JPH0767617B2 - 溶接電源用遠隔制御装置 - Google Patents
溶接電源用遠隔制御装置Info
- Publication number
- JPH0767617B2 JPH0767617B2 JP62302351A JP30235187A JPH0767617B2 JP H0767617 B2 JPH0767617 B2 JP H0767617B2 JP 62302351 A JP62302351 A JP 62302351A JP 30235187 A JP30235187 A JP 30235187A JP H0767617 B2 JPH0767617 B2 JP H0767617B2
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- Japan
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- circuit
- welding
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溶接電源の出力側に接続された主回路と、主
回路の出力側と母材との間を接続し、母材に溶接電流を
搬送する第１の出力線と、主回路の出力側と溶接機のト
ーチとの間を接続し、トーチに溶接電流を搬送する第２
の出力線とを具備した溶接電源装置に対し、遠方から溶
接条件の設定を行う溶接電源用遠隔制御装置に関するも
のである。
回路の出力側と母材との間を接続し、母材に溶接電流を
搬送する第１の出力線と、主回路の出力側と溶接機のト
ーチとの間を接続し、トーチに溶接電流を搬送する第２
の出力線とを具備した溶接電源装置に対し、遠方から溶
接条件の設定を行う溶接電源用遠隔制御装置に関するも
のである。
従来の技術 従来の溶接電源用遠隔制御装置としては、第２図に示す
ような有線式の遠隔制御器11を用いたものが一般に利用
されている。すなわち、第２図に示すように従来の遠隔
制御装置の場合には、遠隔制御器11と延長ケーブル12を
用いて、溶接条件制御回路２に指令信号Vaを入力し、溶
接条件制御回路２より、指令信号Vaに従った出力指令信
号Vxを主回路に伝達し、溶接条件の制御を行うものであ
る。
ような有線式の遠隔制御器11を用いたものが一般に利用
されている。すなわち、第２図に示すように従来の遠隔
制御装置の場合には、遠隔制御器11と延長ケーブル12を
用いて、溶接条件制御回路２に指令信号Vaを入力し、溶
接条件制御回路２より、指令信号Vaに従った出力指令信
号Vxを主回路に伝達し、溶接条件の制御を行うものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 上記の有線式の遠隔制御器11を用いた遠隔制御装置は、
溶接作業を溶接電源から遠く離れた場所で行う時には、
制御ケーブル12を長い距離延長しなければならないため
に、ケーブル断線のトラブルが発生したり、信号線間の
混触の問題があった。また制御ケーブルも断線事故をな
くすために絶縁被覆の強固な高価なケーブルを使用せね
ばならないという経済的な問題があった。
溶接作業を溶接電源から遠く離れた場所で行う時には、
制御ケーブル12を長い距離延長しなければならないため
に、ケーブル断線のトラブルが発生したり、信号線間の
混触の問題があった。また制御ケーブルも断線事故をな
くすために絶縁被覆の強固な高価なケーブルを使用せね
ばならないという経済的な問題があった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明の溶接電源用遠隔制御
装置は、溶接電源の出力側に主回路とは並列に接続さ
れ、溶接時の無負荷電圧よりも低い出力電圧を発生する
補助電源回路と、トーチと母材との間に接続された可変
抵抗器と、一端が補助電源回路の第１の出力端に接続さ
れ、且つ他端が第１の出力線に接続されるとともに、主
回路の通電時にはOFFし無通電時にはONする第１の開閉
器と、主回路の通電時にはOFFし、無通電時にはONする
第２の開閉器と、一端が補助電源回路の第２の出力端に
接続され、且つ他端が第２の開閉器を介して第２の出力
線に接続されるとともに、可変抵抗器に流れる電流を検
出して電流検出信号を出力する電流検出回路と、電流検
出信号が入力されるとともに、電流検出信号をサンプル
ホールドしたサンプルホールド信号を出力するサンプル
ホールド回路と、サンプルホールド信号が入力されると
ともに、サンプルホールド信号を指令信号に変換する変
換回路と、指令信号が入力されるとともに、出力指令信
号を主回路に出力する溶接条件制御回路とを具備すると
ともに、主回路は出力指令信号に基づき溶接電流を生成
することを特徴とするものである。
装置は、溶接電源の出力側に主回路とは並列に接続さ
れ、溶接時の無負荷電圧よりも低い出力電圧を発生する
補助電源回路と、トーチと母材との間に接続された可変
抵抗器と、一端が補助電源回路の第１の出力端に接続さ
れ、且つ他端が第１の出力線に接続されるとともに、主
回路の通電時にはOFFし無通電時にはONする第１の開閉
器と、主回路の通電時にはOFFし、無通電時にはONする
第２の開閉器と、一端が補助電源回路の第２の出力端に
接続され、且つ他端が第２の開閉器を介して第２の出力
線に接続されるとともに、可変抵抗器に流れる電流を検
出して電流検出信号を出力する電流検出回路と、電流検
出信号が入力されるとともに、電流検出信号をサンプル
ホールドしたサンプルホールド信号を出力するサンプル
ホールド回路と、サンプルホールド信号が入力されると
ともに、サンプルホールド信号を指令信号に変換する変
換回路と、指令信号が入力されるとともに、出力指令信
号を主回路に出力する溶接条件制御回路とを具備すると
ともに、主回路は出力指令信号に基づき溶接電流を生成
することを特徴とするものである。
作 用 上記構成において、トーチと母材間に可変抵抗器を挿入
し、その変化量を溶接電源内部で検出し、その検出信号
を溶接条件の指令信号とする。この方法により溶接作業
を電源から遠く離れた場所で行う場合でも、制御ケーブ
ルを用いずに溶接条件の設定が可能となる。
し、その変化量を溶接電源内部で検出し、その検出信号
を溶接条件の指令信号とする。この方法により溶接作業
を電源から遠く離れた場所で行う場合でも、制御ケーブ
ルを用いずに溶接条件の設定が可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例を第１図を用いて詳細に説明す
る。１は溶接時の電流，電圧を出力する主回路、２は主
回路に出力指令信号Vxを与える溶接条件制御回路、３は
トーチ、４は母材、５は主回路の開閉スイッチ、６は可
変抵抗器10に電流Iaを流すための補助回路、７は電流Ia
を検出するための電流検出回路、８は電流検出回路７よ
り出力された電流検出信号VIをサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路、９はサンプルホールド回路８より
出力されたサンプルホールド信号Vsを指令信号Vaに変換
する変換回路、10は電流Iaを変化させ、その結果として
指令信号Vaを変化させる可変抵抗器である。また、第１
図中の13aおよび13bは各々主回路１の通電時にはOFF
し、無通電時にはONする開閉器である。
る。１は溶接時の電流，電圧を出力する主回路、２は主
回路に出力指令信号Vxを与える溶接条件制御回路、３は
トーチ、４は母材、５は主回路の開閉スイッチ、６は可
変抵抗器10に電流Iaを流すための補助回路、７は電流Ia
を検出するための電流検出回路、８は電流検出回路７よ
り出力された電流検出信号VIをサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路、９はサンプルホールド回路８より
出力されたサンプルホールド信号Vsを指令信号Vaに変換
する変換回路、10は電流Iaを変化させ、その結果として
指令信号Vaを変化させる可変抵抗器である。また、第１
図中の13aおよび13bは各々主回路１の通電時にはOFF
し、無通電時にはONする開閉器である。
この装置の動作を以下に説明する。主回路開閉スイッチ
５がOFF、すなわち溶接作業の待機中に可変抵抗器10を
トーチと母材間に接続すると、可変抵抗器10の抵抗値に
逆比例した電流Iaが補助電源回路より出力され、電流検
出回路７を通る。その時、電流検出回路７は電流Iaを検
出し、電流検出信号VIを出力する。そして電流検出信号
VIはサンプルホールド回路８に入力され、サンプルホー
ルドされる。そのサンプルホールドされた信号はサンプ
ルホールド信号Vsとして変換回路９に入力され、変換回
路９により指令信号Vaとして出力される。すなわちVaは
トーチと母材間に接続された可変抵抗器10によって設定
されることになる。このVaは溶接条件制御回路２に入力
され、出力指令信号Vxとして出力される。その後、Vxの
信号は主回路に入力されて、溶接電源の出力側の溶接条
件が設定されることになる。
５がOFF、すなわち溶接作業の待機中に可変抵抗器10を
トーチと母材間に接続すると、可変抵抗器10の抵抗値に
逆比例した電流Iaが補助電源回路より出力され、電流検
出回路７を通る。その時、電流検出回路７は電流Iaを検
出し、電流検出信号VIを出力する。そして電流検出信号
VIはサンプルホールド回路８に入力され、サンプルホー
ルドされる。そのサンプルホールドされた信号はサンプ
ルホールド信号Vsとして変換回路９に入力され、変換回
路９により指令信号Vaとして出力される。すなわちVaは
トーチと母材間に接続された可変抵抗器10によって設定
されることになる。このVaは溶接条件制御回路２に入力
され、出力指令信号Vxとして出力される。その後、Vxの
信号は主回路に入力されて、溶接電源の出力側の溶接条
件が設定されることになる。
発明の効果 以上のように本発明の遠隔制御装置によれば、下記の効
果が奏される。
果が奏される。
（１） 遠隔制御器と溶接電源を接続する高価な制御ケ
ーブルが不要となりコストの低減が可能となる。
ーブルが不要となりコストの低減が可能となる。
（２） 制御ケーブルがなくなるために、制御ケーブル
の断線や、混触の事故がなくなる。
の断線や、混触の事故がなくなる。
（３） 遠隔制御器が可変抵抗器のみになるため溶接作
業者が簡単に持ち運ぶことができる。
業者が簡単に持ち運ぶことができる。
以上説明したように、本発明においては制御ケーブルを
用いずに、従来の制御ケーブルを用いた遠隔制御装置の
欠点を改善することができ、その効果は顕著である。
用いずに、従来の制御ケーブルを用いた遠隔制御装置の
欠点を改善することができ、その効果は顕著である。
第１図は本発明の実施例の溶接電源用遠隔制御装置を示
す回路図、第２図は従来の遠隔制御装置を用いた溶接電
源の構成を示す回路図である。 １……主回路、２……溶接条件制御回路、３……トー
チ、４……母材、５……主回路開閉スイッチ、６……補
助回路、７……電流検出回路、８……サンプルホールド
回路、９……変換回路、10……可変抵抗器、11……遠隔
制御器、12……制御ケーブル。
す回路図、第２図は従来の遠隔制御装置を用いた溶接電
源の構成を示す回路図である。 １……主回路、２……溶接条件制御回路、３……トー
チ、４……母材、５……主回路開閉スイッチ、６……補
助回路、７……電流検出回路、８……サンプルホールド
回路、９……変換回路、10……可変抵抗器、11……遠隔
制御器、12……制御ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項１】溶接電源の出力側に接続された主回路と、
前記主回路の出力側と母材との間を接続し、前記母材に
溶接電流を搬送する第１の出力線と、前記主回路の出力
側と溶接機のトーチとの間を接続し、前記トーチに溶接
電流を搬送する第２の出力線とを具備した溶接電源装置
を、遠方から制御するための装置であって、 前記溶接電源の出力側に前記主回路とは並列に接続され
るとともに、溶接時の無負荷電圧よりも低い出力電圧を
発生する補助電源回路と、前記トーチと前記母材との間
に接続された可変抵抗器と、一端が前記補助電源回路の
第１の出力端に接続され、且つ他端が前記第１の出力線
に接続されるとともに、前記主回路の通電時にはOFFし
無通電時にはONする第１の開閉器と、主回路の通電時に
はOFFし、無通電時にはONする第２の開閉器と、一端が
前記補助電源回路の第２の出力端に接続され、且つ他端
が前記第２の開閉器を介して前記第２の出力線に接続さ
れるとともに、前記可変抵抗器に流れる電流を検出して
電流検出信号を出力する電流検出回路と、前記電流検出
信号が入力されるとともに、前記電流検出信号をサンプ
ルホールドしたサンプルホールド信号を出力するサンプ
ルホールド回路と、前記サンプルホールド信号が入力さ
れるとともに、前記サンプルホールド信号を指令信号に
変換する変換回路と、前記指令信号が入力されるととも
に、出力指令信号を前記主回路に出力する溶接条件制御
回路とを具備するとともに、 前記主回路は前記出力指令信号に基づき溶接電流を生成
することを特徴とする溶接電源用遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302351A JPH0767617B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 溶接電源用遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302351A JPH0767617B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 溶接電源用遠隔制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143773A JPH01143773A (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0767617B2 true JPH0767617B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17907869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62302351A Expired - Fee Related JPH0767617B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 溶接電源用遠隔制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767617B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3635156B2 (ja) * | 1996-08-19 | 2005-04-06 | ダウ コーニング アジア株式会社 | 硬化性ポリメチルシルセスキオキサン組成物 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62302351A patent/JPH0767617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143773A (ja) | 1989-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |