JPH0766768A - 移動通信方式 - Google Patents
移動通信方式Info
- Publication number
- JPH0766768A JPH0766768A JP20951793A JP20951793A JPH0766768A JP H0766768 A JPH0766768 A JP H0766768A JP 20951793 A JP20951793 A JP 20951793A JP 20951793 A JP20951793 A JP 20951793A JP H0766768 A JPH0766768 A JP H0766768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- base station
- interference
- mobile
- training
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 16
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 34
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims abstract description 16
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 26
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 abstract description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000007476 Maximum Likelihood Methods 0.000 description 13
- 230000033458 reproduction Effects 0.000 description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 102100036464 Activated RNA polymerase II transcriptional coactivator p15 Human genes 0.000 description 4
- 101000713904 Homo sapiens Activated RNA polymerase II transcriptional coactivator p15 Proteins 0.000 description 4
- 229910004444 SUB1 Inorganic materials 0.000 description 4
- 102100034033 Alpha-adducin Human genes 0.000 description 3
- 102100031437 Cell cycle checkpoint protein RAD1 Human genes 0.000 description 3
- 101000799076 Homo sapiens Alpha-adducin Proteins 0.000 description 3
- 101001130384 Homo sapiens Cell cycle checkpoint protein RAD1 Proteins 0.000 description 3
- 101001030591 Homo sapiens Mitochondrial ubiquitin ligase activator of NFKB 1 Proteins 0.000 description 3
- 102100038531 Mitochondrial ubiquitin ligase activator of NFKB 1 Human genes 0.000 description 3
- 101000629598 Rattus norvegicus Sterol regulatory element-binding protein 1 Proteins 0.000 description 3
- 229910004438 SUB2 Inorganic materials 0.000 description 3
- 101100311330 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) uap56 gene Proteins 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 101150018444 sub2 gene Proteins 0.000 description 3
- 102100026396 ADP/ATP translocase 2 Human genes 0.000 description 2
- 102100024348 Beta-adducin Human genes 0.000 description 2
- 101000718417 Homo sapiens ADP/ATP translocase 2 Proteins 0.000 description 2
- 101000689619 Homo sapiens Beta-adducin Proteins 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 2
- 102100032533 ADP/ATP translocase 1 Human genes 0.000 description 1
- 102100033934 DNA repair protein RAD51 homolog 2 Human genes 0.000 description 1
- 101000768061 Escherichia phage P1 Antirepressor protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 101000796932 Homo sapiens ADP/ATP translocase 1 Proteins 0.000 description 1
- 101001132307 Homo sapiens DNA repair protein RAD51 homolog 2 Proteins 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000012050 conventional carrier Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
周波数グループ数を低減させる。通信品質を向上させ
る。 【構成】 基地局と移動局とが構成する無線通信エリア
に同一周波数の繰り返しを用いる。基地局または移動局
には適応干渉キャンセラを設ける。上り信号または下り
信号について、それぞれ基地局または移動局で通信回線
ごとのトレーニング信号に基づいて干渉波と希望波とを
分離し、その中から希望波のみ抽出する。 【効果】 電波が有効に利用できる。通信品質が向上す
る
Description
で構成されたディジタル移動通信方式に用いる。本発明
は、複数の基地局に割当てる周波数のチャネル数を低減
させ電波を有効利用する技術に関する。また、本発明
は、干渉波の除去能率を向上させ通信品質を向上させる
技術に関する。
ては、複数の基地局が距離を置いて設置され、その周囲
に通信エリアが形成されている。通信エリアは概念的に
は四角形、六角形または扇形などの地域であり、その地
域にある移動局がその通信エリアにある基地局と接続し
て通信が可能になる。この通話を行うための無線チャネ
ルにはキャリア周波数が配置されているが、隣接する通
信エリアで同一周波数を用いると干渉妨害が発生し良好
な通信ができない。そのために、システムに割当てられ
た複数のキャリア周波数をグループに分けて、キャリア
周波数単位にグループを作り、隣接する通信エリアでは
同一のキャリア周波数を使用しないような周波数配置法
が適用されてきた。周波数がこのように配置された通信
エリアはセルと呼ばれている。
る。図9は従来例のセル構成を示す図である。図9に
は、六角形セルにおけるキャリア周波数グループの数N
が「4」の場合のキャリア周波数グループの配置を示
す。Nは周波数繰り返し数とも呼ばれている。図9で
は、キャリア周波数は、キャリア周波数グループF1、
F2、…、F4の四つにグループ化されている。このよ
うに同一周波数が距離的に離れるように配置しても、建
物の配置、移動局の移動に伴って伝搬特性が変化するの
で、干渉電力(PI)が希望波電力(PD)よりも大き
くなる瞬間がある。そのため、平均電力ではなく短区間
平均レベルによる干渉電力(PI)および希望波電力
(PD)から求められるキャリア対干渉電力比(CI
R)が一定値以下になる確率が充分小さくなるように平
均キャリア対干渉電力比から充分マージンをとって同一
キャリア周波数のグループの繰り返しを離すように配置
している。
置して、一つのセルを分割した通信エリアはセクタと呼
ばれている。指向性アンテナの指向性は理想的ではな
く、セクタを完全に分離することはできないので、各セ
クタには異なるキャリア周波数グループが配置されてい
る。図10を参照して従来例のセクタ構成を説明する。
図10は従来例のセクタ構成を示す図である。各セクタ
にはキャリア周波数グループF1、F2、F3が配置さ
れている。実際には、セクタ化されたセルの周囲には複
数の同様にセクタ化されたセルがあるので、隣接するセ
ルのセクタではキャリア周波数グループF1、F2、F
3以外のキャリア周波数グループを配置している。その
ため全体のキャリア周波数グループの数Nは3以上とな
る。
ついて述べたが、各セルのトラフィックに応じて無線チ
ャネルを動的に配置するダイナミックチャネルアサイン
が知られている。この方法では、キャリア周波数グルー
プに配置するキャリア周波数の数がセルのトラフィック
に応じて動的に変化するが、Nの値については大きく変
わることはない。すなわち、Nは3以上の大きな値のま
まである。
数配置法では、干渉の影響を避けるために繰り返し数N
はある値以下にはできなかった。例えば、六角形セルで
は、Nは3、4、7、…と離散的な整数値となり、2以
下にすることはできない。
アを構成するためには、多数の周波数グループによる無
線回線チャネルを用いなければならない。
たものであり、一つのサービスエリアにおいて同一周波
数繰り返し数Nを2以下にすることができ、電波の有効
利用をはかることができる移動無線方式を提供すること
にある。
さいトレーニング信号を用いることにより干渉波の除去
能率を向上させ、通信品質を向上させた移動通信方式を
提供することにある。
を備え、移動局がこれらの基地局との間で無線回線で信
号伝送路を設定して通信を行う移動通信方式である。
記基地局または移動局は、信号伝送路ごとのトレーニン
グ信号を含む信号系列を送信する手段を備え、前記移動
局または基地局は、受信した前記トレーニング信号に基
づいて干渉波を除去し希望波を抽出する手段を備えたと
ころにある。
おけるトレーニング信号のタイミング位相をそろえて送
信する手段を備えることにより、一層好ましい方式が構
成される。
には2以下のキャリア周波数グループが繰り返し割当て
られることにより、一層好ましい方式が構成される。
で用いるトレーニング信号は相互相関が小さくなるもの
を用いることが好ましい。
として構成された複数のセクタからなることができる。
信号伝送路を形成する送信ダイバーシチアンテナを備え
ることができる。
平均受信電力をほぼ一定とする送信電力制御手段を用い
ることが好ましい。
リア周波数グループが繰り返し割当てられる。この場
合、一つの基地局が構成する通信エリアのセル毎にキャ
リア周波数グループを繰り返し割当てることができる
し、また通信エリアを基地局を中心とする扇型などのセ
クタ構成として、各セクタに2以下のキャリア周波数グ
ループを繰り返し割当てることもできる。
一キャリア周波数を用いることになるので干渉が生じ
る。この干渉波をキャンセルする方法として、基地局ま
たは移動局に、希望波を干渉波から区別する適応干渉キ
ャンセラを備えている。この適応干渉キャンセラは、基
地局あるいは移動局から送信されるトレーニング信号を
含んだ信号系列を受信して、このトレーニング信号に基
づいて干渉波を低減する。このトレーニング信号は、セ
クタ毎に異なるものであって、このトレーニング信号は
信号系列としての位相が同期した信号で、相互相関の小
さい信号系列のものが用いられ、これにより干渉波を除
去して希望波を抽出する。
基地局が構成する通信エリアであるセルに2以下のキャ
リア周波数グループを繰り返し割当て、通信エリア毎に
異なるトレーニング信号を用いることにより、干渉波キ
ャンセルを行うことができる。
を設け、この送信ダイバーシチアンテナより、同一の周
波数で異なる信号系列を異なる信号伝送路で移動局に伝
送する。移動局は同一の周波数で異なる信号伝送路で受
信した信号について、適応干渉キャンセラにより、1つ
の信号伝送路で受信した信号を希望波として抽出するこ
とができる。
おいても、セルごと、あるいはセクタ等の通信エリアご
とのトレーニング信号を用いることにより、干渉波除去
能率が向上するので、通信品質を向上することができ
る。
ける移動局からの信号の平均受信電力をほぼ一定にでき
るので、適応干渉キャンセラを効果的に動作させること
ができる。
参照して説明する。図1は本発明第一実施例のセル構成
図である。図2は本発明第一実施例の適応干渉キャンセ
ラのブロック構成図である。
が通信エリアとしてセルを構成し、移動局C1、C2が
それぞれの基地局B1〜B5に割当てられたキャリア周
波数グループF1およびF2の無線回線で基地局B1〜
B5と接続されて通信を行う移動通信方式である。
各基地局B1〜B5が構成するセルには、2以下のキャ
リア周波数グループF1およびF2が繰り返し割当てら
れ、基地局B1〜B5または移動局C1、C2は、セル
毎に異なるトレーニング信号を含む信号系列を送信する
手段を備え、また基地局または移動局から送信されたト
レーニング信号に基づいて干渉波を除去し希望波を抽出
する手段として図2に示す適応干渉キャンセラを備える
ところにある。
を各信号伝送路に設定するためには、基地局がどの信号
伝送路にどのトレーニング信号を設定しているかを知る
ための手段が必要である。これを避けるためにはあらか
じめセルごとにトレーニング信号を決めておく方法もあ
る。
は送信信号にトレーニング信号を挿入する手段を備えて
いる。また、基地局B1〜B5または移動局C1、C2
は異なる基地局B1〜B5相互間で信号系列におけるト
レーニング信号のタイミング位相をそろえて送信する手
段を備えている。また、セル毎に異なるトレーニング信
号の相互相関は小さくなるものが用いられる。
1が六角形セルで繰り返し利用されている。また、図1
(b)では二つのキャリア周波数グループF1およびF
2が四角形セルで繰り返し利用されている。このような
配置法では先に述べたように希望波よりも干渉波のレベ
ルが高くなる確率が増大するので、従来の伝送路では通
信が不能になる。本発明ではこのような配置法ととも
に、適応干渉キャンセラを基地局B1〜B5および移動
局C1、C2に設置する。以下は説明をわかりやすくす
るために、基地局B1〜B5から移動局C1、C2に対
する下り信号について説明する。移動局C1、C2から
基地局B1〜B5に対する上り信号についても同様に説
明することができる。
キャンセラの動作を図2を参照して説明する。図2の適
応干渉キャンセラは、線形干渉キャンセラである。以下
では無線信号の同相振幅成分を実数部、直交振幅成分を
虚数部とする複素表示で説明する。
NT1で受信した信号を受信部REC1で増幅、検波を
行い複素包絡線を抽出する。受信部REC1およびRE
C2には、増幅器、シンセサイザ、フィルタ、ミキサ、
検波器等が含まれる。複素包絡線に対する第一複素係数
の重み付けを乗算回路MUL1により行う。
信号に対して乗算回路MUL2で第二複素係数を乗算す
る。二つの乗算出力を複素合成回路ADD1で合成した
後に、複素判定回路DECで合成信号の判定を行う。判
定出力は、このキャンセラの出力となる。
加算回路ADD2でとり誤差を抽出する。制御回路CO
NTは、各乗算回路MUL1およびMUL2の入力と抽
出された誤差を用いて、この誤差を最小にするアルゴリ
ズムにより二つの複素係数を算出する。ここでは、最小
二乗法で制御し、雑音があるときには信号対雑音電力比
CNRを最大にするように複素係数が決定される。ま
た、干渉波が雑音より大きいときには、信号対干渉電力
比CIRが最大となるように制御される。このときには
干渉が複素合成回路ADD1において互いに打ち消し合
うように複素係数が決定される。
おいては、受信アンテナが三本以上あるときにもそれぞ
れ同様な構成とし、アンテナの数から1を引いた数の干
渉波がキャンセルされる。
応干渉キャンセラを図3を参照して説明する。図3は本
発明第一実施例における第二の適応干渉キャンセラのブ
ロック構成図である。図3の適応干渉キャンセラは、非
線形干渉キャンセラである。非線形干渉キャンセラで
は、受信波に含まれている希望波と干渉波とのレプリカ
を生成し、複素差分回路SUB1およびSUB2で受信
波から各レプリカを差し引く。複素差分回路SUB1お
よびSUB2の出力である誤差は、正しいレプリカが差
し引かれた場合は、単に受信波の雑音成分となるので、
この誤差をメトリックにして最尤系列推定処理が最尤系
列推定回路MLSEで行われる。最尤系列推定回路ML
SEからは信号の複素判定値がキャンセラ出力として出
力される。最尤系列推定回路MLSEからはその他に、
希望波と干渉波との送信系列候補が出力され、それぞれ
の信号再生回路REG−SとREG−Iとで希望波と干
渉波のレプリカが生成される。これらの再生には受信さ
れた希望波と干渉波のキャリア成分の振幅と位相の推定
値、すなわち複素振幅係数が必要であり、これらの係数
はそれぞれの制御回路CONT−SとCONT−Iで生
成される。これらの制御回路では、送信系列候補と誤差
をもとに誤差が最小となるように複素振幅係数が推定さ
れる。
て、誤差からは干渉波成分がキャンセルされているので
良好な検波特性が得られる。干渉波の数が1以上のとき
には、増加分のレプリカを生成するために、最尤系列推
定回路MLSEが干渉波増加分の送信系列候補を出力で
きるように機能を拡張し、信号再生回路REG−I、複
素差分回路SUBおよび制御回路CONT−Iを増設す
る。
ナANTが二本以上あるときも同様な構成とすることが
できる。すなわち、最尤系列推定回路MLSEは同一の
ものを用い、その他の複素差分回路SUB1およびSU
B2、信号再生回路REG−SおよびREG−I、制御
回路CONT−SおよびCONT−Iは同様なものを増
設された第二アンテナ以降に付随させて増設する。増設
された信号再生回路REG−SおよびREG−Iには、
第一アンテナANTの信号再生回路REG−SおよびR
EG−I信号系列候補が入力される。各アンテナ受信波
から対応したレプリカを差し引いた誤差成分は、それぞ
れの絶対値の二乗が加算されて最尤系列推定回路MLS
Eの入力となる。非線形干渉キャンセラにおいては、ア
ンテナ数を増やしてもキャンセルできる干渉波の原理的
な数は増えないが、受信電力が増大するので干渉キャン
セル効果が安定に動作するようになる。
のマルチパス伝搬で発生した遅延波をキャンセルするた
めに等化器の代替案として利用する方法が考えられてき
た。また、レーダなどでアダプティブアレーアンテナと
して妨害波を打ち消すための手段として利用されてき
た。しかしながら、本発明においては、二つ以下のキャ
リア周波数グループF1およびF2が繰り返して配置さ
れることにより、レベルが増大した干渉波を受信側でキ
ャンセルするように設置したものである。二つ以下のキ
ャリア周波数グループF1およびF2の繰り返しでは、
二波以上の高レベルの干渉がランダムに発生するので、
本発明における干渉波の性質は、マルチパスによる遅延
波または遠方セルからの干渉とは性質が全く異なるもの
である。
を図4を参照して説明する。図4は本発明第一実施例に
用いる信号構成を示す図である。干渉キャンセラにおけ
る制御回路CONTは、複素係数の値を高速に最適化す
る必要がある。そのために送信する信号系列にトレーニ
ング信号を挿入する。そのトレーニング信号は受信側で
は既知であるから、トレーニング区間では判定する必要
はなく、直接既知のトレーニング信号で誤差を算出すれ
ば判定誤りによる誤収束をなくすことができる。誤収束
がなくなると高速に収束する精度のよい係数が求められ
るので干渉キャンセル特性が向上する。
信号のタイミング位相が希望波と干渉波との間で同期し
ていないと、希望波のトレーニングを行うときに、干渉
波がデータ系列となることがある。ランダムな変調では
その希望波のトレーニング区間で干渉波のデータが偶然
希望波のトレーニング信号に近い信号になることがあ
る。このとき、キャンセラは希望波と干渉波との区別が
つかなくなるのでキャンセル特性が劣化する。このよう
な劣化はトレーニング信号を図4に示すように同期さ
せ、さらにトレーニング信号を異なるものにすることで
回避できる。異なるトレーニング信号の目安としてはト
レーニング信号の相互相関を小さくすることが考えられ
る。このとき、最小二乗法で複素係数を求めると、最小
二乗法はその二乗平均をとる時間内でトレーニング信号
と相関をとることになるので、相互相関のない干渉波を
雑音とみなし、雑音による誤差が最小となるように係数
を制御する。トレーニング信号のタイミング同期は、セ
ルが離れているときには同期のための特別な装置が必要
である。その精度は相互相関が小さいとみなせる程度で
あればよい。例えば、10シンボルのトレーニング信号
であれば±2シンボル程度が目安と考えられる。基地局
から送出するトレーニング信号のタイミング位相を同期
させるには、例えば制御局からの制御によって複数の基
地局から送信するトレーニング信号のタイミング位相を
同期させることができる。また、本実施例はバースト構
成の信号を送受するディジタル通信方式であり、移動局
では基地局からのタイミング信号に基づいてその送信タ
イミングが制御されているので、トレーニング信号のタ
イミング位相を同期して送信することができる。
説明する。図5は本発明第二実施例のセクタ構成を示す
図である。図5(a)においては、従来は三つの周波数
グループを配置していたセクタに対してすべて同一の周
波数を配置した。図5(b)および図5(c)は、二つ
のキャリア周波数グループF1およびF2を交互に配置
した。図5(b)の場合には同一キャリア周波数グルー
プF1およびF2が正反対の指向性を有しており、干渉
キャンセラの負担が軽減される。また、図5(c)の場
合にはセクタを多段設置して場所的な繰り返しによる周
波数の利用率を向上させているにも係わらず、同一周波
数が交互になっているので、図5(a)の方法よりは干
渉キャンセラの負担が軽減される。
基地局Bで信号処理をするので、本発明第一実施例で示
したトレーニング信号の同期は容易になる。すなわち、
各セクタの信号は同一基地局B内で処理され送信される
ので、セルの場合とは異なりトレーニング信号の同期に
対して特別に複雑な装置を要しない。なお、トレーニン
グ信号は各セクタ毎に異なり同一周波数が配置されるセ
クタ間で相互相関が小さいものものであればよい。
地局Bへの信号は、同一基地局Bで受信されるので、同
一セル内の干渉波はあるセクタにおいては干渉であって
も、別のセクタでは希望波となっている。そのため、本
発明第一実施例の図3で示した非線形干渉キャンセラの
構成は、より簡単にできる。この非線形キャンセラをセ
ルに適用すると干渉波は他のセルの信号であるからキャ
ンセル用の信号として必要なだけである。しかしなが
ら、セクタへ適用すれば干渉波は自セルの信号であるか
ら、自セルの他セクタにおける適応干渉キャンセラと以
下のように協調的に動作させることにより、伝送特性の
向上がはかれる。
セラを図6を参照して説明する。図6は本発明第二実施
例における適応干渉キャンセラのブロック構成図であ
る。セクタ#1で受信しようとしている希望信号S1
と、セクタ#2で受信しようとしている希望信号S2と
を同時に並列的に受信する。セクタ#1とセクタ#2と
では希望波と干渉波の役割が反転している。セクタ#1
および#2毎に、それぞれ希望信号S1、S2および干
渉信号I1、I2のレプリカを生成する。最尤系列推定
回路MLSEは最尤系列推定処理を行い、最適なレプリ
カを生成する。
適応干渉キャンセラを図7を参照して説明する。図7は
本発明第二実施例に用いるその他の適応干渉キャンセラ
のブロック構成図である。セクタ#1の希望信号S1が
干渉波I2に比べると充分レベルが高いときには、複素
判定回路MLSE1で単独に希望信号S1を検波する。
セクタ#2における希望信号S2のレベルが干渉波I1
にあまり高くなければ干渉波の影響が大きいと考えられ
るので、最尤系列推定回路MLSE1の処理結果をセク
タ#2の干渉波のレプリカの生成に利用する。これによ
り、最尤系列推定回路MLSE2は干渉波の候補を生成
する必要がなくなり処理が軽減される。また、干渉波I
1のレプリカを生成するときに誤り検出確率が低いと考
えられる検波信号S1を用いるので、キャンセル効果が
高まり、希望信号S2の誤り率も低下する。
説明する。図8は本発明第三実施例の基地局とセルを示
す図である。本発明第三実施例では、基地局Bにおいて
送信ダイバーシチ用のアンテナを設定している。送信用
アンテナ#10および#20からは周波数F1に属する
同一のキャリア周波数グループの信号S10およびS2
0が送信される。送信方法としては、アンテナ#10
から信号S10、アンテナ#20から信号S20を送
信、アンテナ#10から信号S1+S2、アンテナ#
20から信号S1−S2を送信、等の方法がある。どち
らの方法においても信号S10およびS20は互いに独
立かつ同レベルの信号とする。また、アンテナ#10お
よび#20は充分に離して伝送路のパスが異なるように
配置する。このとき、受信点における各アンテナからの
信号は互いに独立となる。以下では上述したの方法に
ついて説明する。
スを通った信号が受信され、移動局における干渉キャン
セラは、信号S1またはS2あるいは両方の受信信号を
トレーニング信号を用いて分離して検出することができ
る。すなわち、本発明第一ないし第二実施例において
は、一つのキャリア周波数を用いて一つの信号しか伝送
できなかったが、本発明第三実施例においては一つのセ
ルにおいて、一つのキャリア周波数を二つの信号が共用
することができる。すなわち、二重に利用することがで
きる。L本の送信アンテナを基地局周辺において充分に
離して設置し、各送信アンテナから異なる信号を送出す
れば原理的にはL個のパスを介して移動局で信号が受信
される。したがって、L本以上のアンテナを有する線形
キャンセラで受信すればそのうちの一波を希望波として
受信できる。また、(L−1)個の干渉波レプリカを生
成できる非線形干渉キャンセラを用いても同様に希望波
を受信できる。
の信号に割り当てず、Lを偶数としてL/2の信号を一
信号当たり二本の送信アンテナから送信してもよい。こ
のようにすれば、干渉波の数が減るとともに、一信号当
たりのダイバーシチ数が増加するので、伝送特性が改善
され、またキャンセラの装置規模を縮小できる。
る周波数配置法では、同一無線エリアにおいて、同一キ
ャリア周波数で異なる信号を伝送できるので、複数の移
動局が同一キャリア周波数を同時に使用できる。また、
この性質を用いれば、同一移動局にL倍までの情報を伝
送できる。たとえば、2倍の情報をあるアルゴリズム半
分に分けてそれぞれ別の送信アンテナで送信し、移動局
でこの二つを干渉キャンセラにより分離して検波した後
に、これらを送信側で分割したときは逆のアルゴリズム
で合成する。線形干渉キャンセラでは各信号を別々に抽
出するようにハードウェアを構成すればよい。また、非
線形干渉キャンセラでは、第二実施例の図6あるいは図
7ですでに述べた構成を用い、入力をセクタアンテナで
はなく、移動局のダイバーシチ受信アンテナとすればよ
い。従来、2倍の伝送を行うためには、帯域を2倍にす
るか、多値化する必要があったが、前者はチャネル数が
低下し、後者は送信電力増幅器の電力効率が低下すると
いう欠点があった。本発明によれば、送信帯域が増加す
ることはなく、また、各アンテナ出力は独立に従来の増
幅器を利用すればよい。
設定する第三実施例でも、送信アンテナから送出される
信号系列に、その送信アンテナが形成する信号伝送路ご
とのトレーニング信号が付与されているのは、第一実施
例および第二実施例と同様である。
の第一実施例および第二実施例は、通信エリアに割当て
られるキャリア周波数グループの繰り返しを2以下とし
て電波の有効利用を図るものであったが、上述の実施例
で述べたトレーニング信号を通信エリアごとのものとす
ることにより、干渉を低減させ、通信品質が向上した移
動通信方式を提供できる。
キャリア周波数グループの配置は、従来例と同じであ
り、例えば図9のようなものであったとする。このと
き、各基地局ごとに定められたトレーニング信号は、干
渉が生ずるおそれのある同一キャリア周波数グループが
割当られた基地局との間では相互相関が小さいものと
し、同一キャリア周波数において希望波と干渉波とを識
別できるものとする。
図3、図6、図7に用いた適応干渉キャンセラにより同
一キャリア周波数では相互相関の小さいトレーニング信
号に基づいて干渉波を除去するので、干渉キャンセル特
性が向上する。たとえば、電波の状態や地形等の関係に
よって距離をおいて同一のキャリア周波数グループが配
置されたセルからの干渉電波が混入する場合にも、相互
相関の小さい希望波と干渉波のトレーニング信号に基づ
いて干渉波除去を行えば干渉キャンセル特性が向上す
る。特に干渉が生ずるおそれのあるセルで使用されるト
レーニング信号は相互相関の小さいものになっているの
で、これにより、従来どおりのキャリア周波数グループ
の配置を行っても、トレーニング信号の配置を上述のよ
うにすることにより通信品質を向上した移動無線方式を
実現できる。
る。移動局から基地局への送信において、送信電力を一
定にすると、伝搬路長、伝搬路の変動によって受信電力
が大幅に変化する。適応干渉キャンセラは、理想的に干
渉波をキャンセルするわけでないので、希望信号に対し
て、干渉波レベルがそのキャンセル能力を越えて大きく
なると、キャンセル不能となり、動作も不安定となる。
そこで、移動局の送信電力を制御し、基地局での受信電
力がほぼ一定になるようにする手段を移動局に設置す
る。
移動局からの基地局平均受信電力に応じて、基地局から
各移動局へ増減信号を送信し、移動局は、この増減信号
に応じて送信電力を制御する方法がある。また、基地局
からの送信電力を一定にして、移動局で受信された基地
局からの信号の平均受信電力をもとに、伝搬損失を推定
し、その推定損失に応じて移動局からの送信電力を制御
する方法がある。
れば、どの移動局からの平均受信電力もほぼ一定となる
ので、適応干渉キャンセラを良好に動作させることがで
きる。
一つのサービスエリアにおいて同一周波数繰り返し数N
を2以下にすることができるため、周波数の利用効率を
改善して電波の有効利用をはかることができる。
イバーシチアンテナが設置されているので、アンテナ設
備などの大きな変更を加えずに単に局舎内の変復調器、
増幅器設備の変更で本発明を実施できる。
周波数配置のままで、セルごとあるいはセクタごとに相
互相関が小さいトレーニング信号を用いることにより干
渉波を除去能率を向上させ、通信品質を向上させた移動
無線方式を提供できる。
ック構成図。
ラのブロック構成図。
ック構成図。
ラのブロック構成図。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の基地局を備え、移動局がこれらの
基地局との間で無線回線で信号伝送路を設定して通信を
行う移動通信方式において、 前記基地局または移動局は、信号伝送路ごとのトレーニ
ング信号を含む信号系列を送信する手段を備え、 前記移動局または基地局は、受信した前記トレーニング
信号に基づいて干渉波を除去し希望波を抽出する手段を
備えたことを特徴とする移動通信方式。 - 【請求項2】 基地局または移動局は、信号系列におけ
るトレーニング信号のタイミング位相をそろえて送信す
る手段を備えた請求項1記載の移動通信方式。 - 【請求項3】 信号伝送路が設定される通信エリアには
2以下のキャリア周波数グループが繰り返し割当てられ
る請求項1または2記載の移動通信方式。 - 【請求項4】 互いに干渉を引き起こす信号伝送路で用
いるトレーニング信号は相互相関が小さくなるものを用
いる請求項1ないし3のいずれか記載の移動通信方式。 - 【請求項5】 前記通信エリアは、基地局を中心点とし
て構成された複数のセクタからなる請求項1ないし4の
いずれか記載の移動通信方式。 - 【請求項6】 基地局には移動局に対する複数の信号伝
送路を形成する送信ダイバーシチアンテナを備える請求
項1ないし5のいずれか記載の移動通信方式。 - 【請求項7】 移動局から基地局への送信において基地
局平均受信電力をほぼ一定とする送信電力制御手段を備
える請求項1ないし6のいずれか記載の移動通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951793A JP3337274B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 移動通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951793A JP3337274B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 移動通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766768A true JPH0766768A (ja) | 1995-03-10 |
JP3337274B2 JP3337274B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=16574107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20951793A Expired - Lifetime JP3337274B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 移動通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337274B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1187254A2 (en) * | 2000-09-01 | 2002-03-13 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Adaptive antenna control method and adaptive antenna transmission/reception characteristic control method |
WO2002021869A1 (fr) * | 2000-09-04 | 2002-03-14 | Sanyo Electric Co.,Ltd. | Système et procédé de réception radio |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010206498A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Waseda Univ | マルチキャリア伝送方式で送信する機能を有する複数の送信局とマルチキャリア伝送方式で受信する受信局からなる伝送装置と、それを構成する送信局及び受信局 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20951793A patent/JP3337274B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1187254A2 (en) * | 2000-09-01 | 2002-03-13 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Adaptive antenna control method and adaptive antenna transmission/reception characteristic control method |
EP1187254A3 (en) * | 2000-09-01 | 2006-04-12 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Adaptive antenna control method and adaptive antenna transmission/reception characteristic control method |
US7302232B2 (en) | 2000-09-01 | 2007-11-27 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Adaptive antenna control method and adaptive antenna transmission/reception characteristic control method |
US8078113B2 (en) | 2000-09-01 | 2011-12-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Adaptive antenna control method and adaptive antenna transmission/reception characteristic control method |
WO2002021869A1 (fr) * | 2000-09-04 | 2002-03-14 | Sanyo Electric Co.,Ltd. | Système et procédé de réception radio |
CN100409712C (zh) * | 2000-09-04 | 2008-08-06 | 三洋电机株式会社 | 无线接收系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3337274B2 (ja) | 2002-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11265074B2 (en) | Noise cancelling amplify-and-forward (in-band) relay with self-interference cancellation | |
EP1926336B1 (en) | Spatial division multiple access wireless communication systems | |
US5652765A (en) | Receiver and repeater for spread spectrum communications | |
EP0960544B1 (en) | Method and apparatus for directional radio communication | |
JP3464606B2 (ja) | 無線通信装置及び無線通信方法 | |
US20030129984A1 (en) | Distributed wireless architecture using microcast | |
WO1993012590A9 (en) | Spatial division multiple access wireless communication systems | |
JP4107494B2 (ja) | 無線通信システム | |
US6731705B2 (en) | Method and apparatus for mitigating inter-channel interference in adaptive array systems | |
KR101011751B1 (ko) | 수신기에서의 신호 분리를 지원하기 위한 복수의 동시 전송기를 위한 기복형 전송 패턴 | |
WO2001035548A1 (en) | Downlink signal processing in cdma systems utilizing arrays of antennas | |
WO2000027148A1 (en) | Method and apparatus for directional radio communication | |
RU2177207C2 (ru) | Приемник мобильной системы связи и способ приема в мобильной системе связи | |
JP2002500467A (ja) | テレコミュニケーションネットワークにおけるリソースのアップグレード | |
JP5394882B2 (ja) | 受信機及び受信方法 | |
JP3337274B2 (ja) | 移動通信方式 | |
JP3926561B2 (ja) | 移動通信システム | |
GB2336506A (en) | Method of Reducing Co-channel Interference | |
KR101723672B1 (ko) | 효율적인 셀간 간섭 완화를 수행하는 수신 장치 및 그 장치에서의 이중 상관 방법 | |
JP2002271240A (ja) | 無線受信装置 | |
Janssen | Enhancement of a dual-signal receiver using pre-detection microdiversity for narrowband and wideband signals | |
Sarsamba et al. | Evaluation of Smart Antenna for 3G Network: A Survey | |
MXPA96006519A (en) | Intracellular control with antennas direct |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130809 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |