JPH0766726B2 - トリガ放電装置 - Google Patents

トリガ放電装置

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JPH0766726B2
JPH0766726B2 JP24870989A JP24870989A JPH0766726B2 JP H0766726 B2 JPH0766726 B2 JP H0766726B2 JP 24870989 A JP24870989 A JP 24870989A JP 24870989 A JP24870989 A JP 24870989A JP H0766726 B2 JPH0766726 B2 JP H0766726B2
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electrode
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトリガ放電装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のトリガ放電装置は第2図に示されているように、
電極収納絶縁容器1の内部に電極間隙が固定されて対向
配置された主電極2a,2bと、主電極2bと絶縁され、主電
極2aとの電極間隙が固定されたトリガ電極3から構成さ
れている。
このトリガ放電装置の動作は、まずトリガ電極3と主電
極2aとの間で高電圧による放電を発生させ、次にこの放
電で発生するアークによつて主電極2a,2b間での放電を
誘起継続させている。なお、これに関するものとして特
開昭61-218011号公報,特開昭59-123120号公報がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のものは、トリガの動作時間が短いと云う利点
があるが、しかしこのものではトリガ放電に大電流が必
要で、大電流放電による電極消耗が多く、かつトリガ制
御が難しく安定したトリガを行うことが難しいきらいが
あった。
本発明はこれに鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、大電流、高電圧用として安定したトリガを行う
ことが可能なこの種トリガ放電装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、枠体と、この枠体上に設けられ、か
つ内部に所定の空間を有する絶縁物と、この絶縁物の空
間に配置された真空容器と、この真空容器内に対向配置
された固定電極および可動電極と、この可動電極に接続
され、かつ前記真空容器外に導出された導体と、この導
体に前記枠体内に伸びるロッドを介して接続されたショ
ートリングと、このショートリングと前記枠体の上部と
の間に設けられた開路ばねと、前記枠体の底部上に固定
されるとともに、前記ショートリングとの間に設けられ
た電磁反発コイルと、この電磁反発コイルへの通電を制
御する制御装置とを備え、そして前記制御装置を、トリ
ガ放電時に前記電磁反発コイルに通電し、ショートリン
グ,ロッド,導体を介して前記可動電極を駆動して固定
電極と可動電極との間を閉路状態にし、次いで前記電磁
反発コイルへの通電を停止し、前記可動電極を開放させ
るように形成し所期の目的を達成するようにしたもので
ある。
〔作用〕
上記手段を設けたので、機械的な駆動力で固定電極,可
動電極間のギヤツプのトリガが行われるようになつて、
不動作することがなくなる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の一実施例が示されている。なお、従来
と同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。
本実施例は枠体4と、この枠体4上に着脱自在に設けら
れ、かつ所定の空隙(内部空間)を有する絶縁物5と、
この絶縁物5の空隙内に形成された真空容器6と、この
真空容器6内に対向配置された固定電極7および可動電
極8と、この可動電極8に接続され、かつ真空容器6外
に導出された導体9と、この導体9に枠体4内に伸びる
ロツド10を介して接続されたシヨートリング11と、この
シヨートリング11と枠体4の上部との間に設けられた開
路ばね12と、枠体4の底部上に固定されると共に、シヨ
ートリング11との間に設けられ、かつ制御装置13に接続
された電磁反発コイル14とを備えており、そして開路ば
ね12により所定のギャップを有するように保持されてい
る固定電極7と可動電極8とを電磁反発コイル14に通電
することにより、ショートリング11,ロッド,導体を介
して可動電極を駆動して固定電極7と可動電極8を閉じ
た状態(閉路状態)にし、次いで電磁反発コイル14への
通電を停止し、可動電極8を開放させて固定電極7と可
動電極8との間にアークを発生させて固定電極7,可動電
極8間のギャップをトリガし、固定電極7,可動電極8間
に電流を流すように形成したのである。
このようにすることにより、機械的な駆動力で固定電極
7,可動電極8間のギヤツプのトリガが行われるようにな
つて、不動作することがなくなり、大電流,高電圧用と
して安定したトリガを行うことができるのである。
すなわち絶縁筒15,端子板16,17,ベローズ18より真空容
器6が形成され、そして真空容器の内部に固定電極7,可
動電極8が収納されている。固定電極7にには導体19が
連結されており、真空容器6の外部で導体20に接続され
ている。可動電極8には導体9が連結されており、真空
容器6の外部でフレキシブル導体21に接続され、フレキ
シブル導体21は導体22に接続されている。
導体20,導体22,真空容器6は絶縁物5で固定され、絶縁
物5は枠体4に固定されている。導体9は絶縁物23に連
結され、更に先端にシヨートリング11が固定されたロツ
ド10に連結されている。電磁反発コイル14は制御装置13
からの出力で励磁される構造になつている。
可動電極8が開路ばね12の力によつて開路状態にある
時、シヨートリング11と電磁反発コイル14とは接触した
状態になつている。
今、この状態で制御装置13からの出力で電磁反発コイル
14が励磁され磁界が発生すると、シヨートリング11に電
流が誘起されて磁界が発生し、電磁反発コイル14とシヨ
ートリング11との間に電磁反発力が発生して、シヨート
リング11が図中の上方へ高速駆動される。この駆動が可
動電極8と固定電極7とを高速で接触,すなわち閉路さ
せる。次いで制御装置13から電磁反発コイル14への出力
を停止すると、可動電極8が開路ばね12によって図中の
下方に下がって固定電極7と可動電極8間を開放し、固
定電極7と可動電極8との間にアークを発生させ、固定
電極7と可動電極8との間のギヤツプをトリガし、開路
ばね12によつてギヤツプを保持した両極7,8間に電流が
流れるようになる。
このように本実施例によれば、次に述べるような効果を
奏することができる。
(1)電極部を真空中に収納し、固定電極と可動電極と
をON,OFFして両極間のギヤツプをトリガしているので、
大電流,高電圧に適したトリガ放電装置とすることがで
きる。
(2)トリガ時に固定電極と可動電極とを機械的に接離
させるため、トリガ不動作が発生しない。
(3)電磁反発コイルとシヨートリングとの組合せで高
速で電極を閉路できる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、大電流,高電圧用として
安定したトリガを行うことができるこの種トリガ放電装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のトリガ放電装置の一実施例の縦断側面
図,第2図は従来のトリガ放電装置の装置要部の縦断側
面図である。 4……枠体、5……絶縁物、6……真空容器、7……固
定電極、8……可動電極、9……導体、10……ロツド、
11……シヨートリング、12……開路ばね、13……制御装
置、14……電磁反発コイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体と、この枠体上に設けられ、かつ内部
    に所定の空間を有する絶縁物と、この絶縁物の空間に配
    置された真空容器と、この真空容器内に対向配置された
    固定電極および可動電極と、この可動電極に接続され、
    かつ前記真空容器外に導出された導体と、この導体に前
    記枠体内に伸びるロッドを介して接続されたショートリ
    ングと、このショートリングと前記枠体の上部との間に
    設けられた開路ばねと、前記枠体の底部上に固定される
    とともに、前記ショートリングとの間に設けられた電磁
    反発コイルと、この電磁反発コイルへの通電を制御する
    制御装置とを備え、 前記制御装置を、トリガ放電時に前記電磁反発コイルに
    通電し、ショートリング,ロッド,導体を介して前記可
    動電極を駆動して固定電極と可動電極との間を閉路状態
    にし、次いで前記電磁反発コイルへの通電を停止し、前
    記可動電極を開放させるように形成したことを特徴とす
    るトリガ放電装置。
  2. 【請求項2】前記枠体と前記絶縁物とを着脱自在に形成
    し、使用電圧によって前記絶縁物が変えられるように形
    成してなる特許請求の範囲第1項記載のトリガ放電装
    置。
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JP4373252B2 (ja) 2004-03-16 2009-11-25 浩史 滝川 プラズマ生成装置
DK3229253T3 (da) 2014-12-01 2019-10-28 Mitsubishi Electric Corp Kredsløbsafslutningsindretning og kredsløbsafslutningssystem

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