JPH0768579A - パネルの製造方法と斯くして得られたパネル - Google Patents
パネルの製造方法と斯くして得られたパネルInfo
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- JPH0768579A JPH0768579A JP6192685A JP19268594A JPH0768579A JP H0768579 A JPH0768579 A JP H0768579A JP 6192685 A JP6192685 A JP 6192685A JP 19268594 A JP19268594 A JP 19268594A JP H0768579 A JPH0768579 A JP H0768579A
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- resin
- pieces
- thermoplastic resin
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- wood shavings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
- B27N3/08—Moulding or pressing
- B27N3/10—Moulding of mats
- B27N3/14—Distributing or orienting the particles or fibres
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】熱可塑性樹脂をコートしたカードボードのよう
な接着されたシート材料の断片を熱可塑性樹脂の軟化点
よりも低くない温度でプレスの中で圧縮することによっ
てパネルを製造する方法は、不活性のフイラーの形又は
熱可塑性又は熱硬化性樹脂の形の添加剤を加えて得られ
るパネルの機械的特性を改良することと、こまかい木の
削りくずの層をその表面を改良するため外側の面に加え
ることを含む。 【効果】本発明のパネルは最も多様な方面において広い
範囲に用いられる。更に機械的強度にかんがみて、受動
的な応力に耐えることを要求する用途に向く。更に低い
含浸性と水柱の膨張のために本パネルはビルデイングに
も用いられる。
な接着されたシート材料の断片を熱可塑性樹脂の軟化点
よりも低くない温度でプレスの中で圧縮することによっ
てパネルを製造する方法は、不活性のフイラーの形又は
熱可塑性又は熱硬化性樹脂の形の添加剤を加えて得られ
るパネルの機械的特性を改良することと、こまかい木の
削りくずの層をその表面を改良するため外側の面に加え
ることを含む。 【効果】本発明のパネルは最も多様な方面において広い
範囲に用いられる。更に機械的強度にかんがみて、受動
的な応力に耐えることを要求する用途に向く。更に低い
含浸性と水柱の膨張のために本パネルはビルデイングに
も用いられる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はシート形式のパネルを製造する方
法とこの方法によって得られる製品に関する。
法とこの方法によって得られる製品に関する。
【0002】色々な種類のばらばらの材料に適当なバイ
ンダーを含浸させ其の後プレスの中で成型したものを含
むパネルは公知である。
ンダーを含浸させ其の後プレスの中で成型したものを含
むパネルは公知である。
【0003】この技術を応用した代表的な例は、適当な
寸法の粒子の木材の断片に熱硬化性樹脂を含浸させたも
のより成るパネルを含む。この材料はスラブの形に冷間
で予め成型され、このスラブは引続き加熱されたモール
ドの中で最終的な構成に圧縮され、ここでバインダーは
重合される。
寸法の粒子の木材の断片に熱硬化性樹脂を含浸させたも
のより成るパネルを含む。この材料はスラブの形に冷間
で予め成型され、このスラブは引続き加熱されたモール
ドの中で最終的な構成に圧縮され、ここでバインダーは
重合される。
【0004】この種のパネルは経済的及び技術的観点か
らバインダーのレジンが許容される限界の中に維持され
なければならないと云う事実のために、内部に大量の空
隙をもっている。ある種の応用においては、この結果生
ずる弱い機械強度と高い吸湿性は評価されていない。
らバインダーのレジンが許容される限界の中に維持され
なければならないと云う事実のために、内部に大量の空
隙をもっている。ある種の応用においては、この結果生
ずる弱い機械強度と高い吸湿性は評価されていない。
【0005】同様にして、多層の材料のスクラップと不
良品を粉にし引続き熱間プレスすることによって得られ
る公知のパネルがあり、このようなパネルを得るために
用いられる方法はDE−A2.258.169及びDE
−B1.151.374の特許に記載されている。
良品を粉にし引続き熱間プレスすることによって得られ
る公知のパネルがあり、このようなパネルを得るために
用いられる方法はDE−A2.258.169及びDE
−B1.151.374の特許に記載されている。
【0006】用いられた原材料の固有の特性のために、
これらのパネルは平らでない表面を有し、このためペイ
ントを塗ったり又はペーパーコーテイングを加えること
によって美的に完全な仕上を与えられない。
これらのパネルは平らでない表面を有し、このためペイ
ントを塗ったり又はペーパーコーテイングを加えること
によって美的に完全な仕上を与えられない。
【0007】本発明の範囲は内部が多層材料のスクラッ
プで、外部がこまかい粒子寸法の木の削りくずから成る
パネルを得ることである。当該パネルは従って第1の構
成要素から得られる低い吸湿性と、限定された水中の膨
張と、良い断熱性と防音性と、第2の構成要素からの優
れた仕上げと平らな表面によって特徴付けられる。
プで、外部がこまかい粒子寸法の木の削りくずから成る
パネルを得ることである。当該パネルは従って第1の構
成要素から得られる低い吸湿性と、限定された水中の膨
張と、良い断熱性と防音性と、第2の構成要素からの優
れた仕上げと平らな表面によって特徴付けられる。
【0008】本発明によるパネルの製造方法は、適当に
レジンと混合されたこまかい粒子寸法の木の削りくず
が、シート材料の破片のかたまりの外側に分布され、こ
のようにして得られた組成は熱可塑性材料の軟化点より
も高く、用いられたレジンの重合温度よりも高い温度で
モールドの中で圧縮される。
レジンと混合されたこまかい粒子寸法の木の削りくず
が、シート材料の破片のかたまりの外側に分布され、こ
のようにして得られた組成は熱可塑性材料の軟化点より
も高く、用いられたレジンの重合温度よりも高い温度で
モールドの中で圧縮される。
【0009】本発明は又このような方法で得られたパネ
ルに関する。
ルに関する。
【0010】この記述の中において、多層材料又は接着
されたシート材料と云う用語は、カードボードの層と、
その外側の表面の1つに少なくとも1層の熱可塑性材料
を含む複合材料に関する。
されたシート材料と云う用語は、カードボードの層と、
その外側の表面の1つに少なくとも1層の熱可塑性材料
を含む複合材料に関する。
【0011】この外に例えばアルミニウムフオイルのシ
ートのような他の層も又存在してもよい。
ートのような他の層も又存在してもよい。
【0012】これらの多層の材料をパネルの準備のため
の基本的な構成要素として用いるために、夫々の断片の
上にプラステイック材料を完全に均一に分布し、結果と
してパネルそのもののかたまりの中で、構成要素の断片
の間の最適の接着と、このようにして得られたパネルの
非常にコンパクトな構造を得る結果となる。
の基本的な構成要素として用いるために、夫々の断片の
上にプラステイック材料を完全に均一に分布し、結果と
してパネルそのもののかたまりの中で、構成要素の断片
の間の最適の接着と、このようにして得られたパネルの
非常にコンパクトな構造を得る結果となる。
【0013】更に本発明の本質的な利点は、多層材料の
スクラップは広く入手可能で特別にコストが安いこと及
びこれらの材料を構成要素として用いる箱の製造から捨
てられる材料から得ることができると云う事実にある。
スクラップは広く入手可能で特別にコストが安いこと及
びこれらの材料を構成要素として用いる箱の製造から捨
てられる材料から得ることができると云う事実にある。
【0014】これらのスクラップを処理するコストはこ
れらの箱を作るメーカーに重荷となっており、従って断
片が作られるスクラップを得るコストは0とされるか又
は通常の処理費用で補償される。
れらの箱を作るメーカーに重荷となっており、従って断
片が作られるスクラップを得るコストは0とされるか又
は通常の処理費用で補償される。
【0015】ここに参照された、接着されたシート材料
のプラステイックの層は、他の熱可塑性材料の存在が除
外されないけれども、ポリエチレンのシートから成立っ
ている。
のプラステイックの層は、他の熱可塑性材料の存在が除
外されないけれども、ポリエチレンのシートから成立っ
ている。
【0016】本発明に従った手順を実施するため、シー
ト材料は、好ましくは最低寸法が2mm以下でない且つ
最大寸法が約40mmの色々な形の実質的に円型のもの
からフアイバーの形の細長いもの迄の断片に破砕され
る。
ト材料は、好ましくは最低寸法が2mm以下でない且つ
最大寸法が約40mmの色々な形の実質的に円型のもの
からフアイバーの形の細長いもの迄の断片に破砕され
る。
【0017】本申請人によって行われた実験によればパ
ネルを形成するために適当な熱可塑性の接着剤のパーセ
ンテージは、断片の重量の5から15%に亘り、より詳
細に云えば約10%で、これはカードボードポリエチレ
ン又はカードボ−ド−アルミニウム−ポリエチレン多層
シ−トの中に含まれる熱可塑性プラステイックの部分の
重量パ−セントと同程度の規模であり、従ってこの材料
のスクラップから作られた断片を使用することは適当な
量の接着レジンを保証する。しかし乍ら特に食品包装に
直接用いられるもののような市場にある多層材料の単純
な断片には添加剤を加えることは有利であると判るであ
ろう。
ネルを形成するために適当な熱可塑性の接着剤のパーセ
ンテージは、断片の重量の5から15%に亘り、より詳
細に云えば約10%で、これはカードボードポリエチレ
ン又はカードボ−ド−アルミニウム−ポリエチレン多層
シ−トの中に含まれる熱可塑性プラステイックの部分の
重量パ−セントと同程度の規模であり、従ってこの材料
のスクラップから作られた断片を使用することは適当な
量の接着レジンを保証する。しかし乍ら特に食品包装に
直接用いられるもののような市場にある多層材料の単純
な断片には添加剤を加えることは有利であると判るであ
ろう。
【0018】これらの添加剤は多層材料の中に含まれた
同じプラステイック材料の追加の量を含んでもよく又他
の熱可塑性物質であってもよい。断片に加えられた熱可
塑性レジンはかたまりを通じて適当に分布されるように
十分にこまかい粒子の寸法をもち、一般に断片の平均寸
法を越えない基本的な粒子寸法をもつものとする。
同じプラステイック材料の追加の量を含んでもよく又他
の熱可塑性物質であってもよい。断片に加えられた熱可
塑性レジンはかたまりを通じて適当に分布されるように
十分にこまかい粒子の寸法をもち、一般に断片の平均寸
法を越えない基本的な粒子寸法をもつものとする。
【0019】ある種の応用において、パネルの特性によ
い影響を与え、モールドに導入されるものを形成する技
術を容易にし、パネルを容易にモールドから取除くこと
ができるようにするために、他の熱硬化性クラスのプラ
ステイック材料を加えることは有利であることが見出さ
れた。触媒を加えることによって重合されることができ
る合成樹脂も又用いられてもよい。
い影響を与え、モールドに導入されるものを形成する技
術を容易にし、パネルを容易にモールドから取除くこと
ができるようにするために、他の熱硬化性クラスのプラ
ステイック材料を加えることは有利であることが見出さ
れた。触媒を加えることによって重合されることができ
る合成樹脂も又用いられてもよい。
【0020】2枚の外側の層を形成するためには0.2
5mmから1.2mmに亘る粒子寸法をもち、吸湿性及
び限られた膨張に関してより良い特性を与える尿素樹脂
又は好ましくはメラミン樹脂を加えた木の削りくずが用
いられる。
5mmから1.2mmに亘る粒子寸法をもち、吸湿性及
び限られた膨張に関してより良い特性を与える尿素樹脂
又は好ましくはメラミン樹脂を加えた木の削りくずが用
いられる。
【0021】木の削りくずを含む表面層が多層材料の断
片を含む支持体からの分離を妨げるために、木の削りく
ずとカードボードの断片との間のある量の浸透を保証す
ることは重要であるので、最初のスラブを準備するとき
には十分な注意を払わなければならない。木の削りくず
の層の厚さは0.3から1.5mmの間に変化する。
片を含む支持体からの分離を妨げるために、木の削りく
ずとカードボードの断片との間のある量の浸透を保証す
ることは重要であるので、最初のスラブを準備するとき
には十分な注意を払わなければならない。木の削りくず
の層の厚さは0.3から1.5mmの間に変化する。
【0022】最初のスラブが15−25kg/cm2の
範囲の圧力にさらされ120°Cの範囲の温度に加熱さ
れるとパネルは満足に形成されることが見出された。断
片がプレスの加熱されたプレートの間で加圧されて留ら
なければならない時間の長さは、かたまりを通して十分
均一な温度の分布を保証するためにパネルの最終的な厚
さによって変化する。パネルを加熱されたプレスのプレ
−トの下に保つ時間は最終的に得られるパネルの厚さ1
粍当り15秒から30秒であることが実例として有利で
あることが実証された。
範囲の圧力にさらされ120°Cの範囲の温度に加熱さ
れるとパネルは満足に形成されることが見出された。断
片がプレスの加熱されたプレートの間で加圧されて留ら
なければならない時間の長さは、かたまりを通して十分
均一な温度の分布を保証するためにパネルの最終的な厚
さによって変化する。パネルを加熱されたプレスのプレ
−トの下に保つ時間は最終的に得られるパネルの厚さ1
粍当り15秒から30秒であることが実例として有利で
あることが実証された。
【0023】熱硬化性樹脂又は触媒によって重合される
樹脂が添加剤として用いられるときは何時でも、樹脂の
重合と架橋のために必要とされる時に、ポリエチレンは
とけて、樹脂と多層材料の断片の間のあつまる作用を改
良し単一のコンパクトな且つ強い製品を作る結果となる
ことが見出された。
樹脂が添加剤として用いられるときは何時でも、樹脂の
重合と架橋のために必要とされる時に、ポリエチレンは
とけて、樹脂と多層材料の断片の間のあつまる作用を改
良し単一のコンパクトな且つ強い製品を作る結果となる
ことが見出された。
【0024】色々な種類のレジンが本発明によるパネル
の製造に有用であることが実証された。例えばフエノ−
ル樹脂(フエノールーフオルムアルデヒド、クレゾール
−フオルムアルデヒド、フエノールーフルフラール)ア
ミノープラスト(ユリアーフオルムアルデヒド、メラミ
ンーフオルムアルデヒド)、ポリエステル(フタリッ
ク、マレイク)エポキシ、ヴイニール、アクリリック、
ポリスチレン、ポリオレフイン及びイソシアネ−ト等で
ある。
の製造に有用であることが実証された。例えばフエノ−
ル樹脂(フエノールーフオルムアルデヒド、クレゾール
−フオルムアルデヒド、フエノールーフルフラール)ア
ミノープラスト(ユリアーフオルムアルデヒド、メラミ
ンーフオルムアルデヒド)、ポリエステル(フタリッ
ク、マレイク)エポキシ、ヴイニール、アクリリック、
ポリスチレン、ポリオレフイン及びイソシアネ−ト等で
ある。
【0025】最終製品の機械的な特性と目のつんでいる
ことは適当な粒子寸法の色々な材料のフイラ−を添加す
ることによって改良されるが、その範囲は一般に5から
10%と広く変り、その材料はセルローズ、棉のステー
プル、鋸りくず、フアイバーグラス、カオリン、カルシ
ウムカーボネート等である。
ことは適当な粒子寸法の色々な材料のフイラ−を添加す
ることによって改良されるが、その範囲は一般に5から
10%と広く変り、その材料はセルローズ、棉のステー
プル、鋸りくず、フアイバーグラス、カオリン、カルシ
ウムカーボネート等である。
【0026】木の削りくずにパラフインを加えることと
メラミンの糊を使用することによって材料の吸湿性と湿
分の拡大を減少させる。8−15%のモノアンモニウム
フオスフエ=トを質量中に分散して加えることにより実
質的に耐火性の製品を得ることができる。
メラミンの糊を使用することによって材料の吸湿性と湿
分の拡大を減少させる。8−15%のモノアンモニウム
フオスフエ=トを質量中に分散して加えることにより実
質的に耐火性の製品を得ることができる。
【0027】この例証となる表示は如何にしても本発明
によるパネルの形成の間に何等かの所望の特定の特性を
与えるために加えられる不活性のフイラーの選択を明ら
かに制限するものではない。
によるパネルの形成の間に何等かの所望の特定の特性を
与えるために加えられる不活性のフイラーの選択を明ら
かに制限するものではない。
【0028】本発明による方法を実行する手順は以下の
実際的な例からより明らかとなろう。
実際的な例からより明らかとなろう。
【0029】
【実施例】100kgの乾燥した尿素樹脂が52kgの
水で処理されミルク状の懸濁液を得、これに2から3%
(約2.8kg)のアンモニウムクロライドが加えられ
た。
水で処理されミルク状の懸濁液を得、これに2から3%
(約2.8kg)のアンモニウムクロライドが加えられ
た。
【0030】多層材料(カードボード、アルミニウム及
びポリエチレン)のスクラップを摩砕することによって
得られた720kgの断片が約53リットルのこの混合
物に加えられた。
びポリエチレン)のスクラップを摩砕することによって
得られた720kgの断片が約53リットルのこの混合
物に加えられた。
【0031】「レジネーター」と云われる適当な装置で
勢いよくかき廻された後に、この混合物は予め樹脂を混
合されたこまかい木の削りくずの層の上に均一に分布さ
れた。
勢いよくかき廻された後に、この混合物は予め樹脂を混
合されたこまかい木の削りくずの層の上に均一に分布さ
れた。
【0032】樹脂を混合された多層材料の断片を含む上
の表面は又更に樹脂を混合されたこまかい木の削りくず
の層でカバ−された。
の表面は又更に樹脂を混合されたこまかい木の削りくず
の層でカバ−された。
【0033】3つの交互の層を分布する作業は、コンベ
ヤーベルトの上に連続して置かれた「モールデイングの
機械」と呼ばれる特別な分布機械によって行われた。
ヤーベルトの上に連続して置かれた「モールデイングの
機械」と呼ばれる特別な分布機械によって行われた。
【0034】このようにして形成されたスラブは約10
00kg/m3の密度をもつ適当な寸法のモジュ−ルに
切断され、これは組になったプレスのホットプレートの
間に導入された。
