JPH0769448A - 配管内残留コンクリート回収方法 - Google Patents

配管内残留コンクリート回収方法

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JPH0769448A
JPH0769448A JP21748793A JP21748793A JPH0769448A JP H0769448 A JPH0769448 A JP H0769448A JP 21748793 A JP21748793 A JP 21748793A JP 21748793 A JP21748793 A JP 21748793A JP H0769448 A JPH0769448 A JP H0769448A
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JP
Japan
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concrete
pipeline
pressure
feeding
pump
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JP21748793A
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Masaaki Nakanishi
中西正明
Yoji Moroi
諸井陽児
Shinobu Yamazaki
忍 山崎
Michio Nakamura
中村道雄
Norihiro Nishida
西田典宏
Nobuo Shiyoukawa
庄川選男
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配管内に残留したコンクリートを簡単に回収す
る。 【構成】地上面配置された生コン車2と圧送用ポンプ3
から圧送用配管5を経て地下構造物のコンクリート打設
位置にコンクリートを圧送する方式において、コンクリ
ート打設終了後、圧送用配管5を圧送用ポンプ3から取
り外し、圧送用ポンプ3に給水用配管7の一端を接続す
るとともに、給水用配管7の他端を圧送用配管5の先端
に接続し、圧送用ポンプ3により給水用配管7および圧
送用配管5に水を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下のコンクリート工
事に係わり、生コンクリートを圧送用配管を通して地下
に圧送する方式において、圧送用配管内に残留したコン
クリートを回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地下のコンクリート工事においては、地
上に生コン車を配置し、生コンクリートを圧送用配管を
通して地下に圧送する方式が一般的である。この場合、
コンクリート打設終了時に、圧送用配管内に残留したコ
ンクリートは、地上階であれば圧送ポンプを逆転させる
ことにより回収できるが、地下の場合には、落差の圧力
の方が大きく、圧送ポンプの逆転では回収することがで
きない。
【0003】ところで、地下のコンクリート工事におい
ては、特に、地下階が多数ある場合、スラブの打設後、
スラブ上部の壁や柱の打設を行ういわゆる逆打ちを行う
場合が多い。この場合、コンクリート打設量の調整がで
きないため、残留コンクリートは、全て別途処理する必
要が生じる。従って、打設終了後、生コン車の内のコン
クリートはそのまま別途運搬できるが、地下に残った圧
送用配管内のコンクリートは、配管の接続を外し、圧送
用配管内のコンクリートを取り出し、翌日、外部へ搬出
し処分していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法においては、圧送用配管からのコンクリートの
取り出し作業および地上への搬出作業が重労働で手間が
かかるという問題を有し、また、コンクリートを産業廃
棄物として処理しなければならないという問題を有して
いる。
【0005】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、生コンクリートを圧送用配管を通して地下に圧送す
る方式において、配管内に残留したコンクリートを簡単
に回収することができる方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の配管
内残留コンクリート回収方法は、地上面配置された生コ
ン車2と圧送用ポンプ3から圧送用配管5を経て地下の
コンクリート打設位置にコンクリートを圧送する方式に
おいて、コンクリート打設終了後、圧送用配管5を圧送
用ポンプ3から取り外し、圧送用ポンプ3に給水用配管
7の一端を接続するとともに、給水用配管7の他端を圧
送用配管5の先端に接続し、圧送用ポンプ3により給水
用配管7および圧送用配管5に水を供給することを特徴
とする。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理
解を容易にするために図面と対比させるためのもので、
これにより本発明の構成が何ら限定されるものではな
い。
【0007】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
給水管8からホッパー4に水を供給し、圧送用ポンプ3
を駆動すると、水は、給水用配管6から圧送用配管5の
先端に供給され、圧送用配管5に残留していたコンクリ
ートは逆流して上昇し、回収用配管6を経て生コン車2
等に回収される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の配管内残留コンクリート回収
方法の1実施例を示す断面図であり、図1(A)はコン
クリートの打設時を、図1(B)は残留コンクリートの
回収時を示している。
【0009】図1(A)は、コンクリートの打設時を示
し、1は地下に構築されるコンクリート構造物であり、
地上面には、生コン車2と圧送用ポンプ3が配置され、
圧送用ポンプ3には、地下に延びる圧送用配管5が接続
されている。生コン車2内のコンクリートは、圧送用ポ
ンプ3のホッパー4に移され、圧送用ポンプ3は、コン
クリートを圧送用配管5を経て打設位置a、b、cに送
り、打設作業を行う。
【0010】図1(B)は残留コンクリートの回収時を
示し、コンクリート打設終了後、圧送用配管5を圧送用
ポンプ3から取り外し、取り外した圧送配管5に回収用
配管6を接続する。また、圧送用ポンプ3に給水用配管
7の一端を接続し、給水用配管7の他端を圧送用配管5
の先端に接続する。なお、図では回収用配管6を生コン
車2に接続するようにしているが、他の貯槽に接続する
ようにしてもよい。
【0011】この状態で、給水管8からホッパー4に水
を供給し、圧送用ポンプ3を駆動すると、水は、給水用
配管7から圧送用配管5の先端に供給され、圧送用配管
5に残留していたコンクリートは逆流して上昇し、回収
用配管6を経て生コン車2等に回収されることになる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、生コンクリートを圧送用配管を通して地下に圧
送する方式において、特に逆打ち時に問題となっていた
残留コンクリートの回収を容易に行うことができ、しか
も、給水により回収できるため、配管が簡単なもので済
むとともに、圧送用ポンプがそのまま利用でき特別な装
置が不要となる。また、コンクリートを産業廃棄物とし
て処理する必要がなくなる。さらに、生コン車が搬入し
てきた位置で残留コンクリートを回収できるため、生コ
ン車の搬入路を別に設ける必要がないという効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管内残留コンクリート回収方法の1
実施例を示す断面図であり、図1(A)はコンクリート
圧送時を、図1(B)は残留コンクリート回収時を示し
ている。
【符号の説明】
1…コンクリート構造物、2…生コン車、3…圧送用ポ
ンプ、4…ホッパー 5…圧送用配管、6…回収用配管、7…給水用配管、8
…給水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村道雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 西田典宏 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 庄川選男 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上面配置された生コン車と圧送用ポンプ
    から圧送用配管を経て地下のコンクリート打設位置にコ
    ンクリートを圧送する方式において、コンクリート打設
    終了後、前記圧送用配管を圧送用ポンプから取り外し、
    前記圧送用ポンプに給水用配管の一端を接続するととも
    に、前記給水用配管の他端を前記圧送用配管の先端に接
    続し、前記圧送用ポンプにより前記給水用配管および圧
    送用配管に水を供給することを特徴とする配管内残留コ
    ンクリート回収方法。
JP21748793A 1993-09-01 1993-09-01 配管内残留コンクリート回収方法 Expired - Fee Related JP3407144B2 (ja)

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CN107476308A (zh) * 2017-09-29 2017-12-15 中铁八局集团建筑工程有限公司 一种用于深基坑向下泵送砼的管道系统
CN112517556A (zh) * 2020-11-24 2021-03-19 山西三建集团有限公司 混凝土泵管的闭合式清洗系统及闭合式清洗方法
KR20220055853A (ko) * 2020-10-27 2022-05-04 현대건설주식회사 셀프 고정형 오염수 이송장치

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