JPH0771006B2 - ディジタル信号復調方法 - Google Patents

ディジタル信号復調方法

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JPH0771006B2
JPH0771006B2 JP4026377A JP2637792A JPH0771006B2 JP H0771006 B2 JPH0771006 B2 JP H0771006B2 JP 4026377 A JP4026377 A JP 4026377A JP 2637792 A JP2637792 A JP 2637792A JP H0771006 B2 JPH0771006 B2 JP H0771006B2
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JP
Japan
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signal
bit
digital signal
circuit
bit frame
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JP4026377A
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JPH0567977A (ja
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憲一 迫
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に磁気的もしくはその
他の手段によってPMまたはFM方式により記録された
ディジタル信号の復調方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばFM記録方式は今日、磁気カード
において、特に多く用いられている。このFM記録方式
は1トラックの信号の中にデータとタイミング信号を持
ち、有利な点が多いが復調時に、媒体の移動速度変動が
発生した時に復調が不可能となる欠点があった。このた
め、この欠点を改善して媒体の移動速度変動が起きても
復調できる方式も提案されている。
【0003】図3はFM方式により記録された論理“0
01010”の有意データのタイムチャートである。図
3において明らかな様にFM方式では1ビットフレーム
の境界点では、かならず信号レベルの移行がある。また
1ビットフレームの中間点で信号レベルの移行が起こる
と論理“1”を示し移行が起きなければ論理“0”を示
している。
【0004】したがって信号レベルの移行が1ビットフ
レームの中間で起きているかいないか判定すれば1,0
が判別できる。すなわち、先行ビットフレーム時間をア
ナログ的に、又はディジタル式に測定し、後続のビット
フレームの始端からその時間の一定の比率の時点で有意
情報を有する信号をクロック信号として出力し、さら
に、そのクロック信号により被復調信号をマスクする操
作を含んでディジタル情報を復調することが可能であ
る。
【0005】図4は上記従来の復調過程を示すタイムチ
ャートでaが入力データ、bは有意情報を有するクロッ
ク信号、cは復調データである。又図5も従来の復調過
程を示すタイムチャートである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録媒
体上に図5aの様に記録されていても媒体移動開始時の
記録媒体移動速度の不安定な時期には図5bの様に、先
行ビットのビットフレームの始端から終端までの時間
が、媒体移動が安定した後と異なる事があり、上記従来
の技術のように常に記録媒体の移動開始時から、先行す
るビットフレームが通過してから終端が通過するまでの
時間を基にクロック信号のタイミングを決定している方
法では、図5cに示される様にクロック信号が正しく出
力されなくなり、移動速度が不安定なときに読み取られ
たデータばかりでなく、図5dに示されるように、移動
速度が安定した後のデータも正しく復調を示さなくなる
ことがあった。これを解決するために、記録媒体の移動
距離を機構的に測定し、その測定値が所定の値になった
ときにデータの読み込みを行う事により、速度が安定し
た後からデータの読みとりを開始するようにする方法が
あるが、記録媒体の移動距離を測定する感知器や、この
感知器に応じてデータの読み取りをさせるための機構が
必要となり、コストが高くなったり、この方法を達成す
るための機構が大型化していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、部品を
付加したり、装置を大型化することなく、かつ、記録媒
体の移動開始時における移動速度の不安定な時期が有っ
ても正確なディジタル信号の復調を行う事ができるディ
ジタル信号復調方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、変調されているディジタル信号の初
めから規定のビットまでをカウントし、その後のビット
は先行ビットのビットフレームの始端から終端までの通
過時間を基にビットフレームの復調を行う。
【0009】
【作用】本発明は、上記した方法により、移動速度が安
定した後に入力されるビットフレームの始端から終端ま
での通過時間のみでクロック信号の出力タイミングを決
定するので、記録媒体の移動が不安定な時期のビットフ
レームの始端から終端までの通過時間に影響されない。
【0010】
【実施例】図1は本発明のブロック図、図2は図1にお
ける各回路の出力のタイムチャートである。
【0011】図1において1は自励発振器、2,3は1
/2分周の分周器、4は1/3分周の分周器、5は前記
自励発振器1のクロックで動作する微分回路、6はナン
ドゲート7,8のコントロール回路、7〜10はナンド
ゲート、11はプリセット可能なダウン計数器、12は
プリセット可能なビット無視回路、13は計数器、14
はコントロール回路、15はナンドゲート、16はリセ
ットパルス発生回路、17はDタイプフリップフロッ
プ、18は排他的論理和回路、19はフリップフロッ
プ、20はリセットパルス発生回路である。
【0012】図2aは論理“001010”の媒体記録
信号である。bは前記記録信号が媒体移動開始時から増
巾波形整形された入力信号である。図2bからも明らか
なように、記録波形aと異なった波形になっているがこ
れは媒体移動開始時に装置や媒体の動きが不安定なため
に起こったものである。
【0013】いま微分回路5に図2bの入力信号が入力
されてくるものとする。微分回路5は入力信号にレベル
移行の変化がある毎に図2cに示す微分パルスを発生す
る。微分パルスは図1のブロック図に示すように自励発
振器1に同期して発生する。発生した微分パルスはナン
ドゲート7,9を通り、ダウン計数器11で計数され
る。計数された値はあらかじめプリセットされたビット
無視回路12でチェックされ、プリセット数に達した時
にコントロール回路6を動作させナンドゲート7をオフ
にしビット無視動作を終了する。
【0014】ビット無視回路12の動作中はナンドゲー
はオンしているので図2dに示すように微分パルス
は通過している。通過した微分パルスは計数器13の出
力をプリセット可能なダウン計数器11にセットする。
ビット無視動作終了後、ナンドゲート8〜10がオンし
分周器3,4のクロックパルスをダウン計数器11と計
数器13とでそれぞれ計数する。分周器3はクロックパ
ルス2個で1個のクロックパルスを発生する。分周器4
は1/3分周でクロックパルス3個で1個のクロックパ
ルスを発生する。
【0015】図2eに示すようにダウン計数器11の最
初のボローは計数開始後すぐにあらわれるが、これも有
意データの刻時信号である。2個目のボローは入力信号
bのビットフレームの約2/3の所で発生する。又図2
eは有意データの刻時信号でもあり、ボローでもある。
発生した刻時信号はコントロール回路14をセットし、
ナンドゲート15をオンさせる。
【0016】図2fはナンドゲート15のコントロール
信号を示す。ナンドゲート15がオンすると、図2cの
微分パルスがナンドゲート15を通過する。図2gは通
過した微分パルスを示す。その通過した微分パルスで計
数器13の計数値をダウン計数器11にプリセットし、
微分パルスgの立ち上がりでリセットパルス発生回路
をトリガーし図2hに示すリセットパルスを発生す
る。図2g,hのタイミングは図からも明らかなように
自励発振器1によりずれている。
【0017】図2hに示すリセットパルスは計数器13
とコントロール回路14をリセットさせる。Dタイプフ
リップフロップ17は入力データbを図2gの微分パル
スの立ち下がりで記憶する。図2iに示す波形は、Dタ
イプフリップフロップ17が入力データbを記憶した波
形である。その記憶した波形と、入力データbとの排他
的論理和を排他的論理和回路18でとると図2jに示す
復調データが得られる。
【0018】図2eに示す刻時信号は時間の短いパルス
であるが、時間の長い刻時信号を必要とすることがあ
る。図1のフリップフロップ19はダウン計数器11の
ボローでセットし、図2gに示すパルスでリセットす
る。図2kはパルスの時間を長くした有意データの刻時
信号を示す。
【0019】記録媒体の復調が終了すると、図1のリセ
ットパルス発生器20によりパルスを発生し、ダウン計
数器11がリセットされる。
【0020】上述した実施例においてはFM方式で記録
された信号の復調について説明したが、上記回路のほと
んどの回路構成でPM方式で記録された信号の復調にも
利用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、変調されているディジタル信
号の初めから規定のビットをカウントし、その後のビッ
トは先行ビットのビットフレームの始端から終端までの
通過時間を基にビットフレームの復調を行うので、移動
速度が安定した後に入力されるビットのビットフレーム
は、始端から終端までの通過時間のみでクロック信号の
出力タイミングを決定することになり、記録媒体の移動
が不安定な時期のビットフレーム長の影響を受けずに、
正確な復調を行うことができる。また、入力開始から所
定分ビットフレームをカウントするように構成している
ため、機構的には何も手を加えることなく正確なディジ
タル信号の復調を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実現するためのディジタル
信号処理装置のブロック図
【図2】上記装置の各回路の出力のタイムチャート
【図3】FM記録方式によって記録媒体上に記録された
データのタイムチャート
【図4】FM記録方式の復調過程を示すタイムチャート
【図5】従来の復調過程を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 自励発振器 2 分周器 3 分周器 4 分周器 5 微分回路 6 コントロール回路 7 ナンドゲート 8 ナンドゲート 9 ナンドゲート 10 ナンドゲート 11 ダウン計数器 12 ビット無視回路 13 計数器 14 コントロール回路 15 ナンドゲート 16 リセットパルス発生回路 17 Dタイプフリップフロップ 18 排他的論理和回路 19 フリップフロップ 20 リセットパルス発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調されているディジタル信号の初めから
    規定のビットまでをカウントし、その後のビットは先行
    ビットのビットフレームの始端から終端までの通過時間
    を基にビットフレームの復調を行うディジタル信号復調
    方法。
JP4026377A 1992-02-13 1992-02-13 ディジタル信号復調方法 Expired - Lifetime JPH0771006B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4026377A JPH0771006B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 ディジタル信号復調方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP4026377A JPH0771006B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 ディジタル信号復調方法

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JPH0567977A JPH0567977A (ja) 1993-03-19
JPH0771006B2 true JPH0771006B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=12191831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5276015A (en) * 1975-12-22 1977-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Fm demodulating circuit
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Publication number Publication date
JPH0567977A (ja) 1993-03-19

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