JPH0770663A - 遊離アルミニウムの回収法とプラズマを用いるドロス処理法 - Google Patents

遊離アルミニウムの回収法とプラズマを用いるドロス処理法

Info

Publication number
JPH0770663A
JPH0770663A JP6623593A JP6623593A JPH0770663A JP H0770663 A JPH0770663 A JP H0770663A JP 6623593 A JP6623593 A JP 6623593A JP 6623593 A JP6623593 A JP 6623593A JP H0770663 A JPH0770663 A JP H0770663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enthalpy
aluminum
plasma
dross
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6623593A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard D Lindsay
リチャード.デイル.リンドセイ
Terry L Moore
テリー.エル.ムーア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plasma Processing Corp
Original Assignee
Plasma Processing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plasma Processing Corp filed Critical Plasma Processing Corp
Publication of JPH0770663A publication Critical patent/JPH0770663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/02Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B21/00Obtaining aluminium
    • C22B21/0038Obtaining aluminium by other processes
    • C22B21/0069Obtaining aluminium by other processes from scrap, skimmings or any secondary source aluminium, e.g. recovery of alloy constituents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気を高エンタルピーでアークガスとして用
いるプラズマアークトーチで炉を加熱し、ドロスとスク
ラップから遊離アルミニウムならびに酸化アルミニウム
を回収し、従来のドロスを掻き取る必要をなくす。 【構成】 高エンタルピーで空気をアークガスとして用
いると更に急速熱出力が付与され、ドロスの外面もしく
は外殻が急速に加熱され、それにより酸化物外殻を破裂
させ、外殻の内部から遊離アルミニウムを放出させるこ
とを特徴とし、アルミニウムの高い回収率が得られる。
プラズマトーチでは、高エンタルピーは、CO、メタ
ンもしくは水素のようなガスを空気アークガスに固定電
流量で加えるか、プラズマトーチをより高い電流で固定
空気流量で運転して達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウムドロス
もしくはアルミニウムスクラップ例えばアルミニウム缶
からプラズマアークトーチを用いるアルミニウムの回収
に関するものである。詳述すれば、本発明は空気もしく
はその他の酸化アークガスで運転されるプラズマアーク
トーチを用いて加熱された炉において、高エントロピー
でアルミニウムドロスとアルミニウムスクラップからア
ルミニウム金属を回収する方法に関するものである。意
外なことは、高エンタルピーの空気もしくは他の酸化ガ
スが、ドロスから比較的高いアルミニウムの回収率を提
供することである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム塊を鋳造又はその種の他の
目的で炉で溶融する時、ドロスが、溶融アルミニウムの
表面にできるので、定期的に例えばそれをすくい取るか
もしくは同様の操作で除去する必要がある。除去したド
ロスには通常、経済的にはかなりと言える量の遊離アル
ミニウムのみならず酸化アルミニウムと、ある種の他の
金属と金属塩例えばマグネシウム、マンガンとリチウム
が、処理されるアルミニウムもしくはアルミニウム合金
の種類に左右されるが含まれている。
【0003】米国特許第4,877,448号は、遊離
アルミニウムと酸化アルミニウムをアルミニウムドロス
とアルミニウムスクラップ(以下、便宜上集合的は、
「ドロス」もしくは「アルミニウムドロス」と称する)
から回収する方法を開示し、その方法は、空気で供給さ
れるプラズマアークトーチ又は他の酸化ガス例えば空気
と酸素或いは空気と窒素の混合物をアークガスとして用
いる高温炉で加熱する工程からなる。窒素と比較して、
空気をアークガスとして使用すると、 (1) 同一電気入力(KW/時)を用いて、40%更に多
い出熱を提供し、その結果加工時間が短くなり、しかも
処理量がかなり高くなることと; (2) トーチに最も接近したプラズマの最も高温の部分が
窒化しないで酸化するので窒化物の形成を減少させるこ
とと; (3) 不安定且つ環境問題でもある窒素で生成される窒化
物とは対照的に安定し且つ環境問題になっていない酸化
物であるAlを提供することと; (4) 空気が窒素あるいはアルゴン、又は他の利用できる
不活性アークガスよりも非常に安価でずっと経済的であ
ることと;が特徴である。
【0004】アークガスとしての空気の使用性と、それ
から達成される成果は意外にも大きいものであった。好
ましいガスが、空気と共存して発生するものと考えられ
たアルミニウムの酸化と燃焼を防ぐために窒素もしくは
他の非酸化ガス例えばアルゴン、ネオンその他同種類の
ものであると考えられた。しかし、窒素をアークガスと
して用いると、窒化が起こってトーチの運転に困難と、
アルミニウムにかなりの損失をきたす一方、空気がほと
んど燃焼しないで、極めて有利な結果をもたらすことが
わかった。
【0005】アルミニウムの過度の酸化は、空気をアー
クガスとして用いる時、空気のプラズマトーチを通って
入る量が極めて限られているため発生しないので、アル
ミニウムの燃焼も従って操作できる。アルミニウムの損
失率も、窒素をアークガスとして使用して起こる窒化に
よる損失よりも低いうえ、1時間当り同一のKW量の電
気入力を用いても、結果として得られる出熱量には増加
が見られる。これは、逆に、加工時間が短縮されたう
え、ドロスの処理量がほぼ2倍とかなり高くなる結果を
もたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プラズマトーチは、空
気をアークガスとして使用するドロスの処理に用いられ
るトーチを含めて、アークガス1#(#arc ga
s)当り約3,500乃至4,000BTUで従来運転
されてきた。比較的高いエンタルピーが電極の高率消費
に結びつくと考えられてきたので、エンタルピーはでき
るだけ低く抑えられた。そのうえ、高いエンタルピーは
トーチ内の熱損失がより大となるので、非効率に結びつ
く。
【0007】本発明の目的は、アルミニウムドロスやス
クラップ等から効率よくアルミニウムを回収する方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により、プラズマ
トーチの運転に用いられるアークガスのエンタルピーを
アークガス1#当り約4,200BTU以上に増加させ
るとかなり大量の遊離アルミニウムがドロスから回収で
きることがわかった。この明細書で使用されるエンタル
ピーはアークガス1#当りのエネルギーとして定義され
る。エンタルピーが増大すると、その大部分が酸化アル
ミニウムの外殻であるドロスの外面のより急速な加熱が
与えられる。この急速な加熱で、前記酸化物の外殻に含
まれているアルミニウムを十分に加熱することもなく外
面もしくは酸化物の外殻を破裂させる。このようにし
て、前記外殻が破裂すると、ドロス中の遊離金属が溶融
液中に放出されて回収できる。好ましいことは、炉が過
度に高温とならないことである。これは燃焼、酸化物の
生成(酸素が存在する場合)あるいは窒化アルミニウム
の生成のいずれかにより遊離金属の劣化をもたらすから
である。高エンタルピーアークガスで付与されるドロス
の急速な加熱は、熱の全部が前記酸化物の外殻により最
初に吸収され、前記遊離金属を含むドロスの内部は比較
的低温のままである。その結果、遊離金属は、それが放
出されると、比較的低温で炉の中心に流れて高収率の回
収ができる。
【0009】
【作用】アークガスの高エンタルピーは好ましくはトー
チの作業電流を増加するか、少量のガス例えば二酸化炭
素、メタンもしくは水素をプラズマトーチのうずを通す
か、あるいはトーチの後部を通し、更にトーチの電極を
通してアークガスに添加して達成することである。反応
ガス例えばハロゲンガス、即ち、六弗化硫黄を添加ガス
として利用できる。別の例として、高エンタルピーはト
ーチの作業圧力を増圧させること、例えばプラズマの流
れをノズル又はその種の他のもので制限して達成でき
る。作業トーチのエンタルピーは1#アークガス当り少
くとも約4,200BTU、好ましくはアークガス1#
当り約4,800BTU以上の範囲であることである。
最も好ましくは、エンタルピーの範囲がアークガス1#
当り約6,000BTU乃至約10,000BTU以上
であること。従って、ガスのエンタルピーをアークガス
1#当り約4,200BTU以上に維持されると収量が
向上するが、好ましくは、エンタルピーをアークガス1
#当り約4,800BTU以上、最も好ましくはアーク
ガス1#当り約6,000乃至10,000BTUの範
囲内であることである。この範囲内においては、電極の
寿命は十分であり、更にトーチによる内部熱損失は許容
できる。
【0010】エンタルピーを増加させるには、トーチの
作業電流を増加させるか、二酸化炭素、メタンと水素か
らなる群より選ばれるガスを、使用された全アークガス
の約1乃至12%の量で、固定電流で加えるかにより達
成できる。アークガスのエンタルピーの増加も、プラズ
マトーチを増圧により運転することでも可能である。
【0011】図1を参照して、本発明の方法では、ドロ
スを計量して炉10に装填する。前記ドロスの炉への装
填後、プラズマトーチ30を炉の位置に持込み、ドロス
を溶融状態になるまで加熱する。溶融遊離アルミニウム
を回収する。前記炉からの約99%酸化アルミニウムで
あるダストをバックハウスに通して回収する。炉壁に形
成するスラグを炉から掻き取り好ましくは炉に追加のド
ロスと再装填することである。
【0012】移行式アークもしくは非移行式アークプラ
ズマトーチのいずれかが備われば、どのような形の炉の
構成も利用できるが、図2と3に示すように、好ましい
炉は非移行式アークプラズマトーチの備わる傾斜、回転
式炉であることが好ましい。従って、炉は、電動機(図
示せず)でレール15の上をベルト16とプーリー18
により駆動する骨組14上で回転する回転ドラム12か
らなる。図2と3で更に示すように、トーチ30を支持
するドラムはエアシリンダー22が作動させる転心20
の回りで傾けて、アルミニウムを都合よく回収させる。
従って、プラズマトーチへの供給管路は軟質にする必要
がある。
【0013】プラズマトーチ30を炉10のカバー26
に回動自在に配置する。骨組32に取り付けたトーチの
適当な位置への垂直移動はエアシリンダー34により行
なわれる。いったん炉の適当な位置に入ると、トーチは
炉内で前後に揺動して、前記エアシリンダー38の作動
により転心36の回りの全炉域をカバーできる。ドラム
12を回転させるため、トーチを前記ドラムと関係なく
配置できる。
【0014】本発明の方法により操作できるプラズマト
ーチは、ノースカロライナ州ラーレイのプラズム.エネ
ルギ社(Plasma Energy Corpora
tion)もしくは他社の市場で入手できる移行式又は
非移行式のものである。適当なトーチは米国特許第4,
383,820号と、米国特許第4,559,439号
にも記述されている。適当な移行式アークトーチの単純
化した横断面を図面の図4に示す。図示のように、移行
式アーク方式による運転に設計されたトーチには、電極
40、コリメーター42、うず発生装置44、トーチ機
構の冷却用水入力手段46と水出力手段48が備わる。
ガス入力手段43はガスを電極40とコリメーター42
の間にあるうず発生装置44に供給する。プラズマ発生
装置における炉底と加熱されるドロスは電極40からの
移行アーク受入れの接地用導体として機能する。図2に
示すように、トーチに対する水・ガスのマニホールドと
給電は電力・水接続箱に供給され、その後、トーチに送
られる。空気アークガスは前記うず発生装置とコリメー
ターの間でイオン化される。
【0015】
【実施例】本発明は次の実施例で更に明確に規定され
る。実施例1 ほぼ60%のアルミニウムを含む2.5トン(5,00
0ポンド)のアルミニウム合金ドロスを回転炉10に充
填した。アークガス1#当り6,444BTUのプラズ
マガスエンタルピーを発生し、前記プラズマエネルギー
社の製造になるPT250N非移行式アークプラズマト
ーチ30を適当な位置に降ろして、エアシリンダー38
で炉ドラム12の底のほぼ中心に接触するよう方向づけ
る。電力、冷却水と9%のCOで補われた空気アーク
ガスをトーチ30に供給した。前記炉ドラム12を回転
させながら、充填物を加熱して溶融状態にし、その後、
加熱を20分間継続した。そこでトーチを抜き取り、溶
融したアルミニウムを前記炉ドラムを傾斜させて排出す
る。前記5,000ポンドの装填材料は2,880ポン
ド(1.44トン)の純粋合金アルミニウムを生成させ
た。スラグをドラムの底から掻き出すと2,170ポン
ド(約1.09トン)の酸化アルミニウムが得られる。
そのうえ、50ポンド(25Kg)の酸化アルミニウム
が前記バックハウスから回収された。全重量の増加は酸
化物の形で存在する酸素によるものである。実施例2 実施例1の方法を反復した。しかし、この場合、アーク
ガスはプラズマガスエンタルピーがアークガス1#当り
4,900BTUの空気であった。同じ1時間加熱での
回収は次の通りであった:2、670ポンド(約1.3
4トン)の純アルミニウム合金;2,350ポンド(約
1.28トン)のスラグと50ポンド(約25Kg)の
ダスト。実施例1では更に7%もの利用できるアルミニ
ウムが回収できるというおまけの利点がある。
【0016】アークガスとして高エンタルピー空気を用
いる利点は図5に示されたエンタルピー分布で更に説明
される。図5を参照して、通常のトーチにおける標準エ
ンタルピー作業温度範囲は、約86乃至87%の遊離ア
ルミニウムの回収率パーセントを提供するアークガス1
#当り約4,000BTU以下である。実施例2に示さ
れるように、アークガス1#当り4,900BTUのエ
ンタルピーが89%の回収率パーセントを提供する。ア
ークガス1#当り6,444BTUのエンタルピーは9
6.5%の回収率パーセントを提供する。アークガス1
#当り8,600BTUのエンタルピーでは98%の回
収率パーセントが得られる。従って、確認された通り、
わずかなエンタルピーの変化が不釣合いな増加を収量に
与える。
【0017】
【発明の効果】前述の実施例では、アルミニウム回収は
アルミニウムドロスからであった。しかし、アルミニウ
ムスクラップからも同等の改良が達成できる。そのう
え、空気が、その経済性のため、好ましい酸化アークガ
スであるが、空気への添加剤として他のガスを使用して
全プラズマガスエンタルピーを増加させることが可能で
ある。エンタルピーのガス装填材料添加に有効なガスに
はCO、CHとHが含まれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の工程系統図である。
【図2】本発明の方法で用いられる炉、プラズマアーク
トーチと供給系統の略図である。
【図3】図2に示された炉とプラズマトーチの側面図で
ある。
【図4】本発明で用いられるプラズマアークトーチの略
横断面図である。
【図5】空気をアークガスとして用いるエンタルピーの
分布をアークガスにCOを添加するものと添加しない
ものの双方で示す図である。
【符号の説明】
10 炉 12 回転ドラム 14 骨組 15 レール 16 ベルト 18 プーリー 20 転心 22 エアシリンダー 26 カバー 30 プラズマアークトーチ 32 骨組 34 エアシリンダー 36 転心 38 エアシリンダー 40 電極 42 コリメーター 43 ガス入力手段 44 うず発生装置 46 水入力手段 48 水出力手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムドロスもしくはアルミニウ
    ムスクラップから遊離アルミニウムを回収する方法で、
    アルミニウムドロスもしくはアルミニウムスクラップ
    を、プラズマアークトーチを装備した炉に装填して、前
    記装填材料を加熱する工程と;アークガス1#当り少く
    とも約4,200BTUのエンタルピーで空気プラズマ
    により発生させたプラズマエネルギーを前記装填材料に
    付与して加熱する工程と;前記加熱を前記装填材料が溶
    融するまで加熱を継続する工程と;前記溶融状態にある
    遊離アルミニウムを前記炉から取り出す工程と;からな
    る遊離アルミニウムの回収法。
  2. 【請求項2】 前記空気をCOと混合してエンタルピ
    ーを増加させることを特徴とする請求項1の回収法。
  3. 【請求項3】 前記空気をメタンと混合してエンタルピ
    ーを増加させることを特徴とする請求項1の回収法。
  4. 【請求項4】 前記空気を水素と混合してエンタルピー
    を増加させることを特徴とする請求項1の回収法。
  5. 【請求項5】 前記エンタルピーがアークガス1#当り
    約4,800BTU以上であることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1項の回収法。
  6. 【請求項6】 前記エンタルピーがアークガス1#当り
    約6,000乃至10,000BTUの範囲内であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項の回収
    法。
  7. 【請求項7】 プラズマでドロスを処理する方法で: (a) 金属酸化物外殻が囲繞する遊離金属からなるドロス
    を約300℃以下の温度で炉に供給する工程と; (b) 前記ドロスを含む前記炉にプラズマに供給して、前
    記ドロスを加熱する工程と;前記プラズマエネルギーが
    アークガス1#当り少くとも4,200BTUのエンタ
    ルピーを備え、それにより前記ドロスの前記金属酸化物
    外殻が、前記外殻を破裂させるだけの十分な温度に達し
    てから、前記外殻の中の金属を約950℃の温度以上に
    加熱して、溶融金属を前記外殻の中から放出させる工程
    と; (c) 前記遊離金属を前記炉から回収する工程と;からな
    るドロスの処理法。
  8. 【請求項8】 前記空気をCOと混合してエンタルピ
    ーを増加させることを特徴とする請求項7の処理法。
  9. 【請求項9】 前記空気をメタンと混合してエンタルピ
    ーを増加させることを特徴とする請求項7の処理法。
  10. 【請求項10】 前記空気を水素と混合してエンタルピ
    ーを増加させることを特徴とする請求項7の処理法。
  11. 【請求項11】 前記エンタルピーがアークガス1#当
    り約4,800BTU以上であることを特徴とする請求
    項7乃至10のいずれか1項の回収法。
  12. 【請求項12】 前記エンタルピーがアークガス1#当
    り約6,000乃至10,000BTUの範囲内である
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項の回
    収法。
JP6623593A 1992-03-02 1993-03-02 遊離アルミニウムの回収法とプラズマを用いるドロス処理法 Pending JPH0770663A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US844443 1992-03-02
US07/844,443 US5203908A (en) 1992-03-02 1992-03-02 Process for recovery of free aluminum from aluminum dross or aluminum scrap using plasma energy at high enthalpy

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0770663A true JPH0770663A (ja) 1995-03-14

Family

ID=25292725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6623593A Pending JPH0770663A (ja) 1992-03-02 1993-03-02 遊離アルミニウムの回収法とプラズマを用いるドロス処理法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5203908A (ja)
JP (1) JPH0770663A (ja)
AU (1) AU654103B2 (ja)
CA (1) CA2090575C (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5439498A (en) * 1992-11-10 1995-08-08 Exide Corporation Process and system for the on-site remediation of lead-contaminated soil and waste battery casings
US5284503A (en) * 1992-11-10 1994-02-08 Exide Corporation Process for remediation of lead-contaminated soil and waste battery
WO1996020290A1 (fr) * 1994-12-26 1996-07-04 Firm 'vtormet' Procede de retraitement de dechet d'aluminium
US5599379A (en) * 1995-03-29 1997-02-04 Spoel; Han Apparatus and method for recovering non-ferrous metals from hot dross
AU7075696A (en) * 1995-09-19 1997-04-09 Exide Corporation Process for the destruction of chemical agents and munitions
US5942023A (en) * 1997-02-12 1999-08-24 Exide Corporation Process for recovering metals from electric arc furnace (EAF) dust
US6238633B1 (en) 1997-06-30 2001-05-29 Aluminum Waste Technology, Inc. Process for preparing calcium aluminate from aluminum dross
BRPI0403000B1 (pt) * 2004-07-19 2017-04-18 Antonio Carlos Da Cruz processo e equipamento para tratamento de cargas ou resíduos de metais não-ferrosos e suas ligas
SE537235C2 (sv) 2012-09-21 2015-03-10 Valeas Recycling Ab Förfarande och arrangemang för återvinning av förångningsbara ämnen ur en slagg medelst plasmainducerad förångning

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877448A (en) * 1988-12-08 1989-10-31 Plasma Energy Corporation Process for recovery of free aluminum from aluminum dross or aluminum scrap using plasma energy

Also Published As

Publication number Publication date
AU654103B2 (en) 1994-10-20
CA2090575C (en) 2004-12-14
US5203908A (en) 1993-04-20
CA2090575A1 (en) 1993-09-03
AU3392493A (en) 1993-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4997476A (en) Recovery of free aluminum from aluminum dross using plasma energy without use of a salt flux
JP4060034B2 (ja) 複式炉における溶融鉄生成方法
EP2480697B1 (en) Smelting process for the valorization of metals from Li-ion batteries
JPS6053088B2 (ja) 化学的及び冶金学的利用のための移行ア−ク式プラズマ反応器
JPH10195513A (ja) 金属鉄の製法
JP2008506843A (ja) 非鉄金属およびその合金の溶湯または残渣の処理プロセスおよび装置
US4877448A (en) Process for recovery of free aluminum from aluminum dross or aluminum scrap using plasma energy
JPH0770663A (ja) 遊離アルミニウムの回収法とプラズマを用いるドロス処理法
RU2085601C1 (ru) Способ извлечения металлов из шлаков
US5447548A (en) Process for recovery of free aluminum from aluminum dross or aluminum scrap using plasma energy with oxygen second stage treatment
RU2296166C2 (ru) Способ прямого восстановления металлов из дисперсного рудного сырья и устройство для его осуществления
JPS5976836A (ja) アルミニウム−珪素合金を製造する方法
JPH101728A (ja) 酸化錫の還元処理方法及び装置
RU2148102C1 (ru) Способ получения ферромарганца
IE74130B1 (en) Production of aluminium oxides from aluminum-bearing material
Lee et al. The role of zinc in the eruption of high carbon FeMn smelting furnace
US1089951A (en) Process and high-pressure furnace for the direct production of iron and steel.
RU2185456C2 (ru) Способ производства алюминия
JPH10195554A (ja) アルミニウム含有物の処理方法および処理装置
Afanas'ev et al. New constructive scheme of electric arc furnace with shaft scrap heater
JPS5844729B2 (ja) アルミニウムノ タンソネツテキセイゾウホウ
Samuelsson et al. Recent Developments in the Design and Operation of Arc Furnaces
Yuasa How to Achieve Low kWh Operation in the EAF, Including Scrap Preheating--Present State of Energy Saving Operations in EAF Steelmaking in Japan
Worden National Iron to Employ Foamy Slag Process in Scrap-Charged EF Units
Kudrin Features of Electric Melting When Operating a Furnace With a Water-Cooled Roof