負荷時には燃焼
室温度が上昇し、NOXが急増することが問題と成って
おり、その対策としてメイン噴射に先立つパイロット噴
射や、メイン噴射中のサブ噴射による燃焼室温度の冷却
処理や排ガス再循環処理(EGR処理)が有効と見做さ
れている。このように、直噴式のディーゼルエンジンは
各運転状態に応じて燃料噴射率を十分に増減調整でき、
燃料噴射時期を最適な進角値に保つと共に、燃料粒の微
粒化をより促進させて着火性を改善する必要があり、し
かも、パイロット噴射や排ガス再循環処理(EGR処
理)によってNOX等を低減させることも必要とされて
いた。
【0004】処が、直噴式で単一燃料噴射弁を備えたデ
ィーゼルエンジンでは燃料噴射弁のノズルの噴孔径及び
噴孔数が一定であり、この状態の弁に対して所定の噴射
圧の燃料を供給できる燃料噴射ポンプが使用されてい
た。このため、メイン噴射のみの噴射パターンを採る場
合には問題は少ないが、少量燃料噴射率のパイロット噴
射をメイン噴射を行うノズルで行おうとすると、全噴孔
面積が大きすぎることより噴射圧が比較的低くなり、こ
のパイロット噴射時の噴霧の粒径が大きくなり易く、十
分な燃料粒の微粒化を図ることができず、燃料消費率や
排ガス悪化等の問題が生じていた。そこで、例えば、特
開平2−5710号広報に開示されるように、ディーゼ
ルエンジンの各燃焼室に一対のノズルを設け、メイン噴
射とパイロット噴射を各噴射行程毎に行うようにした燃
料噴射装置が知られている。ここでは各燃焼室に多孔形
のメインノズルと単孔形のパイロットノズルが対向配備
される。そして列型燃料噴射ポンプがエンジン本体に装
着され、この燃料噴射ポンプには各ノズルにそれぞれ連
結されるプランジャポンプ部が気筒数分設けられ、それ
らは列状に順次配備されている。この装置によれば所定
の燃料噴射率のメイン噴射と小燃料噴射率のパイロット
噴射を行うことができ、特に、パイロット噴射を行うこ
とによって、着火性を改善し、燃焼圧及び燃焼温度の過
度の上昇を防止して騒音を低減し、NOXを低減でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で
は、各燃焼室に対向配備されるメインノズルとパイロッ
トノズルに高圧燃料を供給する列型燃料噴射ポンプの各
プランジャポンプ部が単一のポンプ駆動用のカム軸によ
って全て駆動されている。そしてカム軸は噴射時期調整
用のタイマを介してエンジンのクランク軸の回転力を受
けるように構成される。このため、この装置では噴射時
期調整においてはメインノズル及びサブノズルが同一量
づつ進角あるいは遅角処理されることとなり、メインノ
ズルとサブノズルとを独立して噴射時期制御することは
できない。結果として、最適な噴射時期に最適な噴射量
で微細化された燃料噴霧を行えず、着火性の良い燃焼や
燃料消費率の低減やNOX等の排出ガスの低減を図るこ
とが難しかった。
【0006】本発明装置の目的は、メイン噴射及びサブ
噴射をそれぞれ最適な燃料噴射時期及び燃料噴射率で行
うことによって燃料の微粒化を促進し、着火性の改善を
図ることにある。本発明方法の目的は、メイン噴射及び
サブ噴射をそれぞれ最適な燃料噴射時期及び噴射量比で
行うことによって燃料の微粒化を促進し、燃料消費率及
びNOX等の排出ガスの低減を図ることにある。他の発
明方法の目的は、メイン噴射及びサブ噴射をそれぞれ最
適な燃料噴射時期及び噴射量で行うことによって燃料の
微粒化を促進し、燃料消費率及びNOX等の排出ガスの
低減を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、ピストン
頂面に形成された皿型キャビティー燃焼室の略中心上に
位置するようにシリンダヘッドに配設されメイン噴射を
行う多噴孔を有する第1燃料噴射弁、同第1燃料噴射弁
に高圧燃料を供給する第1噴射ポンプ、上記燃焼室の周
辺上に位置するようにシリンダヘッドに配設されメイン
噴射前にサブ噴射を行う第2燃料噴射弁、同第2燃料噴
射弁に高圧燃料を供給する第2燃料噴射ポンプを備えた
ことを特徴とする。特許請求の範囲第1項に記載のディ
ーゼルエンジンの燃料噴射装置は、第2燃料噴射弁の噴
孔の面積を第1燃料噴射弁の噴孔の総面積の略1/4〜
1/5に形成したことを特徴とする。本発明方法は、ピ
ストン頂面に形成された皿型キャビティー燃焼室の略中
心上に位置するようにシリンダヘッドに配設されメイン
噴射を行う多噴孔を有する第1燃料噴射弁、同第1燃料
噴射弁に高圧燃料を供給する第1噴射ポンプ、上記燃焼
室の周辺上に位置するようにシリンダヘッドに配設され
メイン噴射前にサブ噴射を行う第2燃料噴射弁、同第2
燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第2燃料噴射ポンプを
備え、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射時期を上記第1燃
料噴射弁のメイン噴射前の8〜20degに行うと共
に、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射の上記第1燃料噴射
弁のメイン噴射に対する噴射量比を10%以下としたこ
とを特徴とする。
【0008】他の発明方法は、ピストン頂面に形成され
た皿型キャビティー燃焼室の略中心上に位置するように
シリンダヘッドに配設されメイン噴射を行う多噴孔を有
する第1燃料噴射弁、同第1燃料噴射弁に高圧燃料を供
給する第1噴射ポンプ、上記燃焼室の周辺上に位置する
ようにシリンダヘッドに配設されメイン噴射前にサブ噴
射を行う第2燃料噴射弁、同第2燃料噴射弁に高圧燃料
を供給する第2燃料噴射ポンプを備え、上記第2燃料噴
射弁のサブ噴射時期を上記第1燃料噴射弁のメイン噴射
前の8〜20degに行うと共に、上記第2燃料噴射弁
のサブ噴射量を約4〜5mm3としたことを特徴とす
る。特許請求の範囲第3項乃至第4項に記載のディーゼ
ルエンジンの燃料噴射方法は、第2燃料噴射弁の噴孔の
面積を第1燃料噴射弁の噴孔の総面積の略1/4〜1/
5に形成したことを特徴とする。特許請求の範囲第3項
乃至第5項に記載のディーゼルエンジンの燃料噴射方法
は、少なくとも第2燃料噴射ポンプの噴射圧を1000
kg/cm2以上の高噴射圧としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明装置は、第1燃料噴射ポンプが高圧燃料
を第1燃料噴射弁に供給してメイン噴射を行い、第2燃
料噴射ポンプが高圧燃料を第2燃料噴射弁に供給してサ
ブ噴射を行うので、メイン噴射とサブ噴射を独立制御で
き、最適な燃料噴射時期及び燃料噴射率を確保し、燃料
の微粒化を促進し、着火性の改善を図ることができる。
特に、第2燃料噴射弁の噴孔の面積を第1燃料噴射弁の
噴孔の総面積の略1/4〜1/5に形成すると、燃料の
微粒化をより確実に促進できる。本発明方法は、第1燃
料噴射ポンプが高圧燃料を第1燃料噴射弁に供給してメ
イン噴射を行い、第2燃料噴射弁のサブ噴射時期を第1
燃料噴射弁のメイン噴射前の8〜20degに行い、そ
のサブ噴射のメイン噴射に対する噴射量比を10%以下
としたので、メイン噴射とサブ噴射がそれぞれ最適な燃
料噴射時期及び噴射量比で行われ、燃料の微粒化を促進
し、着火性の改善を図ることができる。
【0010】他の発明方法は、第1燃料噴射ポンプが高
圧燃料を第1燃料噴射弁に供給してメイン噴射を行い、
第2燃料噴射弁のサブ噴射時期を第1燃料噴射弁のメイ
ン噴射前の8〜20degに行い、そのサブ噴射量を約
4〜5mm3としたので、メイン噴射とサブ噴射がそれ
ぞれ最適な燃料噴射時期及び噴射量で行われ、燃料の微
粒化を促進し、着火性の改善を図ることができる。特
に、第2燃料噴射弁の噴孔の面積を第1燃料噴射弁の噴
孔の総面積の略1/4〜1/5に形成すると、燃料の微
粒化をより確実に促進できる。更に、少なくとも第2燃
料噴射ポンプの噴射圧を1000kg/cm2以上の高
噴射圧とすると、燃料の微粒化をより確実に促進でき
る。
【0011】
【実施例】図1及び図2には本発明の一実施例としての
ディーゼルエンジンの燃料噴射装置を示した。ここで、
ディーゼルエンジン(以後端にエンジンと記す)1はシ
リンダブロック2とシリンダヘッド3を備え、これらに
よって6つのシリンダ4が形成されている。各シリンダ
4にはそれぞれ第1燃料噴射弁5と第2燃料噴射弁6が
対向配備され、両燃料噴射弁は噴射管7,8を介して一
対の列型の第1第2の噴射ポンプ9,10に連結されて
いる。各シリンダ4にはそれぞれキャビティー11の形
成されたピストン15が嵌挿され、これによりシリンダ
4内には燃焼室12が形成される。燃焼室12には図示
しない吸気路及び排気路が接続され、吸気行程時に吸気
路からの新気が燃焼室12に流入して新気のスワールが
生じる。ここで各燃焼室12には圧縮上死点近傍で第1
燃料噴射弁5の第1ノズル13と第2燃料噴射弁6の第
2ノズル14より燃料粒が所定の噴射方向(図3参照)
に噴霧され、スワールSによって空気と混合した燃粒が
圧縮着火され、燃焼が行われている。
【0012】第1燃料噴射弁5と第2燃料噴射弁6は互
いに所定量離れてシリンダヘッド3に支持され、各弁の
第1、第2ノズル13,14は圧縮上死点近傍に達した
ピストンのキャビティー11に対向するように設けられ
る。第1燃料噴射弁5は本体内部に図示しない針弁を備
え、同針弁は閉弁付勢されると共に噴射圧波形ピーク値
が1000kg/cm2以上の噴射圧の高圧燃料を図示
しない噴孔より噴霧する。他方、第2燃料噴射弁6も本
体内部に図示しない針弁を備え、同針弁が閉弁付勢され
ると共に噴射圧波形ピーク値が1000kg/cm2
上の噴射圧の高圧燃料を図示しない噴孔より噴霧する。
【0013】図3に示すように、第1燃料噴射弁5のノ
ズル13はキャビティー11の中央よりその全周方向に
5つの噴霧流f1を分散して噴霧し、第2燃料噴射弁6
のノズル14はキャビティー11の周縁より中央部に向
けて単一の噴霧流f2を噴霧する。このため、第2燃料
噴射弁6の噴霧流f2は5つの噴霧流f1の達しないキ
ャビティー11の中央部に達し易く、空気利用率を改善
できる。特にここでは、第2燃料噴射弁6の噴孔の総面
積が第1燃料噴射弁5の噴孔の総面積の略1/5に設定
され、それぞれの燃料粒の微細化を可能としている。な
お、これに代えて、第2燃料噴射弁6の噴孔の総面積を
第1燃料噴射弁5の噴孔の総面積の略1/4程度、即
ち、第1燃料噴射弁5に4つの噴孔を第2燃料噴射弁6
に単一噴孔を設けた構成を採っても良い。或いは、第1
燃料噴射弁5の5つの各噴孔の各開口面積を第2燃料噴
射弁6の単一噴孔の開口面積より若干大きく設定し、第
2燃料噴射弁6の噴孔の総面積を第1燃料噴射弁5の噴
孔の総面積の略1/4に設定してもよい。これらの場合
も、それぞれの燃料粒の微細化が可能となる。図2にお
いて、符号7,8は第1,第2の各燃料噴射弁5,6の
戻り燃料を図示しない燃料タンクに戻す流路形成部材を
それぞれ示している。
【0014】一対の列型の第1第2の噴射ポンプ9,1
0はほぼ互いに同様の構成を採り、比較的大容量の第1
噴射ポンプ9が各気筒の第1燃料噴射弁5に燃料供給
し、比較的小容量の第2噴射ポンプ10が各気筒の第2
燃料噴射弁6に燃料供給する。第1噴射ポンプ9はその
ハウジング内にエンジン回転力をタイマ20を介して受
けて駆動するカム軸18を備えると共に気筒数に相当す
る6つの図示しないプランジャポンプ部を備える。ここ
でタイマ20は回転速度に応じてカム軸18の回転角を
進角或いは遅角調整できる。カム軸18上の各カムによ
って対向位置の図示しない各プランジャポンプ部はその
ポンプ作動時に1000kg/cm2以上の噴射圧の高
圧燃料を吐出でき、これら各プランジャポンプ部が電子
ガバナ19によって燃料噴射量を増減調整されるように
構成される。
【0015】同様に、第2噴射ポンプ10はそのハウジ
ング内にエンジン回転力をタイマ21を介して受けて駆
動するカム軸22を備えると共に気筒数に相当する6つ
の図示しないプランジャポンプ部(第1噴射ポンプ9の
プランジャポンプ部よりその容量は小さく設定される)
を備える。ここでタイマ21は回転速度に応じてカム軸
22の回転角を進角或いは遅角調整できる。カム軸22
上の各カムによって対向位置の図示しない各プランジャ
ポンプ部はそのポンプ作動時に1000kg/cm2
上の噴射圧の高圧燃料を吐出でき、これら各プランジャ
ポンプ部が電子ガバナ23によって燃料噴射量を増減調
整されるように構成される。ここで、第1噴射ポンプ9
のタイマ20は各気筒の第1燃料噴射弁5の噴射時期が
エンジン回転数Neの上昇に応じて上死点後(ATD
C)7°〜上死点前(BTDC)0°(図4(c)中に
符号θt1で示した)となるように調整作動する構成を
採り、第2噴射ポンプ10のタイマ21は各気筒の第2
燃料噴射弁6の噴射時期がエンジン回転数Neの上昇に
応じて上死点前(BTDC)8°〜上死点前(ATD
C)20°(図4(c)中に符号θt2で示した)とな
るように作動する構成を採る。
【0016】ここで、各タイマの噴射時期の設定に当た
って発明者の行った実験結果を図4(a),(b),
(c)のデータと共に説明する。ここでは、まず図1の
エンジン1と同様の直列6気筒で7.6リッターの直噴
エンジンが用いられた。そして、エンジンが負荷40%
でエンジン回転数60%に保たれ駆動され、その際に、
メイン噴射時期θt1及びサブ噴射時期θt2が順次変
更され、その際の燃料消費率(g/kwh)、窒素酸化
物NOX(g/kwh)の排出量、HC(g/kwh)
の排出量が順次計測された。ここでは、特に、図4
(c)に示すように、メイン噴射時期の最適値θt1’
が前以て実験的に設定され、ここでは上死点後(ATD
C)2°が設定された。このメイン噴射の基において、
サブ噴射時期θt2が上死点前(BTDC)22°〜上
死点後(ATDC)34°の範囲内でずらされ、各値で
の燃料消費率(g/kwh)、NOX(g/kwh)、
HC(g/kwh)が順次計測されデータが採取され
た。
【0017】この結果より明らかなように、燃料消費率
(g/kwh)はメイン噴射とサブ噴射が重なる領域で
メイン噴射のみ(横向き2点鎖線の位置参照)の場合と
比較して増加している。サブ噴射時期が上死点前(BT
DC)22°〜8°、上死点後(ATDC)10°〜1
8°の各範囲で低い値が得られている。NOX(g/k
wh)の排出量は、上死点前(BTDC)20°よりメ
イン噴射のみ(2点鎖線のライン参照)の場合と比較し
て低下している。HC(g/kwh)の排出量は、上死
点前(BTDC)4°の前域でメイン噴射のみ(2点鎖
線のライン参照)の場合と比較して低下している。ここ
でのデータは負荷40%でエンジン回転数60%に保た
れた際のものであるが、その他の負荷及びエンジン回転
数の運転域でもメイン噴射時期及びサブ噴射時期が順次
変更され、その際の燃料消費率(g/kwh)、窒素酸
化物NOX(g/kwh)の排出量、HC(g/kw
h)の排出量が順次計測された。これらの結果より、図
1の第1噴射ポンプ9のタイマ20は各気筒の第1燃料
噴射弁5の噴射時期、即ちメイン噴射時期がエンジン回
転数Neの上昇に応じて上死点後(ATDC)7°〜上
死点前(BTDC)0°に調整できるよう設定され、第
2噴射ポンプ10のタイマ21は各気筒の第2燃料噴射
弁6の噴射時期、即ちサブ噴射時期がエンジン回転数N
eの上昇に応じて上死点前(BTDC)8°〜上死点前
(ATDC)20°に調整できるよう設定された。この
ように、ここでは、メイン噴射に先立つサブ噴射がクラ
ンク角で8〜20deg前に行われるように設定されて
いる。
【0018】次に、第1噴射ポンプ9及び第2噴射ポン
プ10の各電子ガバナ19,23はエンジンコントロー
ルユニット24に駆動される。このエンジンコントロー
ルユニット24は周知のマイクロコンピュータで要部が
成り、電子制御回路から成る制御手段241、装置内の
各機構部を制御するための各種制御プログラムを記憶し
た記憶手段242、装置内の各機構部及びセンサ部と連
結される入出力回路243等で構成される。入出力回路
243には単位クランク角dθ信号をエンジン回転数N
e情報として検出するエンジン回転センサ25、第1気
筒の基準クランク角θ0信号を検出する基準クランク角
センサ26、エンジン負荷Lを検出する負荷センサ2
7、水温Wtを検出する水温センサ28等が接続され、
しかも、第1及び第2噴射ポンプ9,10の各タイマ1
9,23に噴射量信号Tm,Tsを出力するように構成
される。
【0019】記憶手段242には、図6及び図7に示す
ような噴射制御処理のプログラムが記憶され、同プログ
ラムに沿って順次処理される。ここで、コントロールユ
ニット24の制御処理を図6及び図7の噴射量演算ルー
チン、燃料噴射弁駆動ルーチンに沿って説明する。図示
しないメインスイッチのオン処理によってコントロール
ユニット24は噴射量演算処理をスタートさせる。ま
ず、各センサよりエンジン回転数Ne、負荷L、水温T
w等の運転状態を取り込み、所定のエリアにストアす
る。ステップs2ではエンジン回転数Ne及び負荷Lに
応じた運転域がエンジンブレーキ時等のあらかじめ設定
されている燃料カット域か否か判断し、燃料カット域で
