JPS5938047B2 - 曲管の押出し加工方法及び装置 - Google Patents

曲管の押出し加工方法及び装置

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Publication number
JPS5938047B2
JPS5938047B2 JP3019875A JP3019875A JPS5938047B2 JP S5938047 B2 JPS5938047 B2 JP S5938047B2 JP 3019875 A JP3019875 A JP 3019875A JP 3019875 A JP3019875 A JP 3019875A JP S5938047 B2 JPS5938047 B2 JP S5938047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner hole
tube
container
mandrel
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP3019875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51105962A (ja
Inventor
靖助 鈴木
正 及川
正光 笠原
栄一 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP3019875A priority Critical patent/JPS5938047B2/ja
Publication of JPS51105962A publication Critical patent/JPS51105962A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として非鉄金属製曲管の押出し加工方法及
びその装置に関するものである。
非鉄金属、すなわち、銅、アルミニウム、マグネシウム
、亜鉛、鉛、すず等及びこれらの合金によつてエルボの
ような曲管を作る場合、一般にパイプを素材としてそれ
から曲げ成形によつて作られるので、成形後の肉厚の偏
差、つぶれ等の欠点があるばかりではなく、エルボは展
開されない形状であるために、成形が非常に困難である
と共に歩留まりも悪く、特に、大径で厚肉の曲管程成形
がむずかしくなるものである。
例えば、近時、液化天然ガス等の輸送用パイプとして、
一般に耐食性の優れているアルミニウム、銅及びそれら
の合金が使用されているが、これらのパイプはその上、
高圧で使用されるので、従来に無い大径で厚肉のものが
要求され、需要も益々増加する傾向になつてきており、
従つて、上記のような輸送用パイプラインに使用される
エルボについても、大径で厚肉で、しかも、精度の良い
ものが望まれて来るようになつた。しかし、従来の押出
し加工法によつては直管は成形することができても、9
00エルボのような曲管を成形することはできなかつた
。なお、鋳物製品のエルボは、高圧用として不適当であ
る。そこで、本発明は、上記のような従来の成形法にお
ける欠点を除いた、特に、大径で厚肉の曲管の押出し加
工方法及び装置を得ることを、その目的とするものであ
る。
以下、本発明をその装置の1実施例を示す添附図面の第
1〜5図に基づいて説明する。
第1図に示すように、製品となる曲管の所要の外径と曲
率とに合わせて形成されている誘導孔1を有する下型2
の上に曲管の外径に相当する直線状の内孔3を形成され
たコンテナ4を強固に取付ける。
このコンテナ4の内孔3内には、直線状のマンドレル5
が上部からそう入されるようになつており、また、マン
ドレル5の下端部にはその直線状部の軸心と偏心してい
る円形断面を有する拡大部6が形成されていて、その外
周面とコンテナ4の内孔3との間に所要の曲管の肉厚に
等しいすきま7が残されるようにしてある。なお、マン
ドレル5をコンテナ4の内孔3の中に上部から両者の中
心線が平行となるように正しくそう入した場合、マンド
レル5をその位置に保持するために、下型2の上方部分
において外部から、マンドレル5の下端部の拡大部6に
直径方向に設けたピン穴にピン8が貫通されるようにな
つている。また、この場合に、コンテナ4の内孔3と、
マンドレル5の直線部の外部との間に、所要の曲管の湾
曲の外側に相当する部分が内側に相当する部分よりも肉
厚となるような偏肉の管状の空間8が生ずるようにし(
第2図)、本発明においては、この偏肉の管状空間8を
丁度埋めるような輪郭を有する同形状の偏肉を有する直
線状の素材管9を、曲管の素材とするものである。更に
、偏肉の素材管9と同一断面を有する偏肉の中空間状の
ステム10をコンテナ4の上部からその内孔3内にそう
入可能に設ける。また、ステム10には直径方向に対向
して1対の長孔11があけてあり、ステム10をコンテ
ナ4の内孔3内にそう入した場合に、コンテナ4の上端
部の位置においてマンドレル5の直線状部に直径方向に
あけられたコツタ穴12に、コツタ13をステム10の
長孔11を貫通して打込むことによつて、コンテナ4に
マンドレル5を固定すると共にステム10をコンテナ4
の内孔3に沿つて上下運動が長孔11を介して可能であ
るように保持することができるようにする(第3図)。
更に、ステム10の上端部の上には押盤14がかぶせら
れるようになつていて、これを介してステム10に押圧
力を加えるようにする。本発明装置は上記のような構成
を有するが、次ぎにその作動を説明する。まず、マンド
レル5をコンテナ4の内孔3内にそう入し、その下端部
をピン8によつて、所定位置に保持した後、その直線状
部に素材管9をはめ込んでこれをコンテナ4の内孔3内
に収容し、ステム10をコンテナ4の内孔3内に入れ、
コツタ13によつてこれらを一緒に保持し、ステム10
の上部に押盤14をかぶせ、ピン8を抜取つて押出しの
準備を完了する。
次いで、押盤14を加圧すると、加圧力が押盤14から
ステム10に伝つて素材管9を下方に押す。このように
して、、ステム10によつて押圧された素材管9は、マ
ンドレル5の偏心した拡大先端部6とコンテナ4の内孔
3との間から等厚肉となつて押出される。押出された製
品はまだ軟化状態にあるので、引続いて下型2の誘導孔
1の曲率に従つて曲管15として押出される。この時、
素材管9は上面で、厚肉の側も薄肉の側も同じ高さだけ
押出されるので、等肉のすきま7から押出される時、厚
肉側の押出される量が多いために材料の流れが速くなり
、自然に等肉の曲管15が成形されることになる。また
、マンドレル5はコツタ13によつてコンテナ4に締結
されると共にステム10の内孔により中心の位置に固定
され、先端は等肉のすきま7を保つことになる。なお、
加圧最終段階において第4及び5図に示すような、マン
ドレル5の下端部の輪郭に従つて形成されたコンテナ4
の内孔3と同一の外径を有するリング15をマンドレル
5の先端まで押込み、製品を完全に抜き取るものとする
。このようにして、1個目の素材が押出されると直ちに
コツタ13とステム10とをはずして、別に準備されて
いる新しい素材をそう入し、連続加工することができる
。また、素材管9の偏肉量を変え、これに合わせてマン
ドレル5の先端部の偏心拡大部6の偏心量を変え、同時
に、下型2の誘導孔1の曲率を所要のものに変えること
により、押圧される曲管の曲率を自由に選定することが
できる。以上のように、本発明1こよると、展開するこ
とのできない加工のむずかしい曲管でも容易に成形する
ことができ、また、連続的に押出し加工をすることが可
能であるので、歩留まりが良いこと、形状の良い肉厚偏
差の無い、しかも、きれいな表面を有する曲管を無理な
く製造することができる。特に、本発明は、大径で厚肉
の曲管の製造に大きな効果を発揮するものである。なお
、本発明方法は非鉄金属の他に、必要のある場合には、
加圧力を増大させることにより、鋼製の曲管をも押出し
加工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1実施例を示す正断面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の一矢視図、第
4図はリングの正面断面図、第5図はその下面図である
。 1・・・・・・誘導孔、2・・・・・・下型、3・・・
・・・内孔、4・・・・・・コンテナ、5・・・・・・
マンドレル、9・・・・・・素材管、10・・・・・・
ステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 曲管を押出し加工するに当たり、曲管の湾曲の外側
    に相当する部分を内側に相当する部分よりも厚肉となる
    ように偏肉に形成した直線状の素材管を、素材管の外径
    に相当する直線状の内孔と、これに接続する断面を有す
    ると共に所要の曲率を有するように形成された誘導孔と
    を有する型を使用し、素材管を型の直線状の内孔内にそ
    う入し、これを型の直線状の内孔の下端部近くに型の内
    孔との間に所要の曲管の肉厚に相当するすきまを形成す
    るように静止して設置されたマンドレルを経て誘導孔に
    向かつて押圧することによつて所要の曲率及び肉厚を有
    する曲管を成形するようにすることを特徴とする曲管の
    押出し加工方法。 2 第1項に記載する方法を実施するために、素材管の
    外径に等しい内径の直線状の内孔を有するコンテナと、
    この下端部に連結されるようにしたその内径に等しい断
    面を有すると共に所要の曲率を有するような誘導孔を形
    成された下型と、素材管の内孔に等しい外径の直線部を
    有すると共に下端部にコンテナの内孔との間に所要の曲
    管の肉厚に等しいすきまを残すように外径の拡大部を形
    成されたコンテナの内孔内に設置されるようにしたマン
    ドレルと、コンテナの内孔内にその上部からそう入され
    るようにされた素材管の断面に等しい断面を有する中空
    管状のステムとから成立つていることを特徴とする装置
JP3019875A 1975-03-14 1975-03-14 曲管の押出し加工方法及び装置 Expired JPS5938047B2 (ja)

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JPS51105962A JPS51105962A (ja) 1976-09-20
JPS5938047B2 true JPS5938047B2 (ja) 1984-09-13

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ID=12297039

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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