JPH0762277B2 - 活性化層を有する電極を視認検査する方法及び装置 - Google Patents
活性化層を有する電極を視認検査する方法及び装置Info
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- JPH0762277B2 JPH0762277B2 JP1285074A JP28507489A JPH0762277B2 JP H0762277 B2 JPH0762277 B2 JP H0762277B2 JP 1285074 A JP1285074 A JP 1285074A JP 28507489 A JP28507489 A JP 28507489A JP H0762277 B2 JPH0762277 B2 JP H0762277B2
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- Japan
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- anode
- cathode
- activation layer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/4163—Systems checking the operation of, or calibrating, the measuring apparatus
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、活性化層を備えた実施的に平らな電気化学
処理用電極、特にスールバンド用のガルバニー直流によ
る亜鉛メッキ装置に用いられるアノード電極の不活性表
面領域を検査するための視認検査方法ならびに該方法を
実施するための装置に関する。
処理用電極、特にスールバンド用のガルバニー直流によ
る亜鉛メッキ装置に用いられるアノード電極の不活性表
面領域を検査するための視認検査方法ならびに該方法を
実施するための装置に関する。
[従来の技術] スールバンドはたとえば亜鉛メッキされた自動車車体を
製造するために用いられるが、このスールバンドをガル
バニー直流電気で亜鉛メッキする場合、プラチナ金属酸
化物で被覆されたチタンアノードも使用される。このチ
タンアンノードはわずかの時間で活性を失ってしまうの
で、チタンアノードを取外した後に再活性化する必要が
ある。このために亜鉛メッキ装置全体が運転中断されざ
るをえず、このことによって製造が一時停止することに
なる。そこで望まれるのが−どっちみち他の理由から−
この装置の運転を停止する予定があるとき、その時を利
用して、このアノードが次の予定されている運転停止ま
で持ちこたえられるものなのかそれともそのアノードは
安全性の点からただちに交換されるべきものなのかの判
断をすることができることである。
製造するために用いられるが、このスールバンドをガル
バニー直流電気で亜鉛メッキする場合、プラチナ金属酸
化物で被覆されたチタンアノードも使用される。このチ
タンアンノードはわずかの時間で活性を失ってしまうの
で、チタンアノードを取外した後に再活性化する必要が
ある。このために亜鉛メッキ装置全体が運転中断されざ
るをえず、このことによって製造が一時停止することに
なる。そこで望まれるのが−どっちみち他の理由から−
この装置の運転を停止する予定があるとき、その時を利
用して、このアノードが次の予定されている運転停止ま
で持ちこたえられるものなのかそれともそのアノードは
安全性の点からただちに交換されるべきものなのかの判
断をすることができることである。
アノードがまだ活性であるかどうかの判断のために今日
用いられている手法には、つぎのようなものがある。
用いられている手法には、つぎのようなものがある。
a)レントゲン蛍光による活性化層の層厚の測定法(運
転停止中のみ可能)。この方法は時間がかかりすぎるた
め、実際にはアノードすべて運転停止の状態にして用い
られることはほとんどない。活性化層の下にある不動態
層に基づきアノードは残留層厚が厚いにもかかわらず不
活性となりうる。この測定は5cmまでの直径の箇所でし
か可能でない。たとえば1m2の全表面を判定するために
は個別の測定器を多数作って、配置する必要がある。
転停止中のみ可能)。この方法は時間がかかりすぎるた
め、実際にはアノードすべて運転停止の状態にして用い
られることはほとんどない。活性化層の下にある不動態
層に基づきアノードは残留層厚が厚いにもかかわらず不
活性となりうる。この測定は5cmまでの直径の箇所でし
か可能でない。たとえば1m2の全表面を判定するために
は個別の測定器を多数作って、配置する必要がある。
b)ポテンシャルの測定法(運転停止中のみ可能)。こ
こでもこの方法は時間がかりすぎるためアノード全てを
運転停止して測定することはなされない。この方法も同
じく点状測定しか可能でない。
こでもこの方法は時間がかりすぎるためアノード全てを
運転停止して測定することはなされない。この方法も同
じく点状測定しか可能でない。
c)運転中個々のアノードのスイッチオフ法。この方法
の場合、被覆された亜鉛層の厚みが連続して測定され
る。この亜鉛層の厚みが均一でないとき、これらのアノ
ードはもはや正常でないとみなされる。この方法はすべ
ての装置に用いられることができるわけではない。不活
性のアノードに起因せしめることのできない層の不均一
性も存在している。
の場合、被覆された亜鉛層の厚みが連続して測定され
る。この亜鉛層の厚みが均一でないとき、これらのアノ
ードはもはや正常でないとみなされる。この方法はすべ
ての装置に用いられることができるわけではない。不活
性のアノードに起因せしめることのできない層の不均一
性も存在している。
d)静止しているバンオの亜鉛メッキ法。この装置によ
って1m/秒という典型的な速度でスチールバンドが正常
運転で走っているとき、このスチールバンドが止められ
ると、アノードの活性度に相当する亜鉛分布がバンド上
に生じる。安全性の理由から実際には、バンドが停止す
るや否や即座に遮断される。このような方法は実施する
ためには安全性テストの予防処理がすべて解除されねば
ならない。この方法はとても高くつき、かつ例外ケース
でしか実施することができない。
って1m/秒という典型的な速度でスチールバンドが正常
運転で走っているとき、このスチールバンドが止められ
ると、アノードの活性度に相当する亜鉛分布がバンド上
に生じる。安全性の理由から実際には、バンドが停止す
るや否や即座に遮断される。このような方法は実施する
ためには安全性テストの予防処理がすべて解除されねば
ならない。この方法はとても高くつき、かつ例外ケース
でしか実施することができない。
従来の公知技術は、特定のアノード(又はアノードセグ
メント)が再活性化を必要としているかそれともつぎの
所定の運転停止時までまだ引きつづいて運転継続してよ
いかどうかの判断を速やかに行う有効な能力に欠けてい
た。
メント)が再活性化を必要としているかそれともつぎの
所定の運転停止時までまだ引きつづいて運転継続してよ
いかどうかの判断を速やかに行う有効な能力に欠けてい
た。
[発明が解決しようとする課題] この発明の課題は、ガルバニー直流による亜鉛メッキ装
置を短時間だけ運転停止している間に短時間の取りはず
し後テスト槽内で安全なアノードについて視認検査を実
行することであり、その際活性化層領域内にひょっとし
たらあるかもしれない不活性領域を見れるようにするこ
とである。
置を短時間だけ運転停止している間に短時間の取りはず
し後テスト槽内で安全なアノードについて視認検査を実
行することであり、その際活性化層領域内にひょっとし
たらあるかもしれない不活性領域を見れるようにするこ
とである。
[課題を解決するための手段] この課題は、冒頭に記載した形式の方法において、本発
明により、請求項1に記載の方法ならびに請求項3に記
載の装置により解決される。
明により、請求項1に記載の方法ならびに請求項3に記
載の装置により解決される。
本発明による方法は、検査すべき電極を電解槽の中のア
ノードとカソードの間へ該電極の検査すべき表面をカソ
ード側に向けて挿入し、かつ活性層に電圧を短時間印加
した際にに生じる気泡の発生を識別することを特徴とす
る。
ノードとカソードの間へ該電極の検査すべき表面をカソ
ード側に向けて挿入し、かつ活性層に電圧を短時間印加
した際にに生じる気泡の発生を識別することを特徴とす
る。
本発明による装置は、アノード及びカソードを備えた電
解槽ならびに検査すべき電極のための支持装置から構成
され、かつ電解槽に被検電極の表面を観察するための透
明領域が設けられていることを特徴とする。
解槽ならびに検査すべき電極のための支持装置から構成
され、かつ電解槽に被検電極の表面を観察するための透
明領域が設けられていることを特徴とする。
本発明による方法を実行するための装置においては、四
角槽状をした電解槽中の内部空間内で向かい合った2つ
の支持壁に、アノードとカソードから成る一対の電極が
配設されており、このアノードとカソード間には被検ア
ノードのための支持装置が配設されている。さらに、カ
ソードに面しているアノードプレートの活性層を照明す
ための照明装置が設けられている。
角槽状をした電解槽中の内部空間内で向かい合った2つ
の支持壁に、アノードとカソードから成る一対の電極が
配設されており、このアノードとカソード間には被検ア
ノードのための支持装置が配設されている。さらに、カ
ソードに面しているアノードプレートの活性層を照明す
ための照明装置が設けられている。
電流の流れている際に形成される気泡は、側壁に設けら
れた窓を通してビデオカメラを用いて検出される。
れた窓を通してビデオカメラを用いて検出される。
特別な利点は、個々のセグメントに解体せずにアノード
の活性化層の検査を行うことができ、その結果メッキ運
転の中断が短時間で済む、という点である。化学的に腐
食性でない電解液たとえば硫酸ナトリウム溶液を使用す
ることによって、簡単で迅速な操作が行えるようにな
る。
の活性化層の検査を行うことができ、その結果メッキ運
転の中断が短時間で済む、という点である。化学的に腐
食性でない電解液たとえば硫酸ナトリウム溶液を使用す
ることによって、簡単で迅速な操作が行えるようにな
る。
[実施例] 以下、本発明の対象を第1図、第2a図、それに第2b図を
用いて説明する。
用いて説明する。
第1図によると、直方体状の案内部空間4をもって電解
槽3のたがいに向かいあっている壁1,2に、それぞれ1
個の平らな長方形アノード5と1個の平らな長方形カソ
ード6とが配設されている。このアノード5の領域内に
電気的に絶縁されたU字状の収納形状をした支持装置7
がみられ、この支持装置7の中へ上から被検電極、即ち
被検アノード8を挿入することができる。この場合活性
化電極表面はカソード6の方を向いた面上にある。そし
てこの場合アノード8はもっと良く見えるように一部切
り欠いた図で示されている。被検アノード8と組込み固
定されたカソード6との間に2本の細長い管状光源9,10
を有する照明装置があり、これら管状光源は、石英ガラ
スのような透明保護管11,12によって囲まれている。光
源9,10と保護管11,12との間にランプの冷却のために圧
搾空気が誘導される。
槽3のたがいに向かいあっている壁1,2に、それぞれ1
個の平らな長方形アノード5と1個の平らな長方形カソ
ード6とが配設されている。このアノード5の領域内に
電気的に絶縁されたU字状の収納形状をした支持装置7
がみられ、この支持装置7の中へ上から被検電極、即ち
被検アノード8を挿入することができる。この場合活性
化電極表面はカソード6の方を向いた面上にある。そし
てこの場合アノード8はもっと良く見えるように一部切
り欠いた図で示されている。被検アノード8と組込み固
定されたカソード6との間に2本の細長い管状光源9,10
を有する照明装置があり、これら管状光源は、石英ガラ
スのような透明保護管11,12によって囲まれている。光
源9,10と保護管11,12との間にランプの冷却のために圧
搾空気が誘導される。
槽3の側壁の支持装置7の周辺に、側面にプリズム状ケ
ーシング13が取付けされており、該ケーシング13にはこ
のケーシング13に対して密閉されたのぞき窓14が設けら
れている。こののぞき窓14を通して支持装置7の中に収
納されているアノードを観察することが可能となる。こ
の場合、こののぞき窓14の平面と支持器7によって与え
られる被検アノード8の平面とがなす角度は55〜75°の
範囲にある。
ーシング13が取付けされており、該ケーシング13にはこ
のケーシング13に対して密閉されたのぞき窓14が設けら
れている。こののぞき窓14を通して支持装置7の中に収
納されているアノードを観察することが可能となる。こ
の場合、こののぞき窓14の平面と支持器7によって与え
られる被検アノード8の平面とがなす角度は55〜75°の
範囲にある。
アノード5とカソード6はスイッチ装置15を介して直流
電圧源16に接続されている。カソードに付属している電
流端子は参照数字17で示されている。この装置はバイポ
ーラ型電気化学セルに一致しており、この場合アノード
5側に向いている被検アノード8の裏面はカソードとし
て作動するのに対して、被検アノード8のカソード6に
向いている面はアノードとして作動する。のぞき窓14の
前には、そこに簡略図示しかしてないが、ビデオカメラ
18が配設されており、それの光軸22は被検アノード8に
配向されている。
電圧源16に接続されている。カソードに付属している電
流端子は参照数字17で示されている。この装置はバイポ
ーラ型電気化学セルに一致しており、この場合アノード
5側に向いている被検アノード8の裏面はカソードとし
て作動するのに対して、被検アノード8のカソード6に
向いている面はアノードとして作動する。のぞき窓14の
前には、そこに簡略図示しかしてないが、ビデオカメラ
18が配設されており、それの光軸22は被検アノード8に
配向されている。
組込み固定された電極5,6用の電極材料にはチタンが用
いられる。その場合、被検アノード8も同じくチタンか
らなっていてもよい。組込み固定されたアノード5は被
検アノード8と同じく活性化層が施されている。
いられる。その場合、被検アノード8も同じくチタンか
らなっていてもよい。組込み固定されたアノード5は被
検アノード8と同じく活性化層が施されている。
槽3の材質としてはとくにポリ塩化ビニールが用いられ
る。側面に取付けられたプリズム状ケーシング13も同じ
くポリ塩化ビニールで構成されているが、のぞき窓14用
には合せガラスが用いられる。電解液としては有利には
硫酸ナトリウム溶液が用いられる。その理由は、この溶
液は化学的腐食性が低いため、この発明による装置の操
作が危険でなくしかも迅速となるからである。その際、
検査中に純粋な酸素気泡の発生が生じる。また、危険と
結付いた塩素ガス発生を回避するために、別の塩素イオ
ンを含まない電解液を用いることも可能である。
る。側面に取付けられたプリズム状ケーシング13も同じ
くポリ塩化ビニールで構成されているが、のぞき窓14用
には合せガラスが用いられる。電解液としては有利には
硫酸ナトリウム溶液が用いられる。その理由は、この溶
液は化学的腐食性が低いため、この発明による装置の操
作が危険でなくしかも迅速となるからである。その際、
検査中に純粋な酸素気泡の発生が生じる。また、危険と
結付いた塩素ガス発生を回避するために、別の塩素イオ
ンを含まない電解液を用いることも可能である。
さらに、カソード6に隣接する電解槽の壁2の少なくと
も一部分にのぞき窓14′を設け、カソード6内に穴21を
あけ、ここを通してビデオカメラの光軸22を配向するこ
とも可能である。
も一部分にのぞき窓14′を設け、カソード6内に穴21を
あけ、ここを通してビデオカメラの光軸22を配向するこ
とも可能である。
検査するには、被検アノード8を装着した電解槽をスイ
ッチ装置15の迅速な操作(スイッチオン時間:約0.15
秒)によって直流電圧源16と接続し、槽に電流を流す。
同時に光源9,10をスイッチオンし、ビデオカメラ18が働
いて、アノード8の活性化層上に発生する気泡19を撮影
しはじめる。典型的な例では、この操作は600A/m2の電
流密度で約1秒である。このような短時間の電流の流れ
の場合にのみ活性化層の不活性領域が識別できる。電流
の流れが長い時間続くと、この不活性領域はもはや識別
できなくなる。というのは、その際には活性化層全体が
気泡で覆われてしまうからである。
ッチ装置15の迅速な操作(スイッチオン時間:約0.15
秒)によって直流電圧源16と接続し、槽に電流を流す。
同時に光源9,10をスイッチオンし、ビデオカメラ18が働
いて、アノード8の活性化層上に発生する気泡19を撮影
しはじめる。典型的な例では、この操作は600A/m2の電
流密度で約1秒である。このような短時間の電流の流れ
の場合にのみ活性化層の不活性領域が識別できる。電流
の流れが長い時間続くと、この不活性領域はもはや識別
できなくなる。というのは、その際には活性化層全体が
気泡で覆われてしまうからである。
完全な活性化層の場合だと、第2a図のように、気泡19が
アノード表面全体にわたって均一に分布しているのが見
てとれる。ところがこれに対してアノード表面に不活性
領域があると、第2b図のように気泡の形成されないとこ
ろができるため、不活性領域を確認することができる。
ここではこの不活性領域は参照数字20で示されている。
アノード表面全体にわたって均一に分布しているのが見
てとれる。ところがこれに対してアノード表面に不活性
領域があると、第2b図のように気泡の形成されないとこ
ろができるため、不活性領域を確認することができる。
ここではこの不活性領域は参照数字20で示されている。
第1図は、より見やすくするために部分的に切り欠いて
描いた電解槽の斜視図、第2a図及び第2b図はそれぞれ完
全な活性化層と不活性領域のある電極についての気泡の
発生状況を示す略図である。 3……電解槽、5……アノード、6……カソード、7…
…支持装置、8……被検電極(被検アノード)、9,10…
…光源、14……透明領域(のぞき窓)、18……カメラ、
19……気泡
描いた電解槽の斜視図、第2a図及び第2b図はそれぞれ完
全な活性化層と不活性領域のある電極についての気泡の
発生状況を示す略図である。 3……電解槽、5……アノード、6……カソード、7…
…支持装置、8……被検電極(被検アノード)、9,10…
…光源、14……透明領域(のぞき窓)、18……カメラ、
19……気泡
Claims (12)
- 【請求項1】活性化層を備えた実施的に平らな電気化学
処理用電極の不活性表面領域を検出するために視認検査
する方法において、被検電極(8)を電解槽(3)の中
のアノード(5)とカソード(6)の間へ該電極の検査
すべき表面をカソード(6)側に向けて挿入し、かつ活
性化層に電圧を短時間印加したときに生じる気泡の発生
を識別することを特徴とする、活性化層を有する電極を
視認検査する方法。 - 【請求項2】気泡(19)を照明して該気泡の発生をカメ
ラ(18)を使って記録する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の方法を実施するた
めの装置において、アノード(5)及びカソード(6)
を備えた電解槽ならびに被検電極(8)のための支持装
置(7)から構成され、かつ電解槽(3)に被検電極の
表面を観察するための透明領域(14)が設けられている
ことを特徴とする、活性化層を有する電極を視認検査す
る装置。 - 【請求項4】少なくとも1個の光源(9,10)を有する請
求項3記載の装置。 - 【請求項5】光源(9,10)が電解槽(3)の内側で支持
装置(7)と電解槽のカソード(6)との間に配設され
ている請求項4記載の装置。 - 【請求項6】光源(9,10)の周囲が冷気流で包囲される
請求項5記載の装置。 - 【請求項7】支持装置(7)とアノード(5)との間の
間隔が支持装置(7)とカソード(6)との間の間隔よ
りも小さい請求項3記載の装置。 - 【請求項8】透明領域(14)がカソード(6)と支持装
置(7)の間にある平らな槽領域である請求項3記載の
装置。 - 【請求項9】透明領域(14)と被検電極(8)の表面と
が20〜80゜の角度を成す請求項8記載の装置。 - 【請求項10】該角度が40〜60゜内にある請求項9記載
の装置。 - 【請求項11】電解槽(3)の外側の透明領域(14)の
近くにカメラ(18)を配設した請求項3及び8から10ま
でのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項12】電解液として硫酸ナトリウム溶液を用い
る請求項3から11までのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3837290A DE3837290A1 (de) | 1988-11-03 | 1988-11-03 | Pruefung von elektroden mit aktivierungsschichten |
DE3837290.8 | 1988-11-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179898A JPH02179898A (ja) | 1990-07-12 |
JPH0762277B2 true JPH0762277B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=6366377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1285074A Expired - Lifetime JPH0762277B2 (ja) | 1988-11-03 | 1989-11-02 | 活性化層を有する電極を視認検査する方法及び装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4919766A (ja) |
EP (1) | EP0369103B1 (ja) |
JP (1) | JPH0762277B2 (ja) |
KR (1) | KR970000196B1 (ja) |
AT (1) | ATE81206T1 (ja) |
BR (1) | BR8905380A (ja) |
CA (1) | CA1290396C (ja) |
DE (2) | DE3837290A1 (ja) |
ES (1) | ES2034499T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018009879A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 国立大学法人九州大学 | 電極表面の観察装置ならびにそれを用いた観察方法 |
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US6248601B1 (en) | 1999-04-19 | 2001-06-19 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Fix the glassivation layer's micro crack point precisely by using electroplating method |
FI107192B (fi) | 1999-11-09 | 2001-06-15 | Outokumpu Oy | Menetelmä elektrodin pinnanlaadun tarkistamiseksi |
ES2168224B1 (es) * | 2000-10-20 | 2003-02-16 | Univ Valencia Politecnica | Procedimiento electro-optico de analisis de procesos electroquimicos en tiempo real y dispositivo para su puesta en practica. |
WO2015035528A1 (es) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | New Tech Copper Spa. | Dispositivo de visualización portátil sumergible, para observación en el interior de celdas electrolíticas |
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CN113092551A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-07-09 | 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 | 一种具有多电极的工作电极、组合平行测试系统及其使用方法 |
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1988
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