JPH0761760A - コンテナの反転装置 - Google Patents

コンテナの反転装置

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JPH0761760A
JPH0761760A JP22956893A JP22956893A JPH0761760A JP H0761760 A JPH0761760 A JP H0761760A JP 22956893 A JP22956893 A JP 22956893A JP 22956893 A JP22956893 A JP 22956893A JP H0761760 A JPH0761760 A JP H0761760A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
frame
vertical
soil
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP22956893A
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English (en)
Inventor
Tokuichi Endo
徳一 遠藤
Yasuhiro Kagawa
康裕 香河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endo Kogyo Co Ltd
Sumiyoshi Heavy Industries Co Ltd
Original Assignee
Endo Kogyo Co Ltd
Sumiyoshi Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Endo Kogyo Co Ltd, Sumiyoshi Heavy Industries Co Ltd filed Critical Endo Kogyo Co Ltd
Priority to JP22956893A priority Critical patent/JPH0761760A/ja
Publication of JPH0761760A publication Critical patent/JPH0761760A/ja
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のコンテナの反転装置により、コ
ンテナを支持して容易にかつ迅速に反転する。 【構成】 溝形フレーム3における前記各縦フレーム2
の下端部に、旋回用駆動装置4により回転される横軸を
設け、前記縦フレーム2の内側に配置された旋回部材6
を前記横軸により支持し、前記各旋回部材6に固定され
たガイド部材7とそのガイド部材7により支持されてい
るコンテナ支持部材10の周囲に、回動用駆動装置によ
り回転される複数の縦軸を取付け、各縦軸の下部に非円
形の係合部材を固定し、上部が開放されているコンテナ
14の上部周縁枠15に、前記係合部材に合致する位置
において非円形孔を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設工事において発生
した残土を運搬して廃棄する場合に使用する建設残土処
理用コンテナの反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事において発生した残土
を、コンテナに収容して運搬したのち廃棄する装置とし
ては、特開昭55−52827号公報により公表されて
いるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の建設残土廃
棄装置の場合は、コンテナの底部に底蓋が設けられてい
るので、コンテナ内に水を含む建設残土を収容した場
合、コンテナ本体と底蓋との間から漏水する恐れがあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の建設残土処理用コンテナの反転装
置においては、横フレーム1とその横フレーム1の両端
部から下向きに突出する縦フレーム2とからなる溝形フ
レーム3における前記各縦フレーム2の下端部に、旋回
用駆動装置4により回転される横軸5を設け、前記縦フ
レーム2の内側に配置された旋回部材6を前記横軸5に
より支持し、前記各旋回部材6に固定されたガイド部材
7とそのガイド部材7により支持されているコンテナ支
持部材10の周囲に、回動用駆動装置11により回転さ
れる複数の縦軸12を取付け、各縦軸12の下部に非円
形の係合部材13を固定し、上部が開放されている建設
残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15に、前記係合
部材13に合致する位置において非円形孔16を設け
る。
【0005】
【実施例】図13ないし図16は本発明の実施例におい
て用いられる建設残土処理用コンテナ14を示すもので
あって、上部が開放されている4角形の箱形のコンテナ
本体17における各側板18の内側に、通水用開口部1
9を有する仕切板20が配置され、その仕切板20はコ
ンテナ本体17における底板21および側板18に固定
され、前記各仕切板20の内面に、通水用開口部19に
位置する多数の通水用小径孔22を有する通水板23が
固着され、前記仕切板20の下部に、側板18と仕切板
20との間の水室24を連通させる開口部25が設けら
れ、前後方向に位置する側板18の下部に排水弁26が
接続され、さらに前記コンテナ本体17における上部周
縁枠15の4隅部に、長円形の孔からなる非円形孔16
が設けられている。
【0006】図1ないし図8は本発明の実施例に係る建
設残土処理用コンテナの反転装置を示すものであって、
水平な横フレーム1の両端部に、下向きに突出する垂直
な縦フレーム2の上端部が一体に固定されて、溝形フレ
ーム3が構成され、前記横軸5に固定された駆動歯車2
7に、前記旋回部材6の可動部材28に固定された一対
のケーシング29に摺動自在に嵌合されたラックギヤー
30に噛み合わされ、前記旋回用駆動装置4を正回転運
転または逆回転運転すると、旋回部材6が前方または後
方に移動される。
【0007】前記横フレーム1の中央部に固定されたケ
ーシング31に、吊軸32の上端部が軸受33を介して
支承され、前記吊軸32の上端部に、クレーンのロープ
34を連結する吊り金具35が連結され、前記吊軸32
にウオームホイール36が固定され、減速機付き電動機
からなる水平旋回用駆動装置37により回転されるウオ
ーム38は、前記ウオームホイール36に噛み合わさ
れ、前記水平旋回用駆動装置37を正回転運転または逆
回転運転すると、溝形フレーム3およびこれにより支持
されている部分が、水平状態で正旋回または逆旋回され
る。
【0008】前記各縦フレーム2の下端部に減速機付き
電動機からなる旋回用駆動装置4のケーシングが固定さ
れ、各旋回用駆動装置4により回転される横軸5は、各
縦フレーム2の下部を結ぶ水平線上に配置され、前記旋
回部材6における基端の可動部材28に、一端部が閉じ
られている4角筒状の一対の支承筒29が固定され、各
支承筒29内に前記駆動歯車27に噛み合うラックギヤ
ー30が摺動自在に嵌入され、前記各旋回用駆動装置4
を正回転運転または逆回転運転すると、各ラックギヤー
30が一方または他方の支承筒29の端板39に突き当
たり、次いで旋回部材6が垂直面内で旋回される。
【0009】前記各旋回部材6は平行状態で配置された
一対のガイド部材7を備え、前記一対のガイド部材7に
摺動自在に嵌合された一対の昇降部材8は、複数の連結
部材40により連結され、かつガイド部材7の基端部と
昇降部材8の先端部とは、液圧式伸縮シリンダ9を介し
て連結され、4角形のコンテナ支持部材10における各
側部枠材46の中央部は、取付枠材42を介して各昇降
部材8に連結されている。
【0010】前記コンテナ支持部材10の4隅部に固定
された軸受部材43に、縦軸12が回転自在に嵌設さ
れ、その縦軸12の下部に、長円形の平面形状を有する
非円形の係合部材13が固定され、前記各縦軸12の上
端部に、L形またはT形の回動操作部材44が固定さ
れ、隣り合う回動操作部材44は連結杆45を介して連
結され、一方の側部枠材46に液圧ジャッキからなる回
動用駆動装置11の一端部が連結され、その回動用駆動
装置11の他端部は、連結杆45に対し結合部材47を
介して連結されている。
【0011】前記各係合部材13および軸受部材43の
下部を、建設残土処理用コンテナ14における上部周縁
枠15の各隅部の非円形孔16に挿入したのち、回動用
駆動装置11により係合部材13を90°回動すると、
建設残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15とコンテ
ナ支持部材10とが連結され、また回動用駆動装置11
により係合部材13を逆方向に90°回動すると、前記
建設残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15とコンテ
ナ支持部材10との連結が解放される。
【0012】本発明の実施例に係る建設残土処理用コン
テナの反転装置を使用して、建設残土を廃棄する場合
は、工事現場で発生した含水建設残土を、建設残土処理
用コンテナ14における各仕切板20に囲まれた残土収
容室48に収容し、次いで残土収容室48から水室24
に進入した水を排水弁26から排出する。
【0013】建設残土を収容した複数の建設残土処理用
コンテナ14をトラックに積載して廃棄場所まで運搬
し、次に図1ないし図3に示すように、反転装置におけ
るコンテナ支持部材10を、建設残土処理用コンテナ1
4における上部周縁枠15に適合するように載置すると
共に、前記係合部材13および軸受部材43の下部を、
前記上部周縁枠15の非円形孔16に挿入する。
【0014】次に回動用駆動装置11により各係合部材
13を90°回転して、前記建設残土処理用コンテナ1
4の上部周縁枠15とコンテナ支持部材10とを連結す
る。次いで各伸縮シリンダ9を伸長して、図9および図
10に示すように、コンテナ支持部材10および建設残
土処理用コンテナ14を上昇移動させ、次に旋回用駆動
装置4を運転して、旋回部材6とコンテナ支持部材10
と建設残土処理用コンテナ14とを180°回転して、
建設残土処理用コンテナ14を反転し、その建設残土処
理用コンテナ14内の建設残土を排出する。
【0015】次に旋回用駆動装置4を運転して、旋回部
材6とコンテナ支持部材10と建設残土処理用コンテナ
14とを180°回転したのち、各伸縮シリンダ9を短
縮して建設残土処理用コンテナ14を地上に降ろし、次
いで回動用駆動装置11により各係合部材13を90°
回転したのち、各伸縮シリンダ9によりコンテナ支持部
材10を上昇移動して、そのコンテナ支持部材10を建
設残土処理用コンテナ14から離反させる
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、横フレーム1とその横
フレーム1の両端部から下向きに突出する縦フレーム2
とからなる溝形フレーム3における前記各縦フレーム2
の下端部に、旋回用駆動装置4により回転される横軸5
を設け、前記縦フレーム2の内側に配置された旋回部材
6を前記横軸5により支持し、前記各旋回部材6に固定
されたガイド部材7とそのガイド部材7により支持され
ているコンテナ支持部材10の周囲に、回動用駆動装置
11により回転される複数の縦軸12を取付け、各縦軸
12の下部に非円形の係合部材13を固定し、上部が開
放されている建設残土処理用コンテナ14の上部周縁枠
15に、前記係合部材13に合致する位置において非円
形孔16を設けたので、簡単な構成の建設残土処理用コ
ンテナの反転装置を使用して、建設残土処理用コンテナ
14を支持して容易にかつ迅速に反転することができ、
かつ建設残土処理用コンテナ14の底部に底蓋が設けら
れていないので、水を含む建設残土を建設残土処理用コ
ンテナ14内に収容しても、そのコンテナ14の下部か
ら漏水する恐れを排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る建設残土処理用コンテナ
の反転装置を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に係る建設残土処理用コンテナ
の反転装置を示す側面図である。
【図3】伸縮シリンダ付近を示す一部縦断正面図であ
る。
【図4】旋回部材の旋回構造を示す一部縦断側面図であ
る。
【図5】建設残土処理用コンテナの反転装置の水平旋回
構造を示す一部縦断正面図である。
【図6】コンテナ支持部材およびこれにより支持されて
いる部分を示す一部切欠横断平面図である。
【図7】図6の一部を拡大して示す一部切欠横断平面図
である。
【図8】係合部材の回動操作部を拡大して示す縦断側面
図である。
【図9】建設残土処理用コンテナを上昇移動した状態を
示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】建設残土処理用コンテナを上昇移動させたと
きの伸縮シリンダ付近を示す一部縦断正面図である。
【図12】建設残土処理用コンテナを反転した状態を示
す正面図である。
【図13】建設残土処理用コンテナを示す一部縦断側面
図である。
【図14】建設残土処理用コンテナを示す一部縦断正面
図である。
【図15】建設残土処理用コンテナを示す平面図であ
る。
【図16】図15の一部を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1 横フレーム 2 縦フレーム 3 溝形フレーム 4 旋回用駆動装置 5 横軸 6 旋回部材 7 ガイド部材 8 昇降部材 9 伸縮シリンダ 10 コンテナ支持部材 11 回動用駆動装置 12 縦軸 13 係合部材 14 建設残土処理用コンテナ 15 上部周縁枠 16 非円形孔 17 コンテナ本体 18 側板 19 通水用開口部 20 仕切板 21 底板 22 通水用小径孔 23 通水板 24 水室 25 開口部 26 排水弁 27 駆動歯車 28 可動部材 29 支承筒 30 ラックギヤー 31 ケーシング 32 吊軸 33 軸受 34 ロープ 35 吊り金具 36 ウオームホイール 37 水平旋回用駆動装置 38 ウオーム 39 端板 40 連結部材 41 枠材 42 取付枠材 43 軸受部材 44 回動操作部材 45 連結杆 46 前部枠材 47 結合部材 48 残土収容室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 コンテナの反転装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設工事において発生
した残土を運搬して廃棄する場合等に使用するコンテナ
の反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事において発生した残土
を、コンテナに収容して運搬したのち廃棄する装置とし
ては、特開昭55−52827号公報により公表されて
いるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の建設残土廃
棄装置の場合は、コンテナの底部に底蓋が設けられてい
るので、コンテナ内に水を含む建設残土を収容した場
合、コンテナ本体と底蓋との間から漏水する恐れがあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明のコンテナの反転装置においては、
横フレーム1とその横フレーム1の両端部から下向きに
突出する縦フレーム2とからなる溝形フレーム3におけ
る前記各縦フレーム2の下端部に、旋回用駆動装置4に
より回転される横軸5を設け、前記縦フレーム2の内側
に配置された旋回部材6を前記横軸5により支持し、前
記各旋回部材6に固定されたガイド部材7とそのガイド
部材7により支持されているコンテナ支持部材10の周
囲に、回動用駆動装置11により回転される複数の縦軸
12を取付け、各縦軸12の下部に非円形の係合部材1
3を固定し、上部が開放されているコンテナ14の上部
周縁枠15に、前記係合部材13に合致する位置におい
て非円形孔16を設ける。
【0005】
【実施例】図13ないし図16は本発明の実施例におい
て用いられる建設残土処理用コンテナ14を示すもので
あって、上部が開放されている4角形の箱形のコンテナ
本体17における各側板18の内側に、通水用開口部1
9を有する仕切板20が配置され、その仕切板20はコ
ンテナ本体17における底板21および側板18に固定
され、前記各仕切板20の内面に、通水用開口部19に
位置する多数の通水用小径孔22を有する通水板23が
固着され、前記仕切板20の下部に、側板18と仕切板
20との間の水室24を連通させる開口部25が設けら
れ、前後方向に位置する側板18の下部に排水弁26が
接続され、さらに前記コンテナ本体17における上部周
縁枠15の4隅部に、長円形の孔からなる非円形孔16
が設けられている。
【0006】図1ないし図8は本発明の実施例に係る建
設残土処理用コンテナの反転装置を示すものであって、
水平な横フレーム1の両端部に、下向きに突出する垂直
な縦フレーム2の上端部が一体に固定されて、溝形フレ
ーム3が構成され、前記横軸5に固定された駆動歯車2
7に、前記旋回部材6の可動部材28に固定された一対
のケーシング29に摺動自在に嵌合されたラックギヤー
30に噛み合わされ、前記旋回用駆動装置4を正回転運
転または逆回転運転すると、旋回部材6が前方または後
方に移動される。
【0007】前記横フレーム1の中央部に固定されたケ
ーシング31に、吊軸32の上端部が軸受33を介して
支承され、前記吊軸32の上端部に、クレーンのロープ
34を連結する吊り金具35が連結され、前記吊軸32
にウオームホイール36が固定され、減速機付き電動機
からなる水平旋回用駆動装置37により回転されるウオ
ーム38は、前記ウオームホイール36に噛み合わさ
れ、前記水平旋回用駆動装置37を正回転運転または逆
回転運転すると、溝形フレーム3およびこれにより支持
されている部分が、水平状態で正旋回または逆旋回され
る。
【0008】前記各縦フレーム2の下端部に減速機付き
電動機からなる旋回用駆動装置4のケーシングが固定さ
れ、各旋回用駆動装置4により回転される横軸5は、各
縦フレーム2の下部を結ぶ水平線上に配置され、前記旋
回部材6における基端の可動部材28に、一端部が閉じ
られている4角筒状の一対の支承筒29が固定され、各
支承筒29内に前記駆動歯車27に噛み合うラックギヤ
ー30が摺動自在に嵌入され、前記各旋回用駆動装置4
を正回転運転または逆回転運転すると、各ラックギヤー
30が一方または他方の支承筒29の端板39に突き当
たり、次いで旋回部材6が垂直面内で旋回される。
【0009】前記各旋回部材6は平行状態で配置された
一対のガイド部材7を備え、前記一対のガイド部材7に
摺動自在に嵌合された一対の昇降部材8は、複数の連結
部材40により連結され、かつガイド部材7の基端部と
昇降部材8の先端部とは、液圧式伸縮シリンダ9を介し
て連結され、4角形のコンテナ支持部材10における各
側部枠材46の中央部は、取付枠材42を介して各昇降
部材8に連結されている。
【0010】前記コンテナ支持部材10の4隅部に固定
された軸受部材43に、縦軸12が回転自在に嵌設さ
れ、その縦軸12の下部に、長円形の平面形状を有する
非円形の係合部材13が固定され、前記各縦軸12の上
端部に、L形またはT形の回動操作部材44が固定さ
れ、隣り合う回動操作部材44は連結杆45を介して連
結され、一方の側部枠材46に液圧ジャッキからなる回
動用駆動装置11の一端部が連結され、その回動用駆動
装置11の他端部は、連結杆45に対し結合部材47を
介して連結されている。
【0011】前記各係合部材13および軸受部材43の
下部を、建設残土処理用コンテナ14における上部周縁
枠15の各隅部の非円形孔16に挿入したのち、回動用
駆動装置11により係合部材13を90°回動すると、
建設残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15とコンテ
ナ支持部材10とが連結され、また回動用駆動装置11
により係合部材13を逆方向に90゜回動すると、前記
建設残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15とコンテ
ナ支持部材10との連結が解放される。
【0012】本発明の実施例に係る建設残土処理用コン
テナの反転装置を使用して、建設残土を廃棄する場合
は、工事現場で発生した含水建設残土を、建設残土処理
用コンテナ14における各仕切板20に囲まれた残土収
容室48に収容し、次いで残土収容室48から水室24
に進入した水を排水弁26から排出する。
【0013】建設残土を収容した複数の建設残土処理用
コンテナ14をトラックに積載して廃棄場所まで運搬
し、次に図1ないし図3に示すように、反転装置におけ
るコンテナ支持部材10を、建設残土処理用コンテナ1
4における上部周縁枠15に適合するように載置すると
共に、前記係合部材13および軸受部材43の下部を、
前記上部周縁枠15の非円形孔16に挿入する。
【0014】次に回動用駆動装置11により各係合部材
13を90°回転して、前記建設残土処理用コンテナ1
4の上部周縁枠15とコンテナ支持部材10とを連結す
る。次いで各伸縮シリンダ9を伸長して、図9および図
10に示すように、コンテナ支持部材10および建設残
土処理用コンテナ14を上昇移動させ、次に旋回用駆動
装置4を運転して、旋回部材6とコンテナ支持部材10
と建設残土処理用コンテナ14とを180°回転して、
建設残土処理用コンテナ14を反転し、その建設残土処
理用コンテナ14内の建設残土を排出する。
【0015】次に旋回用駆動装置4を運転して、旋回部
材6とコンテナ支持部材10と建設残土処理用コンテナ
14とを180°回転したのち、各伸縮シリンダ9を短
縮して建設残土処理用コンテナ14を地上に降ろし、次
いで回動用駆動装置11により各係合部材13を90°
回転したのち、各伸縮シリンダ9によりコンテナ支持部
材10を上昇移動して、そのコンテナ支持部材10を建
設残土処理用コンテナ14から離反させるなお、前記実
施例の場合は、コンテナ14の底部に底蓋が設けられて
いないので、水を含む建設残土をコンテナ14内に収容
しても、そのコンテナ14の下部から漏水する恐れを排
除することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、横フレーム1とその横
フレーム1の両端部から下向きに突出する縦フレーム2
とからなる溝形フレーム3における前記各縦フレーム2
の下端部に、旋回用駆動装置4により回転される横軸5
を設け、前記縦フレーム2の内側に配置された旋回部材
6を前記横軸5により支持し、前記各旋回部材6に固定
されたガイド部材7とそのガイド部材7により支持され
ているコンテナ支持部材10の周囲に、回動用駆動装置
11により回転される複数の縦軸12を取付け、各縦軸
12の下部に非円形の係合部材13を固定し、上部が開
放されているコンテナ14の上部周縁枠15に、前記係
合部材13に合致する位置において非円形孔16を設け
たので、簡単な構成のコンテナの反転装置を使用して、
コンテナ14を支持して容易にかつ迅速に反転すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る建設残土処理用コンテナ
の反転装置を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に係る建設残土処理用コンテナ
の反転装置を示す側面図である。
【図3】伸縮シリンダ付近を示す一部縦断正面図であ
る。
【図4】旋回部材の旋回構造を示す一部縦断側面図であ
る。
【図5】建設残土処理用コンテナの反転装置の水平旋回
構造を示す一部縦断正面図である。
【図6】コンテナ支持部材およびこれにより支持されて
いる部分を示す一部切欠横断平面図である。
【図7】図6の一部を拡大して示す一部切欠横断平面図
である。
【図8】係合部材の回動操作部を拡大して示す縦断側面
図である。
【図9】建設残土処理用コンテナを上昇移動した状態を
示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】建設残土処理用コンテナを上昇移動させたと
きの伸縮シリンダ付近を示す一部縦断正面図である。
【図12】建設残土処理用コンテナを反転した状態を示
す正面図である。
【図13】建設残土処理用コンテナを示す一部縦断側面
図である。
【図14】建設残土処理用コンテナを示す一部縦断正面
図である。
【図15】建設残土処理用コンテナを示す平面図であ
る。
【図16】図15の一部を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】 1 横フレーム 2 縦フレーム 3 溝形フレーム 4 旋回用駆動装置 5 横軸 6 旋回部材 7 ガイド部材 8 昇降部材 9 伸縮シリンダ 10 コンテナ支持部材 11 回動用駆動装置 12 縦軸 13 係合部材 14 建設残土処理用コンテナ 15 上部周縁枠 16 非円形孔 17 コンテナ本体 18 側板 19 通水用開口部 20 仕切板 21 底板 22 通水用小径孔 23 通水板 24 水室 25 開口部 26 排水弁 27 駆動歯車 28 可動部材 29 支承筒 30 ラックギヤー 31 ケーシング 32 吊軸 33 軸受 34 ロープ 35 吊り金具 36 ウオームホイール 37 水平旋回用駆動装置 38 ウオーム 39 端板 40 連結部材 41 枠材 42 取付枠材 43 軸受部材 44 回動操作部材 45 連結杆 46 前部枠材 47 結合部材 48 残土収容室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横フレーム1とその横フレーム1の両端
    部から下向きに突出する縦フレーム2とからなる溝形フ
    レーム3における前記各縦フレーム2の下端部に、旋回
    用駆動装置4により回転される横軸5を設け、前記縦フ
    レーム2の内側に配置された旋回部材6を前記横軸5に
    より支持し、前記各旋回部材6に固定されたガイド部材
    7とそのガイド部材7により支持されているコンテナ支
    持部材10の周囲に、回動用駆動装置11により回転さ
    れる複数の縦軸12を取付け、各縦軸12の下部に非円
    形の係合部材13を固定し、上部が開放されている建設
    残土処理用コンテナ14の上部周縁枠15に、前記係合
    部材13に合致する位置において非円形孔16を設けた
    建設残土処理用コンテナの反転装置。
JP22956893A 1993-08-24 1993-08-24 コンテナの反転装置 Pending JPH0761760A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT5762U3 (de) * 2001-12-14 2003-09-25 Hueffermann Fahrzeugtech Gmbh Entleerung von grossbehältern

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT5762U3 (de) * 2001-12-14 2003-09-25 Hueffermann Fahrzeugtech Gmbh Entleerung von grossbehältern

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