JPH0763774B2 - バルジ成形方法 - Google Patents

バルジ成形方法

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JPH0763774B2
JPH0763774B2 JP4316084A JP31608492A JPH0763774B2 JP H0763774 B2 JPH0763774 B2 JP H0763774B2 JP 4316084 A JP4316084 A JP 4316084A JP 31608492 A JP31608492 A JP 31608492A JP H0763774 B2 JPH0763774 B2 JP H0763774B2
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寛 橋田
敦郎 矢野
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橋田技研工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属管材のバルジ成形方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種バルジ成形による管継手用分岐管
の製造方法としては、特開昭59−73130号が公知
であり、これではその管継手の枝管部を膨出成形するた
めの圧力媒体として、素材管(6)の比重よりも高比重
な低融点金属(鉛やその合金)(8)が採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知発
明の構成によれば、その鉛(8)の溶融と素材管(6)
への注入並びに冷却硬化と云う段階的な予備工程を要
し、著しく煩雑である。
【0004】又、その冷却硬化した鉛(8)の固形丸棒
体が、上記枝管部の膨出成形用圧力媒体をなすため、こ
れに押圧子(4)(5)の軸圧縮力を付加した時、特に
中間部が放射方向へ均等に展伸し難く、偏心的に膨出作
用することになり、素材管(6)の局部的な薄肉化や割
れなどを生じるおそれがある。
【0005】その意味から、枝管部を成形しようとする
素材管(6)の中間部に、予じめ薄肉部(7)を加工し
ておくことも必要となり、膨出部のコーナー位置が小曲
率の円弧形状をなす複雑な形状品や、高精度を要求され
る機能品などの加工には未だ不適当であって、その用途
が限定される。
【0006】更に、成形後の成形品を鉛(8)の溶融槽
へ投入することにより、これに充填硬化している鉛
(8)を再度溶融・除去すると共に、その鉛(8)と素
材管(6)との比重差に基いて、成形品を溶融槽内に浮
上させて取り出す必要があり、そ の爾後工程も言わば湿
式として、良好な環境のもとにすばやく作業することが
できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
改良を企図しており、そのために役立つバルジ成形方
法として、金属管材又はこれから粗成形した予備成形管
を、割り金型のキヤビテイへ挿入セツトし、これと相前
後して上記金属管材又は予備成形管の中空内部へ、鉛の
固形チツプ群を充填した上、その金属管材又は予備成形
管の開口一端部又は開口両端部から上記鉛に軸圧縮力を
付加することにより、上記金属管材又は予備成形管をそ
の金型のキヤビテイに応じた膨出形状に拡管させること
を第1の特徴とし、
【0008】又、同じく金属管材又はこれから粗成形し
た予備成形管を、割り金型のキヤビテイへ挿入セツト
し、これと相前後して上記金属管材又は予備成形管の中
空内部へ、鉛の固形チツプ群を充填した上、その金属管
材又は予備成形管の開口一端部又は開口両端部から上記
鉛に軸圧縮力を付加することにより、上記金属管材又は
予備成形管をその金型のキヤビテイに応じた膨出形状に
拡管させると共に、その後上記金型から取り出した拡管
済みの成形品を、電気炉により加熱して、その成形品か
ら上記鉛を溶かし出すことを第2の特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】第1発明の上記バルジ成形方法によれば、その
金属管材又は予備成形管を拡管させるべき圧力媒体とし
て、鉛の固形チツプ群が採用されているため、これを金
属管材又は予備成形管の中空内部へ容易に充填できるば
かりでなく、その充填状態において軸圧縮力を付加する
と、金属管材又は予備成形管の中間部に位置する鉛の固
形チツプに対し、同じく端部から加圧される別個な固形
チツプが、順次喰い込んで行くと同時に、放射方向へ逃
げる如く展伸することとなる。
【0010】そして、その固形チツプ群の隣り合う境界
面が、金属管材又は予備成形管の軸 線上では加圧面と平
行面をなすに反し、同じく周縁部では加圧面と交叉する
傾斜面をなし、その傾斜面に沿って各固形チツプが放射
方向へ滑り逃げるように塑性変形する結果、金属管材又
は予備成形管の全体に均等な拡管力を付与することがで
き、その局部的に薄肉化してしまったり、亀裂を発生さ
せてしまったりするおそれがない。膨出部のコーナー位
置を小曲率の円弧形状に造形することや、その膨出部の
複雑な形状に造形することなども、極めて効率良く行な
え、高精度な成形品を得られるのであり、その用途の限
定されるおそれもない。
【0011】又、第2発明のバルジ成形方法によれば、
上記第1発明の作用を達成できることは勿論、その拡管
済みの成形品を電気炉に挿入セツトして、これに充填さ
れている上記鉛を瞬時に効率良く溶かし出すことがで
き、その成形後の取り出し作業性にも著しく優れる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、先づ図1〜6はその本発明の基本実施例に係り、口
径が一定な断面円形のありふれたステンレス鋼製直管を
金属管材(M1)の一例として、これから目的とする中
央位置に紡錘型の膨出部(10)が拡管された成形品
(A1)と、そのためのバルジ成形装置を示している。
【0013】(11)(12)はそのバルジ形成装置に
おける上下一対の割り金型であり、その型締めによって
画定されるキヤビテイ(S)が、目的の上記成形品(A
1)と対応する形状を備えていること言うまでもない。
(13)はその両金型(11)(12)の位置決め用ノ
ツクピン、(14)は同じく型締め用ボルトであるが、
そのボルト(14)に代るクランプ金具やその他の固定
具を用いても良い。
【0014】又、(15)(16)は上記金型(11)
(12)の開口両端部(17)(18)に臨む向かい合
う一対の加圧シリンダーであり、そのピストンロツド
(19)(20)が両金型(11)(12)のパーテイ
ングラインに沿い、金型(11 )(12)に対して進退
自在に作動されるようになっている。
【0015】この点、図示の実施例では両加圧シリンダ
ー(15)(16)を油圧シリンダーとして具体化して
いるが、これに代る空気圧シリンダーや電動シリンダー
などを採用することも可能である。更に、上記ピストン
ロツド(19)(20)の先端部には図示省略してある
が、金属管材(M1)の口径に応じた別個な加圧用アダ
プターを取付け使用することもあり得る。
【0016】上記バルジ成形装置によって目的の成形品
(A1)を成形するに当っては、その素材としての上記
金属管材(M1)を両金型(11)(12)のキヤビテ
イ(S)へ挿入セツトし、その両金型(11)(12)
を型締め状態に固定維持すると共に、上記金属管材(M
1)の中空内部へ図3、4のように、鉛(21)の固形
チツプ群を充填する。
【0017】そして、引続き図5のように、上記加圧シ
リンダー(15)(16)のピストンロツド(19)
(20)を金型(11)(12)の開口両端部(17)
(18)から、金属管材(M1)の内部へ進出作動させ
ることにより、その鉛(21)の固形チツプ群に軸圧縮
力を付与するのである。
【0018】そうすれば、上記鉛(21)の固形チツプ
群が金属管材(M1)に内圧を付加すべく、図6のよう
に塑性変形し、その金属管材(M1)を金型(11)
(12)のキヤビテイ(S)に応じた膨出形状として拡
管させることとなり、茲に目的とする図1のような成形
品(A1)を得ることができる。
【0019】上記鉛(21)は、一般的にその固形状態
でも柔軟な金属であるため、自由自在に塑性変形する
が、図1のような目的の成形品(A1)を成形する場合
に、鉛(21)の固形丸棒体を金属管材(M1)の中空
内部に充填して、これに軸圧縮力を付加すると、その固
形丸棒体をなす鉛(21)の中央部が、放射方向へ均等
に展伸し難く、偏心的に膨出作用することになるため、
金属管材(M1)の局部 的な薄肉化や割れなどを生じる
おそれがあり、高品質の成形品(A1)を得ることがで
きない。
【0020】この点、上記成形品(A1)を目的とする
本発明の基本実施例では、その鉛(21)の言わば輪切
りした固形チツプ群を用いているため、これを金属管材
(M1)の中空内部へ充填の上、その金属管材(M1)
の軸線方向に沿う圧縮力を付加する時には、図6から示
唆される通り、金属管材(M1)の中央部に位置する鉛
(21)の固形チツプに対して、同じく両端部から加圧
される別個な固形チツプが、次々と喰い込んで行くと同
時に、放射方向へ逃げる如く展伸することとなる。
【0021】そして、各固形チツプの隣り合う境界面
が、金属管材(M1)の軸線上ではピストンロツド(1
9)(20)の加圧面と平行面をなすに反し、そのピス
トンロツド(19)(20)の加圧面から遠ざかる金属
管材(M1)の周縁部では、各固形チツプの隣り合う境
界面がピストンロツド(19)(20)の加圧面と交叉
する傾斜面をなし、その傾斜面に沿って各固形チツプが
放射方向へ滑り逃げる如く塑性変形するため、バラツキ
のない拡管力を金属管材(M1)に付与することができ
るのであり、その結果金属管材(M1)を局部的に薄肉
化してしまったり、まして破裂させてしまったりするお
それがないほか、膨出部(10)のコーナー位置を小曲
率の円弧形状に造形することや、更にはその膨出部(1
0)の複雑な形状に造形することなども、極めて効率良
く行なえ、高精度の成形品(A1)を得られるのであ
る。
【0022】但し、目的とする成形品(A1)の形状如
何では、加圧シリンダー(15)を割り金型(11)
(12)の開口一端部に臨む1基として、その一方のみ
から金属管材(M1)の内部に進出作動させることによ
り、鉛(21)の固形チツプ群に軸圧縮力を付与しても
良い。
【0023】次に、図7は本発明の変形実施例として、
上記基本実施例と異なる成形品(A 2)の一例を示して
いるが、これではその目的の成形品(A2)が断面四角
形をなし、且つ全体的な円弧弯曲型に膨出する特殊形状
であるため、上記基本実施例のようにその素材の金属管
材として、市販のありふれた直管を採用することができ
ない。(22)はその成形品(A2)から部分的に膨出
するリブである。
【0024】このような場合には、金属平板の板金プレ
ス加工やその他の塑性加工と、溶接などにより、目的の
成形品(A2)に近似した基本形状の予備成形管(M
2)を一旦粗成形し、その予備成形管(M2)を上記基
本実施例と同様な工程により目的の成形品(A2)に成
形するのである。(23)は上記予備成形管(M2)の
溶接継ぎ目を示している。
【0025】上記実施例の何れにあっても、金属管材
(M1)やその予備成形管(M2)から目的とする成形
品(A1)(A2)を成形し終えたならば、その金型
(11)(12)を型開きして、その成形品(A1)
(A2)を金型(11)(12)から取り出す。その
際、成形品(A1)(A2)の内部は未だ鉛(21)の
充填状態にあること、言うまでもない。
【0026】そこで、上記取り出した成形品(A1)
(A2)を図8のような電気炉によって加熱し、その成
形品(A1)(A2)から鉛(21)を溶かし出すので
ある。上記のように鉛(21)の融点は約327.4℃
であるため、その程度の加熱作用を与えることにより、
成形品(A1(A2)から鉛(21)を瞬時に、且つ洩
れなく溶かし出すことができ、成形後の面倒な取り出し
作業が不要となる。尚、(24)はその電気炉(B)の
発熱体、(25)は上記成形品(A1)(A2)を支持
するためのアダプタースタンドであって、炉内へ着脱・
交換自在に据え付けられている。
【0027】そのアダプタースタンド(25)は図9か
ら明白なように、成形品(A1)(A2)と対応する係
止切欠(26)を備えており、その成形品(A1)(A
2)を立てた姿勢状態として、アダプタースタンド(2
5)の係止切欠(26)に吊 り掛けることにより、鉛
(21)の溶液を成形品(A1)(A2)から自然落下
させて、電気炉(B)の外部に据え付けた容器(27)
に捕集するのである。(28)はその鉛(21)の溶液
を電気炉(B)から捕集容器(27)に導出する漏斗を
示している。
【0028】尚、上記アダプタースタンド(25)は成
形品(A1)(A2)の膨出形状に対応する各種とし
て、予じめ多数作成用意しておくことにより、その交換
使用することができると共に、成形品(A1)(A2)
の膨出部(10)を利用しつつ、アダプタースタンド
(25)の上記係止切欠(26)へ安定良く吊り掛ける
こともでき、著しく便利な治具であると言える。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明は金属管材のバル
ジ成形方法として、金属管材(M1)又はこれから粗成
形した予備成形管(M2)を、割り金型(11)(1
2)のキヤビテイ(S)へ挿入セツトし、これと相前後
して上記金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の中
空内部へ、鉛(21)の固形チツプ群を充填した上、そ
の金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の開口一端
部又は開口両端部から上記鉛(21)に軸圧縮力を付加
することにより、上記金属管材(M1)又は予備成形管
(M2)をその金型(11)(12)のキヤビテイ
(S)に応じた膨出形状に拡管させるようになっている
ため、冒頭に述べた従来技術の課題を悉く解決できる効
果がある。
【0030】即ち、本発明の上記バルジ成形方法によれ
ば、その金属管材(M1)又は予備成形管(M2)を拡
管させるべき圧力媒体として、鉛(21)の固形チツプ
群が採用されているため、これを金属管材(M1)又は
予備成形管(M2)の中空内部へ容易に充填できるばか
りでなく、その充填状態において軸圧縮力を付加する
と、金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の中間部
に位置する鉛(21)の固形チツプに対し、同じく端部
から加圧される別個な固形チツプが、順次喰い込んで行
くと同時に、放射方向へ逃げる如く展伸することとな
る。
【0031】そして、その固形チツプ群の隣り合う境界
面が、金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の軸線
上では加圧面と平行面をなすに反し、同じく周縁部では
加圧面と交叉する傾斜面をなし、その傾斜面に沿って各
固形チツプが放射方向へ滑り逃げるように塑性変形する
結果、金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の全体
に均等な拡管力を付与することができ、その局部的に薄
肉化してしまったり、亀裂を発生させてしまったりする
おそれがない。膨出部のコーナー位置を小曲率の円弧形
状に造形することや、その膨出部の複雑な形状に造形す
ることなども、極めて効率良く行なえ、高精度な成形品
(A1)(A2)を得られる効果があり、その用途の限
定されるおそれもない。
【0032】冒頭に述べた特開昭59−73130号の
ように、鉛(8)の固形丸棒体を圧力媒体とするバルジ
成形法に比し、その鉛(8)の溶融と素材管(6)への
注入並びに冷却硬化と云う煩雑な予備工程も要さず、目
的とする成形品(A1)(A2)の量産効果にも優れ
る。
【0033】又、請求項2のバルジ成形方法によれば、
上記諸効果を達成できるほか、その拡管済みの成形品
(A1)(A2)を電気炉(B)に挿入セツトして、こ
れに充填されている上記鉛(21)を瞬時に効率良く溶
かし出すことができ、その成形後の取り出し作業性にも
著しく優れる。上記特開昭59−73130号のよう
に、成形品を鉛(8)の溶融槽へ投入して、その溶融槽
内に成形品を浮上させて取り出す面倒な作業を要しない
のである。
【0034】その際、請求項3の構成を採用するなら
ば、成形品(A1)(A2)をその支持用アダプタース
タンド(25)へ立てた姿勢状態に吊り掛けて、その成
形品(A1)(A2)から鉛(21)を電気炉(B)の
外部に設置した捕集容器(27)へ、自然落下状に捕集
するようになっているため、上記取り出し作業をますま
す能率良く軽快に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本実施例に係る目的成形品を示す斜
面図である。
【図2】その成形品に対応するバルジ成形装置の型開き
状態を示す一部破断側面図である。
【図3】同じくバルジ成形装置の型締め伏態を示す一部
破断側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】加圧シリンダーによる鉛の加圧作用過程を示す
一部破断側面図である。
【図6】成形品の成形作用状態を示す一部破断側面図で
ある。
【図7】本発明の変形実施例に係る目的成形品を示す斜
面図である。
【図8】成形品の加熱装置を示す一部破断正面図であ
る。
【図9】成形品支持用のアダプタースタンドを抽出して
示す斜面図である。
【符号の説明】
(11)・割り金型 (12)・割り金型 (15)・加圧シリンダー (16)・加圧シリンダー (17)・開口端部 (18)・開口端部 (21)・鉛 (25)・アダプタースタンド (A1)・成形品(A2)・成形品 (B)・電気炉 (S)・キヤビテイ (M1)・金属管材 (M2)・予備成形

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属管材(M1)又はこれから粗成形した
    予備成形管(M2)を、割り金型(11)(12)のキ
    ヤビテイ(S)へ挿入セツトし、これと相前後して上記
    金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の中空内部
    へ、鉛(21)の固形チツプ群を充填した上、 その金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の開口一
    端部又は開口両端部から上記鉛(21)に軸圧縮力を付
    加することにより、上記金属管材(M1)又は予備成形
    管(M2)をその金型(11)(12)のキヤビテイ
    (S)に応じた膨出形状に拡管させることを特徴とす
    ルジ成形方法。
  2. 【請求項2】金属管材(M1)又はこれから粗成形した
    予備成形管(M2)を、割り金型(11)(12)のキ
    ヤビテイ(S)へ挿入セツトし、これと相前後して上記
    金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の中空内部
    へ、鉛(21)の固形チツプ群を充填した上、 その金属管材(M1)又は予備成形管(M2)の開口一
    端部又は開口両端部から上記鉛(21)に軸圧縮力を付
    加することにより、上記金属管材(M1)又は予備成形
    管(M2)をその金型(11)(12)のキヤビテイ
    (S)に応じた膨出形状に拡管させると共に、 その後上記金型(11)(12)から取り出した拡管済
    みの成形品(A1)(A2)を、電気炉(B)により加
    熱して、その成形品(A1)(A2)から上記鉛(2
    1)を解かし出すことを特徴とするバジル成形方法。
  3. 【請求項3】電気炉(B)の内部に成形品(A1)(A
    2)の支持用アダプタースタンド(25)を据え付け、
    そのアダプタースタンド(25)に成形品(A1)(A
    2)を立てた姿勢状態として吊り掛けることにより、そ
    の成形品(A1)(A2)から鉛(21)を自然落下状
    に溶かし出して、電気炉(B)の外部に設置した捕集
    器(27)へ捕集させることを特徴とする請求項2記載
    バルジ成形方法。
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