JPH076815A - 端末用コネクタの電線保持構造 - Google Patents
端末用コネクタの電線保持構造Info
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- JPH076815A JPH076815A JP5172051A JP17205193A JPH076815A JP H076815 A JPH076815 A JP H076815A JP 5172051 A JP5172051 A JP 5172051A JP 17205193 A JP17205193 A JP 17205193A JP H076815 A JPH076815 A JP H076815A
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- electric wire
- terminal
- housing
- wire
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さな押圧力で端末用端子の電線部分を保護
すると共に、抜き出し方向の外力を受けても確実に接続
状態を保持できる端末用コネクタの電線保持構造を提供
する。 【構成】 端末用コネクタAはコネクタハウジング2と
電線押圧用保護クランプ3とより構成されている。該電
線押圧用保護クランプ3は電線支持部5の外側に形成さ
れたクランプ用溝部6に嵌合される。前記電線押圧用保
護クランプ3の側板部7には係止孔8が設けてあり、前
記クランプ用溝部6に設けられた突起部9に係合ロック
される。また前記電線押圧用保護クランプ3の内側に
は、前記側板部7と略同じ長さで平行に垂下された電線
曲げ用ガイド10が設けてある。該電線曲げ用ガイド1
0の先端には側板部7側に傾斜面11が設けてあり、そ
の上方は電線押圧部12を構成している。
すると共に、抜き出し方向の外力を受けても確実に接続
状態を保持できる端末用コネクタの電線保持構造を提供
する。 【構成】 端末用コネクタAはコネクタハウジング2と
電線押圧用保護クランプ3とより構成されている。該電
線押圧用保護クランプ3は電線支持部5の外側に形成さ
れたクランプ用溝部6に嵌合される。前記電線押圧用保
護クランプ3の側板部7には係止孔8が設けてあり、前
記クランプ用溝部6に設けられた突起部9に係合ロック
される。また前記電線押圧用保護クランプ3の内側に
は、前記側板部7と略同じ長さで平行に垂下された電線
曲げ用ガイド10が設けてある。該電線曲げ用ガイド1
0の先端には側板部7側に傾斜面11が設けてあり、そ
の上方は電線押圧部12を構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワー線や電線本数の
多いワイヤハーネス等の接続に用いられる端末用コネク
タの電線保持構造に関するものである。
多いワイヤハーネス等の接続に用いられる端末用コネク
タの電線保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端末用コネクタの電線保持構造
は、図9に示すように絶縁性材料より形成されたコンタ
クトハウジング40に、ジグザグ状に配列した複数個の
端子部を設け、前記コンタクトハウジング40上に前記
端子部の先端を突出させ、前記端子部に電線を誘導する
溝部を備えた第1のケーブルハウジング41を取り付け
る。次に、該第1のケーブルハウジング41の上部にフ
ラットケーブル42を載置しておき、該ケーブル42の
上部より前記第1のケーブルハウジング41に嵌合する
雌型の第2のケーブルハウジング43を取り付ける。更
に、該第2のケーブルハウジング43の上方より押圧を
加えて第1のケーブルハウジング41及び第2のケーブ
ルハウジング43とを締着せしめることにより、前記フ
ラットケーブル42の各素線間を切離して端子部に接続
するように構成されている。
は、図9に示すように絶縁性材料より形成されたコンタ
クトハウジング40に、ジグザグ状に配列した複数個の
端子部を設け、前記コンタクトハウジング40上に前記
端子部の先端を突出させ、前記端子部に電線を誘導する
溝部を備えた第1のケーブルハウジング41を取り付け
る。次に、該第1のケーブルハウジング41の上部にフ
ラットケーブル42を載置しておき、該ケーブル42の
上部より前記第1のケーブルハウジング41に嵌合する
雌型の第2のケーブルハウジング43を取り付ける。更
に、該第2のケーブルハウジング43の上方より押圧を
加えて第1のケーブルハウジング41及び第2のケーブ
ルハウジング43とを締着せしめることにより、前記フ
ラットケーブル42の各素線間を切離して端子部に接続
するように構成されている。
【0003】前記第1のケーブルハウジング41の前記
溝部はその後半部(素線の抜け出る方向)に傾斜部が設
けてあり、第2のケーブルハウジング43の前記溝部は
その前半部に傾斜部が設けてあり、前記フラットケーブ
ル42の切離された素線は前記傾斜面で保持するように
構成されている。特に、端末側(矢印C側)では素線を
1回折り曲げてその上部に保護カバー44を取り付け固
定するように構成されている。
溝部はその後半部(素線の抜け出る方向)に傾斜部が設
けてあり、第2のケーブルハウジング43の前記溝部は
その前半部に傾斜部が設けてあり、前記フラットケーブ
ル42の切離された素線は前記傾斜面で保持するように
構成されている。特に、端末側(矢印C側)では素線を
1回折り曲げてその上部に保護カバー44を取り付け固
定するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
トケーブルの各素線間を切離したものを第1のケーブル
ハウジングと第2のケーブルハウジングとの傾斜面で保
持しておくには大きな押圧力が必要であり、またフラッ
トケーブルに抜き出し方向の外力が作用すると両端側の
素線にその外力が集中して第2のケーブルハウジングの
中間部分が浮き上がってしまい素線の圧接接続に悪影響
を及ぼす問題点がある。更に、パワー線やワイヤハーネ
スのように電線本数の多いものを端末で折り曲げてカバ
ーで保持するのには、大きな力を必要とすると共に、メ
ンテナンス時の作業効率の面で問題を残している。本発
明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたもので、小さ
な押圧力で端末用端子の電線部分を保護すると共に、抜
き出し方向の外力を受けても確実に接続状態を保持でき
る端末用コネクタの電線保持構造を提供することにあ
る。
トケーブルの各素線間を切離したものを第1のケーブル
ハウジングと第2のケーブルハウジングとの傾斜面で保
持しておくには大きな押圧力が必要であり、またフラッ
トケーブルに抜き出し方向の外力が作用すると両端側の
素線にその外力が集中して第2のケーブルハウジングの
中間部分が浮き上がってしまい素線の圧接接続に悪影響
を及ぼす問題点がある。更に、パワー線やワイヤハーネ
スのように電線本数の多いものを端末で折り曲げてカバ
ーで保持するのには、大きな力を必要とすると共に、メ
ンテナンス時の作業効率の面で問題を残している。本発
明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたもので、小さ
な押圧力で端末用端子の電線部分を保護すると共に、抜
き出し方向の外力を受けても確実に接続状態を保持でき
る端末用コネクタの電線保持構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数の電線端末にそれぞれ端末用端子を装着してコネクタ
ハウジング内に収納する端末用コネクタの電線保持構造
において、前記端末用コネクタの電線を挿入する電線挿
入口側の両側端部に、前記コネクタハウジングの両側端
に配索された電線を支持する電線支持部を設け、該電線
支持部に着脱自在に装着され両側端の電線を前記電線支
持部に押圧する電線押圧部を電線押圧用保護クランプに
設けたことを特徴とする端末用コネクタの電線保持構造
により達成することができる。また、本発明の上記目的
は、複数の電線端末にそれぞれ端末用端子を装着してコ
ネクタハウジング内に収納する端末用コネクタの電線保
持構造において、前記端末用コネクタの電線を挿入する
電線挿入口側の両側端部に、凸状に形成された電線支持
部を設けたハウジング本体と、該ハウジング本体に被着
され前記電線支持部と協働して両側端部に配索された電
線を押圧する電線押圧部をハウジング保護カバーの内面
に設けたことを特徴とする端末用コネクタの電線保持構
造により達成することができる。
数の電線端末にそれぞれ端末用端子を装着してコネクタ
ハウジング内に収納する端末用コネクタの電線保持構造
において、前記端末用コネクタの電線を挿入する電線挿
入口側の両側端部に、前記コネクタハウジングの両側端
に配索された電線を支持する電線支持部を設け、該電線
支持部に着脱自在に装着され両側端の電線を前記電線支
持部に押圧する電線押圧部を電線押圧用保護クランプに
設けたことを特徴とする端末用コネクタの電線保持構造
により達成することができる。また、本発明の上記目的
は、複数の電線端末にそれぞれ端末用端子を装着してコ
ネクタハウジング内に収納する端末用コネクタの電線保
持構造において、前記端末用コネクタの電線を挿入する
電線挿入口側の両側端部に、凸状に形成された電線支持
部を設けたハウジング本体と、該ハウジング本体に被着
され前記電線支持部と協働して両側端部に配索された電
線を押圧する電線押圧部をハウジング保護カバーの内面
に設けたことを特徴とする端末用コネクタの電線保持構
造により達成することができる。
【0006】
【作 用】本発明に係わる端末用コネクタの電線保持構
造によれば、ハウジングの電線挿入口側面に設けた電線
支持部に電線を押圧する電線押圧用保護クランプによっ
てハウジングの両側端部に配索された電線が押圧保持さ
れる。これにより、前記両側端部に配索された電線は電
線支持部と電線押圧用保護クランプ部との協働により電
線挿入方向に対して直角な電線支持部側に屈曲保持され
るので、小さな押圧力で電線保持構造を形成することが
でき、確実に電線の抜け出しを防止することができる。
また、電線挿入口側の両側端部に電線支持部を設けたハ
ウジング本体と、該ハウジング本体に被着され前記電線
支持部と協働して両側端部に配索された電線を押圧する
電線押圧部をハウジング保護カバーの内面に設けた。こ
れにより、外力は両側端部の電線に加わり、他の電線に
は影響を及ぼさない。また、両側端部の電線は電線支持
部と電線押圧部とにより確実に保持されているので外力
を受けても、確実に電線の抜け出しを防止することがで
きる。
造によれば、ハウジングの電線挿入口側面に設けた電線
支持部に電線を押圧する電線押圧用保護クランプによっ
てハウジングの両側端部に配索された電線が押圧保持さ
れる。これにより、前記両側端部に配索された電線は電
線支持部と電線押圧用保護クランプ部との協働により電
線挿入方向に対して直角な電線支持部側に屈曲保持され
るので、小さな押圧力で電線保持構造を形成することが
でき、確実に電線の抜け出しを防止することができる。
また、電線挿入口側の両側端部に電線支持部を設けたハ
ウジング本体と、該ハウジング本体に被着され前記電線
支持部と協働して両側端部に配索された電線を押圧する
電線押圧部をハウジング保護カバーの内面に設けた。こ
れにより、外力は両側端部の電線に加わり、他の電線に
は影響を及ぼさない。また、両側端部の電線は電線支持
部と電線押圧部とにより確実に保持されているので外力
を受けても、確実に電線の抜け出しを防止することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を第1実施例と第2実
施例とに分けて詳細に説明する。第1実施例は図1乃至
図4に示すもので、第2実施例は図5乃至図8に示すも
のである。図1は本発明の第1実施例である端末用コネ
クタの電線保持構造を示す分解斜視図、図2は電線押圧
用保護クランプがコネクタハウジングに嵌合された状態
を示す斜視図、図3は図2におけるD−D断面図、図4
は図2におけるE−E断面図である。
施例とに分けて詳細に説明する。第1実施例は図1乃至
図4に示すもので、第2実施例は図5乃至図8に示すも
のである。図1は本発明の第1実施例である端末用コネ
クタの電線保持構造を示す分解斜視図、図2は電線押圧
用保護クランプがコネクタハウジングに嵌合された状態
を示す斜視図、図3は図2におけるD−D断面図、図4
は図2におけるE−E断面図である。
【0008】図1に示すように端末用コネクタAは、複
数本の電線1を接続するコネクタハウジング2と電線押
圧用保護クランプ3とより構成されている。該電線押圧
用保護クランプ3は絶縁性材料から成り、コネクタハウ
ジング2の電線1の電線挿入口4側に設けられた電線支
持部5の外側に形成されたクランプ用溝部6に嵌合され
る形状で、下方に向って開いたコの字状に構成されてい
る。この電線押圧用保護クランプ3の外側で下方に向う
側板部7には係止孔8が設けてあって、この係止孔8は
前記クランプ用溝部6に設けられた突起部9に係合ロッ
クされるようになっている(図2参照)。前記電線押圧
用保護クランプ3の内側には、前記側板部7と略同じ長
さで平行に垂下された電線曲げ用ガイド10が設けてあ
る。この電線曲げ用ガイド10は側板部7の内側面より
前記電線支持部5の肉厚と、電線1の外径とを加えた長
さより僅かに短い間隔をおいて設けられた角柱状の絶縁
部材であり、先端には側板部7側に傾斜面11を設けて
あって、その上方は電線押圧部12を構成している。
数本の電線1を接続するコネクタハウジング2と電線押
圧用保護クランプ3とより構成されている。該電線押圧
用保護クランプ3は絶縁性材料から成り、コネクタハウ
ジング2の電線1の電線挿入口4側に設けられた電線支
持部5の外側に形成されたクランプ用溝部6に嵌合され
る形状で、下方に向って開いたコの字状に構成されてい
る。この電線押圧用保護クランプ3の外側で下方に向う
側板部7には係止孔8が設けてあって、この係止孔8は
前記クランプ用溝部6に設けられた突起部9に係合ロッ
クされるようになっている(図2参照)。前記電線押圧
用保護クランプ3の内側には、前記側板部7と略同じ長
さで平行に垂下された電線曲げ用ガイド10が設けてあ
る。この電線曲げ用ガイド10は側板部7の内側面より
前記電線支持部5の肉厚と、電線1の外径とを加えた長
さより僅かに短い間隔をおいて設けられた角柱状の絶縁
部材であり、先端には側板部7側に傾斜面11を設けて
あって、その上方は電線押圧部12を構成している。
【0009】図3に示すように前記コネクタハウジング
2は、電線1に端末用端子13を固着したものを複数個
一列に並べ、上下2段より形成された絶縁部材から成る
ハウジングで、電線1の挿入方向の先端側には他のコネ
クタとの接続口14が設けてある。そして、各端末用端
子13の間は全て絶縁部材の壁面が形成されている。前
記コネクタハウジング2の電線1の電線挿入口4側に
は、コネクタハウジング2の下面から両側面にかけて上
向きのコの字状の電線支持部5が設けてあって、左右両
側面の外側にはクランプ用溝部6が設けてある。このク
ランプ用溝部6の反対面となる電線支持部5の内側面に
は、僅かな段差を介して電線支持面15が形成されてい
る。
2は、電線1に端末用端子13を固着したものを複数個
一列に並べ、上下2段より形成された絶縁部材から成る
ハウジングで、電線1の挿入方向の先端側には他のコネ
クタとの接続口14が設けてある。そして、各端末用端
子13の間は全て絶縁部材の壁面が形成されている。前
記コネクタハウジング2の電線1の電線挿入口4側に
は、コネクタハウジング2の下面から両側面にかけて上
向きのコの字状の電線支持部5が設けてあって、左右両
側面の外側にはクランプ用溝部6が設けてある。このク
ランプ用溝部6の反対面となる電線支持部5の内側面に
は、僅かな段差を介して電線支持面15が形成されてい
る。
【0010】上記のように構成されたコネクタハウジン
グ2に、端末用端子13を設けた電線1を図1に示すよ
うに装着し、電線支持部5の上方より電線押圧用保護ク
ランプ3をクランプ用溝部6に合わせて挿入セットする
と、図2に示すように、電線押圧用保護クランプ3の係
止孔8は突起部9に係合ロックされる。図3及び図4に
示すように、この係合ロックされた状態では、電線押圧
用保護クランプ3に設けてある電線曲げ用ガイド10の
先端の傾斜面11が、コネクタハウジング2の両端部に
配索された電線1を取り込み、電線押圧用保護クランプ
3の押し込みにより、両端部の電線1は電線曲げ用ガイ
ド10の電線押圧部12によって電線支持部5の電線支
持面15に押し当てられ、図3に示したように、電線1
の当該部分を屈曲させて保持することになる。この保持
によって両側に配線された電線1は他の配線部分よりそ
の長さが短くなり、電線に引張り力が作用しても、その
外力は両端側の電線だけが受けるので他の線に対する影
響はなく確実に保持される。
グ2に、端末用端子13を設けた電線1を図1に示すよ
うに装着し、電線支持部5の上方より電線押圧用保護ク
ランプ3をクランプ用溝部6に合わせて挿入セットする
と、図2に示すように、電線押圧用保護クランプ3の係
止孔8は突起部9に係合ロックされる。図3及び図4に
示すように、この係合ロックされた状態では、電線押圧
用保護クランプ3に設けてある電線曲げ用ガイド10の
先端の傾斜面11が、コネクタハウジング2の両端部に
配索された電線1を取り込み、電線押圧用保護クランプ
3の押し込みにより、両端部の電線1は電線曲げ用ガイ
ド10の電線押圧部12によって電線支持部5の電線支
持面15に押し当てられ、図3に示したように、電線1
の当該部分を屈曲させて保持することになる。この保持
によって両側に配線された電線1は他の配線部分よりそ
の長さが短くなり、電線に引張り力が作用しても、その
外力は両端側の電線だけが受けるので他の線に対する影
響はなく確実に保持される。
【0011】本発明の第2実施例を図5乃至図8に示
す。図5は本実施例である端末用コネクタの外観斜視
図、図6は図5におけるF−F断面図、図7は図5にお
ける分解斜視図、図8は図7における保護カバーのG−
G断面図である。図5に示すように本発明の第2実施例
である端末用コネクタBは、端末用端子を内蔵したハウ
ジング本体16と、該ハウジング本体16に被着される
ハウジング保護カバー17とより構成されている。
す。図5は本実施例である端末用コネクタの外観斜視
図、図6は図5におけるF−F断面図、図7は図5にお
ける分解斜視図、図8は図7における保護カバーのG−
G断面図である。図5に示すように本発明の第2実施例
である端末用コネクタBは、端末用端子を内蔵したハウ
ジング本体16と、該ハウジング本体16に被着される
ハウジング保護カバー17とより構成されている。
【0012】図6に示すようにハウジング保護カバー1
7を前記ハウジング本体16上に被着せしめると、端末
用端子18にそれぞれ接続されている電線1の内、両端
側に配線され前記電線支持部24上に挿通された電線1
は、ハウジング保護カバー17の電線押圧部29によっ
て上方から押圧され、前記電線支持面22上に押し付け
られるので、両端側の電線1は電線支持部24と電線押
圧部29との協働によってクランク状に折り曲げられ、
しかも両端側の電線の長さを短かくするので、該両端側
の電線1に主に外力が作用し、他の電線1への影響はほ
とんどなく安定して保持される。
7を前記ハウジング本体16上に被着せしめると、端末
用端子18にそれぞれ接続されている電線1の内、両端
側に配線され前記電線支持部24上に挿通された電線1
は、ハウジング保護カバー17の電線押圧部29によっ
て上方から押圧され、前記電線支持面22上に押し付け
られるので、両端側の電線1は電線支持部24と電線押
圧部29との協働によってクランク状に折り曲げられ、
しかも両端側の電線の長さを短かくするので、該両端側
の電線1に主に外力が作用し、他の電線1への影響はほ
とんどなく安定して保持される。
【0013】図7に示すようにハウジング本体16は、
縦方向に設けられた端末用端子18を上段部19と下段
部20とにそれぞれ複列で複数個ずつ配設したコネクタ
ハウジング21と、該コネクタハウジング21の下段部
20の上面より延設された電線支持面22が形成されて
おり、該電線支持面22の後端部は電線1の電線挿入口
23を成している。この電線挿入口23の両側端には電
線支持部24が設けてあり、該電線支持部24は前記電
線支持面22に対して垂直方向に立設された凸部で、ト
ップ面は半円形状に形成され、その幅はコネクタハウジ
ング21の一方の端部に接続された電線1を挿通する幅
に成っている。この電線支持部24の各々両側には挿通
させた電線1を支持する障壁板25が両側端に形成され
ており、挿通された電線1の逸脱を阻止するように成っ
ている。このハウジング本体16の側面上には、後述す
るハウジング保護カバー17を係止する係止突起26が
設けられている。
縦方向に設けられた端末用端子18を上段部19と下段
部20とにそれぞれ複列で複数個ずつ配設したコネクタ
ハウジング21と、該コネクタハウジング21の下段部
20の上面より延設された電線支持面22が形成されて
おり、該電線支持面22の後端部は電線1の電線挿入口
23を成している。この電線挿入口23の両側端には電
線支持部24が設けてあり、該電線支持部24は前記電
線支持面22に対して垂直方向に立設された凸部で、ト
ップ面は半円形状に形成され、その幅はコネクタハウジ
ング21の一方の端部に接続された電線1を挿通する幅
に成っている。この電線支持部24の各々両側には挿通
させた電線1を支持する障壁板25が両側端に形成され
ており、挿通された電線1の逸脱を阻止するように成っ
ている。このハウジング本体16の側面上には、後述す
るハウジング保護カバー17を係止する係止突起26が
設けられている。
【0014】前記ハウジング保護カバー17は、上面フ
ラットな蓋状形態で前記ハウジング本体16の電線挿入
口23の面側を除いた3面側を側面板27によって形成
している。そして、対向する該側面板27上には、前記
ハウジング本体16に設けた係止突起26に嵌合する係
止孔28が穿設されている。図8に示すように前記ハウ
ジング保護カバー17の内側面には、前記電線支持部2
4の凸部に類似した形状の電線押圧部29が設けられて
いる。該電線押圧部29は電線支持部24より内側で且
つ電線支持部24と対向する位置に垂設されている。前
記電線押圧部29の先端は断面半円形状を成し、その先
端は前記電線支持面22に置かれた電線1を電線支持面
22に押圧するに十分な高さを持って形成されている。
ラットな蓋状形態で前記ハウジング本体16の電線挿入
口23の面側を除いた3面側を側面板27によって形成
している。そして、対向する該側面板27上には、前記
ハウジング本体16に設けた係止突起26に嵌合する係
止孔28が穿設されている。図8に示すように前記ハウ
ジング保護カバー17の内側面には、前記電線支持部2
4の凸部に類似した形状の電線押圧部29が設けられて
いる。該電線押圧部29は電線支持部24より内側で且
つ電線支持部24と対向する位置に垂設されている。前
記電線押圧部29の先端は断面半円形状を成し、その先
端は前記電線支持面22に置かれた電線1を電線支持面
22に押圧するに十分な高さを持って形成されている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末用コネ
クタの電線保持構造によれば、電線支持部と電線押圧部
との協働でコネクタの両端部に接続された電線を屈曲さ
せ、他の電線よりも僅かに短かくすることにより、小さ
な押圧力で端末用端子と電線との接続を保護する電線保
持構造を形成することができると共に、電線に作用する
外力を両端部の電線に吸収させ、安定した接続状態を保
持することができる。
クタの電線保持構造によれば、電線支持部と電線押圧部
との協働でコネクタの両端部に接続された電線を屈曲さ
せ、他の電線よりも僅かに短かくすることにより、小さ
な押圧力で端末用端子と電線との接続を保護する電線保
持構造を形成することができると共に、電線に作用する
外力を両端部の電線に吸収させ、安定した接続状態を保
持することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す端末用コネクタの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1の外観斜視図である。
【図3】図2におけるD−D断面図である。
【図4】図2におけるE−E断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す端末用コネクタの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図6】図5におけるF−F断面図である。
【図7】図5における分解斜視図である。
【図8】図7における保護カバーのG−G断面図であ
る。
る。
【図9】従来例の端末用コネクタを示す外観斜視図であ
る。
る。
1 電線 2 コネクタハウジング 3 電線押圧用保護クランプ 4 電線挿入口 5 電線支持部 6 クランプ用溝部 7 側板部 8 係止孔 9 突起部 10 電線曲げ用ガイド 11 傾斜面 12 電線押圧部 13 端末用端子 14 接続口 15 電線支持面 16 ハウジング本体 17 ハウジング保護カバー 18 端末用端子 19 上段部 20 下段部 21 コネクタハウジング 22 電線支持面 23 電線挿入口 24 電線支持部 25 障壁板 26 係止突起 27 側面板 28 係止孔 29 電線押圧部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の電線端末にそれぞれ端末用端子を
装着してコネクタハウジング内に収納する端末用コネク
タの電線保持構造において、前記端末用コネクタの電線
を挿入する電線挿入口側の両側端部に、前記コネクタハ
ウジングの両側端に配索された電線を支持する電線支持
部を設け、該電線支持部に着脱自在に装着され両側端の
電線を前記電線支持部に押圧する電線押圧部を電線押圧
用保護クランプに設けたことを特徴とする端末用コネク
タの電線保持構造。 - 【請求項2】 複数の電線端末にそれぞれ端末用端子を
装着してコネクタハウジング内に収納する端末用コネク
タの電線保持構造において、前記端末用コネクタの電線
を挿入する電線挿入口側の両側端部に、凸状に形成され
た電線支持部を設けたハウジング本体と、該ハウジング
本体に被着され前記電線支持部と協働して両側端部に配
索された電線を押圧する電線押圧部をハウジング保護カ
バーの内面に設けたことを特徴とする端末用コネクタの
電線保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172051A JPH076815A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 端末用コネクタの電線保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172051A JPH076815A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 端末用コネクタの電線保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076815A true JPH076815A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15934629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5172051A Pending JPH076815A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 端末用コネクタの電線保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076815A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-06-21 JP JP5172051A patent/JPH076815A/ja active Pending
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