JPH0766979A - 圧縮画像再生装置 - Google Patents
圧縮画像再生装置Info
- Publication number
- JPH0766979A JPH0766979A JP5234192A JP23419293A JPH0766979A JP H0766979 A JPH0766979 A JP H0766979A JP 5234192 A JP5234192 A JP 5234192A JP 23419293 A JP23419293 A JP 23419293A JP H0766979 A JPH0766979 A JP H0766979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- pixel
- signal
- reproduced
- block
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロック符号化された圧縮データを再生する
場合にブロック歪みを低減する。 【構成】 ＭＰＥＧ方式で圧縮されたデータはＭＰＥＧ
伸長回路１により各画素の輝度データＹに再生される。
交番信号発生回路７により水平同期信号（／ＨＳＹＮ
Ｃ）とビデオクロックＶＣＬＫに基づいて、例えば上下
左右の画素毎に値が「０」と「１」の交互になる交番信
号が発生され、この交番信号が加算回路４に印加されて
輝度データＹに加算される。
場合にブロック歪みを低減する。 【構成】 ＭＰＥＧ方式で圧縮されたデータはＭＰＥＧ
伸長回路１により各画素の輝度データＹに再生される。
交番信号発生回路７により水平同期信号（／ＨＳＹＮ
Ｃ）とビデオクロックＶＣＬＫに基づいて、例えば上下
左右の画素毎に値が「０」と「１」の交互になる交番信
号が発生され、この交番信号が加算回路４に印加されて
輝度データＹに加算される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック符号化された
圧縮データを再生する圧縮画像再生装置に関し、特にＭ
ＰＥＧ（動画符号化専門家グループ）方式で圧縮された
画像データを再生する圧縮画像再生装置に関する。
圧縮データを再生する圧縮画像再生装置に関し、特にＭ
ＰＥＧ（動画符号化専門家グループ）方式で圧縮された
画像データを再生する圧縮画像再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ＭＰＥＧ方式による画像信号を
圧縮する場合、画像信号が１６×１６画素のブロックで
動き補償フレーム間予測がなされ、予測値がＤＣＴ（離
散コサイン変換）により例えば８×８画素のブロック毎
に直交変換され、直交変換係数が量子化され、量子化値
が可変長符号化される。また、再生時には圧縮データが
可変長復号化された後、直交変換係数に逆量子化され、
直交変換係数が逆ＤＣＴ処理されて予測値に変換され、
予測値からフレーム画像が再生される。
圧縮する場合、画像信号が１６×１６画素のブロックで
動き補償フレーム間予測がなされ、予測値がＤＣＴ（離
散コサイン変換）により例えば８×８画素のブロック毎
に直交変換され、直交変換係数が量子化され、量子化値
が可変長符号化される。また、再生時には圧縮データが
可変長復号化された後、直交変換係数に逆量子化され、
直交変換係数が逆ＤＣＴ処理されて予測値に変換され、
予測値からフレーム画像が再生される。
【０００３】ところで、ＭＰＥＧ方式では、逆ＤＣＴ処
理して画素を再生する場合に例えば８×８画素の１ブロ
ック分の逆ＤＣＴ出力を全て線形和するので、１ブロッ
クの６４個の内１つでも情報損失が発生すると、ブロッ
ク間に輝度の差として現れるブロック歪みが再生画像に
残り、画質が悪くなる。従来の圧縮画像再生装置では、
このようなブロック歪みを低減するためにブロックの大
きさを変えたり、ローパスフィルタを用いたり、また、
周波数が高くかつ振幅が低い信号をノイズとして除去す
るように構成されている。
理して画素を再生する場合に例えば８×８画素の１ブロ
ック分の逆ＤＣＴ出力を全て線形和するので、１ブロッ
クの６４個の内１つでも情報損失が発生すると、ブロッ
ク間に輝度の差として現れるブロック歪みが再生画像に
残り、画質が悪くなる。従来の圧縮画像再生装置では、
このようなブロック歪みを低減するためにブロックの大
きさを変えたり、ローパスフィルタを用いたり、また、
周波数が高くかつ振幅が低い信号をノイズとして除去す
るように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブロック歪み低減方法では、有効な処理とは言え
ず、また、回路構成が複雑になるという問題点がある。
来のブロック歪み低減方法では、有効な処理とは言え
ず、また、回路構成が複雑になるという問題点がある。
【０００５】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ブロッ
ク符号化された圧縮データを再生する場合に簡単な構成
でブロック歪みを低減して再生画像の画質を向上させる
ことができる圧縮画像再生装置を提供することを目的と
する。
ク符号化された圧縮データを再生する場合に簡単な構成
でブロック歪みを低減して再生画像の画質を向上させる
ことができる圧縮画像再生装置を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ブロック符号化された圧縮データを再生し
