JPH0764112B2 - セラミックス成形体の印刷方法 - Google Patents

セラミックス成形体の印刷方法

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JPH0764112B2
JPH0764112B2 JP3157772A JP15777291A JPH0764112B2 JP H0764112 B2 JPH0764112 B2 JP H0764112B2 JP 3157772 A JP3157772 A JP 3157772A JP 15777291 A JP15777291 A JP 15777291A JP H0764112 B2 JPH0764112 B2 JP H0764112B2
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横嶋幸雄
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横嶋 幸雄
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器、タイル、ガラ
ス等のセラミックス成形体表面に耐久性良く、品質のよ
い着色柄を印刷する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、陶磁器等への絵つけに転写印刷法
が採用されることはあったが、この方法は、台紙にニス
刷りをし、絵つけ顔料の粉末を付着させたものを、素焼
の陶磁器に置き、水で濡らして台紙を剥離し、顔料を転
写した陶磁器を焼成するものであり、このような方法で
は、台紙が厚いため、曲面などへの絵つけには、使用し
難く、また、台紙を水で濡らして剥離するため、図柄が
ずれて転写され易く、その用途には限界があった。ま
た、壁材など長尺物への転写も不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来法の欠点を解消し、大きさ及び形状に関係なく、セ
ラミックス成形体全般に、精度よく、着色柄を印刷する
方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、セラミック
ス成形体に着色シートを貼着し、そのまま焼成すること
によって、着色シートの印刷模様をセラミックス成形体
表面に再現することによって、上記課題を解決する。
【0005】 即ち、本発明の方法は、プラスチックフ
ィルム上に、陶磁器用顔料を用いた印刷インキで、着色
柄を印刷した着色シートのプラスチックフィルム面を、
セラミックス成形体表面に、接着剤により貼着した後、
該セラミックス成形体を、焼成することを特徴とするも
のである。
【0006】プラスチックフィルムとしては、ポリエス
テルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン
フィルム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルムな
どの合成樹脂フィルムがいずれも使用されるが、セロフ
ァンやフィルム積層体などが使用されてもよく、また、
フィルムの厚さも特に限定されない。しかし、セラミッ
クスの曲面などにも精度よく転写するためには、厚さ1
2〜50ミクロンというような比較的薄いフィルムを使
用するのが好ましい。
【0007】次に、着色柄を形成する印刷インキは、顔
料に、一般に陶磁器用顔料として知られるものを使用す
る以外は、通常の印刷インキと同様に製造されればよ
い。このような印刷インキを、プラスチックフィルムに
印刷する方法としては、スクリーン印刷、ロール印刷
等、通常の印刷法がいずれも適用できる。
【0008】印刷により得られた着色シートを、セラミ
ックス成形体表面に、確実に貼着するための接着剤とし
ては、公知のものが、いずれも使用できるが、着色シー
トにポリビニルアルコール、アラビアゴム等の水溶性糊
剤又は感圧接着剤等を予め設けておいてもよくのが、扱
い易い。
【0009】着色シートを貼着したセラミックス成形体
を、800℃以上に焼成することによって、着色シート
の印捺模様は、精度よく、非常に光沢のある状態で鮮明
に焼き付けられる。なお、焼成により、プラスチックフ
ィルムや接着剤等は焼失するので、着色シートは、表裏
いずれの面がセラミックス成形体に接するように貼着さ
れてもよい。
【0010】次に、本発明では、着色シートの着色柄表
面に更に石英粉末を含むペーストを含むコーティング層
を設けてもよく、この場合、該コーティング層を表面に
露出するようにして、着色シートをセラミックス成形体
表面に貼着することにより、より変化に富んだ製品を得
ることができる。
【0011】即ち、この場合、セラミックス成形体の焼
成により、着色柄表面に艶のある保護層が形成され、し
かも、この保護層は、着色柄及びセラミックス成形体に
食い込んだ状態で、表面にクレータ状の模様を有するも
のとなすこともできる。なお、このコーティング層に
は、少量の接着剤や金属粉末その他の無機粉末を混入し
てもよい。
【0012】
【実施例】次に、本発明を図面に示す実施例に従って説
明する。 実施例1 この例は、図1に示すように、ポリエステル製のフィル
ム1の表面に、色の異なる陶磁器用顔料を用いた3種の
印刷インキで着色柄2を印刷して着色シート3を製造し
た。なお、フィルム1の裏面には、感圧接着剤5を介し
て離型シート6を貼着した。従って、この着色シート3
は、離型シート6を保持した状態で、所望形状に裁断し
て使用できるものである。所望形状に裁断した後、離型
シート6を剥離し、着色シート3を、所望のセラミック
ス成形体(この例では、素焼きタイル)4の表面に、感
圧接着剤5が接するように置き、圧着し、そのまま、セ
ラミックス成形体4を、約800〜850℃で焼成し
た。その結果、着色シート3を構成するフィルム1や感
圧接着剤5、及び印刷インキに含まれる樹脂等は焼失
し、着色柄2は光沢よく鮮明にセラミックス成形体4表
面に焼きつけ印刷された。着色シート3は、着色柄2を
表面に露出した状態で、セラミックス成形体4に直接適
用できるため、非常に精度よく、品質のよい印刷が可能
であった。
【0013】実施例2 この例は、図2に示すように、ポリエステル製のフィル
ム1の表面に、色の異なる陶磁器用顔料を用いた印刷イ
ンキで着色柄2を印刷し、更にその上に石英粉末を含む
ペースト7をコーティングして着色シート3を製造し
た。このようにして得た着色シート3の、フィルム1側
を、接着剤5を用いてセラミックス成形体4に貼着し、
そのまま、セラミックス成形体4を、約800〜850
℃で焼成した。その結果、着色シート3を構成するフィ
ルム1や接着剤5、及び印刷インキに含まれる樹脂等は
焼失し、着色柄2は表面に透明で艶のある石英質の保護
層を有する状態で、セラミックス成形体4表面に完全に
一体化された状態で、鮮明に焼きつけ印刷された。な
お、保護層は着色柄2及びラミックス成形体4表面に食
い込んだ状態で、表面に多少クレータ状の凹凸のあるも
のとなり、非常に妙味ある外観となった。
【0014】
【発明の効果】本発明では、大きさ及び形状に関係な
く、陶磁器、タイル、ガラス、瓦などセラミックス成形
体全般に、精度よく、着色柄を印刷できる。従って、本
発明の方法は、不燃性天井板への木目印刷(不燃性天井
板)やステンドグラスの製造にも有用である。また、防
水性のある着色表面を形成しやすく、長尺物への印刷も
容易であるため、外壁材などへの印刷も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す製造工程図である。
【図2】本発明の他の一例を示す製造工程図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2 印刷インク 3 着色柄 4 セラミックス成形体 5 感圧接着剤 6 離型シート 7 石英粉末を含むペースト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム1上に、陶磁器用
    顔料を用いた印刷インキで着色柄2を印刷した着色シー
    ト3の上記プラスチックフィルム面を、セラミックス成
    形体4表面に、接着剤5により貼着した後、該セラミッ
    クス成形体4を、焼成することを特徴とするセラミック
    ス成形体の印刷方法。
  2. 【請求項2】 上記着色柄2の表面に、更に石英粉末を
    含むペースト7をコーティングし、該コーティング面が
    表面に露出するように、上記着色シート3をセラミック
    ス成形体4表面に貼着することを特徴とする請求項1記
    載のセラミックス成形体の印刷方法。
JP3157772A 1991-05-31 1991-05-31 セラミックス成形体の印刷方法 Expired - Fee Related JPH0764112B2 (ja)

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JPH04355182A JPH04355182A (ja) 1992-12-09
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JPS50133210A (ja) * 1974-04-09 1975-10-22

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