JPH0765387A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

Info

Publication number
JPH0765387A
JPH0765387A JP21055493A JP21055493A JPH0765387A JP H0765387 A JPH0765387 A JP H0765387A JP 21055493 A JP21055493 A JP 21055493A JP 21055493 A JP21055493 A JP 21055493A JP H0765387 A JPH0765387 A JP H0765387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
information
tracks
optical
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21055493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hosoya
英樹 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP21055493A priority Critical patent/JPH0765387A/ja
Priority to DE69432278T priority patent/DE69432278T2/de
Priority to US08/287,266 priority patent/US5638345A/en
Priority to EP94305867A priority patent/EP0640932B1/en
Publication of JPH0765387A publication Critical patent/JPH0765387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トラック本数の異なる種々の光カードに対応し
た情報記録再生装置(光カードドライブ)を提供する。 【構成】光カード1として、そのトラックの少なくとも
一箇所にその光カード1上に設けられたトラックの本数
に関する情報が光学的に検出可能な形態で記録されたも
のを使用する。光カード1を情報記録再生装置31に挿
入した直後の初期動作において、トラックの本数に関す
る情報を読み込んでMPU33内のROMに記憶する。
ホストコンピュータ32側からトラックへのアクセスが
指示された場合には、ROM内の情報が表わすトラック
範囲(アクセス可能範囲)と指示されたトラックとを比
較し、範囲内であればトラックアクセスを行ない、範囲
外であればトラックアクセスを行なわず、MPU33か
らホストコンピュータ32側にエラーを返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録媒体に対し
て情報の記録および/または再生を行なう情報記録再生
装置に関し、特に、媒体上のトラック本数に関する情報
が光学的に探知可能な形態でトラックの少なくとも一箇
所に記録されている光学的記録媒体に対する情報記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体として、磁気を用いて記録
・再生を行なう磁気的記録媒体(フロッピーディスクや
磁気カードなど)や、光を用いて記録・再生を行なう光
学的記録媒体などが知られている。光学的記録媒体の形
態としては、ディスク状、カード状、テープ状など各種
のものが知られており、目的、用途などにより使い分け
られている。このうちカード状の光学的記録媒体(以
下、光カードと称する)は、製造の容易さ、携帯性の良
さ(典型的には、銀行のキャッシュカードのサイズであ
る)、アクセス性の良さといった特徴を有しており、今
後、用途がますます広がっていくと考えられる。
【0003】光学的記録媒体には、その媒体の特性によ
り、書込んだデータを消去して書き換えることが可能な
ものと、データの追記のみが可能なものとがあるが、現
状において、光カードでは追記のみが可能なものが一般
的である。光カードは、医療分野など、消去書換えがで
きないという特性が利点となる分野での応用が期待され
ている。
【0004】図4は、光カードの一例を示す平面図であ
る。略長方形の光カード1には、複数本のトラッキング
トラック2が相互に平行に設けられており、隣接するト
ラッキングトラック2の間には、実際に情報が記録され
るデータトラック3が設けられている。したがって、デ
ータトラック3自体も相互に平行になるように複数本設
けられている。トラッキングトラック2は、データトラ
ック3に対してデータの書込みや読出しを行なう際の位
置決め用として使用される。各データトラック3の両端
部には、対応するデータトラック3の物理的な位置やそ
のデータトラック3のアドレスなどを示すトラックID
部(トラック識別部)4が設けられている。トラックI
D部4には、所定のデータが予めフォーマット(プリフ
ォーマット)されている。なお、各データトラック3
は、それぞれ、一般にセクタと呼ばれる1ないし複数の
最小記録単位に分割されている。
【0005】この光カード1への情報の記録は、再生時
に光学的に検出可能なピット列となるように、記録情報
に従って変調された光ビームを微小スポットに絞り込
み、この光ビームでデータトラック3上を走査すること
によって行なわれる。また、記録された情報の再生は、
記録が行なわれない程度の一定パワーの光ビームスポッ
トを用いてデータトラック3上を走査し、データトラッ
ク3に形成されている情報ピット列からの反射光量ある
いは透過光量の相違を検出することにより、行なわれ
る。
【0006】このような光カードに対して情報の記録・
再生を行なう情報記録再生装置には、光カードの記録面
上での光ビームスポットの大きさを制御するオートフォ
ーカス制御手段と、光ビームスポットの位置がデータト
ラック上にあるように制御するオートトラッキング制御
手段とが設けられている。光カード側のトラッキングト
ラックは、オートトラッキング制御のためのガイドとし
て使用される。
【0007】以上、光カードについて概説したが、光カ
ードは、光カード単独としての応用のみならず、ICチ
ップ、磁気ストライプ、エンボスなどと組み合わせた複
合カードとしての応用も期待されている。このような応
用を考えると、同じ大きさのカードであっても、光記録
領域の幅すなわちデータトラックの本数が異なる種々の
光カードが存在することになる。図5(a)〜(c)は、それ
ぞれ、光カードの応用例を示す平面図である。
【0008】図5(a)に示したものは、カード全面が光
記録領域10となっている光カードである。図5(b)に
示したものは、ロゴ(図では"Optical Card"とイタリッ
クのボールド体で示されている)などの印刷領域をある
程度広く取り、その分、光記録領域10が狭くなってい
る光カードである。また、図5(c)に示したものは、I
Cチップ11と組み合わせICカードとしての機能を持
たせたものであり、ICカードとして必要な分だけ光記
録領域10の面積が狭くなっている。
【0009】このように各種の光カードが実用化される
と、挿入された光カードがどの種類のものであるかを光
カードの情報記録再生装置側において判別できるように
する必要がある。このためには、光カード自体に、その
光カードの種類を判別するための何らかの情報を予め記
録(プリフォーマット)しておくことが要求される。特
に、光カード上のトラックの本数についての情報は、光
カードへのアクセスがトラック番号に基づいて行なわれ
るのが一般的であるので、存在しないトラックにアクセ
スすることを防止するために、重要なものとなる。
【0010】このような要求を満たすものとして、本出
願人は、特開昭62-239345号公報において、『一定の間
隔で配されたトラッキングトラックとトラッキングトラ
ックの間に設けられ光ビームの照射によって情報が記録
される記録部を有し、前記記録部の少なくとも一か所に
光学的に探知可能な媒体種別を示すマークを設けた光学
的記録媒体』を開示した。図6はこのような光カードを
示す平面図である。この光カードでは、複数本あるトラ
ッキングトラック2n,2n-1,…のうち、トラッキングト
ラック2n-2と2n-3との間に、媒体種別を示すマーク5
が設けられている。したがって、トラック本数に対応し
て媒体種別を示すマーク5を複数種用意しておけば、情
報記録再生装置は、このマーク5を読み取ることによ
り、挿入された光カードの種類やトラック本数を判別す
ること可能となる。
【0011】また、特開平2-203467号公報には、『複数
種類の媒体の判別手段を有し、判別された種類に応じて
記録又は再生を行う媒体上の領域を異ならせる制御手段
を設けたことを特徴とする光記録再生装置』が開示され
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】光カード上のデータト
ラックに対するアクセスは、前述のように、データトラ
ックの物理的な位置を示すトラックID部を基になされ
るのが一般的である。すなわち、情報記録再生装置の上
位側にある制御装置(一般にホストコンピュータなど)
から、アクセスすべきトラックの番号等が直接的であれ
間接的であれ何らかの形で情報記録再生装置に与えられ
たとき、情報記録再生装置は、トラックID部を基にし
て検索を行ない、目標とするトラックにアクセスする。
【0013】ところが従来の情報記録再生装置では、ト
ラック本数の異なる種々の光カードがその装置に挿入さ
れることを前提していないので、例えば挿入された光カ
ードには存在しないトラック番号が上位の制御装置から
与えられた場合には、とりあえずそのトラックに対して
のアクセス動作を行なってしまう。その結果、オートト
ラッキング/オートフォーカスの制御が外れてしまい、
この制御に復帰するために時間を要するなどの問題点が
ある。上述の特開平2-203467号公報には、『媒体上の領
域を異ならせる』こととしてトラック方向の記録領域を
異ならせることが開示されているが、トラック本数の異
なるカードが挿入された場合については何等開示されて
おらず、本問題点を解決することはできない。
【0014】本発明の目的は、トラック本数の異なる種
々の光学的記録媒体に対応した情報記録再生装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録再生装
置は、光ビームの照射によって記録が行なわれるトラッ
クを複数本有し、該トラックの少なくとも一箇所に該光
学的記録媒体上に設けられたトラックの本数に関する情
報が光学的に検出可能な形態で記録されてなる光学的記
録媒体と共に用いられる情報記録再生装置であって、前
記光学的記録媒体に対して光ビームスポットを投射して
反射光を検出する光学ヘッド部と、前記光学ヘッド部を
所望のトラック位置にまで移動させる駆動部と、前記光
学的記録媒体に対する初期動作として前記トラックの本
数に関する情報を読み出して前記情報を記憶し、前記記
憶された情報に対応する範囲内で前記駆動部によって前
記光学ヘッドを移動させる制御部と、を有することを特
徴とするものである。
【0016】
【作用】光学的記録媒体として、そのトラックの少なく
とも一箇所にその光学的記録媒体上に設けられたトラッ
クの本数に関する情報が光学的に検出可能な形態で記録
されたものを対象とし、初期動作においてトラックの本
数に関する情報を読み込んでその情報に対応する範囲内
でトラックアクセスを行なうようにするので、存在しな
いようなトラックに対するアクセスが否定される。
【0017】上位側の制御装置からアクセスすべきトラ
ックが指定された場合には、トラックの本数に関する情
報が示すアクセス可能範囲内に指定されたトラックがあ
るかどうかを調べ、範囲外である場合にはその旨のエラ
ーを上位側の制御装置に返してトラックへのアクセス動
作を行なわないようにするのが好ましい。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例の情報記録再生装
置の構成を示すブロック図である。この情報記録再生装
置31は、光カード1への情報の記録および/または再
生を行なうもの(いわゆる光カードドライブ)であっ
て、上位側装置であるホストコンピュータ32に接続さ
れている。本実施例において光カード1としては、上述
の図6で示したような光カード、すなわち、光カード上
のトラック本数に関する情報がそのトラックの少なくと
も1箇所に光学的に検出可能な形態で記録されている光
カードが使用される。
【0019】光カード1は、不図示の搬送機構を介して
情報記録再生装置31に導入され、所定の位置にて図示
R方向に往復移動され、さらに情報記録再生装置31の
外部に排出されるように構成されている。光カード1を
このように駆動するために、カード送り用モータ37が
設けられている。また、所定の記録/再生位置にある光
カード1に対して情報記録時や情報再生時に光ビームス
ポットを形成し、光カード1からの反射光を検出する光
ヘッド30が設けられている。光ヘッド30には、光源
やレンズなどからなる光ビーム照射光学系38と、光カ
ード1からの光ビームスポットの反射光を受光する光検
出器39とが設けられ、オートフォーカス用のAFアク
チュエータ40と、オートトラッキング用のATアクチ
ュエータ41とが取り付けられている。AFアクチュエ
ータ40は、光ビーム照射光学系38の一部を駆動して
光ビームスポットの結像位置をZ方向、すなわち光カー
ド1の表面に対して垂直方向、に移動させ、オートフォ
ーカスを行なうものである。一方、ATアクチュエータ
41は、光ビーム照射光学系38の一部を駆動して光ビ
ームスポットの結像位置を図示Y方向、すなわち図示R
方向と図示Z方向の双方に対して直交するトラック並び
方向、に微動させ、オートトラッキングを行なうための
ものである。さらに、光ヘッド30全体をY方向(トラ
ック並び方向)に移動させて光ビームスポットを光カー
ド1上の所望のトラックへとアクセスするためのヘッド
送り用モータ36が設けられている。
【0020】光カード1に記録すべき情報を表わす情報
信号を変調して光ビーム照射光学系38に出力し、ま
た、光検出器39から読み出された信号を復調して復調
信号として出力する変復調回路35が設けられている。
光ビーム照射光学系38内の光源は、変復調回路35か
らの変調信号によって変調され、これにより、上記の情
報信号に応じた記録が光カード1になされることにな
る。また、光検出器39からの信号と上記の変調信号と
を受けて各アクチュエータ40,41を駆動するための
AT/AF制御回路34が設けられている。AT/AF
制御回路34は、光検出器39の出力に応じて各アクチ
ュエータ40,41への制御量を決定し、オートトラッ
キング制御、オートフォーカス制御を実行するためのも
のである。変調信号は、光検出器39の出力信号に対す
る参照信号として使用される。
【0021】この情報記録再生装置31全体の制御を行
ない、またホストコンピュータ32の制御によってこの
ホストコンピュータ32との間でデータの通信、制御を
行なうMPU33が設けられている。MPU33は、R
OMやRAMを内蔵したものであって、特に、各モータ
36,37を直接制御し、また、光カード1が情報記録
再生装置31に挿入された時に、その光カード1のトラ
ック本数を識別し、識別されたトラック本数に応じてト
ラック並び方向への光ヘッド30の運動を制御する。す
なわちMPU33は、光カード1の挿入時における初期
動作によって識別されたトラック本数に関する情報をR
AM内に格納し、ホストコンピュータ32からの指示に
よって記録再生のために光カード1にアクセスする場合
には、トラック本数に関する情報をRAMから読出し、
読出されたトラック本数の範囲内で光ヘッド30がトラ
ック並び方向に移動するように、制御を行なう。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、光カード1の挿入時における初期動作について、
図2のフローチャートを用いて説明する。上述のように
本実施例では、トラック本数に関する情報がトラックに
記録されている光カード1が使用されているが、以下で
は、光カード上の特定箇所に、光カード上のデータトラ
ックの本数の種別を表わすマーク(以下、カードタイプ
と呼ぶ)が設けられている光カードを使用するのものと
して、説明を行なう。このカードタイプは、図6でのマ
ーク5と同様のものである。
【0023】光カード1が情報記録再生装置31に挿入
されたかどうかをチェックし(ステップ101)、光カ
ード1が挿入されるまで待機する。光カード1の挿入が
確認されたら、MPU33は、ヘッド送り用モータ36
を制御して光ヘッド30をY方向に移動させ、カードタ
イプの設けてあるトラック(図6に示す例では、トラッ
キングトラック2n-2と2n-3の間のデータトラック)に
光ビームスポットを移動する。そしてカード送り用モー
タ37を制御して光ビームスポットを走査させ、カード
タイプを読み取る(ステップ102)。
【0024】続いてMPU33は、読み取ったカードタ
イプから光カード1上に存在するトラック本数を解析
し、解析結果をアクセス可能範囲としてMPU33内の
RAMに記憶する(ステップ103)。アクセス可能範
囲とは、データトラックが実在してそのトラックにアク
セスすることが可能であるトラックの範囲を示す情報で
ある。カードタイプの示す情報とアクセス可能範囲との
対応は、例えば、カードタイプが"1"の時はアクセス可
能範囲が"1から1100まで"、カードタイプが"2"の
時はアクセス可能範囲が"1から2500まで"というよ
うなっている。カードタイプとアクセス可能範囲との関
係は、MPU33内のROMに予め記録されている。以
上で初期動作は終了する。
【0025】次に記録再生時の動作について、図3のフ
ローチャートを用いて説明する。光カード1への情報の
記録を指示する記録命令、あるいは光カード1からの情
報の読出しを指示する再生命令がホストコンピュータ3
2から発行されると、MPU33は、記録あるいは再生
を行なうように指定されたトラックアドレスが、現在挿
入されている光カード1のアクセス可能範囲内にあるか
どうかを判断する(ステップ201)。この判断は、指
定されたトラックアドレスと、上述の初期動作時にRA
Mに記憶させたアクセス可能範囲とを比較することによ
って行なわれる。もし、指定されたトラックアドレスが
アクセス可能範囲を外れる場合には、MPU33は、指
定されたトラックアドレスのトラックへ光ヘッド30を
移動させることなく、アクセス範囲エラーをホストコン
ピュータ32に返し(ステップ205)、処理を終了さ
せる。
【0026】指定されたトラックアドレスがアクセス可
能範囲内である場合には、記録再生動作が行なわれる
(ステップ202)。記録再生動作は、MPU33がヘ
ッド送り用モータ36を制御して光ヘッド30をY方向
(トラック並び方向)に移動させ、光ビームスポットを
指定のトラックアドレス上に移動させ、カード送り用モ
ータ37を制御して光ビームスポットで指定トラック上
を走査することにより、行なわれる。このとき、オート
フォーカス制御、オートトラッキング制御が実行され
る。そして、エラー訂正符号などによる検査を行なって
正常に記録/再生が行なわれたか(正常終了かどうか)
をチェックする(ステップ203)。正常終了であれ
ば、正常終了の応答をホストコンピュータ32に返し
(ステップ204)、処理を終了する。正常終了でなけ
れば、すなわち記録/再生が正常 に行なわれていなけ
れば、記録再生エラーの応答をホストコンピュータ32
に返して(ステップ206)、処理を終了する。
【0027】上述の実施例では、初期動作時にカードタ
イプを読み取って解析し、アクセス可能範囲としてRA
Mに記憶していたが、カードタイプそのものをRAMに
記憶し、実際の記録再生時にカードタイプからアクセス
可能範囲を求めて、指定されたトラックアドレスと比較
するようにしてもよい。
【0028】また、トラックの少なくとも一箇所に光カ
ード上のトラック本数に関する情報が光学的に検出可能
な形態で記録されている光カードとしては、上述のよう
なカードタイプを用いたものに限定されるものではな
い。例えば、光カードのトラックの少なくとも一箇所
に、トラック本数あるいはアクセス可能範囲を値として
記録してある光カードでもよい。この場合、トラック本
数の値あるいはアクセス可能範囲の値を初期動作時にそ
のまま記憶するようにし、記憶されている値と指定され
たトラックアドレスとを記録再生時に比較すればよい。
【0029】なお、トラック本数に関する情報は、本実
施例の情報記録再生装置で取り扱う全ての光カードにお
いて、初期動作時に確実に読み取られるようにするた
め、同様の形態(例えば、位置や記録方法など)で記録
されていることが望ましい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光学的記
録媒体として、そのトラックの少なくとも一箇所にその
光学的記録媒体上に設けられたトラックの本数に関する
情報が光学的に検出可能な形態で記録されたものを対象
とし、初期動作においてトラックの本数に関する情報を
読み込んでその情報に対応する範囲内でトラックアクセ
スを行なわれるようにすることにより、存在しないよう
なトラックに対するアクセスが否定される。したがっ
て、トラック本数の異なる種々の光学的記録媒体に対応
することが可能になるという効果がある、そして、挿入
された光カードに存在しないトラック番号が上位の制御
装置などから与えられた場合には、アクセスが行なわれ
ないので、オートトラッキング制御やオートフォーカス
制御から外れてその復帰に時間がかかるといった問題を
回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報記録再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】光カード挿入時の初期動作を示すフローチャー
トである。
【図3】光カードに対する記録再生動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】光カードの一例を示す平面図である。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ、光カードの応用例を示
す平面図である。
【図6】媒体種別を示すためのマークが設けられた光カ
ードを示す図である。
【符号の説明】
1 光カード 2 トラッキングトラック 3 データトラック 4 トラックID部 5 マーク 10 光記録領域 30 光ヘッド 31 情報記録再生装置 32 ホストコンピュータ 33 MPU 34 AT/AF制御装置 35 変復調装置 36 ヘッド送り用モータ 37 カード送り用モータ 38 光ビーム照射光学系 39 光検出器 40 AFアクチュエータ 41 ATアクチュエータ 101〜103,201〜206 ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームの照射によって記録が行なわれ
    るトラックを複数本有し、該トラックの少なくとも一箇
    所に該光学的記録媒体上に設けられたトラックの本数に
    関する情報が光学的に検出可能な形態で記録されてなる
    光学的記録媒体と共に用いられる情報記録再生装置であ
    って、 前記光学的記録媒体に対して光ビームスポットを投射し
    て反射光を検出する光学ヘッド部と、 前記光学ヘッド部を所望のトラック位置にまで移動させ
    る駆動部と、 前記光学的記録媒体に対する初期動作として前記トラッ
    クの本数に関する情報を読み出して前記情報を記憶し、
    前記記憶された情報に対応する範囲内で前記駆動部によ
    って前記光学ヘッドを移動させる制御部と、を有するこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記トラックが一定の間隔で並列に配置
    され、前記駆動部がトラック並び方向に前記光学ヘッド
    部を移動させるものである請求項1に記載の情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、アクセスすべきトラック
    を上位側の制御装置から指定された場合に、前記アクセ
    スすべきトラックと前記記憶された情報に対応する範囲
    とを比較し、範囲外である場合にはその旨のエラーを前
    記制御装置に返してトラックへのアクセス動作を行なわ
    ないものである請求項1または2に記載の情報記録再生
    装置。
JP21055493A 1993-08-25 1993-08-25 情報記録再生装置 Pending JPH0765387A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21055493A JPH0765387A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 情報記録再生装置
DE69432278T DE69432278T2 (de) 1993-08-25 1994-08-08 Aufzeichnungs- und/oder Wiedergabegerät für Informationen und optisches Aufzeichnungsmedium.
US08/287,266 US5638345A (en) 1993-08-25 1994-08-08 Information recording and/or reproducing apparatus and method for use with a multi-track optical recording medium
EP94305867A EP0640932B1 (en) 1993-08-25 1994-08-08 Information recording and/or reproducing apparatus and optical recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21055493A JPH0765387A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0765387A true JPH0765387A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16591247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21055493A Pending JPH0765387A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765387A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4910725A (en) Optical recording method for data cards
GB2170632A (en) Optical recording medium
EP0261918B1 (en) Method of recording indicia for indicating presence or absence of error in medium after error checking and apparatus therefor
EP0278760B1 (en) Optical card and apparatus for writing and/or reading data thereon
US5638345A (en) Information recording and/or reproducing apparatus and method for use with a multi-track optical recording medium
JPS61243994A (ja) 情報記録方法
CA1294705C (en) Optical information recording medium and recording-reproducing apparatus
JPH10320924A (ja) 情報記録方法
US5324926A (en) Optical card having alternative information record region
JPH0765387A (ja) 情報記録再生装置
US5144610A (en) Method of recording data on optical card by performing blank checking without scanning an entire track
EP0559468A2 (en) Information recording method and apparatus
JP2556465B2 (ja) 記録再生装置の光ヘッドアクセス方法
US5341354A (en) Apparatus for recording/reproducing optical information on/from optical card
JP2670132B2 (ja) 光カード記録再生装置
US5392267A (en) Optical card reading and writing method with redundant directory storage to improve reliability
JPS61198466A (ja) ホ−ムポジシヨン検出方法
JPH04245031A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH0498656A (ja) トラックフォーマットの判別方法
JPH0765553A (ja) 光カード
JPH08115561A (ja) 情報記録再生装置
US5144608A (en) Apparatus for recording and reproducing information on and from a recording medium having a reference position mark
JP2796308B2 (ja) 光カードの記録再生方法及び光カードのデータ配置方法
CA1298404C (en) Method for recording indicia for indicating presence or absence of errorin medium after error checking and apparatus therefor
JP2698420B2 (ja) カード状記録媒体のアクセス方法