JPH0767489B2 - フレキシブルなチューブを流れる流体の流れを制御する装置 - Google Patents
フレキシブルなチューブを流れる流体の流れを制御する装置Info
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- JPH0767489B2 JPH0767489B2 JP61049510A JP4951086A JPH0767489B2 JP H0767489 B2 JPH0767489 B2 JP H0767489B2 JP 61049510 A JP61049510 A JP 61049510A JP 4951086 A JP4951086 A JP 4951086A JP H0767489 B2 JPH0767489 B2 JP H0767489B2
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- armature
- force
- core
- clamping element
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/168—Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
- A61M5/16804—Flow controllers
- A61M5/16813—Flow controllers by controlling the degree of opening of the flow line
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、流体流量の制御装置に係り、特に、
静脈血管に医療用流体を非経口投与するためのエネルギ
効率の高い流体制御装置に係る。
静脈血管に医療用流体を非経口投与するためのエネルギ
効率の高い流体制御装置に係る。
従来の技術 人体に流体を非経口投与する通常の手順においては、逆
向きの位置に支持された液体の瓶と、流体を患者に送る
ためのフレキシブルな透明プラスチックの静脈用チュー
ブと、滴注チャンバと、上記瓶から滴注チャンバへと流
れる流体の流量を制御するために瓶の下で上記チューブ
に取付けられたローラクランプのような適当なバルブ機
構とを備えた静脈点滴装置が使用されている。患者に送
られる流体を制御する最も簡単な方法は、滴注チャンバ
へ滴下する小滴を或る時間にわたって計数し、必要な流
量を得るようにローラクランプを調整することである。
向きの位置に支持された液体の瓶と、流体を患者に送る
ためのフレキシブルな透明プラスチックの静脈用チュー
ブと、滴注チャンバと、上記瓶から滴注チャンバへと流
れる流体の流量を制御するために瓶の下で上記チューブ
に取付けられたローラクランプのような適当なバルブ機
構とを備えた静脈点滴装置が使用されている。患者に送
られる流体を制御する最も簡単な方法は、滴注チャンバ
へ滴下する小滴を或る時間にわたって計数し、必要な流
量を得るようにローラクランプを調整することである。
上記したように、重力によって医療用液体を投与する場
合、良く知られた色々な原因で流量が大巾に変化するた
め、近年、このような流量変化を最小とするように精巧
な電子式の監視装置及び滴下制御器が開発されている。
合、良く知られた色々な原因で流量が大巾に変化するた
め、近年、このような流量変化を最小とするように精巧
な電子式の監視装置及び滴下制御器が開発されている。
小滴流量制御器についての１つの非常に成功裡な改良が
エイチ・ダブリュー・ジョージ（H.W.Georgi）氏の「流
体流量制御方法及び装置（METHOD AND APPATATUS FOR F
LUID FLOW CONTROL）」と題する米国特許第3,800,794号
（本発明の譲受人に譲渡された）に開示されている。該
特許には、締付け素子が静脈チューブを開いたり閉じた
りする頻度を小滴流量の比較的大きな倍数に制御するよ
うな電子装置が開示されている。
エイチ・ダブリュー・ジョージ（H.W.Georgi）氏の「流
体流量制御方法及び装置（METHOD AND APPATATUS FOR F
