JPH0764598A - 音声信号弁別装置及びオーディオ装置 - Google Patents

音声信号弁別装置及びオーディオ装置

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JPH0764598A
JPH0764598A JP6174209A JP17420994A JPH0764598A JP H0764598 A JPH0764598 A JP H0764598A JP 6174209 A JP6174209 A JP 6174209A JP 17420994 A JP17420994 A JP 17420994A JP H0764598 A JPH0764598 A JP H0764598A
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    • GPHYSICS
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    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
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    • G10H2210/031Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声信号と音楽信号とを信頼的に弁別する。 【構成】 オーディオ信号受信用の入力端子1と、この
入力端子で受信したオーディオ信号が音声信号である確
率を表わす確率指示信号Vp を生じる出力端子5とを有
する音声信号弁別装置であって、受信信号の周波数スペ
クトルの第1部分における信号電力とこの周波数スペク
トルの第2部分における信号電力との比を表わす分析信
号を生じる分析回路2と、分析信号における信号パター
ンが音声信号に生じる確率と音声信号とは異なる他の信
号に生じる確率とが相違しているこれら信号パターンを
検出する信号パターン検出器3と、これら信号パターン
の検出に応じて確率指示信号を生ぜしめる評価手段4と
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ信号受信用
の入力端子と、この入力端子で受信したオーディオ信号
が音声信号である確率を表わす確率指示信号を生じる出
力端子とを有する音声信号弁別装置に関するものであ
る。本発明は更に、このような音声信号弁別装置を有す
るオーディオ装置にも関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した種類の音声信号弁別装置及びオ
ーディオ装置は1968年発行の文献“Rundfunktechni
sche Mitteilungen ”;Band12;Heft 6, の第 288〜29
1 頁から既知である。この既知の音声信号弁別装置はラ
ジオ受信機において音楽信号から音声(スピーチ)信号
を弁別するようになっている。音声信号が検出される
と、受信信号は再生音声信号の明瞭度を改善するように
処理される。音楽信号が検出さると、受信信号に、音楽
信号の受信の場合に用いるのに特に適した処理が行なわ
れる。
【0003】この既知の音声信号弁別装置では、音楽信
号の振幅は一般に徐々に減少し、一方、音声信号の振幅
は一般に急激に減少するという事実を用いている。これ
らの徐々の減少が検出され、各検出時にパルスを生じる
信号が積分される。この積分信号は、受信オーディオ信
号が音声信号であるか音楽信号であるかを表わす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この既知の音
声信号弁別装置には、比較的多数の場合に(3%)、積
分信号が受信オーディオ信号の種類(音楽か音声)を正
しく指示しないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、音声信号と音楽信号との
間のより一層信頼的な弁別が得られる音声信号弁別装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーディオ信
号受信用の入力端子と、この入力端子で受信したオーデ
ィオ信号が音声信号である確率を表わす確率指示信号を
生じる出力端子とを有する音声信号弁別装置において、
受信信号の周波数スペクトルの第1部分における信号電
力とこの周波数スペクトルの第2部分における信号電力
との比を表わす分析信号を生じる分析回路と、分析信号
における信号パターンが音声信号に生じる確率と音声信
号とは異なる他の信号に生じる確率とが相違しているこ
れら信号パターンを検出する信号パターン検出器と、こ
れら信号パターンの検出に応じて確率指示信号を生ぜし
める評価手段とが設けられていることを特徴とする。
【0007】本発明は、音声信号に対するスペクトルの
異なる部分における信号電力間の比の変化パターンは他
の信号に対するパターンと明瞭に異なるという事実の認
識を基に成したものである。本発明による装置では、時
間範囲や周波数範囲を考慮して確率指示信号を取出すも
のであり、これによりこの取出しの信頼性を高める。
【0008】本発明による装置は更に、受信信号の強度
が確率指示信号に殆ど影響を及ぼさないという利点を有
する。この利点は、確率指示信号が信号電力間の比から
取出され、この電力比は受信信号の強度に依存しないと
いう事実により得られる。
【0009】欧州特許出願公開第EP−A−0,398,180
号明細書には、信号弁別の目的で周波数スペクトルの異
なる部分の信号電力間の比を用いる弁別装置が開示され
ている。しかし、この装置は音声信号における有声信号
と無声信号との間の弁別の為の装置であり、音声信号自
体と他の信号との間の弁別の為の装置ではない。
【0010】音声信号の特性は短期間で順次に現われる
電力比変化にある。音声信号の他の特性は電力比が短期
間で瞬時的に減少するということである。音声信号の特
性パターンは原理的にこれらのパターンに限定されるも
のではない。しかし、これらのパターンは簡単に検出し
うるという利点がある。
【0011】確率指示信号は一種類の特性パターンの検
出に基づくようにすることができる。しかし、確率指示
信号の発生に2種類以上の特性パターンを用いれば、信
頼性が可成り増大する。
【0012】
【実施例】図1は本発明による音声(スピーチ)信号弁
別装置を示す。この装置はオーディオ信号を受信する入
力端子1を有する。この入力端子1を経て受信されるオ
ーディオ信号は分析回路2に供給される。この分析回路
2は受信したオーディオ信号から、この受信信号の周波
数スペクトルの第1部分における信号電力とこの周波数
スペクトルの第2部分における信号電力との比を表わす
分析信号NAを生じる。
【0013】この周波数スペクトルの第1部分は音声信
号の周波数成分が集中している周波数範囲を有する。こ
の周波数範囲の適切な上限及び下限はそれぞれ70Hz
及び700Hzである。第2部分は音声信号中に生じる
比較的わずかな周波数成分を含むオーディオスペクトル
の一部分を有している。
【0014】適切な周波数範囲は全オーディオスペクト
ルから 130〜1200Hzの周波数範囲を除外したものであ
る。図2は、70及び700Hz間の周波数成分の信号
電力と 130及び 1200 Hz間の周波数範囲の外部のオー
ディオ信号の周波数成分の信号電力との間の比を表わす
分析信号を生じる分析回路2の一例を示す。図2に示す
分析回路2は70〜700Hzの通過帯域を有する帯域
通過フィルタ20を具えている。このフィルタ20はオ
ーディオ信号を受ける入力端子1に接続された入力端子
を有する。このフィルタ20により濾波されたオーディ
オ信号はその信号電力を決定する為にこのフィルタの出
力端子を経て検出器21に供給される。
【0015】図2に示す分析回路は更にいわゆる浴槽状
の周波数応答曲線を有するフィルタ22を具え、このフ
ィルタにより 130〜1200Hzの周波数範囲の外部の周波
数を昇圧させる。このフィルタ22の入力端子は入力端
子1に接続されている。このフィルタ22により濾波さ
れた信号はこの信号の信号電力を決定する為にこのフィ
ルタ22の出力端子を経て検出器23に供給される。通
常の種類の回路24が検出器21及び23の出力信号か
ら検出器21によって決定される信号電力と検出器23
によって決定される信号電力との比を生ぜしめる。この
電力比を表わす分析信号はこの回路24の出力端子を経
て生ぜしめられる。
【0016】図2に示す例は分析信号を生ぜしめる回路
の可能な多くの例のうちの1つにすぎないことに注意す
べきである。可能な他の例に対しては例えば前述した欧
州特許出願公開第EP−A− 0,398,180号明細書を参照
しうる。
【0017】図3は回路24から生ぜしめられる分析信
号NAによって表わされる電力比(SAMP)変化の一
例を示す。音声信号に対する場合しばしばそうであるよ
うに、信号の周波数成分のすべてがフィルタ20の帯域
幅内にある場合、電力比は最大となる。この最大値は、
これらの周波数成分がフィルタ22を透過する程度に依
存する。
【0018】オーディオ信号が一般に音楽信号の場合の
ようにフィルタ20の帯域幅の外部の多くの周波数成分
を有する場合には、電力比は小さな値に減少する。音声
信号、特にいわゆる摩擦音の場合にも、電力比が小さな
広帯域信号が生じる為、この電力比に基づいて、受信オ
ーディオ信号の特性に関し信頼性のある判定が行なわれ
ないおそれがある。
【0019】音声信号の特性を表わす電力比パターン
は、電力比に多数の短時間で順次の急速な変化が生じる
パターンである。関連のオーディオ信号が音声信号であ
る確率は、この変化の個数が増大するにつれて増大す
る。電力比の急速な変化とは、所定の時間内で電力比の
値が上側しきい値よりも高い値から下側しきい値よりも
低い値に、又はその逆に変化することを意味するものと
する。音声信号の他の特性は、破裂音に先行する短かい
休止により或いは短かい摩擦音により生じる、電力比の
瞬時的な減少である。音声の特性を表わす電力比パター
ンは上述した2つのパターンに限定されるものではない
ことに注意すべきである。しかし、上述した2つのパタ
ーンはこれらを簡単な手段により検出しうるという利点
を有する。
【0020】音楽信号の特性は例えば、長く続く楽音が
例えば長時間の間低い電力比を生じるということにあ
る。極めて低い電力比を生じる極めて高いピッチの楽音
及び極めて低いピッチの楽音も音楽信号の特性である。
音楽の特性であるパターンは上述したパターンに限定さ
れないこと当業者にとって明らかである。
【0021】図1における符号3は信号パターン検出器
を示し、この検出器は特性パターン、例えば音声特性パ
ターンを検出する。これらのパターンに対しては、これ
らのパターンが音声信号に対し生じる確率が音声信号で
ない他の信号、例えば音楽信号に対し生じる確率と相違
する。
【0022】信号パターン検出器3は検出信号sf1,
------ ,sfnを評価回路4に供給する。これら検出信
号は、音声信号に対し生じる可能性が他の信号に対し生
じる可能性よりも大きいパターンが検出されたことを表
わす。信号パターン検出器3は音声特性パターンに加え
て音楽特性パターンを検出するようにしうる。検出信号
mf1,-----,mfmは評価回路4に供給され、これら
検出信号は、音楽信号に対し生じる可能性が他の信号に
対し生じる可能性よりも高いパターンが検出されたこと
を表わす。
【0023】評価回路4は検出信号sf1,---- ,sf
n及びmf1,---- ,mfmの1つ以上に応じて確率指
示信号Vpを生じる。この確率指示信号は入力端子1で
受けるオーディオ信号が音声信号である確率を表わす。
確率指示信号Vpは出力端子5を経て生ぜしめられる。
確率指示信号Vpを取出す適切な基準は例えば、音声特
性及び又は音楽特性現象の検出周波数間の明瞭な関係を
与える基準としうる。従って、例えば、検出された音声
特性パターンの個数と音楽特性パターンの個数との間の
差を順次の各期間中決定することができる。この場合、
異なる形態のパターンに異なる重みを割当てることがで
きる。更に、確率指示信号Vpの信頼性は検出される異
なる形態の特性パターンが多くなるにつれて増大する。
しかし、原理的には1種類の特性パターンを検出すれば
充分である。
【0024】更に、確率指示信号Vpを取出すのは、分
析信号における特性パターンのみを検出することに基づ
く代りに、例えば前述した文献“Rundfunktechnische M
itteilungen ”に記載されているように、分析信号にお
ける特性パターンの検出及びオーディオ信号自体におけ
る特性現象の検出に基づいて行なうこともできる。
【0025】確率指示信号Vpを取出すための他の適切
な基準を図4につき詳細に説明する。図4は、検出信号
sf1及びmf1と、関連の確率指示信号Vpとを時間
tの関数として示す。検出信号st1の各パルスは、所
定の形態の音声特性パターンが電力間の比で検出された
ことを表わす。検出信号mf1の各パルスは、所定の形
態の音楽特性パターンが電力比で検出されたことを表わ
す。
【0026】確率指示信号Vpを取出すに当っては、確
率指示信号Vpの値が検出信号sf1の各パルスに応答
して所定の第1の値だけ増大される。又、確率指示信号
Vpの値は検出信号mf1の各パルスに応答して所定の
第2の値だけ減少される。本例では、第2の値が第1の
値に等しい。第1及び第2の値は互いに等しくする必要
がないこと明らかである。本例では、音声信号の受信中
単位時間当り生じる電力比での検出可能な音声特性パタ
ーンの個数は音声信号の受信中単位時間当り生じる電力
比での検出可能な音楽特性パターンの個数よりも多いも
のと仮定した。これを補償する為に、検出信号にパルス
がない場合に確率指示信号Vpの値を徐々に減少させ
る。
【0027】多数の音声特性パターンが電力比で検出さ
れ、いかなる音楽特性パターンも全く或いは殆ど検出さ
れない場合には、受信信号が音声信号である確率が高い
と仮定しうる。この場合、確率指示信号Vpは高くな
る。これとは逆に、電力比での音声特性パターンが無い
場合、受信オーディオ信号が音声信号であるという確率
は小さい。この場合、確率指示信号Vpの値が小さくな
る。従って、信号Vpは、受信オーディオ信号が音声信
号である確率を表わす。極めて多数の音声特性パターン
が検出される音声信号の受信後に音楽信号の受信が続く
場合には、確率指示信号Vpが受信音楽信号に相当する
値に到達するのに可成りの時間を要する。このことは、
確率指示信号Vpの最大値を制限することにより排除し
うる。同様な理由で、確率指示信号Vpの最小値を制限
するのも有利である。
【0028】図5は、第1の形態の音声特性パターンの
検出を表わす検出信号sf1のパルス及び第2の形態の
音声特性パターンの検出を表わす検出信号sf2のパル
スに応答して確率指示信号Vpの値を増大させる場合の
確率指示信号Vpの変化を示す。
【0029】検出器21及び23により検出される電力
のレベルが低い場合には、その結果の電力比は常に信頼
できないものとなることに注意すべきである。従って、
前記の検出電力が小さい期間中にはパターン検出及び確
率指示信号Vpの取出しを中断するのが有利である。
【0030】信号パターン検出器3及び評価回路4はい
わゆるハードワイヤード回路として構成することができ
る。信号パターン検出器及び評価回路はいわゆるプログ
ラム制御回路、例えば適切なプログラムを装填したマイ
クロコンピータを以って構成することもできる。
【0031】図6は、図5に示す検出及び信号Vp間の
関係に対応して、2つの異なる音声特性パターンを検出
するとともに信号Vpを取出す為のプログラムのフロー
チャートの一例を示す。
【0032】検出された音声特性パターンは電力比にお
いて順次の3つの迅速な遷移を有し、順次の遷移間の期
間は700ミリ秒よりも長くない。迅速な遷移とは、電
力比が100ミリ秒以内で(電力比の最小値付近の)下
側しきい値よりも低い値から(電力比の最大値付近の)
上側しきい値よりも高い値に変化するか或いはその逆に
変化するような電力比の変化を意味するものとする。図
3では、下側しきい値及び上側しきい値をそれぞれ“lo
wthreschold ”及び“highthreschold”で示してある。
【0033】検出された電力比での第2の音声特性パタ
ーンは、電力比を下側しきい値よりも低い値に瞬間的に
減少せしめ、この減少が45〜150ミリ秒の長さを有
するものである。音声特性パターンを検出する為にプロ
グラムは以下の多数の変数の値を決定する。 “samp”;これは瞬時的な電力比の値である。 “tbelowlowthreshold”;これは電力比が“lowthresho
ld ”よりも低い時間である。 “tlastslope“;これは最後に検出さた迅速遷移から経
過した時間である。 “ttranslope“;これは下側しきい値よりも低い値から
上側しきい値よりも高い値への又はその逆の遷移の長さ
である。 “output”;これは確率指示信号Vpの値である。 “slopecount”;この変数は、700ミリ秒よりも長く
ない期間だけ離間している迅速な遷移の個数を示す。 “bit O ”;これは、電力比が越える最後のしきい値が
下側しきい値であるか上側しきい値であるかを示す論理
変数である。 “bit 1 ”;これは、“tbelowlowthreshold”が45〜
150ミリ秒にあるかどうかを示す論理変数である。
【0034】図3は、双方の検出可能なパターンが生じ
る電力比の変化(“samp”) に対する変数“samp”,
“tlastslope”, “tslope”及び“tbelowlowthreshol
d”の値の一例を示している。フローチャートにより示
すプログラムは一定の時間間隔で繰返し呼出される。変
数“tbelowlowthreshold”,“tlastslope“及び“tslo
pe”の値を決定する為に、プログラムはいわゆるソフト
ウェアタイマを含むことができ、これらソフトウェアタ
イマはプログラム制御の下で零にリセットできるととも
に最後の零リセットから経過した時間をその都度示す。
【0035】プログラムは図6のフローチャートによっ
て規定された順序で行なわれる多数のステップを有す
る。ステップS1では、“samp”が“lowthreshold”よ
りも低い値を有するかどうかを検査する。ステップS3
では、“bit O ”の論理値が“1”であるかどうかを確
かめる。ステップS4では、“tlastslope“が700ミ
リ秒よりも短いかどうかを検査する。ステップS5で
は、“slopecount”を零にリセットする。ステップS6
では、“tslope“が100ミリ秒よりも短いかどうかを
検査する。ステップS7では、“slopecount”が3より
も小さい場合にこの変数が1だけ増大される。ステップ
S8では、“slopecount”が3であるかどうかを検査す
る。ステップS9及びステップS14では、“output”
の値が 0.5だけ増大され、“output”の最大値が1に制
限される。更に、ステップS14で“bit 1 ”の論理値
が“0”に設定される。ステップS10及びステップS
17では、“tslope“が零に設定される。ステップS1
1では、“bit O ”の値が反転される。ステップS12
では、“tbelowlowthreshold”が零に設定される。ステ
ップS13では、“bit 1 ”の論理値が“1”であるか
どうかが検査される。ステップS15では、“samp”の
値が“highthreshold ”の値よりも高いかどうかが検査
される。ステップS16では、“bit O ”の論理値が
“0”であるかどうかが検査される。ステップS19で
は、“tbelowlowthreshold”が45及び150ミリ秒間
にあるかどうかが検査される。ステップS20では、
“bit 1”の値が“1”に設定される。ステップS21
では、“output”がまだ最小値(0)に達していない場
合に、“output”の値が小さな値だけ減少される。ステ
ップS22では、“output”の値が出力される。ステッ
プS23では、“bit 1”の論理値が“0”に設定され
る。プログラムは以下のように進行する。“samp”の
値が“lowthreshold" よりも低く、“bit 0”が、最後
の1つ前のしきい値交点が“highthreshold"の交点であ
ったことを示す場合には、このことが、上側しきい値よ
りも高い値から下側しきい値よりも低い値への遷移があ
ったことを意味する。この場合、プログラムはステップ
S1及びS3を経てステップS4に進む。
【0036】“samp”が“highthreshold"よりも高く、
“bit 0”が、最後の一つ前のしきい値交点が“lowthr
eshold" の交点であったことを示す場合、このことは下
側しきい値よりも低い値から上側しきい値よりも高い値
への遷移があったことを意味する。この場合、プログラ
ムはステップS1,S15及びS16を経てステップS
4に進む。ステップS4に達した後、ステップS4,S
5,S6,S7,S8,S9,S10及びS11を含む
プログラム区分が完成される。
【0037】このプログラム区分では、最後の遷移が7
00ミリ秒よりも前であったかどうかが確かめられる
(ステップS4)。更に、検出された遷移が100ミリ
秒以内で生じたかどうかが検査される(ステップS
6)。最後に、順次の遷移の個数が3つであるかどうか
が検査される(ステップS8)。これらの条件がすべて
満足された場合、電力比の変化が音声特性パターンを呈
し、“output”の値が0.5だけ増大される(ステップ
S9)。更に、“tlastslope" の値が零に設定される
(ステップS10)。更に、ステップS4で最後の遷移
が700ミリ秒よりも前に生じたことが分かった場合、
“slopecount" の値がステップS5で零にリセットされ
る。
【0038】検出された遷移(“tslope")が100ミリ
秒よりも短い場合には、ステップS7で“slopecount"
の値が1だけ増大される。
【0039】更に、上述したプログラム区分が実行され
る度に、“bit 0”の値がステップS11で反転され、
検出すべき次の遷移の方向が反転されたことを示す。上
述したプログラム区分が終了されると、プログラムはス
テップS19に進行する。
【0040】“samp”が下側しきい値よりも低く、“bi
t 0”が最後の1つ前のしきい値交点が下側しきい値の
交点であったことを示す場合、プログラムはステップS
1,S3及びステップS17を経てステップS19に進
む。この場合、遷移がなく、“tslope”の値が零に設定
される(ステップS17)。このことは、“samp”が上
側しきい値を越え、同時に“bit 1”が、最後の1つ前
のしきい値交点が上側しきい値の交点であったことを示
す組合せに対しても当てはまる。この場合、プログラム
はステップS1,S15,S16及びS17を経てステ
ップS19に進む。
【0041】ステップS19に達した後、ステップS1
9で開始しステップS22で終了するプログラム区分が
実行される。このプログラム区分では、“samp”が下側
しきい値よりも低い時間を表わす値“tbelowlowthresho
ld”が45及び150ミリ秒間にあるかどうかが検査さ
れる(ステップS19)。“samp”がこの期間内にある
場合(true) 、“bit 1”が“1”に設定され(ステッ
プS20)、“samp”がこの期間内にない場合(fals
e)、“bit 1”が“0”に設定される(ステップS2
3)。更に、“output”の値が減少され(ステップS2
2)、“output”の値が確率指示信号として出力され
る。
【0042】“samp”の値がある時間の間下側しきい値
よりも低くなった後、ステップS12で再び下側しきい
値を越える場合には、“tbelowlowthreshold”が零にリ
セットされる。次に、ステップS13において、“bit
1”の値に基づいて、“tbelowlowthreshold”の最終値
が零リセットの直前に45及び150ミリ秒の間にあっ
たかどうかが確かめれる。そうである場合には、電力比
の変化が音声特性パターンを呈し、ステップS13に達
した次の時にステップS14が行われる。この際“outp
ut”の値がステップS14で0.5だけ高められる。前
述したように、確率指示信号Vp の値は、入力端子1に
供給されるオーディオ信号が音声信号である確率を示
す。図7は、上述したように規定した種類の音声信号弁
別装置70を用いた本発明によるオーディオ装置を示
す。符号71はオーディオ信号処理回路を示し、これに
より入力端子1に供給されるオーディオ信号を確率指示
信号V p の信号値に応じて処理する。
【0043】図8は3チャネルオーディオ再生装置の形
態のオーディオ信号処理回路71の一例を示し、この回
路は例えばテレビジョン受像機のような画像表示ユニッ
トと組合せて用いられる。この回路は、左チャネル信号
再生用の第1拡声器80と、右チャネル信号再生用の第
2拡声器81と、中央チャネル再生用の第3拡声器82
とを有している。この回路を画像表示ユニットと組合せ
て用いる場合、左チャネル拡声器80は画像表示ユニッ
トの左側に配置され、右チャネル拡声器81は画像表示
ユニットの右側に配置される。中央チャネル拡声器82
の位置は、再生音の方向が表示画像の位置に対応するよ
うな位置とする。ステレオオーディオ信号の左チャネル
信号L及び右チャネル信号Rはそれぞれ入力端子83及
び84を経て回路71に供給される。更に、左チャネル
信号L及び右チャネル信号Rは加算回路85で加算さ
れ、次に音声信号弁別装置70に供給される。
【0044】オーディオ信号処理回路71は信号スプリ
ッタ86を有し、この信号スプリッタに左チャネル信号
Lと確率指示信号Vp とが供給される。信号スプリッタ
86は受信信号を2つの信号に分離する型のものであ
り、一方の信号は左チャネル信号Lの信号強度のp倍に
等しい信号強度を有し、他方の信号は左チャネル信号の
信号強度の(1−p)倍に等しい信号強度を有するよう
にする。ここにpは確率指示信号によって表わされる確
率であり、受信信号は音声信号である。
【0045】信号Lの強度の(1−p)倍の強度を有す
る信号は拡声器80に供給され、信号Lの強度のp倍の
強度を有する信号は加算回路に供給される。
【0046】右チャネル信号Rも、左チャネル信号Lと
同様に、信号Rの強度のp倍に等しい強度を有し、加算
回路87に供給される信号と、信号Rの強度の(1−
p)倍に等しい強度を有し、拡声器81に供給される信
号とに分離される。加算回路87に供給される信号の和
であるこの加算回路87の出力信号は中央チャネル信号
再生用の拡声器82に供給される。
【0047】回路71は次のように動作する。左チャネ
ル信号L及び右チャネル信号Rが音楽信号である場合、
pの値はほぼ零である。このことは、左チャネル信号L
のほぼ全体と右チャネル信号Rのほぼ全体とがそれぞれ
拡声器80及び81を経て再生されることを意味する。
拡声器82はいかなるオーディオ情報をも殆ど再生しな
い。従って、音楽が完全にステレオで再生される。しか
し、受信信号L及びRが音声信号である場合には、確率
指示信号Vp により示される確率はほぼ1に等しい。こ
のことは、ほぼすべてのオーディオ情報が拡声器82を
経て再生されることを意味する。拡声器80及び81は
いかなるオーディオ情報も殆ど再生しない。信号を3つ
の拡声器80,82及び83に分割することにより、音
楽信号がステレオで再生され、音の方向が話し手の位置
に一致すべき音声信号が中央チャネル拡声器82を経て
再生されるという利点が得られる。
【0048】図9は回路71の他の例を示す。この回路
71は、音声信号符号化に最適な第1符号化回路90
と、音楽信号符号化に最適な第2符号化回路91とを有
する。入力端子1を経て受信するオーディオ信号は第1
符号化回路90の入力端子と第2符号化回路91の入力
端子とに供給される。第1符号化回路40の出力端子は
2チャネルマルチプレクサ回路92の入力端子に結合さ
れている。第2符号化回路91の出力端子は2チャネル
マルチプレクサ回路92の他の入力端子に結合されてい
る。マルチプレクサ回路92は、入力端子1で受信した
信号から音声信号弁別装置70により取出された確率指
示信号Vp から比較器94により取出された2進信号に
より制御される。オーディオ信号処理回路71は以下の
ように動作する。マルチプレクサ回路92は供給される
確率指示信号Vp の値に応じて第1符号化回路90の出
力端子か或いは第2符号化回路91の出力端子をマルチ
プレクサ回路92の出力端子93に接続し、符号化が受
信信号の種類(音声か音楽か)に適合した符号化信号が
出力端子93に得られるようにする。出力端子93にお
ける符号化信号は信号伝送チャネル又は媒体95を介し
て受信回路96の第1復号化回路97の入力端子及び第
2復号化回路98の入力端子に供給される。第1復号化
回路97は符号化回路90により行なわれた符号化の逆
である復号化を行なうようになっている。第2復号化回
路98は符号化回路91により行われた符号化の逆であ
る復号化を行うようになっている。復号化回路97及び
98の出力端子は2チャネルデマルチプレクサ回路99
の入力端子に接続され、このデマルチプレクサ回路99
は同じく信号伝送チャネル95を経て受信回路96に供
給される比較器94の出力信号により制御される。デマ
ルチプレクサ回路99を制御するこの方法は、適切な復
号化回路によって復号化された信号をこのデマルチプレ
クサ回路の出力端子に伝達するようにする。
【0049】上述した回路71の変形例に加えて、種々
の他の変形も可能である。例えば、オーディオ信号処理
回路は、確率指示信号の値に応じて設定されるトーンコ
ントローラ又はイコーライザ(等化器)を有するオーデ
ィオ増幅器を具えるようにしうる。確率指示信号が、受
信オーディオ信号が音声信号である高い確率を指示する
場合には、トーンコントローラ又はイコーライザを音声
が最適に明瞭となる位置に設定する。このことは一般
に、再生音声信号が低音を比較的わずかしか含まないと
いうことを意味する。受信オーディオ信号が音声信号で
ある確率が低い場合には、トーンコントローラ又はイコ
ーライザは音楽再生に心地良く感じる位置に設定され
る。この位置は一般に、再生信号中の低音が、又所望に
応じ高音も増幅される位置である。確率指示信号は一般
に、音声信号を最大の確率で表わす第1の極値と、音楽
信号を最大の確率で表わす第2の極値との間の値を有す
る。これらの極値間の値に対しては、音声信号に対する
所望の設定と音楽信号に対する所望の設定との組合せで
あるトーンコントロール(音質制御)設定を選択し、前
者の2つの設定の度合は確率指示信号の値に応じたもの
とするのが好ましい。
【0050】再生音楽を強調する為に追加の低音拡声器
(ウーハ)を有するオーディオ装置の場合、音声信号に
際して音声の明瞭度を改善する為にこの追加の低音拡声
器を抑圧(ミュート)するのが有利である。
【0051】画像関連音が画像の表示と一緒に再生され
るテレビジョンのような画像表示システムの場合には、
関連のオーディオ信号が音声信号である際にステレオ音
再生からモノラル再生に切換える音声信号弁別装置を用
いるのが有利である。実際、話し手が発した音を再生す
る場合、画像の位置と音源の位置とが互いに一致するよ
うにするのが望ましい。空間(三次元)ステレオ用の回
路を有するオーディオ装置の場合にも同様の目的で音声
信号弁別装置を用いることができる。この場合、音声信
号の再生中空間ステレオ効果を無効にするのも有利であ
る。
【0052】音声信号弁別装置は、確率指示信号に応じ
て音量を制御するオーディオ装置に用いても有利であ
る。例えば、ラジオ受信においては、伝送メッセージの
明瞭度を改善する為に大音量で音声信号を再生するのが
望ましい。
【0053】更に、音声信号弁別装置をオーディオ信号
記録装置に用い、例えば音声信号により規則的に中断さ
れる音楽放送の記録或いはディクテーションマシーンで
の音声の記録に際して記録を確率指示信号の値に応じて
開始したり停止したりするようにするのが有利である。
この最後に述べた利用に対しては、記録すべき信号に対
する確率指示信号が得られるまで、これら記録すべき信
号をバッファに一時的に記録しておくのが有利である。
この場合、記録すべき信号の最初の部分が毎回記録担体
に記録されないようになる状態を回避しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声信号弁別装置の一実施例を示
す線図である。
【図2】音声信号弁別装置に用いる分析回路を示すブロ
ック線図である。
【図3】分析回路により供給される分析信号の可能な波
形を示す線図である。
【図4】信号パターン検出器により供給される検出信号
と確率指示信号との間の可能な関係を示す波形図であ
る。
【図5】信号パターン検出器により供給される検出信号
と確率指示信号との間の他の可能な関係を示す波形図で
ある。
【図6】音声信号弁別装置の一実施例で行なうプログラ
ムを示すフローチャートである。
【図7】本発明による音声信号弁別装置を用いたオーデ
ィオ装置の一実施例を示すブロック線図である。
【図8】音声信号弁別装置と組合せて用いるオーディオ
処理回路の一例を示すブロック線図である。
【図9】音声信号弁別装置と組合せて用いるオーディオ
処理回路の他の一例を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 分析回路 3 信号パターン検出器 4 評価回路 20 帯域通過フィルタ 21,23 検出器 22 フィルタ 70 音声信号弁別装置 71 オーディオ信号処理回路 80〜82 拡声器 85,87 加算回路 86 信号スプリッタ 90 第1符号化回路 91 第2符号化回路 92 2チャネルマルチプレクサ回路 95 信号伝送チャネル 96 受信回路 97 第1復号化回路 98 第2復号化回路 99 2チャネルデマルチプレクサ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号受信用の入力端子と、こ
    の入力端子で受信したオーディオ信号が音声信号である
    確率を表わす確率指示信号を生じる出力端子とを有する
    音声信号弁別装置において、 受信信号の周波数スペクトルの第1部分における信号電
    力とこの周波数スペクトルの第2部分における信号電力
    との比を表わす分析信号を生じる分析回路と、分析信号
    における信号パターンが音声信号に生じる確率と音声信
    号とは異なる他の信号に生じる確率とが相違しているこ
    れら信号パターンを検出する信号パターン検出器と、こ
    れら信号パターンの検出に応じて確率指示信号を生ぜし
    める評価手段とが設けられていることを特徴とする音声
    信号弁別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声信号弁別装置にお
    いて、他の種類の信号パターンが音声信号に生じる確率
    と他の信号に生じる確率とが相違しているこれら他の種
    類の信号パターンを検出する少なくとも1つの他の信号
    パターン検出器が設けられ、前記の評価手段がこれらの
    他の種類の信号パターンの検出にも応じて確率指示信号
    を生じるようになっていることを特徴とする音声信号弁
    別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の音声信号弁別装置にお
    いて、前記の他の信号パターン検出器が前記の分析信号
    中の前記の他の種類の信号パターンを検出するようにな
    っていることを特徴とする音声信号弁別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の音
    声信号弁別装置において、最初に述べた信号パターン検
    出器が、電力比の値が所定の上側しきい値よりも高いレ
    ベルから所定の下側しきい値よりも低いレベルに変化す
    る電力比の変化を検出する手段と、この変化が行なわれ
    る速度を検出する手段と、この速度が所定の速度を越え
    る順次の変化の列の発生パターンとして所定の最大時間
    を越えないこの列の変化間の期間を検出する手段とを具
    えていることを特徴とする音声信号弁別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の音
    声信号弁別装置において、最初に述べた信号パターン検
    出器が、電力比の値が所定の下側しきい値よりも低いか
    どうかを検出する手段と、電力比の値が下側しきい値よ
    りも低い期間が所定の最小限界と所定の最大限界との間
    にあるかどうかをパターンとして検出する手段とを具え
    ていることを特徴とする音声信号弁別装置。
  6. 【請求項6】 受信オーディオ信号を処理するオーディ
    オ装置において、このオーディオ装置が請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の音声信号弁別装置と、この音声信
    号弁別装置により発生された確率指示信号に応じて受信
    オーディオ信号を処理する手段とを具えていることを特
    徴とするオーディオ装置。
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