JPH0765529B2 - 内熱機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents
内熱機関のアイドル回転数制御装置Info
- Publication number
- JPH0765529B2 JPH0765529B2 JP31646188A JP31646188A JPH0765529B2 JP H0765529 B2 JPH0765529 B2 JP H0765529B2 JP 31646188 A JP31646188 A JP 31646188A JP 31646188 A JP31646188 A JP 31646188A JP H0765529 B2 JPH0765529 B2 JP H0765529B2
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- Japan
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- control
- idle
- opening
- isc
- control amount
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関のアイドル回転数(吸気スロットル
弁全閉時の回転数,従って非ニュートラル状態での減速
時を含む)を制御する装置において、減速時の制御性能
を改善した技術に関する。
弁全閉時の回転数,従って非ニュートラル状態での減速
時を含む)を制御する装置において、減速時の制御性能
を改善した技術に関する。
〈従来の技術〉 電子制御燃料噴射装置を備えた内燃機関にあっては、吸
気スロットル弁をバイパスする通路に介装された電磁式
のアイドル制御弁の開度をデューティ制御することによ
りアイドル回転数を制御するようにしている。
気スロットル弁をバイパスする通路に介装された電磁式
のアイドル制御弁の開度をデューティ制御することによ
りアイドル回転数を制御するようにしている。
ところで、アイドル制御弁へのパルス信号のデューティ
比は通常運転時は次式によって決定される。
比は通常運転時は次式によって決定される。
ISCdy=ISCtw+ISCet+ISCvb+ISCfb ここで、ISCtwは冷却水温度(以下水温という)依存の
基本制御量,ISCetはエアコン補正及びトルコンのDレン
ジ補正等の各種補正量,ISCvbはバッテリ電圧による補正
量,ISCfbは後述するアイドル回転数のフィードバック制
御(ISC)のためのフィードバック補正量である。
基本制御量,ISCetはエアコン補正及びトルコンのDレン
ジ補正等の各種補正量,ISCvbはバッテリ電圧による補正
量,ISCfbは後述するアイドル回転数のフィードバック制
御(ISC)のためのフィードバック補正量である。
アイドル回転数のフィードバック制御については、水温
センサによって検出される水温に依存する目標回転数と
クランク角センサ等によって検出される実際の機関回転
数とを比較し、差がある場合に、その時の制御量に補正
を加えて目標回転数になるように制御するわけであり、
このため、フィードバック補正量ISCfbというものを定
めている。
センサによって検出される水温に依存する目標回転数と
クランク角センサ等によって検出される実際の機関回転
数とを比較し、差がある場合に、その時の制御量に補正
を加えて目標回転数になるように制御するわけであり、
このため、フィードバック補正量ISCfbというものを定
めている。
そして、フィードバック補正量ISCfbの値は比較積分(P
I)制御により変化させ、安定した制御としている。即
ち、目標回転数と実回転数とを比較し、実回転数が目標
回転数より低(高)い場合には、フィードバック補正量
ISCfbを、初めにP分だけ上(下)げて、それからI分
ずつ徐々に上(下)げていく。
I)制御により変化させ、安定した制御としている。即
ち、目標回転数と実回転数とを比較し、実回転数が目標
回転数より低(高)い場合には、フィードバック補正量
ISCfbを、初めにP分だけ上(下)げて、それからI分
ずつ徐々に上(下)げていく。
ところで、ISCtw,ISCet,ISCvbを加算したオープンルー
プデューティ(フィードバック補正量ISCfb=0のとき
の制御量ISCdy)は、本来該デューティによる制御のみ
で目標回転数を得られるように設定されており、実際に
該デューティによって制御したときに得られる回転数が
目標回転数と完全に一致していれば、フィードバック補
正量ISCdyは0になるので、フィードバック制御は不要
なのであるが、実際にはスロットルチャンバの詰まり、
アイドル制御弁その他の部品のバラツキ、経時変化等で
オープンループデューティと実際に目標回転数の得られ
るデューティとの間にずれを生じるため、フィードバッ
ク制御を行っている。
プデューティ(フィードバック補正量ISCfb=0のとき
の制御量ISCdy)は、本来該デューティによる制御のみ
で目標回転数を得られるように設定されており、実際に
該デューティによって制御したときに得られる回転数が
目標回転数と完全に一致していれば、フィードバック補
正量ISCdyは0になるので、フィードバック制御は不要
なのであるが、実際にはスロットルチャンバの詰まり、
アイドル制御弁その他の部品のバラツキ、経時変化等で
オープンループデューティと実際に目標回転数の得られ
るデューティとの間にずれを生じるため、フィードバッ
ク制御を行っている。
また、フィードバック制御を行わないオープンループ制
御時もフィードバック制御時との切換時における制御値
の段差がつかないように、前記ISCtw,ISCet.ISCvbと、
その直前に行われたフィードバック制御時の最終フィー
ドバック補正量ISCfdとを加算して第1のオープンルー
プデューティを設定し、基本的には該デューティ一定に
制御すればよいのであるが、減速時には吸気負圧が増大
してオイル消費量が増大することがあるので、吸気負圧
が過大とならないように必要な補助空気量を確保すると
の考えから吸気圧力調整用の補正量ISCBVを機関回転数
に応じて設定し、これとバッテリ電圧による補正量ISC
vbを加算した第2のオープンループデューティを設定す
る。そして、該第2のオープンループデューティ以上の
デューティを確保すべく、第1のオープンループデュー
ティと第2のオープンループデューティとを比較して大
きい方を選択してアイドル制御弁の開度制御量としてい
る。
御時もフィードバック制御時との切換時における制御値
の段差がつかないように、前記ISCtw,ISCet.ISCvbと、
その直前に行われたフィードバック制御時の最終フィー
ドバック補正量ISCfdとを加算して第1のオープンルー
プデューティを設定し、基本的には該デューティ一定に
制御すればよいのであるが、減速時には吸気負圧が増大
してオイル消費量が増大することがあるので、吸気負圧
が過大とならないように必要な補助空気量を確保すると
の考えから吸気圧力調整用の補正量ISCBVを機関回転数
に応じて設定し、これとバッテリ電圧による補正量ISC
vbを加算した第2のオープンループデューティを設定す
る。そして、該第2のオープンループデューティ以上の
デューティを確保すべく、第1のオープンループデュー
ティと第2のオープンループデューティとを比較して大
きい方を選択してアイドル制御弁の開度制御量としてい
る。
通常の運転時は、第1のオープンループデューティの方
が選択されるが、減速の度合いが、大きい時は第2のオ
ープンループデューティの方大きくなって選択される。
が選択されるが、減速の度合いが、大きい時は第2のオ
ープンループデューティの方大きくなって選択される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、かかる従来の制御方式にあっては、第1のオ
ープンループデューティの方が選択される時は、フィー
ドバック制御時の最終のフィードバック補正量を加算し
た値が用いられ、このフィードバック補正量は、前述の
如く部品のバラツキや経時変化に伴うオープンループデ
ューティのズレを吸収する値に設定されているので、オ
ープンループ制御に移行してからも、ズレを吸収した良
好な制御量に設定される。
ープンループデューティの方が選択される時は、フィー
ドバック制御時の最終のフィードバック補正量を加算し
た値が用いられ、このフィードバック補正量は、前述の
如く部品のバラツキや経時変化に伴うオープンループデ
ューティのズレを吸収する値に設定されているので、オ
ープンループ制御に移行してからも、ズレを吸収した良
好な制御量に設定される。
しかしながら、減速時等に第2のオープンループデュー
ティが選択された場合には、予め設定されたマップから
検索された量のみで制御量が設定されるため部品バラツ
キや、経時変化による影響を受け、適正な制御量に設定
されないという問題があった。
ティが選択された場合には、予め設定されたマップから
検索された量のみで制御量が設定されるため部品バラツ
キや、経時変化による影響を受け、適正な制御量に設定
されないという問題があった。
具体的には、第2のオープンループデューティが小さく
設定されすぎると、補助空気流量の不足により吸気負圧
が増大しすぎてオイル消費量が増大し、逆に第2のオー
プンループデューティが大きく設定されすぎると、補助
空気流量が多過ぎて減速性能が損なわれることがあっ
た。
設定されすぎると、補助空気流量の不足により吸気負圧
が増大しすぎてオイル消費量が増大し、逆に第2のオー
プンループデューティが大きく設定されすぎると、補助
空気流量が多過ぎて減速性能が損なわれることがあっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもの
で、減速時等においても、部品バラツキや経時変化に影
響されず良好な開度制御量に設定できるようにした内燃
機関のアイドル回転数制御装置を提供することを目的と
する。
で、減速時等においても、部品バラツキや経時変化に影
響されず良好な開度制御量に設定できるようにした内燃
機関のアイドル回転数制御装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明は第1図に示すように、吸気スロットル
弁をバイパスする通路に介装されたアイドル制御弁の開
度を制御することによりアイドル回転数を制御する内燃
機関のアイドル回転数制御装置において、通常運転時用
に各種運転条件に基づいて基本開度制御量を設定する基
本開度制御量設定手段と、所定のアイドル運転条件で機
関回転数を目標回転数に近づけるように増減して設定さ
れるフィードバック補正量を前記基本開度制御量に加算
してアイドル制御弁の開度制御量を設定するフィードバ
ック制御用開度制御量設定手段と、減速運転時用に機関
回転数に応じて吸気負圧を調整するための減速用開度制
御量を設定する減速用開度制御量設定手段と、前記フィ
ードバック制御が行われる所定のアイドル運転条件以外
の運転条件では、直前に行われたフィードバック制御時
のフィードバック補正量の最終値を前記基本開度制御量
に加算した値と、同じく最終値を前記減速用開度制御量
に加算した値とを比較して、大きい方をアイドル制御弁
の開度制御量として設定するオープンループ制御用開度
制御量設定手段とを含んで構成した。
弁をバイパスする通路に介装されたアイドル制御弁の開
度を制御することによりアイドル回転数を制御する内燃
機関のアイドル回転数制御装置において、通常運転時用
に各種運転条件に基づいて基本開度制御量を設定する基
本開度制御量設定手段と、所定のアイドル運転条件で機
関回転数を目標回転数に近づけるように増減して設定さ
れるフィードバック補正量を前記基本開度制御量に加算
してアイドル制御弁の開度制御量を設定するフィードバ
ック制御用開度制御量設定手段と、減速運転時用に機関
回転数に応じて吸気負圧を調整するための減速用開度制
御量を設定する減速用開度制御量設定手段と、前記フィ
ードバック制御が行われる所定のアイドル運転条件以外
の運転条件では、直前に行われたフィードバック制御時
のフィードバック補正量の最終値を前記基本開度制御量
に加算した値と、同じく最終値を前記減速用開度制御量
に加算した値とを比較して、大きい方をアイドル制御弁
の開度制御量として設定するオープンループ制御用開度
制御量設定手段とを含んで構成した。
〈作用〉 所定のアイドル運転条件では、基本開度制御量設定手段
により設定された基本開度制御量と、来れを補正するた
め増減して設定されるフィードバック補正量とを、フィ
ードバック制御用開度制御量設定手段によって加算した
値が、アイドル制御弁の開度制御量として設定され、こ
れにより、機関回転数を目標回転数に一致するようにフ
ィードバック制御が行われる。
により設定された基本開度制御量と、来れを補正するた
め増減して設定されるフィードバック補正量とを、フィ
ードバック制御用開度制御量設定手段によって加算した
値が、アイドル制御弁の開度制御量として設定され、こ
れにより、機関回転数を目標回転数に一致するようにフ
ィードバック制御が行われる。
一方、前記以外の運転条件では、前記フィードバック制
御時のフィードバック補正量の最終値を基本開度制御量
に加算した値と、同じくフィードバック補正量の最終値
を減速用開度制御量設定手段により設定された減速用開
度制御量に加算した値とを比較して、大きい方を選択し
てアイドル制御弁の開度制御量として設定してオープン
ループ制御が行われる。
御時のフィードバック補正量の最終値を基本開度制御量
に加算した値と、同じくフィードバック補正量の最終値
を減速用開度制御量設定手段により設定された減速用開
度制御量に加算した値とを比較して、大きい方を選択し
てアイドル制御弁の開度制御量として設定してオープン
ループ制御が行われる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例の構成を示す第2図において、機関1の吸気通
路2に介装された吸気スロットル弁3の上下流間をバイ
パスして接続する補助空気通路4にアイドル制御弁5が
介装され、該アイドル制御弁5の開度を機関の運転条件
に応じて制御することにより、アイドル回転数が制御さ
れる。
路2に介装された吸気スロットル弁3の上下流間をバイ
パスして接続する補助空気通路4にアイドル制御弁5が
介装され、該アイドル制御弁5の開度を機関の運転条件
に応じて制御することにより、アイドル回転数が制御さ
れる。
前記アイドル制御弁5の開度制御量は、吸気スロットル
弁3のアイドル位置でONそれ以外でOFFとなるアイドル
スイッチ6からの信号、水温センサ7によって検出され
る冷却水温度、クランク角センサ8によって検出される
機関回転数、エアコンスイッチ9からのON,OFF信号、ト
ルコンのDレンジ検出スイッチ10からのON,OFF信号、バ
ッテリ11の電圧信号等に基づいてコントロールユニット
12が、機関の運転条件を判断し、この運転条件に応じて
アイドル制御弁5に供給するパルス信号の開弁デューテ
ィ(パルス周期におけるON時間割合であって開度制御量
に相当する)を変化させることによって後述するように
行われる。
弁3のアイドル位置でONそれ以外でOFFとなるアイドル
スイッチ6からの信号、水温センサ7によって検出され
る冷却水温度、クランク角センサ8によって検出される
機関回転数、エアコンスイッチ9からのON,OFF信号、ト
ルコンのDレンジ検出スイッチ10からのON,OFF信号、バ
ッテリ11の電圧信号等に基づいてコントロールユニット
12が、機関の運転条件を判断し、この運転条件に応じて
アイドル制御弁5に供給するパルス信号の開弁デューテ
ィ(パルス周期におけるON時間割合であって開度制御量
に相当する)を変化させることによって後述するように
行われる。
尚、吸気通路2の吸気スロットル弁3より上流側には、
吸入空気流量を検出するためのエアフローメータ13が設
けられ、さらにその上流側には、エアクリーナ14が設け
られる。
吸入空気流量を検出するためのエアフローメータ13が設
けられ、さらにその上流側には、エアクリーナ14が設け
られる。
以下に、前記コントロールユニット12によるアイドル制
御弁の開度制御を、第3図のフローチャートに従って説
明する。
御弁の開度制御を、第3図のフローチャートに従って説
明する。
ステップ(図ではSと記す)1では、前記各種センサ,
スイッチ類からの検出信号を入力する。
スイッチ類からの検出信号を入力する。
ステップ2では、水温センサ7によって検出される水温
TWから基本制御量ISCtwを設定する。尚、この設定は、
予めROMに水温TWをパラメータとする基本制御量ISCtwの
マップを記憶させておき、そのマップから検索すること
によって行ってもよいし、或いは演算によって行っても
よい。
TWから基本制御量ISCtwを設定する。尚、この設定は、
予めROMに水温TWをパラメータとする基本制御量ISCtwの
マップを記憶させておき、そのマップから検索すること
によって行ってもよいし、或いは演算によって行っても
よい。
ステップ3では、必要に応じエアコン補正,トルコンの
Dレンジ補正等の各種補正量ISCetと、バッテリ電圧に
応じた補正量ISCvbとを設定する。
Dレンジ補正等の各種補正量ISCetと、バッテリ電圧に
応じた補正量ISCvbとを設定する。
即ち、ステップ2,3の機能が基本開度制御量設定手段に
相当する。
相当する。
ステップ4では、クランク角センサ8からの気筒間の行
程位相差に相当するクランク角毎に出力される基準信号
の周期又はクランク角センサ7から微小単位クランク角
毎に出力される単位クランク角信号の単位時間当たりの
入力回数の計測によって機関回転数Nを検出する。
程位相差に相当するクランク角毎に出力される基準信号
の周期又はクランク角センサ7から微小単位クランク角
毎に出力される単位クランク角信号の単位時間当たりの
入力回数の計測によって機関回転数Nを検出する。
ステップ5では、アイドル回転数のフィードバック制御
(ISC)を行う運転条件(例えばアイドルスイッチ6がO
Nであること等を条件として含む)であるか否かを判定
する。
(ISC)を行う運転条件(例えばアイドルスイッチ6がO
Nであること等を条件として含む)であるか否かを判定
する。
前記ステップ5でフィードバック制御を行う運転条件で
あると判定されたときには、ステップ6へ進んで、水温
TWから目標回転数NSを検索或いは、演算等によって設定
する。
あると判定されたときには、ステップ6へ進んで、水温
TWから目標回転数NSを検索或いは、演算等によって設定
する。
ステップ7では、検出された機関回転数Nと目標回転数
NSとの大小関係を比較する。
NSとの大小関係を比較する。
そして、NS>Nと判定されたときには、ステップ8に進
んで、NS>Nとなった直後が否かを判定し、直後と判定
されたときは、ステップ9へ進み、現在のフィードバッ
ク補正量ISCfbに比例分ISCfbpを加算した値を新たなISC
fbとして更新設定し、2回目以は、ステップ10へ進んで
積分分ISCfbiを加算した値を新たなISCfbとして更新設
定した後ステップ14へ進む。
んで、NS>Nとなった直後が否かを判定し、直後と判定
されたときは、ステップ9へ進み、現在のフィードバッ
ク補正量ISCfbに比例分ISCfbpを加算した値を新たなISC
fbとして更新設定し、2回目以は、ステップ10へ進んで
積分分ISCfbiを加算した値を新たなISCfbとして更新設
定した後ステップ14へ進む。
ステップ7で、NS<Nと判定されたときには、ステップ
11に進んで、NS<Nとなった直後が否かを判定し、直後
と判定されたときは、ステップ12へ進み、比例分ISCfbp
を減算した値を新たなISCfbとして更新設定し、2回目
以は、ステップ13へ進んで積分分ISCfbiを減算した値を
新たなISCfbとして更新設定した後ステップ14へ進む。
11に進んで、NS<Nとなった直後が否かを判定し、直後
と判定されたときは、ステップ12へ進み、比例分ISCfbp
を減算した値を新たなISCfbとして更新設定し、2回目
以は、ステップ13へ進んで積分分ISCfbiを減算した値を
新たなISCfbとして更新設定した後ステップ14へ進む。
ステップ7でNS=Nと判定されたときは、そのまま、ス
テップ14へ進む。
テップ14へ進む。
ステップ14では、最終的なアイドル制御弁5の開弁デュ
ーティ(開度制御量)ISCdyを、次式により設定する。
ーティ(開度制御量)ISCdyを、次式により設定する。
ISCdy=ISCtw+ISCet+ISCvb+ISCfb かかる開弁デューティISCdyのパルス信号がアイドル制
御弁5に出力され、機関回転数Nを目標回転数NSに近づ
けるフィードバック制御が行われる。
御弁5に出力され、機関回転数Nを目標回転数NSに近づ
けるフィードバック制御が行われる。
即ち、ステップ6〜ステップ14までの機能がフィードバ
ック制御手段に相当する。
ック制御手段に相当する。
一方、ステップ5で、フィードバック制御を行わない運
転条件と判定されたときには、ステップ15に進み、最新
のフィードバック補正量ISCfbを読み込む。
転条件と判定されたときには、ステップ15に進み、最新
のフィードバック補正量ISCfbを読み込む。
次いで、ステップ16へ進み、第1のオープンループデュ
ーティISCdyo1を次式により設定する。
ーティISCdyo1を次式により設定する。
ISCdy01=ISCtw+ISCet+ISCvb+ISCfb さらに、ステップ17へ進み、現在の機関回転数Nから減
速時用の吸気負圧調整用の補正量ISCBVを設定する。
速時用の吸気負圧調整用の補正量ISCBVを設定する。
次いで、ステップ18へ進み、第2のオープンループデュ
ーティISCdyo2を次式により設定する。
ーティISCdyo2を次式により設定する。
ISCdy02=ISCBV+ISCvb+ISCfb 次いで、ステップ19では、前記第1のオープンループデ
ューティISCdyo1と第2のオープンループデューティISC
dyo2との大小関係を比較する。
ューティISCdyo1と第2のオープンループデューティISC
dyo2との大小関係を比較する。
そして、ステップ20,21で前記第1のオープンループデ
ューティISCdyo1と第2のオープンループデューティISC
dyo2との大きい方が最終的なアイドル制御弁5の開弁デ
ューティISCdyとして設定される。
ューティISCdyo1と第2のオープンループデューティISC
dyo2との大きい方が最終的なアイドル制御弁5の開弁デ
ューティISCdyとして設定される。
実際には、減速の程度が大きいときは、第2のオープン
ループデューティISCdy02の方が大きくなって選択さ
れ、それ以外の運転時には第1のオープンループデュー
ティISCdy01の方が大きくなって選択される。
ループデューティISCdy02の方が大きくなって選択さ
れ、それ以外の運転時には第1のオープンループデュー
ティISCdy01の方が大きくなって選択される。
以上ステップ15〜ステップ21までの機能が、オープンル
ープデューティ制御用開度制御量設定手段に相当する。
ープデューティ制御用開度制御量設定手段に相当する。
かかる制御によれば、第1のオープンループデューティ
ISCdyo1が選択されたときは勿論、第2のオープンルー
プデューティISCdyo2が選択された場合でも、その直前
のフィードバック制御時におけるフィードバック補正量
の最終値が使用されるため、フィードバック制御時同
様、減速時の吸気負圧調整用の開度制御量が部品バラツ
キや経時変化等によるズレを吸収した良好な値に設定さ
れ、減速時の吸気負圧を良好に調整して、オイル消費量
の低減機能と減速性能とを両立できる。
ISCdyo1が選択されたときは勿論、第2のオープンルー
プデューティISCdyo2が選択された場合でも、その直前
のフィードバック制御時におけるフィードバック補正量
の最終値が使用されるため、フィードバック制御時同
様、減速時の吸気負圧調整用の開度制御量が部品バラツ
キや経時変化等によるズレを吸収した良好な値に設定さ
れ、減速時の吸気負圧を良好に調整して、オイル消費量
の低減機能と減速性能とを両立できる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、減速時の吸気負圧
調整用の開度制御量が直前のフィードバック補正量の最
終値を含んで設定することで、部品バラツキや経時変化
によるズレを吸収した良好な値に設定することができ、
減速時の吸気負圧を良好に維持できるので、オイル消費
量の低減機能と減速性能とを両立できるという効果が得
られる。
調整用の開度制御量が直前のフィードバック補正量の最
終値を含んで設定することで、部品バラツキや経時変化
によるズレを吸収した良好な値に設定することができ、
減速時の吸気負圧を良好に維持できるので、オイル消費
量の低減機能と減速性能とを両立できるという効果が得
られる。
第1図は、本発明の構成を示すブロック図、第2図は、
本発明の一実施例の構成を示す図、第3図は、同上実施
例のアイドル制御弁の開度制御量設定ルーチンを示すフ
ローチャートである。 1……機関、2……吸気通路、3……吸気スロットル
弁、4……補助空気通路、5……アイドル制御弁、6…
…アイドルスイッチ、7……水温センサ、8……クラン
ク角センサ、9……エアコンスイッチ、10……Dレンジ
検出スイッチ、11……バッテリ
本発明の一実施例の構成を示す図、第3図は、同上実施
例のアイドル制御弁の開度制御量設定ルーチンを示すフ
ローチャートである。 1……機関、2……吸気通路、3……吸気スロットル
弁、4……補助空気通路、5……アイドル制御弁、6…
…アイドルスイッチ、7……水温センサ、8……クラン
ク角センサ、9……エアコンスイッチ、10……Dレンジ
検出スイッチ、11……バッテリ
Claims (1)
- 【請求項1】吸気スロットル弁をバイパスする通路に介
装されたアイドル制御弁の開度を制御することによりア
イドル回転数を制御する内燃機関のアイドル回転数制御
装置において、通常運転時用に各種運転条件に基づいて
基本開度制御量を設定する基本開度制御量設定手段と、
所定のアイドル運転条件で機関回転数を目標回転数に近
づけるように増減して設定されるフィードバック補正量
を前記基本開度制御量に加算してアイドル制御弁の開度
制御量を設定するフィードバック制御用開度制御量設定
手段と、減速運転時用に機関回転数に応じて吸気負圧を
調整するための減速用開度制御量を設定する減速用開度
制御量設定手段と、前記フィードバック制御が行われる
所定のアイドル運転条件以外の運転条件では、直前に行
われたフィードバック制御時のフィードバック補正量の
最終値を前記基本開度制御量に加算した値と、同じく最
終値を前記減速用開度制御量に加算した値とを比較し
て、大きい方をアイドル制御弁の開度制御量として設定
するオープンループ制御用開度制御量設定手段とを含ん
で構成したことを特徴とする内燃機関のアイドル回転数
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31646188A JPH0765529B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 内熱機関のアイドル回転数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31646188A JPH0765529B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 内熱機関のアイドル回転数制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02163436A JPH02163436A (ja) | 1990-06-22 |
JPH0765529B2 true JPH0765529B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=18077353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31646188A Expired - Lifetime JPH0765529B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 内熱機関のアイドル回転数制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765529B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP31646188A patent/JPH0765529B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02163436A (ja) | 1990-06-22 |
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