JPH1154015A - 高周波回路用ソレノイド型リレー - Google Patents

高周波回路用ソレノイド型リレー

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Publication number
JPH1154015A
JPH1154015A JP21201097A JP21201097A JPH1154015A JP H1154015 A JPH1154015 A JP H1154015A JP 21201097 A JP21201097 A JP 21201097A JP 21201097 A JP21201097 A JP 21201097A JP H1154015 A JPH1154015 A JP H1154015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
relay
frequency circuit
high frequency
type relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP21201097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Kosao
冨雄 小棹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐電圧が高く、浮遊容量が小さく、スパーク
や発熱が発生し難い高周波回路用ソレノイド型リレーを
提供する。 【解決手段】 高周波電力が印加される回路における切
替えを行うリレーであって、ソレノイド13により吸着
片8を電磁的に吸引して可動接点1を固定接点4に対し
て開閉させる高周波回路用ソレノイド型リレーにおい
て、ソレノイド13により吸引される吸着片8に絶縁棒
9の下端を結合し、この絶縁棒9の上端を可動接点1側
にヒンジ10を介してフレキシブルに連結し、ソレノイ
ド13による吸着片8の吸引力を、絶縁棒9を介して可
動接点1に伝達するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電力が加え
られる回路において切替えなどを行うための高周波回路
用ソレノイド型リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波電力が加えられる高周波回路にお
いて、コンデンサーなどの切替えを行うため高周波回路
用ソレノイド型リレーとしては、従来、添付の図4〜図
6に示すようなリレーが使用されていた。なお、図4
は、高周波回路用ソレノイド型リレーの開放時における
側面図を、図5は、その上面図を、そして、図6は作動
(閉止)時における側面図を示している。
【0003】かかる従来の高周波回路用ソレノイド型リ
レーでは、その可動接点1はソレノイド13の励磁によ
り吸引される吸着板2の上に、絶縁板6を介して取り付
けられている。一方、固定接点4は、枠11に取り付け
られた絶縁板7を介してリード板5に取り付けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術になる高周波回路用ソレノイド型リレーでは、可
動接点1と吸着板2、リード板5と枠11及びソレノイ
ド13との間に距離が短く、すなわち、それらの位置が
互いに近接しているため、特に高周波電力が加えられる
場合には、耐電圧が低くなり、他方、その浮遊容量が大
きくなってしまっていた。そのため、これらの部位のそ
れぞれの間でスパークや発熱が発生しやすいという問題
点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来技術における
問題点に鑑み、耐電圧が高く、浮遊容量が小さく、スパ
ークや発熱が発生し難い高周波回路用ソレノイド型リレ
ーを提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的達成を達成するため、高周波電力が印加される回路
における切替えを行うためのリレーであって、ソレノイ
ドにより吸着片を吸引して可動接点を固定接点に対して
開閉させる高周波回路用ソレノイド型リレーにおいて、
前記ソレノイドにより吸引される前記吸着片に絶縁体を
結合し、前記絶縁体を前記可動接点にフレキシブルに連
結し、もって、前記ソレノイドによる前記吸着片の吸引
力を前記絶縁体を介して前記可動接点に伝達するように
構成した高周波回路用ソレノイド型リレーが提案され
る。
【0007】また、本発明によれば、前記の高周波回路
用ソレノイド型リレーにおいて、前記絶縁体は棒状に形
成され、その一端に前記吸着片を固定すると共に、その
他端はヒンジにより前記可動接点に連結されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら説明する。まず、図1に
は、本発明になる高周波回路用ソレノイド型リレーの側
面図が示されている。なお、この図には、当該リレーの
開放時の状態が示されている。
【0009】この図1において、可動接点1はヒンジ板
2の先端に取り付けられている。なお、このヒンジ板2
は、枠11の側面(図では左側面)に取り付けられた絶
縁板6の上部に固定されたリード板5’に対し、ヒンジ
3により回動可能に取り付けられている。また、図中の
符号14は、このヒンジ板2を引っ張って、先端の可動
接点1を開放する方向にバイアス力を付与するためのコ
イルバネであり、符号15は上記可動接点1に電気的に
接続されたフレキシブルリード線である。一方、固定接
点4は、枠11の他の側面(図では右側面)に取り付け
られた絶縁板7の上部に固定された「コ」の字状のリー
ド板5の上方に固定されている。
【0010】そして、ソレノイド13の周囲を取り囲む
ように、鉄などの透磁性材からなる上記枠11が設けら
れており、この枠11の一部である、上記ソレノイド1
3の中央上方の位置には、例えば円板状の吸着片8が配
置されている。なお、この吸着片8は、その上方に配置
された絶縁棒9の下端に結合されている。また、上記枠
11にはいわゆるガイド穴12が形成され、上記絶縁棒
9はこのガイド穴12内に上下に自在に移動可能に挿入
されている。また、上記絶縁棒9の上端は、やはりヒン
ジ10により、上記ヒンジ板2にフレキシブルに連結さ
れている。
【0011】続いて、上記にその構成を説明した本発明
になる高周波回路用ソレノイド型リレーの動作について
説明する。まず、上記ソレノイド13に励磁電流が供給
されると、ソレノイドは発生した電磁力により円板状の
吸着片8を吸引する。これにより、吸着片8は図の下方
に移動し、これに伴い、吸着片8の上方に結合された絶
縁棒9は、ガイド穴12に導かれながら、図中の矢印で
示すように、下方に移動する。なお、この絶縁棒9の上
端部は上記ヒンジ10によりヒンジ板2にフレキシブル
に連結されていることから、この絶縁棒9の下方への移
動に伴い、ヒンジ板2はヒンジ3を中心にした時計回り
の回転を行う。すなわち、可動接点1を固定接点4に接
続する。なお、この接点を閉止した状態が、図3に、そ
して、上記高周波回路用ソレノイド型リレーの上面図が
図2に示されている。
【0012】なお、上記の図からも明らかなように、本
発明になる高周波回路用ソレノイド型リレーは、上記図
4〜図6に示した従来の高周波回路用ソレノイド型リレ
ーに比較して、その高さ方向の寸法は増大しているもの
の、特に、図2と図5との比較によっても明らかなよう
に、その平面上のスペース(設置平面)は同一であり、
そのため、従来のリレーとの互換性がある。
【0013】また、上記本発明になる高周波回路用ソレ
ノイド型リレーの構造によれば、特に、可動接点1と吸
着板8、リード板5と枠11、リード板5とソレノイド
13などの、いわゆる、接点と接地間との距離が遠くな
り、高周波電力に対する耐圧が向上し、スパークや発熱
が減少し、浮遊容量も小さくなる。
【0014】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる高周波回路用ソレノイド型リレーによ
れば、接点と接地の間の距離を大きくすることが可能に
なることから、高周波電力に対する耐圧が向上してスパ
ークや発熱を減少すると共に、その浮遊容量を小さくす
ることが可能になる、かつ、従来のソレノイドリレーに
対してもスペース(設置平面)的に互換性を維持するこ
とが出来るという技術的にも優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる高周波回路用ソレノイド型リレー
の開放状態における側面図である。
【図2】上記本発明になる高周波回路用ソレノイド型リ
レーの上面図である。
【図3】上記本発明になる高周波回路用ソレノイド型リ
レーの閉止状態における側面図である。
【図4】従来技術になる高周波回路用ソレノイド型リレ
ーの開放状態における側面図である。
【図5】上記従来技術になる高周波回路用ソレノイド型
リレーの上面図である。
【図6】上記従来技術になる高周波回路用ソレノイド型
リレーの閉止状態における側面図である。
【符号の説明】
1 可動接点 2 ヒンジ板 4 固定接点 8 吸着片 9 絶縁棒 10 ヒンジ 13 ソレノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電力が印加される回路における切
    替えを行うためのリレーであって、ソレノイドにより吸
    着片を吸引して可動接点を固定接点に対して開閉させる
    高周波回路用ソレノイド型リレーにおいて、前記ソレノ
    イドにより吸引される前記吸着片に絶縁体を結合し、前
    記絶縁体を前記可動接点にフレキシブルに連結し、もっ
    て、前記ソレノイドによる前記吸着片の吸引力を前記絶
    縁体を介して前記可動接点に伝達するように構成したこ
    とを特徴とする高周波回路用ソレノイド型リレー。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載した高周波回路用ソ
    レノイド型リレーにおいて、前記絶縁体は棒状に形成さ
    れ、その一端に前記吸着片を固定すると共に、その他端
    はヒンジにより前記可動接点に連結されていることを特
    徴とする高周波回路用ソレノイド型リレー。
JP21201097A 1997-08-06 1997-08-06 高周波回路用ソレノイド型リレー Pending JPH1154015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9096531B2 (en) 2010-05-24 2015-08-04 Toa Eiyo Ltd. Fused imidazole derivative
CN109378243A (zh) * 2018-10-22 2019-02-22 安徽银点电子科技有限公司 一种多向开关

Cited By (3)

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US9096531B2 (en) 2010-05-24 2015-08-04 Toa Eiyo Ltd. Fused imidazole derivative
CN109378243A (zh) * 2018-10-22 2019-02-22 安徽银点电子科技有限公司 一种多向开关
CN109378243B (zh) * 2018-10-22 2020-05-01 温州伊兰达电器有限公司 一种多向开关

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