00kg/m3の密度をもつ適当な寸法のモジュ−ルに
切断され、これは組になったプレスのホットプレートの
間に導入された。
【0035】パネルのコアの中のポリエチレンの軟化点
に達した後に、プレスのプレートは冷却されてパネルの
温度を軟化点以下に降下させ、一方パネルは加熱及び冷
却相の間中同じ温度の水蒸気によって起される圧力より
も高い特定の圧力に常にさらされるように保たれてい
た。パネルは引続いてプレスから取出され横方向及び縦
方向に切断され其の後平滑された。
に達した後に、プレスのプレートは冷却されてパネルの
温度を軟化点以下に降下させ、一方パネルは加熱及び冷
却相の間中同じ温度の水蒸気によって起される圧力より
も高い特定の圧力に常にさらされるように保たれてい
た。パネルは引続いてプレスから取出され横方向及び縦
方向に切断され其の後平滑された。
【0036】パネルを形成するように構成された材料の
比較的低い熱伝導度を考慮して、この質量をモールドの
中に導入する前に予熱することは有利であろう。これに
よってパネルのコアが使用される熱硬化性接着剤の重合
と熱可塑性樹脂の硬化のために必要とされる温度に達す
るために、ホットプレスの内側に留まらなければならな
い時間の長さを減少させる。
比較的低い熱伝導度を考慮して、この質量をモールドの
中に導入する前に予熱することは有利であろう。これに
よってパネルのコアが使用される熱硬化性接着剤の重合
と熱可塑性樹脂の硬化のために必要とされる温度に達す
るために、ホットプレスの内側に留まらなければならな
い時間の長さを減少させる。
【0037】予熱温度は明らかに、熱可塑性樹脂が流れ
出して質量の中で樹脂の分布に悪影響を与える程に過度
に接触すると接着する程度に迄軟化させる点以下でなけ
ればならない。
出して質量の中で樹脂の分布に悪影響を与える程に過度
に接触すると接着する程度に迄軟化させる点以下でなけ
ればならない。
【0038】一般に多いケースであるが、多層材料のス
クラップの中に高度の湿分があるとパネルの特性、特に
そのつきかための程度に悪影響を与えることが発見され
た。
クラップの中に高度の湿分があるとパネルの特性、特に
そのつきかための程度に悪影響を与えることが発見され
た。
【0039】本願発明の製造方法の更に別の特徴は従っ
て、粉砕した後の断片を湿分含有量を4%以下、好まし
くは約2%に低下させるために予備乾燥を受けることで
ある。乾燥は高温の空気の流れの下で容易に実施される
ことができる。
て、粉砕した後の断片を湿分含有量を4%以下、好まし
くは約2%に低下させるために予備乾燥を受けることで
ある。乾燥は高温の空気の流れの下で容易に実施される
ことができる。
【0040】追加又は代案として、又生産を促進し且つ
製品のより良い寸法の安定を達成するための、加熱相の
後且つ原材料の軟化点を越えた後、パネルは材料のかた
まりの中に形成された蒸気の抜けをもって、圧力下で冷
却されることができる。
製品のより良い寸法の安定を達成するための、加熱相の
後且つ原材料の軟化点を越えた後、パネルは材料のかた
まりの中に形成された蒸気の抜けをもって、圧力下で冷
却されることができる。
【0041】多層の材料の断片を圧縮するために、特に
現在単一又は多層のダイプレスとして知られているもの
が使用される。詳細に云えばこのサイクルは次の装置で
行われる。 (イ)一列の3台の単一ダイプレス、第1のプレスは熱
間圧縮、第2は熱間再圧縮、第3は製品の冷却及び安定
化。 (ロ)2台の単一ダイプレス、第1のプレスは熱間圧
縮、及び第2のものは圧力下で製品の冷却及び安定化。 (ハ)加熱/冷却サイクル付の多重ダイプレス。 (ニ)上向きの流れの加熱領域と下向きの流れの冷間領
域をもつ連続プレス。
現在単一又は多層のダイプレスとして知られているもの
が使用される。詳細に云えばこのサイクルは次の装置で
行われる。 (イ)一列の3台の単一ダイプレス、第1のプレスは熱
間圧縮、第2は熱間再圧縮、第3は製品の冷却及び安定
化。 (ロ)2台の単一ダイプレス、第1のプレスは熱間圧
縮、及び第2のものは圧力下で製品の冷却及び安定化。 (ハ)加熱/冷却サイクル付の多重ダイプレス。 (ニ)上向きの流れの加熱領域と下向きの流れの冷間領
域をもつ連続プレス。
【0042】パネルは緻密であるために、パネルは機械
加工及び表面仕上を満足に行うことができる。
加工及び表面仕上を満足に行うことができる。
【0043】本発明に従って得られたパネルは最も多様
な方面において広い範囲に用いられる。この種の製品が
通常用いられる用途に加えて、これらの機械的強度にか
んがみて、受動的な応力に耐えることを要求する用途に
適当であることができる。更にこれらの低い含浸性と水
中の膨張のために本願発明のパネルはビルデイングにも
用いられることができる。
な方面において広い範囲に用いられる。この種の製品が
通常用いられる用途に加えて、これらの機械的強度にか
んがみて、受動的な応力に耐えることを要求する用途に
適当であることができる。更にこれらの低い含浸性と水
中の膨張のために本願発明のパネルはビルデイングにも
用いられることができる。
【0044】最後に、多層材料のスクラップの利用は相
当に重要な面をもつことを指摘されるべきである。何故
ならば現在何等実際的な使用方法が実証されて居らず、
これを処理するのは極めて困難で高価であり、一方これ
らはパーテイクルボードとして製造された公知のパネル
と仕上に関して同じ特性を持つパネルにすることがで
き、従ってこれと同じ仕上げ技術を受けることができる
からである。
当に重要な面をもつことを指摘されるべきである。何故
ならば現在何等実際的な使用方法が実証されて居らず、
これを処理するのは極めて困難で高価であり、一方これ
らはパーテイクルボードとして製造された公知のパネル
と仕上に関して同じ特性を持つパネルにすることがで
き、従ってこれと同じ仕上げ技術を受けることができる
からである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00
Claims (13)
- 【請求項1】 パネルを製造する方法において、 適当に樹脂と混合されたこまかい粒子寸法の木の削りく
ずが熱可塑性樹脂をコートされたカードを含むシート材
料の断片の質量の外側に分布され、斯のようにして得ら
れた組成は熱可塑性材料の軟化点よりも高く、用いられ
た樹脂の重合温度より高い温度においてモ−ルドの中で
圧縮され、引続き冷却されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、当該断片は熱
間プレスされる以前に乾燥されてその湿分含量を4%以
下好ましくは約2%に減ずることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1の方法において、当該断片は、
熱間プレスされる以前に熱可塑性樹脂の軟化点よりも低
い温度において予備加熱を受けることを特徴とする方
法。 - 【請求項4】 請求項1の方法において、熱間圧縮段階
の完了後に圧縮された材料は、熱可塑性樹脂の軟化点よ
りも相当に低い内部温度に達する迄加圧の下で冷却され
ることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項1の方法において、当該断片は約
15から25kg/cm2に亘る圧力値で圧縮されるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項6】 請求項1の方法において、熱間圧縮段階
は仕上げられたパネルの厚さ1mm当り15秒から30
秒に亘る継続時間を有することを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項1の方法において、熱可塑性樹脂
は多層材料の断片に質量の中で分散されて添加剤として
加えられることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項7の方法において、熱可塑性樹脂
は断片の重量の5から15%の範囲で好ましくは約10
%存在することを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項1の方法において、熱硬化性樹脂
は多層材料の断片に質量中に分散された添加剤として加
えられることを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項9の方法において、熱硬化性樹
脂は断片の重量の中で5から15%に亘るパ−センテー
ジで好ましくは5から10%添加剤として加えられるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項1の方法において、不活性のフ
イラーが多層材料の断片に質量中に分散されて添加剤と
して加えられることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 適当に樹脂と混合されたこまかい粒子
寸法の木の削りくずの2層を、カードボートと熱可塑性
樹脂で接着された材料からなるシート材料の断片の塊り
の外側にモールドすることにより接着され、熱間圧縮に
よって得られることを特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項12の方法において、請求項1
より11迄の中の1つ又は複数の方法によって製造され
ることを特徴とする方法。
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