JPH077064U - 防水形蓄電池 - Google Patents
防水形蓄電池Info
- Publication number
- JPH077064U JPH077064U JP3498493U JP3498493U JPH077064U JP H077064 U JPH077064 U JP H077064U JP 3498493 U JP3498493 U JP 3498493U JP 3498493 U JP3498493 U JP 3498493U JP H077064 U JPH077064 U JP H077064U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof
- storage battery
- waterproof case
- pressure
- safety valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防水ケース内に水が入るのを防止でき、しか
も防水ケース内の内部圧力が上昇した際には圧力を逃が
すことができる防水形蓄電池を提供する。 【構成】 防水ケース内に、安全弁3を有する密閉形蓄
電池2を収納する。防水ケース1の内部圧力が上昇した
際に圧力を逃がす安全弁8を防水ケース1に設ける。防
水ケース1の安全弁8の作動圧は、密閉形蓄電池2の安
全弁3の作動圧より小さく又は等しく設定する。
も防水ケース内の内部圧力が上昇した際には圧力を逃が
すことができる防水形蓄電池を提供する。 【構成】 防水ケース内に、安全弁3を有する密閉形蓄
電池2を収納する。防水ケース1の内部圧力が上昇した
際に圧力を逃がす安全弁8を防水ケース1に設ける。防
水ケース1の安全弁8の作動圧は、密閉形蓄電池2の安
全弁3の作動圧より小さく又は等しく設定する。
Description
【0001】
本考案は、水中での使用を可能とした防水形蓄電池に関するものである。
【0002】
図2は、従来のこの種の防水形蓄電池の構造を示したものである。該防水形蓄 電池は、防水ケース1を有し、該防水ケース1内には密閉形蓄電池2が収納され ている。該密閉形蓄電池2には、その内部圧力が上昇した際に圧力を逃がす安全 弁3が設けられている。防水ケース1の上部には、該防水ケース1内の内部圧力 が上昇した際に圧力を逃がすための通気用の小孔4が設けられている。密閉形蓄 電池2の両電極には、リード線5が接続されている。該リード線5は、防水ケー ス1の上部を貫通して外部に導出されている。該リード線5の防水ケース1から の導出部分は、防水パッキン6で水密に封止されている。防水ケース1の外部に 導出されているリード線5の端部には、相手機器との電気接続を行うための防水 コネクタ7が接続されている。
【0003】
しかしながら、このような構造の従来の防水形蓄電池では、防水ケース1に通 気用の小孔4が設けられているため、長時間水中で使用すると、該小孔4から防 水ケース1内に水が入る問題点があった。また、防水ケース1内に水が入ると、 分解して水抜き作業をしなければならない問題点があった。
【0004】 本考案の目的は、防水ケース内に水が入るのを防止でき、しかも該防水ケース 内の内部圧力が上昇した際には圧力を逃がすことができる防水形蓄電池を提供す ることにある。
【0005】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、次の通りである。
【0006】 請求項1に記載の考案は、防水ケース内に密閉形蓄電池が収納された構造の防 水形蓄電池において、 前記防水ケースの内部圧力が上昇した際に圧力を逃がす安全弁が該防水ケース に設けられていることを特徴とする。
【0007】 請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記防水ケースの前記安全弁の 作動圧は、前記密閉形蓄電池の安全弁の作動圧より小さく又は等しく設定されて いることを特徴とする。
【0008】
請求項1のように、防水ケースの内部圧力が上昇した際に圧力を逃がす安全弁 を該防水ケースに設けると、従来のように該防水ケースに小孔を設けたものと違 って、該防水ケース内に水が入るのを防止でき、しかも該防水ケース内の内部圧 力が上昇した際には圧力を逃がすことができる。
【0009】 従って、長時間水中で使用しても従来のように防水ケース内に水が入ることが なく、このため防水ケースを分解しての水抜き作業も不要になる。
【0010】 請求項2のように、防水ケースの安全弁の作動圧を、密閉形蓄電池の安全弁の 作動圧より小さく又は等しく設定すると、防水ケースの内部圧力が上昇した際に 容易に圧力を逃がすことができ、このため防水ケース内にある密閉形蓄電池の内 部圧力が上昇した際に支障なく圧力を逃がすことができる。
【0011】
図1は、本考案に係る防水形蓄電池の一実施例を示したものである。なお、前 述した図2と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0012】 本実施例の防水形蓄電池は、防水ケース1の上部に安全弁8が設けられている 。該安全弁8は、防水ケース1の上部に外に向かって凹形に形成されているケー ス凹部8aに弁筒8bが内外を連通させて設けられ、該弁筒8bにキャップ状弁 体8cが密着させて被せられ、ケース凹部8aの入口にはキャップ状弁体8cを 押える押え体8dが嵌合された構造になっている。押え体8dには、図示しない が排気用小孔が設けられている。防水ケース1の安全弁8の作動圧は、密閉形蓄 電池2の安全弁3の作動圧より小さく又は等しく設定されている。
【0013】 このように防水ケース1に安全弁8を設けると、従来のように該防水ケース1 に小孔4を設けたものと違って、弁筒8がキャップ状弁体8cで水密に閉じられ ているので、該防水ケース1内に水が入るのを防止でき、しかも該防水ケース1 内の内部圧力が上昇した際には圧力を逃がすことができる。従って、長時間水中 で使用しても従来のように防水ケース1内に水が入ることがなく、このため防水 ケース1を分解しての水抜き作業も不要になる。
【0014】 また、防水ケース1の安全弁8の作動圧を、密閉形蓄電池2の安全弁3の作動 圧より小さく又は等しく設定すると、該防水ケース1の内部圧力が上昇した際に 容易に圧力を逃がすことができ、このため防水ケース1内にある密閉形蓄電池2 の内部圧力が上昇した際に支障なく圧力を逃がすことができる。
【0015】
以上説明したように本考案に係る防水形蓄電池によれば、下記のような効果を 得ることができる。
【0016】 請求項1に記載の防水形蓄電池では、防水ケースの内部圧力が上昇した際に圧 力を逃がす安全弁を該防水ケースに設けているので、従来のように該防水ケース に小孔を設けたものと違って、該防水ケース内に水が入るのを防止でき、しかも 該防水ケース内の内部圧力が上昇した際には圧力を逃がすことができる。
【0017】 従って、長時間水中で使用しても従来のように防水ケース内に水が入ることが なく、このため防水ケースを分解しての水抜き作業も不要になる。
【0018】 請求項2に記載の防水形蓄電池では、防水ケースの安全弁の作動圧を、密閉形 蓄電池の安全弁の作動圧より小さく又は等しく設定しているので、防水ケースの 内部圧力が上昇した際に容易に圧力を逃がすことができ、このため防水ケース内 にある密閉形蓄電池の内部圧力が上昇した際に支障なく圧力を逃がすことができ る。
【図1】本考案に係る防水形蓄電池の一実施例の縦断面
図である。
図である。
【図2】従来の防水形蓄電池の縦断面図である。
1 防水ケース 2 密閉形蓄電池 3 安全弁 4 小孔 5 リード線 6 防水パッキン 7 防水コネクタ 8 安全弁
Claims (2)
- 【請求項1】 防水ケース内に密閉形蓄電池が収納され
た構造の防水形蓄電池において、 前記防水ケースの内部圧力が上昇した際に圧力を逃がす
安全弁が該防水ケースに設けられていることを特徴とす
る防水形蓄電池。 - 【請求項2】 前記防水ケースの前記安全弁の作動圧
は、前記密閉形蓄電池の安全弁の作動圧より小さく又は
等しく設定されていることを特徴とする請求項1に記載
の防水形蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3498493U JPH077064U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 防水形蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3498493U JPH077064U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 防水形蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077064U true JPH077064U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12429416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3498493U Withdrawn JPH077064U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 防水形蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077064U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102468463A (zh) * | 2010-11-08 | 2012-05-23 | Sb锂摩托有限公司 | 电池模块 |
WO2014184993A1 (ja) * | 2013-05-15 | 2014-11-20 | 三洋電機株式会社 | 電池パックと電池パックの製造方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP3498493U patent/JPH077064U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102468463A (zh) * | 2010-11-08 | 2012-05-23 | Sb锂摩托有限公司 | 电池模块 |
JP2012104471A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Sb Limotive Co Ltd | 電池モジュール |
US8597808B2 (en) | 2010-11-08 | 2013-12-03 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery module |
WO2014184993A1 (ja) * | 2013-05-15 | 2014-11-20 | 三洋電機株式会社 | 電池パックと電池パックの製造方法 |
JPWO2014184993A1 (ja) * | 2013-05-15 | 2017-02-23 | 三洋電機株式会社 | 電池パックと電池パックの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |