JPH076655B2 - 加湿器の給水量制御装置 - Google Patents

加湿器の給水量制御装置

Info

Publication number
JPH076655B2
JPH076655B2 JP1328166A JP32816689A JPH076655B2 JP H076655 B2 JPH076655 B2 JP H076655B2 JP 1328166 A JP1328166 A JP 1328166A JP 32816689 A JP32816689 A JP 32816689A JP H076655 B2 JPH076655 B2 JP H076655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
automatic valve
time
water
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1328166A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03191239A (ja
Inventor
保夫 山本
Original Assignee
ウエットマスター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウエットマスター株式会社 filed Critical ウエットマスター株式会社
Priority to JP1328166A priority Critical patent/JPH076655B2/ja
Publication of JPH03191239A publication Critical patent/JPH03191239A/ja
Publication of JPH076655B2 publication Critical patent/JPH076655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空調などの用途に用いられる気化式加湿器の
給水量制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来公知の気化式加湿器の給水量制御装置は、第1図に
示すように加湿部に加湿材3と加湿用水槽4を設け、加
湿用水槽に溜められた一定量の加湿用水6に加湿材3の
下端が浸漬するように加湿材と加湿用水槽を配設し、更
に上記加湿用水槽に溜められた加湿用水の水量が常時一
定量となるように水量を検知する水量検知部5と、上記
水量検知部5により自動弁1を連動させる自動弁制御部
2を設けてあって、加湿材からの加湿により減量した水
量を水量検知部により検知し、その減量分を加湿用水槽
に補充給水するように自動弁を作動させるようにしてあ
る。
また、他の公知の給水量制御装置は、第2図に示すよう
に、加湿部に加湿材3と、加湿材に加湿用水を給水する
ための滴下ノズルや定流量弁等の給水量制御部21と、ド
レンパン8を配設してあって、給水量制御部により一定
量の加湿用水を常時加湿材に滴下あるいは給水させるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) 以上のような、従来公知の気化式加湿器の給水量制御装
置において、水量を検知し加湿用水を補充給水する装置
では、加湿用水槽内に、常時一定量の水が溜っているた
めに、水の汚れに弱く不衛生である。更にこの水の汚れ
により、水量検知部が誤検知し、自動弁の誤動作を誘発
させるという問題点があった。
また、一定量の加湿用水を滴下,給水させる装置では、
水の汚れには強いが、一定量の加湿用水を滴下ノズル等
により制御しているために、給水系の給水圧力により流
量が左右され、所望とする加湿量に適した給水量制御が
できず、一方、給水量の制御が可能であっても給水量が
一定であるために、加湿量が給水量より多い場合には、
給水量が不足し、加湿不足を発生させたり、逆に、加湿
量が給水量より少ない場合は、給水量の全てを加湿でき
ず、多くの加湿用水をムダ水としてしまうなどという問
題点があった。
更に、滴下ノズル等での給水量制御は、加湿量が少ない
場合は、給水量も少量制御をしなくてはならず、例えば
加湿量が毎時1程度では、給水量が毎秒0.4ccつまり
通常の水滴では2秒間に1滴となるような流量制御をし
なくてはならない。このように小流量の制御設定では、
現在市販の滴下ノズル,ニードル弁,定流量弁等の使用
では制御困難という問題点も有している。
気化式加湿器の加湿材は一般に保水性が安定するまで
に、言い替えると加湿材が乾燥している状態から水にな
じむまでには、通常加湿運転時に必要とする加湿用水量
より多く給水しなければ、保水性が安定するまでに長い
時間を要するという問題点を有している。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであって、水量検知部を無くし、加湿用水槽の不
衛生化を無くし、ムダ水を最小限におさえ、加湿材の保
水性の安定化を早めるための、給水圧力と所望の加湿量
に適応した加湿用水量の制御を可能とする気化式加湿器
の給水量制御装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明では、加湿材に供給す
る加湿用水の給水系に自動弁を設け、給水系の給水圧力
により選定される給水圧力選定手段と、所望する加湿量
により選定される自動弁の開時間選定手段及び閉時間選
定手段と、上記選定手段により設定する自動弁の開時間
設定手段及び閉時間設定手段と、上記時間を積算する時
間積算手段と、自動弁の開閉動作を指示する自動弁作動
手段により構成されることを特徴とする。
(作用) この発明における給水量制御装置は、加湿器への給水量
を、加湿器に接続される給水系により異なる給水圧力に
対応し選定可能とし、且つ所望の加湿量によって加湿材
への給水の間隔を選定できるように、自動弁の開閉時間
を任意に設定可能として、ムダ水を最小限におさえるこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明装置の実施例を図に基づき説明する。
第4図は本発明装置を示すブロック図であり、図中10は
加湿器の給水系の給水圧力により選定できる給水圧力選
定スイッチである。11は所望の加湿量により自動弁1の
閉時間を選定する閉時間選定スイッチである。12は所望
の加湿量により自動弁1の開時間を選定する開時間選定
スイッチである。13は給水圧力選定スイッチ10の信号に
より自動弁1の第1開時間であるT1を設定する第1開時
間設定回路である。14は閉時間選定スイッチ11の信号に
より自動弁1の閉時間であるT2を設定する閉時間設定回
路である。15は給水圧力選定スイッチ10と開時間選定ス
イッチ12の信号により、自動弁1の第2開時間であるT3
を設定する開時間設定回路である。16は全回路を始動さ
せる信号を出す始動装置である。17は第1開時間設定回
路13により設定された時間T1を積算する第1時間積算回
路である。18は閉時間設定回路14により設定された時間
T2を積算する閉時間積算回路である。19は第2開時間設
定回路15により設定された時間T3を積算する第2時間積
算回路である。20は始動装置16,第1開時間積算回路17,
閉時間積算回路18,第2開時間積算回路19の信号により
作動する自動弁作動回路である。1は自動弁作動回路20
の信号により作動する自動弁である。
次に、上記回路の一連の動作について、第5図に示した
本発明装置の作動のフローチャート図に沿って説明す
る。
給水量制御装置へ始動の指示が出て、始動装置16からの
始動信号により、自動弁作動回路20が作動し、自動弁1
を開とする。これと同時に、始動信号は第1開時間積算
回路17の作動信号ともなり、第1開時間積算回路17は、
給水圧力選定スイッチ10の信号により、第1時間設定回
路であらかじめ設定された時間T1を積算する。
次に、第1開時間積算回路17は積算を終了すると自動弁
作動回路20へ信号を出し、自動弁作動回路20が作動し、
自動弁1を閉とする。これと同時に第1開時間積算回路
17は閉時間積算回路18に信号を出し、この信号により、
閉時間積算回路18は閉時間選定スイッチ11の信号によ
り、閉時間設定回路14であらかじめ選定された時間T2
積算する。更に、閉時間積算回路18は積算を終了する
と、自動弁作動回路20へ信号を出し、自動弁作動回路20
が作動し、自動弁1を開とする。これと同時に閉時間積
算回路18は第2開時間積算回路19に信号を出し、この信
号により、第2開時間積算回路19は、給水圧力選定スイ
ッチ10と開時間選定スイッチ12の信号により、第2開時
間設定回路15であらかじめ設定された時間T3を積算す
る。
次に、第2開時間積算回路19は積算を終了すると同時に
自動弁作動回路20へ信号を出し、自動弁作動回路20が作
動し自動弁1を閉とする。これと同時に第2開時間積算
回路19は閉時間積算回路18に信号を戻し、この信号によ
り、再び閉時間積算回路18は積算をはじめ上記動作を繰
り返すように、T2,T3時間の積算と自動弁1の開閉の一
連の動作を行うようになっている。
以上の動作を第6図のタイミングチャートにより説明す
る。
凹凸波形上限は、自動弁1の動作開の状態であり、波形
下限は自動弁1の動作閉の状態である。記号T1は第1開
時間,T2は閉時間,T3は第2開時間である。動作は時間
と共に右方向へ移動し、始動信号により自動弁1が開と
なり、同時に自動弁1の開時間であるT1時間が積算さ
れ、終了と共に自動弁1が閉となり、自動弁1の閉時間
であるT2時間が積算され、終了と共に自動弁1が再び開
となり、自動弁1の開時間であるT3時間が積算される。
このT3時間が積算終了となった時、自動弁1は再び閉と
なり、T2時間を積算するようになっている。つまり、こ
れ以後の動作はT2,T3時間の積算の繰り返しにより自動
弁1は開閉動作を繰り返すようになっている。
ここで、T1時間はT1>T3であることが望ましく、T1時間
は6分あるいは12分、T3時間は2秒から2秒間隔で16秒
であることがより望ましい。またT2時間は20秒から20秒
間隔で160秒までであることが望ましい。
また、第3図は本発明の給水量制御装置を利用した気化
式加湿器の実施例であり、給水量制御装置9,自動弁1,加
湿材3とドレンパン8から構成されている。
(発明の効果) このように構成された本発明加湿器の給水量制御装置に
より、給水圧力の変化,所望加湿量の変化が生じた場合
であっても、常に必要な加湿量に適した給水量を制御す
ることが可能であり、ムダ水を最小限にすることができ
る。また、最小限に給水量を制御可能なことから、溜り
水も最小限にすることができ衛生的でもある。更に一定
量の給水を間欠的に行うことは、加湿材の洗浄効果もあ
り、加湿材の衛生面、寿命面をも向上させる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の給水量制御装置を利用した気化
式加湿器、第3図は本発明の給水量制御装置を利用した
気化式加湿器、第4図は本発明装置のブロック図、第5
図は本発明のフローチャート図、第6図は本発明のタイ
ミングチャート図である。 1…自動弁 10…給水圧力選定スイッチ 11…閉時間選定スイッチ 12…開時間選定スイッチ 13…第1開時間選定回路 14…閉時間設定回路 15…第2開時間設定回路 16…始動装置 17…第1開時間積算回路 18…閉時間積算回路 19…第2開時間積算回路 20…自動弁作動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加湿材に供給する加湿用水の給水系に自動
    弁を設け、給水系の給水圧力により選定される給水圧力
    選定手段と、所望する加湿量により選定される自動弁の
    開時間選定手段及び閉時間選定手段と、上記選定手段に
    より設定する自動弁の開時間設定手段及び閉時間設定手
    段と、上記時間を積算する時間積算手段と、自動弁の開
    閉動作を指示する自動弁作動手段により構成された加湿
    器の給水量制御装置。
JP1328166A 1989-12-20 1989-12-20 加湿器の給水量制御装置 Expired - Lifetime JPH076655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1328166A JPH076655B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 加湿器の給水量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1328166A JPH076655B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 加湿器の給水量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03191239A JPH03191239A (ja) 1991-08-21
JPH076655B2 true JPH076655B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=18207224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1328166A Expired - Lifetime JPH076655B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 加湿器の給水量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076655B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4676400B2 (ja) * 2006-07-28 2011-04-27 シャープ株式会社 加湿装置及びこれを備えた電気機器
JP4900010B2 (ja) * 2007-04-13 2012-03-21 株式会社ノーリツ ミスト発生装置およびこれを備えた浴室暖房装置
JP2009293834A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Orion Mach Co Ltd 温湿度調整装置
JP5879475B2 (ja) * 2011-04-20 2016-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 加湿装置
WO2013031568A1 (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 三菱電機株式会社 加湿装置及び加湿方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03191239A (ja) 1991-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0719234B1 (en) Apparatus and method for controllably dispensing drops of liquid
US5060859A (en) Irrigation control apparatus responsive to soil moisture
US8660705B2 (en) Irrigation system with soil moisture based seasonal watering adjustment
US5337957A (en) Microprocessor-based irrigation system with moisture sensors in multiple zones
US4415797A (en) Apparatus for dispensing a material into the atmosphere
US5494061A (en) Multiple protocol multiple pump liquid chemical dispenser
JP4130588B2 (ja) 複式固形化学薬品供給システム
JPH076655B2 (ja) 加湿器の給水量制御装置
DE69408984T2 (de) Mehrwertige vorrichtung zur zerstäubung und verdampfung von verspritzbarer flüssigkeit
EP0118195A2 (en) Measurement and control of viscosity
EP0956868B1 (en) Air freshener
EP3484275B1 (en) Apparatus for watering plants
US3339842A (en) Systems for water control
WO2001055478A3 (de) Verfahren und vorrichtung zum abscheiden eines in flüssiger form vorliegenden prekursors auf einem substrat
US20050135976A1 (en) Chemical dispensing apparatus
JPH0813586A (ja) 小便器洗浄装置
JP2002030710A (ja) 自動吐水装置
SU1297765A1 (ru) Устройство управлени подачей удобрений в закрытую систему орошени
EP1300659B1 (en) Device to determine the quantity of liquid left in a domestic steam generator
JPH04146338A (ja) 洗浄給水装置
SU1028336A1 (ru) Устройство дл автоматической дезодорации помещений
JPH02135120A (ja) 脱臭機
JPS623708A (ja) 肥料供給装置
SU1339355A1 (ru) Устройство дл управлени камерой орошени
JPH0542095A (ja) 浴槽洗浄の洗浄液作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080130

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term