はFCFLGをオンし、ステップs1に戻る。
【0020】非燃料カット域ではFCFLGをオフし、
ステップs5に達し、ここで最新のNe,Lを取り込
み、所定の記憶エリアにストアし、ステップs6に進
む。ここでは、パイロット噴射モードを達成すべく、第
2燃料噴射弁6(第2ノズル14)の噴射処理における
噴射量(クランク角θs相当の時間)Tsと、第1燃料
噴射弁5(第1ノズル13)の噴射処理における噴射量
(クランク角θm相当の時間)Tmとを所定の図示しな
い噴射量算出マップを用いて現在のL、Neに沿って算
出し、メイン及びサブ噴射量Tm,Tsを設定し、所定
の記憶エリアにストアしステップs7に進む。そこでは
第2燃料噴射弁6のサブ噴射量Tsが設定範囲(前以て
設定する)である4〜5mm3の範囲に有るか否か判断
し、あればそのままステップs8に進み、無いと4〜5
mm3の近い値に修正し、ステップs8に進む。なお、
この設定範囲である4〜5mm3はこのエンジン1での
パイロット噴射量として確実に燃料粒を微細化して着火
性を確保できる量であり、燃料消費率を過度に増加させ
ない程度の量として実験的に設定される。
【0021】ステップs8では冷却水温Twが設定値で
ある暖機完了判定値Twoを上回るか否か判断し、暖機
完了時にはそのままステップs1に戻り、冷態時にはス
テップs9,s10に進む。ここでは第2燃料噴射弁6
の噴射量Tsと第1燃料噴射弁5の噴射量Tmとが呼び
出され、各値が所定の閾値TsMIN,TmMINと比較さ
れ、これらTs,Tmが閾値TsMIN,TmMIN未満で
は、閾値に修正され、以上ではそのままステップs1に
リターンする。なお、閾値TsMIN,TmMINはエンジン
の冷態時に使用され、暖機促進のための必要燃料量とし
て適宜設定されている。このような噴射量演算ルーチン
の途中で、単位クランク角信号dθの入力により図7の
燃料噴射弁駆動ルーチンが割込みによって実行される。
この場合、ステップa1では単位クランク角信号dθの
周期を算出し、最新のエンジン回転数Neを算出する。
【0022】ステップa2ではFCFLG=1か否か判
断し、Yesではステップa3に達し、無噴射となるよ
うに電子ガバナ19,23に無噴射状態を達成する無噴
射信号を出力する。他方、Noではステップa4,a5
に進む。ここでは噴射量演算ルーチンで算出済の現在の
噴射量、即ち、θs,θm(図5参照)相当の第1、第
2燃料噴射弁5の噴射時間Tm,Tsを取り込み、これ
ら値に相当する出力を電子ガバナ19,23に出力し、
噴射量演算ルーチンにリターンする。
【0023】この噴射量演算ルーチンと燃料噴射弁駆動
ルーチンが実行されることによって、第1噴射ポンプ9
及び第2噴射ポンプ10の図示しない燃料量調整用のラ
ックが図示しない各プランジャポンプ部の噴射量を調整
し、各気筒毎に図5に示すようなパイロット噴射パター
ンに沿っての噴射を実行させる。特に、ここではサブ噴
射量Ts(θs相当の時間)がメイン噴射時間Tm(θ
m相当の時間)のほぼ10%以下となるように設定さ
れ、しかも、直列6気筒、7.6リッターの直噴エンジ
ンにおいてはサブ噴射量が4〜5mm3の範囲に収まる
ように設定され、メイン噴射及びサブ噴射をそれぞれ最
適な燃料噴射量となるように調整でき、更に両タイマ2
0,21によってサブ噴射時期θt2がメイン噴射時期
θt1前の8〜20degに実行され、最適な燃料噴射
時期を設定でき、しかも各第1燃料噴射弁5と第2燃料
噴射弁6の噴射圧が1000kg/cm3以上で噴射作
動でき、燃料の微粒化による着火性の改善がなされ、メ
イン噴射のみの場合と比較して、燃料消費率(g/kw
h)が改善され、窒素酸化物NOX(g/kwh)の排
出量、HC(g/kwh)の排出量も低減される。更
に、ここでは、第1、第2燃料噴射弁5,6による噴射
処理が図3に示す分布パターンで、図5に示す噴射タイ
ミングで実行されることにより、比較的小さい噴孔より
比較的小噴射量の燃料が確実に微細化されて噴霧される
こととなり、アイドル時であれば、冷態時であっても着
火性が改善されるので騒音発生が抑えられ、しかも未撚
ガスの発生が抑えられ、発進時の白煙の発生も低減され
る。また図8に示すように、キャビティー内のスワール
流S下流側キャビティ下向きに、第2燃料噴射弁の第2
のズル14の噴射方向を設定しても、噴霧はスワール流
Sで空気と良く混合されるので、同様の効果を持つこと
が出来る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明装置は、メイン噴
射とサブ噴射を独立制御でき、最適な燃料噴射時期及び
燃料噴射量で燃料噴射を行い、燃料の微粒化を促進し、
着火性を改善することができる。特に、第2燃料噴射弁
の噴孔の面積を第1燃料噴射弁の噴孔の総面積の略1/
4〜1/5に形成すると、燃料の微粒化をより確実に促
進でき、着火性を改善することができる。本発明方法
は、メイン噴射とサブ噴射を独立制御し、サブ噴射時期
をメイン噴射前の8〜20degに行い、そのサブ噴射
のメイン噴射に対する噴射量比を10%以下としたの
で、メイン噴射とサブ噴射がそれぞれ最適な燃料噴射時
期及び噴射量比で行われ、燃料の微粒化を促進し、着火
性を改善でき、このため、燃料消費率が改善され、NO
Xの排出量、HCの排出量も低減される。
【0025】他の発明方法は、メイン噴射とサブ噴射を
独立制御し、サブ噴射時期をメイン噴射前の8〜20d
egに行い、そのサブ噴射量を約4〜5mm3としたの
で、メイン噴射とサブ噴射がそれぞれ最適な燃料噴射時
期及び噴射量で行われ、燃料の微粒化を促進し、着火性
を改善でき、このため、燃料消費率が改善され、NOX
の排出量、HCの排出量も低減される。特に、第2燃料
噴射弁の噴孔の面積を第1燃料噴射弁の噴孔の総面積の
略1/4〜1/5に形成すると、燃料の微粒化をより確
実に促進し、着火性を改善できる。更に、少なくとも第
2燃料噴射ポンプの噴射圧を1000kg/cm2以上
の高噴射圧とすると、燃料の微粒化をより確実に促進
し、着火性を改善でき、このため、燃料消費率が改善さ
れ、NOXの排出量、HCの排出量も低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのディーゼルエンジン
の燃料噴射装置である。
【図2】図1のディーゼルエンジンの要部断面図であ
る。
【図3】図1のディーゼルエンジン中のキャビティーの
平面図である。
【図4】図1のディーゼルエンジンの所定の運転域での
データの特製線図であり、(a)はHC排出量を、
(b)はNOX排出量を、(c)は燃料消費率をそれぞ
れ示す。
【図5】図1のディーゼルエンジンの燃料噴射パターン
説明図である。
【図6】噴射量演算ルーチンのフローチャートである。
【図7】燃料噴射弁駆動ルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】本発明の他の実施例で用いられるキャビティー
の平面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 接合面 4 シリンダ 5 第1燃料噴射弁 6 第2燃料噴射弁 9 第1噴射ポンプ 10 第2噴射ポンプ 11 キャビティー 12 燃焼室 13 第1ノズル 14 第2ノズル 15 ピストン 18 カム軸 19 電子ガバナ 20 タイマ 21 タイマ 22 カム軸 23 電子ガバナ 24 エンジンコントロールユニット 241 制御回路 25 エンジン回転センサ 27 負荷センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン頂面に形成された皿型キャビティ
    ー燃焼室の略中心上に位置するようにシリンダヘッドに
    配設されメイン噴射を行う多噴孔を有する第1燃料噴射
    弁、同第1燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第1噴射ポ
    ンプ、上記燃焼室の周辺上に位置するようにシリンダヘ
    ッドに配設されメイン噴射前にサブ噴射を行う第2燃料
    噴射弁、同第2燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第2燃
    料噴射ポンプを備えたことを特徴とするディーゼルエン
    ジンの燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】第2燃料噴射弁の噴孔の面積を第1燃料噴
    射弁の噴孔の総面積の略1/4〜1/5に形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディーゼル
    エンジンの燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】ピストン頂面に形成された皿型キャビティ
    ー燃焼室の略中心上に位置するようにシリンダヘッドに
    配設されメイン噴射を行う多噴孔を有する第1燃料噴射
    弁、同第1燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第1噴射ポ
    ンプ、上記燃焼室の周辺上に位置するようにシリンダヘ
    ッドに配設されメイン噴射前にサブ噴射を行う第2燃料
    噴射弁、同第2燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第2燃
    料噴射ポンプを備え、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射時
    期を上記第1燃料噴射弁のメイン噴射前の8〜20de
    gに行うと共に、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射の上記
    第1燃料噴射弁のメイン噴射に対する噴射量比を10%
    以下としたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料
    噴射方法。
  4. 【請求項4】ピストン頂面に形成された皿型キャビティ
    ー燃焼室の略中心上に位置するようにシリンダヘッドに
    配設されメイン噴射を行う多噴孔を有する第1燃料噴射
    弁、同第1燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第1噴射ポ
    ンプ、上記燃焼室の周辺上に位置するようにシリンダヘ
    ッドに配設されメイン噴射前にサブ噴射を行う第2燃料
    噴射弁、同第2燃料噴射弁に高圧燃料を供給する第2燃
    料噴射ポンプを備え、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射時
    期を上記第1燃料噴射弁のメイン噴射前の8〜20de
    gに行うと共に、上記第2燃料噴射弁のサブ噴射量を約
    4〜5mm3としたことを特徴とするディーゼルエンジ
    ンの燃料噴射方法。
  5. 【請求項5】第2燃料噴射弁の噴孔の面積を第1燃料噴
    射弁の噴孔の総面積の略1/4〜1/5に形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第3項乃至第4項に記載の
    ディーゼルエンジンの燃料噴射方法。
  6. 【請求項6】少なくとも第2燃料噴射ポンプの噴射圧を
    1000kg/cm2以上の高噴射圧としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項乃至第5項に記載のディー
    ゼルエンジンの燃料噴射方法。
JP21561493A 1993-08-31 1993-08-31 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法 Pending JPH0771339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21561493A JPH0771339A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21561493A JPH0771339A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771339A true JPH0771339A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16675333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21561493A Pending JPH0771339A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771339A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310150A (ja) * 1999-02-22 2000-11-07 Toyota Motor Corp 圧縮着火式内燃機関
JP2001073860A (ja) * 1999-08-31 2001-03-21 Toyota Motor Corp 圧縮着火式内燃機関
JP2008255901A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Denso Corp 燃料供給装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310150A (ja) * 1999-02-22 2000-11-07 Toyota Motor Corp 圧縮着火式内燃機関
JP2001073860A (ja) * 1999-08-31 2001-03-21 Toyota Motor Corp 圧縮着火式内燃機関
JP2008255901A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Denso Corp 燃料供給装置
JP4650449B2 (ja) * 2007-04-05 2011-03-16 株式会社デンソー 燃料供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108691682B (zh) 内燃机的控制装置
JP2002206446A5 (ja)
JP2002206446A (ja) 内燃機関及び内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2002339789A (ja) 火花点火式直噴エンジンの制御装置および燃料噴射時期設定方法
KR20030022040A (ko) 불꽃 점화식 직접 분사 엔진의 제어 장치
US20130054119A1 (en) Control system for combustion system
JP2002161790A (ja) 直噴火花点火式内燃機関の燃焼制御装置
CN108730053B (zh) 内燃机的控制装置
JP4161789B2 (ja) 燃料噴射制御装置
CN104520562A (zh) 内燃机的控制装置和控制方法
JPH11343912A (ja) 内燃機関のパイロット噴射制御装置
JP2005016496A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
US7322339B1 (en) Apparent torque reserve at idle for direct injected engines
US20180010510A1 (en) Control device for internal combustion engine
JPH0771339A (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及び方法
US10202928B2 (en) Control device for internal combustion engine
JP2006257921A (ja) 筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置および制御方法
JP2003193894A (ja) エンジンの燃料噴射タイミング制御装置
JP2792407B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射装置及びその制御方法
JP2003120388A (ja) 内燃機関の運転方法、コンピュータプログラム、制御装置および内燃機関
JPH025710A (ja) 直噴ディーゼルエンジンの燃料噴射装置
JP2003106195A (ja) 火花点火式直噴エンジンの制御装置
JP4604829B2 (ja) 筒内噴射内燃機関
JPH0996241A (ja) ディーゼルエンジンの燃焼装置
JP2004316449A (ja) 直噴火花点火式内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990629