JPH0767705B2 - 複合構造体の表面形状の改良方法 - Google Patents

複合構造体の表面形状の改良方法

Info

Publication number
JPH0767705B2
JPH0767705B2 JP4036975A JP3697592A JPH0767705B2 JP H0767705 B2 JPH0767705 B2 JP H0767705B2 JP 4036975 A JP4036975 A JP 4036975A JP 3697592 A JP3697592 A JP 3697592A JP H0767705 B2 JPH0767705 B2 JP H0767705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite
resin
temperature
fiber
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4036975A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05261743A (ja
Inventor
ハロルド・フラズィー・ギルス,ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP4036975A priority Critical patent/JPH0767705B2/ja
Publication of JPH05261743A publication Critical patent/JPH05261743A/ja
Publication of JPH0767705B2 publication Critical patent/JPH0767705B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合構造体の製造方法に
係り、特に、滑らかな表面プロフィ―ルの複合構造体の
製造方法に係る。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維で強化された複合製品が金属
のシ―トパネルから形成された部品の代替品となるため
には、そのような複合製品は、引張強さ、曲げ強さおよ
び衝撃強さのような適当な機械的性質を示さなければな
らないし、少なくとも一面に欠陥のない滑らかな表面を
もっていなければならない。強化された熱可塑性樹脂複
合材を車両のボディ―部品として使用するのに適してい
るかどうか現在検討が続けられている。ガラス繊維で強
化された複合材料で代替する候補として、自動車のフ―
ドやトランクのような広くて薄いボディ―部品として現
在使われている金属シ―トが考えられる。
【0003】一般に、そのようなガラス繊維で強化され
た複合ボディ―部品を製造するには、積層構造体が形成
されるように望みの量と構造にアレンジされた熱可塑性
樹脂‐繊維マットの層を用意し、その積層体を熱可塑性
樹脂系に応じて約200〜約375℃の範囲の温度に加
熱し、この積層体に約5〜約80ポンド/平方インチ
(lb/in2 )の範囲の圧力をかけて複合材料のブランク
を形成し、この複合材ブランクをフロ―成形または圧縮
成形によって成形して所望の車両用ボディ―部品を形成
する。このようなプロセスによって製造された複合材料
は車両用ボディ―部品として要求される機械的・曲げ強
さをもってはいるが、自動車用外板用途に合致する条件
を満たすのに同様に必要とされる欠陥のない高品質の滑
らかな表面仕上げを現存する複合構造体と加工技術で得
ることは困難である。複合材を製造・圧縮成形するため
の現存する方法に関する概論としては、1986年10
月の「サイエンティフィック・アメリカン(Scientific
American)」、第255巻、第4号、第192〜203
頁のチュ―(Chou, T.)らによる「複合材(Composite
s)」、ならびに1986年11月の「プラスチック技術
(Plastics Technology)」、第32巻、第11号、第6
1〜5頁のクロ―ン(Krone, J.R.)とウォ―カ―(Walke
r, J.H.)による「熱可塑性先進複合材の加工(Processin
g Thermoplastic Advanced Composites)」を参照された
い。
【0004】通常のフロ―成形法では、複合材ブランク
を常用のオ―ブンで対流または赤外輻射によって熱可塑
性樹脂に応じて約200〜約375℃の範囲の温度に加
熱する。オ―ブン中での初期加熱の間に繊維が脹らんで
複合材表面に樹脂に乏しいコ―ティング層が生じる。ま
た、この繊維の脹らみによりロフト(バルキー性)、す
なわち樹脂表面層中への繊維の移動が生じる。
【0005】オ―ブン加熱の後複合材はモ―ルドに移さ
れ、約1000〜約5000lb/in2 の範囲の圧力をか
けて成形される。このときのモ―ルド表面温度は約55
〜150℃である。複合材をオ―ブンからモ―ルドに移
す間、複合材表面が冷え、表面の樹脂がガラスに富む粗
い表面を伴う状態に「凍りつく」。この表面における樹
脂の「凍結」により、成形プロセスの間樹脂の自由流動
が妨げられ、その結果新たに形成される表面領域と元の
表面領域との間に粗い境界が生じる。さらに、成形プロ
セスの間に高温の樹脂がいくらか複合材の芯から表面へ
動くとはいっても、得られる複合材表面の樹脂の充填状
態は部分的でしかない。このような樹脂が部分的に充填
された表面、特にロフトした繊維の回りとその付近は表
面粗さの主因である。
【0006】この表面の粗さの問題は、結晶質熱可塑性
樹脂の複合材の場合、結晶質の熱可塑性樹脂が冷却の際
にかなり収縮し、そのため複合材の表面に繊維が突出さ
れることになるので特にやっかいである。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、結晶質熱可塑性樹脂を
含有する複合材の表面粗さを低減させる方法を提供する
ことである。
【0008】
【発明の概要】本発明は滑らかな表面をもつ結晶質熱可
塑性樹脂複合材物品の製造方法に係る。本発明の方法で
は、繊維束や繊維マットではなくて個別(バラバラ)の
繊維を使用し、かつ高温のモ―ルドインサ―トを使用す
る。
【0009】
【詳細な説明】本発明の方法は、(i)結晶質熱可塑性
物質中にランダムに分散した個別の強化用繊維のウェブ
を作成し、(ii)(a)結晶質熱可塑性物質の融解温度
より高い温度において加圧下でウェブを圧縮した後
(b)熱可塑性物質の融解温度より低い温度にウェブを
冷却することによって、強化された熱可塑性複合シ―ト
を作成し、(iii)前記熱可塑性物質の熱変形温度より低
い温度の2つのモ―ルドハ―フ(半金型)の間で前記複
合シ―トを圧縮成形するという工程を含んでおり、さら
に、圧縮成形の間にシ―トと隣接するモ―ルドハ―フと
の間にモ―ルドインサ―トを配置し、そのモ―ルドイン
サ―トの温度を熱可塑性樹脂の融解温度より高い温度に
する。
【0010】本発明の方法においては個別(バラバラ)
の繊維と加熱されたモ―ルドインサ―トとを組合せて使
用することによって、(i)高温のモ―ルドインサ―ト
プレ―トおよび繊維マットまたは繊維束を使用して作成
された複合材、あるいは(ii)加熱されたインサ―トを
使用しないで個別の繊維から作成された複合材のいずれ
よりも改良された表面特性を有する複合シ―トが得られ
る。
【0011】本発明で使用するのに適した熱可塑性材料
としては結晶質の熱可塑性樹脂がある。結晶質の樹脂は
はっきりした融点をもち、通常は不透明である。結晶質
の樹脂の中には、ナイロン6のような結晶質ポリアミ
ド、ブチレングリコ―ルとテレフタル酸から誘導された
ポリブチレンテレフタレ―トのような結晶質ポリエステ
ル、ビスフェノ―ルAポリカ―ボネ―トとポリブチレン
テレフタレ―トとのブレンド、ならびに、ナイロン6、
ポリフェニレンエ―テルおよびクエン酸のようなジカル
ボン酸を混和して得られる結晶性組成物がある。他の多
くの結晶質樹脂が周知である。
【0012】使用する強化用繊維は個別のバラバラの繊
維であり、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維およ
びアラミド繊維より成る群の中から選択されたものが好
ましい。これらの繊維は250〜750ミルから選択さ
れた長さと5〜30ミクロンから選択された直径を有す
るものが好ましい。繊維束や繊維マットは本発明の方法
にはふさわしくない。好ましい繊維はガラスフィラメン
トである。
【0013】強化用繊維と結晶質熱可塑性粉末からなる
ウェブは、水および界面活性剤分散プロセスで得られた
ものが好ましい。ウェブを製造するのに適した方法は、
ガトワ―ド(Gatward)らの米国特許第3,716,44
9号(援用する)に記載されている。可塑性粒子と強化
用繊維の不織繊維ウェブを作成するには、水、界面活性
剤、可塑性粉末および強化用繊維の水性発泡分散液を混
合し、この分散液から液体を除去してウェブを形成す
る。
【0014】複合シ―ト(複合材ブランクともいう)を
製造するには、前記ウェブを熱可塑性樹脂の融解温度よ
り高い温度において加圧下で圧密化する。
【0015】次いで、複合物品(複合構造体ともいう)
を製造するには、複合シ―トを融解温度より高い温度に
予熱した後、この予熱したシ―トを熱可塑性樹脂の熱変
形温度より低い温度にした2つのモ―ルドハ―フの間で
圧縮成形する。モ―ルドハ―フの温度は100〜200
°Fが好ましい。滑らかな表面を得るには、圧縮成形の
直前に、加熱されたモ―ルドインサ―トをシ―トの表面
とそれに近接するモ―ルドハ―フとの間に配置する。こ
のモ―ルドインサ―トは、圧縮成形中最初は熱可塑性物
質の融解温度より高い温度である。モ―ルドインサ―ト
は、たとえば40〜250ミル、好ましくは60〜12
5ミル、最も好ましくは100ミルの厚さをもった薄い
金属インサ―トであり、滑らかなクラスAの仕上げ面を
もっており、最終部品の形状をしている。インサ―トは
外部熱源により、成形する材料に応じて400〜700
°F、好ましくは500〜600°Fに加熱する。高温
のモ―ルドインサ―トを予熱した複合材ブランクと共に
モ―ルド内に配置し、モ―ルド内でプレスする。モ―ル
ドハ―フは、複合材と金属インサ―トから同時に熱を除
去するヒ―トシンクとして機能する。複合材が充分に冷
却されて樹脂のガラス転移温度より低くなったとき、イ
ンサ―トと得られた複合物品とを取出し、インサ―トは
次のサイクルに向けて加熱する。本発明の方法を用いて
作成した複合物品は高温のモ―ルドインサ―トの表面品
質をそのままもっており、表面の気孔、ブランク境界、
ガラス突起および繊維端が減少している。
【0016】高温のモ―ルドインサ―トは本発明以前か
ら使用されていたが、繊維束や繊維マットの複合材を使
用したときには複合材の表面におけるガラスの突出の問
題があった。本出願人は、水/界面活性剤分散プロセス
によって作成されたウェブから得られた圧密化シ―ト中
に均一かつ微細に分散したガラスフィラメントと樹脂を
用いる場合、結晶質の樹脂とホットプレ―ト成形技術を
使用すると優れた表面プロフィ―ルが得られることを発
見した。個別の繊維が分散した複合材を使用すると繊維
束に伴う表面プロフィ―ルの問題が大幅に軽減される。
すなわち、熱スタンピングプロセスにおける複合材の冷
却中に結晶質樹脂の結晶化が起こるが、150〜200
ミクロンの繊維束とは異なりフィラメントの直径は10
〜15ミクロンであるので、その回りで収縮が起きても
表面のガラスの突出が減少し、その結果優れた表面の滑
らかさが得られるのである。
【0017】また、本発明の複合材に繊維を含まない熱
可塑性樹脂からなる外側キャップ層を設けて、圧縮成形
された複合物品の表面の滑らかさをさらに改良すること
もできる。
【0018】
【実施例の記載】以下の実施例で本発明を例示するが、
これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではな
い。
【0019】実施例1〜12の複合材を得るために、6
5重量部のナイロン6、35重量部のポリフェニレンエ
―テル、5重量部の耐衝撃性ポリスチレンおよび1重量
部のクエン酸からなるブレンドのプラスチック粉末を用
いた。使用したガラス繊維はバンドルやマットではなく
バラバラのガラス繊維であった。これらのプラスチック
粉末とガラス繊維から水/界面活性剤分散プロセスを使
用してウェブを製造した。次にこのウェブを加熱・加圧
下で圧密化してシ―トを作成した。その後いくつかのシ
―トは外側キャップ層で覆った。これらのシ―トを50
0°Fに予熱した後、550°Fに予熱した高温のモ―
ルドインサ―トプレ―トを用いて圧縮成形した。この5
50°Fという温度は使用したプラスチックの融解温度
より高い。モ―ルドハ―フは100°Fに保った。
【0020】実施例1は、30重量%のガラスと70重
量%のプラスチックからなるウェブから圧密化し、各々
がナイロン6/ポリフェニレンエ―テル/耐衝撃性ポリ
スチレン/クエン酸の65/35/5/1ブレンドから
なる2枚のフィルム(キャップ層。それぞれ10ミル)で
両面を覆ったシ―トである。実施例2と3のシ―トは実
施例1と同じ構造である。実施例4のシ―トは実施例3
と同じ構造であるが、キャップ層をもたない。
【0021】実施例5〜8は、35重量%のガラスと6
5重量%の樹脂を含有するウェブから圧密化したシ―ト
である。実施例5〜7のシ―トは両面をそれぞれ10ミ
ルのフィルムからなる2つのキャップ層で覆った。実施
例8のシ―トはキャップ層をもたない。使用したフィル
ムとプラスチック粉末は実施例1と同じである。
【0022】実施例9〜12は40重量%のガラスと6
0重量%の樹脂を含有するウェブから圧密化したシ―ト
である。実施例9〜11は両面をフィルムのキャップ層
で覆った。実施例9〜12で使用した樹脂とフィルムは
実施例1と同じである。
【0023】比較例Aは、70重量%の樹脂ブレンドと
30重量%の微細なガラス繊維マットから作成して高温
のモ―ルドプレ―トインサ―トを用いて成形した。
【0024】ウェブは580°F、30ポンド/平方イ
ンチの圧力で圧密化した。キャップは580°F、30
ポンド/平方インチでシ―トに積層した。実施例1〜1
2の表面は比較例Aよりずっと滑らかであったことに注
意されたい。
【0025】
【表1】 表 1 実施例 粗さ(マイクロインチ) A 29.4 1 9.8 2 9.8 3 9.0 4 8.4 5 9.0 6 9.2 7 10.8 8 14.8 9 10.0 10 8.4 11 14.0 12 15.0 粗さは粗度プロフィ―ルの算術平均偏差であり、評価し
た長さ以内での算術平均線から粗度プロフィ―ルまでの
絶対距離の算術平均である。熱スタンピングの間高温の
鋼製モ―ルドインサ―トプレ―トを使用した。この高温
モ―ルドインサ―トプレ―トは550°Fに加熱した。
モ―ルドハ―フは100°Fであった。成形プロセスで
は、シ―トを550°Fに予熱し、このシ―トのひとつ
の表面上に高温のインサ―トプレ―トを配し、シ―トと
プレ―トをモ―ルドに入れ、モ―ルドハ―フを閉じてシ
―トを熱スタンピングする。
【0026】実施例13〜17はポリブチレンテレフタ
レ―ト/ビスフェノ―ルAポリカ―ボネ―ト(65/3
5重量%)を含むガラス繊維強化熱可塑性樹脂に関す
る。実施例13〜15では、30重量%の微細なガラス
繊維マットと70重量%の熱可塑性樹脂を含有する複合
材を使用した。実施例16と17では、30重量%の粗
い繊維マットと70重量%の熱可塑性樹脂を含有する複
合材を使用した。実施例14〜17は、500〜600
°Fの温度のホットプレ―トインサ―トを使用して作成
した。成形プロセスでは、シ―トを500°Fに予熱
し、高温のインサ―トプレ―トをシ―トのひとつの表面
上に配し、シ―トとプレ―トをモ―ルド内に入れ、モ―
ルドハ―フを閉じてシ―トを熱成形する。実施例15と
17では10ミルのPBT/PCフィルムからなるキャ
ップで覆った。
【0027】実施例18〜20は、プラスチック粉末と
長さ約1/2インチの個別のガラス繊維フィラメントの
水/界面活性剤分散法を用いて得られた、30重量%の
微細なガラス繊維と70重量%のPBT/PC(65/
35)樹脂からなる複合材に関する。実施例18ではキ
ャップをしなかった。実施例19では圧密化の際にキャ
ップを設けた。実施例20では圧縮成形の際にキャップ
を設けた。実施例18〜20では高温のモ―ルドインサ
―トプレ―トを使用して成形した。
【0028】
【表2】 表 2 実施例 粗さ(マイクロインチ) フィルムキャップ 13 33.6 なし 14 20.2 なし 15 16.6 あり 16 50.0 なし 17 35.0 あり 18 9.2 なし 19 8.0 あり 20 7.2 あり ランダムに分散したバラバラの繊維と高温のモ―ルドイ
ンサ―トプレ―トを使用した実施例18は、粗いマット
や微細な繊維マットを用いて作成した複合材と比較し
て、表面粗さがたった9.2しかないことに注意すべき
である。最終物品に塗装を施したい場合、作成する複合
材はキャップ付きとして、塗装中繊維に沿って複合材中
に染込んで塗装ベ―キングサイクルでの蒸発中に塗装表
面下でふくれを形成するような塗料溶剤を最小に抑えな
ければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 69:00 105:06 309:08 B29L 31:30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)結晶質樹脂粉末マトリックス中に
    ランダムに分散した個別のガラス繊維からなるウェブを
    製造し、 (b)前記ウェブを前記樹脂の融解温度より高い温度で
    圧密化して強化された熱可塑性複合材とし、 (c)(i)前記複合材を前記樹脂の融解温度より高い
    温度に加熱し、 (ii)斯く予熱された前記複合材の表面に近接して、前
    記樹脂の融解温度より高い温度に予熱されたモールドイ
    ンサートプレートを配置し、 (iii)前記樹脂の融解温度より高い温度に予熱された
    記複合材およびプレートを、前記樹脂の熱変形温度より
    低い温度の2つのモールドハーフの間で圧縮し、且つ、 (iv)前記複合材及びモールドインサートプレートから
    熱を除去する、 ことによって前記複合材をスタンピングすることからな
    る、滑らかな表面の、繊維強化結晶質熱可塑性複合物品
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複合材の表面に近接して配置された
    前記プレートの温度が500〜600°Fである、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂がポリブチレンテレフタレート
    とビスフェノールAポリカーボネートとのブレンドであ
    る、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記プレートが鋼である、請求項2記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記プレートが約100ミルの厚さであ
    る、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記繊維の直径が5〜30ミクロンであ
    り、前記繊維の長さが0.25〜0.75インチであ
    る、請求項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記繊維の直径が10〜15ミクロンの
    中から選択される、請求項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記繊維が前記複合材中の樹脂とガラス
    繊維の総重量を基準にして30〜40重量%の量で存在
    する、請求項記載の方法。
JP4036975A 1992-01-29 1992-01-29 複合構造体の表面形状の改良方法 Expired - Lifetime JPH0767705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036975A JPH0767705B2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 複合構造体の表面形状の改良方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036975A JPH0767705B2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 複合構造体の表面形状の改良方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05261743A JPH05261743A (ja) 1993-10-12
JPH0767705B2 true JPH0767705B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=12484761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4036975A Expired - Lifetime JPH0767705B2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 複合構造体の表面形状の改良方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767705B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050095415A1 (en) * 2003-10-30 2005-05-05 Raghavendran Venkat K. Glass mat thermoplastic composite
JP2015136923A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 トヨタ自動車株式会社 被加熱材の加熱装置およびその加熱方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611229A (en) * 1979-07-11 1981-02-04 Nippon Petrochem Co Ltd Manufacture of glass fiber reinforced thermoplastic synthetic resin sheet
DE68922651D1 (de) * 1988-03-30 1995-06-22 Gen Electric Formpressen von Formteilen aus Verbundwerkstoff auf heissen Formoberflächen und mit kurzer-Zykluszeit.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05261743A (ja) 1993-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Davidovits et al. Geopolymer: ultra-high temperature tooling material for the manufacture of advanced composites
US4543288A (en) Fibre reinforced plastics sheets
JP5706402B2 (ja) 複合積層構造物に熱可塑性樹脂および/または架橋性樹脂を送達する方法
KR920002332B1 (ko) 섬유강화 플라스틱 구조물 및 그 제조방법
US5260017A (en) Method for improved surface profile of composite structures
KR101500036B1 (ko) 샌드위치 패널용 심재 및 이의 제조방법, 이를 포함하는 샌드위치 패널
EP3330081B1 (en) Composite panels
US4859524A (en) Reinforced composite and method of manufacture
US4950439A (en) Glossy finish fiber reinforced molded product
EP0330960A2 (en) Method of forming a fiber-reinforced thermoplastic article
WO2018001642A1 (en) Moulding composite panels
CN110181897A (zh) 一种芳纶纸蜂窝复合制件及其制备方法、应用
US5073589A (en) Composite backing structure for spray metal tooling
CN209159104U (zh) 轨道交通车辆用夹层结构复合材料
EP0335098B1 (en) Compression molding of composite parts on hot mold surfaces with a short cycle time
CN110295408A (zh) 一种芳纶1313网状纤维及其制备方法、芳纶环氧树脂胶及其制备方法
CA1173613A (en) Methods and apparatus for producing foamed thermoplastics materials and articles
JPH0767705B2 (ja) 複合構造体の表面形状の改良方法
USH1332H (en) Thermal conductive material
WO2018001639A1 (en) Moulding composite panels
CN108367509B (zh) 浸渍遮蔽物
CN214563570U (zh) 一种夹芯复合板
JP2992938B2 (ja) 繊維強化複合材からなる成形用型
EP0551692A1 (en) Method for improving surface profile of composite structures
EP1507646A1 (en) A method of producing a three-dimensional article having a sandwich structure

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960206