JPH0762370B2 - 鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法 - Google Patents
鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法Info
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- JPH0762370B2 JPH0762370B2 JP18112886A JP18112886A JPH0762370B2 JP H0762370 B2 JPH0762370 B2 JP H0762370B2 JP 18112886 A JP18112886 A JP 18112886A JP 18112886 A JP18112886 A JP 18112886A JP H0762370 B2 JPH0762370 B2 JP H0762370B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法に関
するものである。
するものである。
「従来の技術」 従来、鉄骨梁のウエブ面に、例えばダクト貫通用の四角
形孔を穿設した場合、その四角形孔周りにおけるウエブ
を補強する必要があり、その補強手段としては、四角形
孔周りにおけるウエブ面に補強プレートを溶接してい
た。
形孔を穿設した場合、その四角形孔周りにおけるウエブ
を補強する必要があり、その補強手段としては、四角形
孔周りにおけるウエブ面に補強プレートを溶接してい
た。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、鉄骨梁のウエブにおける従来のダクト貫通用
の四角形孔にあっては、その切り抜きプレートがスクラ
ップになってしまうこと、四角形孔周りにおけるウエブ
面に、補強プレートを溶接により設けなければならない
ことから、鋼材使用量の増加と、加工量の増加とを来た
し、コストアップになり、極めて不経済であった。
の四角形孔にあっては、その切り抜きプレートがスクラ
ップになってしまうこと、四角形孔周りにおけるウエブ
面に、補強プレートを溶接により設けなければならない
ことから、鋼材使用量の増加と、加工量の増加とを来た
し、コストアップになり、極めて不経済であった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、かくの如き従来の問題点を解決すべくなした
ものであって、その要旨とするところは、鉄骨梁のウエ
ブ面に所要寸法の四角形を描き、この四角形の各対角線
上に沿ってスリットを設け、この各スリットにより形成
された各三角形状プレートを、四角形の各一辺をそれぞ
れ折曲線としてウエブ面へ折曲当接し、この折曲当接し
た各三角形状プレートの斜辺縁とウエブ面とを溶接する
ことを特徴とする鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方
法にある。
ものであって、その要旨とするところは、鉄骨梁のウエ
ブ面に所要寸法の四角形を描き、この四角形の各対角線
上に沿ってスリットを設け、この各スリットにより形成
された各三角形状プレートを、四角形の各一辺をそれぞ
れ折曲線としてウエブ面へ折曲当接し、この折曲当接し
た各三角形状プレートの斜辺縁とウエブ面とを溶接する
ことを特徴とする鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方
法にある。
「実施例」 第1図乃至第3図は、本発明方法の第1実施例を示すも
のであて、先ず第1図に示す如く、鉄骨梁1のウエブ1a
面に、所要寸法の長方形2を描き、この長方形2の各対
角線上に沿ってスリット2aを設け、この各スリット2aに
より形成された各三角形状プレート2bを、第2図、第3
図に示す如く、長方形2の各一辺をそれぞれ折曲線とし
てウエブ1a面へ折曲当接し、この折曲当接した各三角形
状プレート2bの斜辺縁とウエブ1a面とを溶接して、長方
形の貫通孔3を形成するのである。
のであて、先ず第1図に示す如く、鉄骨梁1のウエブ1a
面に、所要寸法の長方形2を描き、この長方形2の各対
角線上に沿ってスリット2aを設け、この各スリット2aに
より形成された各三角形状プレート2bを、第2図、第3
図に示す如く、長方形2の各一辺をそれぞれ折曲線とし
てウエブ1a面へ折曲当接し、この折曲当接した各三角形
状プレート2bの斜辺縁とウエブ1a面とを溶接して、長方
形の貫通孔3を形成するのである。
この長方形の貫通孔3は、第4図に示す如く、主として
ダクト4の貫通用であるが、第5図に示す如く、例えば
同一外径の複数本の配管5の貫通用としてもよい。
ダクト4の貫通用であるが、第5図に示す如く、例えば
同一外径の複数本の配管5の貫通用としてもよい。
第6図は、本発明方法の第2実施例を示すものであっ
て、前記第1実施例の長方形の貫通孔3に代えて、正方
形の貫通孔3を形成したものであり、形成工程は、第1
実施例の場合と全く同様である。
て、前記第1実施例の長方形の貫通孔3に代えて、正方
形の貫通孔3を形成したものであり、形成工程は、第1
実施例の場合と全く同様である。
この正方形の貫通孔3は、第7図に示す如く、主として
ダクト4の貫通用であるが、第8図に示す如く、正方形
の貫通孔3に内接する配管5の貫通用としてもよい。
ダクト4の貫通用であるが、第8図に示す如く、正方形
の貫通孔3に内接する配管5の貫通用としてもよい。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明の鉄骨梁ウエブにおける貫通用
の形成方法によれば、従来の貫通孔の如く、その切り抜
きプレートをスクラップにすることなく、貫通孔周りの
補強プレートに転用できるので、従来に比較して補強プ
レートに要する材料費および加工費等を節減することが
でき、コストの低減に寄与できる。
の形成方法によれば、従来の貫通孔の如く、その切り抜
きプレートをスクラップにすることなく、貫通孔周りの
補強プレートに転用できるので、従来に比較して補強プ
レートに要する材料費および加工費等を節減することが
でき、コストの低減に寄与できる。
しかも本発明方法により形成された四角形の貫通孔は、
主としてダクト貫通用であるが、配管の貫通用にも兼ね
ることができる。
主としてダクト貫通用であるが、配管の貫通用にも兼ね
ることができる。
第1図、第2図は本発明方法の第1実施例の工程を示す
説明図、第3図は、第2図のA−A線における断面図、
第4図はダクトを貫通した態様を示す正面図、第5図は
複数本の配管を貫通した態様を示す正面図、第6図は本
発明方法の第2実施例を示す正面図、第7図はダクトを
貫通した態様を示す正面図、第8図は配管を貫通した態
様を示す正面図である。 1……鉄骨梁、1a……ウエブ、 2……ウエブ1a面に描いた長方形あるいは正方形、 2a……スリット、2b……三角形状プレート、 3……長方形あるいは正方形の貫通孔
説明図、第3図は、第2図のA−A線における断面図、
第4図はダクトを貫通した態様を示す正面図、第5図は
複数本の配管を貫通した態様を示す正面図、第6図は本
発明方法の第2実施例を示す正面図、第7図はダクトを
貫通した態様を示す正面図、第8図は配管を貫通した態
様を示す正面図である。 1……鉄骨梁、1a……ウエブ、 2……ウエブ1a面に描いた長方形あるいは正方形、 2a……スリット、2b……三角形状プレート、 3……長方形あるいは正方形の貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】鉄骨梁のウエブ面に、所要寸法の四角形を
描き、この四角形の各対角線上に沿ってスリットを設
け、この各スリットにより形成された各三角形状プレー
トを、四角形の各一辺をそれぞれ折曲線としてウエブ面
へ折曲当接し、この折曲当接した各三角形状プレートの
斜辺縁とウエブ面とを溶接することを特徴とする鉄骨梁
ウエブにおける貫通孔の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18112886A JPH0762370B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18112886A JPH0762370B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335947A JPS6335947A (ja) | 1988-02-16 |
JPH0762370B2 true JPH0762370B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16095357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18112886A Expired - Fee Related JPH0762370B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 鉄骨梁ウエブにおける貫通孔の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762370B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6929593B2 (ja) * | 2016-07-25 | 2021-09-01 | 旭化成建材株式会社 | 補強構造 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP18112886A patent/JPH0762370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335947A (ja) | 1988-02-16 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |