JPH0764167B2 - ホイールリム - Google Patents

ホイールリム

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Publication number
JPH0764167B2
JPH0764167B2 JP62169957A JP16995787A JPH0764167B2 JP H0764167 B2 JPH0764167 B2 JP H0764167B2 JP 62169957 A JP62169957 A JP 62169957A JP 16995787 A JP16995787 A JP 16995787A JP H0764167 B2 JPH0764167 B2 JP H0764167B2
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JP
Japan
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wheel rim
tire
bead
toe
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62169957A
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English (en)
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JPS63199106A (ja
Inventor
フィリップ・ニューウェル・グリフィス
マシュー・シンプソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Publication of JPS63199106A publication Critical patent/JPS63199106A/ja
Publication of JPH0764167B2 publication Critical patent/JPH0764167B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B21/00Rims
    • B60B21/10Rims characterised by the form of tyre-seat or flange, e.g. corrugated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両ホイールに関し、特に、イギリス特許明細
書第1584554号に記載されたように、ホイールリムの各
ビードシートの軸方向内側に隣接した位置に、円周方向
に延びる連続した溝を設けた型式のホイールリムを対象
としている。上記溝はタイヤの特殊なトウ(爪先部)を
収容するように設計されており、その様に設計されたホ
イールリムでは、上記トウを有するタイヤと組み合わせ
ることにより、非常に優れたビード保持状態を得ること
ができ、そのために、タイヤの空気が抜けた場合でも、
車両の安全を確保することができる。その様なタイヤ及
びホイールリムは、いくつかの国において「TD」と名づ
けられたホイールリム及びタイヤとして市販されてい
る。
(従来の技術) この種のホイールの問題としては、公称ビード着座直径
が同一で、「TD」トウの無い通常のタイヤをホイールリ
ムに装着した場合、タイヤを完全に膨らませることは容
易であるが、使用条件によっては空気保持状態が損なわ
れるということがある。特に、タイヤがごく僅かだけ収
縮した場合、シート上のビードが溝内へ揺れ動き、空気
が更に失われる状態となる。このような状態が発生する
ために「TD」型のタイヤとホイールでは、誤って異なっ
た型のホイールに装置されるの危険性を避けるために、
そのビードシート直径が標準値以外の値だけに限定され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はその様なホイールにおける上記問題を解決し、
ビード保持トウを有するタイヤだけではなく、通常のタ
イヤにも適切な状態で使用できるホイールリムを提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、1対の間隔を隔てたタイヤビードシートを設
け、各ビードシートの軸方向外側にタイヤビード保持フ
ランジを設け、上記シートの軸方向内側に隣接した位置
に円周方向に延びるタイヤトウ係合溝を設けたホイール
において、4個ないし8個の円周方向長さが2〜20mmで
あるブリッジ部材により上記溝を円周方向に分け、各ブ
リッジ部材を溝を横断する状態で設けて溝の概ね上端に
架橋表面を形成し、それにより、ホイールリムに使用さ
れる通常のタイヤではそのビードを上記架橋表面で支持
し、又、ビード保持トウを備えたタイヤでは、そのトウ
を溝に係合させて使用時にビード保持状態を得うるよう
にして、該ブリッジ部材を備えたままの状態で通常のタ
イヤ及び保持トウを備えたタイヤの両方を装着できるよ
うにしたことを特徴とするホイールリムである。
上記溝には4個ないし8個のブリッジ部材を設け、それ
らを等間隔を隔てて溝に配置することが好ましい。更
に、各ブリッジ部材の架橋表面は、ホイールリムの軸と
並行にするか、又は、ビードシートと同じ角度のテーパ
を付け、両者を同一直線状に配置することが好ましい。
上記架橋表面にタイヤトウ係合隆起部を形成し、該隆起
部の高さを2mm〜5mmにすることもできる。この高さは、
全周にわたって連続する隆起部の高さよりも高く設定し
てもよく、その理由は後述する通りである。
ブリッジ部材の長さはホイールリムの円周方向において
5mm〜20mmにすることを要する。5mm未満では、架橋表面
が小さくなり、通常のタイヤのビードの支持効果が不足
する。また、20mmを越えると、保持トウを備えたタイヤ
の該トウ部とホイールリムのタイヤトウ係合溝との嵌合
不良が発生しやすくなる。
ブリッジ部材は、例えば、一体鋳造により、ホイールリ
ムと一体に形成してもよく、又、別体として後工程で取
り付けてもよい。ロール成形された従来のスチール製リ
ムの場合、その取付手段としては、溶接やスポット溶接
が適している。このような構造に代えて、スチールコー
ドのハーネスによりブリッジ部材を連結して一時的にホ
イールリムに装着することもできるが、永久的にブリッ
ジ部材を設け、それにより、溝の所定位置以外の部分に
ブリッジ部材が取り付けられた状態でタイヤが組み立て
られることを防止することが好ましい。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図に部分的に示すホイールリムは165x13″リムで、
5度の角度でテーパ型タイヤビードシート1を備えてお
り、ビードシートの軸方向外側の縁部は半径方向に突出
してタイヤ保持フランジ2となっている。テーパ型シー
トに続く部分は溝3となっている。溝3はイギリス特許
明細書1584554号に記載されたような標準的な円周方向
に延びる溝であり、「TD」型のタイヤトウ受け入れる形
状となっている。
第2図に示す如く、溝にはブリッジ部材4が設けてあ
る。ブリッジ部材は溝の方向に測定して3mmの長さを有
しており、その上面5は滑らかで、5度の角度でテーパ
が付いている。更に、上面5は、ビードシートの真直な
連続部を形成するように位置しており、従って、ホイー
ルリムのブリッジ部材4を設けた部分は、機能的には従
来のホイールリムと同じである。
ブリッジ部材4はスチール製で、ホイールリムの溝3に
はその円周方向に間隔を隔てた4箇所にブリッジ部材4
が設けてあり、その4箇所では、ビードシート領域は従
来のテーパ型となっている。但し、ホイールリムの外周
のその他の部分は、「TD」型となっている。なお、実施
例では、ホイールリムは、一般的な直径13インチのホイ
ールリムである。
「TD」型のタイヤをホイールリムに装着すると、タイヤ
トウが、4個のブリッジ部材のすぐ近傍以外の部分にお
いて、リムの全周にわたって溝3に入り込む。この状態
は、上記と同一の「TD」型タイヤを通常の「TD」型リム
に装着する場合に匹敵する優れたビード保持状態が得ら
れることが分かっている。
「TD」リム用として特に設計されていない従来型のタイ
ヤを装着する場合、そのビードの幅は、製造者毎のタイ
ヤ設計仕様に応じ様々である。そのために、例えば、通
常の状態でタイヤトウをはめ込んでも、符号Aで示す位
置を占める場合がある。過酷なコーナリングテストを行
った場合、トウは点Dまで移動することがあるが、その
場合でも、位置的には安全であり、空気漏れが生じない
ことがテストから分かっている。その様に安全である理
由は、ブリッジ部材がタイヤビードの揺れ動きを防止
し、それにより、従来型の小さいトウを溝に入れた場合
のように、シートからヒールが持ち上がることを防止す
るためであると考えられる。
第3図に示す別の実施例のブリッジ部材6には、高いビ
ード保持隆起部7が設けてある。隆起部7は非常に短
く、間隔を隔てて4箇所に設けてあるだけであるので、
その高さは従来の円周方向に連続した隆起部と比べて、
非常に高く設定することもできる。この構造では、タイ
ヤを装着した場合、過度の引っ張りを防止した状態でビ
ードリングを変形させて隆起部にはめることができる。
そのために、標準型タイヤを「TD」タイヤリムに装着し
た場合のビード保持力を更に向上させることができる。
ブリッジ部材の数は4個以外であってもよいが、「TD」
型タイヤのために充分な長さの溝を残しておき、完全に
安全な状態で作動させることが重要である。
ブリッジ部材は、例えば、スポット溶接により、所定位
置に溶接してもよく、又、合金製ホイールと一体に鋳造
してもよい。無論、この場合は元のホイール製造工程で
ブリッジ部材を設けることになるが、特別仕様としてブ
リッジ部材を装着することもできる。その様に架橋部材
を永久的に装着した場合、組立段階においてその装着を
忘れるという誤りなどが発生する可能性がなく、その点
で大きい利点となる。
(発明の効果) 本発明によるホイールリムはビード保持トウを有する
「TD」型タイヤのみでなく、通常のタイヤにも使用可能
であり、これにより、誤装着による危険を除去すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は溝ブリッジ部材を通過する断面でホイールリム
を示す部分断面図、第2図は溝の一部の斜視図、第3図
は別の実施例の溝ブリッジ部材の第1図と同様の部分断
面図である。 1……タイヤビードシート、2……タイヤ保持フラン
ジ、3……溝、4……ブリッジ部材、5……上面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の間隔を隔てたタイヤビードシートを
    設け、各ビードシートの軸方向外側にタイヤビード保持
    フランジを設け、上記シートの軸方向内側に隣接した位
    置に円周方向に延びるタイヤトウ係合溝を設けたホイー
    ルにおいて、4個ないし8個の円周方向長さが2〜20mm
    であるブリッジ部材により上記溝を円周方向に分け、各
    ブリッジ部材を溝を横断する状態で設けて溝の概ね上端
    に架橋表面を形成し、それにより、ホイールリムに使用
    される通常のタイヤではそのビードを上記架橋表面で支
    持し、又、ビード保持トウを備えたタイヤでは、そのト
    ウを溝に係合させて使用時にビード保持状態を得うるよ
    うにして、該ブリッジ部材を備えたままの状態で通常の
    タイヤ及び保持トウを備えたタイヤの両方を装着できる
    ようにしたことを特徴とするホイールリム。
  2. 【請求項2】複数のブリッジ部材をホイールリムの円周
    方向に等間隔で隔てて配置した事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のホイールリム。
  3. 【請求項3】ブリッジ部材の架橋表面がホイールリムの
    軸と並行な方向に溝を横切って延びていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のホイールリム。
  4. 【請求項4】ブリッジ部材の架橋表面にビードシートと
    同じ角度のテーパーが付いており、それにより、上記架
    橋表面がビードシートと同一直線上に並んでいることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のホイールリム。
  5. 【請求項5】上記架橋表面にタイヤトウ係合隆起部を形
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のホ
    イールリム。
  6. 【請求項6】上記隆起部の高さが2mmないし5mmであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のホイールリ
    ム。
  7. 【請求項7】ブリッジ部材をホイールリムと一体に形成
    したことを特徴とする特許請求範囲第1項記載のホイー
    ルリム。
  8. 【請求項8】ブリッジ部材をホイールリムとは別に形成
    して該リムに固定したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のホイールリム。
  9. 【請求項9】ブリッジ部材をホイールリムに溶着したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のホイールリ
    ム。
JP62169957A 1986-07-16 1987-07-07 ホイールリム Expired - Lifetime JPH0764167B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8617410 1986-07-16
GB868617410A GB8617410D0 (en) 1986-07-16 1986-07-16 Vehicle wheels

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63199106A JPS63199106A (ja) 1988-08-17
JPH0764167B2 true JPH0764167B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=10601184

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JP62169957A Expired - Lifetime JPH0764167B2 (ja) 1986-07-16 1987-07-07 ホイールリム

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US (1) US4773711A (ja)
EP (1) EP0253569B1 (ja)
JP (1) JPH0764167B2 (ja)
AU (1) AU595049B2 (ja)
DE (1) DE3769021D1 (ja)
ES (1) ES2021046B3 (ja)
GB (1) GB8617410D0 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
ES2021046B3 (es) 1991-10-16
US4773711A (en) 1988-09-27
EP0253569A2 (en) 1988-01-20
EP0253569B1 (en) 1991-04-03
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