LUID FLOW CONTROL）」と題する米国特許第3,800,794号
（本発明の譲受人に譲渡された）に開示されている。該
特許には、締付け素子が静脈チューブを開いたり閉じた
りする頻度を小滴流量の比較的大きな倍数に制御するよ
うな電子装置が開示されている。
公知の更に別の改良がエイチ・ダブリュー・ジョージ
（H.W.Georgi）氏の「流体流量制御装置（FLUID FLOW C
ONTROL APPARATUS）」と題する米国特許第3,756,556号
（本発明の譲受人に譲渡された）に開示されており、こ
れには、流体流量を制御するための改良された電気化学
装置が説明されている。
（H.W.Georgi）氏の「流体流量制御装置（FLUID FLOW C
ONTROL APPARATUS）」と題する米国特許第3,756,556号
（本発明の譲受人に譲渡された）に開示されており、こ
れには、流体流量を制御するための改良された電気化学
装置が説明されている。
発明が解決しようとする問題点 上記の発明は、IVAVコーポレーションによって製造され
た注入制御器（モデル230及び260）において実施されて
いる。ジョージ氏の発明を実施したIVAC制御器は、商業
的に成功を収めているが、更に改良の余地が残されてい
る。本発明は、このような要求を満たすものであり、コ
ンパクトで、耐久性が良く、長期間高精度を確保する非
常にエネルギ効率の高い制御装置を提供する。
た注入制御器（モデル230及び260）において実施されて
いる。ジョージ氏の発明を実施したIVAC制御器は、商業
的に成功を収めているが、更に改良の余地が残されてい
る。本発明は、このような要求を満たすものであり、コ
ンパクトで、耐久性が良く、長期間高精度を確保する非
常にエネルギ効率の高い制御装置を提供する。
問題点を解決するための手段 本発明は、医療用液体を非経口投与する際に小滴の流量
を制御するための方法及び装置であって、蓄積エネルギ
ソレノイドを用いて締付け素子を動かし、静脈チューブ
を迅速に且つ繰返し開閉させて、上記チューブを経て患
者へ送られる医療用液体を制御するような改良された方
法及び装置に係る。
を制御するための方法及び装置であって、蓄積エネルギ
ソレノイドを用いて締付け素子を動かし、静脈チューブ
を迅速に且つ繰返し開閉させて、上記チューブを経て患
者へ送られる医療用液体を制御するような改良された方
法及び装置に係る。
本発明によれば、エネルギの高い永久磁石、例えば、サ
マリウム−コバルト及びネオジム−鉄式の磁石により締
付け素子を静脈チューブに押し付けてチューブを圧迫
し、このフレキシブルなチューブに流れる流体を本質的
に止めるようにする。締付け素子は、バネ又は他の手段
に取付けられていて、永久磁石によって発生された第１
の力で締付け素子が静脈チューブに押し付けられると、
永久磁石によって発生されたものとは逆向きの第２の力
がバネ又は他の手段によって締付け素子に加えられる。
然し乍ら、バネ又は他の手段によって加えられる第２の
力の大きさは、永久磁石によって加えられる第１の力に
完全に反作用して締付け素子を静脈チューブから離しチ
ューブに流体を流すようにするには不充分なものであ
る。そこで、締付け素子をチューブから離してチューブ
を開きチューブを通る流体の流れを開始又は増加させる
ように、永久磁石によって加えられる力を周期的に減少
する手段が設けられている。
マリウム−コバルト及びネオジム−鉄式の磁石により締
付け素子を静脈チューブに押し付けてチューブを圧迫
し、このフレキシブルなチューブに流れる流体を本質的
に止めるようにする。締付け素子は、バネ又は他の手段
に取付けられていて、永久磁石によって発生された第１
の力で締付け素子が静脈チューブに押し付けられると、
永久磁石によって発生されたものとは逆向きの第２の力
がバネ又は他の手段によって締付け素子に加えられる。
然し乍ら、バネ又は他の手段によって加えられる第２の
力の大きさは、永久磁石によって加えられる第１の力に
完全に反作用して締付け素子を静脈チューブから離しチ
ューブに流体を流すようにするには不充分なものであ
る。そこで、締付け素子をチューブから離してチューブ
を開きチューブを通る流体の流れを開始又は増加させる
ように、永久磁石によって加えられる力を周期的に減少
する手段が設けられている。
好ましい実施例においては、電磁コイルが設けられてい
て、このコイルのコア、エアギャップ及びアーマチャに
磁束を発生し、この磁束は、永久磁石によってそのコア
及びエアギャップに発生される磁束と方向が反対であ
り、これにより、永久磁石によって締付け素子に加えら
れる第１の力が減少される。コイルに流れる電流が充分
大きい時には、永久磁石によって締付け素子に加えられ
る第１の力を、バネによって加えられる力とチューブに
より締付けバーに加えられる小さな力との和よりも低い
レベルまで減少することができる。これが生じた時に
は、締付け素子が静脈チューブから離され、チューブに
流体を流すことができる。コイルに流れる電流を切った
時には、永久磁石からの第１の力によって締付け素子が
静脈チューブに押し付けられ、流体の流れが本質的に停
止される。周期的に即ち繰返しコイルに電流を流すこと
により、締付け素子が静脈チューブを好ましくは小滴流
量の比較的大きな倍数である頻度で周期的に即ち繰返し
開閉することができる。この頻度としては、約１ないし
20Hzが好ましい。
て、このコイルのコア、エアギャップ及びアーマチャに
磁束を発生し、この磁束は、永久磁石によってそのコア
及びエアギャップに発生される磁束と方向が反対であ
り、これにより、永久磁石によって締付け素子に加えら
れる第１の力が減少される。コイルに流れる電流が充分
大きい時には、永久磁石によって締付け素子に加えられ
る第１の力を、バネによって加えられる力とチューブに
より締付けバーに加えられる小さな力との和よりも低い
レベルまで減少することができる。これが生じた時に
は、締付け素子が静脈チューブから離され、チューブに
流体を流すことができる。コイルに流れる電流を切った
時には、永久磁石からの第１の力によって締付け素子が
静脈チューブに押し付けられ、流体の流れが本質的に停
止される。周期的に即ち繰返しコイルに電流を流すこと
により、締付け素子が静脈チューブを好ましくは小滴流
量の比較的大きな倍数である頻度で周期的に即ち繰返し
開閉することができる。この頻度としては、約１ないし
20Hzが好ましい。
市販のプラスチック製の静脈チューブを完全に閉じるた
めには、約１ないし２ポンドの力が必要とされることが
経験的に分かっている。従って、締付け素子が静脈チュ
ーブを閉じ、バネが弾力で曲がった時に、チューブを閉
じた状態に保持するためには、少なくとも２ポンドの付
加的な差の力を締付け素子に加えなければならない。永
久磁石によって加えられる力の大きさは、アクチュエー
タ組立体の寸法を最小とするために、できるだけ小さく
保持するのが好ましい。約３ないし６ポンドの力が適当
であることが分かった。
めには、約１ないし２ポンドの力が必要とされることが
経験的に分かっている。従って、締付け素子が静脈チュ
ーブを閉じ、バネが弾力で曲がった時に、チューブを閉
じた状態に保持するためには、少なくとも２ポンドの付
加的な差の力を締付け素子に加えなければならない。永
久磁石によって加えられる力の大きさは、アクチュエー
タ組立体の寸法を最小とするために、できるだけ小さく
保持するのが好ましい。約３ないし６ポンドの力が適当
であることが分かった。
作用 永久磁石を用いて締付け素子に力を加えて静脈チューブ
を閉じ、且つ、締付け素子を解除するためにのみコイル
を付勢することによって、装置全体を、これまで使用さ
れていたものよりも相当に小さい小型のパッケージに収
納することができる。更に、装置の作動に要求されるエ
ネルギは、非常に僅かであるから、音が静かで、耐久性
が良く、所望の機能を確実に実行する。又、所要エネル
ギが低いために、バッテリ作動式の装置を相当に長い期
間にわたって作動状態のまゝにしておくことができる。
を閉じ、且つ、締付け素子を解除するためにのみコイル
を付勢することによって、装置全体を、これまで使用さ
れていたものよりも相当に小さい小型のパッケージに収
納することができる。更に、装置の作動に要求されるエ
ネルギは、非常に僅かであるから、音が静かで、耐久性
が良く、所望の機能を確実に実行する。又、所要エネル
ギが低いために、バッテリ作動式の装置を相当に長い期
間にわたって作動状態のまゝにしておくことができる。
実施例 本発明のこれら及び他の効果は、添付図面を参照とした
好ましい実施例の以下の詳細な説明より明らかとなろ
う。添付図面においては、全ての対応部分が同じ参照番
号で示されている。説明上、添付図面は、相当簡単化し
て示してある。
好ましい実施例の以下の詳細な説明より明らかとなろ
う。添付図面においては、全ての対応部分が同じ参照番
号で示されている。説明上、添付図面は、相当簡単化し
て示してある。
本発明の特徴及びその基本的な原理を用いた制御装置に
ついて以下に述べる。
ついて以下に述べる。
特に、第１図ないし第３図を説明すれば、制御装置、即
ちアクチュエータ組立体10は、バネ組立体12に固定され
た締付け素子11を備え、バネ組立体12は、２枚の平行な
リボン状のバネ即ち板バス13及び14を含み、これらのバ
ネは、その両端がスペーサブロック15及び16によって分
離して支持される。締付け素子11の不作動端17は、適当
なボルト18及び19によってスペーサブロック15に固定さ
れる。又、可動アーマチャ20は、ボルト18によって締付
け素子11の不作動端17に固定されると共に、ボルト21及
び22によってスペーサブロック15に固定される。バネ組
立体12は、締付け素子11及びアーマチャ20を動かせるよ
うに、その端23から片持梁式に取付けられる。可動アー
マチャ20に隣接して２つの別々の磁極片25及び26があ
り、これらの磁極片は、図示されていない手段によって
支持フレーム24に固定される。永久磁石27は、磁極片25
の面28に取付けられ、磁気分路29、好ましくは、黄銅シ
ム又は他の非磁性材も、永久磁石27に隣接して面28に取
付けられ、これらの間にエアギャップ39が形成される。
電磁コイル31は、磁極片25と26との間に配置され、コイ
ル31の中心の少なくとも一部分には、キー型の鉄コア32
が配置されている。第１図に最も良く示されたように、
コア32の大きな区分33は、これに隣接して黄銅シム29及
び永久磁石27を含んでいる磁極片25とほゞ同延である。
磁気分路29は、磁極片25とコア32の大きな区分33との間
に適当な間隔を維持し、これを通る所望レベルの磁束を
維持する。少なくとも40％の磁束がこの分路を通るのが
好ましい。
ちアクチュエータ組立体10は、バネ組立体12に固定され
た締付け素子11を備え、バネ組立体12は、２枚の平行な
リボン状のバネ即ち板バス13及び14を含み、これらのバ
ネは、その両端がスペーサブロック15及び16によって分
離して支持される。締付け素子11の不作動端17は、適当
なボルト18及び19によってスペーサブロック15に固定さ
れる。又、可動アーマチャ20は、ボルト18によって締付
け素子11の不作動端17に固定されると共に、ボルト21及
び22によってスペーサブロック15に固定される。バネ組
立体12は、締付け素子11及びアーマチャ20を動かせるよ
うに、その端23から片持梁式に取付けられる。可動アー
マチャ20に隣接して２つの別々の磁極片25及び26があ
り、これらの磁極片は、図示されていない手段によって
支持フレーム24に固定される。永久磁石27は、磁極片25
の面28に取付けられ、磁気分路29、好ましくは、黄銅シ
ム又は他の非磁性材も、永久磁石27に隣接して面28に取
付けられ、これらの間にエアギャップ39が形成される。
電磁コイル31は、磁極片25と26との間に配置され、コイ
ル31の中心の少なくとも一部分には、キー型の鉄コア32
が配置されている。第１図に最も良く示されたように、
コア32の大きな区分33は、これに隣接して黄銅シム29及
び永久磁石27を含んでいる磁極片25とほゞ同延である。
磁気分路29は、磁極片25とコア32の大きな区分33との間
に適当な間隔を維持し、これを通る所望レベルの磁束を
維持する。少なくとも40％の磁束がこの分路を通るのが
好ましい。
フレキシブルなプラスチックチューブ35を支持するため
にフインガ素子34が設けられており、これは、第１図に
仮想線で示すように支持フレーム24に適当に固定され
る。
にフインガ素子34が設けられており、これは、第１図に
仮想線で示すように支持フレーム24に適当に固定され
る。
制御装置の上面図である第２図及び第３図を参照し、締
付け素子11によるプラスチックチューブ35の開閉につい
て説明する。チューブ35を開く時には、通常、第３図に
示すように、その一部分のみが開くようにされる。
付け素子11によるプラスチックチューブ35の開閉につい
て説明する。チューブ35を開く時には、通常、第３図に
示すように、その一部分のみが開くようにされる。
第４図及び第５図に示された組立体10の側面図を参照
し、静脈チューブを開閉する時の組立体の部材の相対的
な位置について説明する。閉じた位置では、アーマチャ
20が磁極片26及び25の至近に配置され、非磁性材のスペ
ーサパッド41及び42が最小のエアギャップ43及び44を維
持する。
し、静脈チューブを開閉する時の組立体の部材の相対的
な位置について説明する。閉じた位置では、アーマチャ
20が磁極片26及び25の至近に配置され、非磁性材のスペ
ーサパッド41及び42が最小のエアギャップ43及び44を維
持する。
第７図及び第８図に最も良く示されたように、コア32
と、磁極片25及び26は、ボルト36及び37により支持フレ
ーム24に支持される。次いで、支持フレーム24は、穴3
8、39及び40を通るボルトによりハウジング（図示せ
ず）に固定される。
と、磁極片25及び26は、ボルト36及び37により支持フレ
ーム24に支持される。次いで、支持フレーム24は、穴3
8、39及び40を通るボルトによりハウジング（図示せ
ず）に固定される。
作動中の２つの磁束路を概略的に示した第９図及び第10
を参照し、制御組立体10の作動について更に説明する。
第９図に示すように、永久磁石27からの磁束は、磁極片
25を通り、ギャップ43を横切り、アーマチャ20を通り、
ギャップ44を横切り、磁極片26へ送られそしてコア32へ
送られる。この磁束は、コイル31内のコア32を通り、永
久磁石27の他の極即ち面へ戻る。永久磁石27からの磁束
の一部分は、磁極片25から分路29を横切ってコア32へ進
み、永久磁石27の逆の極即ち面へ戻る。第10図に示すよ
うに、コイル31に電流を流した時には、起磁力が発生
し、これは、永久磁石27からコア32を経て送られる磁束
に対抗する。これにより、可動アーマチャ20を通る磁束
が実質的に減少し、締付け素子11を静脈チューブ35に押
し付けるアーマチャ20の力が実質的に低下する。アーマ
チャの吸引力が低下すると、バネ組立体12の逆向きの力
がアーマチャ20に作用するために、アーマチャ20と磁極
片25及び26との間の各ギャップ43及び44が増大する。そ
の結果、締付け素子11が静脈チューブ35から離れ、チュ
ーブが開く。コイル31の電流を止めると、リボン状のバ
ネ組立体12に取付けられたアーマチャ20が永久磁石27に
よって再び吸引され、ギャップ43及び44が狭くなり、ア
ーマチャに再び磁束が通る。コイル31の電流を流したり
止めたりすることにより、締付け素子11は、フレキシブ
ルなチューブ35に近づいたり離れたりするように往復運
動することができ、その結果、脈動式、又は、ぜん動式
に流体を流すことができる。アクチュエータ組立体は、
約１ないし約20Hzの周波数で作動するように設計される
が、当業者に明らかなように、変更を加えれば、約40Hz
まで周波数を増加することができる。
を参照し、制御組立体10の作動について更に説明する。
第９図に示すように、永久磁石27からの磁束は、磁極片
25を通り、ギャップ43を横切り、アーマチャ20を通り、
ギャップ44を横切り、磁極片26へ送られそしてコア32へ
送られる。この磁束は、コイル31内のコア32を通り、永
久磁石27の他の極即ち面へ戻る。永久磁石27からの磁束
の一部分は、磁極片25から分路29を横切ってコア32へ進
み、永久磁石27の逆の極即ち面へ戻る。第10図に示すよ
うに、コイル31に電流を流した時には、起磁力が発生
し、これは、永久磁石27からコア32を経て送られる磁束
に対抗する。これにより、可動アーマチャ20を通る磁束
が実質的に減少し、締付け素子11を静脈チューブ35に押
し付けるアーマチャ20の力が実質的に低下する。アーマ
チャの吸引力が低下すると、バネ組立体12の逆向きの力
がアーマチャ20に作用するために、アーマチャ20と磁極
片25及び26との間の各ギャップ43及び44が増大する。そ
の結果、締付け素子11が静脈チューブ35から離れ、チュ
ーブが開く。コイル31の電流を止めると、リボン状のバ
ネ組立体12に取付けられたアーマチャ20が永久磁石27に
よって再び吸引され、ギャップ43及び44が狭くなり、ア
ーマチャに再び磁束が通る。コイル31の電流を流したり
止めたりすることにより、締付け素子11は、フレキシブ
ルなチューブ35に近づいたり離れたりするように往復運
動することができ、その結果、脈動式、又は、ぜん動式
に流体を流すことができる。アクチュエータ組立体は、
約１ないし約20Hzの周波数で作動するように設計される
が、当業者に明らかなように、変更を加えれば、約40Hz
まで周波数を増加することができる。
効果 アーマチャ20、ひいては、締付け素子11の磁束を減少す
るのに要する電磁コイル31のサイズは、非常に大きなも
の、即ち、強力なものである必要はない。というのは、
プラスチックのチューブ35から締付け素子11を離すのに
要する力が比較的小さく、即ち、約１ないし２ポンド程
度だからである。又、所要電力が低いために、制御組立
体10は、公知装置よりも相当に低い騒音レベルで作動す
ることができ、且つ、制御組立体の信頼性及び耐久性に
著しく影響を及ぼすことなく、組立体10全体を公知装置
よりも非常に小さく形成することができる。
るのに要する電磁コイル31のサイズは、非常に大きなも
の、即ち、強力なものである必要はない。というのは、
プラスチックのチューブ35から締付け素子11を離すのに
要する力が比較的小さく、即ち、約１ないし２ポンド程
度だからである。又、所要電力が低いために、制御組立
体10は、公知装置よりも相当に低い騒音レベルで作動す
ることができ、且つ、制御組立体の信頼性及び耐久性に
著しく影響を及ぼすことなく、組立体10全体を公知装置
よりも非常に小さく形成することができる。
本発明の範囲から逸脱せずに、本発明の上記の構成に種
々の変更を加えられることが明らかであろう。
々の変更を加えられることが明らかであろう。
第１図は、本発明の特徴を用いた制御装置、即ち、アク
チュエータ組立体の作動素子を示す破断斜視図、 第２図は、締付け素子が押されて静脈チューブを閉じた
ところを示す図、 第３図は、第２図と同様の部分上面図であり、チューブ
を開いた時の締付け素子の位置を示す図、 第４図及び第５図は、締付素子がチューブを閉じた時、
及び締付け素子がチューブを開くようにチューブから離
れた時の部材の相対的な位置を示す図、 第６図は、第１図の６−６線に沿った断面図、 第７図及び第８図は、各々、第４図及び第５図の７−７
線及び８−８線に沿った断面図そして 第９図及び第10図は、組立体の作動部材の相対的な位置
を示すと共に、作動中の磁束の流れを示す概略図であ
る。 10……制御装置（アクチュエータ組立体） 11……締付け素子 12……バネ組立体 13、14……板バネ 15、16……スペーサブロック 20……可動アーマチャ 25、26……磁極片 24……支持フレーム 27……永久磁石、29……磁気分路 31……電磁コイル、32……コア 34……フィンガ素子 35……フレキシブルな静脈チューブ 41、42……スペーサパッド 43、44……エアギャップ
チュエータ組立体の作動素子を示す破断斜視図、 第２図は、締付け素子が押されて静脈チューブを閉じた
ところを示す図、 第３図は、第２図と同様の部分上面図であり、チューブ
を開いた時の締付け素子の位置を示す図、 第４図及び第５図は、締付素子がチューブを閉じた時、
及び締付け素子がチューブを開くようにチューブから離
れた時の部材の相対的な位置を示す図、 第６図は、第１図の６−６線に沿った断面図、 第７図及び第８図は、各々、第４図及び第５図の７−７
線及び８−８線に沿った断面図そして 第９図及び第10図は、組立体の作動部材の相対的な位置
を示すと共に、作動中の磁束の流れを示す概略図であ
る。 10……制御装置（アクチュエータ組立体） 11……締付け素子 12……バネ組立体 13、14……板バネ 15、16……スペーサブロック 20……可動アーマチャ 25、26……磁極片 24……支持フレーム 27……永久磁石、29……磁気分路 31……電磁コイル、32……コア 34……フィンガ素子 35……フレキシブルな静脈チューブ 41、42……スペーサパッド 43、44……エアギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イズレイル ツアルス アメリカ合衆国 ニユージヤージー州 08550 プリンストン ジヤンクシヨン クウエイカー ロード 40 (56)参考文献 特開 昭48−18825（ＪＰ，Ａ) 特公 昭55−43780（ＪＰ，Ｂ２) 西独国特許公開2917254（ＤＥ，Ａ)
Claims (8)
- 【請求項１】締付け素子と対向部材との間にフレキシブ
ルなチューブが延びていて、締付け素子をチューブに押
しやってそのチューブを流れる流体の流れを停止し、そ
して締付け素子をチューブから離してチューブに流体を
流すようにして、フレキシブルなチューブを流れる流体
の流れを振動モードもしくは脈動モードで制御する装置
において、 締付け素子にとりつけたアーマチヤと、 このアーマチヤを介して締付け素子へ第１の力を加えて
締付け素子をチューブへ押しやる永久磁石と、 第１の力よりも小さく、方向が反対の第２の力を締付け
素子へ加えるバネ手段と、 このバネ手段によって締付け素子へ加えられる力と、チ
ューブによって締付け素子へ加えられる力があれば、そ
の力との和よりも小さい大きさに締付け素子への第１の
力を減少させて、それによりチューブを閉塞している位
置から締付け素子を離す電磁手段と を備えたことを特徴とする装置。 - 【請求項２】電磁石手段はコイルと２つの独立した極片
とを有するコアであり、前記の独立した極片はアーマチ
ヤとコアとの間にあって永久磁石と、コアと、アーマチ
ヤとの間に完全な電磁回路を完成する請求項１に記載の
装置。 - 【請求項３】電磁石手段はコアに隣接する一方の極片の
側面に固定されている請求項２に記載の装置。 - 【請求項４】対向部材と永久磁石とを支持するフレーム
を備え、バネ手段はこのフレームとアーマチヤとに固定
され、それにより対向部材に締付け素子が近ずいたり、
離れたりするのに対応してフレームに対して動けるよう
にアーマチヤを取り付ける手段をバネ手段が形成する請
求項１に記載の装置。 - 【請求項５】第２の極片とコアの一部との間に磁気分路
が設けられている請求項２に記載の装置。 - 【請求項６】磁束の少なくとも40％が磁気分路を通る請
求項５に記載の装置。 - 【請求項７】ばね手段は、一端がフレームへ他端がアー
マチヤと締付け素子とへ固定されている少なくとも一つ
の長いリボン状の、もしくは板状のバネを含む請求項１
に記載の装置。 - 【請求項８】１−20ヘルツの周波数で周期的に永久磁石
手段を電気的に付勢する手段を含む請求項１に記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
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| US06/708,829 US4626241A (en) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | Apparatus and method for controlling the parenteral administration of fluids |
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- 1986-03-06 JP JP61049510A patent/JPH0767489B2/ja not_active Expired - Lifetime
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