JPH0763663B2 - 粘性流体塗布装置 - Google Patents

粘性流体塗布装置

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JPH0763663B2
JPH0763663B2 JP13658486A JP13658486A JPH0763663B2 JP H0763663 B2 JPH0763663 B2 JP H0763663B2 JP 13658486 A JP13658486 A JP 13658486A JP 13658486 A JP13658486 A JP 13658486A JP H0763663 B2 JPH0763663 B2 JP H0763663B2
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JP
Japan
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viscous fluid
tank
fluid tank
sensor
holder
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JP13658486A
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賢 高橋
士朗 大路
義彦 三沢
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、板材などに粘性流体を塗布する粘性流体塗布
装置に関するものである。
従来の技術 従来の粘性流体塗布装置の全体図を第4図に示す。1a,1
bは粘性流体塗布装置のタンク部である。
以下、第4図に示す従来の粘性流体塗布装置の一例につ
いて説明する。
第5図は第4図における粘性流体塗布装置のタンク部1a
の断面図で、第6図は同じくその側面図である。第5図
において2は図示されていない駆動装置により上下往復
運動と回転運動をするシャフトである。圧縮空気が通る
経路3を設けたキャップ4がシャフト2に固定されてお
り、そのキャップ4に粘性流体タンクホルダー5が固定
されている。粘性流体タンクホルダー5は第6図に示す
様に粘性流体タンクホルダーの前面部が上下方向に切断
してあるので、粘性流体タンク6は脱着可能である。
粘性流体タンク6には、第5図に示す様に粘性流体7が
貯えられている。粘性流体タンク6は、粘性流体7の残
量を目視するために樹脂材などの半透明の材料でできて
いる。8はノズルホルダーで、9はノズルである。
粘性流体タンク6内に貯えられている粘性流体7には粘
性流体7を均一に押し出すためにフロート10を浮かべて
いる。経路3を通って圧縮した空気を供給すると、フロ
ート10及び、粘性流体7が押され、タンク先端部11を通
って、ノズル9より、粘性流体7が吐出される。同時に
シャフト2が下降し、板材12に粘性流体7が塗布され
る。粘性流体7の残量を検出するためにリードセンサー
13が粘性流体タンクホルダ5に設けてある。フロート10
内部に設けてある磁石14が、リードセンサー13付近に近
づくとリードセンサー13が作動し、粘性流体の残量を検
出する。このリードセンサー13は第7図に示す様に、板
バネ15の先の接点16aが、磁石17がある一定の距離に接
近してくると接点16bと接触して通電し、センサーが作
動する原理のものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第1に粘性流体タ
ンク6の材質を、粘性流体タンク内に入っている粘性流
体の残量を目視できるように樹脂材などの半透明な材料
にしていたため、圧縮された空気の圧力に耐えられるよ
うに肉厚を厚くしていたことと、第2に粘性流体7が例
えば熱硬化型の接着剤はステンレスなどのある特定以外
の金属と接触すると変質する性質があるため、磁石14と
直接接触すると変質するという悪影響を粘性流体7に及
ぼすために、悪影響を与えない樹脂材等で、磁石を保護
しなければならなかった。そのため、リードセンサー13
が磁石14からでる磁力を感知するまでに磁力が弱まり、
粘性流体の残量検出能力が低下する。さらに限られた粘
性流体タンク内のスペースで、かつ、外周を保護された
磁石の磁力を上げるには限界がある。従って、粘性流体
の残量を安定して検出する能力に乏しいという問題点を
有していた。
本発明は上記問題に鑑み、粘性流体の残量検出能力を最
大限に向上させた粘性流体塗布装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の粘性流体塗布装置
は、粘性流体タンクホルダーに高周波磁界の変化を感知
するセンサーと、粘性流体タンク内に貯えられた粘性流
体に、センサーが感知する磁性体を浮かべたという構成
を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成にすることにより、粘性流体を変
質させるという悪影響を及ぼさない磁性体をフロートに
使用することで、従来の様に磁石を樹脂材で囲う必要が
なくなり、また、粘性流体タンク外に高周波磁界の変化
を感知するセンサーを設けることにより、前記センサー
の能力を上げることによって、粘性流体の残量を検出能
力を上げられるので、常に安定性のある検出能力が得ら
れる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の粘性流体塗布装置について、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例である粘性流体塗布装置の粘
性流体タンク部の断面図、第2図は粘性流体タンク部の
側面図を示すものである。
18は図示されていない駆動装置により上下往復運動と回
転運動をするシャフトである。19はシャフト18に固定さ
れたキャップで、20はキャップ19内部に設けてある圧縮
された空気が通る経路である。21はタンクホルダーで第
2図に示す様にタンク22が脱着可能なように前面部が上
下に切断されている。第1図に示す23は粘性流体で例え
ば熱硬化型の接着剤で、この接着剤23の残量が目視でき
るように、タンク22は樹脂性の半透明な材料でできてい
る。24は接着剤を硬化させるという悪影響を及ぼさない
ステンレス製のフロートである。タンク22内に経路19よ
り圧縮された空気が供給され、フロート24及び接着剤23
が押され、粘性流体タンク先端部25を通ってノズルホル
ダー26に取付けてあるノズル27より接着剤23が吐出され
る。同時にシャフト18が下降して、板材28に接着剤23が
塗布される。この時、タンク22の肉厚は経路19を通って
供給される圧縮空気に耐えるように厚くしてある。29は
接着剤23の残量を検出するためのセンサーで、センサー
29にフロート24がある一定距離接近すると作動する。こ
のセンサー29は、第3図に示す様に、センサー30の先端
部より矢印31に示す様な高周波磁界が発生しており金属
32が接近すると金属32内部に渦電流が発生するため、渦
電流損が発生し、この変化を検出して作動するという原
理になっている。
以上のように本実施例によれば、高周波磁界の変化を感
知するセンサーをタンク外に設けることによって、従来
の磁石がある一定距離に接近した時に作動するリードセ
ンサーの様に、限られたスペース内の磁石の磁力にたよ
るのではなく、形状制約の少ないセンサー側の能力によ
り、検出能力を決めることができる。また、熱硬化型の
接着剤は、ある特定以外の金属と接触すると変質する特
性を持っているので、悪影響を及ぼさない例えばステン
レス製のフロートを使用することによって、磁性体であ
るステンレス製のフロートのまわりを樹脂性の材料等で
囲う必要がなくなるので、センサーの検出能力が上が
る。従って、粘性流体タンクの肉厚が同一のものでも、
タンクの肉厚に制約されずに、常に安定した接着剤の残
量検出能力を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、粘性流体に悪影響を及ぼさない
磁性体を粘性流体タンク中の粘性流体に浮かべ、粘性流
体の残量を検出するための高周波磁界の変化を感知する
センサーを粘性流体タンク外に設けることにより、常に
安定した粘性流体の残量検出能力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における粘性流体塗布装置の
断面図、第2図は同側面図、第3図a,bは高周波磁界の
変化によって感知するセンサーの原理を表わす説明図、
第4図は従来の粘性流体塗布装置の斜視図、第5図は従
来の粘性流体塗布装置の断面図、第6図は同側面図、第
7図はリードセンサーの原理を表わす説明図である。 18……シャフト、19……キャップ、20……経路、21……
タンクホルダー、22……タンク、23……粘性流体、24…
…磁性体、26……ノズルホルダー、27……ノズル、29…
…高周波磁界の変化をとらえるセンサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトとこのシャフトに上下往復運動と
    回転運動を与える駆動部と、前記シャフトに固定した圧
    縮空気の通過できる経路を備えたキャップと、キャップ
    と、キャップに固定した粘性流体のタンクホルダーと、
    粘性流体のタンクホルダーに脱着可能で、かつ粘性流体
    を貯えた粘性流体タンクと、粘性流体タンクホルダーと
    粘性流体タンク下部の先細の先端部に脱着可能なノズル
    ホルダーと、ノズルホルダーに少なくとも一つ以上のノ
    ズルを設けた粘性流体塗布装置において、粘性流体タン
    クホルダーに高周波磁界の変化を感知するセンサーと、
    粘性流体タンク内に貯えられた粘性流体に、センサーが
    感知する磁性体を設けたことを特徴とする粘性流体塗布
    装置。
JP13658486A 1986-06-12 1986-06-12 粘性流体塗布装置 Expired - Lifetime JPH0763663B2 (ja)

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JPS62294464A JPS62294464A (ja) 1987-12-21
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JPH01176472A (ja) * 1987-12-28 1989-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ペーストカートリッジ
JP3662057B2 (ja) * 1995-12-27 2005-06-22 松下電器産業株式会社 粘性流体の残量検出装置および残量検出方法
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JP4564457B2 (ja) * 2006-02-13 2010-10-20 有限会社シバタシステムサービス 付着式ピンセット用移載システム

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