た場合の画像のブロック歪みがブロック毎の輝度の差で
あることを利用して、各画素の輝度データに交番信号を
加算して輝度の差を周りの画素に分散するようにしてい
る。すなわち本発明によれば、ブロック符号化された圧
縮データを再生する圧縮画像再生装置において、画像圧
縮データから各画素の輝度データを再生する再生手段
と、前記再生手段により再生された各画素とラインに同
期して値が反転する交番信号を発生する交番信号発生手
段と、前記再生手段により再生された各画素の輝度デー
タと前記交番信号発生手段により発生された交番信号を
加算する加算手段とを有する圧縮画像再生装置が提供さ
れる。
するために、ブロック符号化された圧縮データを再生し
た場合の画像のブロック歪みがブロック毎の輝度の差で
あることを利用して、各画素の輝度データに交番信号を
加算して輝度の差を周りの画素に分散するようにしてい
る。すなわち本発明によれば、ブロック符号化された圧
縮データを再生する圧縮画像再生装置において、画像圧
縮データから各画素の輝度データを再生する再生手段
と、前記再生手段により再生された各画素とラインに同
期して値が反転する交番信号を発生する交番信号発生手
段と、前記再生手段により再生された各画素の輝度デー
タと前記交番信号発生手段により発生された交番信号を
加算する加算手段とを有する圧縮画像再生装置が提供さ
れる。
【０００７】
【作用】本発明では、各画素の輝度データとこの画素と
ラインに同期して値が反転する交番信号が加算され、ブ
ロック歪みが発生した画素とその回りの画素の輝度の差
による輪郭が回りの画素に入り込んで分散される。した
がって、簡単な構成でブロック歪みを低減して再生画像
の画質を向上させることができる。
ラインに同期して値が反転する交番信号が加算され、ブ
ロック歪みが発生した画素とその回りの画素の輝度の差
による輪郭が回りの画素に入り込んで分散される。した
がって、簡単な構成でブロック歪みを低減して再生画像
の画質を向上させることができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図１は本発明に係る圧縮画像再生装置の一
実施例を示すブロック図、図２は図１の圧縮画像再生装
置の動作を示す説明図である。
て説明する。図１は本発明に係る圧縮画像再生装置の一
実施例を示すブロック図、図２は図１の圧縮画像再生装
置の動作を示す説明図である。
【０００９】図１において、ＭＰＥＧ方式で圧縮された
データは、先ず、ＭＰＥＧ伸長回路１により可変長復号
化された後、直交変換係数に逆量子化され、直交変換係
数が逆ＤＣＴ処理されて予測値に変換され、予測値から
各画素の輝度データＹと、色差データＣと、フレームの
水平同期信号（／ＨＳＹＮＣ）（以下、記号「／」は反
転信号を示す。）とビデオクロックＶＣＬＫが再生され
る。
データは、先ず、ＭＰＥＧ伸長回路１により可変長復号
化された後、直交変換係数に逆量子化され、直交変換係
数が逆ＤＣＴ処理されて予測値に変換され、予測値から
各画素の輝度データＹと、色差データＣと、フレームの
水平同期信号（／ＨＳＹＮＣ）（以下、記号「／」は反
転信号を示す。）とビデオクロックＶＣＬＫが再生され
る。
【００１０】ＭＰＥＧ伸長回路１により再生された輝度
データＹは、垂直方向補間回路２と水平方向補間回路３
によりそれぞれ各画素が垂直方向と水平方向において補
間されて加算回路４に印加される。この加算回路４では
この輝度データＹと後述するような１フレーム分または
１フィールド分の交番信号が加算され、ブロック歪みが
除去された輝度データＹがＤＡ変換器（ＤＡＣ）５によ
りアナログ信号に変換される。また、色差データＣは輝
度データＹに同期するように遅延回路８により遅延され
てＤＡ変換器５によりアナログ信号に変換され、ＮＴＳ
Ｃエンコーダ６により輝度信号Ｙと色差信号Ｃがビデオ
信号に変換され、このビデオ信号に基づいて画像が表示
される。
データＹは、垂直方向補間回路２と水平方向補間回路３
によりそれぞれ各画素が垂直方向と水平方向において補
間されて加算回路４に印加される。この加算回路４では
この輝度データＹと後述するような１フレーム分または
１フィールド分の交番信号が加算され、ブロック歪みが
除去された輝度データＹがＤＡ変換器（ＤＡＣ）５によ
りアナログ信号に変換される。また、色差データＣは輝
度データＹに同期するように遅延回路８により遅延され
てＤＡ変換器５によりアナログ信号に変換され、ＮＴＳ
Ｃエンコーダ６により輝度信号Ｙと色差信号Ｃがビデオ
信号に変換され、このビデオ信号に基づいて画像が表示
される。
【００１１】図２では図面を簡略化するために１ブロッ
クを２×２画素で示しており、例えば図２（ａ）に示す
ように加算回路４に印加される輝度データＹでは、ブロ
ック歪みとして各画素の値が「３」に変化したブロック
と、ブロック歪みが発生していないで各画素の値が
「１」に再生されたその回りの領域（ブロック）との間
には輝度の差として輪郭が発生する。そこで、本実施例
では、交番信号発生回路７により水平同期信号（／ＨＳ
ＹＮＣ）とビデオクロックＶＣＬＫに基づいて、例えば
図２（ｂ）に示すように上下左右の画素毎に値が「０」
と「１」の交互になる１フレーム分または１フィールド
分の交番信号が発生され、この交番信号が加算回路４に
印加されて輝度データＹに加算される。
クを２×２画素で示しており、例えば図２（ａ）に示す
ように加算回路４に印加される輝度データＹでは、ブロ
