JPH077075Y2 - 型鋼反転用冶具 - Google Patents
型鋼反転用冶具Info
- Publication number
- JPH077075Y2 JPH077075Y2 JP2797492U JP2797492U JPH077075Y2 JP H077075 Y2 JPH077075 Y2 JP H077075Y2 JP 2797492 U JP2797492 U JP 2797492U JP 2797492 U JP2797492 U JP 2797492U JP H077075 Y2 JPH077075 Y2 JP H077075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- jaw plate
- jig
- lever
- reversing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、船舶の建造中または
建築用鉄骨の加工中にあって、主として山形鋼または球
平鋼を反転させたり、該山形鋼や球平鋼の一つの木口を
平鋼板等の一面への接面を保持する時に使用する冶具に
関するものである。
建築用鉄骨の加工中にあって、主として山形鋼または球
平鋼を反転させたり、該山形鋼や球平鋼の一つの木口を
平鋼板等の一面への接面を保持する時に使用する冶具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の型鋼反転用冶具または該
型鋼の倒立保持冶具としては、把手部となる丸棒の先に
型鋼の断面形状に嵌合する凹部を有する鋼製あご板部を
固設しているものが知られている。
型鋼の倒立保持冶具としては、把手部となる丸棒の先に
型鋼の断面形状に嵌合する凹部を有する鋼製あご板部を
固設しているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のでは、被反転体である型鋼が反転開始時は作業者が、
反転角の半分を通過後、とっさに該型鋼反転冶具を型鋼
から脱離させなければ、作業者が、被反転体である型鋼
の回転偶力ではね飛ばされたり、または作業者が該型鋼
反転冶具の把手部から手を離すと、型鋼反転完了時の該
型鋼と定盤または平鋼板等との接面衝撃により、該型鋼
反転冶具を破壊してしまうという問題点を有していた。
のでは、被反転体である型鋼が反転開始時は作業者が、
反転角の半分を通過後、とっさに該型鋼反転冶具を型鋼
から脱離させなければ、作業者が、被反転体である型鋼
の回転偶力ではね飛ばされたり、または作業者が該型鋼
反転冶具の把手部から手を離すと、型鋼反転完了時の該
型鋼と定盤または平鋼板等との接面衝撃により、該型鋼
反転冶具を破壊してしまうという問題点を有していた。
【0004】この考案は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、型鋼反転時と該型鋼を倒立して保持する時の
使い分けを、把手部のレバ−を簡単な操作でもって行う
ことのできる型鋼反転冶具を提供しようとするものであ
る。
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、型鋼反転時と該型鋼を倒立して保持する時の
使い分けを、把手部のレバ−を簡単な操作でもって行う
ことのできる型鋼反転冶具を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案における型鋼反転冶具は、型鋼の一辺を嵌
入するため凹部を有する鋼製あご板部、該鋼製あご板部
と略90度回転可能にピンおよび連結金具にて連結され
る鋼管製の把手部、該鋼管製の把手部内に挿通する先端
にストッパを固設する丸棒鋼、該丸棒鋼を包囲するコイ
ルバネおよび該ストッパを制御する把手部先端に装着す
るレバ−とから構成され、該レバ−の回転によりコイル
バネを伸縮しストッパの鋼製あご板部からの嵌脱を制御
してなるものである。
に、この考案における型鋼反転冶具は、型鋼の一辺を嵌
入するため凹部を有する鋼製あご板部、該鋼製あご板部
と略90度回転可能にピンおよび連結金具にて連結され
る鋼管製の把手部、該鋼管製の把手部内に挿通する先端
にストッパを固設する丸棒鋼、該丸棒鋼を包囲するコイ
ルバネおよび該ストッパを制御する把手部先端に装着す
るレバ−とから構成され、該レバ−の回転によりコイル
バネを伸縮しストッパの鋼製あご板部からの嵌脱を制御
してなるものである。
【0006】
【作用】把手部レバ−に内蔵されるコイルバネは、スト
ッパの鋼製あご板部からの嵌脱を容易にし、かつ嵌合お
よび離脱の保持を確実にする。
ッパの鋼製あご板部からの嵌脱を容易にし、かつ嵌合お
よび離脱の保持を確実にする。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
【0008】図1〜図4において、鋼製あご板部1は、
連結金具3およびピン2を介して先端にストッパ4を固
着し、他端にナット11と螺合可能なようにネジ部を設
けた丸棒鋼5を内蔵した鋼管6端に係着する。
連結金具3およびピン2を介して先端にストッパ4を固
着し、他端にナット11と螺合可能なようにネジ部を設
けた丸棒鋼5を内蔵した鋼管6端に係着する。
【0009】丸棒鋼5と鋼管6間にはコイルバネ8を挿
入し、該コイルバネ8の押えを兼ねてレバ−7を装着す
る。
入し、該コイルバネ8の押えを兼ねてレバ−7を装着す
る。
【0010】該レバ−7を丸棒鋼5に装着後、ナット1
1を丸棒鋼5端に螺合し、割ピン12を装着する。
1を丸棒鋼5端に螺合し、割ピン12を装着する。
【0011】丸棒鋼5にレバ−7を冠着する部分の一点
に中実小丸鋼製の固定ピン9を突設し、該固定ピン9に
嵌合させ得るように、レバ−7に切欠ガイド孔10を設
ける。
に中実小丸鋼製の固定ピン9を突設し、該固定ピン9に
嵌合させ得るように、レバ−7に切欠ガイド孔10を設
ける。
【0012】レバ−7を回転し、固定ピン9をガイド1
0の下死点14に導くと、コイルバネ8が緩み、丸棒鋼
5の先端のストッパ4が鋼製あご板部1の凹部から外
れ、一方向の回転のみ可能となる。
0の下死点14に導くと、コイルバネ8が緩み、丸棒鋼
5の先端のストッパ4が鋼製あご板部1の凹部から外
れ、一方向の回転のみ可能となる。
【0013】レバ−7を回転し、回転ピン9をガイド1
0の上死点15に導くと、コイルバネ8が圧縮され、丸
棒鋼5の先端のストッパ4が鋼製のあご板部1の凹部に
嵌入し、鋼製あご板部1と丸棒鋼5とが一体となり、鋼
製あご板部1の単独での回転はしなくなる。
0の上死点15に導くと、コイルバネ8が圧縮され、丸
棒鋼5の先端のストッパ4が鋼製のあご板部1の凹部に
嵌入し、鋼製あご板部1と丸棒鋼5とが一体となり、鋼
製あご板部1の単独での回転はしなくなる。
【0014】
【考案の効果】この考案は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。把手部のレバ−の
回動のみで、丸棒鋼端のストッパが鋼製あご板部から嵌
脱し、把手部と鋼製あご板部とが一体となったり、略9
0度だけ一方向回転が可能となり、型鋼の反転時と、該
型鋼の倒立時の使い分けが可能となる。
るので、次に記載する効果を奏する。把手部のレバ−の
回動のみで、丸棒鋼端のストッパが鋼製あご板部から嵌
脱し、把手部と鋼製あご板部とが一体となったり、略9
0度だけ一方向回転が可能となり、型鋼の反転時と、該
型鋼の倒立時の使い分けが可能となる。
【図1】この考案の縦断面を略示したものである。
【図2】この考案の鋼製あご板と把手部との連結部の平
面の要部略示図である。
面の要部略示図である。
【図3】この考案の丸棒鋼の断面を略示したものであ
る。
る。
【図4】この考案のレバ−部の詳細図である。
1 鋼製あご板部 2 ピン 3 連結金具 4 ストッパ 5 丸棒鋼 6 把手部 7 レバ− 8 コイルバネ 9 固定ピン 10 切欠ガイド孔 11 ナット 12 割ピン 13 型鋼 14 下死点 15 上死点
Claims (1)
- 【請求項1】 船舶の建造中または建築用鉄骨の加工中
に、山形鋼や球平鋼のような型鋼を反転させたり、該型
鋼の倒立状態を維持する型鋼反転用冶具にあって、型鋼
の一辺を嵌入するため凹部を有する鋼製あご板部、該鋼
製あご板部と90度回転可能にピンおよび連結金具にて
連結される鋼管製の把手部、該把手部内に挿通する先端
にストッパを固設している丸棒鋼に装着するコイルバネ
および固定ピンと嵌合する案内孔付レバ−とから構成さ
れる鋼製あご板部と把手部とがレバ−の回転で90度回
転可能となることを特徴とする型鋼反転用冶具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2797492U JPH077075Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 型鋼反転用冶具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2797492U JPH077075Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 型鋼反転用冶具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578445U JPH0578445U (ja) | 1993-10-26 |
JPH077075Y2 true JPH077075Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=12235848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2797492U Expired - Lifetime JPH077075Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 型鋼反転用冶具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077075Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP2797492U patent/JPH077075Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0578445U (ja) | 1993-10-26 |
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