JPH076322Y2 - 畳 床 - Google Patents
畳 床Info
- Publication number
- JPH076322Y2 JPH076322Y2 JP454590U JP454590U JPH076322Y2 JP H076322 Y2 JPH076322 Y2 JP H076322Y2 JP 454590 U JP454590 U JP 454590U JP 454590 U JP454590 U JP 454590U JP H076322 Y2 JPH076322 Y2 JP H076322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami
- net
- lining
- floor
- tatami floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は住居の床に敷く畳の畳床に関するものである。
[従来の技術] 畳の縦断面の構造は第1図に示すように最上層にいぐさ
で作られた畳表1があり、その下に順次上配2、横配
3、縦配4、大手配5、下配6が重なり、最下層に裏地
7がある。このうち畳表1を除いた部分、すなわち上配
2から裏地7までを床糸8で縫い合わせて作られたもの
が畳床である。その畳床を製造する際にわらの下配6が
くずれたり散乱するのを防止するために裏地が用いられ
ている。
で作られた畳表1があり、その下に順次上配2、横配
3、縦配4、大手配5、下配6が重なり、最下層に裏地
7がある。このうち畳表1を除いた部分、すなわち上配
2から裏地7までを床糸8で縫い合わせて作られたもの
が畳床である。その畳床を製造する際にわらの下配6が
くずれたり散乱するのを防止するために裏地が用いられ
ている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の1例として、裏地に第2図に示すわら菰を用いた
畳床は、自動化された現在の機械によって製造する際に
わら菰が延びてくずれること、および運搬の際にわらの
ほこりが発生する問題点があった。
畳床は、自動化された現在の機械によって製造する際に
わら菰が延びてくずれること、および運搬の際にわらの
ほこりが発生する問題点があった。
従来の畳床の他の例として、裏地に第3図に示すPP紙を
用いた畳床は、PP紙が湿気を通しにくいために畳床の内
部に湿気がこもり蒸れやすいために畳床の内部にダニが
発生したり、畳の寿命が短い問題点があった。
用いた畳床は、PP紙が湿気を通しにくいために畳床の内
部に湿気がこもり蒸れやすいために畳床の内部にダニが
発生したり、畳の寿命が短い問題点があった。
従来の畳床の他の例として、裏地に防虫防湿紙(図示せ
ず)を用いた畳床は、取扱い中に防虫防湿紙が破れた
り、紙が腐食により耐久性が短い問題点があった。
ず)を用いた畳床は、取扱い中に防虫防湿紙が破れた
り、紙が腐食により耐久性が短い問題点があった。
従来のある期間に使用された畳床の他の例として、裏地
に第5図に示す平織りネットを用いた畳床は、畳床を製
造する際に平織ネットの交差部18がずれ易いために網目
19がずれたり、網糸17が機械に引っ掛かって切れたり、
取り扱いの際にも網目19がずれたり、網糸17が切れたり
する問題点があった。
に第5図に示す平織りネットを用いた畳床は、畳床を製
造する際に平織ネットの交差部18がずれ易いために網目
19がずれたり、網糸17が機械に引っ掛かって切れたり、
取り扱いの際にも網目19がずれたり、網糸17が切れたり
する問題点があった。
第5図に示す平織りネットを畳床に用いたものが、畳床
の製造あるいは取扱いの際に交差部がずれた状態を第6
図に示す。
の製造あるいは取扱いの際に交差部がずれた状態を第6
図に示す。
[問題点を解決するための本考案の実施例] 本考案は上記のような従来使用されている畳床の問題点
を解決するためのものである。
を解決するためのものである。
本考案の実施例について説明すれば、裏地に用いるラッ
シェル編みネットを第4図に示す。
シェル編みネットを第4図に示す。
このラッシェル編みネットのプラスチックの編糸13およ
びプラスチックの挿入糸15はポリエチレン、ポリプロピ
レンあるいはナイロンなどのプラスチックの材料で、糸
の太さは250デニール程度である。網目の大きさは2mmか
ら4mm位が適当である。ラッシェル編みネットは編糸13
によりループを作りながら網糸を形成し、さらに隣り合
うこれらの網糸を挿入糸15が網糸のループをくぐり抜け
てそれとほぼ直角に編まれ網目を作っているので交差部
14は強固に結ばれネットにどの方向に力が加わっても交
差部14はずれにくい特長がある。
びプラスチックの挿入糸15はポリエチレン、ポリプロピ
レンあるいはナイロンなどのプラスチックの材料で、糸
の太さは250デニール程度である。網目の大きさは2mmか
ら4mm位が適当である。ラッシェル編みネットは編糸13
によりループを作りながら網糸を形成し、さらに隣り合
うこれらの網糸を挿入糸15が網糸のループをくぐり抜け
てそれとほぼ直角に編まれ網目を作っているので交差部
14は強固に結ばれネットにどの方向に力が加わっても交
差部14はずれにくい特長がある。
従って、プラスチック糸13で編まれたラッシェル編みネ
ットを裏地に用いた畳床は下記の効果がある。
ットを裏地に用いた畳床は下記の効果がある。
[考案の効果] 本考案の畳床のもつ効果は、畳床を製造する際および運
搬取り扱いの際に交差部14がずれたり、網糸13あるいは
挿入糸15が切れたり、交差部14がずれにくい。わらのほ
こりが発生しにくい。ラッシェル編みネットは湿気をよ
く通過させるので畳床の内部が蒸れにくくダニが発生し
にくい。畳床の寿命が長い。
搬取り扱いの際に交差部14がずれたり、網糸13あるいは
挿入糸15が切れたり、交差部14がずれにくい。わらのほ
こりが発生しにくい。ラッシェル編みネットは湿気をよ
く通過させるので畳床の内部が蒸れにくくダニが発生し
にくい。畳床の寿命が長い。
第1図は畳の縦断面図、第2図は従来の畳床の裏地に用
いられている1例のわら菰、第3図は従来の畳床の裏地
に用いられている他の例のPPシート、第4図は本考案の
畳床の裏地に用いる実施例のラッシェル編みネット、第
5図は従来のある期間に使用された平織りネット、第6
図は第5図に示す平織りネットの交差部がずれた状態で
ある。 1……畳表,2……上配 3……横配,4……縦配 5……大手配,6……下配 7……裏地,8……床糸 9……わら,10……糸 11……PPテープ,12……紙 13……編糸,14……ネットの交差部 15……挿入糸、16……網目 17……網糸、18……交差部 19……網目
いられている1例のわら菰、第3図は従来の畳床の裏地
に用いられている他の例のPPシート、第4図は本考案の
畳床の裏地に用いる実施例のラッシェル編みネット、第
5図は従来のある期間に使用された平織りネット、第6
図は第5図に示す平織りネットの交差部がずれた状態で
ある。 1……畳表,2……上配 3……横配,4……縦配 5……大手配,6……下配 7……裏地,8……床糸 9……わら,10……糸 11……PPテープ,12……紙 13……編糸,14……ネットの交差部 15……挿入糸、16……網目 17……網糸、18……交差部 19……網目
Claims (1)
- 【請求項1】裏地にプラスチック糸 で編まれたラッシ
ェル編みネットを用いた畳床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454590U JPH076322Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 畳 床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454590U JPH076322Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 畳 床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395436U JPH0395436U (ja) | 1991-09-30 |
JPH076322Y2 true JPH076322Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31508288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP454590U Expired - Lifetime JPH076322Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 畳 床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076322Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200449940Y1 (ko) * | 2008-05-09 | 2010-08-23 | 주식회사 팀버라인 아웃도어 | 자전거용 소지품 보관백 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP454590U patent/JPH076322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395436U (ja) | 1991-09-30 |
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