JPH0770800A - 電解砂目立て加工法 - Google Patents
電解砂目立て加工法Info
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- JPH0770800A JPH0770800A JP3067886A JP6788691A JPH0770800A JP H0770800 A JPH0770800 A JP H0770800A JP 3067886 A JP3067886 A JP 3067886A JP 6788691 A JP6788691 A JP 6788691A JP H0770800 A JPH0770800 A JP H0770800A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
- B41N3/03—Chemical or electrical pretreatment
- B41N3/034—Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25F—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
- C25F3/00—Electrolytic etching or polishing
- C25F3/02—Etching
- C25F3/04—Etching of light metals
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- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電解砂目立て加工において、目の細かい均質
な砂目構造を形成する。 【構成】 特に石版印刷の版面基板として使用するため
に、アルミニウム、アルミニウム合金またはアルミニウ
ム薄板に、方形波の交流を使用して、好ましくはほぼ均
一に電解砂目立て加工をおこなう方法を開示している。
な砂目構造を形成する。 【構成】 特に石版印刷の版面基板として使用するため
に、アルミニウム、アルミニウム合金またはアルミニウ
ム薄板に、方形波の交流を使用して、好ましくはほぼ均
一に電解砂目立て加工をおこなう方法を開示している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム、アルミニ
ウム合金およびアルミニウム薄板の電解砂目立て加工に
関する。詳しくは、石版(リトグラフ)印刷板の製作に
おいて放射線を感知する版面を作製するとき好適に使用
される基板を製造するために、アルミニウム、アルミニ
ウム合金またはアルミニウム薄板を電解砂目立て加工す
ることに関する。
ウム合金およびアルミニウム薄板の電解砂目立て加工に
関する。詳しくは、石版(リトグラフ)印刷板の製作に
おいて放射線を感知する版面を作製するとき好適に使用
される基板を製造するために、アルミニウム、アルミニ
ウム合金またはアルミニウム薄板を電解砂目立て加工す
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の関わるタイプの放射線を感知す
る版面は、通常、放射線を感知する組成物を塗布した基
板からなる。版面を放射線に結像露出すると、放射線を
浴びる領域では塗料の特性が変化する。これにより、適
切な現像剤を塗布して非像領域の基板からのみ塗料を除
去すれば、基板に印刷像(つまり抗腐食領域)を残すこ
とができる。いわゆる負に作用する装置の場合には、除
去されるのは放射線を浴びない塗料領域である。除去さ
れず従って印刷像を形成する塗料部分は、普通は水をは
じきインクを受容する。また、基板上の現像露出される
部分は、普通は水を受容しインクをはじく。
る版面は、通常、放射線を感知する組成物を塗布した基
板からなる。版面を放射線に結像露出すると、放射線を
浴びる領域では塗料の特性が変化する。これにより、適
切な現像剤を塗布して非像領域の基板からのみ塗料を除
去すれば、基板に印刷像(つまり抗腐食領域)を残すこ
とができる。いわゆる負に作用する装置の場合には、除
去されるのは放射線を浴びない塗料領域である。除去さ
れず従って印刷像を形成する塗料部分は、普通は水をは
じきインクを受容する。また、基板上の現像露出される
部分は、普通は水を受容しインクをはじく。
【0003】基板の表面は、印刷像を強固に接着し、水
の受容が速いものがよいのは明かであろう。印刷像の接
着と非像領域の水溶特性を改善するための既知の方法と
して、放射線を感知する塗料を塗布する前に基板を粗加
工(通常は砂目立て加工という)することが知られてい
る。
の受容が速いものがよいのは明かであろう。印刷像の接
着と非像領域の水溶特性を改善するための既知の方法と
して、放射線を感知する塗料を塗布する前に基板を粗加
工(通常は砂目立て加工という)することが知られてい
る。
【0004】砂目立て加工した基板の表面粗さは、例え
ば中央線平均(CLA)を測定することで示すことがで
きる。
ば中央線平均(CLA)を測定することで示すことがで
きる。
【0005】石版印刷用の放射線を感知する版面の基板
に必要な砂目のタイプは、最終版面が必要とするものに
より異なる。従って、細かい砂目、すなわち窪みの浅い
ものは、ハーフトーンの優れた印刷となり、一方、粗い
砂目、すなわち窪みの深いものは、非像領域の水溶特性
がよいものとなる。しかし、いずれの場合でも重要なこ
とは、窪みの間隔は基板の表面にわたって均等であるこ
と、そして各窪みの間は十分に接近して平坦部ではなく
尖端部が形成されることである。
に必要な砂目のタイプは、最終版面が必要とするものに
より異なる。従って、細かい砂目、すなわち窪みの浅い
ものは、ハーフトーンの優れた印刷となり、一方、粗い
砂目、すなわち窪みの深いものは、非像領域の水溶特性
がよいものとなる。しかし、いずれの場合でも重要なこ
とは、窪みの間隔は基板の表面にわたって均等であるこ
と、そして各窪みの間は十分に接近して平坦部ではなく
尖端部が形成されることである。
【0006】電解法を用いて、石版印刷用の版面の基板
に砂目立て加工をおこなうことは既に知られている。砂
目立て加工は通常は、適切な電解液中に基板を浸漬し、
正弦波の交流を流すことでおこなわれる。
に砂目立て加工をおこなうことは既に知られている。砂
目立て加工は通常は、適切な電解液中に基板を浸漬し、
正弦波の交流を流すことでおこなわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は、アルミニウム
やアルミニウム合金の基板を砂目立て加工するための電
解液として、塩酸が使用されてきた。しかし、塩酸を使
用すると、目の細かい均質な砂目を得ることは難しく、
従って、確実な一貫した結果を得るためには、電解液の
酸の濃度を十分に制御する必要がある。これは、3103ア
ルミニウム・マンガン合金などのアルミニウム合金を基
板として使用するとき、特に問題となる。これらの合金
は、引き裂きや深割れに対する抵抗力、また版面上の像
を硬化させ、従って印刷の走行距離を増加させるために
必要な200゜Cを越える温度に対する抵抗力が高いので、
基板に使用すると特に有利である。
やアルミニウム合金の基板を砂目立て加工するための電
解液として、塩酸が使用されてきた。しかし、塩酸を使
用すると、目の細かい均質な砂目を得ることは難しく、
従って、確実な一貫した結果を得るためには、電解液の
酸の濃度を十分に制御する必要がある。これは、3103ア
ルミニウム・マンガン合金などのアルミニウム合金を基
板として使用するとき、特に問題となる。これらの合金
は、引き裂きや深割れに対する抵抗力、また版面上の像
を硬化させ、従って印刷の走行距離を増加させるために
必要な200゜Cを越える温度に対する抵抗力が高いので、
基板に使用すると特に有利である。
【0008】塩酸と燐酸の混合物を電解液として使用し
て、アルミニウム基板を砂目立て加工することが知られ
ている。この方法によれば、均一な砂目を得ることはで
きるが、基板に過剰のしみが生じ、版面上の放射線を感
知する塗料が版面を保管している間に不溶化する恐れが
ある。従って、通常、これらしみを除去する必要があ
る。さらに、塩酸/燐酸の混合物を電解液として使用す
る場合の欠点は、この方法で可能な砂目のタイプが限定
されるということである。
て、アルミニウム基板を砂目立て加工することが知られ
ている。この方法によれば、均一な砂目を得ることはで
きるが、基板に過剰のしみが生じ、版面上の放射線を感
知する塗料が版面を保管している間に不溶化する恐れが
ある。従って、通常、これらしみを除去する必要があ
る。さらに、塩酸/燐酸の混合物を電解液として使用す
る場合の欠点は、この方法で可能な砂目のタイプが限定
されるということである。
【0009】使用するアルミニウム合金により、塩酸ま
たは塩酸/燐酸混合物を使用するとさらに不利になる場
合がある。というのは、これらの電解液は、合金に含ま
れる不純物を攻撃して表面に点食を生じさせる。
たは塩酸/燐酸混合物を使用するとさらに不利になる場
合がある。というのは、これらの電解液は、合金に含ま
れる不純物を攻撃して表面に点食を生じさせる。
【0010】また、塩酸を1〜4個の炭素原子を持つモ
ノカルボン酸と混合して電解液として使用することも知
られている。この方法により、目の細かい均質な砂目構
造を持つアルミニウムおよびアルミニウム合金の基板を
作製することができる。しかし、塩酸とモノカルボン酸
の相対量を調整するには、複雑な分析技術が必要であ
る。その上、塩酸の電解液にモノカルボン酸のような添
加物を使用することは環境上好ましくない。
ノカルボン酸と混合して電解液として使用することも知
られている。この方法により、目の細かい均質な砂目構
造を持つアルミニウムおよびアルミニウム合金の基板を
作製することができる。しかし、塩酸とモノカルボン酸
の相対量を調整するには、複雑な分析技術が必要であ
る。その上、塩酸の電解液にモノカルボン酸のような添
加物を使用することは環境上好ましくない。
【0011】本発明の目的は、目の細かい均質な砂目構
造を形成し、また電解液に複雑な化学分析をおこなう必
要のない、アルミニウム、アルミニウム合金およびアル
ミニウム薄板を電解砂目立て加工する方法を提供するこ
とである。
造を形成し、また電解液に複雑な化学分析をおこなう必
要のない、アルミニウム、アルミニウム合金およびアル
ミニウム薄板を電解砂目立て加工する方法を提供するこ
とである。
【0012】意外なことに、アルミニウム、アルミニウ
ム合金およびアルミニウム薄板を電解砂目立て加工する
とき、従来の正弦波の交流より、方形波の交流を使用す
る方が、目の細かい均質な砂目構造を形成することがで
きることが分かった。
ム合金およびアルミニウム薄板を電解砂目立て加工する
とき、従来の正弦波の交流より、方形波の交流を使用す
る方が、目の細かい均質な砂目構造を形成することがで
きることが分かった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウ
ム、アルミニウム合金またはアルミニウム薄板のシート
に電解砂目立て加工をおこなう方法であり、該シートを
電解質水溶液に浸漬すること、そして該電解質水溶液に
交流を流し該交流は方形波であることを含む方法を提供
する。
ム、アルミニウム合金またはアルミニウム薄板のシート
に電解砂目立て加工をおこなう方法であり、該シートを
電解質水溶液に浸漬すること、そして該電解質水溶液に
交流を流し該交流は方形波であることを含む方法を提供
する。
【0014】通常は塩酸が使用される。電解質水溶液中
の塩酸の濃度は3〜20 gl-1であり、電解砂目立て加工
は、好ましくは例えば5〜45 V、特に好ましくは10〜35
Vの電圧で、15秒〜4分の間おこなわれ、中央線平均(C
LA)において、例えばRankTaylor Hobson Talysurf 1
0による測定で0.3〜1.0ミクロンの表面粗さを得ること
ができる。該電解質水溶液は、適切な温度であれば如何
なる温度でもよいが、好ましくは25〜34゜Cがよい。上
記とは別の例として、硝酸が使用される。この場合は、
5〜30 gl-1の濃度を使用するのがよい。
の塩酸の濃度は3〜20 gl-1であり、電解砂目立て加工
は、好ましくは例えば5〜45 V、特に好ましくは10〜35
Vの電圧で、15秒〜4分の間おこなわれ、中央線平均(C
LA)において、例えばRankTaylor Hobson Talysurf 1
0による測定で0.3〜1.0ミクロンの表面粗さを得ること
ができる。該電解質水溶液は、適切な温度であれば如何
なる温度でもよいが、好ましくは25〜34゜Cがよい。上
記とは別の例として、硝酸が使用される。この場合は、
5〜30 gl-1の濃度を使用するのがよい。
【0015】方形波交流の周波数は、好ましくは20〜10
0 Hz、特に好ましくは40〜70 Hzである。各半サイクル
の電圧は、好ましい領域内であれば希望通りに選択する
ことができる。正の半サイクルと負の半サイクルの好ま
しい電圧比は、正:負が 1:2〜1:1の範囲である。周波
数をこの好ましい範囲内に維持したままで、各半サイク
ル期間を変えることも可能である。正の半サイクルと負
の半サイクルの期間比の好ましい範囲は、正:負が1:2
〜1:1である。
0 Hz、特に好ましくは40〜70 Hzである。各半サイクル
の電圧は、好ましい領域内であれば希望通りに選択する
ことができる。正の半サイクルと負の半サイクルの好ま
しい電圧比は、正:負が 1:2〜1:1の範囲である。周波
数をこの好ましい範囲内に維持したままで、各半サイク
ル期間を変えることも可能である。正の半サイクルと負
の半サイクルの期間比の好ましい範囲は、正:負が1:2
〜1:1である。
【0016】砂目立て加工は、アルミニウム、アルミニ
ウム合金またはアルミニウム薄板のシートを電解質水溶
液に浸漬し、該シートを電極として使用した該電解質水
溶液に方形波の交流を流すことによりおこなわれる。第
2の電極として、同様のシートをさらに1枚使用しても
よい。砂目立て加工の別の方法として、アルミニウム、
アルミニウム合金またはアルミニウム薄板の連続板を電
解質水溶液に通すことにより、連続工程としておこな
う。この場合には、方形波の交流を導入するために使用
する電極として、例えば炭素電極を該連続板の近くに配
置してもよい。
ウム合金またはアルミニウム薄板のシートを電解質水溶
液に浸漬し、該シートを電極として使用した該電解質水
溶液に方形波の交流を流すことによりおこなわれる。第
2の電極として、同様のシートをさらに1枚使用しても
よい。砂目立て加工の別の方法として、アルミニウム、
アルミニウム合金またはアルミニウム薄板の連続板を電
解質水溶液に通すことにより、連続工程としておこな
う。この場合には、方形波の交流を導入するために使用
する電極として、例えば炭素電極を該連続板の近くに配
置してもよい。
【0017】砂目立て加工の後、アルミニウム、アルミ
ニウム合金またはアルミニウム薄板は適切な電解質水溶
液中で、好ましくは直流を使用して、陽極酸化してもよ
い。この後、該シートの砂目立て加工表面(または、場
合によっては砂目立て加工後陽極酸化加工された表面)
に放射線を感知する組成物を塗布して、放射線を感知す
る版面を形成してもよい。この放射線を感知する組成物
としては、キノンジアゾード(quinone diazode)とノ
ボラックの混合物などの正に作用する組成物、もしくは
感光性樹脂などの負に作用する組成物がよい。この放射
線を感知する版面はこの後結像露出され、適切な処理に
より石版印刷用の版面が作製される。
ニウム合金またはアルミニウム薄板は適切な電解質水溶
液中で、好ましくは直流を使用して、陽極酸化してもよ
い。この後、該シートの砂目立て加工表面(または、場
合によっては砂目立て加工後陽極酸化加工された表面)
に放射線を感知する組成物を塗布して、放射線を感知す
る版面を形成してもよい。この放射線を感知する組成物
としては、キノンジアゾード(quinone diazode)とノ
ボラックの混合物などの正に作用する組成物、もしくは
感光性樹脂などの負に作用する組成物がよい。この放射
線を感知する版面はこの後結像露出され、適切な処理に
より石版印刷用の版面が作製される。
【0018】
【作用】本発明によれば、特に石版印刷において放射線
を感知する版面用の基板を作製するとき、電解砂目立て
加工法において、方形波の交流を使用することにより、
上述のような適切な電解液、また適切な設定条件の下
で、アルミニウム、アルミニウム合金またはアルミニウ
ム薄板のシートに目の細かい均質な砂目構造を形成する
ことができる。また、この効果は複雑な化学分析をおこ
なう必要のある電解液を使用しなくても得ることができ
る。
を感知する版面用の基板を作製するとき、電解砂目立て
加工法において、方形波の交流を使用することにより、
上述のような適切な電解液、また適切な設定条件の下
で、アルミニウム、アルミニウム合金またはアルミニウ
ム薄板のシートに目の細かい均質な砂目構造を形成する
ことができる。また、この効果は複雑な化学分析をおこ
なう必要のある電解液を使用しなくても得ることができ
る。
【0019】
(実施例1)グレード3103のアルミニウム・マンガン合
金シートを10〜20 gl-1の水酸化ナトリウム中で30秒
間、35〜40゜Cで脱脂して洗浄した。これらシートに、
濃度 7 gl-1、温度26〜28゜Cの塩酸、および印加電圧16
〜18 V、周波数 50 Hzの方形波の交流を使用して、電解
砂目立て加工をおこなった。この結果、CLA0.6〜0.8
ミクロンの砂目立て加工したシートが得られた。この加
工シートのうち1枚の表面の一部を図2に示す。
金シートを10〜20 gl-1の水酸化ナトリウム中で30秒
間、35〜40゜Cで脱脂して洗浄した。これらシートに、
濃度 7 gl-1、温度26〜28゜Cの塩酸、および印加電圧16
〜18 V、周波数 50 Hzの方形波の交流を使用して、電解
砂目立て加工をおこなった。この結果、CLA0.6〜0.8
ミクロンの砂目立て加工したシートが得られた。この加
工シートのうち1枚の表面の一部を図2に示す。
【0020】(比較例1)グレード3103のアルミニウム
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、正弦波交流を
使用する以外は実施例1と同様の方法で砂目立て加工し
た。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工
したシートが得られた。この加工シートのうち1枚の表
面の一部を図3に示す。
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、正弦波交流を
使用する以外は実施例1と同様の方法で砂目立て加工し
た。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工
したシートが得られた。この加工シートのうち1枚の表
面の一部を図3に示す。
【0021】(比較例2)グレード3103のアルミニウム
・マンガン合金シートを実施例1と同様の方法で脱脂、
洗浄した。次にこれらシートに、8〜10 gl-1の塩酸と15
〜30 gl-1のモノカルボン酸を含む、温度26〜28゜Cの電
解液、および印加電圧16〜18 V、周波数50 Hzの正弦波
の交流を使用して、電解砂目立て加工をおこなった。こ
の結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工したシ
ートが得られた。この加工シートのうち1枚の表面の一
部を図4に示す。
・マンガン合金シートを実施例1と同様の方法で脱脂、
洗浄した。次にこれらシートに、8〜10 gl-1の塩酸と15
〜30 gl-1のモノカルボン酸を含む、温度26〜28゜Cの電
解液、および印加電圧16〜18 V、周波数50 Hzの正弦波
の交流を使用して、電解砂目立て加工をおこなった。こ
の結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工したシ
ートが得られた。この加工シートのうち1枚の表面の一
部を図4に示す。
【0022】(比較例3)グレード3103のアルミニウム
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、方形波の交流
を使用する以外は比較例2と同様の方法で砂目立て加工
した。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加
工したシートが得られた。この加工シートのうち1枚の
表面の一部を図5に示す。
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、方形波の交流
を使用する以外は比較例2と同様の方法で砂目立て加工
した。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加
工したシートが得られた。この加工シートのうち1枚の
表面の一部を図5に示す。
【0023】(実施例2)グレード1050のアルミニウム
(99.5%Al)シートを脱脂、洗浄して、実施例1と同じ
条件で砂目立て加工した。この加工シートのうち1枚の
表面の一部を図6に示す。
(99.5%Al)シートを脱脂、洗浄して、実施例1と同じ
条件で砂目立て加工した。この加工シートのうち1枚の
表面の一部を図6に示す。
【0024】(比較例4)グレード1050のアルミニウム
シートを脱脂、洗浄して、比較例1と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図7に示す。
シートを脱脂、洗浄して、比較例1と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図7に示す。
【0025】(比較例5)グレード1050のアルミニウム
シートを脱脂、洗浄して、比較例2と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図8に示す。
シートを脱脂、洗浄して、比較例2と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図8に示す。
【0026】(比較例6)グレード1050のアルミニウム
シートを脱脂、洗浄して、比較例3と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図9に示す。
シートを脱脂、洗浄して、比較例3と同じ条件で砂目立
て加工した。この加工シートのうち1枚の表面の一部を
図9に示す。
【0027】(実施例3)グレード3103のアルミニウム
・マンガン合金シートを10〜20 gl-1の水酸化ナトリウム
中で30秒間、35〜40゜Cで脱脂して洗浄した。次に、こ
れらシートに、濃度 16 gl-1、温度 26〜28゜Cの硝酸を
使用して電解砂目立て加工をおこなった。周波数50 H
z、電圧18〜20 Vの方形波の交流を使用した。この結
果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工したシート
が得られた。
・マンガン合金シートを10〜20 gl-1の水酸化ナトリウム
中で30秒間、35〜40゜Cで脱脂して洗浄した。次に、こ
れらシートに、濃度 16 gl-1、温度 26〜28゜Cの硝酸を
使用して電解砂目立て加工をおこなった。周波数50 H
z、電圧18〜20 Vの方形波の交流を使用した。この結
果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加工したシート
が得られた。
【0028】(比較例7)グレード3103のアルミニウム
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、正弦波の交流
を使用する以外は実施例3と同様の方法で砂目立て加工
した。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加
工したシートが得られた。
・マンガン合金シートを脱脂、洗浄して、正弦波の交流
を使用する以外は実施例3と同様の方法で砂目立て加工
した。この結果、CLA0.6〜0.8ミクロンの砂目立て加
工したシートが得られた。
【0029】図2を図3および図6と比較すると、標準
の塩酸電解液を使用してアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の砂目立て加工をおこなう場合、従来の正弦波で
はなく方形波の交流を使用する方が、基板表面の目の細
かさと均質性が著しく向上することが分かる。
の塩酸電解液を使用してアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の砂目立て加工をおこなう場合、従来の正弦波で
はなく方形波の交流を使用する方が、基板表面の目の細
かさと均質性が著しく向上することが分かる。
【0030】図2および図6をそれぞれ図4および図8
と比較すると、標準の塩酸電解液と方形波の交流を使用
して砂目立て加工したアルミニウムまたはアルミニウム
合金の基板と、塩酸/モノカルボン酸の混合電解液と正
弦波の交流を使用して得られたものは、同じ様に目の細
かい均質な表面を有していることが分かる。さらに、図
5および図9から、塩酸/モノカルボン酸の混合電解液
を方形波の交流と共に使用しても、さらに優れた利点は
得られないことが分かる。その上、この方法は、塩酸と
モノカルボン酸の比較濃度を調整することが技術的に複
雑であるという短所がある。
と比較すると、標準の塩酸電解液と方形波の交流を使用
して砂目立て加工したアルミニウムまたはアルミニウム
合金の基板と、塩酸/モノカルボン酸の混合電解液と正
弦波の交流を使用して得られたものは、同じ様に目の細
かい均質な表面を有していることが分かる。さらに、図
5および図9から、塩酸/モノカルボン酸の混合電解液
を方形波の交流と共に使用しても、さらに優れた利点は
得られないことが分かる。その上、この方法は、塩酸と
モノカルボン酸の比較濃度を調整することが技術的に複
雑であるという短所がある。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、方形波の交流を使用し
た電解砂目立て加工法により、電解液に複雑な化学分析
をおこなう必要もなく、アルミニウム、アルミニウム合
金またはアルミニウム薄板のシートに目の細かい均質な
砂目構造を形成することができるので、特に石版印刷の
放射線を感知する版面用基板を作製するとききわめて好
適に使用することができる。
た電解砂目立て加工法により、電解液に複雑な化学分析
をおこなう必要もなく、アルミニウム、アルミニウム合
金またはアルミニウム薄板のシートに目の細かい均質な
砂目構造を形成することができるので、特に石版印刷の
放射線を感知する版面用基板を作製するとききわめて好
適に使用することができる。
【図1】1aと1bはそれぞれ交流の正弦波および方形
波の波形を示す。
波の波形を示す。
【図2】本発明による電解砂目立て加工したグレード31
03のアルミニウム・マンガン合金シートの金属組織を示
す電子顕微鏡写真である。
03のアルミニウム・マンガン合金シートの金属組織を示
す電子顕微鏡写真である。
【図3】塩酸電解液にて正弦波交流を使用した、本発明
による電解砂目立て加工したグレード3103のアルミニウ
ム・マンガン合金シートの金属組織を示す電子顕微鏡写
真である。
による電解砂目立て加工したグレード3103のアルミニウ
ム・マンガン合金シートの金属組織を示す電子顕微鏡写
真である。
【図4】モノカルボン酸を添加した塩酸電解液にて正弦
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード3103のアルミニウム・マンガン合金シートの金
属組織を示す電子顕微鏡写真である。
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード3103のアルミニウム・マンガン合金シートの金
属組織を示す電子顕微鏡写真である。
【図5】モノカルボン酸を添加した塩酸電解液にて方形
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード3103のアルミニウム・マンガン合金シートの金
属組織を示す電子顕微鏡写真である。
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード3103のアルミニウム・マンガン合金シートの金
属組織を示す電子顕微鏡写真である。
【図6】本発明による電解砂目立て加工したグレード10
50のアルミニウムシートの金属組織を示す電子顕微鏡写
真である。
50のアルミニウムシートの金属組織を示す電子顕微鏡写
真である。
【図7】塩酸電解液にて正弦波交流を使用した、本発明
による電解砂目立て加工したグレード1050のアルミニウ
ムシートの金属組織を示す電子顕微鏡写真である。
による電解砂目立て加工したグレード1050のアルミニウ
ムシートの金属組織を示す電子顕微鏡写真である。
【図8】モノカルボン酸を添加した塩酸電解液にて正弦
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード1050のアルミニウムシートの金属組織を示す電
子顕微鏡写真である。
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード1050のアルミニウムシートの金属組織を示す電
子顕微鏡写真である。
【図9】モノカルボン酸を添加した塩酸電解液にて方形
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード1050のアルミニウムシートの金属組織を示す電
子顕微鏡写真である。
波交流を使用した、本発明による電解砂目立て加工した
グレード1050のアルミニウムシートの金属組織を示す電
子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラス ジェームズ ブラッタン イギリス国 エルエス8 3ビーエル,リ ーズ,オークウッド,フォックスウッド アベニュー 3
Claims (12)
- 【請求項1】 アルミニウム、アルミニウム合金または
アルミニウム薄板のシートを電解砂目立て加工する方法
であって、該シートを電解質水溶液に浸漬すること、お
よび該電解質水溶液に交流を流すことを含み、該交流は
方形波を有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記電解質水溶液は、濃度が3〜20 g/l
の範囲の塩酸を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記電解質水溶液は、濃度が5〜30 g/l
の範囲の硝酸を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記砂目立て加工は5〜45 Vの範囲の電
圧でおこなわれる請求項1、2または3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記砂目立て加工は15秒〜4分の間おこ
なわれる上記請求項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 前記交流の周波数は20〜100 Hzの範囲で
ある上記請求項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 前記方形波は正の半サイクルおよび負の
半サイクルを有しており、該正の半サ請求項のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項8】 前記正の半サイクルおよび負の半サイク
ルの時間比は1:2〜1:1の範囲である請求項7に記載の方
法。 - 【請求項9】 少なくとも1つの電∨はアルミニウム、
アルミニウム合金またはアルミニウム薄板のシートであ
る上記請求項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 アルミニウム、アルミニウム合金また
はアルミニウム薄板の連続板が前記電解質水溶液を通過
する上記請求項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項11】 前記砂目立て加工した表面を陽極酸化
する工程を含む上´請求項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項12】 前記基板を放射線を感知する組成物で
塗布することを含む最終工程を含む上記請求項のいずれ
かに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9005035.2 | 1990-03-06 | ||
GB909005035A GB9005035D0 (en) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | Improvements in or relating to electrolytic graining |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JPH0770800A (ja) |
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BR (1) | BR9100958A (ja) |
CA (1) | CA2037594A1 (ja) |
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-
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- 1991-03-06 CS CS91580A patent/CS58091A3/cs unknown
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