JPH0763165A - 斜板型圧縮機 - Google Patents

斜板型圧縮機

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Publication number
JPH0763165A
JPH0763165A JP5209485A JP20948593A JPH0763165A JP H0763165 A JPH0763165 A JP H0763165A JP 5209485 A JP5209485 A JP 5209485A JP 20948593 A JP20948593 A JP 20948593A JP H0763165 A JPH0763165 A JP H0763165A
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JP
Japan
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rotary shaft
swash plate
suction
valve
journal
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Application number
JP5209485A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakai
猛 酒井
Manabu Saeki
学 佐伯
Masafumi Nakajima
雅文 中島
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0763165A publication Critical patent/JPH0763165A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸入弁の吸入抵抗を減少させると共に流体の
漏洩を防止する。 【構成】 斜板型圧縮機1の回転軸24がジャーナル軸
受25及び26によって支持されており、少なくとも一
部が中空の回転軸24の内部に形成された吸入通路37
とシリンダ12a〜12e及び13a〜13eとを結ぶ
吸入弁が、ジャーナル軸受25及び26のジャーナル部
に形成された半径方向の吸入通路38及び39と、滑り
軸受35及び36及びシリンダブロック2の側に形成さ
れた吸入ポート40a〜40e及び41a〜41eによ
って構成される。この吸入弁はリード弁のような吸入抵
抗を生じないし、構造上の特質から滑り軸受35及び3
6の円筒内面の高精度の加工が容易であるため、回転軸
24のジャーナル部24a及び24bとの間のクリアラ
ンスをきわめて小さくすることが可能であって、ロータ
リバルブを吸入弁とした場合のような圧縮された流体の
漏洩もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用空調装
置の冷媒圧縮機として使用することができる斜板型圧縮
機に係り、特にその吸入弁と軸受部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車用空調装置の冷媒圧縮機
として使用されている斜板型圧縮機における吸入弁とし
ては、一般に、弾性を有する金属等の薄い板片(リー
ド)を、バルブプレートに穿孔された吸入ポートの下流
側(シリンダ側)に片持ち式に取り付け、吸入ポートを
内側から閉塞して逆流を防止する所謂リード弁を使用す
ることが多い。リード弁は構造が簡単で小型でもあると
いう優れた特長を有する反面、弁の前後の流体の圧力差
によって自動的に開閉するものであるから、開弁状態を
維持するためには弁の前後に所定値以上の圧力差が存在
することが必要であるし、開弁時の有効な流路断面積が
大きくないので、圧縮されるべき冷媒等の流体の流れに
対する絞りとなり、多少とも吸入抵抗を発生させて圧縮
機の作動効率を低下させ、動力損失を生じるという問題
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、斜板型
圧縮機の吸入弁としてリード弁を使用した場合に生じる
吸入抵抗の問題を解決するために、リード弁に代わる吸
入弁として、圧縮機の回転軸を支持しているニードルベ
アリングのような転がり軸受からなるラジアル軸受の近
傍に、回転軸の回転に伴って摺動回転する所謂ロータリ
バルブを設けることが検討されている。この改良技術は
未だ公知、公用の状態になっているものではないが、以
下これを「先行技術」と呼ぶことにする。この先行技術
による斜板型圧縮機の構造及び作動等は後に記載する実
施例の項において、実施例と対比して詳細に説明するこ
とにする。
【0004】通常のロータリバルブを吸入弁として使用
する先行技術によれば、リード弁を用いる場合に比して
吸入弁の吸入抵抗(圧力損失)を低減させ得るので、体
積効率を5%程度向上させることができるが、その反
面、先行技術による斜板型圧縮機においては、ニードル
ベアリングのような転がり軸受であるラジアル軸受によ
って支持されている回転軸と、回転軸に取り付けられた
ロータリバルブを摺動回転可能に受け入れているハウジ
ング側のバルブシリンダとの間には、各部品の製作上の
加工誤差(公差)や、転がり軸受の作動に必要な遊隙等
によって相当大きな心ずれが存在し、構造上その心ずれ
量を少なくすることが難しいのと、例えば斜板型圧縮機
のような場合には、斜板に作用する圧縮反力が回転軸の
回りに均等に作用しないで一方に偏っていること等か
ら、ロータリバルブのローターとバルブシリンダとの間
のクリアランスが大きくなりやすく、それによってシリ
ンダブロックに設けられた幾つかの吸入ポートのうち
で、圧縮行程において閉塞されるべきものが完全に閉塞
されないために、それらの吸入ポートの周囲からロータ
リバルブの外周を通じて圧縮された冷媒等の流体が漏洩
し、それによって圧縮機の作動効率が低下するという別
の問題が生じる。
【0005】また、通常の構造のロータリバルブを斜板
型圧縮機の吸入弁として使用した場合には、ロータリバ
ルブはリード弁に比べてどうしても大型になるし、設置
位置が回転軸の周囲に限られることから、ロータリバル
ブの弁開口の閉塞面から下流側の各シリンダの作動室ま
での圧縮されるべき流体の通路の容積、従って、有効な
圧縮作用をしない空間の容積(デッドボリューム)が、
各ピストンの限られた行程体積に対して相対的に大きく
なりやすく、それによって圧縮機の体積効率が低下する
という問題もある。
【0006】本発明は、従来技術や、それを改良するた
めに考えられて来た先行技術における上記のような多く
の問題点を改善し、弁部分における流体の抵抗や漏洩が
少なくて作動効率が高い上に、作動室の上流側のデッド
ボリュームが小さくて体積効率も十分に高い小型の圧縮
機を、それも比較的安価に製作可能とすることを発明の
解決課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のシリ
ンダが形成されたシリンダブロックと、前記シリンダ内
に挿入された複数個のピストンと、前記シリンダブロッ
ク内に形成された斜板室と、前記斜板室に延びている回
転軸と、前記回転軸に取り付けられて共に回転すること
により前記複数個のピストンを往復運動させる斜板と、
からなる斜板型圧縮機において、前記シリンダブロック
内において前記回転軸を支持する軸受がジャーナル軸受
であって、前記シリンダブロック内に取り付けられる滑
り軸受とそれによって支持される前記回転軸の一部とし
てのジャーナル部とから構成されており、前記回転軸は
少なくとも一部が中空であって、それによって前記回転
軸の内部に圧縮すべき流体を導く吸入通路が形成されて
いると共に、それと接続する半径方向の吸入通路が少な
くとも1個形成されており、前記滑り軸受及び前記シリ
ンダブロックには、前記回転軸の回転位置に応じて前記
回転軸の前記半径方向の吸入通路と連通して、前記複数
個のシリンダに順次圧縮すべき流体を吸入させる吸入ポ
ートが形成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】回転軸が回転駆動されて斜板が揺動すると、こ
の斜板の揺動によって複数個のピストンがそれぞれのシ
リンダの中で往復運動を繰り返して行うので、シリンダ
とピストンによって形成される作動室が拡縮して圧縮す
べき流体を吸入し、且つそれを加圧して外部へ吐出す
る。各シリンダ内の作動室への圧縮すべき流体の吸入
は、回転軸の回転位置に応じて、回転軸に形成された半
径方向の吸入通路と、滑り軸受及びシリンダブロックに
形成された吸入ポートが連通したときに、少なくとも一
部が中空になっている回転軸内の吸入通路を介して行わ
れる。
【0009】回転軸を支持する軸受がジャーナル軸受で
あり、それが単にシリンダブロック内に設けられた滑り
軸受と、回転軸の一部であるジャーナル部によって構成
される簡単な構造であるだけでなく、そのジャーナル軸
受の構成部材自体に半径方向の吸入通路や吸入ポートを
形成して、各シリンダに対して圧縮すべき流体を吸入さ
せるための吸入弁を構成しているため、軸受構造と吸入
弁の構造が簡単になるだけでなく、滑り軸受の円筒内面
の仕上げ加工が容易に行われて、ジャーナル部とのクリ
アランスをきわめて小さくすることが可能になり、圧縮
された流体が吸入弁から漏洩することがない。言うまで
もなくこのようにして構成された吸入弁は、所定の圧力
差によって開弁するリード弁と異なって圧力損失が少な
いから、圧縮機の効率が向上する。
【0010】
【実施例】図1及び図2に示す本発明の第1実施例を示
す斜板型圧縮機において、斜板型圧縮機1の本体は、中
央のシリンダブロック2と、その左側にバルブプレート
3を挟んで締結されたフロントハウジング4と、右側に
バルブプレート5を挟んで締結されたリヤハウジング6
とからなっている。シリンダブロック2は更にフロント
側のシリンダブロック2aとリヤ側のシリンダブロック
2bとの2つの部分に分かれている。そして、シリンダ
ブロック2a及び2b,バルブプレート3及び5,フロ
ントハウジング4及びリヤハウジング6を一体的に締結
する手段として、5本(図2参照)の通しボルト7が用
いられる。
【0011】フロント側のシリンダブロック2aには、
中心のまわりの均等な位置に5個のシリンダ12a〜1
2e(図1に12aのみを示す)が互いに平行となるよ
うに穿設されており、それらに対応してリヤ側のシリン
ダブロック2bにも、5個のシリンダ13a〜13e
(図2参照)が同様に穿設されている。フロントハウジ
ング4内の外周部には環状の吐出室14が形成され、ま
た、フロント側と略同様にリヤハウジング6内の外周部
にも環状の吐出室15が形成されている。更に、リヤハ
ウジング6の中央部分には、隔壁によって吐出室14と
区画された吸入室16が形成されている。吸入室16は
入口17を備えており、それに接続される図示しない吸
入配管によって、例えば空調装置の冷凍回路に設けられ
た蒸発器から戻って来る低温低圧の冷媒のような、圧縮
すべき流体を受け入れるようになっている。
【0012】フロント側のバルブプレート3には、シリ
ンダ12a〜12eの内部に形成されて拡縮する作動室
と、環状で共通の吐出室14とを連通し得る吐出口18
a〜18e(図1に18aのみを示す)が開口してお
り、それらの吐出口の下流側の面は、薄いばね板からな
るリード状の吐出弁によって閉塞されている。なお、図
中19は、吐出口18a〜18eに設けられる吐出弁の
開弁角度を制限して吐出弁のリードを保護するための、
所謂弁おさえの1つを例示している。
【0013】リヤ側のバルブプレート5にも同様に吐出
口21a〜21e(図1に21aのみを示す)が開口し
ており、それぞれシリンダ13a〜13eの内部の作動
室を環状で共通の吐出室15に連通させることができ
る。フロント側と同様に、各吐出口21a〜21eの下
流側の面にもそれぞれ図示しないリード状の吐出弁が設
けられる。なお、22はそれらの吐出弁の弁おさえの1
つを例示している。そして、リヤ側の吐出室15は図示
しない管路によってフロント側の吐出室14と連通して
おり、それらの吐出室から送り出される高圧の冷媒は、
合流して図示しない冷凍サイクルの凝縮器へ流れるよう
になっている。
【0014】シリンダブロック2の内部に形成された斜
板室23には、図1において左側から回転軸24が伸び
ており、図示しない車両の内燃機関から電磁クラッチの
ような伝動装置を介して回転駆動される。回転軸24
は、斜板室23の前後を後に詳細に説明する一対のジャ
ーナル軸受25及び26によって半径方向に支持されて
いる。斜板室23内において、回転軸24には楕円形の
斜板27が適当な手段によって一体的に取り付けられて
おり、斜板27を駆動することによって回転軸24に発
生する反力としての軸方向荷重は、斜板27の両側に設
けられた一対のスラスト軸受28及び29によって支持
される。
【0015】回転軸24と平行にシリンダブロック2内
に穿設されているフロント側のシリンダ12a〜12e
と、それらに対向するリヤ側のシリンダ13a〜13e
との各対には、それぞれ両頭のピストン30a〜30e
が軸方向に往復摺動可能に挿入されており、それらの両
端の頭部を接続するピストンロッドの中心部分に形成さ
れた溝の両側には、例えば球形の窪み31が設けられて
いて、窪み31にはそれと同径の球の一部をなす一対の
耐摩耗性シュー32が挿入され、それらのシュー32の
間に前述の斜板27の周縁部を摺動可能に挟んでいる。
【0016】シリンダブロック2内において回転軸24
を支持しているジャーナル軸受25及び26は、主とし
て、フロント側のシリンダブロック2a及びリヤ側のシ
リンダブロック2bのそれぞれの中心に同軸的に穿孔さ
れた内径が回転軸24の外径よりも例えば2〜4mm程
度大きい貫通穴33及び34の中に、打ち込み等の方法
で一体的に固定されている比較的薄肉の滑り軸受35及
び36と、それらの滑り軸受35及び36によって摺動
回転可能に支持されている回転軸24自体の円筒面の一
部であるジャーナル部24a及び24bとからなってい
る。滑り軸受35及び36は、例えば金属ベースの上に
フッ素樹脂等を積層したもので、貫通穴33及び34の
中に打ち込んで一体化したのち、内径を精密加工して、
それに対応する回転軸24のジャーナル部24a及び2
4bの外径にきわめて近い内径となるように高精度に仕
上げる。
【0017】回転軸24の一部は中空になっていて、図
1の右側から軸方向に吸入通路37が形成されており、
右端において吸入室16に連通している。ジャーナル軸
受25のジャーナル部24aの左端寄りの位置には、吸
入通路37に接続して、回転軸24の軸心に対して円周
方向に例えば130°程度に開く扇形の開口である1個
の吸入通路38が半径方向に形成される。また、ジャー
ナル軸受26のジャーナル部24bの右端寄りの位置に
は、吸入通路37に接続して、回転軸24の軸心に対し
て円周方向にやはり130°程度に開く(図2参照)扇
形の開口である1個の吸入通路39が、吸入通路38と
は180度の位相差を有するように半径方向に形成され
る。
【0018】フロント側のジャーナル軸受25には、回
転軸24のジャーナル部24aに形成されている半径方
向の吸入通路38に対して、回転軸24がそれぞれ所定
の回転位置(角度)にあるときに連通して、冷媒を吸入
通路37からフロント側の5つのシリンダ12a〜12
eのそれぞれに吸入させる半径方向の吸入ポート40a
〜40e(図1に40aのみを示す)が形成される。ま
た、リヤ側のジャーナル軸受26にも同様に、ジャーナ
ル部24bに形成された半径方向の吸入通路39に対し
て、回転軸24がそれぞれ所定の回転位置にあるときに
連通して、冷媒を吸入通路37からリヤ側の5つのシリ
ンダ13a〜13eのそれぞれに吸入させる半径方向の
吸入ポート41a〜41e(図2参照)が形成される。
【0019】本発明の第1実施例による斜板型圧縮機1
はこのように構成されているので、回転軸24が自動車
の内燃機関等によって回転駆動されると、斜板27の運
動の揺動成分によって両頭のピストン30a〜30eが
それぞれのシリンダ内で往復運動を行い、フロント側及
びリヤ側の各シリンダ内の作動室は拡縮を繰り返す。そ
れと同時に、フロント側のジャーナル軸受25及びリヤ
側のジャーナル軸受26の内部においては、回転軸24
のジャーナル部24a及び24bに形成された半径方向
の吸入通路38及び39が回転することによって、フロ
ント側の扇形の吸入通路38が、シリンダ12a〜12
eのうちで、そのときに吸入行程に入ったものに対応し
ている吸入ポート40a〜40eに順次連通して行くと
共に、リヤ側の扇形の吸入通路39が、シリンダ13a
〜13eのうちで、そのときに吸入行程に入ったものに
対応している吸入ポート41a〜41eに順次連通して
行くことになる。この連通関係はどのシリンダについて
も、それが吸入行程にある間は継続するように、半径方
向の吸入通路38及び39の扇形に開く角度(図2参
照)が設定されている。
【0020】図示しない冷凍サイクルの蒸発器から戻っ
て来る低温低圧の冷媒は、入口17と吸入室16を通っ
て回転軸24の中心の吸入通路37に入り、半径方向の
吸入通路38及び39によって、そのときに吸入行程に
あるシリンダ12a〜12e及び13a〜13eに分配
され、拡大しつつあるそれぞれのシリンダ内の作動室に
吸入される。両頭のピストン30a〜30eのいずれか
の端部が下死点に達すると吸入行程は終わり、続いてピ
ストンが反転して圧縮行程に移るが、圧縮行程に入った
シリンダ12a〜12e及び13a〜13eの吸入ポー
ト40a〜40e及び41a〜41eは、回転軸24の
ジャーナル部24a及び24bの円筒面によって完全に
閉塞されるので、シリンダ内で加圧された冷媒が、滑り
軸受35及び36とジャーナル部24a及び24bとの
クリアランスから外部に漏洩することはない。圧縮行程
にあるシリンダ内で加圧された冷媒は、吐出口18a〜
18e及び21a〜21eのリード弁を押し開いて吐出
室14及び15に吐出されたのち、合流して冷凍サイク
ルの凝縮器へ送られる。
【0021】本発明の第1実施例において、バルブ部分
を有するジャーナル軸受25及び26のクリアランスか
ら冷媒の漏洩が起こらない理由は、ジャーナル軸受25
及び26を構成する滑り軸受35及び36の円筒内面の
精密な仕上げ加工によって、回転軸24のジャーナル部
24a及び24bとのクリアランスをきわめて小さくす
ることができた結果であって、このような滑り軸受35
及び36の円筒内面と回転軸24のジャーナル部24a
及び24bの円筒面の高精度の仕上げ加工と、微小なク
リアランスの維持は、ジャーナル軸受25及び26がき
わめて単純な構造であり、滑り軸受35及び36がシリ
ンダ12a〜12e及び13a〜13eと平行に配置さ
れることから初めて可能となったものである。従って、
ジャーナル軸受25及び26自体に、半径方向の吸入通
路38及び39や吸入ポート40a〜40e及び41a
〜41eを穿設することによって形成された吸入弁は、
リード弁のような吸入抵抗を生じないだけでなく、締切
りが完全で、圧縮行程にあるシリンダからの流体の漏洩
を許さない。
【0022】これに対して、「発明が解決使用とする課
題」において簡単に触れた先行技術による斜板型圧縮機
42は、図3に示したような構造を有する。この場合、
図1及び図2に示した本発明の第1実施例による斜板型
圧縮機1と実質的に同様な構造部分には、同じ参照符号
を付すことによって重複した説明を省略する。
【0023】図3に示すように、斜板型圧縮機42の回
転軸24は、シリンダブロック2内のスラスト軸受28
及び29に隣接して設けられたニードルベアリングのよ
うな転がり軸受であるラジアル軸受43及び44によっ
て支持されている。そして、シリンダブロック2内の隣
接位置には、回転軸24と同軸心の平滑な円筒面を有す
るバルブシリンダ45及び46がそれぞれ形成されてお
り、これらのバルブシリンダ45及び46内には、回転
軸24上に嵌合されて回転軸24に対して適当な手段に
よって回転方向にも軸方向にも固定されている円筒状の
ロータリバルブ(ローター)47及び48が、所定のク
リアランスをおいて回転摺動可能に挿入されている。バ
ルブシリンダ45及び46の各壁面には、シリンダ12
a〜12e及び13a〜13eのそれぞれに通じる吸入
ポート49a〜49e及び50a〜50e(図3では4
9a及び50aのみを示す)が開口しており、それらに
順次連通し得るように、ロータリバルブ(ローター)4
7及び48には、軸心に関して円周方向に例えば130
°程度に開く扇形の弁開口51及び52が半径方向に形
成されている。
【0024】ロータリバルブ(ローター)47及び48
に半径方向に形成された扇形の弁開口51及び52は、
それぞれ回転軸24に形成された半径方向の吸入通路3
8及び39に接続することによって、回転軸24の中心
に形成されている吸入通路37と、更に吸入室16とに
連通し、圧縮すべき冷媒をシリンダ12a〜12e及び
13a〜13e内へ吸入することができる。
【0025】先行技術による斜板型圧縮機42において
も、基本的な作動は本発明の第1実施例による斜板型圧
縮機1と同様であるが、冷媒(流体)が圧縮行程にある
シリンダ12a〜12e及び13a〜13e内の作動室
において圧縮されるとき、圧縮された冷媒はロータリバ
ルブ(ローター)47及び48の扇形の弁開口51及び
52と、それらを閉塞しているバルブシリンダ45及び
46の円筒面との間で外部に対して遮断される。ところ
が、先に「発明が解決しようとする課題」の項において
述べたように、各部品の製作上の加工誤差(公差)や、
転がり軸受であるラジアル軸受43及び44の遊隙等に
よる心ずれ、更には斜板27に作用する均等でない圧縮
反力等によって、ロータリバルブ47及び48とバルブ
シリンダ45及び46との間のクリアランスが大きくな
り、シリンダブロックの吸入ポートがロータリバルブ4
7,48の外周によって完全に閉塞されず、それらのク
リアランスから圧縮された冷媒が漏洩し、それによって
斜板型圧縮機1の作動効率が低下するという問題を生じ
る。
【0026】また、ロータリバルブ47及び48の半径
方向の肉厚はかなり大であり、それによってバルブ自体
が大きくなるだけでなく、ロータリバルブ47及び48
と転がり軸受であるラジアル軸受43及び44とは部分
的にも兼用することができないので、両者の軸方向の長
さが加算される結果、斜板型圧縮機1の全体が大型化す
ることになるし、各シリンダ12a〜12e及び13a
〜13e内の有効な圧縮作用をする空間(作動室)の容
積に対するデッドボリュームの増大を招いて、斜板型圧
縮機の体積効率の低下を招く。これは、先行技術におい
て回転軸24を転がり軸受であるラジアル軸受43及び
44によって支持している以上避けられない問題であ
る。
【0027】更に、先行技術による斜板型圧縮機42に
おいては、比較的大径となるロータリバルブ47及び4
8の外周面と、それに摺動接触するバルブシリンダ45
及び46の内周面との間の相対的な周速が大きくなるの
で、ロータリバルブ47及び48の外周面にフッ素樹脂
等のコーティングを施すことが必要であり、その表面を
仕上げるための加工も必要になるので、それらが工数の
増加とコストを上昇させる原因になる。また、ロータリ
バルブ47及び48に設ける扇形の弁開口51及び52
の位置は、回転軸24に対する斜板27の圧入位置によ
って決まるが、ロータリバルブ47及び48は何らかの
抜け止め及び回り止め手段によって回転軸24上に軸方
向にも回転方向にも固定する必要があり、ロータリバル
ブ47及び48の位置決め及び固定にはかなりの工数を
要する。
【0028】これに対して、本発明の第1実施例による
斜板型圧縮機1においては、回転軸24の支持をジャー
ナル軸受25及び26によって行い、それ自体に吸入弁
を併設するので、軸受兼吸入弁の摺動回転する部分のク
リアランスを大幅に小さくすることが可能になり、吸入
弁の締切りを改善することができると共に、構造をきわ
めて簡素化し、加工を容易にすることができる。その結
果、フロント側のシリンダブロック2aとリヤ側のシリ
ンダブロック2bを組み合わせて、対になっているシリ
ンダ12a〜12e及び13a〜13eをボーリング加
工する際に、同時に滑り軸受35及び36の円筒内面の
仕上げ加工を行うことが可能になって、回転軸24を挿
入する際のクリアランスの大きさは考え得る最小限の値
とすることができる。更に、回転軸24自体に吸入弁を
構成する半径方向の吸入通路38及び39を形成するた
め、先行技術におけるロータリバルブ47及び48のよ
うに位置決めや固定手段の設置の必要がなくなり、これ
も構成の簡素化とコストの低減という好ましい結果をも
たらす。
【0029】第1実施例は吐出容量が一定の斜板型圧縮
機に関するものであるが、本発明は可変容量式の斜板型
圧縮機にも適用することができる。その一例を第2実施
例として図4に示す。第2実施例の可変容量式斜板型圧
縮機53においても、シリンダブロック2に形成された
シリンダ12a〜12e及び13a〜13eや、それら
に挿入されて斜板27によって往復運動する両頭のピス
トン30a〜30e等の基本的構成は、実質的に第1実
施例の場合と同様であり、細部でも、回転軸の左側のジ
ャーナル部24aを受け入れている滑り軸受35や、ジ
ャーナル部24aに設けられた半径方向の吸入通路38
とフロント側のシリンダブロック2aに形成された吸入
ポート40aによる吸入弁等の構造は、第1実施例の場
合と同様であるから、これらの共通部分には同じ参照符
号を付して、重複する説明を省略することにする。
【0030】回転軸24の内部の吸入通路37は右端側
において若干拡径されて、スプライン54が形成されて
おり、それに係合するスプラインを有するスライドロー
タリバルブ55の小径部55aが挿入されている。段付
き円筒形であるスライドロータリバルブ55の大径部5
5bは、回転軸24の右端側のジャーナル部24bと同
じ外径を有していて、第1実施例と同様なリヤ側のシリ
ンダブロック2b内の貫通穴34に打ち込まれた滑り軸
受36の円筒内面に対して、きわめて小さなクリアラン
スを残して軸方向にも回転方向にも摺動可能に挿入され
ており、それによってジャーナル軸受26の一部を構成
している。
【0031】リヤ側の吸入弁を構成するために、スライ
ドロータリバルブ55の大径部55bには略三角形或い
は台形等の形をした窓開口としての吸入ポート56が形
成されており、リヤ側のシリンダブロック2bに半径方
向に形成されたリヤ側の吸入ポート41a〜41eと吸
入室16との間を連通又は遮断可能としている。具体的
には、スライドロータリバルブ55が回転軸24に対し
て右側へ移動すると、吸入ポート56の開口の円周方向
に短い部分がリヤ側の吸入ポート41a〜41eと連通
するようになり、リヤ側のシリンダ13a〜13eから
見れば、吸入室16と連通している期間が短くなる。反
対にスライドロータリバルブ55が左へ移動すると、吸
入ポート56の開口の円周方向に長い部分が吸入ポート
41a〜41eと連通するようになって、リヤ側のシリ
ンダ13a〜13eと吸入室16とが連通する期間が長
くなる。
【0032】コイルばね61の付勢を受けることによ
り、スライドロータリバルブ55の右端側は、リヤハウ
ジング6内に環状に形成された制御圧室57内に進入す
ることができるようになっているが、スライドロータリ
バルブ55の右端面には、制御圧室57に対して摺動嵌
合する環状の制御ピストン65が接触しており、コイル
ばね61の力と対向するように、制御圧室57内の制御
ピストン65が圧力制御装置58から任意の大きさの制
御圧を左方に向かって受けるようになっている。圧力制
御装置58は一種の調圧弁であって、可変容量式斜板型
圧縮機53の吐出圧である高圧の冷媒と、吸入圧である
低圧の冷媒との中間の任意の圧力を作り出して、それを
制御圧として制御圧室57へ供給することができる。回
転軸24内の吸入通路37の段部59には、多数の通孔
を有する円板60が挿入されて、コイルばね61によっ
て左方へ押し付けられている。
【0033】円板60からスライドロータリバルブ55
の内部の貫通穴55cを通って軸方向に延びる細い軸部
を有するインナースプール62の右端には、拡大した頭
部63が形成されており、頭部63は貫通穴55cとの
間にバルブ部分64を形成している。従って、円板60
と一体的になって軸方向には移動しないインナースプー
ル62の頭部63に対して、スライドロータリバルブ5
5が軸方向に移動することにより、バルブ部分64が開
閉し、或いは通路の大きさが変化して、フロント側のシ
リンダ12a〜12eへ吸入される冷媒の量を変化させ
る。
【0034】本発明の第2実施例としての可変容量式斜
板型圧縮機53はこのような構造を有するので、圧力制
御装置58によって制御圧室57に作用する冷媒の圧力
を変化させることにより、コイルばね61の付勢力との
釣り合いで制御ピストン65とスライドロータリバルブ
55が軸方向に移動する。その結果、吸入行程が継続し
ている期間内において、フロント側のシリンダ12a〜
12eに対しては、バルブ部分64が開閉したり通路面
積が変化することにより、また、リヤ側のシリンダ13
a〜13eに対しては、吸入ポート41a〜41eと、
スライドロータリバルブ55の大径部55bに形成され
た吸入ポート56とが連通する時間の長さが変化するこ
とによって、シリンダ12a〜12e及び13a〜13
eの吸入行程の期間が変化しなくても、その間に有効に
吸入される冷媒の量が変化して、斜板型圧縮機53の吐
出容量が自由に変化する。
【0035】
【発明の効果】本発明を実施すれば、斜板型圧縮機の吸
入弁による吸入抵抗が低減するするだけでなく、加圧さ
れた流体が吸入弁から漏洩することも防止される。しか
も吸入弁と回転軸の軸受が簡素化されて一体化され、圧
縮機の構成が簡単で小型なものとなり、コストも減少す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例として示す斜板型圧縮機の
縦断正面図である。
【図2】図1のII−II線における横断側面図である。
【図3】本発明の先行技術による斜板型圧縮機を示す縦
断正面図である。
【図4】本発明の第2実施例として示す斜板型圧縮機の
縦断正面図である。
【符号の説明】
1…斜板型圧縮機(第1実施例) 2…シリンダブロック 4…フロントハウジング 6…リヤハウジング 7…通しボルト 12a〜12e…フロント側のシリンダ 13a〜13e…リヤ側のシリンダ 16…吸入室 23…斜板室 24…回転軸 25,26…ジャーナル軸受 27…斜板 30a〜30e…両頭のピストン 33,34…貫通穴 35,36…滑り軸受 37…吸入通路 38,39…半径方向の吸入通路 40a〜40e…フロント側の吸入ポート 41a〜41e…リヤ側の吸入ポート 42…斜板型圧縮機(先行技術) 43,44…ラジアル軸受(転がり軸受) 45,46…バルブシリンダ 47,48…ロータリバルブ 49a〜49e,50a〜50e…吸入ポート 51,52…扇形の弁開口 53…可変容量式斜板型圧縮機(第2実施例) 55…スライドロータリバルブ 56…吸入ポート 57…制御圧室 58…圧力制御装置 62…インナースプール 64…バルブ部分 65…制御ピストン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のシリンダが形成されたシリンダ
    ブロックと、前記シリンダ内に挿入された複数個のピス
    トンと、前記シリンダブロック内に形成された斜板室
    と、前記斜板室に延びている回転軸と、前記回転軸に取
    り付けられて共に回転することにより前記複数個のピス
    トンを往復運動させる斜板と、からなる斜板型圧縮機に
    おいて、 前記シリンダブロック内において前記回転軸を支持する
    軸受がジャーナル軸受であって、前記シリンダブロック
    内に取り付けられる滑り軸受とそれによって支持される
    前記回転軸の一部としてのジャーナル部とから構成され
    ており、 前記回転軸は少なくとも一部が中空であって、それによ
    って前記回転軸の内部に圧縮すべき流体を導く吸入通路
    が形成されていると共に、それと接続する半径方向の吸
    入通路が少なくとも1個形成されており、 前記滑り軸受及び前記シリンダブロックには、前記回転
    軸の回転位置に応じて前記回転軸の前記半径方向の吸入
    通路と連通して、前記複数個のシリンダに順次圧縮すべ
    き流体を吸入させる吸入ポートが形成されていることを
    特徴とする、前記斜板型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記ジャーナル軸受の1つを構成する前
    記回転軸のジャーナル部の一部分が前記回転軸の他の部
    分に対して軸方向に移動可能となっており、その移動部
    分によって前記複数個のシリンダに吸入される圧縮すべ
    き流体の量を変化させるバルブが構成されている請求項
    1記載の前記斜板型圧縮機。
JP5209485A 1993-08-24 1993-08-24 斜板型圧縮機 Pending JPH0763165A (ja)

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