ック歪みとして各画素の値が「３」に変化したブロック
と、ブロック歪みが発生していないで各画素の値が
「１」に再生されたその回りの領域（ブロック）との間
には輝度の差として輪郭が発生する。そこで、本実施例
では、交番信号発生回路７により水平同期信号（／ＨＳ
ＹＮＣ）とビデオクロックＶＣＬＫに基づいて、例えば
図２（ｂ）に示すように上下左右の画素毎に値が「０」
と「１」の交互になる１フレーム分または１フィールド
分の交番信号が発生され、この交番信号が加算回路４に
印加されて輝度データＹに加算される。
【００１２】したがって、図２（ｃ）に示すように値が
「３」のブロックの輝度データＹは「３」または「４」
となり、また、ブロック歪みが発生していない輝度デー
タＹ（＝１）は「１」または「２」となるので、差分が
小さくなった画素間ではブロック歪みによる輪郭がその
回りのブロックの画素に入り込み、したがって、ブロッ
ク歪みを低減することができる。なお、この交番信号は
図２（ｂ）に示すような値「０」、「１」に限定され
ず、代わりに例えば図３に示すように上下左右の画素毎
に値が「＋０．５」と「−０．５」のような値にしても
よい。また、画像データの画素毎の交番信号の代わり
に、例えば左右の画素間やライン間の画素密度を２倍に
してこの密度の交番信号を輝度データＹに加算するよう
にしてもよい。
「３」のブロックの輝度データＹは「３」または「４」
となり、また、ブロック歪みが発生していない輝度デー
タＹ（＝１）は「１」または「２」となるので、差分が
小さくなった画素間ではブロック歪みによる輪郭がその
回りのブロックの画素に入り込み、したがって、ブロッ
ク歪みを低減することができる。なお、この交番信号は
図２（ｂ）に示すような値「０」、「１」に限定され
ず、代わりに例えば図３に示すように上下左右の画素毎
に値が「＋０．５」と「−０．５」のような値にしても
よい。また、画像データの画素毎の交番信号の代わり
に、例えば左右の画素間やライン間の画素密度を２倍に
してこの密度の交番信号を輝度データＹに加算するよう
にしてもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
画素の輝度データとこの画素とラインに同期して値が反
転する交番信号を加算するので、ブロック歪みが発生し
た画素とその回りの画素の輝度の差による輪郭が回りの
画素に入り込んで分散され、したがって、簡単な構成で
ブロック歪みを低減させ再生画像の画質を向上させるこ
とができる。
画素の輝度データとこの画素とラインに同期して値が反
転する交番信号を加算するので、ブロック歪みが発生し
た画素とその回りの画素の輝度の差による輪郭が回りの
画素に入り込んで分散され、したがって、簡単な構成で
ブロック歪みを低減させ再生画像の画質を向上させるこ
とができる。
【図１】本発明に係る圧縮画像再生装置の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】図１の圧縮画像再生装置の動作を示す説明図で
ある。
ある。
【図３】他の交番信号を示す説明図である。
１ ＭＰＥＧ伸長回路（再生手段） ２ 垂直方向補間回路 ３ 水平方向補間回路 ４ 加算器（加算手段） ５ ＤＡＣ ６ ＮＴＳＣエンコーダ ７ 交番信号発生回路（交番信号発生手段） ８ 遅延回路
Claims (1)
- 【請求項１】 ブロック符号化された圧縮データを再生
する圧縮画像再生装置において、 画像圧縮データから各画素の輝度データを再生する再生
手段と、 前記再生手段により再生された各画素とラインに同期し
て値が反転する交番信号を発生する交番信号発生手段
と、 前記再生手段により再生された各画素の輝度データと前
記交番信号発生手段により発生された交番信号を加算す
る加算手段とを有する圧縮画像再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234192A JPH0766979A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 圧縮画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234192A JPH0766979A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 圧縮画像再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0766979A true JPH0766979A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16967130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234192A Withdrawn JPH0766979A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 圧縮画像再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766979A (ja) |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5234192A patent/JPH0766979A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |