JPH0771027B2 - 音響用エコ−キヤンセラの送信制御回路 - Google Patents

音響用エコ−キヤンセラの送信制御回路

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JPH0771027B2
JPH0771027B2 JP61005606A JP560686A JPH0771027B2 JP H0771027 B2 JPH0771027 B2 JP H0771027B2 JP 61005606 A JP61005606 A JP 61005606A JP 560686 A JP560686 A JP 560686A JP H0771027 B2 JPH0771027 B2 JP H0771027B2
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JP
Japan
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signal
echo canceller
transmission
microphone
echo
Prior art date
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Application number
JP61005606A
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English (en)
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JPS62163426A (ja
Inventor
泰雄 伊藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエコーキャンセラ特に音響場に適用する音響用
エコーキャンセラを用いた場合の送信信号の制御に関す
る。
〔従来の技術〕 近年の電気通信技術の発達は、従来長距離電話回線にの
み適用されていたエコーキャンセラ技術をスピーカ、マ
イクロホンと言った拡声システムを含むテレコンファレ
ンス用の音声伝送装置にまで適用するようになってき
た。昭和59年度電子通信学会通信部門全国大会の講演論
文集NO.591には「テレコンファレンス用音声伝送装置の
開発」と題してスピーカよりマイクへまわり込む残響信
号の抑圧をエコーキャンセラで行なわせる方式が紹介さ
れている。このような装置を用いて実際にテレコンファ
レンスを実施した時、遠端の会議室に発言内容を伝えた
くない場合がある。このような場合、例えばマイクロホ
ンに付属しているマイクスイッチを切ってその目的を達
成しようとする傾向にあるが、エコーキャンセラを用い
た装置に於いては上記手段には問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕 以下、その問題点について説明する。第2図はマイクロ
ホン1の後にマイクスイッチ2が配置されている場合の
エコーキャンセラ8を用いたテレコンファレンス用音声
伝送装置を示している。今、マイクスイッチ2は接続状
態になっているものとする。遠端会議室からの受信アナ
ログ音声信号はアナログディジタル変換器10でディジタ
ル音声信号xに変換され、この信号xはエコーキャンセ
ラ8内の適応フィルタ8−2の入力ならびにディジタル
アナログ変換器7へ送られる。ディジタルアナログ変換
器7でアナログ信号に戻された受信音声信号はスピーカ
増幅器6がスピーカ5を駆動して会議室11内に音波とし
て放射され、マイクロホン1にもエコー信号としてまわ
り込む。マイクロホン1の出力の微弱なるエコー信号は
マイクホロン増幅器3で増幅されアナログディジタル変
換器4でディジタル信号形態のエコー信号yとしてエコ
ーキャンセラ8内の減算器8−1に入力される。エコー
キャンセラ8はエコー信号yから適応フィルタ8−2が
出力する疑似エコー信号を減算して得られる残差信号
eを0とするように動作する。他の言い方をするなら
ば、一入力一出力形態の適応フィルタ8−2はディジタ
ルアナログ変換器7、スピーカ増幅器6、スピーカ5、
会議室音響場11、マイクロホン1、マイクロホン増幅器
3、そしてアナログディジタル変換器4までのルートを
1つのブラックボックス12と見なした時の入力13から出
力14までふるまいと同じふるまいをしようとする。エコ
ーキャンセラ8は適応フィルタ8−2が線形回路網であ
るため、入力13から出力14までのブラックボックス12に
対しこれが線形システムであることを要請する。従って
もし発言内容の伝達を阻止する目的でマイクスイッチ2
が切られたとすると、これはブラックボックス12が時変
形の非線形システムであることを意味しエコーキャンセ
ラ8にとっては不都合である。さらにこの場合エコー信
号yは0となり、且つ遠端側より受信音声信号xが存在
するような場合、残差信号eにはマイクスイッチ2が切
られた直後、適応フィルタ8−2によって生成させられ
た疑似エコー信号が現われることとなり、この信号は
ディジタルアナログ変換器9を通して遠端側に送り返さ
れることとなる。またマイクスイッチ2が切られた状態
で受信音声信号xが存在し続けると、適応フィルタ8−
2は0を出力するシステムのふるまいをするようにな
る。このような状態になった後再度マイクスイッチが接
続されると今度は始めにエコー信号yが残留信号eとな
ってエコー信号抑圧の目的に反するという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、前述した問題や欠点をすべて排除し、
従来困難とされてきたエコーキャンセラを用いたテレコ
ンファレンス用音声伝送装置の送信信号伝送阻止を簡単
な回路構成で実現する音響用エコーキャンセラの送信信
号制御回路を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による音響用エコー
キャンセラの送信制御回路は、エコーキャンセラを用い
たテレコンファレンス用音声伝送装置に於いて、エコー
キャンセラの送信側出力端子以後に送信信号送出禁止回
路が配置された構成をとっている。
上記構成によれば、従来のエコーキャンセラを用いたテ
レコンファレンス用音声伝送装置には何らふれることな
く簡単な回路構成の追加で確実な送信信号の伝送阻止が
得られる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例構成を示す回路図である。第
1図は、第2図に於いてマイクスイッチ2を減算器8−
1とディジタルアナログ変換器9の間に配置して得られ
た図である。従って第1図に基づく本発明によるエコー
信号yの抑圧説明等は前述した内容に同じである。発信
内容の遠端会議室への伝達阻止を目的としてマイクスイ
ッチ2が切断されるとこの場合にはエコーキャンセラは
エコー信号を抑圧し近端会議室内の発話者の音声信号の
みを出力しているので真の意味の送信信号送出禁止が実
現される。マイクスイッチ2はディジタル信号ライン上
に配置されているので例えば第3図に示すAND回路で実
現される。また他の一実施例としてマイクスイッチ2を
ディジタルアナログ変換器9の後に配置しても本発明に
よる目的を達成し得る。この場合にはリレー等で実現可
能である。
以上述べた様に本発明は、エコーキャンセラを用いたテ
レコンファレンス用音声伝送装置に於ける送信信号の送
出禁止をエコーキャンセラの動作を考慮してエコーキャ
ンセラの後で行なうようにし、これにより簡単なスイッ
チのみの追加配置でその目的が確実に得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の一実施例を示すブロック
図および回路図、第2図は従来の考え方を示すブロック
図である。 1……マイクロホン、2……マイクスイッチ、3……マ
イクロホン増幅器、4,10……ディジタルアナログ変換
器、5……スピーカ、6……スピーカ増幅器、7,9……
アナログディジタル変換器、8……エコーキャンセラ、
8−1……減算器、8−2……適応フィルター、11……
会議室、12……ブラックボックス、13……入力、14……
出力、15……AND回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信線路に配置された音声入力手段と、受
    信線路に配置された音声出力手段と、前記送信および受
    信線路に配置され、前記音声出力手段からの信号が前記
    音声入力手段に回り込むときのエコーをキャンセルする
    エコーキャンセラと、このエコーキャンセラの送信線路
    側の出力に設けられ、前記音声入力手段の出力を手動に
    より切断するスイッチとから構成されたことを特徴とす
    る音響用エコーキャンセラの送信制御回路。
JP61005606A 1986-01-13 1986-01-13 音響用エコ−キヤンセラの送信制御回路 Expired - Lifetime JPH0771027B2 (ja)

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JPS62163426A JPS62163426A (ja) 1987-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7873457B2 (en) 2006-04-26 2011-01-18 Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg Clutch control system for power transfer unit in four-wheel drive vehicle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536486A (en) * 1976-07-02 1978-01-20 Ajinomoto Co Inc Preparation of l-lysine

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