JPH0766768A - 移動通信方式 - Google Patents

移動通信方式

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JPH0766768A
JPH0766768A JP20951793A JP20951793A JPH0766768A JP H0766768 A JPH0766768 A JP H0766768A JP 20951793 A JP20951793 A JP 20951793A JP 20951793 A JP20951793 A JP 20951793A JP H0766768 A JPH0766768 A JP H0766768A
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Hiroshi Suzuki
博 鈴木
Kenkichi Hiraide
賢吉 平出
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基地局に割当てる無線通信エリアのキャリア
周波数グループ数を低減させる。通信品質を向上させ
る。 【構成】 基地局と移動局とが構成する無線通信エリア
に同一周波数の繰り返しを用いる。基地局または移動局
には適応干渉キャンセラを設ける。上り信号または下り
信号について、それぞれ基地局または移動局で通信回線
ごとのトレーニング信号に基づいて干渉波と希望波とを
分離し、その中から希望波のみ抽出する。 【効果】 電波が有効に利用できる。通信品質が向上す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線通信エリア
で構成されたディジタル移動通信方式に用いる。本発明
は、複数の基地局に割当てる周波数のチャネル数を低減
させ電波を有効利用する技術に関する。また、本発明
は、干渉波の除去能率を向上させ通信品質を向上させる
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信などの無線伝送システムにおい
ては、複数の基地局が距離を置いて設置され、その周囲
に通信エリアが形成されている。通信エリアは概念的に
は四角形、六角形または扇形などの地域であり、その地
域にある移動局がその通信エリアにある基地局と接続し
て通信が可能になる。この通話を行うための無線チャネ
ルにはキャリア周波数が配置されているが、隣接する通
信エリアで同一周波数を用いると干渉妨害が発生し良好
な通信ができない。そのために、システムに割当てられ
た複数のキャリア周波数をグループに分けて、キャリア
周波数単位にグループを作り、隣接する通信エリアでは
同一のキャリア周波数を使用しないような周波数配置法
が適用されてきた。周波数がこのように配置された通信
エリアはセルと呼ばれている。
【0003】従来例のセル構成を図9を参照して説明す
る。図9は従来例のセル構成を示す図である。図9に
は、六角形セルにおけるキャリア周波数グループの数N
が「4」の場合のキャリア周波数グループの配置を示
す。Nは周波数繰り返し数とも呼ばれている。図9で
は、キャリア周波数は、キャリア周波数グループF1、
F2、…、F4の四つにグループ化されている。このよ
うに同一周波数が距離的に離れるように配置しても、建
物の配置、移動局の移動に伴って伝搬特性が変化するの
で、干渉電力(PI)が希望波電力(PD)よりも大き
くなる瞬間がある。そのため、平均電力ではなく短区間
平均レベルによる干渉電力(PI)および希望波電力
(PD)から求められるキャリア対干渉電力比(CI
R)が一定値以下になる確率が充分小さくなるように平
均キャリア対干渉電力比から充分マージンをとって同一
キャリア周波数のグループの繰り返しを離すように配置
している。
【0004】一つの基地局に複数の指向性アンテナを設
置して、一つのセルを分割した通信エリアはセクタと呼
ばれている。指向性アンテナの指向性は理想的ではな
く、セクタを完全に分離することはできないので、各セ
クタには異なるキャリア周波数グループが配置されてい
る。図10を参照して従来例のセクタ構成を説明する。
図10は従来例のセクタ構成を示す図である。各セクタ
にはキャリア周波数グループF1、F2、F3が配置さ
れている。実際には、セクタ化されたセルの周囲には複
数の同様にセクタ化されたセルがあるので、隣接するセ
ルのセクタではキャリア周波数グループF1、F2、F
3以外のキャリア周波数グループを配置している。その
ため全体のキャリア周波数グループの数Nは3以上とな
る。
【0005】以上は、固定的に周波数を配置する方法に
ついて述べたが、各セルのトラフィックに応じて無線チ
ャネルを動的に配置するダイナミックチャネルアサイン
が知られている。この方法では、キャリア周波数グルー
プに配置するキャリア周波数の数がセルのトラフィック
に応じて動的に変化するが、Nの値については大きく変
わることはない。すなわち、Nは3以上の大きな値のま
まである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの平面的な周波
数配置法では、干渉の影響を避けるために繰り返し数N
はある値以下にはできなかった。例えば、六角形セルで
は、Nは3、4、7、…と離散的な整数値となり、2以
下にすることはできない。
【0007】すなわち、セルの集合であるサービスエリ
アを構成するためには、多数の周波数グループによる無
線回線チャネルを用いなければならない。
【0008】本発明の目的は、このような背景に行われ
たものであり、一つのサービスエリアにおいて同一周波
数繰り返し数Nを2以下にすることができ、電波の有効
利用をはかることができる移動無線方式を提供すること
にある。
【0009】また、本発明の他の目的は、相互相関の小
さいトレーニング信号を用いることにより干渉波の除去
能率を向上させ、通信品質を向上させた移動通信方式を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の基地局
を備え、移動局がこれらの基地局との間で無線回線で信
号伝送路を設定して通信を行う移動通信方式である。
【0011】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記基地局または移動局は、信号伝送路ごとのトレーニン
グ信号を含む信号系列を送信する手段を備え、前記移動
局または基地局は、受信した前記トレーニング信号に基
づいて干渉波を除去し希望波を抽出する手段を備えたと
ころにある。
【0012】なお、基地局または移動局は、信号系列に
おけるトレーニング信号のタイミング位相をそろえて送
信する手段を備えることにより、一層好ましい方式が構
成される。
【0013】また、信号伝送路が設定される通信エリア
には2以下のキャリア周波数グループが繰り返し割当て
られることにより、一層好ましい方式が構成される。
【0014】また、互いに干渉を引き起こす信号伝送路
で用いるトレーニング信号は相互相関が小さくなるもの
を用いることが好ましい。
【0015】また、前記通信エリアは、基地局を中心点
として構成された複数のセクタからなることができる。
【0016】さらに、基地局には移動局に対する複数の
信号伝送路を形成する送信ダイバーシチアンテナを備え
ることができる。
【0017】さらに、基地局で受信される移動局からの
平均受信電力をほぼ一定とする送信電力制御手段を用い
ることが好ましい。
【0018】
【作用】基地局が構成する通信エリアには2以下のキャ
リア周波数グループが繰り返し割当てられる。この場
合、一つの基地局が構成する通信エリアのセル毎にキャ
リア周波数グループを繰り返し割当てることができる
し、また通信エリアを基地局を中心とする扇型などのセ
クタ構成として、各セクタに2以下のキャリア周波数グ
ループを繰り返し割当てることもできる。
【0019】セクタ構成とした場合、一つのセル内で同
一キャリア周波数を用いることになるので干渉が生じ
る。この干渉波をキャンセルする方法として、基地局ま
たは移動局に、希望波を干渉波から区別する適応干渉キ
ャンセラを備えている。この適応干渉キャンセラは、基
地局あるいは移動局から送信されるトレーニング信号を
含んだ信号系列を受信して、このトレーニング信号に基
づいて干渉波を低減する。このトレーニング信号は、セ
クタ毎に異なるものであって、このトレーニング信号は
信号系列としての位相が同期した信号で、相互相関の小
さい信号系列のものが用いられ、これにより干渉波を除
去して希望波を抽出する。
【0020】通信エリアをセクタに分割しない場合は、
基地局が構成する通信エリアであるセルに2以下のキャ
リア周波数グループを繰り返し割当て、通信エリア毎に
異なるトレーニング信号を用いることにより、干渉波キ
ャンセルを行うことができる。
【0021】また、基地局に送信ダイバーシチアンテナ
を設け、この送信ダイバーシチアンテナより、同一の周
波数で異なる信号系列を異なる信号伝送路で移動局に伝
送する。移動局は同一の周波数で異なる信号伝送路で受
信した信号について、適応干渉キャンセラにより、1つ
の信号伝送路で受信した信号を希望波として抽出するこ
とができる。
【0022】なお、従来の周波数配置の移動通信方式に
おいても、セルごと、あるいはセクタ等の通信エリアご
とのトレーニング信号を用いることにより、干渉波除去
能率が向上するので、通信品質を向上することができ
る。
【0023】さらに、送信電力制御により、基地局にお
ける移動局からの信号の平均受信電力をほぼ一定にでき
るので、適応干渉キャンセラを効果的に動作させること
ができる。
【0024】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1および図2を
参照して説明する。図1は本発明第一実施例のセル構成
図である。図2は本発明第一実施例の適応干渉キャンセ
ラのブロック構成図である。
【0025】本実施例は、それぞれの基地局B1〜B5
が通信エリアとしてセルを構成し、移動局C1、C2が
それぞれの基地局B1〜B5に割当てられたキャリア周
波数グループF1およびF2の無線回線で基地局B1〜
B5と接続されて通信を行う移動通信方式である。
【0026】ここで、本実施例の特徴とするところは、
各基地局B1〜B5が構成するセルには、2以下のキャ
リア周波数グループF1およびF2が繰り返し割当てら
れ、基地局B1〜B5または移動局C1、C2は、セル
毎に異なるトレーニング信号を含む信号系列を送信する
手段を備え、また基地局または移動局から送信されたト
レーニング信号に基づいて干渉波を除去し希望波を抽出
する手段として図2に示す適応干渉キャンセラを備える
ところにある。
【0027】なお、セルごとに異なるトレーニング信号
を各信号伝送路に設定するためには、基地局がどの信号
伝送路にどのトレーニング信号を設定しているかを知る
ための手段が必要である。これを避けるためにはあらか
じめセルごとにトレーニング信号を決めておく方法もあ
る。
【0028】基地局B1〜B5または移動局C1、C2
は送信信号にトレーニング信号を挿入する手段を備えて
いる。また、基地局B1〜B5または移動局C1、C2
は異なる基地局B1〜B5相互間で信号系列におけるト
レーニング信号のタイミング位相をそろえて送信する手
段を備えている。また、セル毎に異なるトレーニング信
号の相互相関は小さくなるものが用いられる。
【0029】図1(a)は、キャリア周波数グループF
1が六角形セルで繰り返し利用されている。また、図1
(b)では二つのキャリア周波数グループF1およびF
2が四角形セルで繰り返し利用されている。このような
配置法では先に述べたように希望波よりも干渉波のレベ
ルが高くなる確率が増大するので、従来の伝送路では通
信が不能になる。本発明ではこのような配置法ととも
に、適応干渉キャンセラを基地局B1〜B5および移動
局C1、C2に設置する。以下は説明をわかりやすくす
るために、基地局B1〜B5から移動局C1、C2に対
する下り信号について説明する。移動局C1、C2から
基地局B1〜B5に対する上り信号についても同様に説
明することができる。
【0030】次に、本発明第一実施例における適応干渉
キャンセラの動作を図2を参照して説明する。図2の適
応干渉キャンセラは、線形干渉キャンセラである。以下
では無線信号の同相振幅成分を実数部、直交振幅成分を
虚数部とする複素表示で説明する。
【0031】線形干渉キャンセラでは、第一アンテナA
NT1で受信した信号を受信部REC1で増幅、検波を
行い複素包絡線を抽出する。受信部REC1およびRE
C2には、増幅器、シンセサイザ、フィルタ、ミキサ、
検波器等が含まれる。複素包絡線に対する第一複素係数
の重み付けを乗算回路MUL1により行う。
【0032】同様に、第二アンテナANT2で受信した
信号に対して乗算回路MUL2で第二複素係数を乗算す
る。二つの乗算出力を複素合成回路ADD1で合成した
後に、複素判定回路DECで合成信号の判定を行う。判
定出力は、このキャンセラの出力となる。
【0033】複素判定回路DECの入出力信号の差分を
加算回路ADD2でとり誤差を抽出する。制御回路CO
NTは、各乗算回路MUL1およびMUL2の入力と抽
出された誤差を用いて、この誤差を最小にするアルゴリ
ズムにより二つの複素係数を算出する。ここでは、最小
二乗法で制御し、雑音があるときには信号対雑音電力比
CNRを最大にするように複素係数が決定される。ま
た、干渉波が雑音より大きいときには、信号対干渉電力
比CIRが最大となるように制御される。このときには
干渉が複素合成回路ADD1において互いに打ち消し合
うように複素係数が決定される。
【0034】本発明第一実施例の線形干渉キャンセラに
おいては、受信アンテナが三本以上あるときにもそれぞ
れ同様な構成とし、アンテナの数から1を引いた数の干
渉波がキャンセルされる。
【0035】次に、本発明第一実施例における第二の適
応干渉キャンセラを図3を参照して説明する。図3は本
発明第一実施例における第二の適応干渉キャンセラのブ
ロック構成図である。図3の適応干渉キャンセラは、非
線形干渉キャンセラである。非線形干渉キャンセラで
は、受信波に含まれている希望波と干渉波とのレプリカ
を生成し、複素差分回路SUB1およびSUB2で受信
波から各レプリカを差し引く。複素差分回路SUB1お
よびSUB2の出力である誤差は、正しいレプリカが差
し引かれた場合は、単に受信波の雑音成分となるので、
この誤差をメトリックにして最尤系列推定処理が最尤系
列推定回路MLSEで行われる。最尤系列推定回路ML
SEからは信号の複素判定値がキャンセラ出力として出
力される。最尤系列推定回路MLSEからはその他に、
希望波と干渉波との送信系列候補が出力され、それぞれ
の信号再生回路REG−SとREG−Iとで希望波と干
渉波のレプリカが生成される。これらの再生には受信さ
れた希望波と干渉波のキャリア成分の振幅と位相の推定
値、すなわち複素振幅係数が必要であり、これらの係数
はそれぞれの制御回路CONT−SとCONT−Iで生
成される。これらの制御回路では、送信系列候補と誤差
をもとに誤差が最小となるように複素振幅係数が推定さ
れる。
【0036】上述したような最尤系列推定処理におい
て、誤差からは干渉波成分がキャンセルされているので
良好な検波特性が得られる。干渉波の数が1以上のとき
には、増加分のレプリカを生成するために、最尤系列推
定回路MLSEが干渉波増加分の送信系列候補を出力で
きるように機能を拡張し、信号再生回路REG−I、複
素差分回路SUBおよび制御回路CONT−Iを増設す
る。
【0037】非線形干渉キャンセラにおいて受信アンテ
ナANTが二本以上あるときも同様な構成とすることが
できる。すなわち、最尤系列推定回路MLSEは同一の
ものを用い、その他の複素差分回路SUB1およびSU
B2、信号再生回路REG−SおよびREG−I、制御
回路CONT−SおよびCONT−Iは同様なものを増
設された第二アンテナ以降に付随させて増設する。増設
された信号再生回路REG−SおよびREG−Iには、
第一アンテナANTの信号再生回路REG−SおよびR
EG−I信号系列候補が入力される。各アンテナ受信波
から対応したレプリカを差し引いた誤差成分は、それぞ
れの絶対値の二乗が加算されて最尤系列推定回路MLS
Eの入力となる。非線形干渉キャンセラにおいては、ア
ンテナ数を増やしてもキャンセルできる干渉波の原理的
な数は増えないが、受信電力が増大するので干渉キャン
セル効果が安定に動作するようになる。
【0038】これらの干渉キャンセラは、従来、希望波
のマルチパス伝搬で発生した遅延波をキャンセルするた
めに等化器の代替案として利用する方法が考えられてき
た。また、レーダなどでアダプティブアレーアンテナと
して妨害波を打ち消すための手段として利用されてき
た。しかしながら、本発明においては、二つ以下のキャ
リア周波数グループF1およびF2が繰り返して配置さ
れることにより、レベルが増大した干渉波を受信側でキ
ャンセルするように設置したものである。二つ以下のキ
ャリア周波数グループF1およびF2の繰り返しでは、
二波以上の高レベルの干渉がランダムに発生するので、
本発明における干渉波の性質は、マルチパスによる遅延
波または遠方セルからの干渉とは性質が全く異なるもの
である。
【0039】次に、本発明第一実施例に用いる信号構成
を図4を参照して説明する。図4は本発明第一実施例に
用いる信号構成を示す図である。干渉キャンセラにおけ
る制御回路CONTは、複素係数の値を高速に最適化す
る必要がある。そのために送信する信号系列にトレーニ
ング信号を挿入する。そのトレーニング信号は受信側で
は既知であるから、トレーニング区間では判定する必要
はなく、直接既知のトレーニング信号で誤差を算出すれ
ば判定誤りによる誤収束をなくすことができる。誤収束
がなくなると高速に収束する精度のよい係数が求められ
るので干渉キャンセル特性が向上する。
【0040】ところで、信号系列におけるトレーニング
信号のタイミング位相が希望波と干渉波との間で同期し
ていないと、希望波のトレーニングを行うときに、干渉
波がデータ系列となることがある。ランダムな変調では
その希望波のトレーニング区間で干渉波のデータが偶然
希望波のトレーニング信号に近い信号になることがあ
る。このとき、キャンセラは希望波と干渉波との区別が
つかなくなるのでキャンセル特性が劣化する。このよう
な劣化はトレーニング信号を図4に示すように同期さ
せ、さらにトレーニング信号を異なるものにすることで
回避できる。異なるトレーニング信号の目安としてはト
レーニング信号の相互相関を小さくすることが考えられ
る。このとき、最小二乗法で複素係数を求めると、最小
二乗法はその二乗平均をとる時間内でトレーニング信号
と相関をとることになるので、相互相関のない干渉波を
雑音とみなし、雑音による誤差が最小となるように係数
を制御する。トレーニング信号のタイミング同期は、セ
ルが離れているときには同期のための特別な装置が必要
である。その精度は相互相関が小さいとみなせる程度で
あればよい。例えば、10シンボルのトレーニング信号
であれば±2シンボル程度が目安と考えられる。基地局
から送出するトレーニング信号のタイミング位相を同期
させるには、例えば制御局からの制御によって複数の基
地局から送信するトレーニング信号のタイミング位相を
同期させることができる。また、本実施例はバースト構
成の信号を送受するディジタル通信方式であり、移動局
では基地局からのタイミング信号に基づいてその送信タ
イミングが制御されているので、トレーニング信号のタ
イミング位相を同期して送信することができる。
【0041】次に、図5を参照して本発明第二実施例を
説明する。図5は本発明第二実施例のセクタ構成を示す
図である。図5(a)においては、従来は三つの周波数
グループを配置していたセクタに対してすべて同一の周
波数を配置した。図5(b)および図5(c)は、二つ
のキャリア周波数グループF1およびF2を交互に配置
した。図5(b)の場合には同一キャリア周波数グルー
プF1およびF2が正反対の指向性を有しており、干渉
キャンセラの負担が軽減される。また、図5(c)の場
合にはセクタを多段設置して場所的な繰り返しによる周
波数の利用率を向上させているにも係わらず、同一周波
数が交互になっているので、図5(a)の方法よりは干
渉キャンセラの負担が軽減される。
【0042】本発明をセクタに適用する場合には、同一
基地局Bで信号処理をするので、本発明第一実施例で示
したトレーニング信号の同期は容易になる。すなわち、
各セクタの信号は同一基地局B内で処理され送信される
ので、セルの場合とは異なりトレーニング信号の同期に
対して特別に複雑な装置を要しない。なお、トレーニン
グ信号は各セクタ毎に異なり同一周波数が配置されるセ
クタ間で相互相関が小さいものものであればよい。
【0043】また、各セクタの移動局C1、C2から基
地局Bへの信号は、同一基地局Bで受信されるので、同
一セル内の干渉波はあるセクタにおいては干渉であって
も、別のセクタでは希望波となっている。そのため、本
発明第一実施例の図3で示した非線形干渉キャンセラの
構成は、より簡単にできる。この非線形キャンセラをセ
ルに適用すると干渉波は他のセルの信号であるからキャ
ンセル用の信号として必要なだけである。しかしなが
ら、セクタへ適用すれば干渉波は自セルの信号であるか
ら、自セルの他セクタにおける適応干渉キャンセラと以
下のように協調的に動作させることにより、伝送特性の
向上がはかれる。
【0044】本発明第二実施例に用いる適応干渉キャン
セラを図6を参照して説明する。図6は本発明第二実施
例における適応干渉キャンセラのブロック構成図であ
る。セクタ#1で受信しようとしている希望信号S1
と、セクタ#2で受信しようとしている希望信号S2と
を同時に並列的に受信する。セクタ#1とセクタ#2と
では希望波と干渉波の役割が反転している。セクタ#1
および#2毎に、それぞれ希望信号S1、S2および干
渉信号I1、I2のレプリカを生成する。最尤系列推定
回路MLSEは最尤系列推定処理を行い、最適なレプリ
カを生成する。
【0045】次に、本発明第二実施例に用いるその他の
適応干渉キャンセラを図7を参照して説明する。図7は
本発明第二実施例に用いるその他の適応干渉キャンセラ
のブロック構成図である。セクタ#1の希望信号S1が
干渉波I2に比べると充分レベルが高いときには、複素
判定回路MLSE1で単独に希望信号S1を検波する。
セクタ#2における希望信号S2のレベルが干渉波I1
にあまり高くなければ干渉波の影響が大きいと考えられ
るので、最尤系列推定回路MLSE1の処理結果をセク
タ#2の干渉波のレプリカの生成に利用する。これによ
り、最尤系列推定回路MLSE2は干渉波の候補を生成
する必要がなくなり処理が軽減される。また、干渉波I
1のレプリカを生成するときに誤り検出確率が低いと考
えられる検波信号S1を用いるので、キャンセル効果が
高まり、希望信号S2の誤り率も低下する。
【0046】次に、本発明第三実施例を図8を参照して
説明する。図8は本発明第三実施例の基地局とセルを示
す図である。本発明第三実施例では、基地局Bにおいて
送信ダイバーシチ用のアンテナを設定している。送信用
アンテナ#10および#20からは周波数F1に属する
同一のキャリア周波数グループの信号S10およびS2
0が送信される。送信方法としては、アンテナ#10
から信号S10、アンテナ#20から信号S20を送
信、アンテナ#10から信号S1+S2、アンテナ#
20から信号S1−S2を送信、等の方法がある。どち
らの方法においても信号S10およびS20は互いに独
立かつ同レベルの信号とする。また、アンテナ#10お
よび#20は充分に離して伝送路のパスが異なるように
配置する。このとき、受信点における各アンテナからの
信号は互いに独立となる。以下では上述したの方法に
ついて説明する。
【0047】アンテナを充分離してあるので異なったパ
スを通った信号が受信され、移動局における干渉キャン
セラは、信号S1またはS2あるいは両方の受信信号を
トレーニング信号を用いて分離して検出することができ
る。すなわち、本発明第一ないし第二実施例において
は、一つのキャリア周波数を用いて一つの信号しか伝送
できなかったが、本発明第三実施例においては一つのセ
ルにおいて、一つのキャリア周波数を二つの信号が共用
することができる。すなわち、二重に利用することがで
きる。L本の送信アンテナを基地局周辺において充分に
離して設置し、各送信アンテナから異なる信号を送出す
れば原理的にはL個のパスを介して移動局で信号が受信
される。したがって、L本以上のアンテナを有する線形
キャンセラで受信すればそのうちの一波を希望波として
受信できる。また、(L−1)個の干渉波レプリカを生
成できる非線形干渉キャンセラを用いても同様に希望波
を受信できる。
【0048】アンテナ数Lが大きいときは、それを別々
の信号に割り当てず、Lを偶数としてL/2の信号を一
信号当たり二本の送信アンテナから送信してもよい。こ
のようにすれば、干渉波の数が減るとともに、一信号当
たりのダイバーシチ数が増加するので、伝送特性が改善
され、またキャンセラの装置規模を縮小できる。
【0049】このように、複数の送信アンテナを設定す
る周波数配置法では、同一無線エリアにおいて、同一キ
ャリア周波数で異なる信号を伝送できるので、複数の移
動局が同一キャリア周波数を同時に使用できる。また、
この性質を用いれば、同一移動局にL倍までの情報を伝
送できる。たとえば、2倍の情報をあるアルゴリズム半
分に分けてそれぞれ別の送信アンテナで送信し、移動局
でこの二つを干渉キャンセラにより分離して検波した後
に、これらを送信側で分割したときは逆のアルゴリズム
で合成する。線形干渉キャンセラでは各信号を別々に抽
出するようにハードウェアを構成すればよい。また、非
線形干渉キャンセラでは、第二実施例の図6あるいは図
7ですでに述べた構成を用い、入力をセクタアンテナで
はなく、移動局のダイバーシチ受信アンテナとすればよ
い。従来、2倍の伝送を行うためには、帯域を2倍にす
るか、多値化する必要があったが、前者はチャネル数が
低下し、後者は送信電力増幅器の電力効率が低下すると
いう欠点があった。本発明によれば、送信帯域が増加す
ることはなく、また、各アンテナ出力は独立に従来の増
幅器を利用すればよい。
【0050】なお、この基地局に複数の送信アンテナを
設定する第三実施例でも、送信アンテナから送出される
信号系列に、その送信アンテナが形成する信号伝送路ご
とのトレーニング信号が付与されているのは、第一実施
例および第二実施例と同様である。
【0051】次に、第四実施例について説明する。上述
の第一実施例および第二実施例は、通信エリアに割当て
られるキャリア周波数グループの繰り返しを2以下とし
て電波の有効利用を図るものであったが、上述の実施例
で述べたトレーニング信号を通信エリアごとのものとす
ることにより、干渉を低減させ、通信品質が向上した移
動通信方式を提供できる。
【0052】この第四実施例は、基地局に割当てられた
キャリア周波数グループの配置は、従来例と同じであ
り、例えば図9のようなものであったとする。このと
き、各基地局ごとに定められたトレーニング信号は、干
渉が生ずるおそれのある同一キャリア周波数グループが
割当られた基地局との間では相互相関が小さいものと
し、同一キャリア周波数において希望波と干渉波とを識
別できるものとする。
【0053】図2に示した適応干渉キャンセラあるいは
図3、図6、図7に用いた適応干渉キャンセラにより同
一キャリア周波数では相互相関の小さいトレーニング信
号に基づいて干渉波を除去するので、干渉キャンセル特
性が向上する。たとえば、電波の状態や地形等の関係に
よって距離をおいて同一のキャリア周波数グループが配
置されたセルからの干渉電波が混入する場合にも、相互
相関の小さい希望波と干渉波のトレーニング信号に基づ
いて干渉波除去を行えば干渉キャンセル特性が向上す
る。特に干渉が生ずるおそれのあるセルで使用されるト
レーニング信号は相互相関の小さいものになっているの
で、これにより、従来どおりのキャリア周波数グループ
の配置を行っても、トレーニング信号の配置を上述のよ
うにすることにより通信品質を向上した移動無線方式を
実現できる。
【0054】次に本発明の第五実施例について説明す
る。移動局から基地局への送信において、送信電力を一
定にすると、伝搬路長、伝搬路の変動によって受信電力
が大幅に変化する。適応干渉キャンセラは、理想的に干
渉波をキャンセルするわけでないので、希望信号に対し
て、干渉波レベルがそのキャンセル能力を越えて大きく
なると、キャンセル不能となり、動作も不安定となる。
そこで、移動局の送信電力を制御し、基地局での受信電
力がほぼ一定になるようにする手段を移動局に設置す
る。
【0055】このような送信電力制御方法としては、各
移動局からの基地局平均受信電力に応じて、基地局から
各移動局へ増減信号を送信し、移動局は、この増減信号
に応じて送信電力を制御する方法がある。また、基地局
からの送信電力を一定にして、移動局で受信された基地
局からの信号の平均受信電力をもとに、伝搬損失を推定
し、その推定損失に応じて移動局からの送信電力を制御
する方法がある。
【0056】以上のように、移動局の送信電力を制御す
れば、どの移動局からの平均受信電力もほぼ一定となる
ので、適応干渉キャンセラを良好に動作させることがで
きる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つのサービスエリアにおいて同一周波数繰り返し数N
を2以下にすることができるため、周波数の利用効率を
改善して電波の有効利用をはかることができる。
【0058】また、現状の基地局でも受信用に二つのダ
イバーシチアンテナが設置されているので、アンテナ設
備などの大きな変更を加えずに単に局舎内の変復調器、
増幅器設備の変更で本発明を実施できる。
【0059】さらに、本発明では、現状のセルに対する
周波数配置のままで、セルごとあるいはセクタごとに相
互相関が小さいトレーニング信号を用いることにより干
渉波を除去能率を向上させ、通信品質を向上させた移動
無線方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のセル構成図。
【図2】本発明第一実施例の適応干渉キャンセラのブロ
ック構成図。
【図3】本発明第一実施例のその他の適応干渉キャンセ
ラのブロック構成図。
【図4】本発明第一実施例に用いる信号構成を示す図。
【図5】本発明第二実施例のセクタ構成を示す図。
【図6】本発明第二実施例の適応干渉キャンセラのブロ
ック構成図。
【図7】本発明第二実施例のその他の適応干渉キャンセ
ラのブロック構成図。
【図8】本発明第三実施例の基地局とセルを示す図。
【図9】従来例のセル構成を示す図。
【図10】従来例のセクタ構成を示す図。
【符号の説明】
REC1、REC2 受信部 ADD1 複素合成回路 ADD2 加算回路 B1〜B5 基地局 C1、C2 移動局 ANT アンテナ ANT1 第一アンテナ ANT2 第二アンテナ CONT、CONT−S、CONT−I 制御回路 MLSE 最尤系列推定回路 MUL1、MUL2 乗算回路 SUB1、SUB2 複素差分回路 REG−S、REG−I 信号再生回路 DEC 複素判定回路 F1〜F4 キャリア周波数グループ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局を備え、移動局がこれらの
    基地局との間で無線回線で信号伝送路を設定して通信を
    行う移動通信方式において、 前記基地局または移動局は、信号伝送路ごとのトレーニ
    ング信号を含む信号系列を送信する手段を備え、 前記移動局または基地局は、受信した前記トレーニング
    信号に基づいて干渉波を除去し希望波を抽出する手段を
    備えたことを特徴とする移動通信方式。
  2. 【請求項2】 基地局または移動局は、信号系列におけ
    るトレーニング信号のタイミング位相をそろえて送信す
    る手段を備えた請求項1記載の移動通信方式。
  3. 【請求項3】 信号伝送路が設定される通信エリアには
    2以下のキャリア周波数グループが繰り返し割当てられ
    る請求項1または2記載の移動通信方式。
  4. 【請求項4】 互いに干渉を引き起こす信号伝送路で用
    いるトレーニング信号は相互相関が小さくなるものを用
    いる請求項1ないし3のいずれか記載の移動通信方式。
  5. 【請求項5】 前記通信エリアは、基地局を中心点とし
    て構成された複数のセクタからなる請求項1ないし4の
    いずれか記載の移動通信方式。
  6. 【請求項6】 基地局には移動局に対する複数の信号伝
    送路を形成する送信ダイバーシチアンテナを備える請求
    項1ないし5のいずれか記載の移動通信方式。
  7. 【請求項7】 移動局から基地局への送信において基地
    局平均受信電力をほぼ一定とする送信電力制御手段を備
    える請求項1ないし6のいずれか記載の移動通信方式。
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