JPH0766861A - 骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器 - Google Patents

骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器

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Publication number
JPH0766861A
JPH0766861A JP21289393A JP21289393A JPH0766861A JP H0766861 A JPH0766861 A JP H0766861A JP 21289393 A JP21289393 A JP 21289393A JP 21289393 A JP21289393 A JP 21289393A JP H0766861 A JPH0766861 A JP H0766861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear microphone
connector
signal
bone conduction
microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21289393A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Miyashita
文明 宮下
Toru Takasaki
徹 高▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANPO SANGYO KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
SANPO SANGYO KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by SANPO SANGYO KK, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical SANPO SANGYO KK
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Publication of JPH0766861A publication Critical patent/JPH0766861A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ハウリングを防止し、明瞭な送・受
話を行なうことができる骨伝導型イヤーマイクロホンを
用いた電話端末とそれに用いる接続器を提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、送・受話器の外部接続端子16に骨
伝導型イヤーマイクロホン12を接続器11を介して接
続した電話端末であって、前記骨伝導型イヤーマイクロ
ホン12の送話器に振動加速度センサー型マイクロホン
24が用いられ、前記接続器11が受話信号レベルによ
り送話信号レベルが制御される構成であることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨伝導型イヤーマイク
ロホンを用いた携帯型の電話端末と骨伝導型イヤーマイ
クロホンを接続するための接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、骨伝導音声信号をピックアッ
プする送話系と、外部電気信号を音響信号に変換する受
話系とを一体的に構成して、外耳道に装着するようにし
た骨伝導型イヤーマイクロホン(以下、イヤーマイクロ
ホンという。)が知られている。(例えば、特開昭58
−14697号公報、特開昭58−210793号公
報。)このイヤーマイクロホンは、外耳道壁の骨伝導音
声振動を圧電素子、エレクトレット等の振動電気変換素
子によって電気信号に変換する送話器と、電気音響変換
素子よりなるスピーカによって電気信号を音響信号に変
換し、この音響信号をパイプ状の音導管に導いて外耳道
内に放音する受話器とより構成される。
【0003】このようなイヤーマイクロホンを用いた送
受信装置としては、送話器からの電気信号と受話器への
電気信号とをそれぞれ伝送するリード線をイヤーマイク
ロホン本体の外部に導出し、このリード線を送受信機能
を備えた無線装置に接続したものなどが知られている。
(例えば、特開昭58−156233号公報。)この種
のイヤーマイクロホンを用いた送受信装置は、騒音の大
きい場所や聴覚に障害のある人にとって明瞭な通話を行
ない得るといった効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】イヤーマイクロホン
は、物理的に限られたスペースに送話器と受話器とを一
体的に構成するため、受話器(スピーカ)の出力を送話
器が捨ってしまい、ハウリング現象を生ずる場合がある
といった問題があった。
【0005】このような問題を解決するため、従来では
イヤーマイクロホンの内部構造を工夫してハウリングを
防止していたが、構造が複雑でしかも防止効果に限度が
あるといった問題点があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、ハウリングを防止し、明瞭な送・受話を行なうこと
ができるイヤーマイクロホンを用いた電話端末とそれに
用いる接続器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、イヤーマイクロホンの送話器からの送話信
号のレベルを、受話器に入力される受話信号のレベルに
よって制御するようにしたイヤーマイクロホン接続器を
設けたことを最も特徴とし、従来物理的なイヤーマイク
ロホンの構造によって解決していたハウリングを電気回
路によって確実に防止するようにした点が異なる。
【0008】
【作用】上記手段により、本発明ではイヤーマイクロホ
ンを接続器を介して端末機に接続するようにし、送話信
号を受話信号レベルで制御するようにしたので、ハウリ
ングを防止し、明瞭な送・受話を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0010】図1は、本発明をコードレス電話機におい
て実現した一実施例の全体ブロック構成図である。シス
テム全体は、電話回線13に接続するための回線接続装
置1と送受話器を備えたコードレス電話機2とによって
構成され、回線接続装置1とコードレス電話機2との間
は無線信号の制御信号14と通話信号15によって制御
チャネルと通話チャネルが設定される。前記コードレス
電話機2の送・受話器用外部接続端子16には接続器1
1を介してイヤーマイクロホン12が接続される。
【0011】前記回線接続装置1は制御部3、送信部
4、電話機回路5、受信部6より構成され、前記コード
レス電話機2は送信部7、制御部8、受信部9、通話回
路10より構成される。すなわち、電話回線13からの
受話信号は電話機回路5及び送信部4を介して回線接続
装置1のアンテナにより通話信号15として空中に放射
される。この通話信号15はコードレス電話機2のアン
テナにより受信され、受信部9及び通話回路10を介し
て受話信号として外部接続端子16に導かれる。この外
部接続端子16に導かれた受話信号は接続器11を介し
てイヤーマイクロホン12に導かれる。一方、イヤーマ
イクロホン12からの送話信号は接続器11を介して外
部接続端子16に導かれる。この外部接続端子16に導
かれた送話信号は通話回路10及び送信部7を介してコ
ードレス電話機2のアンテナにより通話信号15として
空中に放射される。この通話信号15は回線接続装置1
のアンテナにより受信され、受信部6及び電話機回路5
を介して送話信号として電話回線13に導かれる。
【0012】図2は本実施例の特徴とするイヤーマイク
ロホン12と接続器11の一例を示すブロック構成図で
ある。イヤーマイクロホン12は圧電素子等による振動
加速度センサー型マイクロホン24とスピーカによるイ
ヤーホン25とが一体に構成されている。この振動加速
度センサー型マイクロホン24が骨伝導型送話器(マイ
クロホン)となる。また、接続器11はレベルコントロ
ール回路26、帯域ろ波器27、信号増幅器28、アッ
テネータ29、信号ピーク検出型整流・平滑回路30、
インピーダンス変換及び信号分配回路31、アッテネー
タ32より構成される。
【0013】即ち、外耳道内壁に接触した形で位置して
いる振動加速度センサー型マイクロホン24からの音声
信号は、接続器の信号ピーク検出型整流・平滑回路30
にて制御されるレベルコントロール回路26に入力さ
れ、帯域ろ波器27へと導かれる。帯域ろ波器27では
コードレス電話機2等の電話端末機の規格に定められる
周波数帯域に制限され、その信号は信号増幅器28によ
って適正なレベルまで増幅され、アッテネータ29を介
して電話端末機であるコードレス電話機2の送話側入力
端子33へと導かれる。一方、コードレス電話機2の受
話側出力端子34からの受話信号は、インターフェース
回路のアッテネータ32を介して、インピーダンス変換
及び信号分配回路31に入力され、その受話信号の一部
は直接外耳道内に位置するイヤーホン25を駆動する。
また、前記受話信号の他の一部は信号ピーク検出型整流
・平滑回路30に入力され、受話信号が直流に変換さ
れ、受話信号が適正レベルを越えるとレベルコントロー
ル回路26からの出力信号を抑えるように構成されてい
る。このため受話信号の送話信号路への回り込み現象に
よる帰還増幅現象を抑えることができ、ハウリングを起
こさない相互同時通信システムが構成できる。
【0014】送話側アッテネータ29は、話者が発声す
る時の声帯の振動の大小や、声帯の振動の外耳道内壁へ
の伝達度の個人差に対応させる。一方、受話側アッテネ
ータ32は、電話端末機の種別や中継局数の異なる電話
回線による受話音量の大小や、使用者の聴覚感音度の個
人差に対応させるものである。
【0015】以上の実施例では、コードレス電話機にイ
ヤーマイクロホンを接続した構成を示したが、この他イ
ヤーマイクロホンを携帯無線電話機や無線送受装置ある
いはワイヤレスマイク装置などに接続した構成としても
よい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イヤ
ーマイクロホンを接続器を介して端末機に接続するよう
にし、送話信号を受話信号レベルで制御するようにした
ので、ハウリングを防止し、明瞭な送・受話を行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明に係るイヤーマイクロホンと接続器の一
例を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1…回線接続装置、2…コードレス電話機、3…制御
部、4…送信部、5…電話機回路、6…受信部、7…送
信部、8…制御部、9…受信部、10…通話回路、11
…接続器、12…イヤーマイクロホン、13…電話回
線、14…制御信号、15…通話信号、16…送・受話
器用外部接続端子、24…振動加速度センサー型マイク
ロホン、25…イヤーホン、26…レベルコントロール
回路、27…帯域ろ波器、28…信号増幅器、29…ア
ッテネータ、30…信号ピーク検出型整流・平滑回路、
31…インピーダンス変換及び信号分配回路、32…ア
ッテネータ、33…送話側入力端子、34…受話側出力
端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送・受話器の外部接続端子に骨伝導型イ
    ヤーマイクロホンを接続器を介して接続した電話端末で
    あって、前記骨伝導型イヤーマイクロホンの送話器に振
    動加速度センサー型マイクロホンが用いられ、前記接続
    器が受話信号レベルにより送話信号レベルが制御される
    構成であることを特徴とする骨伝導型イヤーマイクロホ
    ンを用いた電話端末。
  2. 【請求項2】 骨伝導型イヤーマイクロホンの接続器で
    あって、受話信号のレベル検出手段と該レベル検出手段
    により検出された受話信号レベルが所定の値を越えると
    送話信号を抑圧する制御手段とを有することを特徴とす
    るイヤーマイクロホン接続器。
JP21289393A 1993-08-27 1993-08-27 骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器 Pending JPH0766861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21289393A JPH0766861A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器

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JP21289393A JPH0766861A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器

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JPH0766861A true JPH0766861A (ja) 1995-03-10

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ID=16630015

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JP21289393A Pending JPH0766861A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 骨伝導型イヤーマイクロホンを用いた電話端末とイヤーマイクロホン接続器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097489A1 (en) * 2000-06-10 2001-12-20 Kim Soon Ja Voice communication system having function of preventing speaker's voice waves from being spread out around him
US6483917B1 (en) 1997-08-19 2002-11-19 Electronics And Telecommunications Research Insitute Telephone with a receiver arousing bone-conduction and air-conduction hearing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6483917B1 (en) 1997-08-19 2002-11-19 Electronics And Telecommunications Research Insitute Telephone with a receiver arousing bone-conduction and air-conduction hearing
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