JPH0771191A - 大断面矩形シールド掘削機 - Google Patents
大断面矩形シールド掘削機Info
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- JPH0771191A JPH0771191A JP21977193A JP21977193A JPH0771191A JP H0771191 A JPH0771191 A JP H0771191A JP 21977193 A JP21977193 A JP 21977193A JP 21977193 A JP21977193 A JP 21977193A JP H0771191 A JPH0771191 A JP H0771191A
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- section
- square
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 断面積が大きい略矩形の横孔を掘削できる大
断面矩形シールド掘削機を提供する。 【構成】 上記固定隔壁2の複数の円穴2aに複数の回
転隔壁3をベアリング15を介して回転自在に支持す
る。上記支持壁4の複数の円穴4aに複数のクランク輪
5をブッシュ6を介して回転自在に支持する。上記複数
の回転隔壁3の中心に対して一定量偏心した位置と複数
のクランク輪5の中心に対して上記一定量偏心した位置
に回転軸10を夫々回転自在に支持する。上記各回転軸
10の前方の一端には、略正三角形状のカッタヘッド2
0を固定する。一方、上記各回転軸10の回転隔壁3と
クランク輪5との間に位置する部分には、外歯ギヤ31
を固定する。そして、上記スキンプレート1の内側に
は、外歯ギヤ31に噛合する内歯ギヤ32をスペーサ板
33を介して固定する。
断面矩形シールド掘削機を提供する。 【構成】 上記固定隔壁2の複数の円穴2aに複数の回
転隔壁3をベアリング15を介して回転自在に支持す
る。上記支持壁4の複数の円穴4aに複数のクランク輪
5をブッシュ6を介して回転自在に支持する。上記複数
の回転隔壁3の中心に対して一定量偏心した位置と複数
のクランク輪5の中心に対して上記一定量偏心した位置
に回転軸10を夫々回転自在に支持する。上記各回転軸
10の前方の一端には、略正三角形状のカッタヘッド2
0を固定する。一方、上記各回転軸10の回転隔壁3と
クランク輪5との間に位置する部分には、外歯ギヤ31
を固定する。そして、上記スキンプレート1の内側に
は、外歯ギヤ31に噛合する内歯ギヤ32をスペーサ板
33を介して固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断面積の大きい略矩
形の横孔を掘進する大断面矩形シールド掘削機に関す
る。
形の横孔を掘進する大断面矩形シールド掘削機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、大断面の横孔を掘削するシールド
掘削機としては、円筒形状のスキンプレートと、上記ス
キンプレートの内側に固定された隔壁と、上記隔壁の中
心に回転自在に嵌合された回転軸と、上記スキンプレー
トの先端に位置し、上記回転軸の一端に固定されたカッ
タヘッドとを備えたものがある。上記カッタヘッドは、
上記回転軸から半径方向外向に延びるカッタアームやそ
のカッタアームの先端部をつなぐカッタリング等からな
り、上記カッタアームやカッタリングの前面に掘削用の
ビットを配置している。そして、上記シールド掘削機
は、円筒形状のスキンプレートの中心に配置された回転
軸を回転して、この回転軸に固定したカッタヘッドによ
って、断面積の大きい円形の横孔を掘削するようにして
いる。
掘削機としては、円筒形状のスキンプレートと、上記ス
キンプレートの内側に固定された隔壁と、上記隔壁の中
心に回転自在に嵌合された回転軸と、上記スキンプレー
トの先端に位置し、上記回転軸の一端に固定されたカッ
タヘッドとを備えたものがある。上記カッタヘッドは、
上記回転軸から半径方向外向に延びるカッタアームやそ
のカッタアームの先端部をつなぐカッタリング等からな
り、上記カッタアームやカッタリングの前面に掘削用の
ビットを配置している。そして、上記シールド掘削機
は、円筒形状のスキンプレートの中心に配置された回転
軸を回転して、この回転軸に固定したカッタヘッドによ
って、断面積の大きい円形の横孔を掘削するようにして
いる。
【0003】しかしながら、上記シールド掘削機では、
カッタヘッドの回転により掘削するため、断面が円形の
横孔しか掘削できず、断面が正方形の横孔を掘削するこ
とができない。そこで、最近、断面積が大きく、かつ断
面が略正方形状の横孔を掘削できる大断面矩形シールド
掘削機が本出願人により考えられた。なお、この大断面
矩形シールド掘削機は、この発明を理解しやすくするた
めに説明するものであって、公知ではない。この大面矩
形シールド掘削機は、断面積が大きく、かつ断面が略正
方形状のスキンプレートと、上記スキンプレートの内側
に固定されたリング状の支持板と、この支持板にスキン
プレートの中心を回転中心として回転自在に支持された
回転隔壁とを備えている。上記回転隔壁のスキンプレー
トの中心に対して偏心した位置に回転軸を挿通して回転
自在に支持している。そして、上記回転軸の前方側の一
端に略正三角形状のカッタヘッドを固定する一方、他端
にスキンプレートの中心を中心とする内歯ギヤとギヤ数
が内歯ギヤのギヤ数の3/4である外歯ギヤで構成する
偏心リングギヤ装置を接続している。なお、上記カッタ
ヘッドは、スキンプレートの断面の大きさに合わせて、
大きな略正三角形状としている。
カッタヘッドの回転により掘削するため、断面が円形の
横孔しか掘削できず、断面が正方形の横孔を掘削するこ
とができない。そこで、最近、断面積が大きく、かつ断
面が略正方形状の横孔を掘削できる大断面矩形シールド
掘削機が本出願人により考えられた。なお、この大断面
矩形シールド掘削機は、この発明を理解しやすくするた
めに説明するものであって、公知ではない。この大面矩
形シールド掘削機は、断面積が大きく、かつ断面が略正
方形状のスキンプレートと、上記スキンプレートの内側
に固定されたリング状の支持板と、この支持板にスキン
プレートの中心を回転中心として回転自在に支持された
回転隔壁とを備えている。上記回転隔壁のスキンプレー
トの中心に対して偏心した位置に回転軸を挿通して回転
自在に支持している。そして、上記回転軸の前方側の一
端に略正三角形状のカッタヘッドを固定する一方、他端
にスキンプレートの中心を中心とする内歯ギヤとギヤ数
が内歯ギヤのギヤ数の3/4である外歯ギヤで構成する
偏心リングギヤ装置を接続している。なお、上記カッタ
ヘッドは、スキンプレートの断面の大きさに合わせて、
大きな略正三角形状としている。
【0004】上記構成の大断面矩形シールド掘削機にお
いて、上記回転隔壁を電動機により回転すると、この回
転隔壁の回転に伴って、回転軸は偏心リングギヤ装置に
よって公転しながら自転して、遊星運動を行う。したが
って、上記回転軸に固定されたカッタヘッドは遊星運動
し、カッタヘッドの軌跡の包絡線がスキンプレートの断
面と同形の略正方形となるようにして、断面積の大きい
略正方形状の横孔を掘削する。
いて、上記回転隔壁を電動機により回転すると、この回
転隔壁の回転に伴って、回転軸は偏心リングギヤ装置に
よって公転しながら自転して、遊星運動を行う。したが
って、上記回転軸に固定されたカッタヘッドは遊星運動
し、カッタヘッドの軌跡の包絡線がスキンプレートの断
面と同形の略正方形となるようにして、断面積の大きい
略正方形状の横孔を掘削する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記大断面
矩形シールド掘削機は、略正三角形状のカッタヘッドの
遊星運動により掘削された横孔の断面形状は略正方形と
なるため、断面が略長方形状の横孔を掘削できないとい
う欠点がある。
矩形シールド掘削機は、略正三角形状のカッタヘッドの
遊星運動により掘削された横孔の断面形状は略正方形と
なるため、断面が略長方形状の横孔を掘削できないとい
う欠点がある。
【0006】また、断面積の大きな横孔を掘削する場
合、その断面を掘削できる大きなカッタヘッドを遊星運
動させるため、駆動機構が相対的に大きくなると共に、
上記大きなカッタヘッドを回転させるのに大きなトルク
が必要となり、カッタヘッドを駆動する駆動装置が相対
的に大きくなるため、この大断面矩形シールド掘削機の
機長が長くなるという欠点がある。また、機長が長くな
るために、スキンプレート等が長くなり、重量が重くな
るという問題がある。さらに、機長が長くなることによ
って、進む方向を十分に変えることができないため、曲
線施行がしにくくなる。
合、その断面を掘削できる大きなカッタヘッドを遊星運
動させるため、駆動機構が相対的に大きくなると共に、
上記大きなカッタヘッドを回転させるのに大きなトルク
が必要となり、カッタヘッドを駆動する駆動装置が相対
的に大きくなるため、この大断面矩形シールド掘削機の
機長が長くなるという欠点がある。また、機長が長くな
るために、スキンプレート等が長くなり、重量が重くな
るという問題がある。さらに、機長が長くなることによ
って、進む方向を十分に変えることができないため、曲
線施行がしにくくなる。
【0007】また、上記カッタヘッドを駆動する駆動機
構は、この大断面矩形シールド掘削機の断面の中央に位
置するので、土砂や礫等を外部に排出するための排土口
は、スキンプレートの内周の駆動機構の存在しない下側
の両コーナー部近傍の限られた領域にしか設けることが
できない。このため、土砂や礫等の排出効率を向上させ
ることができない。
構は、この大断面矩形シールド掘削機の断面の中央に位
置するので、土砂や礫等を外部に排出するための排土口
は、スキンプレートの内周の駆動機構の存在しない下側
の両コーナー部近傍の限られた領域にしか設けることが
できない。このため、土砂や礫等の排出効率を向上させ
ることができない。
【0008】また、上記単一のカッタヘッドでは、その
カッタヘッドの周囲に大きな空間ができるため、土砂や
礫等がその空間に集まって、攪拌が十分にできないとい
う欠点がある。さらに、カッタヘッドが小さい場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が長くなるため、
外周部のビットが摩耗しやすいという問題がある。
カッタヘッドの周囲に大きな空間ができるため、土砂や
礫等がその空間に集まって、攪拌が十分にできないとい
う欠点がある。さらに、カッタヘッドが小さい場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が長くなるため、
外周部のビットが摩耗しやすいという問題がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、複数の正方形
掘削機を用いて、断面積が大きい略長方形状の横孔も掘
削でき、かつカッタヘッドを遊星運動させる駆動機構や
駆動装置を小さくして軽量化でき、かつ機長を短くして
曲線施行がしやすくすると共に、排土口の開口面積を大
きくでき、かつ土砂や礫等の攪拌が効率よくでき、しか
も、カッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減できる
大断面矩形シールド掘削機を提供することにある。
掘削機を用いて、断面積が大きい略長方形状の横孔も掘
削でき、かつカッタヘッドを遊星運動させる駆動機構や
駆動装置を小さくして軽量化でき、かつ機長を短くして
曲線施行がしやすくすると共に、排土口の開口面積を大
きくでき、かつ土砂や礫等の攪拌が効率よくでき、しか
も、カッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減できる
大断面矩形シールド掘削機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の大断面矩形シールド掘削機は、断面略矩
形状のスキンプレートの内周に沿って配置され、断面略
正方形状の孔を掘削する複数の正方形掘削機を備えたこ
とを特徴としている。
め、請求項1の大断面矩形シールド掘削機は、断面略矩
形状のスキンプレートの内周に沿って配置され、断面略
正方形状の孔を掘削する複数の正方形掘削機を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項2の大断面矩形シールド掘削
機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削機にお
いて、上記断面略矩形状のスキンプレートの内周に配置
され、上記スキンプレートの断面を区画する複数の略正
方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの内周に沿
って配置された上記複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴を穿った固定隔壁を備え、上記複数の正方形掘削
機は、上記固定隔壁の上記各円穴に嵌合され、上記固定
隔壁の上記円穴に回転自在に支持された円形の回転隔壁
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に
回転自在に支持された回転軸と、上記回転軸の先端に固
定された略正三角形状のカッタヘッドと、上記回転軸に
固定された外歯ギヤと、中心が上記回転隔壁の中心と一
致するように配置され、ピッチ円の直径が上記外歯ギヤ
のピッチ円の直径の4/3倍であり、かつ上記外歯ギヤ
と噛合する内歯ギヤと、上記回転軸を上記回転隔壁の中
心に対して公転させる駆動装置とを備えたことを特徴と
している。
機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削機にお
いて、上記断面略矩形状のスキンプレートの内周に配置
され、上記スキンプレートの断面を区画する複数の略正
方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの内周に沿
って配置された上記複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴を穿った固定隔壁を備え、上記複数の正方形掘削
機は、上記固定隔壁の上記各円穴に嵌合され、上記固定
隔壁の上記円穴に回転自在に支持された円形の回転隔壁
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に
回転自在に支持された回転軸と、上記回転軸の先端に固
定された略正三角形状のカッタヘッドと、上記回転軸に
固定された外歯ギヤと、中心が上記回転隔壁の中心と一
致するように配置され、ピッチ円の直径が上記外歯ギヤ
のピッチ円の直径の4/3倍であり、かつ上記外歯ギヤ
と噛合する内歯ギヤと、上記回転軸を上記回転隔壁の中
心に対して公転させる駆動装置とを備えたことを特徴と
している。
【0012】また、請求項3の大断面矩形シールド掘削
機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削機にお
いて、上記断面略矩形状のスキンプレートの内周に配置
され、上記スキンプレートの断面を区画する複数の略正
方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの内周に沿
って配置された上記複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴を穿った固定隔壁と、上記断面略矩形状のスキン
プレートの内周に上記固定隔壁の後方に所定の間隔をあ
けて配置され、上記固定隔壁の上記各円穴の中心と対向
する位置を中心とした円穴を穿った支持壁とを備え、上
記複数の正方形掘削機は、上記固定隔壁の上記各円穴に
嵌合され、上記固定隔壁の上記円穴に回転自在に支持さ
れた円形の回転隔壁と、上記支持壁の上記各円穴に嵌合
され、上記支持壁の上記円穴に回転自在に支持された円
形のクランク輪と、上記回転隔壁の中心に対して一定量
偏心した位置と上記クランク輪の中心に対して上記一定
量偏心した位置に夫々回転自在に支持された回転軸と、
上記回転軸の先端に固定された略正三角形状のカッタヘ
ッドと、上記回転軸の上記回転隔壁と上記クランク輪と
の間に位置する部分に固定された外歯ギヤと、中心が上
記回転隔壁の中心と一致するように配置され、ピッチ円
の直径が上記外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍であ
り、かつ上記外歯ギヤと噛合する内歯ギヤと、上記回転
軸を上記クランク輪を介して上記回転隔壁の中心に対し
て公転させる駆動装置とを備えたことを特徴としてい
る。
機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削機にお
いて、上記断面略矩形状のスキンプレートの内周に配置
され、上記スキンプレートの断面を区画する複数の略正
方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの内周に沿
って配置された上記複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴を穿った固定隔壁と、上記断面略矩形状のスキン
プレートの内周に上記固定隔壁の後方に所定の間隔をあ
けて配置され、上記固定隔壁の上記各円穴の中心と対向
する位置を中心とした円穴を穿った支持壁とを備え、上
記複数の正方形掘削機は、上記固定隔壁の上記各円穴に
嵌合され、上記固定隔壁の上記円穴に回転自在に支持さ
れた円形の回転隔壁と、上記支持壁の上記各円穴に嵌合
され、上記支持壁の上記円穴に回転自在に支持された円
形のクランク輪と、上記回転隔壁の中心に対して一定量
偏心した位置と上記クランク輪の中心に対して上記一定
量偏心した位置に夫々回転自在に支持された回転軸と、
上記回転軸の先端に固定された略正三角形状のカッタヘ
ッドと、上記回転軸の上記回転隔壁と上記クランク輪と
の間に位置する部分に固定された外歯ギヤと、中心が上
記回転隔壁の中心と一致するように配置され、ピッチ円
の直径が上記外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍であ
り、かつ上記外歯ギヤと噛合する内歯ギヤと、上記回転
軸を上記クランク輪を介して上記回転隔壁の中心に対し
て公転させる駆動装置とを備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記請求項1の大断面矩形シールド掘削機によ
れば、断面略矩形状のスキンプレートの内周に沿って配
置された複数の正方形掘削機は、断面が略正方形状の横
孔を夫々掘削する。そして、上記各正方形掘削機によっ
て掘削された横孔は、断面積の大きい略矩形の横孔を形
成する。
れば、断面略矩形状のスキンプレートの内周に沿って配
置された複数の正方形掘削機は、断面が略正方形状の横
孔を夫々掘削する。そして、上記各正方形掘削機によっ
て掘削された横孔は、断面積の大きい略矩形の横孔を形
成する。
【0014】したがって、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる寸法の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積が大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる寸法の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積が大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
【0015】また、上記複数の正方形掘削機の駆動機構
は、単一の大きな掘削部を駆動する駆動機構に比して全
長を短くできる。さらに、上記複数の正方形掘削機の外
形に合わせて、各掘削部の外形は小さくなるので、掘削
部を回転させるためのトルクを小さくでき、掘削部を駆
動する駆動装置を小型化できる。したがって、この大断
面矩形シールド掘削機の機長を短くできるので、それに
伴って全体の重量も軽くできる。また、機長を短くでき
るから、曲線施行がしやすくなる。
は、単一の大きな掘削部を駆動する駆動機構に比して全
長を短くできる。さらに、上記複数の正方形掘削機の外
形に合わせて、各掘削部の外形は小さくなるので、掘削
部を回転させるためのトルクを小さくでき、掘削部を駆
動する駆動装置を小型化できる。したがって、この大断
面矩形シールド掘削機の機長を短くできるので、それに
伴って全体の重量も軽くできる。また、機長を短くでき
るから、曲線施行がしやすくなる。
【0016】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の駆動機構の存在しない
領域に設けることができるため、排土口の開口面積を大
きくしたり、排土口の位置を変えたりして、土砂や礫等
の排出を効率よくすることができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の駆動機構の存在しない
領域に設けることができるため、排土口の開口面積を大
きくしたり、排土口の位置を変えたりして、土砂や礫等
の排出を効率よくすることができる。
【0017】また、上記複数の正方形掘削機の掘削部に
よって、土砂や礫等が大きな空間に集まることなく攪拌
されるので、効率よく攪拌できる。さらに、上記複数の
正方形掘削機の夫々の掘削部の外周部分の移動距離が短
くなるため、掘削部の外周部分のビットの摩耗を低減で
きる。
よって、土砂や礫等が大きな空間に集まることなく攪拌
されるので、効率よく攪拌できる。さらに、上記複数の
正方形掘削機の夫々の掘削部の外周部分の移動距離が短
くなるため、掘削部の外周部分のビットの摩耗を低減で
きる。
【0018】また、上記請求項2の大断面矩形シールド
掘削機によれば、請求項1の大断面矩形シールド掘削機
において、上記正方形掘削機の上記駆動装置を駆動する
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に
回転自在に支持された回転軸は、回転隔壁の中心の回り
を公転する。このため、上記回転軸に固定された外歯ギ
ヤが内歯ギヤに噛合して公転しながら自転する。したが
って、上記回転軸やカッタヘッドも回転隔壁の中心の回
りを公転しながら自転する。そして、上記回転軸の先端
に固定された略三角形状のカッタヘッドは、地盤の土砂
や礫等を掘削する。このとき、上記カッタヘッドは、外
歯ギヤのピッチ円の直径と内歯ギヤのピッチ円の直径と
が3対4の比であるから、回転軸が遊星運動を行うこと
によって、カッタヘッドの軌跡の包絡線は略正方形とな
る。そして、上記複数の正方形掘削機は、夫々略正方形
状の横孔を掘削して、断面積の大きな略矩形の横孔を掘
削する。
掘削機によれば、請求項1の大断面矩形シールド掘削機
において、上記正方形掘削機の上記駆動装置を駆動する
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に
回転自在に支持された回転軸は、回転隔壁の中心の回り
を公転する。このため、上記回転軸に固定された外歯ギ
ヤが内歯ギヤに噛合して公転しながら自転する。したが
って、上記回転軸やカッタヘッドも回転隔壁の中心の回
りを公転しながら自転する。そして、上記回転軸の先端
に固定された略三角形状のカッタヘッドは、地盤の土砂
や礫等を掘削する。このとき、上記カッタヘッドは、外
歯ギヤのピッチ円の直径と内歯ギヤのピッチ円の直径と
が3対4の比であるから、回転軸が遊星運動を行うこと
によって、カッタヘッドの軌跡の包絡線は略正方形とな
る。そして、上記複数の正方形掘削機は、夫々略正方形
状の横孔を掘削して、断面積の大きな略矩形の横孔を掘
削する。
【0019】したがって、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
【0020】また、上記複数の正方形掘削機の回転隔
壁,回転軸,外歯ギヤおよび内歯ギヤからなる駆動機構
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くできる。さらに、上記複数の正方形掘削
機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形は小さくなる
ので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小さく
でき、カッタヘッドを駆動する駆動装置を小型化でき
る。したがって、この大断面矩形シールド掘削機の機長
が短くなるので、それに伴って全体の重量も軽くでき
る。また、機長を短くできるから、曲線施行がしやすく
なる。
壁,回転軸,外歯ギヤおよび内歯ギヤからなる駆動機構
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くできる。さらに、上記複数の正方形掘削
機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形は小さくなる
ので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小さく
でき、カッタヘッドを駆動する駆動装置を小型化でき
る。したがって、この大断面矩形シールド掘削機の機長
が短くなるので、それに伴って全体の重量も軽くでき
る。また、機長を短くできるから、曲線施行がしやすく
なる。
【0021】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁と外歯ギヤの
存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外側領域に設けるこ
とができ、排土口の開口面積を大きくしたり、数を増や
したり、位置を変えたりできるので、土砂や礫等の排出
効率をよくすることができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁と外歯ギヤの
存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外側領域に設けるこ
とができ、排土口の開口面積を大きくしたり、数を増や
したり、位置を変えたりできるので、土砂や礫等の排出
効率をよくすることができる。
【0022】また、上記複数の正方形掘削機のカッタヘ
ッドによって、土砂や礫等が攪拌されるので、攪拌効率
がよくなる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々の
カッタヘッドは、単一の大きなカッタヘッドの場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が短くなるため、
このカッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減でき
る。
ッドによって、土砂や礫等が攪拌されるので、攪拌効率
がよくなる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々の
カッタヘッドは、単一の大きなカッタヘッドの場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が短くなるため、
このカッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減でき
る。
【0023】また、上記請求項3の大断面矩形シールド
掘削機によれば、請求項1の大断面矩形シールド掘削機
において、上記正方形掘削機の上記駆動装置を駆動する
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置と
上記クランク輪の中心に対して上記一定量偏心した位置
に夫々回転自在に支持された回転軸は、回転隔壁の中心
の回りを公転する。このため、上記回転軸に固定された
外歯ギヤが内歯ギヤに噛合して公転しながら自転する。
したがって、上記回転軸やカッタヘッドも回転隔壁の中
心の回りを公転しながら自転する。そして、上記回転軸
の先端に固定された略三角形状のカッタヘッドは、地盤
の土砂や礫等を掘削する。このとき、上記カッタヘッド
は、外歯ギヤのピッチ円の直径と内歯ギヤのピッチ円の
直径とが3対4の比であるから、回転軸が遊星運動を行
うことによって、カッタヘッドの軌跡の包絡線は略正方
形となる。そして、上記複数の正方形掘削機は、夫々略
正方形状の横孔を掘削して、断面積の大きな略矩形の横
孔を掘削する。
掘削機によれば、請求項1の大断面矩形シールド掘削機
において、上記正方形掘削機の上記駆動装置を駆動する
と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置と
上記クランク輪の中心に対して上記一定量偏心した位置
に夫々回転自在に支持された回転軸は、回転隔壁の中心
の回りを公転する。このため、上記回転軸に固定された
外歯ギヤが内歯ギヤに噛合して公転しながら自転する。
したがって、上記回転軸やカッタヘッドも回転隔壁の中
心の回りを公転しながら自転する。そして、上記回転軸
の先端に固定された略三角形状のカッタヘッドは、地盤
の土砂や礫等を掘削する。このとき、上記カッタヘッド
は、外歯ギヤのピッチ円の直径と内歯ギヤのピッチ円の
直径とが3対4の比であるから、回転軸が遊星運動を行
うことによって、カッタヘッドの軌跡の包絡線は略正方
形となる。そして、上記複数の正方形掘削機は、夫々略
正方形状の横孔を掘削して、断面積の大きな略矩形の横
孔を掘削する。
【0024】したがって、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
【0025】また、上記複数の正方形掘削機の回転隔
壁,クランク輪,回転軸,外歯ギヤおよび内歯ギヤからな
る駆動機構は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆
動機構に比して全長を短くできる。さらに、上記複数の
正方形掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形は
小さくなるので、カッタヘッドを回転させるためのトル
クを小さくでき、カッタヘッドを駆動する駆動装置を小
型化できる。したがって、この大断面矩形シールド掘削
機の機長が短くなるので、それに伴って全体の重量も軽
くできる。また、機長を短くできるから、曲線施行がし
やすくなる。
壁,クランク輪,回転軸,外歯ギヤおよび内歯ギヤからな
る駆動機構は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆
動機構に比して全長を短くできる。さらに、上記複数の
正方形掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形は
小さくなるので、カッタヘッドを回転させるためのトル
クを小さくでき、カッタヘッドを駆動する駆動装置を小
型化できる。したがって、この大断面矩形シールド掘削
機の機長が短くなるので、それに伴って全体の重量も軽
くできる。また、機長を短くできるから、曲線施行がし
やすくなる。
【0026】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁,クランク輪
および外歯ギヤの存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外
側領域に設けることができ、排土口の開口面積を大きく
したり、数を増やしたり、位置を変えたりできるので、
土砂や礫等の排出効率をよくすることができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁,クランク輪
および外歯ギヤの存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外
側領域に設けることができ、排土口の開口面積を大きく
したり、数を増やしたり、位置を変えたりできるので、
土砂や礫等の排出効率をよくすることができる。
【0027】また、上記複数の正方形掘削機のカッタヘ
ッドによって、土砂や礫等が攪拌されるので、攪拌効率
がよくなる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々の
カッタヘッドは、単一の大きなカッタヘッドの場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が短くなるため、
このカッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減でき
る。
ッドによって、土砂や礫等が攪拌されるので、攪拌効率
がよくなる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々の
カッタヘッドは、単一の大きなカッタヘッドの場合に比
してカッタヘッドの外周部の移動距離が短くなるため、
このカッタヘッドの外周部のビットの摩耗を低減でき
る。
【0028】
【実施例】以下、この発明の大断面矩形シールド掘削機
を一実施例により詳細に説明する。
を一実施例により詳細に説明する。
【0029】図1はこの発明の一実施例の大断面矩形シ
ールド掘削機の断面図を示しており、1は断面積が大き
くかつ断面が略長方形状のスキンプレート、2は上記ス
キンプレート1の内周前方に配置され、スキンプレート
1の断面を区画する複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴2aを穿った固定隔壁と、3は上記固定隔壁2の
各円穴2aに嵌合され、ベアリング15を介して回転自
在に支持された複数の回転隔壁、4は上記スキンプレー
ト1の内周に固定隔壁2の後方に所定の間隔をあけて配
置され、上記固定隔壁2の各円穴2aの中心と対向する
位置を中心とした円穴4aを穿った支持壁、5は上記支
持壁4の各円穴4aに嵌合され、ブッシュ6を介して回
転自在に支持された複数のクランク輪である。上記各ブ
ッシュ6の内周に電動機11を夫々配置している。そし
て、上記回転隔壁3の中心に対して一定量偏心した位置
とクランク輪5の中心に対して上記一定量偏心した位置
に回転軸10を夫々回転自在に支持している。上記各回
転軸10の前方の一端には、略正三角形状のカッタヘッ
ド20を夫々固定する一方、上記各回転軸10の回転隔
壁3とクランク輪5との間に位置する部分には、外歯ギ
ヤ31を夫々固定している。上記各外歯ギヤ31は、上
記スキンプレート1の内側にスペーサ板33を介して中
心が回転隔壁の中心と一致するように配置された内歯ギ
ヤ32と夫々噛合している。上記外歯ギヤ31と内歯ギ
ヤ32で偏心リングギヤ装置30を構成しており、上記
外歯ギヤ31と内歯ギヤ32とのピッチ円の直径の比を
3対4としている。上記回転隔壁3,クランク輪5,回転
軸10,偏心リングギヤ装置30および電動機11で正
方形掘削機50を構成している。また、上記スキンプレ
ート1の内周の後方に支持壁4から所定の間隔をあけて
略長方形状の穴40aを有する取付部材40を配置し、
この取付部材40に複数の推進ジャッキ37を取り付け
ている。上記複数の推進ジャッキ37は、後方に覆工さ
れたセグメント38を押して、この大断面矩形シールド
掘削機を前方に推進するようにしている。
ールド掘削機の断面図を示しており、1は断面積が大き
くかつ断面が略長方形状のスキンプレート、2は上記ス
キンプレート1の内周前方に配置され、スキンプレート
1の断面を区画する複数の略正方形の各中心を中心とし
た円穴2aを穿った固定隔壁と、3は上記固定隔壁2の
各円穴2aに嵌合され、ベアリング15を介して回転自
在に支持された複数の回転隔壁、4は上記スキンプレー
ト1の内周に固定隔壁2の後方に所定の間隔をあけて配
置され、上記固定隔壁2の各円穴2aの中心と対向する
位置を中心とした円穴4aを穿った支持壁、5は上記支
持壁4の各円穴4aに嵌合され、ブッシュ6を介して回
転自在に支持された複数のクランク輪である。上記各ブ
ッシュ6の内周に電動機11を夫々配置している。そし
て、上記回転隔壁3の中心に対して一定量偏心した位置
とクランク輪5の中心に対して上記一定量偏心した位置
に回転軸10を夫々回転自在に支持している。上記各回
転軸10の前方の一端には、略正三角形状のカッタヘッ
ド20を夫々固定する一方、上記各回転軸10の回転隔
壁3とクランク輪5との間に位置する部分には、外歯ギ
ヤ31を夫々固定している。上記各外歯ギヤ31は、上
記スキンプレート1の内側にスペーサ板33を介して中
心が回転隔壁の中心と一致するように配置された内歯ギ
ヤ32と夫々噛合している。上記外歯ギヤ31と内歯ギ
ヤ32で偏心リングギヤ装置30を構成しており、上記
外歯ギヤ31と内歯ギヤ32とのピッチ円の直径の比を
3対4としている。上記回転隔壁3,クランク輪5,回転
軸10,偏心リングギヤ装置30および電動機11で正
方形掘削機50を構成している。また、上記スキンプレ
ート1の内周の後方に支持壁4から所定の間隔をあけて
略長方形状の穴40aを有する取付部材40を配置し、
この取付部材40に複数の推進ジャッキ37を取り付け
ている。上記複数の推進ジャッキ37は、後方に覆工さ
れたセグメント38を押して、この大断面矩形シールド
掘削機を前方に推進するようにしている。
【0030】また、図1および図2に示すように、上記
クランク輪5には、外周から軸方向後方に延びる円筒部
5aを有し、この円筒部5aの内周に形成した内歯ギヤ
(図示せず)と電動機11の駆動ギヤ(図示せず)とを
噛合して、電動機11によってクランク輪5を回転駆動
するようにしている。また、上記支持壁4の下側の両コ
ーナー部近傍に配置されたブッシュ6,6とその内側に
隣接するブッシュ6,6との間に設けた開口部4b,4c
を通して土砂や礫を外部に排出するスクリューコンベア
35,36を配置している。なお、上記開口部4b,4c
に対向する固定隔壁2の位置には、図3に示す楕円形状
の排土口2b,2cを設けている。
クランク輪5には、外周から軸方向後方に延びる円筒部
5aを有し、この円筒部5aの内周に形成した内歯ギヤ
(図示せず)と電動機11の駆動ギヤ(図示せず)とを
噛合して、電動機11によってクランク輪5を回転駆動
するようにしている。また、上記支持壁4の下側の両コ
ーナー部近傍に配置されたブッシュ6,6とその内側に
隣接するブッシュ6,6との間に設けた開口部4b,4c
を通して土砂や礫を外部に排出するスクリューコンベア
35,36を配置している。なお、上記開口部4b,4c
に対向する固定隔壁2の位置には、図3に示す楕円形状
の排土口2b,2cを設けている。
【0031】また、上記カッタヘッド20は、図1およ
び図3に示すように、上記回転軸10の先端に固定され
た円筒部21と、この円筒部21に円周方向に等間隔に
固定され、半径方向に延びる三本のカッタアーム22
と、このカッタアーム22のほぼ先端部をつなぐ小さな
曲率の三つのカッタリング23と、上記円筒部21から
半径方向に各カッタリング23の中央に向けて延びる三
本のカッタアーム24とから構成されている。そして、
上記円筒部21,カッタアーム22,カッタリング23,
カッタアーム24の前面には、地盤を掘削するビット2
5,25,…を夫々配置している。また、上記カッタアー
ム22の後面には、攪拌羽根25を夫々固定している。
なお、上記各カッタアーム22の先端に配置したビット
25の刃先は、上記スキンプレート1の断面を区画する
略正方形(図3では点線7で示す)の外周に位置し、上
記各ビット25の刃先を互いに結ぶと正三角形が形成さ
れるようにしている。
び図3に示すように、上記回転軸10の先端に固定され
た円筒部21と、この円筒部21に円周方向に等間隔に
固定され、半径方向に延びる三本のカッタアーム22
と、このカッタアーム22のほぼ先端部をつなぐ小さな
曲率の三つのカッタリング23と、上記円筒部21から
半径方向に各カッタリング23の中央に向けて延びる三
本のカッタアーム24とから構成されている。そして、
上記円筒部21,カッタアーム22,カッタリング23,
カッタアーム24の前面には、地盤を掘削するビット2
5,25,…を夫々配置している。また、上記カッタアー
ム22の後面には、攪拌羽根25を夫々固定している。
なお、上記各カッタアーム22の先端に配置したビット
25の刃先は、上記スキンプレート1の断面を区画する
略正方形(図3では点線7で示す)の外周に位置し、上
記各ビット25の刃先を互いに結ぶと正三角形が形成さ
れるようにしている。
【0032】上記構成の大断面矩形シールド掘削機は、
図1において、後方に覆工されたセグメント38の前方
端を推進ジャッキ38で押して推進しながら、電動機1
1によってクランク輪5を回転させる。上記クランク輪
5が回転すると、回転軸10はクランク輪5の中心の回
りを回ると共に、上記回転軸10に固定された外歯ギヤ
31が内歯ギヤ32に噛合して自転することによって、
回転軸10はクランク輪5が3回転する間に逆方向に1
回転自転する。すなわち、上記偏心リングギヤ装置30
の外歯ギヤ31と内歯ギヤ32とのピッチ円の比を3対
4にしているので、内歯ギヤ31が外歯ギヤ32の内周
を3回公転するとき、内歯ギヤ31は1回転するのであ
る。このとき、上記回転隔壁3もクランク軸5と同一方
向に3回転する。そして、上記回転軸10の公転によっ
て、カッタヘッド20もクランク輪5が3回転する間に
逆方向に1回転して遊星運動を行う。したがって、上述
のカッタヘッド20の各カッタアーム22の先端のビッ
ト25の刃先を互いに結んで形成された正三角形は、軌
跡の包絡線が略正方形となり、各カッタヘッド20は断
面が略正方形の横孔を夫々掘削して、スキンプレート1
の断面と同形の断面積の大きな略長方形の横孔を形成す
る。そして、掘削された土砂や礫は、カッタヘッド20
と固定隔壁2との間の土圧室16内に溜り、カッタヘッ
ド20とカッタアーム22の攪拌羽根25によって攪拌
される。その後、上記土圧室16内の溜った土砂や礫
は、下側から順に排土口2b,2cを通ってスクリュー
コンベア35,36によって外部に排出される。
図1において、後方に覆工されたセグメント38の前方
端を推進ジャッキ38で押して推進しながら、電動機1
1によってクランク輪5を回転させる。上記クランク輪
5が回転すると、回転軸10はクランク輪5の中心の回
りを回ると共に、上記回転軸10に固定された外歯ギヤ
31が内歯ギヤ32に噛合して自転することによって、
回転軸10はクランク輪5が3回転する間に逆方向に1
回転自転する。すなわち、上記偏心リングギヤ装置30
の外歯ギヤ31と内歯ギヤ32とのピッチ円の比を3対
4にしているので、内歯ギヤ31が外歯ギヤ32の内周
を3回公転するとき、内歯ギヤ31は1回転するのであ
る。このとき、上記回転隔壁3もクランク軸5と同一方
向に3回転する。そして、上記回転軸10の公転によっ
て、カッタヘッド20もクランク輪5が3回転する間に
逆方向に1回転して遊星運動を行う。したがって、上述
のカッタヘッド20の各カッタアーム22の先端のビッ
ト25の刃先を互いに結んで形成された正三角形は、軌
跡の包絡線が略正方形となり、各カッタヘッド20は断
面が略正方形の横孔を夫々掘削して、スキンプレート1
の断面と同形の断面積の大きな略長方形の横孔を形成す
る。そして、掘削された土砂や礫は、カッタヘッド20
と固定隔壁2との間の土圧室16内に溜り、カッタヘッ
ド20とカッタアーム22の攪拌羽根25によって攪拌
される。その後、上記土圧室16内の溜った土砂や礫
は、下側から順に排土口2b,2cを通ってスクリュー
コンベア35,36によって外部に排出される。
【0033】このように、上記スキンプレート1の内周
に同一外形の正方形掘削機50を縦に4列と横に3列の
12機配置することによって、各正方形掘削機50は、
略正方形の横孔を夫々掘削して、断面積が大きい略長方
形状の横孔を掘削することができる。また、断面積が大
きい略正方形状のスキンプレートの内周に同一外形の複
数の正方形掘削機50を縦に3列と横に3列の9機配置
することによって、断面積が大きい略正方形状の横孔を
掘削することもでき、複数の正方形掘削機50を組み合
わせることによって、断面が略矩形状の種々の横孔を掘
削することができる。
に同一外形の正方形掘削機50を縦に4列と横に3列の
12機配置することによって、各正方形掘削機50は、
略正方形の横孔を夫々掘削して、断面積が大きい略長方
形状の横孔を掘削することができる。また、断面積が大
きい略正方形状のスキンプレートの内周に同一外形の複
数の正方形掘削機50を縦に3列と横に3列の9機配置
することによって、断面積が大きい略正方形状の横孔を
掘削することもでき、複数の正方形掘削機50を組み合
わせることによって、断面が略矩形状の種々の横孔を掘
削することができる。
【0034】また、上記複数の正方形掘削機50の回転
隔壁3,クランク輪5,回転軸10および偏心リングギヤ
装置30からなる駆動機構は、単一の大きなカッタヘッ
ドを遊星運動させる駆動機構に比して小型化することが
できる。すなわち、一辺をD1=4000mm、全長をL1=12
800mmとする1機の正方形掘削機50で構成された大断
面矩形シールド掘削機とした場合、 L1/D1=(12800)/4000=3.2 となる。一方、一辺をD2=2000mm、全長をL2=6400mm
(=L1/2)とする正方形掘削機50を4機組み合わせ
て、上記と同一外形の一辺をD1=4000mmとする大断面
矩形シールド掘削機とした場合、 L2/D2=6400/4000=1.6 となる。このように、上記正方形掘削機50の数を多く
する程、各正方形掘削機50の全長は短くなり、この大
断面矩形シールド掘削機の機長を短くすることができ
る。また、機長が短くなるに従って、スキンプレート1
等が短くなって、この大断面矩形シールド掘削機を軽量
化することができる。
隔壁3,クランク輪5,回転軸10および偏心リングギヤ
装置30からなる駆動機構は、単一の大きなカッタヘッ
ドを遊星運動させる駆動機構に比して小型化することが
できる。すなわち、一辺をD1=4000mm、全長をL1=12
800mmとする1機の正方形掘削機50で構成された大断
面矩形シールド掘削機とした場合、 L1/D1=(12800)/4000=3.2 となる。一方、一辺をD2=2000mm、全長をL2=6400mm
(=L1/2)とする正方形掘削機50を4機組み合わせ
て、上記と同一外形の一辺をD1=4000mmとする大断面
矩形シールド掘削機とした場合、 L2/D2=6400/4000=1.6 となる。このように、上記正方形掘削機50の数を多く
する程、各正方形掘削機50の全長は短くなり、この大
断面矩形シールド掘削機の機長を短くすることができ
る。また、機長が短くなるに従って、スキンプレート1
等が短くなって、この大断面矩形シールド掘削機を軽量
化することができる。
【0035】さらに、上記正方形掘削機50の外形に合
わせて、カッタヘッド20の外形を小さくするので、カ
ッタヘッド20を回転させるためのトルクを小さくでき
る。例えば、上記カッタヘッド20の外形を1/2にす
ると、トルクは略1/2となるのである。このため、上
記カッタヘッド20を駆動する電動機11を小さくし
て、駆動源を分散させることができる。
わせて、カッタヘッド20の外形を小さくするので、カ
ッタヘッド20を回転させるためのトルクを小さくでき
る。例えば、上記カッタヘッド20の外形を1/2にす
ると、トルクは略1/2となるのである。このため、上
記カッタヘッド20を駆動する電動機11を小さくし
て、駆動源を分散させることができる。
【0036】また、この大断面矩形シールド掘削機は、
機長を短くすることによって、図示しない方向修正ジャ
ッキにより進む方向を大きく変えることができ、曲線施
行がしやすくなる。
機長を短くすることによって、図示しない方向修正ジャ
ッキにより進む方向を大きく変えることができ、曲線施
行がしやすくなる。
【0037】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口2b,2cは、上記各正方形掘削機50の回転隔
壁3,クランク輪5,回転軸10および外歯ギヤ31の存
在しない領域かつ内歯ギヤ32の歯の外側領域に設ける
ことができる。例えば、図5(a)に示すように、スキン
プレート51の一辺をSとする一つの正方形掘削機(図
示せず)で構成された大断面矩形シールド掘削機の場
合、排土口を設けることができる位置としては、スキン
プレート51の内周の下側の両コーナー部の領域A(図
5では右側領域のみ示す)である。なお、図5(a)にお
いて、R1は図示しない偏心リングギヤ装置の内歯ギヤ
のピッチ円(直径は0.62・S)を示し、R2は駆動機構の
機械製作上の外縁(直径は0.80・S)を示している。こ
の外縁R2の外側の領域が排土口の設置できる領域であ
る。一方、図5(b)に示すように、スキンプレート52
の一辺をSとし、4機の正方形掘削機(図示せず)から
なる大断面矩形シールド掘削機の場合は、排土口はスキ
ンプレート52の中央の領域Bと下側の中央の領域C等
に設けることができる。なお、R3は図示しない偏心リ
ングギヤ装置の内歯ギヤのピッチ円(直径は0.31・S)
を示し、R4は駆動機構の機械製作上の外縁(直径は0.4
0・S)を示している。このように、排土口の開口面積を
大きくしたり、数を増やしたり、位置を変えたりするこ
とによって、土砂や礫等を排出する効率を向上すること
ができる。
排土口2b,2cは、上記各正方形掘削機50の回転隔
壁3,クランク輪5,回転軸10および外歯ギヤ31の存
在しない領域かつ内歯ギヤ32の歯の外側領域に設ける
ことができる。例えば、図5(a)に示すように、スキン
プレート51の一辺をSとする一つの正方形掘削機(図
示せず)で構成された大断面矩形シールド掘削機の場
合、排土口を設けることができる位置としては、スキン
プレート51の内周の下側の両コーナー部の領域A(図
5では右側領域のみ示す)である。なお、図5(a)にお
いて、R1は図示しない偏心リングギヤ装置の内歯ギヤ
のピッチ円(直径は0.62・S)を示し、R2は駆動機構の
機械製作上の外縁(直径は0.80・S)を示している。こ
の外縁R2の外側の領域が排土口の設置できる領域であ
る。一方、図5(b)に示すように、スキンプレート52
の一辺をSとし、4機の正方形掘削機(図示せず)から
なる大断面矩形シールド掘削機の場合は、排土口はスキ
ンプレート52の中央の領域Bと下側の中央の領域C等
に設けることができる。なお、R3は図示しない偏心リ
ングギヤ装置の内歯ギヤのピッチ円(直径は0.31・S)
を示し、R4は駆動機構の機械製作上の外縁(直径は0.4
0・S)を示している。このように、排土口の開口面積を
大きくしたり、数を増やしたり、位置を変えたりするこ
とによって、土砂や礫等を排出する効率を向上すること
ができる。
【0038】また、上記複数の正方形掘削機50のカッ
タヘッド20によって、単一のカッタヘッドの場合に比
して各カッタヘッド20の周囲の空間が小さくなり、土
砂や礫等が大きな空間に集まることなく攪拌されるの
で、攪拌効率がよくなる。また、上記カッタヘッド20
のカッタアーム22の攪拌羽根25は、カッタヘッド2
0と固定隔壁2との間の土圧室16内の土砂や礫等を効
率よく攪拌することができる。さらに、上記複数の正方
形掘削機50のカッタヘッド20の外周部は、単一のカ
ッタヘッドの場合に比して移動距離が短くなるため、カ
ッタヘッドの外周部のビット25の摩耗を低減すること
ができる。
タヘッド20によって、単一のカッタヘッドの場合に比
して各カッタヘッド20の周囲の空間が小さくなり、土
砂や礫等が大きな空間に集まることなく攪拌されるの
で、攪拌効率がよくなる。また、上記カッタヘッド20
のカッタアーム22の攪拌羽根25は、カッタヘッド2
0と固定隔壁2との間の土圧室16内の土砂や礫等を効
率よく攪拌することができる。さらに、上記複数の正方
形掘削機50のカッタヘッド20の外周部は、単一のカ
ッタヘッドの場合に比して移動距離が短くなるため、カ
ッタヘッドの外周部のビット25の摩耗を低減すること
ができる。
【0039】上記実施例では、同一外形の複数の正方形
掘削機50をスキンプレート1の内周に配置したが、異
なる外形の複数の正方形掘削機を組み合せて、断面略矩
形状のスキンプレートの内周に沿って配置してもよい。
掘削機50をスキンプレート1の内周に配置したが、異
なる外形の複数の正方形掘削機を組み合せて、断面略矩
形状のスキンプレートの内周に沿って配置してもよい。
【0040】すなわち、図4に示すように、長手方向が
水平の略長方形状の断面のスキンプレートにおいて、そ
のスキンプレートの外縁線61内の左右のコーナー部に
夫々縦に二つ互いに隣接するように略正方形62を配置
して、その略正方形62に左右から挟まれるように、略
正方形63を縦に三つ配置してもよい。
水平の略長方形状の断面のスキンプレートにおいて、そ
のスキンプレートの外縁線61内の左右のコーナー部に
夫々縦に二つ互いに隣接するように略正方形62を配置
して、その略正方形62に左右から挟まれるように、略
正方形63を縦に三つ配置してもよい。
【0041】また、上記実施例では、上記スキンプレー
ト1の内周の領域全てに正方形掘削機50を配置した
が、正方形掘削機をスキンプレートの内周に沿って配置
して、スキンプレートの内周の中央付近に正方形掘削機
を配置しなくてもよい。
ト1の内周の領域全てに正方形掘削機50を配置した
が、正方形掘削機をスキンプレートの内周に沿って配置
して、スキンプレートの内周の中央付近に正方形掘削機
を配置しなくてもよい。
【0042】また、上記実施例では、上記固定隔壁2と
支持壁4を用いたが、固定隔壁や支持壁を正方形掘削機
毎に設けて、互いに隣接する固定隔壁を夫々固定した
り、互いに隣接する支持壁を夫々固定したりしてもよ
い。また、上記各固定隔壁や各支持壁をスキンプレート
に支持された支持部材等を用いて固定してもよい。
支持壁4を用いたが、固定隔壁や支持壁を正方形掘削機
毎に設けて、互いに隣接する固定隔壁を夫々固定した
り、互いに隣接する支持壁を夫々固定したりしてもよ
い。また、上記各固定隔壁や各支持壁をスキンプレート
に支持された支持部材等を用いて固定してもよい。
【0043】また、上記実施例では、上記支持壁4に回
転自在に支持されたクランク輪5を回転駆動することに
よって、回転軸10を遊星運動させたが、回転軸を遊星
運動させる駆動機構はこれに限らず、支持壁やクランク
輪を用いる代わりに回転隔壁を回転駆動するようにして
もよい。また、上記支持壁4によってクランク輪5と回
転軸10を介して回転隔壁3が後退しないようにしてい
るが、支持壁の代わりに他の方法によって回転隔壁の後
退を防いでもよいのは勿論である。
転自在に支持されたクランク輪5を回転駆動することに
よって、回転軸10を遊星運動させたが、回転軸を遊星
運動させる駆動機構はこれに限らず、支持壁やクランク
輪を用いる代わりに回転隔壁を回転駆動するようにして
もよい。また、上記支持壁4によってクランク輪5と回
転軸10を介して回転隔壁3が後退しないようにしてい
るが、支持壁の代わりに他の方法によって回転隔壁の後
退を防いでもよいのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の大断面矩形シールド掘削機は、断面略矩形状のスキ
ンプレートの内周に沿って配置され、断面略正方形状の
孔を掘削する複数の正方形掘削機を備えたものである。
明の大断面矩形シールド掘削機は、断面略矩形状のスキ
ンプレートの内周に沿って配置され、断面略正方形状の
孔を掘削する複数の正方形掘削機を備えたものである。
【0045】したがって、請求項1の発明の大断面矩形
シールド掘削機によれば、上記複数の正方形掘削機は、
断面が略正方形状の横孔を夫々掘削して、断面積の大き
い略矩形状の横孔を形成する。したがって、断面が同一
外形の複数の正方形掘削機や断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せて、上記断面が略長方形状のス
キンプレート内周に沿って配置することによって、断面
積が大きい略長方形状の横孔も掘削することができる。
シールド掘削機によれば、上記複数の正方形掘削機は、
断面が略正方形状の横孔を夫々掘削して、断面積の大き
い略矩形状の横孔を形成する。したがって、断面が同一
外形の複数の正方形掘削機や断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せて、上記断面が略長方形状のス
キンプレート内周に沿って配置することによって、断面
積が大きい略長方形状の横孔も掘削することができる。
【0046】また、上記複数の正方形掘削機の駆動機構
は、単一の大きな掘削部を駆動する駆動機構に比して全
長を短くすることができる。さらに、上記複数の正方形
掘削機の外形に合わせて、各掘削部の外形は小さくなる
ので、掘削部を回転させるためのトルクを小さくするこ
とができ、掘削部を駆動する駆動装置を小型化すること
ができる。したがって、この大断面矩形シールド掘削機
の機長を短くでき、それに伴って軽量化できると共に、
機長が短くなることによって、進む方向を大きく変える
ことができ、曲線施行がしやすくなる。
は、単一の大きな掘削部を駆動する駆動機構に比して全
長を短くすることができる。さらに、上記複数の正方形
掘削機の外形に合わせて、各掘削部の外形は小さくなる
ので、掘削部を回転させるためのトルクを小さくするこ
とができ、掘削部を駆動する駆動装置を小型化すること
ができる。したがって、この大断面矩形シールド掘削機
の機長を短くでき、それに伴って軽量化できると共に、
機長が短くなることによって、進む方向を大きく変える
ことができ、曲線施行がしやすくなる。
【0047】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の駆動機構の存在しない
領域に設けることができるため、排土口の開口面積を大
きくしたり、排土口の位置を変えたりすることができ
る。したがって、土砂や礫等の排出効率をよくすること
ができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の駆動機構の存在しない
領域に設けることができるため、排土口の開口面積を大
きくしたり、排土口の位置を変えたりすることができ
る。したがって、土砂や礫等の排出効率をよくすること
ができる。
【0048】また、上記複数の正方形掘削機の掘削部に
よって、土砂や礫等が密に攪拌されるので、攪拌効率を
向上することができる。さらに、上記複数の正方形掘削
機の夫々の掘削部の外周部分の移動距離が短くなるた
め、掘削部の外周部分のビットの摩耗を低減することが
できる。
よって、土砂や礫等が密に攪拌されるので、攪拌効率を
向上することができる。さらに、上記複数の正方形掘削
機の夫々の掘削部の外周部分の移動距離が短くなるた
め、掘削部の外周部分のビットの摩耗を低減することが
できる。
【0049】また、請求項2の発明の大断面矩形シール
ド掘削機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削
機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの断面
を区画する複数の略正方形のうちの少なくともスキンプ
レートの内周に沿って配置された複数の略正方形の各中
心を中心とした円穴を穿った固定隔壁をスキンプレート
の内周に配置すると共に、上記複数の正方形掘削機は、
上記固定隔壁の各円穴に円形の回転隔壁を嵌合し、上記
円形の回転隔壁を固定隔壁の円穴に回転自在に支持し、
上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に回転
軸を回転自在に支持し、上記回転軸の先端に略正三角形
状のカッタヘッドを固定し、上記回転軸に外歯ギヤを固
定し、ピッチ円の直径が外歯ギヤのピッチ円の直径の4
/3倍の内歯ギヤをその中心が回転隔壁の中心と一致す
るように配置して、上記内歯ギヤと外歯ギヤとが歯合す
ると共に、上記回転軸を駆動装置により固定隔壁の中心
に対して公転させるものである。
ド掘削機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削
機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの断面
を区画する複数の略正方形のうちの少なくともスキンプ
レートの内周に沿って配置された複数の略正方形の各中
心を中心とした円穴を穿った固定隔壁をスキンプレート
の内周に配置すると共に、上記複数の正方形掘削機は、
上記固定隔壁の各円穴に円形の回転隔壁を嵌合し、上記
円形の回転隔壁を固定隔壁の円穴に回転自在に支持し、
上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心した位置に回転
軸を回転自在に支持し、上記回転軸の先端に略正三角形
状のカッタヘッドを固定し、上記回転軸に外歯ギヤを固
定し、ピッチ円の直径が外歯ギヤのピッチ円の直径の4
/3倍の内歯ギヤをその中心が回転隔壁の中心と一致す
るように配置して、上記内歯ギヤと外歯ギヤとが歯合す
ると共に、上記回転軸を駆動装置により固定隔壁の中心
に対して公転させるものである。
【0050】したがって、請求項2の発明の大断面矩形
シールド掘削機によれば、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
シールド掘削機によれば、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
【0051】また、上記複数の正方形掘削機の駆動機構
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くすることができる。さらに、上記正方形
掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形を小さく
するので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小
さくすることができ、カッタヘッドを駆動する駆動装置
を小型化することができる。したがって、この大断面矩
形シールド掘削機の機長を短くすることができ、全体の
重量を軽くすることができると共に、機長が短くなるこ
とによって、進む方向を大きく変えることができ、曲線
施行がしやすくなる。
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くすることができる。さらに、上記正方形
掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形を小さく
するので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小
さくすることができ、カッタヘッドを駆動する駆動装置
を小型化することができる。したがって、この大断面矩
形シールド掘削機の機長を短くすることができ、全体の
重量を軽くすることができると共に、機長が短くなるこ
とによって、進む方向を大きく変えることができ、曲線
施行がしやすくなる。
【0052】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁や外歯ギヤの
存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外側領域に設けるこ
とができ、排土口の開口面積を大きくしたり、数を増や
したり、位置を変えたりできるので、土砂や礫等の排出
効率をよくすることができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁や外歯ギヤの
存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外側領域に設けるこ
とができ、排土口の開口面積を大きくしたり、数を増や
したり、位置を変えたりできるので、土砂や礫等の排出
効率をよくすることができる。
【0053】また、上記複数の正方形掘削機のカッタヘ
ッドによって、単一のカッタヘッドに比して土砂や礫等
を密に攪拌することができ、攪拌効率を向上することが
できる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々のカッ
タヘッドの外周部は、単一のカッタヘッドの場合に比し
て移動距離が短くなるため、カッタヘッドの外周部のビ
ットの摩耗を低減することができる。
ッドによって、単一のカッタヘッドに比して土砂や礫等
を密に攪拌することができ、攪拌効率を向上することが
できる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々のカッ
タヘッドの外周部は、単一のカッタヘッドの場合に比し
て移動距離が短くなるため、カッタヘッドの外周部のビ
ットの摩耗を低減することができる。
【0054】また、請求項3の発明の大断面矩形シール
ド掘削機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削
機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの断面
を区画する複数の略正方形のうちの少なくともスキンプ
レートの内周に沿って配置された複数の略正方形の各中
心を中心とした円穴を穿った固定隔壁をスキンプレート
の内周に配置する一方、上記固定隔壁の各円穴の中心と
対向する位置を中心とした円穴を穿った支持壁をスキン
プレートの内周に固定隔壁の後方に所定の間隔をあけて
配置すると共に、上記複数の正方形掘削機は、上記固定
隔壁の各円穴に円形の回転隔壁を嵌合し、上記円形の回
転隔壁を固定隔壁の円穴に回転自在に支持し、支持壁の
各円穴に円形のクランク輪を嵌合し、上記円形のクラン
ク輪を支持壁の円穴に回転自在に支持し、上記回転隔壁
の中心に対して一定量偏心した位置とクランク輪の中心
に対して上記一定量偏心した位置に回転軸を夫々回転自
在に支持し、上記回転軸の先端に略正三角形状のカッタ
ヘッドを固定し、上記回転軸の回転隔壁とクランク輪と
の間に位置する部分に外歯ギヤを固定し、ピッチ円の直
径が外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍の内歯ギヤを
その中心が回転隔壁の中心と一致するように配置して、
上記内歯ギヤと外歯ギヤとが歯合すると共に、上記回転
軸を駆動装置によりクランク輪を介して固定隔壁の中心
に対して公転させるものである。
ド掘削機は、請求項1に記載の大断面矩形シールド掘削
機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの断面
を区画する複数の略正方形のうちの少なくともスキンプ
レートの内周に沿って配置された複数の略正方形の各中
心を中心とした円穴を穿った固定隔壁をスキンプレート
の内周に配置する一方、上記固定隔壁の各円穴の中心と
対向する位置を中心とした円穴を穿った支持壁をスキン
プレートの内周に固定隔壁の後方に所定の間隔をあけて
配置すると共に、上記複数の正方形掘削機は、上記固定
隔壁の各円穴に円形の回転隔壁を嵌合し、上記円形の回
転隔壁を固定隔壁の円穴に回転自在に支持し、支持壁の
各円穴に円形のクランク輪を嵌合し、上記円形のクラン
ク輪を支持壁の円穴に回転自在に支持し、上記回転隔壁
の中心に対して一定量偏心した位置とクランク輪の中心
に対して上記一定量偏心した位置に回転軸を夫々回転自
在に支持し、上記回転軸の先端に略正三角形状のカッタ
ヘッドを固定し、上記回転軸の回転隔壁とクランク輪と
の間に位置する部分に外歯ギヤを固定し、ピッチ円の直
径が外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍の内歯ギヤを
その中心が回転隔壁の中心と一致するように配置して、
上記内歯ギヤと外歯ギヤとが歯合すると共に、上記回転
軸を駆動装置によりクランク輪を介して固定隔壁の中心
に対して公転させるものである。
【0055】したがって、請求項3の発明の大断面矩形
シールド掘削機によれば、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
シールド掘削機によれば、断面が同一外形の複数の正方
形掘削機を組み合わせたり、断面が異なる外形の複数の
正方形掘削機を組み合せたりして、断面が略長方形状の
スキンプレートの内周に沿って配置することによって、
断面積の大きい略長方形状の横孔も掘削することができ
る。
【0056】また、上記複数の正方形掘削機の駆動機構
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くすることができる。さらに、上記正方形
掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形を小さく
するので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小
さくすることができ、カッタヘッドを駆動する駆動装置
を小型化することができる。したがって、この大断面矩
形シールド掘削機の機長を短くすることができ、全体の
重量を軽くすることができると共に、機長が短くなるこ
とによって、進む方向を大きく変えることができ、曲線
施行がしやすくなる。
は、単一の大きなカッタヘッドを駆動する駆動機構に比
して全長を短くすることができる。さらに、上記正方形
掘削機の外形に合わせて、カッタヘッドの外形を小さく
するので、カッタヘッドを回転させるためのトルクを小
さくすることができ、カッタヘッドを駆動する駆動装置
を小型化することができる。したがって、この大断面矩
形シールド掘削機の機長を短くすることができ、全体の
重量を軽くすることができると共に、機長が短くなるこ
とによって、進む方向を大きく変えることができ、曲線
施行がしやすくなる。
【0057】また、土砂や礫等を外部に排出するための
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁やクランク輪
および外歯ギヤの存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外
側領域に設けることができ、排土口の開口面積を大きく
したり、数を増やしたり、位置を変えたりできるので、
土砂や礫等の排出効率をよくすることができる。
排土口は、上記各正方形掘削機の回転隔壁やクランク輪
および外歯ギヤの存在しない領域かつ内歯ギヤの歯の外
側領域に設けることができ、排土口の開口面積を大きく
したり、数を増やしたり、位置を変えたりできるので、
土砂や礫等の排出効率をよくすることができる。
【0058】また、上記複数の正方形掘削機のカッタヘ
ッドによって、単一のカッタヘッドに比して土砂や礫等
を密に攪拌することができ、攪拌効率を向上することが
できる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々のカッ
タヘッドの外周部は、単一のカッタヘッドの場合に比し
て移動距離が短くなるため、カッタヘッドの外周部のビ
ットの摩耗を低減することができる。
ッドによって、単一のカッタヘッドに比して土砂や礫等
を密に攪拌することができ、攪拌効率を向上することが
できる。さらに、上記複数の正方形掘削機の夫々のカッ
タヘッドの外周部は、単一のカッタヘッドの場合に比し
て移動距離が短くなるため、カッタヘッドの外周部のビ
ットの摩耗を低減することができる。
【図1】 図1はこの発明の一実施例の大断面矩形シー
ルド掘削機の断面図である。
ルド掘削機の断面図である。
【図2】 図2は図1のII−II線から見た図である。
【図3】 図3は図1のIII−III線から見た図である。
【図4】 図4はこの発明の他の実施例の大断面矩形シ
ールド掘削機の複数の略正方形により区画された断面を
示す図である。
ールド掘削機の複数の略正方形により区画された断面を
示す図である。
【図5】 図5(a)は一つの正方形掘削機の構成の場合
の排土口の領域を示す図であり、図5(b)は四つの正方
形掘削機の構成の場合の排土口の領域を示す図である。
の排土口の領域を示す図であり、図5(b)は四つの正方
形掘削機の構成の場合の排土口の領域を示す図である。
1…スキンプレート、2…固定隔壁、2a…円穴、2
b,2c…排土口、3…回転隔壁、4…支持壁、4a…
円穴、4b,4c…開口部、5…クランク輪、6…ブッ
シュ、10…回転軸、11…電動機、15…ベアリン
グ、16…土圧室、20…カッタヘッド、21…円筒
部、22,24…カッタアーム、23…カッタリング、
25…ビット、26…攪拌羽根、30…偏心リングギヤ
装置、31…外歯ギヤ、32…内歯ギヤ、33…スペー
サ板、35,36…スクリューコンベア、37…推進ジ
ャッキ、38…セグメント、40…取付部材、50…正
方形掘削機。
b,2c…排土口、3…回転隔壁、4…支持壁、4a…
円穴、4b,4c…開口部、5…クランク輪、6…ブッ
シュ、10…回転軸、11…電動機、15…ベアリン
グ、16…土圧室、20…カッタヘッド、21…円筒
部、22,24…カッタアーム、23…カッタリング、
25…ビット、26…攪拌羽根、30…偏心リングギヤ
装置、31…外歯ギヤ、32…内歯ギヤ、33…スペー
サ板、35,36…スクリューコンベア、37…推進ジ
ャッキ、38…セグメント、40…取付部材、50…正
方形掘削機。
Claims (3)
- 【請求項1】 断面略矩形状のスキンプレートの内周に
沿って配置され、断面略正方形状の孔を掘削する複数の
正方形掘削機を備えたことを特徴とする大断面矩形シー
ルド掘削機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の大断面矩形シールド掘
削機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの内
周に配置され、上記スキンプレートの断面を区画する複
数の略正方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの
内周に沿って配置された上記複数の略正方形の各中心を
中心とした円穴を穿った固定隔壁を備え、上記複数の正
方形掘削機は、上記固定隔壁の上記各円穴に嵌合され、
上記固定隔壁の上記円穴に回転自在に支持された円形の
回転隔壁と、上記回転隔壁の中心に対して一定量偏心し
た位置に回転自在に支持された回転軸と、上記回転軸の
先端に固定された略正三角形状のカッタヘッドと、上記
回転軸に固定された外歯ギヤと、中心が上記回転隔壁の
中心と一致するように配置され、ピッチ円の直径が上記
外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍であり、かつ上記
外歯ギヤと噛合する内歯ギヤと、上記回転軸を上記回転
隔壁の中心に対して公転させる駆動装置とを備えたこと
を特徴とする大断面矩形シールド掘削機。 - 【請求項3】 請求項1に記載の大断面矩形シールド掘
削機において、上記断面略矩形状のスキンプレートの内
周に配置され、上記スキンプレートの断面を区画する複
数の略正方形のうちの少なくとも上記スキンプレートの
内周に沿って配置された上記複数の略正方形の各中心を
中心とした円穴を穿った固定隔壁と、上記断面略矩形状
のスキンプレートの内周に上記固定隔壁の後方に所定の
間隔をあけて配置され、上記固定隔壁の上記各円穴の中
心と対向する位置を中心とした円穴を穿った支持壁とを
備え、上記複数の正方形掘削機は、上記固定隔壁の上記
各円穴に嵌合され、上記固定隔壁の上記円穴に回転自在
に支持された円形の回転隔壁と、上記支持壁の上記各円
穴に嵌合され、上記支持壁の上記円穴に回転自在に支持
された円形のクランク輪と、上記回転隔壁の中心に対し
て一定量偏心した位置と上記クランク輪の中心に対して
上記一定量偏心した位置に夫々回転自在に支持された回
転軸と、上記回転軸の先端に固定された略正三角形状の
カッタヘッドと、上記回転軸の上記回転隔壁と上記クラ
ンク輪との間に位置する部分に固定された外歯ギヤと、
中心が上記回転隔壁の中心と一致するように配置され、
ピッチ円の直径が上記外歯ギヤのピッチ円の直径の4/
3倍であり、かつ上記外歯ギヤと噛合する内歯ギヤと、
上記回転軸を上記クランク輪を介して上記回転隔壁の中
心に対して公転させる駆動装置とを備えたことを特徴と
する大断面矩形シールド掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21977193A JP2996841B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 大断面矩形シールド掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21977193A JP2996841B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 大断面矩形シールド掘削機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0771191A true JPH0771191A (ja) | 1995-03-14 |
JP2996841B2 JP2996841B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16740755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21977193A Expired - Fee Related JP2996841B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 大断面矩形シールド掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2996841B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21977193A patent/JP2996841B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2996841B2 (ja) | 2000-01-11 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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