JPH0770972A - 長網抄紙機の抄紙方法 - Google Patents

長網抄紙機の抄紙方法

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JPH0770972A
JPH0770972A JP21458793A JP21458793A JPH0770972A JP H0770972 A JPH0770972 A JP H0770972A JP 21458793 A JP21458793 A JP 21458793A JP 21458793 A JP21458793 A JP 21458793A JP H0770972 A JPH0770972 A JP H0770972A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
slice
forming wire
pulp slurry
sliding contact
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21458793A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Anayama
嘉輝 穴山
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New Oji Paper Co Ltd
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヘッドボックス1のスライス2から吐出され
るパルプスラリーSをエンドレス走行するフォーミング
ワイヤー3上に載せて移送し、この過程で脱水して湿紙
層を形成する長網抄紙機において、スライス2より吐出
されるパルプスラリーSのフォーミングワイヤー3上で
の受け取り位置Pを、フォーミングワイヤー3の下面側
に走行上流側より第一番目に摺接する摺接部材10aの
設置位置よりも走行上流側に設定する。 【効果】 ヘッドボックスのスライスから吐出されるパ
ルプスラリーがフォーミングワイヤー上に載る際に空気
の巻き込みの発生がなく、またワイヤーに付着する不均
一な水膜の影響を受けることがないから、水縞現象のな
い良好な品質の紙が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドボックスのスラ
イスから吐出されるパルプスラリーをエンドレス走行す
るフォーミングワイヤー上に載せて移送し、この過程で
脱水して湿紙層を形成する長網抄紙機における抄紙方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に長網抄紙機は、図3に示すように
調整されたパルプスラリーSを導入管1aよりヘッドボ
ックス1内に供給し、このヘッドボックス1内で安定な
分散状態を保持しつつ、加圧してスリット状のスライス
2からエンドレス走行するフォーミングワイヤー3上へ
吐出し、このワイヤー3に載って水平に移送される過程
(ワイヤーパート)で除々に脱水させることにより、吐
出時の固形分0.3〜1.0重量%程度であったスラリ
ー層S’を固形分20重量%前後の湿紙層に転化し、次
のプレス及びドライヤー工程に送るようになされてい
る。
【0003】しかして、フォーミングワイヤー3はスラ
イス2側のブレストロールR1からサクションクーチロ
ールR2までの往動行程を水平直線状に走行するように
設定されており、その下面側にスライス2側から順次、
フォーミングボード4、フォイル5、サクションボック
ス6が配置されている。なお、フォーミングボード4を
省略してその位置にフォイル5が配置される場合もあ
る。また上記往動行程の下流側には、紙層を引き締めて
地合及び紙質を改善するためのダンディロールR3がワ
イヤー上面側に配置している。R4はランプブレーカー
ロール、R5はワイヤーターニングロール、R6はウオ
ッシュロール、R7はガイドロールである。
【0004】フォーミングボード4は、ワイヤー幅方向
に沿うセラミック製の帯状板の複数枚、あるいは一枚の
広いセラミック製板をフォーミングワイヤー3の下面に
摺接するように配置したものであり、主としてワイヤー
3の弛み防止と初期脱水速度の緩和を担っている。また
フォイル5は、やはりワイヤー幅方向に沿うセラミック
製の帯状板をワイヤー3の下面に摺接するように配置し
たものであるが、摺接部の後方がワイヤー3との間で楔
状の空間を作るように傾斜しており、ワイヤー3の走行
に伴って該空間に生じる真空吸引作用によって強制脱水
を行う機能を持ち、一般に複数枚をワンセットにした形
でフォーミングボード4とサクションボックス6の間の
ワイヤーパートに多数セットが配設される。そして、従
来の抄紙方法では、図4に示すように、スライス2より
吐出されたパルプスラリーSは、通常、第一番目のフォ
ーミングボード4上の位置でワイヤー3に受け取られる
ように設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
長網抄紙機による抄紙では、得られた紙に筋状、筍状、
コルゲート状、捻じれ状等として地合の異なるパターン
が現れる「水縞」と称される現象を生じ易く、これによ
って紙品質が低下するという難点があった。この水縞
は、厚薄むらの一種であり、上記パターン部分の紙層が
少し薄くなっていることが判明しているが、該パターン
がやや白っぽい光沢むらとして視認されると共に、塗工
紙に用いた場合に塗膜の厚みむらを生じる要因となるた
め、その防止対策が大きな課題となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の状況
に鑑みて鋭意検討を重ねたところ、水縞現象がスライス
2より吐出されたパルプスラリーSをフォーミングワイ
ヤー3上で受け取る際の空気及びワイヤーに点在する不
均一の水膜の巻き込みに起因しており、従って水縞現象
の防止にはスラリー受け取り位置で空気を巻き込まない
工夫が必要であるという知見を得た。そして、この知見
に基づいて更に研究を進めた結果、フォーミングワイヤ
ー3の下面側に摺接物がない位置でパルプスラリーを受
け取るようにすれば、上記の空気の巻き込みを回避で
き、もって水縞現象を防止できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の請求項1に係る抄紙方
法は、ヘッドボックス1のスライス2から吐出されるパ
ルプスラリーSをエンドレス走行するフォーミングワイ
ヤー3上に載せて移送し、この過程で脱水して湿紙層を
形成する長網抄紙機において、前記スライス2より吐出
されるパルプスラリーSのフォーミングワイヤー3上で
の受け取り位置Pを、該フォーミングワイヤー3の下面
側に走行上流側より第一番目に摺接する摺接部材10a
の設置位置よりも走行上流側に設定することを特徴とす
る構成を採用したものである。
【0008】また本発明の請求項2に係る抄紙方法は、
上記請求項1の抄紙方法において、スライス2より吐出
されるパルプスラリーSの受け取りに伴うフォーミング
ワイヤー3の撓みに応じ、その下面側に摺接する第一番
目の摺接部材10aの傾斜度合を調整する構成を採用し
たものである。
【0009】
【作用】まず、従来の抄紙方法において水縞現象を生じ
る原因は次のように想定される。すなわち、従来の抄紙
方法ではスライス2より吐出されたパルプスラリーSが
第一番目のフォーミングボード4上(フォーミングボー
ドを省略した構成では第一番目のフォイル5上)の位置
でワイヤー3に受け取られることから、図5に示すよう
に、パルプスラリーSの吐出流と走行するワイヤー3及
びワイヤー3に点在的に付着する不均一な水膜との間に
楔形の空間8ができ、該吐出流とワイヤー3が共に高速
移動しているために空間8の先端部より空気の巻き込み
を生じ、巻き込まれた空気が気泡Bとしてスラリー層
S’中に入り込むことになる。この気泡Bは、後次のフ
ォーミングボード4,4間あるいはフォイル5…での強
制脱水作用によって水と共にワイヤー3を通して下方へ
離脱するか、もしくは上方へ浮遊離脱するが、図6に示
すように、離脱するまでの間はスラリー層S’中で液を
押しのけているので、気泡Bを含む部分の紙料が少なく
なる。しかして、気泡Bは離脱するまでの間にスラリー
層S’内で移動する一方、その間にも脱水が進行してい
るため、気泡Bの存在していた部分の紙料不足は回復せ
ず、気泡Bの移動軌跡が紙層の薄い水縞パターンとして
残ることになる。
【0010】これに対し、本発明の抄紙方法では、前記
スライス2より吐出されるパルプスラリーSのフォーミ
ングワイヤー3上での受け取り位置を、該フォーミング
ワイヤー3の下面側に摺接部材つまり前記フォーミング
ボード4やフォイル5のワイヤー走行上流側より第一番
目に摺接するものの設置位置よりも走行上流側に設定す
るから、図2に示すように、パルプスラリーSの吐出流
と走行するワイヤー3及びワイヤー3に点在的に付着す
る不均一な水膜との間の楔形の空間9の空気は、単にワ
イヤー3の網目を通して下に抜けるだけであり、気泡と
してスラリー層S’中に入り込むことはない。従って、
従来のような気泡Bのスラリー層S’中への巻き込みに
よる水縞現象を発生せず、高い紙品質が得られる。
【0011】本発明の抄紙方法を実施するには、図3に
おけるブレストロールR1からフォーミングボード4ま
での間、またワイヤー走行の最も上流側にフォイル5を
設置する構成では該フォイル5までの間の距離をとり、
スライス2からのパルプスラリーSの吐出流が下面側に
摺接部材のない位置P(図1)でフォーミングワイヤー
3上に乗るように設定すればよい。しかして、既存の長
網抄紙機に適用する場合は、スライス2に最も近いフォ
ーミングボード4又はフォイル5のセットを、フォーミ
ングワイヤー3から充分に離れるように下げておくか、
取り外しておけばよい。
【0012】ところで、上述のようにブレストロールR
1からワイヤー走行上流側より第一番目の摺接部材まで
の間の距離を多くとると、その間のフォーミングワイヤ
ー3がパルプスラリーSの吐出流の受け取りに伴う重量
及び圧力の負荷により撓み、この撓みによって第一番目
の摺接部材の先端との接触部で突っ掛かりを生じ、該ワ
イヤー3の損傷や早期磨耗を生じ易くなる懸念がある。
そこで、第一番目の摺接部材を上下に傾動できるものと
し、ワイヤー3の撓みに応じて該摺接部材の傾斜度合を
調整し、上記の突っ掛かりを回避するように設定するの
がよい。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る抄紙方法を適
用する長網抄紙機の要部を示す。この長網抄紙機では、
フォーミングワイヤー3の往動行程下面側の走行上流側
より最前部に、所定間隔置きに配置する3枚のフォイル
10a,10b,10cを一体的に保持した可動保持枠
11が設置され、この可動支持枠11とブレストロール
R1との間の下面側に摺接部材のないワイヤー走行部が
広く設定されているが、他の部分は図3で示す従来の長
網抄紙機と同様構成である。
【0014】可動保持枠11は、ワイヤー走行下流側の
端部が枢支ピン12によって支持されると共に、同上流
側の端部13が適宜リンク機構やシリンダ機構など周知
の傾動機構につながれ、該傾動機構によって可動保持枠
11が枢支ピン12を中心として上下に傾動すると共
に、所要の傾動位置で堅固に支持されるようになってい
る。なお、可動保持枠11に保持された3枚のフォイル
10a,10b,10cは、いずれもワイヤー幅方向に
沿うセラミック製の帯板からなり、各々上面がワイヤー
上流側に若干低く傾斜している。
【0015】上記構成において、図1に示すように、ヘ
ッドボックス1のスライス2から吐出するパルプスラリ
ーSは、ブレストロールR1と可動支持枠11との間の
ワイヤー下面側に摺接部材のない位置Pでフォーミング
ワイヤー3上に受け取られるように設定される。従っ
て、図2に示すように、パルプスラリーSの吐出流と走
行するワイヤー3及びワイヤー3に付着する水膜との間
の楔形の空間9の空気は、単にワイヤー3の網目を通し
て下に抜けるだけであり、気泡としてスラリー層S’中
に入り込むことはない。しかして、該スラリー層S’
は、ワイヤー3の走行と共に下流側へ移送される過程
で、フォイル5…及びサクションボックス6…(図3参
照)による強制脱水ならびに自然脱水により徐々に固形
分濃度を増大して湿紙層を形成し、最終的に湿紙として
フォーミングワイヤー3から離脱して次のプレス及びド
ライヤー工程に送られるが、従来のような気泡Bのスラ
リー層S’中への巻き込みによる水縞現象を生じないた
め、優れた紙品質を有するものとなる。
【0016】ところで、上記の抄紙においては、ブレス
トロールR1と可動支持枠11との間のワイヤー走行部
では下面側に摺接部材がないため、フォーミングワイヤ
ー3がパルプスラリーSの吐出流の受け取りに伴う重量
及び圧力の負荷により図1及び図2に示すように撓む
が、この撓みに応じて可動保持枠11の傾斜度合を調整
することにより、先頭のフォイル10aを先端がワイヤ
ー3に突っ掛からない状態でワイヤー3の下面に摺接さ
せることが可能であり、もってワイヤー3の損傷や早期
磨耗を防止できる。
【0017】なお、上記実施例ではフォーミングワイヤ
ー3の下面側に走行上流側より第一番目に摺接する摺接
部材にフォイル10aを用いているが、この第一番目の
摺接部材として種々の断面形状及び長さのものを使用で
き、例えば従来におけるフォーミングボード4や通常の
フォイル5等を採用してもよい。また、上記実施例では
パルプスラリーSの受け取りに伴うフォーミングワイヤ
ー3の撓みに応じて3枚のフォイル10a,10b,1
0cを保持した可動保持枠11の全体の傾斜調整を行う
ようにしているが、該ワイヤー3の撓みに応じて第一番
目の摺接部材のみを単独で傾斜調整してもよい。更に本
発明の抄紙方法を適用する長網抄紙機の細部構成につい
ては実施例以外に種々設計変更可能である。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明に係る長網抄紙機の抄紙
方法によれば、ヘッドボックスのスライスから吐出され
るパルプスラリーがフォーミングワイヤー上に載る際
に、空気の巻き込みの発生がなく、またワイヤーに付着
する不均一な水膜の影響を受けることがないから、水縞
現象のない良好な品質の紙が得られる。
【0019】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
抄紙方法において、スライスから吐出されるパルプスラ
リーの受け取り位置においてフォーミングワイヤーに撓
みを生じても、ワイヤー走行上流側より第一番目の摺接
部材と該ワイヤーとの突っ掛かりを回避でき、もって該
ワイヤーの損傷や早期磨耗を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る抄紙方法を適用する
長網抄紙機の要部の縦断側面図。
【図2】 同抄紙方法におけるフォーミングワイヤー上
でのパルプスラリーの受け取り状態を示す縦断側面図。
【図3】 従来の長網抄紙機の構成例を示す概略側面
図。
【図4】 従来の長網抄紙機における要部の縦断側面
図。
【図5】 従来の長網抄紙機におけるフォーミングワイ
ヤー上でのパルプスラリーの受け取り状態を示す縦断側
面図。
【図6】 従来の長網抄紙機におけるフォーミングワイ
ヤー上のスラリー層を示す縦断図。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 2 スライス 3 フォーミングワイヤー 10a フォイル(摺接部材) 11 可動保持枠 12 枢支ピン 13 屈伸リンク 16 水平スクリュー軸 P 受け取り位置 S パルプスラリー R1 ブレストロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックスのスライスから吐出され
    るパルプスラリーをエンドレス走行するフォーミングワ
    イヤー上に載せて移送し、この過程で脱水して湿紙層を
    形成する長網抄紙機において、前記スライスより吐出さ
    れるパルプスラリーのフォーミングワイヤー上での受け
    取り位置を、該フォーミングワイヤーの下面側に走行上
    流側より第一番目に摺接する摺接部材の設置位置よりも
    走行上流側に設定することを特徴とする長網抄紙機の抄
    紙方法。
  2. 【請求項2】スライスより吐出されるパルプスラリーの
    受け取りに伴うフォーミングワイヤーの撓みに応じ、そ
    の下面側に摺接する第一番目の摺接部材の傾斜度合を調
    整する請求項1記載の長網抄紙機の抄紙方法。
JP21458793A 1993-08-30 1993-08-30 長網抄紙機の抄紙方法 Withdrawn JPH0770972A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023450A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Seed:Kk 古紙処理装置
EP2204488A1 (en) 2005-09-22 2010-07-07 Seed Co., Ltd. Used paper recycling apparatus and its constituent devices
JP2012162841A (ja) * 2012-03-30 2012-08-30 Seed Co Ltd 古紙再生装置のパルプ供給装置および脱水装置

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Effective date: 20001031