JPH0769114B2 - 熱交換器用フインの製造方法 - Google Patents

熱交換器用フインの製造方法

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JPH0769114B2
JPH0769114B2 JP61126476A JP12647686A JPH0769114B2 JP H0769114 B2 JPH0769114 B2 JP H0769114B2 JP 61126476 A JP61126476 A JP 61126476A JP 12647686 A JP12647686 A JP 12647686A JP H0769114 B2 JPH0769114 B2 JP H0769114B2
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JP
Japan
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fin
louver
heat exchanger
cutting
raising
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JP61126476A
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Inventor
薫 田中
武司 吉村
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カルソニック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィン本体の表面にルーバを切り起こしてな
る熱交換器用フィンの製造方法に関する。
〔従来の技術〕 第6図は、従来の熱交換器用フィンを示すもので、この
熱交換器用フィン11は、熱交換流体用チューブ13の外面
にろう付け等により支持されている。フィン本体14に
は、多数のルーバ15が形成されている。
このような熱交換器用フィンでは、ルーバ15の間を、空
気等の流体が流れるため、フィン11の熱交換性能を向上
することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の熱交換器用フィンで
は、フィン11の間を、空気等の流体がほぼ層流の状態で
流れるため、その熱交換性能にも限度があった。
そこで、実開昭56−124780号公報に開示されるように、
ルーバ15を切り起こすための切断線を凹凸に形成し、こ
の凹凸により空気等の流体に乱流作用を付与するものが
開発されている。
しかしながら、このように、ルーバ15を切り起こすため
の切断線を凹凸に形成するためには、加工用の歯形等が
非常に複雑になるという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記のような問題を解決したもので、ルーバ
を切り起こすための切断線に、容易に凹凸を形成するこ
とのできる熱交換器用フィンの製造方法を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わる熱交換器用フィンの製造方法は、フィン
本体の表面にルーバを切り起こしてなる熱交換器用フィ
ンの製造方法において、前記フィン本体に、前記ルーバ
を切り起こすための切断線上に、予め多数の貫通孔を規
則的に穿設し、この後、このフィン本体にルーバを切り
起こすものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、フィン本体に、前記ルーバを切り起
こすための切断線上に、予め多数の貫通孔を規則的に穿
設した後、このフィン本体にルーバが切り起こされる。
従って、貫通孔を、ルーバを切り起こすための切断線上
に、予め位置させておくことにより、複雑な形状の歯形
を用いることなく、ルーバの切断線上に容易に凹凸を形
成することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の熱交換器用フィンの製造方法により
製造された熱交換器用フィンを示すもので、図において
符号17は、フィン本体を示している。このフィン本体17
には、一定間隔を置いてルーバ19が切り起こされてい
る。ルーバ19の切断線21上には、一定間隔を置いて半円
形状の凹部23が形成されている。
このような熱交換器用フィンでは、凹部23を空気等の流
体が通過する時に、層流状態の流体が乱流化されるた
め、熱交換器用フィンの熱交換性能を向上することがで
きる。
しかして、このような熱交換器用フィンは、第2図に示
すように、フィン本体17のルーバ19を切り起こすための
切断線21上に、予め円形の貫通孔25を一定間隔をおいて
規則的に穿設し、この後、このフィン本体17に、従来と
同様の方法により、ルーバ19を切り起こすことにより製
造される。
すなわち、本発明方法では、フィン本体17に、予め多数
の貫通孔25を穿設した後、このフィン本体17にルーバ19
が切り起こされる。従って、貫通孔25をルーバ19を切り
起こすための切断線21上に、予め位置させておくことに
より、複雑な形状の歯形を用いることなく、ルーバ19の
切断線21上に容易に凹部23を形成することができる。
第3図は、本発明の他の実施例を示すもので、この実施
例では、フィン本体17のルーバ19を切り起こすための切
断線21上に、予め菱形形状の貫通孔27が一定間隔をおい
て穿設されている。この実施例においても第1図に示し
た実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
第4図は、本発明のさらに他の実施例を示すもので、こ
の実施例では、フィン本体17のルーバ19を切り起こすた
めの切断線21上に、予め菱形形状の貫通孔27が一定間隔
をおいて穿設されており、また、貫通孔27の間には、円
形の貫通孔29が穿設されている。この実施例においても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きるが、この実施例では、円形の貫通孔29を穿設したの
で、この貫通孔29によっても流体の乱流化を図ることが
でき、さらに、熱交換性能を向上することができる。
第5図も、本発明の他の実施例を示すもので、この実施
例では、フィン本体17には、多数の円形の貫通孔31がラ
ンダムに穿設されており、このうちの複数個がフィン本
体17のルーバ19を切り起こすための切断線21上に位置し
ている。この実施例においても第4図に示した実施例と
ほぼ同様の効果を得ることができるが、貫通孔31を、わ
ざわざルーバ19を切り起こすための切断線21上に位置さ
せる必要がなくなるため、孔加工を容易にすることがで
きる。
なお、以上述べた実施例では、鋭利な刃物により貫通孔
25,27,29,31を形成した例について説明したが、本発明
はかかる実施例に限定されるものではなく、鈍な刃物を
用いて、貫通孔の周縁にばり状の突部を形成しても良い
ことは勿論である。この場合には、突部によりさらなる
流体の乱流化を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、フィン本体に、前
記ルーバを切り起こすための切断線上に、予め多数の貫
通孔を規則的に穿設した後、このフィン本体にルーバが
切り起こすようにしたので、複雑な形状の歯形を用いる
ことなく、ルーバの切断線上に容易に凹凸を形成するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により製造された熱交換器用フィン
の一例を示す斜視図、第2図はフィン本体に貫通孔を穿
設した状態を示す上面図、第3図ないし第5図は本発明
の他の実施例を示すフィン本体の上面図、第6図は従来
の熱交換器用フィンを示す斜視図である。 17……フィン本体、19……ルーバ、21……切断線、25,2
7,29,31……貫通孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィン本体の表面にルーバを切り起こして
    なる熱交換器用フィンの製造方法において、前記フィン
    本体に、前記ルーバを切り起こすための切断線上に、予
    め多数の貫通孔を規則的に穿設し、この後、このフィン
    本体にルーバを切り起こすことを特徴とする熱交換器用
    フィンの製造方法。
  2. 【請求項2】貫通孔は、その周縁にバリ状の突部を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の熱交換器用フィンの製造
    方法。
JP61126476A 1986-05-31 1986-05-31 熱交換器用フインの製造方法 Expired - Lifetime JPH0769114B2 (ja)

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KR20040021344A (ko) * 2002-09-03 2004-03-10 엘지전자 주식회사 창문형 공기조화기의 루버형성방법
DE102007036308A1 (de) * 2007-07-31 2009-02-05 Behr Gmbh & Co. Kg Rippe für einen Wärmetauscher

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