JPH0766674B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH0766674B2 JPH0766674B2 JP15079886A JP15079886A JPH0766674B2 JP H0766674 B2 JPH0766674 B2 JP H0766674B2 JP 15079886 A JP15079886 A JP 15079886A JP 15079886 A JP15079886 A JP 15079886A JP H0766674 B2 JPH0766674 B2 JP H0766674B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は本揮発性半導体記憶装置に関し、特に絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタを主な構成要素とする電気的に
書き込み、消去可能な半導体記憶装置、すなわち、EEPR
OMに関する。
ト電界効果トランジスタを主な構成要素とする電気的に
書き込み、消去可能な半導体記憶装置、すなわち、EEPR
OMに関する。
第3図は従来のEEPROMの主要部の回路図である。メモリ
マトリクスは、例として32行32列の場合を示した。(第
3図では途中は省略してある。) 第3図に示すEEPROMは、書き込みモード,消去モード,
読み出しモードにおいて、メモリセルのソースを所望の
電圧にバイアスするソース電圧回路(以下VS回路と記
す。)CWと、ディジット線D1(1)とVS回路CWの出力端
子Sの間に接続されたメモリセルM11(1)(nチャネ
ル型エンハンスメント型IGFET(以下単にnE−IGFETと記
す。)MS11(1)と実際に情報を記憶する記憶素子とし
ての浮遊ゲートIGFET MM11(1)とからなっている。以
下メモリセルは全て同じ構成である。)〜M321(1)
と、…、ディジット線D1(8)とVS回路CWの出力端子S
の間に接続されたメモリセルM11(8)〜M321(8)と
からなる第1のメモリブロックと、…,ディジット線D
32(1)とVS回路CWの出力端子Sの間に接続されたメモ
リセルM132(1)〜M3232(1)と、…、ディジット線D
32(8)とVS回路CWの出力端子Sの間に接続されたメモ
リセルM132(8)〜M3232(8)とからなる第32のメモ
リブロックと、行選択線X1,…,X32と、列選択線Y1,…,Y
32と、データ線D(1),…,D(8)と、読み出しモー
ド時に一定電圧が出力される読み出し電圧制御回路A
と、Aを内部に含み、書き込みモード,消去モード,読
み出しモード時に、所望の電圧が出力されるように制御
された制御ゲート電圧制御回路Bと、Bの出力を伝達す
る制御ゲート線CGと第1の制御ゲート分岐線CG1の間に
接続された列選択用のnE−IGFET QS1と、…、制御ゲー
ト線CGと第32のゲート分岐線CG32の間に接続された列選
択用のnE−IGFET QS32と、第1の制御ゲート分岐線CG1
とゲート線W11の間に接続されたバイト選択用のnE−IGF
ET QK11と、…、第1の制御ゲート分岐線CG1とゲート線
W321の間に接続されたバイト選択用のnE−IGFET QK321
と、…、第32の制御ゲート分岐線CG32とゲート線W132の
間に接続されたバイト選択用のnE−IGFET QK132と、
…、第32の制御ゲート分岐線CG32のゲート線W3232の間
に接続されたnE−IGFET QK3232と、データ線D(1)と
ディジット線D1(1)の間に接続された列選択用のnE−
IGFET QS1(1)と、…、データ線D(8)とディジッ
ト線D1(8)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S1(8)と、…、データ線D(1)とディジット線D32
(1)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S32(1)と、…、データ線D(8)とディジット線D32
(8)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S32(8)と、データ入力信号線DI(1),…,DI(8)
と、書き込み,消去モード時に書き込み,消去に必要な
高電圧VPP(以下、書き込み−消去電圧と記す。)を内
部で発生される昇圧回路Dと、昇圧回路Dの出力端子V
PP′とデータ線D(1)の間に接続され、ゲートにデー
タ入力信号線DI(1)が接続された書き込み用のnE−IG
FET QW(1)と、…、Dの出力端子VPP′とデータ線D
(8)の間に接続され、ゲートにデータ入力信号線D
I(8)が接続された書き込み用のnE−IGFET QW(8)
とから構成されている。MA2で示したブロックがメモリ
マトリクスを形成する。
マトリクスは、例として32行32列の場合を示した。(第
3図では途中は省略してある。) 第3図に示すEEPROMは、書き込みモード,消去モード,
読み出しモードにおいて、メモリセルのソースを所望の
電圧にバイアスするソース電圧回路(以下VS回路と記
す。)CWと、ディジット線D1(1)とVS回路CWの出力端
子Sの間に接続されたメモリセルM11(1)(nチャネ
ル型エンハンスメント型IGFET(以下単にnE−IGFETと記
す。)MS11(1)と実際に情報を記憶する記憶素子とし
ての浮遊ゲートIGFET MM11(1)とからなっている。以
下メモリセルは全て同じ構成である。)〜M321(1)
と、…、ディジット線D1(8)とVS回路CWの出力端子S
の間に接続されたメモリセルM11(8)〜M321(8)と
からなる第1のメモリブロックと、…,ディジット線D
32(1)とVS回路CWの出力端子Sの間に接続されたメモ
リセルM132(1)〜M3232(1)と、…、ディジット線D
32(8)とVS回路CWの出力端子Sの間に接続されたメモ
リセルM132(8)〜M3232(8)とからなる第32のメモ
リブロックと、行選択線X1,…,X32と、列選択線Y1,…,Y
32と、データ線D(1),…,D(8)と、読み出しモー
ド時に一定電圧が出力される読み出し電圧制御回路A
と、Aを内部に含み、書き込みモード,消去モード,読
み出しモード時に、所望の電圧が出力されるように制御
された制御ゲート電圧制御回路Bと、Bの出力を伝達す
る制御ゲート線CGと第1の制御ゲート分岐線CG1の間に
接続された列選択用のnE−IGFET QS1と、…、制御ゲー
ト線CGと第32のゲート分岐線CG32の間に接続された列選
択用のnE−IGFET QS32と、第1の制御ゲート分岐線CG1
とゲート線W11の間に接続されたバイト選択用のnE−IGF
ET QK11と、…、第1の制御ゲート分岐線CG1とゲート線
W321の間に接続されたバイト選択用のnE−IGFET QK321
と、…、第32の制御ゲート分岐線CG32とゲート線W132の
間に接続されたバイト選択用のnE−IGFET QK132と、
…、第32の制御ゲート分岐線CG32のゲート線W3232の間
に接続されたnE−IGFET QK3232と、データ線D(1)と
ディジット線D1(1)の間に接続された列選択用のnE−
IGFET QS1(1)と、…、データ線D(8)とディジッ
ト線D1(8)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S1(8)と、…、データ線D(1)とディジット線D32
(1)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S32(1)と、…、データ線D(8)とディジット線D32
(8)の間に接続された列選択用のnE−IGFET Q
S32(8)と、データ入力信号線DI(1),…,DI(8)
と、書き込み,消去モード時に書き込み,消去に必要な
高電圧VPP(以下、書き込み−消去電圧と記す。)を内
部で発生される昇圧回路Dと、昇圧回路Dの出力端子V
PP′とデータ線D(1)の間に接続され、ゲートにデー
タ入力信号線DI(1)が接続された書き込み用のnE−IG
FET QW(1)と、…、Dの出力端子VPP′とデータ線D
(8)の間に接続され、ゲートにデータ入力信号線D
I(8)が接続された書き込み用のnE−IGFET QW(8)
とから構成されている。MA2で示したブロックがメモリ
マトリクスを形成する。
第3図に示したEEPROMの書き込みモード時の動作を説明
する。
する。
アドレスにより、行選択線X1、列選択線Y1が選択され、
X1及びY1が電源電圧VCCレベルになり、メモリマトリク
ス中のメモリセルM11(1)が選択され、記憶素子MM11
(1)に書き込みが行なわれるとする。説明を簡単にす
る為に、各nE−IGFETのしきい値はすべて同一でVTnとし
て話しを進める。書き込みモードになると、昇圧回路D
は動作し、出力端子VPP′の電圧は後述するようにVCCか
ら徐々に上昇し、最終的には書き込み−消去電圧VPPま
で上昇する。(例えば、VPP=25V、出力端子VPP′がVCC
からVPPまで上昇する時間が200μs。) この時、昇圧回路Dの出力インピーダンスは非常に高
く、例えば数MΩである。
X1及びY1が電源電圧VCCレベルになり、メモリマトリク
ス中のメモリセルM11(1)が選択され、記憶素子MM11
(1)に書き込みが行なわれるとする。説明を簡単にす
る為に、各nE−IGFETのしきい値はすべて同一でVTnとし
て話しを進める。書き込みモードになると、昇圧回路D
は動作し、出力端子VPP′の電圧は後述するようにVCCか
ら徐々に上昇し、最終的には書き込み−消去電圧VPPま
で上昇する。(例えば、VPP=25V、出力端子VPP′がVCC
からVPPまで上昇する時間が200μs。) この時、昇圧回路Dの出力インピーダンスは非常に高
く、例えば数MΩである。
制御ゲート電圧制御回路Bは、Eが“L"、Wが“H"、R
が“L"になるので、制御ゲート線CGに“L"が出力され、
ゲート線W11に付加された容量の充電された電荷は、Q
K111,QS1,QC2が導通して放電される事になり、記憶素子
MM11(1)のゲートは“L"になる。
が“L"になるので、制御ゲート線CGに“L"が出力され、
ゲート線W11に付加された容量の充電された電荷は、Q
K111,QS1,QC2が導通して放電される事になり、記憶素子
MM11(1)のゲートは“L"になる。
VS回路CWは、Wが“H"、が“L"になるので、出力端子
Sに付加された容量は、QW1により電圧(VCC−VTn)に
充電され、記憶素子MM11(1)のソース電圧は(VCC−V
Tn)になる。
Sに付加された容量は、QW1により電圧(VCC−VTn)に
充電され、記憶素子MM11(1)のソース電圧は(VCC−V
Tn)になる。
書き込みデータが入力され、データ入力信号線DI(1)
が“H"になると、書き込み用IGFET QW(1)が導通し、
アドレスにより選択されたメモリセルM11(1)の記憶
素子MM11(1)が書き込まれるわけである。この時、デ
ータ入力信号線DI(1)、…、DI(8)にデータ入力信
号を供給する回路は、図示してないが、昇圧回路Dの出
力端子VPP′の電圧が上昇するに伴ない、“H"を出力す
るデータ入力信号線(本例の場合DI(1))の電圧がV
CCからVPPに上昇するように、回路構成されており、行
選択線X1,…,X32、列選択線Y1,…,Y32も同様に、図示し
ていないが、昇圧回路Dの出力端子VPP′の電圧が上昇
するに伴ない、選択された行選択線,列選択線(本例の
場合X1,Y1)の電圧がVCCからVPPに上昇するように回路
構成されている。前述したように、書き込みモード時、
VS回路の出力端子Sの電圧は(VCC−VTn)になるので、
記憶素子MM11(1)は非導通になり、昇圧回路Dの出力
端子VPP′から電源端子又は接地端子に定常的に電流は
流れることはない。従って、昇圧回路Dの出力端子
VPP′に電気的に接続された各種信号線及び節点(本例
の場合、D(1),E11,D1(11)の電圧は、出力端子
VPP′の電圧が上昇するに伴ない上昇することになる。
が“H"になると、書き込み用IGFET QW(1)が導通し、
アドレスにより選択されたメモリセルM11(1)の記憶
素子MM11(1)が書き込まれるわけである。この時、デ
ータ入力信号線DI(1)、…、DI(8)にデータ入力信
号を供給する回路は、図示してないが、昇圧回路Dの出
力端子VPP′の電圧が上昇するに伴ない、“H"を出力す
るデータ入力信号線(本例の場合DI(1))の電圧がV
CCからVPPに上昇するように、回路構成されており、行
選択線X1,…,X32、列選択線Y1,…,Y32も同様に、図示し
ていないが、昇圧回路Dの出力端子VPP′の電圧が上昇
するに伴ない、選択された行選択線,列選択線(本例の
場合X1,Y1)の電圧がVCCからVPPに上昇するように回路
構成されている。前述したように、書き込みモード時、
VS回路の出力端子Sの電圧は(VCC−VTn)になるので、
記憶素子MM11(1)は非導通になり、昇圧回路Dの出力
端子VPP′から電源端子又は接地端子に定常的に電流は
流れることはない。従って、昇圧回路Dの出力端子
VPP′に電気的に接続された各種信号線及び節点(本例
の場合、D(1),E11,D1(11)の電圧は、出力端子
VPP′の電圧が上昇するに伴ない上昇することになる。
選択されたメモリセルM11(1)の記憶セルMM11(1)
のドレインE11の電圧が上昇し、ある臨界電圧に達する
と、消去モード時、MM11(1)の浮遊ゲートに注入され
た電子はドレインE11に放出され、記憶素子MM11(1)
のしきい値は負になり、記憶素子に書き込みが行なわれ
る。
のドレインE11の電圧が上昇し、ある臨界電圧に達する
と、消去モード時、MM11(1)の浮遊ゲートに注入され
た電子はドレインE11に放出され、記憶素子MM11(1)
のしきい値は負になり、記憶素子に書き込みが行なわれ
る。
この時、選択された記憶素子MM11(1)のしきい値が負
になるので、MM11(1)は非導通から導通になり、今度
は、昇圧回路Dの出力端子VPP′に付加される容量とし
て、VS回路の出力端子Sに付加される容量が付け加えら
れる事になる。出力端子VPP′の電圧がさらに上昇する
と、選択された記憶素子MM11(1)のドレインにも電荷
が供給され、節点E11の電圧が高くなり、記憶素子MM11
(1)がさらに書き込まれることになる。すると、記憶
素子MM11(1)のしきい値がさらに負にシフトし、VS回
路CWの出力端子Sは、記憶素子MM11(1)を非導通する
まで、昇圧回路Dの出力端子VPP′から充電されること
になる。
になるので、MM11(1)は非導通から導通になり、今度
は、昇圧回路Dの出力端子VPP′に付加される容量とし
て、VS回路の出力端子Sに付加される容量が付け加えら
れる事になる。出力端子VPP′の電圧がさらに上昇する
と、選択された記憶素子MM11(1)のドレインにも電荷
が供給され、節点E11の電圧が高くなり、記憶素子MM11
(1)がさらに書き込まれることになる。すると、記憶
素子MM11(1)のしきい値がさらに負にシフトし、VS回
路CWの出力端子Sは、記憶素子MM11(1)を非導通する
まで、昇圧回路Dの出力端子VPP′から充電されること
になる。
今、書き込み−消去電圧がVPPの時、記憶素子が書き込
まれる為のドレインの臨界電圧をVDC、この時の昇圧回
路Dの出力電圧をVPPCとし、書き込みモード時、VS回路
の出力端子Sが最終的に充電される電圧をVSCとして話
しを進める。
まれる為のドレインの臨界電圧をVDC、この時の昇圧回
路Dの出力電圧をVPPCとし、書き込みモード時、VS回路
の出力端子Sが最終的に充電される電圧をVSCとして話
しを進める。
以上述べたように、記憶用セルの書き込みは進むが、こ
こで注意することは、VPP′>VPPCになると、昇圧回路
の出力端子VPP′に付加される容量として、非常に大き
な容量をもつVS回路の出力端子Sに付加される容量がつ
け加えられることである。従って、VPP′>VPPCになる
と、昇圧回路の出力端子VPP′の電圧が上昇するスピー
ドが非常に遅くなる。
こで注意することは、VPP′>VPPCになると、昇圧回路
の出力端子VPP′に付加される容量として、非常に大き
な容量をもつVS回路の出力端子Sに付加される容量がつ
け加えられることである。従って、VPP′>VPPCになる
と、昇圧回路の出力端子VPP′の電圧が上昇するスピー
ドが非常に遅くなる。
EEPROMに用いられる昇圧回路の一般例を第4図に示す。
第4図において、QP1,QP2,QP3,…,QP(n-1),QPnは、ゲー
トとドレインを共通に接続したnE−IGFET、▲▼
は制御信号線で書き込みモード時と消去モード時に“L"
になり、他のモード時は“H"になる。
トとドレインを共通に接続したnE−IGFET、▲▼
は制御信号線で書き込みモード時と消去モード時に“L"
になり、他のモード時は“H"になる。
QP0は、電源端子CCと節点P1に接続されたpチャネル型
エンハンスメント型IGFET、QPDは、電源端子CCと出力端
子VPP′の間に接続されたnチャネル型ディプレッショ
ン型IGFETである。C1,C2,C3,…,Cn-1,Cnは容量、φ,
はクロックで、書き込み、又は消去モード時にクロック
信号が印加される。
エンハンスメント型IGFET、QPDは、電源端子CCと出力端
子VPP′の間に接続されたnチャネル型ディプレッショ
ン型IGFETである。C1,C2,C3,…,Cn-1,Cnは容量、φ,
はクロックで、書き込み、又は消去モード時にクロック
信号が印加される。
第4図を用いて、昇圧回路の動作を説明する。読み出し
モード時、▲▼は“H"になり、QP0は非導通にな
り、φ,にはクロック信号が印加されないので、電源
端子CCから節点P1に電荷は供給されず、QPDは導通であ
るので、出力端子VPP′の電圧は電源電圧VCCになる。
モード時、▲▼は“H"になり、QP0は非導通にな
り、φ,にはクロック信号が印加されないので、電源
端子CCから節点P1に電荷は供給されず、QPDは導通であ
るので、出力端子VPP′の電圧は電源電圧VCCになる。
書き込み又は消去モード時、▲▼は“L"になり、
P1はVCCまで充電される。又、φ,にはクロック信号
が印加される。φが“H"、が“L"になると、QP1,QP3,
…,QP(n-1)が導通になり、点P1,P3,…,Pn-1に充電され
た電荷は、点P2,P4,…,Pnに伝達される。次にφが
“L"、が“H"になると、QP2,…,QPnが導通になり、点
P2,P4,…,Pnに充電された電荷は、今度はP3,P5,…,Pn-1
に伝達される。
P1はVCCまで充電される。又、φ,にはクロック信号
が印加される。φが“H"、が“L"になると、QP1,QP3,
…,QP(n-1)が導通になり、点P1,P3,…,Pn-1に充電され
た電荷は、点P2,P4,…,Pnに伝達される。次にφが
“L"、が“H"になると、QP2,…,QPnが導通になり、点
P2,P4,…,Pnに充電された電荷は、今度はP3,P5,…,Pn-1
に伝達される。
このように、各点に充電された電荷が、クロックの半サ
イクルごとに次段に次々と伝達され、後段に伝達された
電荷は逆流することがないので、出力端子VPP′の電圧
は、電荷が伝達されるたびに上昇することになり、最終
的には、書き込み−消去電圧VPPになる。
イクルごとに次段に次々と伝達され、後段に伝達された
電荷は逆流することがないので、出力端子VPP′の電圧
は、電荷が伝達されるたびに上昇することになり、最終
的には、書き込み−消去電圧VPPになる。
VPPの値は、QP1,QP2,QP3,…,QP(n-1),QPnのソース,ド
レインの拡散層の耐圧、クロックの周波数,電源電圧,
昇圧回路の段数により制限されることはもちろんであ
る。
レインの拡散層の耐圧、クロックの周波数,電源電圧,
昇圧回路の段数により制限されることはもちろんであ
る。
第4図に示す昇圧回路は、出力電圧を25V程度の高電圧
にする為に、一般に20段(n=20)以上のものが使用さ
れており、回路構成から分かるように、IGFETが直列に
接続され、クロックで駆動されるので、出力インピーダ
ンスは非常に高く一般には数MΩになる。従って、昇圧
回路が書き込みモード時に供給することができる電流
(電流供給能力)は、一般に数十μAになり、小さい。
にする為に、一般に20段(n=20)以上のものが使用さ
れており、回路構成から分かるように、IGFETが直列に
接続され、クロックで駆動されるので、出力インピーダ
ンスは非常に高く一般には数MΩになる。従って、昇圧
回路が書き込みモード時に供給することができる電流
(電流供給能力)は、一般に数十μAになり、小さい。
書き込みモード時、昇圧回路の出力端子VPP′の電圧が
上昇するのに必要な時間trは、点VPP′に付加される容
量CLと、昇圧回路の電流供給能力Ioutにより(1)式で
決定される。
上昇するのに必要な時間trは、点VPP′に付加される容
量CLと、昇圧回路の電流供給能力Ioutにより(1)式で
決定される。
(ΔVは昇圧回路が出力端子VPP′を昇圧する電圧差)
書き込みモード時、昇圧回路は、以上述べたように動作
し、点VPP′に電気的に付加される容量を、数十μAと
いう小さな電流で、充電していき、最終的には、点
VPP′の電圧が、書き込み−消去電圧VPPになる。この
時、昇圧回路の出力端子VPP′に付加される容量の値
は、点VPP′の電圧が上昇するに伴ない、 VCC≦
VPP′≦VPPCと VPPC≦VPP′≦VPPの場合とでは異な
り、の場合には、の場合に付加される容量値は、記
憶素子のソースに付加される非常に大きな容量がつけ加
えられることになり、の場合、昇圧回路の出力VPP′
の電圧の上昇スピードは非常に遅くなることが分かる。
書き込みモード時、昇圧回路は、以上述べたように動作
し、点VPP′に電気的に付加される容量を、数十μAと
いう小さな電流で、充電していき、最終的には、点
VPP′の電圧が、書き込み−消去電圧VPPになる。この
時、昇圧回路の出力端子VPP′に付加される容量の値
は、点VPP′の電圧が上昇するに伴ない、 VCC≦
VPP′≦VPPCと VPPC≦VPP′≦VPPの場合とでは異な
り、の場合には、の場合に付加される容量値は、記
憶素子のソースに付加される非常に大きな容量がつけ加
えられることになり、の場合、昇圧回路の出力VPP′
の電圧の上昇スピードは非常に遅くなることが分かる。
第3図で示す従来例のEEPROMにおいて、昇圧回路の出力
端子VPP′の電圧がVCCから書き込み−消去電圧VPPまで
上昇する時間tr2を、(1)式を用いて、(イ)と
(ロ)に分けて求める。
端子VPP′の電圧がVCCから書き込み−消去電圧VPPまで
上昇する時間tr2を、(1)式を用いて、(イ)と
(ロ)に分けて求める。
(イ) VCC≦VPP′≦VPPC(VPP′=VPPCになる時間をt
11とする。) (ロ) VPPC≦VPP′≦VPP(VPP′=VPPCからVPP′=V
PPになる時間をt12とする。) tr2を求めるに当り、以下(A)〜(D)を仮定する。
11とする。) (ロ) VPPC≦VPP′≦VPP(VPP′=VPPCからVPP′=V
PPになる時間をt12とする。) tr2を求めるに当り、以下(A)〜(D)を仮定する。
(A) VPP=25V,VPPC=20V,VCC=5V,VT2=1Vとする。
(B) 昇圧回路の電流供給能力を点VPP′の電圧が変
化しても、20μAと一定とする。
化しても、20μAと一定とする。
(C) 列選択線Y1で選択される、記憶用セルのソース
に付加される容量を30pFとする。
に付加される容量を30pFとする。
(本従来例の場合、記憶用セルのソースは全部共通に接
続されるので付加される容量は30PF×32=940pFにな
る。) (D) VCC≦VPP′≦VPPCの時に、点VPP′に電気的に
接続されるDI(1),X1,Y1,D(1),E11,D1(11)に付
加される容量を合計して200pFとする。
続されるので付加される容量は30PF×32=940pFにな
る。) (D) VCC≦VPP′≦VPPCの時に、点VPP′に電気的に
接続されるDI(1),X1,Y1,D(1),E11,D1(11)に付
加される容量を合計して200pFとする。
t11は(1)式と(A)〜(D)の仮定のもとに(2)
式で表わされる。
式で表わされる。
t12は(1)式と(A)〜(D)の仮定のもとに(3)
式で表わされる。
式で表わされる。
(2)式と(3)式よりtr2=t11+t12=435(μS)と
なる。
なる。
第3図の従来例のEEPROMを用いた場合、書き込みモード
時、昇圧回路の出力VPP′の電圧が上昇する様子を第5
図に示す。Wは書き込みモード時に“H"になる信号であ
る。
時、昇圧回路の出力VPP′の電圧が上昇する様子を第5
図に示す。Wは書き込みモード時に“H"になる信号であ
る。
第3図に示すように、従来例のEEPROMは、行選択線,列
選択線により選択されたメモリーセルの記憶素子のソー
スに付加される容量が非常に大きいので、昇圧回路の出
力VPP′の電圧がVPPCからVPPまで上昇する時間は、第5
図に示すように遅く、書き込み時間を高速にする事がで
きない。
選択線により選択されたメモリーセルの記憶素子のソー
スに付加される容量が非常に大きいので、昇圧回路の出
力VPP′の電圧がVPPCからVPPまで上昇する時間は、第5
図に示すように遅く、書き込み時間を高速にする事がで
きない。
以上述べたように、従来例のEEPROMは、書き込みモード
時、行選択線,列選択線により選択されたメモリーセル
の記憶素子のソースに付加される容量が非常に大きいの
で、昇圧回路の出力電圧が、記憶素子が、書き込み可能
な電圧から、十分書き込みが可能な書き込み−消去電圧
まで上昇するスピードが遅いので、書き込み時間を短く
設定できないという欠点がある。
時、行選択線,列選択線により選択されたメモリーセル
の記憶素子のソースに付加される容量が非常に大きいの
で、昇圧回路の出力電圧が、記憶素子が、書き込み可能
な電圧から、十分書き込みが可能な書き込み−消去電圧
まで上昇するスピードが遅いので、書き込み時間を短く
設定できないという欠点がある。
又、大容量化に伴ない、記憶用セルのソースに付加され
る容量が大きくなると、昇圧回路の出力電圧が、書き込
み−消去電圧まで上昇するスピードがますます遅くなる
ので、大容量のEEPROMに適さない。
る容量が大きくなると、昇圧回路の出力電圧が、書き込
み−消去電圧まで上昇するスピードがますます遅くなる
ので、大容量のEEPROMに適さない。
本発明の目的は、書き込み時間を短く設定できる大容量
に適した不揮発性半導体記憶装置を提供する事にある。
に適した不揮発性半導体記憶装置を提供する事にある。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、L本の行選択線
X1,X2,…,XL、M本の列選択線Y1,Y2,…,YM、N本のデー
タ線D(1),D(2),…,D(N)およびM本のブロッ
ク内のソース共通配線と、前記列選択線Yj,(jは1,2,
…,Mのうちの任意の自然数),に加わる列選択信号で前
記データ線D(k),(kは1,2,…,Nのうちの任意の自
然数),に接続されるディジット線Dj(k)と前記ソー
ス共通配線Sjとの間にそれぞれ挿入され前記行選択線
Xi,(iは1,2,…,Lのうちの任意の自然数),に加わる
行選択信号で選択される記憶素子としての制御ゲートお
よび浮遊ゲートを有するIGFETを含むメモリセルM
ij(k)を備える第jのメモリブロックと、書き込みモ
ードで書き込み電圧VPPを前記データ線D(1),D
(2),…,D(N)のうち書き込むべきデータに応じて
選択されるものに印加する手段と、前記列選択線Yjに加
わる列選択信号および書き込み制御信号Wで制御され前
記ソース共通配線Sjに、書き込みモードにおいて所定の
正電圧を、消去モードおよび読み出しモードで接地電位
をそれぞれ供給するソース電圧回路CWjとを有してい
る。
X1,X2,…,XL、M本の列選択線Y1,Y2,…,YM、N本のデー
タ線D(1),D(2),…,D(N)およびM本のブロッ
ク内のソース共通配線と、前記列選択線Yj,(jは1,2,
…,Mのうちの任意の自然数),に加わる列選択信号で前
記データ線D(k),(kは1,2,…,Nのうちの任意の自
然数),に接続されるディジット線Dj(k)と前記ソー
ス共通配線Sjとの間にそれぞれ挿入され前記行選択線
Xi,(iは1,2,…,Lのうちの任意の自然数),に加わる
行選択信号で選択される記憶素子としての制御ゲートお
よび浮遊ゲートを有するIGFETを含むメモリセルM
ij(k)を備える第jのメモリブロックと、書き込みモ
ードで書き込み電圧VPPを前記データ線D(1),D
(2),…,D(N)のうち書き込むべきデータに応じて
選択されるものに印加する手段と、前記列選択線Yjに加
わる列選択信号および書き込み制御信号Wで制御され前
記ソース共通配線Sjに、書き込みモードにおいて所定の
正電圧を、消去モードおよび読み出しモードで接地電位
をそれぞれ供給するソース電圧回路CWjとを有してい
る。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の主要部の回路図である。
この実施例は、32本の行選択線X1,X2,…,X32、32本の列
選択線Y1,Y2,…,Y32、8本のデータ線D(1),D
(2),…,D(8)および32本のブロック内のソース共
通配線S1,S2,…,S32と、列選択線Yj,(jは1,2,…,32の
うちの任意の自然数)、に加わる列選択信号でデータ線
D(k),(kは1,2,…,8のうちの任意の自然数)、に
接続されるディジット線Dj(k)とソース共通配線Sjと
の間にそれぞれ挿入され行選択線Xi,(iは1,2,…,32の
うちの任意の自然数),に加わる行選択信号で選択され
る記憶素子としての制御ゲートおよび浮遊ゲートを有す
るIGFETを含むメモリセルMij(k)を備える第jのメモ
リブロックと、書き込みモードで書き込み電圧VPPをデ
ータ線D(1),D(2),…,D(8)のうち書き込むべ
きデータに応じて選択されるものに印加する手段と、列
選択線Yjに加わる列選択信号および書き込み制御信号W
で制御されソース共通配線Sjに、書き込みモードにおい
て所定の正電圧(VCC−VTN)を、消去モードおよび読み
出しモードで接地電位をそれぞれ供給するソース電圧回
路CWjとを有している。すなわち、従来例のメモリマト
リクスMA2において、記憶素子のソースをすべて共通に
接続せずに、メモリマトリクスを、列選択線により選択
される32個のメモリブロックに分割し、列選択線Y1によ
り選択される第1のメモリブロックの記憶素子のソース
をすべて共通に接続したソース端S1と、…、列選択線Y
32により選択される第32のメモリブロックの記憶素子の
ソースをすべて共通に接続したソース端S32を有するメ
モリマトリクスMA1と、行選択線X1,…,X32と、列選択線
Y1,…,Y32と、データ入力信号線DI(1),…,DI(8)
と、データ出力線D(1),…,D(8)と、nE−IGFET,
QS1,QS1(1),…,QS1(8),…,QS1(8),…,
QS32,QS32(1),…,QS32(8)と、昇圧回路Dと、制
御ゲート電圧制御回路Bと、電源端子CCと出力端子S1の
間に接続され、ゲートに書き込みモード時でかつ列選択
線Y1が選択された時に“H"になる制御線Y1・Wが、接続
されたnE−IGFET QW11と、出力端子S1と接地端子の間に
接続され、ゲートにY1・Wの反転信号 が接続されたnE−IGFET QW12とから構成され、列選択線
Y1が選択された時に選択されるメモリセルの記憶素子M
M11(1),…,MM32(1),…,MM11(8),…,MM321
(8),のそれぞれのソースが共通に接続されたソース
端S1に出力端子が接続されたVS回路CW1と、…,電源端
子CCと出力端子S32の間に接続され、ゲートに、書き込
みモード時でかつ、列選択線Y32が選択された時に“H"
になる制御線Y32・Wが接続されたnE−IGFET QW321と、
出力S32と接地の間に接続され、ゲートにY32・Wの反転
信号 が接続されたnE−IGFET QW322とから構成され、出力S32
が、列選択線Y32が選択された時に選択されるメモリセ
ルの記憶素子MM132(1),…,MM3232(1),…,MM132
(8),…,MM3232(8)のそれぞれのソースが共通に
接続されたソース端S32に接続されたVS回路CW32とから
構成される。
選択線Y1,Y2,…,Y32、8本のデータ線D(1),D
(2),…,D(8)および32本のブロック内のソース共
通配線S1,S2,…,S32と、列選択線Yj,(jは1,2,…,32の
うちの任意の自然数)、に加わる列選択信号でデータ線
D(k),(kは1,2,…,8のうちの任意の自然数)、に
接続されるディジット線Dj(k)とソース共通配線Sjと
の間にそれぞれ挿入され行選択線Xi,(iは1,2,…,32の
うちの任意の自然数),に加わる行選択信号で選択され
る記憶素子としての制御ゲートおよび浮遊ゲートを有す
るIGFETを含むメモリセルMij(k)を備える第jのメモ
リブロックと、書き込みモードで書き込み電圧VPPをデ
ータ線D(1),D(2),…,D(8)のうち書き込むべ
きデータに応じて選択されるものに印加する手段と、列
選択線Yjに加わる列選択信号および書き込み制御信号W
で制御されソース共通配線Sjに、書き込みモードにおい
て所定の正電圧(VCC−VTN)を、消去モードおよび読み
出しモードで接地電位をそれぞれ供給するソース電圧回
路CWjとを有している。すなわち、従来例のメモリマト
リクスMA2において、記憶素子のソースをすべて共通に
接続せずに、メモリマトリクスを、列選択線により選択
される32個のメモリブロックに分割し、列選択線Y1によ
り選択される第1のメモリブロックの記憶素子のソース
をすべて共通に接続したソース端S1と、…、列選択線Y
32により選択される第32のメモリブロックの記憶素子の
ソースをすべて共通に接続したソース端S32を有するメ
モリマトリクスMA1と、行選択線X1,…,X32と、列選択線
Y1,…,Y32と、データ入力信号線DI(1),…,DI(8)
と、データ出力線D(1),…,D(8)と、nE−IGFET,
QS1,QS1(1),…,QS1(8),…,QS1(8),…,
QS32,QS32(1),…,QS32(8)と、昇圧回路Dと、制
御ゲート電圧制御回路Bと、電源端子CCと出力端子S1の
間に接続され、ゲートに書き込みモード時でかつ列選択
線Y1が選択された時に“H"になる制御線Y1・Wが、接続
されたnE−IGFET QW11と、出力端子S1と接地端子の間に
接続され、ゲートにY1・Wの反転信号 が接続されたnE−IGFET QW12とから構成され、列選択線
Y1が選択された時に選択されるメモリセルの記憶素子M
M11(1),…,MM32(1),…,MM11(8),…,MM321
(8),のそれぞれのソースが共通に接続されたソース
端S1に出力端子が接続されたVS回路CW1と、…,電源端
子CCと出力端子S32の間に接続され、ゲートに、書き込
みモード時でかつ、列選択線Y32が選択された時に“H"
になる制御線Y32・Wが接続されたnE−IGFET QW321と、
出力S32と接地の間に接続され、ゲートにY32・Wの反転
信号 が接続されたnE−IGFET QW322とから構成され、出力S32
が、列選択線Y32が選択された時に選択されるメモリセ
ルの記憶素子MM132(1),…,MM3232(1),…,MM132
(8),…,MM3232(8)のそれぞれのソースが共通に
接続されたソース端S32に接続されたVS回路CW32とから
構成される。
従来例と同一のトランジスタ,制御信号線,機能ブロッ
クは、第3図と同一の記号をつけ、説明をしない。
クは、第3図と同一の記号をつけ、説明をしない。
本発明の実施例の書き込みモード時の動作を、第1図を
用いて説明する。
用いて説明する。
従来例の場合と同様に、アドレスにより行選択線X1,列
選択線Y1が選択され、それぞれVCCレベルの信号が印加
され、メモリマトリクス中のメモリセルM11(1)が選
択され、記憶素子MM11(1)が書き込まれるとする。
又、昇圧回路D,制御ゲート電圧制御回路Bの動作は、従
来例の場合と同一であるので説明をしない。又、選択さ
れた行選択線,列選択線,データ入力線の電圧は、従来
例と同様に書き込みモード時、昇圧回路の出力端子
VPP′の電圧が上昇するに伴ない上昇するように回路構
成されているとする。
選択線Y1が選択され、それぞれVCCレベルの信号が印加
され、メモリマトリクス中のメモリセルM11(1)が選
択され、記憶素子MM11(1)が書き込まれるとする。
又、昇圧回路D,制御ゲート電圧制御回路Bの動作は、従
来例の場合と同一であるので説明をしない。又、選択さ
れた行選択線,列選択線,データ入力線の電圧は、従来
例と同様に書き込みモード時、昇圧回路の出力端子
VPP′の電圧が上昇するに伴ない上昇するように回路構
成されているとする。
書き込みデータが入力され、データ入力信号線DI(1)
が“H"になると、従来例と同様に、アドレスにより選択
された記憶素子MM11(1)が、書き込まれるわけであ
る。この時、VS回路CW1は、Y1・Wが“H", が“L"になっているのでQW11が導通し、出力端子S1の電
圧は(VCC−VTn)になる。一方、VS回路CW2,…,C
W32は、非選択になり、出力端子S2,…,S32の電圧はすべ
て“L"になる。
が“H"になると、従来例と同様に、アドレスにより選択
された記憶素子MM11(1)が、書き込まれるわけであ
る。この時、VS回路CW1は、Y1・Wが“H", が“L"になっているのでQW11が導通し、出力端子S1の電
圧は(VCC−VTn)になる。一方、VS回路CW2,…,C
W32は、非選択になり、出力端子S2,…,S32の電圧はすべ
て“L"になる。
従って、選択された記憶素子MM11(1)のゲートは
“L",ソースは(VCC−VTn)が印加され、MM11(1)は
非導通になる。従って、従来例と同様に、昇圧回路の出
力端子VPP′から電源端子CC又は接地端子に定常的な電
流は流れることがなく、昇圧回路Dの出力端子VPP′に
電気的に接続された信号線又は節点(本例の場合D
(1),E11,D1(1))の電圧は、出力端子VPP′の電圧
が上昇するに伴ない上昇することになる。節点VPP′の
電圧が上昇し、選択された記憶素子MM11(1)のドレイ
ンE11の電圧が、記憶素子が書き込まれる為のドレイン
の臨界電圧VDCに達するまでは、選択された記憶素子M
M11(1)が非導通であるので、昇圧回路の出力端子
VPP′と選択された記憶素子のソースS1とは電気的に切
り離されているので、本発明のように、メモリマトリク
スを32個のメモリブロックに分け、記憶素子のソースを
各ブロック間で分離しても、本発明のEEPROMは従来例と
まったく同一の動作をし、節点VPP′の電圧が、選択さ
れた記憶素子のドレインE11の電圧がVDCになる時の電圧
VPPCに達するまでの時間は従来例の場合と変わることは
ない。
“L",ソースは(VCC−VTn)が印加され、MM11(1)は
非導通になる。従って、従来例と同様に、昇圧回路の出
力端子VPP′から電源端子CC又は接地端子に定常的な電
流は流れることがなく、昇圧回路Dの出力端子VPP′に
電気的に接続された信号線又は節点(本例の場合D
(1),E11,D1(1))の電圧は、出力端子VPP′の電圧
が上昇するに伴ない上昇することになる。節点VPP′の
電圧が上昇し、選択された記憶素子MM11(1)のドレイ
ンE11の電圧が、記憶素子が書き込まれる為のドレイン
の臨界電圧VDCに達するまでは、選択された記憶素子M
M11(1)が非導通であるので、昇圧回路の出力端子
VPP′と選択された記憶素子のソースS1とは電気的に切
り離されているので、本発明のように、メモリマトリク
スを32個のメモリブロックに分け、記憶素子のソースを
各ブロック間で分離しても、本発明のEEPROMは従来例と
まったく同一の動作をし、節点VPP′の電圧が、選択さ
れた記憶素子のドレインE11の電圧がVDCになる時の電圧
VPPCに達するまでの時間は従来例の場合と変わることは
ない。
昇圧回路の出力電圧が上昇し、選択された記憶素子MM11
(1)のドレインE11の電圧が、書き込み可能な臨界電
圧VDCになると、記憶素子MM11(1)は書き込まれ、し
きい値が負になる。すると、MM11(1)は非導通から導
通になり、この時点からVPP′に付加される容量としてV
S回路CW1の出力端子S1に付加される容量がつけ加えられ
ることになる。本実施例の場合、各メモリブロックごと
にソース端を有しているので、つけ加えられる容量は従
来例の場合1/32になる。従ってVPPC≦VPP′≦VPPの時、
昇圧回路の出力電圧が上昇するスピードは従来例に比べ
格段に速くなる。VPPC≦VPP′≦VPPの時、選択された記
憶素子の書き込みが進む様子は、従来例の場合とまった
く同一であるので、説明をしない。
(1)のドレインE11の電圧が、書き込み可能な臨界電
圧VDCになると、記憶素子MM11(1)は書き込まれ、し
きい値が負になる。すると、MM11(1)は非導通から導
通になり、この時点からVPP′に付加される容量としてV
S回路CW1の出力端子S1に付加される容量がつけ加えられ
ることになる。本実施例の場合、各メモリブロックごと
にソース端を有しているので、つけ加えられる容量は従
来例の場合1/32になる。従ってVPPC≦VPP′≦VPPの時、
昇圧回路の出力電圧が上昇するスピードは従来例に比べ
格段に速くなる。VPPC≦VPP′≦VPPの時、選択された記
憶素子の書き込みが進む様子は、従来例の場合とまった
く同一であるので、説明をしない。
第1図で示す実施例のEEPROMにおいて、昇圧回路の出力
電圧がVCCから書き込み−消去電圧VPPまで上昇する時間
tr1を、従来例の場合と同様に、(1)式を用いて
(ハ)と(ニ)に分けて求める。tr1を求めるに当り、
従来例と同様に(A)〜(D)を仮定する。
電圧がVCCから書き込み−消去電圧VPPまで上昇する時間
tr1を、従来例の場合と同様に、(1)式を用いて
(ハ)と(ニ)に分けて求める。tr1を求めるに当り、
従来例と同様に(A)〜(D)を仮定する。
(ハ) VCC≦VPP′≦VPPC(VPP′=VPPCになるまでの
時間をt1) (ニ) VPPC≦VPP′≦VPP(VPP′=VPPCからVPP′=V
PPになるまでの時間をt2とする。) t1の値は上述したように、従来例のt11と同じで(4)
式で表わされる。
時間をt1) (ニ) VPPC≦VPP′≦VPP(VPP′=VPPCからVPP′=V
PPになるまでの時間をt2とする。) t1の値は上述したように、従来例のt11と同じで(4)
式で表わされる。
(ニ) VPP′に付加される容量は(ハ)の場合の値
に、VS回路CW1の出力端子S1に付加される容量をつけ加
えた値であり、列選択線Y1で選択されるメモリブロック
の、記憶用セルのソースに付加される容量は30pFである
ので、t2は(5)式で表わされる。
に、VS回路CW1の出力端子S1に付加される容量をつけ加
えた値であり、列選択線Y1で選択されるメモリブロック
の、記憶用セルのソースに付加される容量は30pFである
ので、t2は(5)式で表わされる。
(4)式と(5)式より、tr1=t1+t2=207.5(μS)
となる。第1図に示す本実施例のEEPROMを用いた場合、
書き込みモード時、昇圧回路の出力端子VPP′の電圧が
上昇する様子を第2図に示す。Wは書き込みモード時に
“H"になる信号である。
となる。第1図に示す本実施例のEEPROMを用いた場合、
書き込みモード時、昇圧回路の出力端子VPP′の電圧が
上昇する様子を第2図に示す。Wは書き込みモード時に
“H"になる信号である。
以上述べたように、本発明の実施例のEEPROMは、書き込
みモード時、昇圧回路の出力端子VPPの電圧が上昇し、V
CC≦VPP′≦VPPCの時は、従来例とまったく同様に、
VPP′に電気的接続されたノードが昇圧回路の出力端子V
PP′から充電され、充電されるスピードは従来例と同じ
であるが、VPPC≦VPP′≦VPPの時は、昇圧回路の出力端
子VPP′に新たにつけ加える、記憶素子のソースに付加
される容量は、記憶素子の共通ソース端が各メモリブロ
ックごとに分離されているので、従来例の1/32になり、
昇圧回路の出力端子VPP′の電圧がVPPCからVPPまで上昇
するスピードは従来例の場合に比べ高速になる。
みモード時、昇圧回路の出力端子VPPの電圧が上昇し、V
CC≦VPP′≦VPPCの時は、従来例とまったく同様に、
VPP′に電気的接続されたノードが昇圧回路の出力端子V
PP′から充電され、充電されるスピードは従来例と同じ
であるが、VPPC≦VPP′≦VPPの時は、昇圧回路の出力端
子VPP′に新たにつけ加える、記憶素子のソースに付加
される容量は、記憶素子の共通ソース端が各メモリブロ
ックごとに分離されているので、従来例の1/32になり、
昇圧回路の出力端子VPP′の電圧がVPPCからVPPまで上昇
するスピードは従来例の場合に比べ高速になる。
第1図に示す実施例は、メモリマトリクスを32個のメモ
リブロックに分割した例を上げたが、何個に分割されて
も本発明は有効である。
リブロックに分割した例を上げたが、何個に分割されて
も本発明は有効である。
又、メモリブロックとVS回路は、同一の論理の列選択線
で制御される例を示したが、選択された記憶素子を含む
メモリブロックの共通ソース端が、書き込みモード時、
複数個のVS回路のうち1個のVS回路により一定電圧にバ
イアスされるものであれば本発明は有効である。又、第
1図の実施例では、書き込みモード時選択された記憶素
子のソースの電圧は(VCC−VTN)にバイアスされるとし
たが、正の電圧にバイアスされるのであれば、本発明は
有効であり、電圧値は問わない。
で制御される例を示したが、選択された記憶素子を含む
メモリブロックの共通ソース端が、書き込みモード時、
複数個のVS回路のうち1個のVS回路により一定電圧にバ
イアスされるものであれば本発明は有効である。又、第
1図の実施例では、書き込みモード時選択された記憶素
子のソースの電圧は(VCC−VTN)にバイアスされるとし
たが、正の電圧にバイアスされるのであれば、本発明は
有効であり、電圧値は問わない。
以上述べたように、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、メモリマトリクスが、列選択線により選択される複
数のメモリブロックに分割され、メモリブロックに含ま
れるすべてのメモリセルの記憶素子のソースがすべて共
通に接続されたソース端を、各メモリブロックが有して
いるので、書き込みモード時、行選択線,列選択線によ
り選択されたメモリセルの記憶素子のソースに付加され
る容量を、従来例に比べ格段に小さくする事ができる。
は、メモリマトリクスが、列選択線により選択される複
数のメモリブロックに分割され、メモリブロックに含ま
れるすべてのメモリセルの記憶素子のソースがすべて共
通に接続されたソース端を、各メモリブロックが有して
いるので、書き込みモード時、行選択線,列選択線によ
り選択されたメモリセルの記憶素子のソースに付加され
る容量を、従来例に比べ格段に小さくする事ができる。
従って、昇圧回路の出力が電圧が、書き込み−消去電圧
に達するまでの時間が、従来例の場合に比べ短くなり、
書き込み時間を短く設定できる利点がある。又、大容量
化され、メモリセルの数がふえても、メモリブロックの
数をふやすことにより、選択されたメモリセルの記憶素
子のソースに付加される容量を変化させずにすますこと
ができるので、大容量のEEPROMに適している。
に達するまでの時間が、従来例の場合に比べ短くなり、
書き込み時間を短く設定できる利点がある。又、大容量
化され、メモリセルの数がふえても、メモリブロックの
数をふやすことにより、選択されたメモリセルの記憶素
子のソースに付加される容量を変化させずにすますこと
ができるので、大容量のEEPROMに適している。
第1図は本発明の一実施例の主要部の回路図、第2図は
一実施例の書き込みモードにおける昇圧回路の出力端子
の電圧変化を示す特性図、第3図は従来例の主要部の回
路図、第4図は昇圧回路の回路図、第5図は従来例の書
き込みモードにおける昇圧回路の出力端子の電圧変化を
示す特性図である。 A……読み出し電圧制御回路、B……制御ゲート電圧制
御回路、CG……制御ゲート線、CG1〜CG32……制御ゲー
ト分岐線、C1,…,Cn……容量、CW,CW1〜CW32……ソース
電圧回路、D……昇圧回路、D(1)〜D(8)……デ
ータ線、D1(1),…,D1(8),…,D32(1),…,D
32(8)……ディジット線、DI(1),…,DI(8)…
…データ入力信号線、E11……ドレイン、M11(1),
…,M321(1),…,M11(8),…,M321(8),…,M
132(1),…,M3232(8)……メモリセル、M
M11(1),…,MM321(1),…,MM11(8),…,MM321
(8),…,MM132(1),…,MM3232(8)……記憶素
子(浮遊ゲートIGFET)、MS11(1),…,M
S321(1),…,MS11(8),…,MS321(8),…,M
S132(1),…,MS3232(8)……nE−IGFET、QK11,…,
QK132,QK321,…,QK3232……バイト選択用nE−IGFET、Q
P0……pE−IGFET、QPD……nD−IGFET、QP1,QP2,…,QPn
……nE−IGFET、QS1,…,QS32……列選択用nE−IGFET、Q
S1(1),…,QS1(8),…,QS32(1),…,Q
S32(8)……列選択用nE−IGFET、S,S1,…,S32……ソ
ース端又はソース電圧回路の出力端子、X1,…,X2……行
選択線、Y1,…,Y32……列選択線、W11,…,W321,…,
W132,…,W3232……ゲート線。
一実施例の書き込みモードにおける昇圧回路の出力端子
の電圧変化を示す特性図、第3図は従来例の主要部の回
路図、第4図は昇圧回路の回路図、第5図は従来例の書
き込みモードにおける昇圧回路の出力端子の電圧変化を
示す特性図である。 A……読み出し電圧制御回路、B……制御ゲート電圧制
御回路、CG……制御ゲート線、CG1〜CG32……制御ゲー
ト分岐線、C1,…,Cn……容量、CW,CW1〜CW32……ソース
電圧回路、D……昇圧回路、D(1)〜D(8)……デ
ータ線、D1(1),…,D1(8),…,D32(1),…,D
32(8)……ディジット線、DI(1),…,DI(8)…
…データ入力信号線、E11……ドレイン、M11(1),
…,M321(1),…,M11(8),…,M321(8),…,M
132(1),…,M3232(8)……メモリセル、M
M11(1),…,MM321(1),…,MM11(8),…,MM321
(8),…,MM132(1),…,MM3232(8)……記憶素
子(浮遊ゲートIGFET)、MS11(1),…,M
S321(1),…,MS11(8),…,MS321(8),…,M
S132(1),…,MS3232(8)……nE−IGFET、QK11,…,
QK132,QK321,…,QK3232……バイト選択用nE−IGFET、Q
P0……pE−IGFET、QPD……nD−IGFET、QP1,QP2,…,QPn
……nE−IGFET、QS1,…,QS32……列選択用nE−IGFET、Q
S1(1),…,QS1(8),…,QS32(1),…,Q
S32(8)……列選択用nE−IGFET、S,S1,…,S32……ソ
ース端又はソース電圧回路の出力端子、X1,…,X2……行
選択線、Y1,…,Y32……列選択線、W11,…,W321,…,
W132,…,W3232……ゲート線。
Claims (1)
- 【請求項1】L本の行選択線X1,X2,…,XL、M本の列選
択線Y1,Y2,…,YM、N本のデータ線D(1),D(2),
…,D(N)およびM本のブロック内のソース共通配線Sj
と、前記列選択線Yj,(jは1,2,…,Mのうちの任意の自
然数),に加わる列選択信号で前記データ線D(k),
(kは1,2,…,Nのうちの任意の自然数),に接続される
ディジット線Dj(k)と前記ソース共通配線Sjとの間に
それぞれ挿入され前記行選択線Xi,(iは1,2,…,Lのう
ちの任意の自然数),に加わる行選択信号で選択される
記憶素子としての制御ゲートおよび浮遊ゲートを有する
IGFETを含むメモリセルMij(k)を備える第jのメモリ
ブロックと、書き込みモードで書き込み電圧VPPを前記
データ線D(1),D(2),…,D(N)のうち書き込む
べきデータに応じて選択されるものに印加する手段と、
前記列選択線Yjに加わる列選択信号および書き込み制御
信号Wで制御され前記ソース共通配線Sjに、書き込みモ
ードにおいて所定の正電圧を、消去モードおよび読み出
しモードで接地電位をそれぞれ供給するソース電圧回路
CWjとを有していることを特徴とする不揮発性半導体記
憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15079886A JPH0766674B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15079886A JPH0766674B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637599A JPS637599A (ja) | 1988-01-13 |
JPH0766674B2 true JPH0766674B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=15504660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15079886A Expired - Lifetime JPH0766674B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766674B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5278786A (en) * | 1989-04-11 | 1994-01-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Non-volatile semiconductor memory device having an area responsive to writing allowance signal |
JP5384012B2 (ja) * | 2008-01-24 | 2014-01-08 | ローム株式会社 | Eepromおよびそれを用いた電子機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831677B2 (ja) * | 1979-11-26 | 1983-07-07 | 富士通株式会社 | 半導体記億装置 |
JPS57152595A (en) * | 1981-03-17 | 1982-09-20 | Toshiba Corp | Nonvolatile semiconductor memory device |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15079886A patent/JPH0766674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637599A (ja) | 1988-01-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |