JPH0767640B2 - 回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法及びその装置 - Google Patents
回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH0767640B2 JPH0767640B2 JP25406491A JP25406491A JPH0767640B2 JP H0767640 B2 JPH0767640 B2 JP H0767640B2 JP 25406491 A JP25406491 A JP 25406491A JP 25406491 A JP25406491 A JP 25406491A JP H0767640 B2 JPH0767640 B2 JP H0767640B2
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- JP
- Japan
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- lower punch
- punch
- cam
- take
- lowering
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/02—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
- B30B11/08—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds carried by a turntable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/02—Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
- B30B15/028—Loading or unloading of dies, platens or press rams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、下杵を自動的に回転盤
より外に取り出せるようにした回転式粉末成形機の下杵
自動取り出し方法及びその装置に関するものである。
より外に取り出せるようにした回転式粉末成形機の下杵
自動取り出し方法及びその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、下杵を回転盤より外に取り出すに
は、回転盤の回転に伴わせて下杵を昇降させるための下
杵レール等の下杵案内部材を取り外し、回転盤の下杵を
下杵取り出し位置に置き、作業者が手作業によって下杵
を取り出していた。また、時には、粉末の性質により、
下杵が臼孔や下杵保持部の中できしんで取り出し難くな
り、この場合には、てこを使用して下杵を取り出すこと
もあった。
は、回転盤の回転に伴わせて下杵を昇降させるための下
杵レール等の下杵案内部材を取り外し、回転盤の下杵を
下杵取り出し位置に置き、作業者が手作業によって下杵
を取り出していた。また、時には、粉末の性質により、
下杵が臼孔や下杵保持部の中できしんで取り出し難くな
り、この場合には、てこを使用して下杵を取り出すこと
もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにおいては、作業が手作業であるので面倒であり、密
閉された状態においての作業が不可能である。また、下
杵案内部材を取り外すようにしているので、作業を自動
化することができないという問題点を有していた。
のにおいては、作業が手作業であるので面倒であり、密
閉された状態においての作業が不可能である。また、下
杵案内部材を取り外すようにしているので、作業を自動
化することができないという問題点を有していた。
【０００４】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、必要時に、自動的に、下杵を回転盤より外に取
出すことができ、密閉された状態においての作業を可能
にすることのできる回転式粉末成形機の下杵自動取り出
し方法およびその装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、必要時に、自動的に、下杵を回転盤より外に取
出すことができ、密閉された状態においての作業を可能
にすることのできる回転式粉末成形機の下杵自動取り出
し方法およびその装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多数の臼を回転盤の円周上に嵌め込み、
臼孔に粉末を充填し、上杵と下杵とが圧縮用上ロールと
下ロール間を通過することにより、粉末を圧縮成形する
回転式粉末成形機において、下杵の下端に形成 された下
杵頭を案内するための下杵案内部材が途切れた所定の下
杵取り出し位置に、下杵頭と係合するカムを配設してお
き、下杵が前記下杵取り出し位置に停止した時に、前記
カムを引き下げエアーシリンダーにより降下させること
によりそのカムで前記下杵頭を引掛けて下杵を引き下
げ、続いて、杵取り出し機構のチャッキング爪で下杵を
挟み、続いて、押し込みエアーシリンダーにより上記引
き下げエアーシリンダーを上記カムとともに機械中心方
向に押すことによって、上記カムを下杵頭より外し、そ
の後、上記チャッキング爪を降下させることにより下杵
を回転盤より外に取り出せるようにしたことを特徴とす
る回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法を提供す
る。
に、本発明は、多数の臼を回転盤の円周上に嵌め込み、
臼孔に粉末を充填し、上杵と下杵とが圧縮用上ロールと
下ロール間を通過することにより、粉末を圧縮成形する
回転式粉末成形機において、下杵の下端に形成 された下
杵頭を案内するための下杵案内部材が途切れた所定の下
杵取り出し位置に、下杵頭と係合するカムを配設してお
き、下杵が前記下杵取り出し位置に停止した時に、前記
カムを引き下げエアーシリンダーにより降下させること
によりそのカムで前記下杵頭を引掛けて下杵を引き下
げ、続いて、杵取り出し機構のチャッキング爪で下杵を
挟み、続いて、押し込みエアーシリンダーにより上記引
き下げエアーシリンダーを上記カムとともに機械中心方
向に押すことによって、上記カムを下杵頭より外し、そ
の後、上記チャッキング爪を降下させることにより下杵
を回転盤より外に取り出せるようにしたことを特徴とす
る回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法を提供す
る。
【０００６】そして、関連発明は、上記特定発明である
方法の発明の実施に直接使用する装置の発明であり、下
杵取り出し位置に配設されたカムと、このカムを降下さ
せて下杵取り出し位置に停止した下杵の下杵頭を引き下
げる引き下げエアーシリンダーと、この引き下げエアー
シリンダー及び前記カムを備えてなる引き下げ機構を機
械中心方向に押し込んで前記カムを下杵頭から外す押し
込み機構と、引き下げ機構のカムが下杵頭を引っ掛けて
下杵を所定位置まで降下させた段階でその下杵をチャッ
ク爪により把持するとともに前記カムが下杵頭から外さ
れた段階で前記チャック爪を降下させて下杵を回転盤か
ら抜き取る杵取り出し機構とを具備してなることを特徴
とする回転式粉末成形機の下杵自動取り出し装置であ
る。
方法の発明の実施に直接使用する装置の発明であり、下
杵取り出し位置に配設されたカムと、このカムを降下さ
せて下杵取り出し位置に停止した下杵の下杵頭を引き下
げる引き下げエアーシリンダーと、この引き下げエアー
シリンダー及び前記カムを備えてなる引き下げ機構を機
械中心方向に押し込んで前記カムを下杵頭から外す押し
込み機構と、引き下げ機構のカムが下杵頭を引っ掛けて
下杵を所定位置まで降下させた段階でその下杵をチャッ
ク爪により把持するとともに前記カムが下杵頭から外さ
れた段階で前記チャック爪を降下させて下杵を回転盤か
ら抜き取る杵取り出し機構とを具備してなることを特徴
とする回転式粉末成形機の下杵自動取り出し装置であ
る。
【０００７】
【作用】下杵は、下杵取り出し位置にあるとき、引き下
げエアーシリンダーにより降下させられるカムが下杵の
下杵頭を引掛けることによって引き下げられる。続い
て、下杵は、杵取り出し機構のチャッキング爪により挟
まれる。
げエアーシリンダーにより降下させられるカムが下杵の
下杵頭を引掛けることによって引き下げられる。続い
て、下杵は、杵取り出し機構のチャッキング爪により挟
まれる。
【０００８】更に続いて、上記引き下げエアーシリンダ
ーとカムとが、押し込みエアーシリンダーにより機械中
心方向に押し込まれ、そのカムが下杵頭から外される。
最後に、杵取り出し機構のチャッキング爪を降下させる
ことにより、下杵が自動的に回転盤より抜き取られ外に
取り出される。
ーとカムとが、押し込みエアーシリンダーにより機械中
心方向に押し込まれ、そのカムが下杵頭から外される。
最後に、杵取り出し機構のチャッキング爪を降下させる
ことにより、下杵が自動的に回転盤より抜き取られ外に
取り出される。
【０００９】なお、以上の各工程（図２におけるＡ，
Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ）を自動的に繰返すことにより、下杵が
回転盤や機械の外に自動的に取出されるものであるが、
下杵を回転盤に自動的に嵌め込む場合には、前述の各工
程を逆に作動させることにより、下杵の自動組込みを行
うことができる。
Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ）を自動的に繰返すことにより、下杵が
回転盤や機械の外に自動的に取出されるものであるが、
下杵を回転盤に自動的に嵌め込む場合には、前述の各工
程を逆に作動させることにより、下杵の自動組込みを行
うことができる。
【００１０】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の回転式粉末成形機の下杵自動取り
出し方法を実施するための装置の一実施例を示すもので
あり、図２はその各作動工程を示す概略図で、Ａは下杵
３が下杵取り出し位置に停止した時の状態、Ｂは下杵３
が引き下げ機構３６により引下げられた時の状態、Ｃは
下杵３が杵取り出し機構３７により挟まれた時の状態、
Ｄは引き下げ機構３６が押し込み機構３８により押込ま
れた時の状態、Ｅは下杵３が杵取り出し機構３７により
回転盤１から抜き取られた時の状態を示すものである。
る。図１は、本発明の回転式粉末成形機の下杵自動取り
出し方法を実施するための装置の一実施例を示すもので
あり、図２はその各作動工程を示す概略図で、Ａは下杵
３が下杵取り出し位置に停止した時の状態、Ｂは下杵３
が引き下げ機構３６により引下げられた時の状態、Ｃは
下杵３が杵取り出し機構３７により挟まれた時の状態、
Ｄは引き下げ機構３６が押し込み機構３８により押込ま
れた時の状態、Ｅは下杵３が杵取り出し機構３７により
回転盤１から抜き取られた時の状態を示すものである。
【００１１】図１において、角台１９の内部には、図示
しないモ−タとウォ−ムが収容されており、このウオー
ムの回転がウォ−ムボックス内のウォ−ムギア−２０を
介して立シャフト４に伝達され、この立シャフト４に回
しキ−５を介して挿入された回転盤１を回転させる。
しないモ−タとウォ−ムが収容されており、このウオー
ムの回転がウォ−ムボックス内のウォ−ムギア−２０を
介して立シャフト４に伝達され、この立シャフト４に回
しキ−５を介して挿入された回転盤１を回転させる。
【００１２】固定台１８は、スライド受け台１７を支持
してなるもので、ボルトにより上記角台１９に取り付け
られ、上記回転盤１の滑り面をスラスト軸受３３を介し
て受けている。
してなるもので、ボルトにより上記角台１９に取り付け
られ、上記回転盤１の滑り面をスラスト軸受３３を介し
て受けている。
【００１３】上記回転盤１の円周上には、臼２が多数嵌
め込まれ、その臼２の孔に下杵３の下杵先２４が挿し込
まれ、上記回転盤１の杵保持部で上記下杵３の下杵胴部
３５が上下作動自在にして挿し込まれている。
め込まれ、その臼２の孔に下杵３の下杵先２４が挿し込
まれ、上記回転盤１の杵保持部で上記下杵３の下杵胴部
３５が上下作動自在にして挿し込まれている。
【００１４】上記下杵３は、運転中、回転盤１に挿入さ
れた状態で回転盤１と共に旋回する が、その際、下端に
形成した下杵頭２５を図示されていない低下器、分量レ
−ル、圧縮ロ−ル、押上レ−ル等の下杵案内部材に案内
させつつ移動する。そして、下杵案内部材が途切れた位
置、具体的には、例えば、押上レ−ルと低下器との間に
下杵取り出し位置が設けてあり、下杵３を取り出す際に
は、下杵３がこの下杵取り出し位置のレ−ル７上に停止
するように回転盤１を止める。
れた状態で回転盤１と共に旋回する が、その際、下端に
形成した下杵頭２５を図示されていない低下器、分量レ
−ル、圧縮ロ−ル、押上レ−ル等の下杵案内部材に案内
させつつ移動する。そして、下杵案内部材が途切れた位
置、具体的には、例えば、押上レ−ルと低下器との間に
下杵取り出し位置が設けてあり、下杵３を取り出す際に
は、下杵３がこの下杵取り出し位置のレ−ル７上に停止
するように回転盤１を止める。
【００１５】レ−ル７の機械中心側には上部が外方に屈
曲するカム６が取着されている。すなわち、下杵取り出
し位置にはカム６が配設されており、下杵取り出し位置
に停止した下杵３の下杵頭２５がこのカム６と係合し得
るようになっている。レ−ル７はレ−ルシャフト８の台
座にボルトにより取付けられている。
曲するカム６が取着されている。すなわち、下杵取り出
し位置にはカム６が配設されており、下杵取り出し位置
に停止した下杵３の下杵頭２５がこのカム６と係合し得
るようになっている。レ−ル７はレ−ルシャフト８の台
座にボルトにより取付けられている。
【００１６】上記レ−ルシャフト８は、ストッパ−台９
と回り止めキ−２６により上下作動のみ可能に保持され
ていて、上記レ−ルシャフト８の下端には、引き下げエ
ア−シリンダ−１５のピストンロッド１０の先端がねじ
込まれ、当り座金２８とナット３４により固定されてい
る。
と回り止めキ−２６により上下作動のみ可能に保持され
ていて、上記レ−ルシャフト８の下端には、引き下げエ
ア−シリンダ−１５のピストンロッド１０の先端がねじ
込まれ、当り座金２８とナット３４により固定されてい
る。
【００１７】引き下げエア−シリンダ−１５は、ボルト
により押し込みブラケット１２に取付けられ、ピストン
ロッド１０を作動させる。
により押し込みブラケット１２に取付けられ、ピストン
ロッド１０を作動させる。
【００１８】押し込みエア−シリンダ−１３のピストン
ロッド１４の先端は、ダブルナット３２により押込ブラ
ケット１２に取着されている。
ロッド１４の先端は、ダブルナット３２により押込ブラ
ケット１２に取着されている。
【００１９】押し込みエア−シリンダ−１３は、ボルト
によりブラケット２１に固着され、該ブラケット２１は
上記スライド受け台１７の前面に取り付けられている。
によりブラケット２１に固着され、該ブラケット２１は
上記スライド受け台１７の前面に取り付けられている。
【００２０】スライド台１１は、その上部にストッパ−
台９がボルトにより取着してあり、その下部には押込ブ
ラケット１２が皿ボルトにより取付けられており、上記
スライド受け台１７に滑動自在に載置されている。
台９がボルトにより取着してあり、その下部には押込ブ
ラケット１２が皿ボルトにより取付けられており、上記
スライド受け台１７に滑動自在に載置されている。
【００２１】上記スライド受け台１７には、その上方に
載置されているスライド台１１を左右より挟むようにし
たスライドガイド１６と浮き上がり防止の押え板２９が
ボルトにより共に取付けられ、上記スライド台１１の前
後進移動方向を安定するようにしてある。
載置されているスライド台１１を左右より挟むようにし
たスライドガイド１６と浮き上がり防止の押え板２９が
ボルトにより共に取付けられ、上記スライド台１１の前
後進移動方向を安定するようにしてある。
【００２２】上記引き下げエア−シリンダ−１５は、エ
ア−の吹込み方向により上記ピストンロッド１０を出し
入れすなわち上下動させる。しかして、下杵３を引き下
げるための引き下げ機構３６は、前述したカム６と、レ
ール７と、レールシャフト８と、ストッパー台９と、ピ
ストンロッド１０を有した引き下げエアーシリンダー１
５と、スライド台１１と、押し込みブラケット１２とを
具備してなる。
ア−の吹込み方向により上記ピストンロッド１０を出し
入れすなわち上下動させる。しかして、下杵３を引き下
げるための引き下げ機構３６は、前述したカム６と、レ
ール７と、レールシャフト８と、ストッパー台９と、ピ
ストンロッド１０を有した引き下げエアーシリンダー１
５と、スライド台１１と、押し込みブラケット１２とを
具備してなる。
【００２３】上記押し込みエア−シリンダ−１３は、エ
ア−の吹込み方向によりピストンロッド１４を出し入れ
すなわち前進後退させる。しかして、引き下げ機構３６
を機械中心方向に移動させるための押し込み機構３８
は、前述したピストンロッド１４を有した押し込みエア
ーシリンダー１３と、スライドガイド１６と、スライド
受台１７と、ブラケット２１と、押え板２９とを具備し
てなる。
ア−の吹込み方向によりピストンロッド１４を出し入れ
すなわち前進後退させる。しかして、引き下げ機構３６
を機械中心方向に移動させるための押し込み機構３８
は、前述したピストンロッド１４を有した押し込みエア
ーシリンダー１３と、スライドガイド１６と、スライド
受台１７と、ブラケット２１と、押え板２９とを具備し
てなる。
【００２４】図１及び図２により作動の説明をすると、
下杵３が下杵取り出し位置に停止した状態（図２のＡ）
で、引き下げ機構３６の引き下げエア−シリンダ−１５
の上方側にエア−パイプ３０よりエア−を吹き込むと、
ピストンロッド１０が下降し、レ−ルシャフト８、レ−
ル７、カム６が下方に引かれる。この時、カム６が下杵
３の下杵頭２５を引掛けるので、下杵３も同時に引き下
げられる。そして、レ−ルシャフト８の台座の底部がス
トッパ−台９の当り面２７に当り、下杵３は、臼２より
下方に抜け一定位置で停止する。その結果、下杵３の下
杵胴部３５の一部が回転盤１の下方に抜け出た状態にな
る（図２のＢ）。
下杵３が下杵取り出し位置に停止した状態（図２のＡ）
で、引き下げ機構３６の引き下げエア−シリンダ−１５
の上方側にエア−パイプ３０よりエア−を吹き込むと、
ピストンロッド１０が下降し、レ−ルシャフト８、レ−
ル７、カム６が下方に引かれる。この時、カム６が下杵
３の下杵頭２５を引掛けるので、下杵３も同時に引き下
げられる。そして、レ−ルシャフト８の台座の底部がス
トッパ−台９の当り面２７に当り、下杵３は、臼２より
下方に抜け一定位置で停止する。その結果、下杵３の下
杵胴部３５の一部が回転盤１の下方に抜け出た状態にな
る（図２のＢ）。
【００２５】この状態で、一部のみ図示している杵取り
出し機構３７のエア−チャック２３のチャッキング爪２
２が下杵胴部３５を挟む（図２のＣ）。
出し機構３７のエア−チャック２３のチャッキング爪２
２が下杵胴部３５を挟む（図２のＣ）。
【００２６】次に、押し込み機構３８の押し込みエア−
シリンダ−１３の後方側にエア−を吹き込むと、ピスト
ンロッド１４が機械中心方向へ前進するため前述した引
き下げ機構３６が押圧されて機械中心方向へ移動する。
この結果、下杵３の下杵頭２５と引き下げ機構３６のカ
ム６との係合が解除され、下杵３はチャッキング爪２２
に挟まれて中吊り状態となる（図２のＤ）。
シリンダ−１３の後方側にエア−を吹き込むと、ピスト
ンロッド１４が機械中心方向へ前進するため前述した引
き下げ機構３６が押圧されて機械中心方向へ移動する。
この結果、下杵３の下杵頭２５と引き下げ機構３６のカ
ム６との係合が解除され、下杵３はチャッキング爪２２
に挟まれて中吊り状態となる（図２のＤ）。
【００２７】そこで、杵取り出し機構３７によりチャッ
キング爪２２が下方に移動し、下杵３を回転盤１から抜
き取って、機械の外に運び出すことになる（図２の
Ｅ）。
キング爪２２が下方に移動し、下杵３を回転盤１から抜
き取って、機械の外に運び出すことになる（図２の
Ｅ）。
【００２８】下杵３取り出しの１工程が終わると、押し
込み機構３８の逆作動により引き下げ機構３６が外方へ
牽引され、この引き下げ機構３６のカム６が下杵３と係
合可能な元の位置に戻る。
込み機構３８の逆作動により引き下げ機構３６が外方へ
牽引され、この引き下げ機構３６のカム６が下杵３と係
合可能な元の位置に戻る。
【００２９】なお、以上の各工程を自動的に繰返すこと
により、下杵が回転盤や機械の外に自動的に取出される
ものであるが、下杵を回転盤に自動的に嵌め込む場合に
は、前述の各工程を逆に作動させることにより、下杵の
自動組込みを行うことができる。
により、下杵が回転盤や機械の外に自動的に取出される
ものであるが、下杵を回転盤に自動的に嵌め込む場合に
は、前述の各工程を逆に作動させることにより、下杵の
自動組込みを行うことができる。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。すなわち、必要時
に、自動的に、下杵を回転盤より外に取り出すことがで
きるので、作業が容易となる。又、密閉された状態にお
いての作業を可能にすることができるので、機械の運転
時のみならず、下杵の取り出し時においても、無人運転
遠隔操作をすることができる。
ので、次に記載する効果を奏する。すなわち、必要時
に、自動的に、下杵を回転盤より外に取り出すことがで
きるので、作業が容易となる。又、密閉された状態にお
いての作業を可能にすることができるので、機械の運転
時のみならず、下杵の取り出し時においても、無人運転
遠隔操作をすることができる。
【図１】本発明の回転式粉末成形機の下杵自動取り出し
装置の一実施例を示す要部縦断面図である。
装置の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図２】図１に示される回転式粉末成形機の下杵自動取
り出し装置の各作動工程を示す概略図である。
り出し装置の各作動工程を示す概略図である。
１ 回転盤 ２ 臼 ３ 下杵 ４ 立シャフト ５ キー ６ カム ７ レール ８ レールシャフト ９ ストッパー台 １０ ピストンロッド １１ スライド台 １２ 押し込みブラケット １３ 押し込みエアーシリンダー １４ ピストンロッド １５ 引き下げエアーシリンダー １６ スライドガイド １７ スライド受け台 １８ 固定台 １９ 角台 ２０ ウォームギアー ２１ ブラケット ２２ チャッキング爪 ２３ エアーチャック ２４ 下杵先 ２５ 下杵頭 ２６ 回り止めキー ２７ 当り面 ２８ 当り座金 ２９ 押え板 ３０ エアーパイプ上 ３１ エアーパイプ下 ３２ ダブルナット ３３ スラスト軸受 ３４ ナット ３５ 下杵胴部 ３６ 引き下げ機構 ３７ 杵取り出し機構 ３８ 押し込み機構
Claims (2)
- 【請求項１】多数の臼を回転盤の円周上に嵌め込み、臼
孔に粉末を充填し、上杵と下杵とが圧縮用上ロールと下
ロール間を通過することにより、粉末を圧縮成形する回
転式粉末成形機において、下杵の下端に形成された下杵
頭を案内するための下杵案内部材が途切れた所定の下杵
取り出し位置に、下杵頭と係合するカムを配設してお
き、下杵が前記下杵取り出し位置に停止した時に、前記
カムを引き下げエアーシリンダーにより降下させること
によりそのカムで前記下杵頭を引掛けて下杵を引き下
げ、続いて、杵取り出し機構のチャッキング爪で下杵を
挟み、続いて、押し込みエアーシリンダーにより上記引
き下げエアーシリンダーを上記カムとともに機械中心方
向に押すことによって、上記カムを下杵頭より外し、そ
の後、上記チャッキング爪を降下させることにより下杵
を回転盤より外に取り出せるようにしたことを特徴とす
る回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法。 - 【請求項２】多数の臼を回転盤の円周上に嵌め込み、臼
孔に粉末を充填し、上杵と下杵とが圧縮用上ロールと下
ロール間を通過することにより、粉末を圧縮成形する回
転式粉末成形機に適用される下杵自動取り出し装置であ
って、下杵の下端に形成された下杵頭を案内するための
下杵案内部材が途切れた所定の下杵取り出し位置に配設
されたカムと、このカムを降下させて下杵取り出し位置
に停止した下杵の下杵頭を引き下げる引き下げエアーシ
リンダーと、この引き下げエアーシリンダー及び前記カ
ムを備えてなる引き下げ機構を機械中心方向に押し込ん
で前記カムを下杵頭から外す押し込み機構と、引き下げ
機構のカムが下杵頭を引っ掛けて下杵を所定位置まで降
下させた段階でその下杵をチャック爪により把持すると
ともに前記カムが下杵頭から外された段階で前記チャッ
ク爪を降下させて下杵を回転盤から抜き取る杵取り出し
機構とを具備してなることを特徴とする回転式粉末成形
機の下杵自動取り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25406491A JPH0767640B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25406491A JPH0767640B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531599A JPH0531599A (ja) | 1993-02-09 |
| JPH0767640B2 true JPH0767640B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17259725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25406491A Expired - Lifetime JPH0767640B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 回転式粉末成形機の下杵自動取り出し方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767640B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11327088B2 (en) | 2016-02-19 | 2022-05-10 | Hitachi High-Tech Corporation | Automatic analyzer |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP25406491A patent/JPH0767640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0531599A (ja) | 1993-02-09 |
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