JPH076785U - 地震警報装置 - Google Patents

地震警報装置

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JPH076785U
JPH076785U JP3591693U JP3591693U JPH076785U JP H076785 U JPH076785 U JP H076785U JP 3591693 U JP3591693 U JP 3591693U JP 3591693 U JP3591693 U JP 3591693U JP H076785 U JPH076785 U JP H076785U
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ball
hollow housing
earthquake
horizontal surface
alarm
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Application number
JP3591693U
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English (en)
Inventor
文 斌 陳
Original Assignee
文 斌 陳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で比較的安価に作製でき、一般家
庭、事務所等に容易に設置できる警報音発生機能を有す
る地震警報器を提供する。 【構成】 中空ハウジング(20)と、中空ハウジング
内に収容され、水平面(32)を有する台座(30)
と、水平面(32)上に載置される少なくとも1個のボ
ール(34)と、中空ハウジング(20)の底部に取り
付けられ、水平面(32)から落下したボール(34)
によって導通せしめられる接点(21)と、接点が導通
したとき警報音を発するアラーム装置(13a,13
b)と、水準器(12)と、を具えたことを特徴とす
る。 【効果】 地震発生時には、水平面(32)上に載置さ
れたボール(34)が水平面から転がり落ちて、中空ハ
ウジング(20)の底部に設けた接点(21)を導通さ
せ、これによりアラーム装置(13)が作動して警報音
を発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種の地震警報装置に関するもので、特に震度2〜3以上の地震、 即ち振幅が0.1cm程度以上の地震に対して警報を発する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人類に対する地震の脅威は、往々にして被災地域の住民社会の存亡にまで関わ ることがあるが、このような脅威は、地球の表面近くの地殻変動に起因するもの であるため、避けることができない。地震がもたらす損害は、ただ単に被災地域 の建造物の倒壊、火災の発生等にとどまらず、水力、電力、ガス等の設備の破壊 を伴い、被害の範囲と規模が大幅に拡大する場合が多い。それ故、地震の予知は 各国の主な防災対策の目標の一つとなっている。しかし、科学技術が高度の発展 を遂げた今日においても、地震予知の技術は未だ不充分な状態にあり、地震の発 生を事前に正確に知ることはできない。
【0003】 このような現状の下で、一般民衆は、大規模地震の前兆となることが多い微震 の段階で相当な警戒心を持つように心掛け、これにより被害の拡大を未然に防ぎ 、安全を確保しなければならない。然しながら、普通の微震は、公的な観測所の 地震計によって測定はされるが、それを発表する否か、発表するにしてもその時 期をいつにするか等いろいろな問題があり、一般民衆にただちに知らされるとい う保証はなく、そのため各人、各家庭で適切な防災処置を取ることができない場 合も大いに予想される。普通の地震で震度3に達した時には、0.1cmの振幅が 生じ、この場合には、地震の一層の拡大に備えて相当の警戒を心掛けなければな らない。しかし、多忙な現代社会においては、往々にしてこの程度の地震の振幅 は一般多数の人間には感知できず、特に夜間の睡眠中はこのような地震に対する 警戒心は全く失われ、生理的な感覚で発見することは困難で、即時の警報もない とすれば、まことに危険な状況にある。それ故、災害予防の観点から言えば、振 幅がある程度に達したとき直ちに警報を発する装置を一般家庭等に備えておくこ とは非常に有意義なことである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は叙上の観点に立ってなされたものであり、その主要な目的は、構造が 簡単で比較的安価に作製でき、一般家庭、事務所等に容易に設置できる警報音発 生機能を有する地震警報器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、中空ハウジングと、中空ハウジング内に収容され、水平面を有 する台座と、水平面上に載置される少なくとも1個のボールと、中空ハウジング の底部に取り付けられ、水平面から落下したボールによって導通せしめられる接 点と、接点が導通したとき警報音を発するアラーム装置と、水準器と、を具えた ことを特徴とする地震警報装置によって達成できる。
【0006】 震度3を超えたときに水平面からボールが落下するように、平常時における水 平面上のボールの停止位置から水平面の端縁までの間隔を約0.1cmとすることが 推奨される。
【0007】 なお、通常は、上記ボールを銅その他の導電性の材料で作製し、接点間をボー ル自体で接続してボール自体を通じて電流が流れることにより接点が導通するよ うに構成するが、不導体のボールを用い、ボールの重さでマイクロスイッチ等を 導通させるようにしたり、フォトカプラでボールを検知することにより警報を発 するように構成してもよい。
【0008】 また、ボールは1個でもよいが、通常は、各方向の振動を感知し得るよう複数 個のボールを用い、何れか1つでも落下すれば接点が導通して警報が発せられる ように構成することが推奨される。
【0009】
【作用】 上記の如き構成であると、地震発生時には、水平面上に載置されたボールが水 平面から転がり落ちて、中空ハウジングの底部に設けた接点を導通させ、これに よりアラーム装置が作動して警報音を発生するため、微震の発生段階でこれを知 り、適切な安全措置を取ることができると共に、簡単な構造であるため、比較的 安価に作製でき、一般家庭、事務所等で広く利用できるものである。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しつゝ本考案を具体的に説明する。 図1は、本考案に係る地震警報装置の構造の一実施例を示す一部破断斜視図で ある。 図2は、その作動状態を示す説明図である。 図3は、図1に示した地震警報装置を壁に取り付けた状態を示す外観斜視図で ある。
【0011】 而して、本考案の図示した実施例の地震警報装置は、大別して、基台10、球 状の中空ハウジング20、台座30より組立てられ、その中の基台10には両側 に固定縁11があり、固定縁11に明けた孔に通したネジにより、壁等に取り付 けて使用するようになっている。基台10の前面には水準器12を設けて、固定 時に後述の水平面32が確実に水平を保てるようにする。基台10の中には、電 気回路13a及びスピーカ13bから成るアラーム装置13を収納し、後述の接 点21と連動して警報音を発するようになっている。
【0012】 基台10の上部には球状の中空ハウジング20を設置する。中空ハウジング2 0は透明であり、上半球蓋体22と下半球体23をネジで締め合わせてある。下 半球体23の側壁には一つの扉24を設ける。
【0013】 中空ハウジング20の中には一つの台座30を設け、その台座は支柱31で下 半球体23の内部に固定し、台座30の上面は水平面32として形成する。水平 面32の外周縁より外側は下方に向かう円錐面33として形成する。水平面32 の中央には四角柱体を設け、その四側面のそれぞれに凹状の窪みを形成し、4個 の銅のボール34を置けるようにする。水平面32の大きさは、ここに載置され た平常時におけるボール34の停止位置から水平面の端縁(円錐面33の上端縁 )までの間隔が0.1cmとなるように設定する。円錐面33と中空ハウジング20 との間には、銅のボール34が通過できるような隙間がある。
【0014】 下半球体23の底部には一対の接点21を設け、この接点21は前記の如くア ラーム装置13の電気回路13aと接続されていて、銅のボール34が円錐面3 3より落下して接点21に触れた時、アラーム装置のスピーカ13bが警報を発 するようになっている。
【0015】 而して、本考案に係る地震警報装置は、一般家庭又は事務所等の適宜の箇所に 、水準器12を利用して水平面32が水平になるように取り付け、水平面32上 にボール34をセットした状態で、電源に接続ししておく。
【0016】 地震が発生し、その振幅が0.1cm以上に達すると、銅のボール34が水平面 32から脱落し、円錐面33に沿って転がり落ちて、台座30と球状の中空ハウ ジング20との間の隙間を通過してハウジングの底部に落ち込み、接点21に触 れて、アラーム装置13が作動し、周囲の人間に即時に地震が発生したことを知 らせる。これにより、人々は適切な安全措置をこうじることができ、警報の目的 が達せられる。
【0017】 所定期間経過後には、下半球体23の扉24を開けて、銅のボール34を取り 出して再び上半球蓋体22を開けて水平面32上に置き直すことができる。
【0018】 なお、上記実施例においては、ボール34を銅その他の導電性の材料で作製し 、一対の接点21間をボール自体で接続してボール自体を通じて電流が流れるこ とにより接点が導通するように構成したが、不導体のボールを用い、ボールの重 さでマイクロスイッチ等を導通させるようにしたり、リードスイッチを用いたり 、フォトカプラでボールを検知することにより警報を発するように構成してもよ い。
【0019】 また、上記実施例においては、ボール34を4個使用したが、ボールの数は適 宜増減してもよい。
【0020】 また、中空ハウジング20は、球状のものに限らず、水平面32から落下した ボールが底部の接点位置まで円滑に転がり落ちる形状のものであれば、任意の形 状のものを採用し得る。
【0021】 図示した実施例では、基台10の上に中空ハウジング20を取り付けるように したが、基台10を特に設けず、中空ハウジング内の適宜の箇所にアラーム装置 13を設け、中空ハウジング自体を壁その他適宜の箇所に設置できるようにして もよい。
【0022】 アラーム装置13も、スピーカを用いるものに限らず、電磁ベル等を用いても よい。
【0023】 更にまた、図示した実施例では、アラーム装置の電源として商用電源を利用す るよう描いたが、電池で作動するように構成してもよい。
【0024】
【考案の効果】
本考案は叙上の如く構成されるから、本考案によるときは、高感度で地震の発 生を検知でき、構造が簡単で製造しやすく、コストも安いので、一般家庭や事務 所等で使用するのに好適な地震警報装置を提供し得るものである。
【0025】 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものでなく、上記の説明から当業者 が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る地震警報装置の構造の一実施例を
示す一部破断斜視図である。
【図2】その作動状態を示す説明図である。
【図3】図1に示した地震警報装置を壁に取り付けた状
態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
10 基台 11 固定縁 12 水準器 13 アラーム装置 13a 電気回路 13b スピーカ 20 中空ハウジング 21 接点 22 上半球蓋体 23 下半球体 24 扉 30 台座 31 支柱 32 水平面 33 円錐面 34 ボール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空ハウジング(20)と、中空ハウジン
    グ内に収容され、水平面(32)を有する台座(30)
    と、水平面(32)上に載置される少なくとも1個のボ
    ール(34)と、中空ハウジング(20)の底部に取り
    付けられ、水平面(32)から落下したボール(34)
    によって導通せしめられる接点(21)と、接点が導通
    したとき警報音を発するアラーム装置(13a,13
    b)と、水準器(12)と、を具えたことを特徴とする
    地震警報装置。
  2. 【請求項2】水平面(32)上の平常時におけるボール
    (34)の停止位置から水平面の端縁までの間隔が約0.
    1cmである請求項1に記載の地震警報装置。
JP3591693U 1993-06-30 1993-06-30 地震警報装置 Pending JPH076785U (ja)

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JP3591693U JPH076785U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 地震警報装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531253U (ja) * 1978-08-21 1980-02-28
CN107314758A (zh) * 2017-09-01 2017-11-03 贵州省质安交通工程监控检测中心有限责任公司 一种边坡偏移监测装置及监测方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531253U (ja) * 1978-08-21 1980-02-28
CN107314758A (zh) * 2017-09-01 2017-11-03 贵州省质安交通工程监控检测中心有限责任公司 一种边坡偏移监测装置及监测方法
CN107314758B (zh) * 2017-09-01 2023-06-20 贵州省质安交通工程监控检测中心有限责任公司 一种边坡偏移监测装置及监测方法

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