JPH076463A - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JPH076463A
JPH076463A JP5141768A JP14176893A JPH076463A JP H076463 A JPH076463 A JP H076463A JP 5141768 A JP5141768 A JP 5141768A JP 14176893 A JP14176893 A JP 14176893A JP H076463 A JPH076463 A JP H076463A
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leading guide
shaft
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cam groove
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Takahiro Okuie
孝博 奥家
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットから磁気テープを引き出す先導ガイ
ドブロックの摺動速度を、引出完了位置に達する手前
で、減速させて、磁気テープの弛み発生を抑える。 【構成】 先導ガイドブロック804に連結され、軸121を
中心に回動自在に設けられた駆動ギア320aの下面には、
カム溝326が形成されている。駆動ギア320に対向した制
御スライド430は、シャーシ100裏面に沿って摺動自在に
設けられている。制御スライド430には、カム溝326に嵌
合する突起軸434が突設されている。制御スライド430の
摺動に従って、突起軸434は駆動ギア320aを回動させ
る。先導ガイドブロック804が引出完了位置の手前に達
した時は、突起軸434が軸121から、離間するように移動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセット内から一対の
先導ガイドブロックにより、磁気テープを引き出して、
回転シリンダに巻き付けるローディング機構を具えた磁
気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、この種の磁気記録再生
装置は、図1に示すように、構成される。カセット(60
0)装着位置から、回転シリンダ(800)の両側に向かっ
て、一対のガイド溝(122)が延びている。ガイド溝(122)
を走行する一対の先導ガイドブロック(804)は、カセッ
ト(600)装着位置の内側に待機している。先導ガイドブ
ロック(804)が、カセット(600)のリールから磁気テープ
(601)を引き出して、キャッチャ(806)に圧着し、回転シ
リンダ(800)に磁気テープ(601)を巻き付けることで、記
録再生が行なわれる。先導ガイドブロック(804)をカセ
ット(600)装着位置の内側である待機位置から、キャッ
チャ(806)に圧着した引出完了位置まで移動させるロー
ディング機構は、図7及び図8に示すように、構成され
る。シャーシ(100)から下方に突設された左右一対の軸
(121)には、夫々互いに噛合する駆動ギア(320a)、(320
b)が取り付けられている。該軸(121)には、夫々同様の
機構が設けられており、以下の説明では、便宜上左側の
駆動ギア(320a)について説明する。駆動ギア(320a)は、
外周に歯面を形成したギア板(322)の回転中心にボス(32
3)を突設している。ボス(323)の上面には、回動レバー
(420)が取り付けられ、回動レバー(420)とギア板(322)
の突起部(324)の間には、引張バネ(421)が、ボス(323)
に巻き付いた状態で張架されている。回動レバー(420)
の自由端部には、リンク板(424)の一端が枢支され、リ
ンク板(424)の他端部は、先導ガイドブロック(804)から
突出した軸(805)に嵌められている。図8(a)に示すよう
に、先導ガイドブロック(804)がカセット(600)内に位置
した待機状態では、突起部(324)は引張バネ(421)によっ
て、回動レバー(420)に開設された円弧孔(422)のリンク
引戻し回転側の端縁(425)に圧接されている。ギア板(32
2)には、駆動ギア(320a)を回動させるラック(321)が噛
合している。
【0003】ラック(321)が斜め右方向に摺動すると、
駆動ギア(320a)が時計方向に回動し、先導ガイドブロッ
ク(804)がキャッチャ(806)に向かってガイド溝(122)を
摺動する。ラック(321)は一定速度で摺動し、先導ガイ
ドブロック(804)も一定速度で、ガイド溝(122)を摺動す
る。かかる状態で、カセット(600)のリールが回転しつ
つ、先導ガイドブロック(804)によって、磁気テープ(60
1)がカセット(600)から引き出される。図8(b)に示すよ
うに、先導ガイドブロック(804)がキャッチャ(806)に当
接した状態で、駆動ギア(320a)が更に、時計方向に回転
すると引張バネ(421)が引き伸ばされ、引張バネ(421)の
弾性復帰力によって、先導ガイドブロック(804)は、キ
ャッチャ(806)に圧着される。先導ガイドブロック(804)
がキャッチャ(806)に圧着されて容易に位置が移動しな
いことにより、磁気テープ(601)は回転シリンダ(800)に
沿って安定して走行せしめられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のローディング機
構では、上述の如く、先導ガイドブロック(804)は、待
機位置から引出完了位置に到るまで、一定速度で摺動し
ていた。ところが、先導ガイドブロック(804)によっ
て、引き出された磁気テープ(601)は、カセット(600)の
リールを回転させるので、先導ガイドブロック(804)が
キャッチャ(806)に圧着した時に、カセット(600)のリー
ルには回転慣性力が残存している。故に、リールには軽
制動が加えられているにも拘らず、先導ガイドブロック
(804)が引出完了位置に至った後も、さらに回転しよう
とするので、磁気テープ(601)が余分に引き出されて、
リールと先導ガイドブロック(804)の間で磁気テープ(60
1)が弛むことがある。かかる弛みを生じると、他のガイ
ド等によって、磁気テープ(601)が傷つけられてしまう
虞れがある。従って、先導ガイドブロック(804)がキャ
ッチャ(806)に当接する手前では、リールに加えられて
いる軽制動に加えて、カセット(600)のリールの回転慣
性力を抑えて、磁気テープ(601)の弛み発生を防止すべ
く、先導ガイドブロック(804)の摺動速度を小さくする
必要がある。この場合にラック(321)の摺動速度を引出
完了位置手前で減速させようとすると、ラック(321)の
摺動速度の制御機構が複雑になる。また、駆動ギア(320
a)の回動速度を遅くさせるべく、ラック(321)の摺動速
度を遅くすると、先導ガイドブロック(804)の摺動速度
も遅くなるので、記録再生時の立ち上がりが遅くなる。
本発明は、駆動ギア(320a)を回動させる機構の移動速度
を一定に保ちつつ、引出完了位置手前で、先導ガイドブ
ロック(804)の摺動速度を減速させるローディング機構
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】シャーシ(100)に設けられ
た軸(121)には、表面にカム溝(326)を形成した駆動ギア
(320a)が回転自在に嵌められ、駆動ギア(320a)は先導ガ
イドブロック(804)に連結されている。駆動ギア
(320a)の近傍には、シャーシ(100)面に沿って往
復自在に配備され、磁気テープ(601)の走行モードに応
じて摺動する制御スライド(430)が設けられている。制
御スライド(430)には、カム溝(326)に嵌入して駆動ギア
(320)を回動させる突起軸(434)が突設されている。駆動
ギア(320)のカム溝(326)は、先導ガイドブロック(804)
の引出完了位置到達直前には、突起軸(434)を駆動ギア
(320)の回転中心たる軸(121)から遠ざかるように案内す
る。
【0006】
【作用】制御スライド(430)の突起軸(434)が、カム溝(3
26)に嵌合しつつ、制御スライド(430)が摺動すると、突
起軸(434)がカム溝(326)の側面を押圧して、駆動ギア(3
20a)が回動し、テープローディングが行なわれる。テー
プローディング完了前、即ち、先導ガイドブロック(80
4)が引出完了位置の手前に達したときは、突起軸(434)
はカム溝(326)に案内されて、駆動ギア(320a)の外周側
に達する。
【0007】
【発明の効果】制御スライド(430)が、一定速度で摺動
している場合に於いて、突起軸(434)と軸(121)の距離が
長くなれば駆動ギア(320a)の角速度は遅くなる。従っ
て、制御スライド(430)の摺動速度が一定であるにも拘
らず、先導ガイドブロック(804)の摺動速度は、引出完
了位置の手前で減速し、先導ガイドブロック(804)が引
出完了位置に到達した時の磁気テープ(601)の弛みを抑
えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。本実施例では、磁気記録再生装置として、
VHS方式のビデオテープレコーダ等に用いられてい
る、いわゆるMローディングについて説明する。図1に
示すように、シャーシ(100)の前部には、カセット(600)
のリールが係合する一対のリール台(200a)、(200b)が設
けられている。一方、シャーシ(100)の後部には、回転
シリンダ(800)が載置され、カセット(600)装着位置か
ら、回転シリンダ(800)の両側部に向かって、一対のガ
イド溝(122)が開設されている。各ガイド溝(122)には、
カセット(600)から磁気テープ(601)を引き出す一対の先
導ガイドブロック(804)が摺動自在に嵌められ、図2の
如く、各ガイド溝(122)の終端部には、先導ガイドブロ
ック(804)が当接するキャッチャ(806)が設けられてい
る。以下の説明では、便宜上回転シリンダ(800)に対し
て左側をS側、右側をT側と呼ぶ。先導ガイドブロック
(804)がキャッチャ(806)に当接した引出完了位置に於い
ては、磁気テープ(601)は回転シリンダ(800)に巻き付
く。回転シリンダ(800)に巻き付いた磁気テープ(601)
は、コントロールヘッド(921)によって制御信号が記録
された後に、キャプスタン回転軸(502)とピンチローラ
(503)に挟まれて搬送され、T側リール台(200b)に巻き
取られる。かかる状態で記録再生が行なわれる。
【0009】シャーシ(100)を挟んで、カセット(600)装
着位置の裏側には、扇形の制御スライド(430)が膨らみ
を回転シリンダ(800)側に向け、外周円弧の半径中心点
Pを回転中心として、シャーシ(100)裏面に沿って、回
動自在に設けられている。図2及び図3に示すように、
制御スライド(430)の右端側にて、シャーシ(100)の下面
に突設した軸(744)に、駆動カム(740)が回転自在に設け
られている。駆動カム(740)の上面には、カム溝(741)が
開設され、カム溝(741)は、制御スライド(430)の下面に
設けた突起(438)に嵌合して、駆動カム(740)の時計方向
の回転により、制御スライド(430)を左方に摺動させる
ように設けられている。駆動カム(740)を支持する軸(74
4)は、制御スライド(430)に開設された円弧孔(430a)
に、スライド可能に嵌まっており、制御スライド(430)
の摺動に支障はない。駆動カム(740)は、第1中間ギア
(742)、第2中間ギア(743)及び第2中間ギア(743)と同
軸に設けられたウォームギア(516a)を介して、シャーシ
(100)の裏側前端部に設けられたウォーム(516)に連繋さ
れている。ウォーム(516)の基端部は、モータ(515)に同
軸となるべく連結され、ウォーム(516)の先端部は、回
動自在に保持されている。ウォーム(516)を挟んで、ウ
ォームギア(516a)の反対側に、ガイド壁(124)が、シャ
ーシ(100)に突設されている。ガイド壁(124)は、ウォー
ム(516)に軽く接しており、ウォーム(516)が回転する
際、ウォーム(516)に作用する負荷によって、ウォーム
(516)が、ウォームギア(516a)から離れる方向に撓むこ
とを防止する。制御スライド(430)の左端部には、2つ
の突起軸(434)、(435)が上方に突設され、一の突起軸(4
35)の近傍には、シャーシ(100)から、左右一対の軸(12
1)が下方に突設されている。軸(121)には、夫々駆動ギ
ア(320a)、(320b)が回転自在に嵌められ、駆動ギア(320
a)、(320b)は回転方向が互いに逆となるべく噛合してい
る。駆動ギア(320a)、(320b)の上面には、先導ガイドブ
ロック(804)を駆動する回動レバー(420)が嵌められ、該
先導ガイドブロック(804)をキャッチャ(806)に圧着させ
る機構は、前述の従来例と同様であり、説明を省略す
る。
【0010】図4に示すように、S側の駆動ギア(320a)
の下面には、前記突起軸(434)、(435)が夫々嵌合すべき
2つのカム溝(326)、(327)が設けられている。一方のカ
ム溝(327)は、一端が駆動ギア(320a)の外周端縁に開口
した円弧部(327a)と円弧部(327a)の終端から駆動ギア(3
20a)の外周に向かった勾配部(327b)が連続して形成され
ている。円弧部(327a)は、先導ガイドブロック(804)の
待機状態で、半径中心が、制御スライド(430)の回転中
心Pと合わさるように形成されている。他方のカム溝(3
26)は、駆動ギア(320a)の外周端縁の開口部から、軸(12
1)に向かうように形成されている。モータ(515)の回転
により、制御スライド(430)が反時計方向に回動する
と、駆動ギア(320a)は、図4(a)に示すように時計方向
に回転する。突起軸(435)はカム溝(327)の円弧部(327a)
に嵌合し、円弧部(327a)内を摺動する。円弧部(327a)
は、上記の如く、半径中心が制御スライド(430)の回転
中心Pと合わさっているので、かかる状態では、駆動ギ
ア(320a)は回動しない。図4(b)に示すように、突起軸
(435)が勾配部(327b)にかかった状態では、駆動ギア(32
0a)は、時計方向に回転せしめられる。制御スライド(43
0)の摺動により、図4(c)に示す如く、突起軸(435)は勾
配部(327b)の開口に達すると、他方の突起軸(434)は、
カム溝(326)の開口端に臨んで位置する。制御スライド
(430)が更に、反時計方向に摺動すると、突起軸(435)は
勾配部(327b)から脱出し、突起軸(434)は、カム溝(326)
に進入しながら、駆動ギア(320a)を時計方向に回動させ
て、図5(a)に示す位置に達する。このとき、先導ガイ
ドブロック(804)は待機位置と引出完了位置の略中間位
置に到る。かかる場合では、突起軸(434)から駆動ギア
(320a)の回転中心である軸(121)までの距離が短くなる
ので、制御スライド(430)の変位速度が一定であって
も、駆動ギア(320a)の角速度は速くなる。図5(b)に示
すように、駆動ギア(320a)がさらに、回転して、突起軸
(434)がカム溝(326)から離脱する手前の状態では、回動
レバー(420)及びリンク板(424)によって押圧されていた
先導ガイドブロック(804)は、引出完了位置に達する。
このとき、突起軸(434)から軸(121)までの距離は、駆動
ギア(320a)の半径に等しいので、駆動ギア(320a)の角速
度は、減速される。従って、先導ガイドブロック(804)
が、引出完了位置に達したときに、磁気テープ(601)の
弛み発生を抑えることができる。また、先導ガイドブロ
ック(804)が、待機位置と引出完了位置の中間位置に到
った図5(a)に示す位置では、駆動ギア(320a)の角速度
は速いので、待機位置から引出完了位置に到るまでの時
間は、従来と変わることがない。
【0011】図5(b)及び図3に示すように、先導ガイ
ドブロック(804)の引出完了状態では、駆動ギア(320a)
の外周近傍から下方に突設された突片(328)が、制御ス
ライド(430)の上面に立設された傾斜片(436)に当接す
る。傾斜片(436)は、制御スライド(430)の内側左方に向
かって傾斜し、傾斜片(436)の右方には、制御スライド
(430)の半径中心Pと同心に設けられた円弧壁(437)が、
傾斜片(436)と一体に形成されている。突片(328)が傾斜
片(436)に当接した状態から、制御スライド(430)が、反
時計方向に摺動すると、図6に示すように、突片(328)
は、傾斜片(436)によって時計方向に回動せしめられ
て、円弧壁(437)に当接しつつ摺動する。駆動ギア(320
a)は、引出完了位置から回動するので、回動レバー(42
0)は回動を制止され、回動レバー(420)と駆動ギア(320
a)の間に張架された引張バネ(421)が引き伸ばされて、
先導ガイドブロック(804)はキャッチャ(806)に圧着する
ことができる。突片(328)は、駆動ギア(320a)の外周近
傍に設けられているので、駆動ギア(320)の回転中心で
ある軸(121)から突片(328)までの距離は、駆動ギア(320
a)の半径と略同一となり、駆動ギア(320)の回転モーメ
ントによって、円弧壁(437)にかかる押圧荷重は小さく
なる。制御スライド(430)が、時計方向に回転すると、
上記とは逆の動作により、先導ガイドブロック(804)の
キャッチャ(806)への圧着が解除され、突起軸(434)、(4
35)が夫々カム溝(326)、(327)に嵌合して、駆動ギア(32
0a)を回転させて、先導ガイドブロック(804)を引出完了
位置から待機位置に戻す。上記実施例では、駆動ギア(3
20a)のカム溝(326)、(327)は、駆動ギア(320a)の回動量
を多く設けるべく、2つ形成されているが、駆動ギア(3
20a)の回動量が少なくてもすむときは、1つのカム溝(3
26)で駆動ギア(320a)を回動させることも可能である。
【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。本実施例では、磁気記録再生装置として、
Mローディング方式のビデオテープレコーダについて説
明したが、ベータ方式のビデオテープレコーダに用いら
れている、いわゆるUローディング方式についても本発
明の技術思想の適用は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録再生装置の平面図である。
【図2】ローディング機構の平面図である。
【図3】ローディング機構の側面図である。
【図4】ローディング機構の移行状態を示す平面図であ
る。
【図5】ローディング機構の移行状態を示す平面図であ
る。
【図6】先導ガイドブロックがキャッチャに圧着したと
きの平面図である。
【図7】従来のローディング機構の側面図である。
【図8】従来のローディング機構の移行状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
(320) 駆動ギア (326) カム溝 (430) 制御スライド (434) 突起軸 (437) 円弧壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図4に示すように、S側の駆動ギア(320a)
の下面には、前記突起軸(434)、(435)が夫々嵌合すべき
2つのカム溝(326)、(327)が設けられている。一方のカ
ム溝(327)は、一端が駆動ギア(320a)の外周端縁に開口
した円弧部(327a)と円弧部(327a)の終端から駆動ギア(3
20a)の外周に向かった勾配部(327b)が連続して形成され
ている。円弧部(327a)は、先導ガイドブロック(804)の
待機状態で、半径中心が、制御スライド(430)の回転中
心Pと合わさるように形成されている。他方のカム溝(3
26)は、駆動ギア(320a)の外周端縁の開口部から、軸(12
1)に向かうように形成されている。制御スライド(430)
が反時計方向に回動すると、図4(a)に示すように、突
起軸(435)はカム溝(327)の円弧部(327a)内を摺動する。
円弧部(327a)は、上記の如く、半径中心が制御スライド
(430)の回転中心Pと合わさっているので、かかる状態
では、駆動ギア(320a)は回動しない。図4(b)に示すよ
うに、突起軸(435)が勾配部(327b)にかかった状態で
は、駆動ギア(320a)は、時計方向に回転せしめられる。
制御スライド(430)の摺動により、図4(c)に示す如く、
突起軸(435)は勾配部(327b)の開口に達すると、他方の
突起軸(434)は、カム溝(326)の開口端に臨んで位置す
る。制御スライド(430)が更に、反時計方向に摺動する
と、突起軸(435)は勾配部(327b)から脱出し、突起軸(43
4)は、カム溝(326)に進入しながら、駆動ギア(320a)を
時計方向に回動させて、図5(a)に示す位置に達する。
このとき、先導ガイドブロック(804)は待機位置と引出
完了位置の略中間位置に到る。かかる場合では、突起軸
(434)から駆動ギア(320a)の回転中心である軸(121)まで
の距離が短くなるので、制御スライド(430)の変位速度
が一定であっても、駆動ギア(320a)の角速度は速くな
る。図5(b)に示すように、駆動ギア(320a)がさらに回
転して、突起軸(434)がカム溝(326)から離脱する手前の
状態では、カム溝(326)の半径中心は、制御スライド(43
0)の回転中心点Pに一致し、回動レバー(420)及びリン
ク板(424)によって押圧されていた先導ガイドブロック
(804)は、引出完了位置に達する。このとき、突起軸(43
4)から軸(121)までの距離は、駆動ギア(320a)の半径に
等しいので、駆動ギア(320a)の角速度は減速される。ま
た、突起軸(434)がカム溝(326)を摺動するに従って、カ
ム溝(326)の半径中心は制御スライド(430)の回転中心点
Pに近付く。即ち、カム溝(326)が点Pと同心となった
ときは、突起軸(434)がカム溝(326)内を摺動しても、駆
動ギア(320a)は回転しないので、駆動ギア(320a)が先導
ガイドブロック(804)の引出完了位置に近付くに従い、
駆動ギア(320a)の回転速度は遅くなる。従って、先導ガ
イドブロック(804)が、引出完了位置に達したときに、
磁気テープ(601)の弛み発生を抑えることができる。ま
た、先導ガイドブロック(804)が、待機位置と引出完了
位置の中間位置に到った図5(a)に示す位置では、駆動
ギア(320a)の角速度は速いので、待機位置から引出完了
位置に到るまでの時間は、従来と変わることがない。
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット(600)内から、磁気テープ(601)
    を引き出す先導ガイドブロック(804)がカセット(600)装
    着位置内に収納された待機位置と、該先導ガイドブロッ
    ク(804)によって磁気テープ(601)が引き出され回転シリ
    ンダ(800)に巻き付けられた引出完了位置の間で、先導
    ガイドブロック(804)を往復移動させるローディング機
    構に於いて、 シャーシ(100)上に回動自在に設けられ表面にカム溝(32
    6)を有し、前記先導ガイドブロック(804)に連繋された
    駆動ギア(320a)と、 シャーシ(100)面に沿い、且つ前記駆動ギア(320a)の近
    傍を通過して往復移動可能に配備され、該駆動ギア(320
    a)のカム溝(326)にスライド可能に嵌入する突起軸(434)
    を有し、磁気テープ(601)の走行モードの切換えに応じ
    て摺動し、駆動ギア(320a)を回転駆動させるべくシャー
    シ(100)に設けられた制御スライド(430)を具え、駆動ギ
    ア(320a)のカム溝(326)は、先導ガイドブロック(804)の
    引出完了位置到達直前には、突起軸(434)を該駆動ギア
    (320a)の回転中心たる軸(121)から遠ざかるように案内
    することを特徴とするテープローディング機構。
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