JPH0763810B2 - 連続鋳造設備の振動装置 - Google Patents
連続鋳造設備の振動装置Info
- Publication number
- JPH0763810B2 JPH0763810B2 JP60195983A JP19598385A JPH0763810B2 JP H0763810 B2 JPH0763810 B2 JP H0763810B2 JP 60195983 A JP60195983 A JP 60195983A JP 19598385 A JP19598385 A JP 19598385A JP H0763810 B2 JPH0763810 B2 JP H0763810B2
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- JP
- Japan
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- vibration
- eccentric
- differential gear
- drive shaft
- gear
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/053—Means for oscillating the moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （関連産業分野） 連続鋳造設備においては鋳型を振動させ乍ら鋳造する
が、連続鋳造される鋳片の表面品質を向上させるため、
振動波形を鋳造条件によって鋳込み中に変更する必要が
ある。本発明はこのように鋳込み中に振動波形の変更が
可能な振動装置に関するものである。
が、連続鋳造される鋳片の表面品質を向上させるため、
振動波形を鋳造条件によって鋳込み中に変更する必要が
ある。本発明はこのように鋳込み中に振動波形の変更が
可能な振動装置に関するものである。
（従来技術） 従来の振動装置は、１）油圧サーボ弁を用いて、油圧シ
リンダーの動きを制御しながら波形変更を行うものや、
２）油圧モーターの回転を制御して波形変更を行なう方
式があった。しかしこれらはいずれも油圧サーボ弁が使
用されており、油圧装置の保守管理が容易でなかった。
リンダーの動きを制御しながら波形変更を行うものや、
２）油圧モーターの回転を制御して波形変更を行なう方
式があった。しかしこれらはいずれも油圧サーボ弁が使
用されており、油圧装置の保守管理が容易でなかった。
（発明が解決しようとする問題点） 油圧サーボ弁を用いないで、機械的方法によって振動波
形の変更を可能とし、鋳造条件に合った波形を付与する
ことによって鋳片表面の品質を向上させることを課題と
する。
形の変更を可能とし、鋳造条件に合った波形を付与する
ことによって鋳片表面の品質を向上させることを課題と
する。
（問題点の解決手段） 電動機１の回転を駆動軸を介し振動発生用偏心装置９に
伝え、該偏心装置９によって連接棒12を振動させる振動
装置において、前記駆動軸上に差動歯車装置７と偏心装
置駆動源となる歯車４を設け、さらに該歯車４を介し駆
動され前記駆動軸の回転と同期して回転する偏心装置11
を設け、該偏心装置11によって発生する往復運動を前記
差動歯車装置７のフレーム7aに伝え、駆動軸の回転数が
差動歯車装置７より前の基準回転数n0に対し増減するよ
うにした。そして差動歯車装置７を遊星歯車装置にし
た。
伝え、該偏心装置９によって連接棒12を振動させる振動
装置において、前記駆動軸上に差動歯車装置７と偏心装
置駆動源となる歯車４を設け、さらに該歯車４を介し駆
動され前記駆動軸の回転と同期して回転する偏心装置11
を設け、該偏心装置11によって発生する往復運動を前記
差動歯車装置７のフレーム7aに伝え、駆動軸の回転数が
差動歯車装置７より前の基準回転数n0に対し増減するよ
うにした。そして差動歯車装置７を遊星歯車装置にし
た。
（実施例） 第１図において、１は振動装置駆動用の電動機、２は減
速機で、該減速機２を介し減速された回転は駆動軸３か
ら差動歯車装置７を介し、駆動軸６、８から振動発生用
偏心装置９を駆動する。該偏心装置９が回転すると、こ
の回転が矢印14の如き連接棒10の上下動に変換され、周
期的振動を発生する。
速機で、該減速機２を介し減速された回転は駆動軸３か
ら差動歯車装置７を介し、駆動軸６、８から振動発生用
偏心装置９を駆動する。該偏心装置９が回転すると、こ
の回転が矢印14の如き連接棒10の上下動に変換され、周
期的振動を発生する。
7aは差動歯車装置７のフレームである。第２図は差動歯
車装置７の内部構造の一例であり、カサ歯車式の場合で
ある。該装置はそのほか平歯車式差動歯車装置を用いる
こともでき、さらに遊星歯車装置を用いてもよい。４は
軸６と軸８間に装着された歯車である。５も歯車で、こ
れら歯車４と５間にチェーン15が巻掛けられている。
車装置７の内部構造の一例であり、カサ歯車式の場合で
ある。該装置はそのほか平歯車式差動歯車装置を用いる
こともでき、さらに遊星歯車装置を用いてもよい。４は
軸６と軸８間に装着された歯車である。５も歯車で、こ
れら歯車４と５間にチェーン15が巻掛けられている。
11は歯車５と軸16で連結された偏心装置で、連接棒12を
介し差動歯車装置７のフレーム7aに連結されたフレーム
7aはこれにより往復運動13を与えられる。
介し差動歯車装置７のフレーム7aに連結されたフレーム
7aはこれにより往復運動13を与えられる。
上述した如く偏心装置11は歯車４、チェーン15、歯車
５、軸16を介し連結されているので、駆動軸６、８と同
期して回転する。即ち第１図の如く振動発生用偏心装置
９が下死点から上死点にいたる過程では基準回転数n0か
ら回転数が高くなる方向にフレーム７を動かすように作
動する。
５、軸16を介し連結されているので、駆動軸６、８と同
期して回転する。即ち第１図の如く振動発生用偏心装置
９が下死点から上死点にいたる過程では基準回転数n0か
ら回転数が高くなる方向にフレーム７を動かすように作
動する。
なお偏心装置11の偏心量は、遠隔操作で変更して、差動
歯車装置７のフレーム7aの動き13の速さを変えることが
できる。さらに連接棒12と差動歯車装置のフレーム7aの
連結ピンの位置を変えても、動き13の速度を変えること
ができる。
歯車装置７のフレーム7aの動き13の速さを変えることが
できる。さらに連接棒12と差動歯車装置のフレーム7aの
連結ピンの位置を変えても、動き13の速度を変えること
ができる。
（作用） モータＭの回転は減速機２→差動歯車装置７→軸6,8→
振動発生用偏心装置９の経路で伝えられ、連接棒10に振
動が発生する。一方歯車４→チェーン15→歯車５→軸16
の駆動経路で偏心装置11に偏心装置９と同期した回転が
伝えられる。
振動発生用偏心装置９の経路で伝えられ、連接棒10に振
動が発生する。一方歯車４→チェーン15→歯車５→軸16
の駆動経路で偏心装置11に偏心装置９と同期した回転が
伝えられる。
そして第１図の状態は、偏心装置９が下死点から上死点
に向かう途中を示す。このとき偏心装置11と連接棒12に
よって差動歯車装置７のフレーム7aは基準回転数n0と同
一方向へ回されるので、駆動軸６、８はn0より低い回転
数になり、偏心装置９は下死点から上死点までゆっくり
と上昇する。
に向かう途中を示す。このとき偏心装置11と連接棒12に
よって差動歯車装置７のフレーム7aは基準回転数n0と同
一方向へ回されるので、駆動軸６、８はn0より低い回転
数になり、偏心装置９は下死点から上死点までゆっくり
と上昇する。
次に上死点から下死点へ至る過程では、偏心装置11及び
連接棒12によって差動歯車装置のフレーム7aは基準回転
数n0と逆の方向へ回されるので、駆動軸８はn0より高い
回転数となり、偏心装置９は上死点から下死点まで速や
かに下降する。この動きを図に示せば第３図のようにな
る。
連接棒12によって差動歯車装置のフレーム7aは基準回転
数n0と逆の方向へ回されるので、駆動軸８はn0より高い
回転数となり、偏心装置９は上死点から下死点まで速や
かに下降する。この動きを図に示せば第３図のようにな
る。
（効果） 駆動軸の回転と同期して回転する偏心装置にて発生する
往復動を差動歯車のフレームに伝えて振動発生用偏心装
置の振動を変化させるようにした。このように機械的方
法によって容易に振動波形を変更することが可能とな
り、鋳造条件に合致した波形を容易に発生できるように
なったので、鋳片の表面品質の向上を容易かつ低コスト
で行いうるようになった。
往復動を差動歯車のフレームに伝えて振動発生用偏心装
置の振動を変化させるようにした。このように機械的方
法によって容易に振動波形を変更することが可能とな
り、鋳造条件に合致した波形を容易に発生できるように
なったので、鋳片の表面品質の向上を容易かつ低コスト
で行いうるようになった。
第１図は本発明の振動装置の機構図。 第２図は差動歯車装置の一例。 第３図は連接棒を振動させる偏心装置の動きを示すグラ
フ。 図において； １……（振動装置駆動用）電動機 ２……減速機、３……駆動軸 ４……歯車、５……歯車 ６……駆動軸、７……差動歯車装置 7a……（差動歯車装置の）フレーム ８……駆動軸 ９……振動発生用偏心装置 10……連接棒、11……偏心装置 12……連接棒 13……差動歯車装置フレームの動き 14……オシレーション運動の動き 15……チェーン、16……軸
フ。 図において； １……（振動装置駆動用）電動機 ２……減速機、３……駆動軸 ４……歯車、５……歯車 ６……駆動軸、７……差動歯車装置 7a……（差動歯車装置の）フレーム ８……駆動軸 ９……振動発生用偏心装置 10……連接棒、11……偏心装置 12……連接棒 13……差動歯車装置フレームの動き 14……オシレーション運動の動き 15……チェーン、16……軸
Claims (2)
- 【請求項１】電動機（１）の回転を駆動軸を介し振動発
生用偏心装置（９）に伝え、該偏心装置（９）によって
連接棒（12）を振動させる振動装置において、前記駆動
軸上に差動歯車装置（７）と偏心装置駆動源となる歯車
（４）を設け、さらに該歯車（４）を介し駆動され前記
駆動軸の回転と同期して回転する偏心装置（11）を設
け、該偏心装置（11）によって発生する往復運動を前記
差動歯車装置（７）のフレーム（7a）に伝え、駆動軸の
回転数が差動歯車装置（７）より前の基準回転数n0に対
し増減するようにした連続鋳造設備の振動装置。 - 【請求項２】差動歯車装置（７）を遊星歯車装置にした
特許請求の範囲第１項記載の連続鋳造設備の振動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60195983A JPH0763810B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 連続鋳造設備の振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60195983A JPH0763810B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 連続鋳造設備の振動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6257739A JPS6257739A (ja) | 1987-03-13 |
| JPH0763810B2 true JPH0763810B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=16350257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60195983A Expired - Lifetime JPH0763810B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 連続鋳造設備の振動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763810B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6786878B2 (ja) * | 2016-05-27 | 2020-11-18 | 日本電気株式会社 | 振動発生装置および振動発生方法 |
| CN109128023A (zh) * | 2018-08-18 | 2019-01-04 | 南安市春安机械铸造有限公司 | 一种大鼎齿轮铸造工艺 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60170558A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続鋳造機におけるオツシレ−シヨン装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60195983A patent/JPH0763810B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6257739A (ja) | 1987-03-13 |
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