JPH0769363B2 - 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式 - Google Patents

周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式

Info

Publication number
JPH0769363B2
JPH0769363B2 JP63057769A JP5776988A JPH0769363B2 JP H0769363 B2 JPH0769363 B2 JP H0769363B2 JP 63057769 A JP63057769 A JP 63057769A JP 5776988 A JP5776988 A JP 5776988A JP H0769363 B2 JPH0769363 B2 JP H0769363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
spectrum signal
line spectrum
data
automatic detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63057769A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01229978A (ja
Inventor
義昭 荒巻
秀広 立木
英夫 加納
敏夫 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP63057769A priority Critical patent/JPH0769363B2/ja
Publication of JPH01229978A publication Critical patent/JPH01229978A/ja
Publication of JPH0769363B2 publication Critical patent/JPH0769363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は周波数分析装置におけるラインスペクトル信号
を自動的に検出するラインスペクトル信号自動検出方式
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、周波数分析装置におけるラインスペクトル信号の
検出方法としては、周波数分析装置の出力を表示器又は
記録器に濃淡表示又は記録したものを観察者が眼で観察
することにより行なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来のラインスペクトル信号の検出方
法では、観察者による人的認識作業のため、作業に多大
な時間や労力を費やすという欠点があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題
点を除去し、人にたよらず周波数分析装置で自動的に、
人が指定した周波数付近のラインスペクトル信号を検出
し、ランプの点灯又はブザーの鳴動等によりラインスペ
クトル信号の検出を人に知らせるラインスペクトル信号
自動検出方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、周波数分析装置に
おけるラインスペクトル信号自動検出を、指定された周
波数付近のデータを各周波数ごとに累加してデータを平
滑化する手段と、該平滑化されたデータの対数をとる手
段と、該対数をとったデータについて局所AGC(自動利
得制御)処理を行なう手段と、該局所AGC処理を行なっ
たデータについてある周波数付近の雑音レベルを算出す
る手段と、指定された周波数付近内に在るある周波数付
近の雑音レベルからの該ある周波数の突出レベルを算出
する手段とを具備し、突出レベルを算出する手段で算出
した突出レベルを判定基準(閾値)と比較し、突出レベ
ルが該判定基準以上の場合、ラインスペクトル信号があ
ると判断し、ラインスペクトル信号の検知をランプ点灯
又はブザーの鳴動等で報知するように構成したことを特
徴とする。
〔作用〕
本発明はラインスペクトル信号自動検出に上記構成を採
用することにより、平滑化されたデータの対数をとり、
局所AGC(自動利得制御)処理を行なうことにより、第
1図に示すように周波数特性が斜めな場合でも、第6図
に示すように平坦になり、ある周波数(fj)付近の雑音
レベルを算出するとき、雑音レベルを正しく算出できる
(局所AGC処理を行なわず、ある周波数(fj)付近の雑
音レベルを算出すると、雑音レベルが大きい値となって
しまう)。そして指定された周波数付近内に在るある周
波数付近の雑音レベルからの該ある周波数の突出レベル
を算出し、該突出レベルを判定基準(閾値)と比較し、
突出レベルが該判定基準以上の場合、ラインスペクトル
信号があるものとみなすから、ラインスペクトル信号を
自動的に検出することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るラインスペクトル信号自動検出方
法を適用する周波数分析装置のシステム構成を示すブロ
ック図である。1はA/D回路、2は信号処理プロセッ
サ、3は出力表示器、4は設定器、5はコントロール用
処理装置(CPU)、6は信号検出表示器である。
アナログの音響信号はA/D回路1にて、デジタル値に変
換され、信号処理プロセッサ2に入力される。信号処理
プロセッサ2では入力されたデータに対し、FFT等の演
算処理を行ない(周波数分析)を行ない出力表示器3に
表示する。出力表示器3はCRT(ディスプレー)や記録
器等であり、第2図の表示例の如く表示する。
本発明の要旨であるラインスペクトル信号の自動検出処
理は信号処理プロセッサ2で周波数分析処理と同時に行
なわれる。設定器4にて検出する周波数を指定すると、
指定された周波数はコントロール用処理装置5を経て、
信号処理プロセッサ2へ通知される。信号処理プロセッ
サ2はこの指定された周波数のラインスペクトル信号自
動検出処理を実行し、指定された周波数のラインスペク
トル信号が検出された場合、コントロール用処理装置5
へ通知する。コントロール用処理装置5は信号検出表示
器6でラインスペクトル信号の検知を表示し、人に信号
検知をしらせる。この信号検出表示器6はランプやブザ
ー等で構成されている。
次に上記構成の周波数分析装置において、信号処理プロ
セッサ2で行なうラインスペクトル信号の自動検出処理
を第3図のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、第3図のステップ101において、パワースペクト
ルの演算後、指定周波数を中心にM本のデータについて
周波数毎に累加を行ないデータを平均化する処理を実行
する。この累加処理を行なうデータの範囲を第4図に示
す。
次にステップ102において、ステップ101の処理結果のL
本のデータにつてそれぞれ対数をとる演算処理を実行す
る。これは、周波数fi(0≦i≦L)のレベルをhiとす
ると、 Hi=log hi を算出することである。
次にステップ103において、ステップ102において対数を
とったデータHiに対して、局所AGC処理を実行する。こ
の局所AGC処理は第5図に示される様に周波数fj(0≦
j≦M)のレベルをHjとし、周波数fjを中心として低周
波数k本の平均値をSLと周波数fjを中心として高い波数
k本の平均値をSHとを下記の式で算出する処理である。
続いて、算出値SLとSHを比較し、値の小さい方を差し引
き周波数fjのレベルGjを次式で算出する。
Gj=Hj−Min{SL,SH} 局所AGC処理を行なった後は、第6図の様な周波数特性
となる。次にステップ104において、j=0として、ス
テップ105の処理を実行する。
なお、局所AGC(自動利得制御)処理を行なうことによ
り、第1図に示すように斜めの周波数特性が第6図に示
すように平坦な特性となり、ある周波数fj付近の雑音レ
ベルを算出するとき、雑音レベルを正しく算出できる。
局所AGC処理を行なわず、ある周波数fj付近の雑音レベ
ルを算出すると、雑音レベルが大きい値となってしま
う。
ステップ105においては、ラインスペクトル信号検出範
囲の中で最少の周波数f0を中心として、該周波数f0のレ
ベル値をG0を除いたN本のデータの平均値を算出し、雑
音レベル(▲▼)を算出する。
次にステップ106において、雑音レベル(▲▼)か
らの周波数f0のレベル値G0の突出量を 次式で算出する処理を実行する。
次にステップ107において、判定基準(閾値)をTL(d
B)とすると、前記ステップ106で算出したS/▲▼
(dB)が判定基準TL(dB)以上或いは以下かを判断し、
S/▲▼(dB)が判定基準TL(dB)以上の場合、ライ
ンスペクトル信号LSありと見做してステップ108で信号
検出表示器6のランプ点灯又はブザーの鳴動等を行な
い、人にラインスペクトル信号検出を報知する。
もし、前記ステップ106において、算出したS/▲▼
(dB)が判定基準TL(dB)以下の場合、ステップ109及
び110において、周波数f0のとなりの周波数f1に対して
同様に前記ステップ105以降の処理を実行する。このス
テップ105以降の処理は、ラインスペクトル信号LSの検
出時点又は信号検出範囲の中の最大周波数がfM-Nに達し
てもラインスペクトル信号LSが検出されなかった場合に
は終了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ある周波数付近の
雑音レベルからのある周波数の突出レベルを算出し、該
突出レベルを判定基準(閾値)と比較してラインスペク
トル信号を自動的に検出し、信号検知を報知するから、
測定時間の短縮と労力の低減が期待できるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るラインスペクトル信号自動検出方
式を適用する周波数分析装置のシステム構成を示すブロ
ック図、第2図は出力表示器で表示される表示例を示す
図、第3図はラインスペクトル信号の自動検出処理のフ
ローチャート、第4図は局所AGC処理前の周波数範囲を
示す図、第5図は局所AGC処理における平均値の算出範
囲を示す図、第6図は局所AGC処理後の周波数範囲を示
す図である。 図中、1……A/D回路、2……信号処理プロセッサ、3
……出力表示器、4……設定器、5……コントロール用
処理装置、6……信号検出表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定された周波数付近のデータを各周波数
    ごとに累加してデータを平滑化する手段と、該平滑化さ
    れたデータの対数をとる手段と、該対数をとったデータ
    について局所AGC(自動利得制御)処理を行なう手段
    と、該局所AGC処理を行なったデータについてある周波
    数付近の雑音レベルを算出する手段と、前記指定された
    周波数付近内に在るある周波数付近の雑音レベルからの
    該ある周波数の突出レベルを算出する手段とを具備し、 前記突出レベルを算出する手段で算出した突出レベルを
    判定基準(閾値)と比較し、突出レベルが該判定基準以
    上の場合、ラインスペクトル信号があると判断し、ライ
    ンスペクトル信号の検知を報知することを特徴とする周
    波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方
    式。
JP63057769A 1988-03-10 1988-03-10 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式 Expired - Fee Related JPH0769363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63057769A JPH0769363B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63057769A JPH0769363B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01229978A JPH01229978A (ja) 1989-09-13
JPH0769363B2 true JPH0769363B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=13065084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63057769A Expired - Fee Related JPH0769363B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769363B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9207269B2 (en) * 2012-05-22 2015-12-08 Tektronix, Inc. Automatically detecting in-band but out-of-span power in a frequency-domain test and measurement instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01229978A (ja) 1989-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004514493A5 (ja)
JP5464627B2 (ja) 軽量な喘鳴検出方法およびシステム
JPH0769363B2 (ja) 周波数分析装置におけるラインスペクトル信号自動検出方式
US6281814B1 (en) Data conversion method, data converter, and program storage medium
CN107548007B (zh) 一种音频信号采集设备的检测方法及装置
JP2000131288A (ja) 建築物の壁部の剥離判定装置
JP2000131290A (ja) コンクリートの非破壊検査装置
JP2932996B2 (ja) 高調波ピッチ検出装置
JP2603758B2 (ja) キャビテーション雑音検出方法及びその装置
JP2601799B2 (ja) 軸受破壊予知方法
JP3004349B2 (ja) 軸受の焼付き予知装置
JP2776307B2 (ja) 信号表示装置
WO2023202036A1 (zh) 人体特征的检测控制方法、系统和存储介质
JPH08247837A (ja) 残響時間自動測定方法および残響時間自動測定装置
JPH0856914A (ja) 心電図解析方法
JP2982764B2 (ja) 周波数分析装置及び水中目標類別装置
JPH08304556A (ja) 磁探信号処理器
JP4173408B2 (ja) 地震動識別方法及びそのための装置
JP3176771B2 (ja) 車両の車種判別方法及びその車種判別装置
KR101912446B1 (ko) 침입 감지 방법 및 장치
JPH10268020A (ja) パルス音探知方法及びその装置
JP2999868B2 (ja) 信号検出方法
JPH0531087A (ja) Vpc波形検出方式
JP2783244B2 (ja) 水中音響信号処理装置
JPH0523166U (ja) レーダ信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees